JP2001263186A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
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Abstract
の並列多気筒エンジンが搭載されたものにおいて、車体
フレームのメインパイプの左右間隔が拡大することを防
止し、ライダーの乗車性や走行性能の劣化の回避および
車体フレームの設計と製造の容易化を図る。 【解決手段】ツインパイプ形式の車体フレームに燃料噴
射式の並列多気筒エンジンが搭載され、上記車体フレー
ムの左右一対のメインパイプの間に燃料噴射装置が配置
され、上記燃料噴射装置の内部にメインスロットルバル
ブとサブスロットルバルブが設置された自動二輪車にお
いて、燃料噴射装置(18)の一側にメインスロットル
バルブの駆動部(71)を配置し、燃料噴射装置(1
8)の他側にサブスロットルバルブの駆動部(72)を
配置した。
Description
の車体フレームに燃料噴射式の並列多気筒エンジンが搭
載された自動二輪車に関するものである。
イプ形式の車体フレームにエンジンのクランクケースと
シリンダー部を固定し、エンジン自体を車体フレームの
強度部材として活用することにより車体の軽量化とコン
パクト化を図ったレイアウトが多用されている。このレ
イアウトの場合、エンジンは車体フレームの左右一対の
太いメインパイプの間に挟まれるように保持される。そ
して、エンジンが燃料噴射式である場合には燃料噴射装
置(スロットルボディー)も左右のメインパイプの間に
設置され、燃料噴射装置に内蔵されるメインスロットル
バルブの駆動部とサブスロットルバルブの駆動部が燃料
噴射装置の一側にまとめて配置される。
ダーが操作するスロットルグリップの動きがケーブルを
介して伝達され、スロットルグリップの動きに合わせて
メインスロットルバルブが開閉する。一方、サブスロッ
トルバルブの駆動部にはステッピングモーター等を利用
したアクチュエーターの動力がケーブル等を介して伝達
される。このアクチュエーターは運転制御ユニットによ
り作動させられ、メインスロットルバルブの開度や種々
の運転状況に応じてサブスロットルバルブの開度が設定
される。
おいてエンジンが並列多気筒型である場合には、エンジ
ン自体の横幅が大きくなることから、その両側に位置す
る車体フレームのメインパイプの左右間隔が拡がる傾向
があり、前述の如く燃料噴射装置のメイン側とサブ側の
スロットルバルブ駆動部が燃料噴射装置の一側にまとめ
て配置されていると、両駆動部の集合体がエンジンより
も外方に突出してしまい、メインパイプの左右間隔を一
層拡大させてしまう。
む(ニーグリップする)ようにして跨がるライダーの乗
車性が大きく損なわれるばかりか、自動二輪車の車幅が
増大して前面投影面積が拡大し、空力特性や燃費特性等
の走行性能の劣化といった弊害を招く。しかも、スロッ
トルバルブの駆動部が設けられる側のメインパイプのみ
が外側に膨らむ形となるため、車体フレームが左右非対
称になってその設計や製造が困難になる。
解決するべく発明されたものであり、その目的は、ツイ
ンパイプ形式の車体フレームに燃料噴射式の並列多気筒
エンジンが搭載されたものにおいて、車体フレームのメ
インパイプの左右間隔が拡大することを防止し、ライダ
ーの乗車性や走行性能の劣化の回避および車体フレーム
の設計と製造の容易化を図ることにある。
目的は、燃料噴射装置のサブスロットルバルブ駆動用の
アクチュエーターの耐久性を向上させるとともに、燃料
噴射装置をエンジンに近接設置可能にし、エンジン回り
のコンパクト化を図ることにある。
め、本発明に係る自動二輪車は、特許請求の範囲の請求
項1に記載したように、ツインパイプ形式の車体フレー
ムに燃料噴射式の並列多気筒エンジンが搭載され、上記
車体フレームの左右一対のメインパイプの間に燃料噴射
装置が配置され、上記燃料噴射装置の内部にメインスロ
ットルバルブとサブスロットルバルブが設置された自動
二輪車において、上記燃料噴射装置の一側に上記メイン
スロットルバルブの駆動部を配置し、燃料噴射装置の他
側に上記サブスロットルバルブの駆動部を配置したこと
を特徴とする。この構成により、燃料噴射装置の両側に
メインスロットルバルブの駆動部とサブスロットルバル
ブの駆動部が振り分けられて配置され、それぞれの駆動
