JP2001262889A - 入退室管理装置、入退室管理システム、入退室警備システム及び入退館警備システム - Google Patents

入退室管理装置、入退室管理システム、入退室警備システム及び入退館警備システム

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JP2001262889A
JP2001262889A JP2000070731A JP2000070731A JP2001262889A JP 2001262889 A JP2001262889 A JP 2001262889A JP 2000070731 A JP2000070731 A JP 2000070731A JP 2000070731 A JP2000070731 A JP 2000070731A JP 2001262889 A JP2001262889 A JP 2001262889A
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Yasuo Ooka
泰雄 大岡
Mitsunobu Okazumi
光信 岡積
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の利用者が部屋を利用する場合、利用者
全員が本人確認をして解錠したり、内側から扉を開けて
もらう必要をなくす。 【解決手段】 指紋認識装置1は、最初の利用者が指紋
認識して施錠されている電気錠31を解錠して会議室2
へ入室した後、電気錠31を解錠状態に維持する。さら
に、指紋認識装置1は、最後の利用者が指紋認識して解
錠状態にある電気錠31を退室して指紋認識して電気錠
31を施錠した後、電気錠の施錠を維持する。これによ
って、利用者全員が本人確認をして解錠したり、内側か
ら扉を開けてもらう必要をなくす。また、電気錠31が
施錠状態にあるか又は解錠状態にあるかを表示部13に
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入退室管理装置、
入退室管理システム、入退室警備システム、及び入退館
警備システムに関するものである。特に、本発明の入退
室管理装置、入退室管理システムは、指紋認識装置等の
入退室管理装置を備えた会議室等の部屋に利用者が入退
室する際に、正当利用者(例えば、指紋認識して一致し
た者)が解錠して入室した後、再び正当利用者が施錠し
て退室するまで、部屋を解錠状態に保ち、複数の利用者
の利便性を高めるのに好適な入退室管理装置、入退室管
理システムに関する。また、本発明の入退室管理システ
ムは、会議室予約システムと前記入退室管理システムと
を組み合わせることにより、セキュリティを高めるのに
好適な入退室管理システムに関する。また、本発明の入
退室警備システムは、警備システムと前記入退室管理シ
ステムとを組み合わせることにより、正当利用者が解錠
して入室した後、再び正当利用者が施錠して退室するま
で、会議室等の入退室に関する警備を停止するようにし
た入退室警備システムに関する。さらに、本発明の入退
館警備システムは、指紋認識装置等の入退館管理装置を
備えた建物において、正当利用者が解錠して入館した
後、再び正当利用者が指紋施錠して退館するまで、建物
の入退館に関する警備を停止するようにした入退館管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入退室管理システムにおいては、
指紋認識装置を備えた会議室等の部屋の利用者はあらか
じめ指紋認識装置に指紋登録しておき、入室する際に指
紋認識装置を用いて指紋認識することによって電気錠を
解錠する。電気錠の解錠後、前記利用者が扉を開けて入
室し、扉を閉めると電気錠は再び施錠される。さらに、
指紋登録している他の正当利用者が入室する場合、前記
動作を繰り返すか、又はすでに入室している正当利用者
に部屋の内側から扉を開けてもらう必要がある。
【0003】また、従来の入退室管理システムにおいて
は、会議室予約システムとの連携が取られていないた
め、会議室の予約時間外においても、正当利用者が指紋
認識装置を用いて指紋認識することによって電気錠を解
錠し、入室することができる。また、従来の入退室管理
システムは、警備システムとの連携が取られていないた
め、会議室の利用中においても、会議室の入退室に関す
る警備を行っている。
【0004】また、従来の入退室管理システムは、警備
システムとの連携が取られていないため、建物の扉が正
当利用者によって解錠・入館された後においても、建物
の入退館に関する警備を行っている。前記従来技術は、
指紋認識装置によって本人確認する場合を例にして説明
したが、指紋認識装置の他に、磁気カード等を用いる接
続カードリーダ、無線カード等を用いる非接触カードリ
ーダ、及びICカードリーダ等を用いて、正当利用者を
確認する場合においても同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の入退室管理シス
テムにおいては、第1に、複数の利用者が会議室等の部