部が小さなスペースに収まってエンジンよりも外方に突
出することがなくなるため、車体フレームのメインパイ
プ左右間隔を拡大させることがない。
2に記載したように、請求項1の構成において、前記メ
インスロットルバルブの開度を検出するバルブポジショ
ンセンサーを前記サブスロットルバルブの駆動部の側に
設けた。こうした場合、メインスロットルバルブの駆動
部よりもボリュームの小さいサブスロットルバルブの駆
動部に隣接してバルブポジションセンサーが設けられる
ので、バルブポジションセンサーの設置スペースを充分
に確保でき、これによりバルブポジションセンサーの側
方への突出を防いで車体フレームのメインパイプ左右間
隔の拡大を防止できる。
項3に記載したように、請求項1および請求項2の構成
において、側面視でスロットル通路の長手方向が前記メ
インパイプの長手方向に対し略直交し、前記メインスロ
ットルバルブと前記サブスロットルバルブのうち、上側
に位置する方のスロットルバルブがメインパイプの上縁
よりも上方に位置するように燃料噴射装置の位置を設定
した。この構成によれば、上側に位置する方のスロット
ルバルブの駆動部を車体フレームのメインパイプに干渉
させることなく設けられるので、メインパイプ間隔の拡
大を一層有効に防止できる。
4に記載したように、請求項1の構成において、前記サ
ブスロットルバルブ駆動用のアクチュエーターを、前記
メインパイプの上部に設置された燃料タンクと、メイン
パイプと、前記エンジンに囲まれた空間に配置した。こ
うすれば、アクチュエーターがその周囲を上記部材群に
囲まれるので破損や汚損が防止されて耐久性が向上す
る。
項5に記載したように、請求項1および請求項2の構成
において、前記エンジンの一側にカム軸駆動機構が設け
られている場合に、前記メインスロットルバルブの駆動
部を上記カム軸駆動機構の反対側に配置した。これによ
り、メインスロットルバルブの駆動部よりもボリューム
の小さなサブスロットルバルブの駆動部がエンジンのカ
ム軸駆動機構側に配置されるので、エンジンの前後方向
に突出するカム軸駆動機構に干渉することなく燃料噴射
装置をエンジンに近接させることができ、エンジン回り
のコンパクト化を図ることができる。
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る自
動二輪車の一例を示す左側面図である。
車体フレーム2の前頭部に前輪3を支持するフロントフ
ォーク4がハンドルバー5等と共に左右回動自在に軸支
され、車体フレーム2の中央下部にて車幅方向に軸支さ
れたピボット軸6に後輪7を支持するスイングアーム8
が上下回動可能に軸支されている。
いメインパイプ10により構成され、後半部分は略トラ
ス構造のシートフレーム11により構成され、メインパ
イプ10とシートフレーム11との間に左右一対のフレ
ームセンター12が設けられている。なお、左右のメイ
ンパイプ10の間と左右のフレームセンター12の間
は、車幅方向に延びる複数のブリッジ部材(非図示)に
より連結されている。
が載置され、シートフレーム11の上にはライダーシー
ト15とピリオンシート16が設けられる。そして、メ
インパイプ10の下方、かつ上部が左右のメインパイプ
10の間に挟まれるようにしてエンジン17が搭載され
ている。このエンジン17は燃料噴射式であり、図2お
よび図3にも示すように、その上部後方に、横に4基連
なる燃料噴射装置18が接続され、燃料噴射装置18の
上部に箱状のエアクリーナー19が接続されている。エ
アクリーナー19は燃料タンク14の下面に形成された
凹部14aに収容される形となる。なお、符号20で示
す部材は燃料ポンプである。
イクルDOHCエンジンであり、そのクランクケース2
1の上面前部にシリンダーブロック22とシリンダーヘ
ッド23とヘッドカバー24が前傾して設置され、クラ
ンクケース21はアッパーケース25とミドルケース2
6とロアーケース27とを備えた上下3分割式であり、
ロアーケース27の下部にオイルパン28が被着されて
いる。
はシリンダーブロック22の下部に一体化されており、
このアッパーケース25とミドルケース26間の合面
に、車幅方向に沿うクランク軸30が軸支され、ミドル
ケース26とロアーケース27間の合面に、かつクラン
ク軸30の後方位置に前後2本のミッション軸31,3
2が軸支されている。
シリンダーボア33が4本横並びに形成され、シリンダ
ーヘッド23の下面には各シリンダーボア33に整合す
る4つの燃焼室34が形成され、シリンダーボア33内
に摺動自在に挿入されたピストン35(ピストンピン3
6)とクランク軸30の軸心に対し偏心して設けられた
クランクピン37との間がコンロッド38で連結されて
いる。
ら各燃焼室34内に連通する吸気ポート41と排気ポー
ト42が形成され、各吸気ポート41に設けられた吸気
バルブ43と、各排気ポート42に設けられた排気バル
ブ44が、それぞれシリンダーヘッド23内に軸支され
た吸気カム軸45と排気カム軸46により所定のタイミ
ングで開閉制御される。吸気カム軸45と排気カム軸4
6は、図3に示すようにエンジン17の一側(例えば右
側)に設けられたカム軸駆動機構48により回転駆動さ
れる。
動式であり、クランク軸30の右端付近に設けられたド
ライブスプロケット49と、吸気カム軸45および排気
カム軸46の右端付近に設けられたドリブンスプロケッ
ト50と、これらのスプロケット49,50の周囲に巻
回されたタイミングチェーン51と、図示しないチェー
ンテンショナーとを備えて構成され、クランク軸30の
回転を2分の1に減速して吸気カム軸45および排気カ
ム軸46に伝達する。
35の往復運動はコンロッド38によりクランク軸30
の回転運動に変換され、クランク軸30の回転が2本の
ミッション軸31,32に軸装された図示しないミッシ
ョン装置により変速されてエンジン17の出力として取
り出され、ドライブチェーン53(図1参照)により後
輪7に伝達される。
18の下部が接続され、各排気ポート42には排気管5
4(図1参照)が接続される。排気管54はエンジン1
7の下面を回って後方に延び、排気マフラー55に繋が
る。なお、自動二輪車1の車体前半部は流線形のカウリ
ング56に覆われており、このカウリング56によりエ
ンジン17や燃料噴射装置18、排気管54等が外部に
対し隠蔽される。
8は横1列に固定されてユニット化され、図2に示すよ
うに車体フレーム2の左右のメインパイプ10の間に配
置されている。一方、エアクリーナー19の内部はエア
フィルター58によりダーティーサイド58aとクリー
ンサイド58bとに区画され、ダーティーサイド58a
にはカウリング56の前面に開口するエアインレット5
9が設けられ、クリーンサイド58bに燃料噴射装置1
8が接続される。
装置18は、それぞれスロットルボディー61の内部に
スロットル通路62が形成されて外部にインジェクター
ノズル63が設けられ、スロットル通路62を車幅方向
に横切る形で回転自在に軸支されたバルブ軸64,65
にそれぞれバタフライ式のメインスロットルバルブ66
とサブスロットルバルブ67が設けられている。
トルバルブ67はバルブ軸64,65の回動とともに回
動してスロットル通路62の通路面積を変化させる。4
基の燃料噴射装置18の間で4本のバルブ軸64とバル
ブ軸65は回転一体に連結されており、4つのメインス
ロットルバルブ66の開度と、4つのサブスロットルバ
ルブ67の開度が完全に同調するようになっている。な
お、サブスロットルバルブ67はメインスロットルバル
ブ66よりも上流側に設けられている。
ーノズル63はメインスロットルバルブ66の下流側に
配置されて車幅方向に延びるデリバリー管68により接
続され、燃料タンク14の燃料がデリバリー管68から
各インジェクターノズル63に均等に分配され、スロッ
トル通路62内に噴射されるようになっている。
装置18の位置は、そのスロットル通路62がエンジン
17の吸気ポート41にストレートに繋がり、かつスロ
ットル通路62の長手方向が車体フレーム2のメインパ
イプ10の長手方向に対して略直交し、メインスロット
ルバルブ66とサブスロットルバルブ67のうち、上側
に位置する方のスロットルバルブ、即ちここではサブス
ロットルバルブ67(バルブ軸65)がメインパイプ1
0の上縁よりも上方に位置するように定められている。
のカム軸駆動機構48の反対側、即ち最も左側の燃料噴
射装置18の左側面にメインスロットルバルブ66の駆
動部71が設けられている(図5も参照)。一方、最も
右側の燃料噴射装置18の右側面にはサブスロットルバ
ルブ67の駆動部72と、メインスロットルバルブ66
の開度を検出するバルブポジションセンサー73(図6
参照)が設けられている。
は、バルブ軸64の左端に回転一体に固定されるメイン
バルブプーリー75と、このメインバルブプーリー75
に連結された2本のスロットルケーブル76,77と、
メインバルブプーリー75を閉じる方向に付勢するリタ
ーンスプリング78(図3参照)と、アイドリングスピ
ードアジャスター79等を備えて構成されており、スロ
ットルケーブル76,77の他端はハンドルバー5に設
けられたスロットルグリップ(非図示)に連結されてい
る。なお、バルブポジションセンサー73はバルブ軸6
4の右端に同軸的に設けられ、バルブポジションセンサ
ー73から延出するハーネス80が図示しない運転制御
ユニットに接続される。
72は、バルブ軸65の右端に回転一体に固定されるサ
ブバルブレバー82と、このサブバルブレバー82に連
結された2本のコントロールケーブル83,84とを備
えて構成され、コントロールケーブル83,84の他端
はアクチュエーター85に内蔵されたステッピングモー
ター86のドライブプーリー87に連結されている。ア
クチュエーター85は、図2に示すように、車体フレー
ム2のメインパイプ10と燃料タンク14とエンジン1
7に囲まれた空間に配置されており、これによってアク
チュエーター85の破損や汚損が防止されて耐久性の向
上が図られている。なお、アクチュエーター85のステ
ッピングモーター86から延びるハーネス88も前記運
転制御ユニットに接続される。
いて、ライダーがスロットルグリップを捻ると、スロッ
トルグリップの回動がスロットルケーブル76,77を
経てメインバルブプーリー75に伝達され、メインバル
ブプーリー75の回動がバルブ軸64を介してメインス
ロットルバルブ66を回動させる。メインスロットルバ
ルブ66の開度(回動量)はバルブポジションセンサー
73により検出され、そのデータが運転制御ユニットに
入力される。
ルブ66の開度データや種々の運転状況(例えば車速、
変速ポジション、外気温、冷却水温、気圧等)のデータ
に応じてインジェクターノズル63からの燃料噴射量を
変化させ、同時にアクチュエーター85を作動させてサ
ブバルブレバー82の開度を変化させる。アクチュエー
ター85のステッピングモーター86が作動すると、ド
ライブプーリー87の回動がコントロールケーブル8
3,84を経てサブバルブレバー82に伝達され、サブ
バルブレバー82の回動がバルブ軸65を介してサブス
ロットルバルブ67を回動させる。
トルバルブ67の回動量が大きくなる程、スロットル通
路62の通路面積が拡大するとともにインジェクターノ
ズル63からの燃料噴射量が増大し、エンジン17の出
力が向上する。運転制御ユニットは、常に燃料噴射量と
サブスロットルバルブ67の開度を適切に制御し、あら
ゆる運転状況下において最適な空燃比がもたらされるよ
うにする。なお、アイドリングスピードアジャスター7
9を操作することにより、エンジン17のアイドリング
運転時におけるメインバルブプーリー75の位置(メイ
ンスロットルバルブ66の最少開度)を変化させてアイ
ドリングスピードを調整することができる。
射装置18の一側(左側)にメインスロットルバルブ6
6の駆動部71が配置され、他側(右側)にサブスロッ
トルバルブ67の駆動部72が配置されて両駆動部7
1,72が燃料噴射装置18の左右両側に振り分けられ
て配置されているため、それぞれの駆動部71,72が
小さなスペースに収まってエンジン17よりも外方に突
出することがない。
車体フレーム2のメインパイプ10の左右間隔が拡がる
ことがなく、図1に示すようにメインパイプ10の両外
側を膝でニーグリップして跨がるライダーRの乗車性が
損なわれない。しかも、自動二輪車1の車幅や前面投影
面積の増大が抑えられるので空力特性や燃費特性等の走
行性能の劣化を招かない。その上、片側のメインパイプ
10のみが外側に膨らむようなことがないため、車体フ
レーム2を左右対称に形成してその設計や製造を容易に
することができる。
部71よりもボリュームの小さいサブスロットルバルブ
67の駆動部72の側にバルブポジションセンサー73
を設けたので、バルブポジションセンサー73の設置ス
ペースを充分に確保することができ、これによりバルブ
ポジションセンサー73の側方への突出を防止してメイ
ンパイプ10の間隔拡大を一層有効に防止することがで
きる。
手方向がメインパイプ10の長手方向に対し略直交し、
メインスロットルバルブ66の上方に位置するサブスロ
ットルバルブ67がメインパイプ10の上縁よりも上方
に位置するように燃料噴射装置18の位置を設定したた
め、サブスロットルバルブ67の駆動部72をメインパ
イプ10に干渉させることなく設けることができ、この
点でもメインパイプ10の間隔拡大防止に貢献できる。
部71をカム軸駆動機構48の反対側、即ちエンジン1
7の左側に配置したことにより、カム軸駆動機構48側
に配置されるのはメインスロットルバルブ66の駆動部
71よりもボリュームの小さなサブスロットルバルブ6
7の駆動部72となり、これによってエンジン17の前
後方向に突出する形状のカム軸駆動機構48に干渉する
ことなく燃料噴射装置18をエンジン17に近接させて
設置することができ、エンジン17回りのコンパクト化
に多大な貢献を果たすことができる。
列4気筒エンジンとされているが、例えば単気筒エンジ
ンや並列2気筒〜3気筒エンジン、V型エンジン、スク
エア型エンジン等、他の気筒配置のエンジンであっても
上記燃料噴射装置18回りの構成を適用あるいは応用す
ることができる。
側にカム軸駆動機構48が設けられ、メインスロットル
バルブ66の駆動部71が左側の燃料噴射装置18の左
側面に設けられ、サブスロットルバルブ67の駆動部7
2とバルブポジションセンサー73が右側の燃料噴射装
置18の右側面に設けられているが、これらの部材4
8,71,72,73の左右位置関係を全く逆にしても
よい。
は、ツインパイプ形式の車体フレームに燃料噴射式の並
列多気筒エンジンが搭載され、上記車体フレームの左右
一対のメインパイプの間に燃料噴射装置が配置され、上
記燃料噴射装置の内部にメインスロットルバルブとサブ
スロットルバルブが設置された自動二輪車において、上
記燃料噴射装置の一側に上記メインスロットルバルブの
駆動部を配置し、燃料噴射装置の他側に上記サブスロッ
トルバルブの駆動部を配置したことを特徴とするため、
車体フレームのメインパイプの左右間隔が拡大すること
を防止し、ライダーの乗車性や走行性能の劣化の回避お
よび車体フレームの設計と製造の容易化を図ることがで
きる。
図。
装置、エアクリーナーの縦断面図。
示すエンジンおよび燃料噴射装置の後面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 ツインパイプ形式の車体フレームに燃料
噴射式の並列多気筒エンジンが搭載され、上記車体フレ
ームの左右一対のメインパイプの間に燃料噴射装置が配
置され、上記燃料噴射装置の内部にメインスロットルバ
ルブとサブスロットルバルブが設置された自動二輪車に
おいて、上記燃料噴射装置(18)の一側に上記メイン
スロットルバルブ(66)の駆動部(71)を配置し、
燃料噴射装置(18)の他側に上記サブスロットルバル
ブ(67)の駆動部(72)を配置したことを特徴とす
る自動二輪車。 - 【請求項2】 前記メインスロットルバルブ(66)の
開度を検出するバルブポジションセンサー(73)を前
記サブスロットルバルブ(67)の駆動部(72)の側
に設けた請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項3】 側面視でスロットル通路(62)の長手
方向が前記メインパイプ(10)の長手方向に対し略直
交し、前記メインスロットルバルブ(66)と前記サブ
スロットルバルブ(67)のうち、上側に位置する方の
スロットルバルブがメインパイプ(10)の上縁よりも
上方に位置するように燃料噴射装置(18)の位置を設
定した請求項1および請求項2に記載の自動二輪車。 - 【請求項4】 前記サブスロットルバルブ(67)駆動
用のアクチュエーター(85)を、前記メインパイプ
(10)の上部に設置された燃料タンク(14)と、メ
インパイプ(10)と、前記エンジン(17)に囲まれ
た空間に配置した請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項5】 前記エンジン(17)の一側にカム軸駆
動機構(48)が設けられている場合に、前記メインス
ロットルバルブ(66)の駆動部(71)を上記カム軸
駆動機構(48)の反対側に配置した請求項1および請
求項2に記載の自動二輪車。
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