屋を利用する場合、正当利用者が入室するごとに本人確
認を行うか、又は部屋の内側から扉を開けてもらう必要
があり、大変不便であるという問題点がある。また、従
来の入退室管理システムにおいては、第2に、会議室等
の部屋の予約時間外においても、正当利用者が本人確認
を行うことにより、電気錠を解錠し、入室することがで
きるという問題点がある。
【0006】また、従来の入退室管理システムにおいて
は、第3に、会議室の利用中においても、会議室の入退
室に関する警備を行っているという問題点がある。さら
に、従来の入退館管理システムは、建物の扉が正当利用
者によって解錠され、入館した後においても、ビルの入
退館に関する警備を行っているという問題点がある。
【0007】本発明の第1の目的は、複数の利用者が会
議室等の部屋を利用する場合、利用者全員が本人確認を
したり、内側から扉を開けてもらう必要のない入退室管
理装置及び入退室管理システムを提供することにある。
本発明の第2の目的は、会議室等の部屋の予約時間外に
は、正当利用者が本人確認を行っても電気錠を解錠する
ことができない入退室管理システムを提供することにあ
る。
【0008】本発明の第3の目的は、会議室等の部屋の
利用中に限って、会議室等の部屋の入退室に関する警備
を行わないようにした入退室警備システムを提供するこ
とにある。本発明の第4の目的は、建物の扉が正当利用
者によって解錠され、入館した後は、建物の入退館に関
する警備を行わないようにした入退館警備システムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する入退
室管理装置は、部屋の利用を許可されている複数の正当
利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、部屋
の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
記電気錠を解錠し、解錠されている前記電気錠を施錠す
る制御手段とを備えた入退室管理装置において、前記制
御手段は、前記利用者確認手段が正当利用者を確認し、
施錠されている前記電気錠を解錠した後、電気錠を解錠
状態に維持し、かつ利用者確認手段が正当利用者を確認
し、解錠されている電気錠を施錠した後、電気錠の施錠
状態を維持すると共に、前記電気錠が施錠状態にあるか
又は解錠状態にあるかを前記制御部からの指示に応じて
表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明によれば、部屋が施錠
状態において正当利用者の確認が行われたとき解錠状態
が維持され、部屋が解錠状態において正当利用者の確認
が行われたとき施錠される。また、電気錠の状態(施錠
中、解錠中)は、表示器に表示される。請求項2に記載
する入退室管理システムは、部屋の利用を許可されてい
る複数の正当利用者を確認することが可能な利用者確認
手段と、部屋の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用
者確認手段が利用者を正当利用者と確認したとき、施錠
されている前記電気錠を解錠し、解錠されている前記電
気錠を施錠する制御手段とを備えた入退室管理装置を各
部屋ごとに設け、前記各入退室管理装置とホストコンピ
ュータとを通信回線を介して接続し、各部屋における利
用者の入退室を管理する入退室管理システムにおいて、
前記各入退室管理装置における制御手段は、前記利用者
確認手段が正当利用者を確認し、施錠されている前記電
気錠を解錠した後、電気錠を解錠状態に維持し、かつ利
用者確認手段が正当利用者を確認し、解錠されている電
気錠を施錠した後、電気錠の施錠状態を維持すると共
に、前記各入退室管理装置の電気錠が施錠状態にあるか
又は解錠状態にあるかを、前記制御部からの指示に応じ
て表示する表示手段を各入退室管理装置ごとに備え、さ
らに前記各入退室管理装置の電気錠が施錠中か解錠中か
の情報を前記通信回線を通して前記ホストコンピュータ
に送信し、ホストコンピュータの表示装置が各入退室管
理装置の電気錠が施錠中か解錠中かを表示することを特
徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、各部屋が施
錠状態において正当利用者の確認が行われたとき解錠状
態が維持され、各部屋が解錠状態において正当利用者の
確認が行われたとき施錠される。また、各電気錠の状態
(施錠中、解錠中)は、各表示器に表示される。請求項
3に記載する入退室管理システムは、部屋の利用を許可
されている複数の正当利用者を確認することが可能な利
用者確認手段と、部屋の扉を施錠・解錠する電気錠と、
前記利用者確認手段が利用者を正当利用者と確認したと
き、施錠されている前記電気錠は解錠し、解錠されてい
る前記電気錠は施錠する制御手段とを備えた入退室管理
装置を各部屋ごとに設け、前記各入退室管理装置と会議
室予約システム内のホストコンピュータとを通信回線を
介して接続し、各部屋における利用者の入退室と会議室
の予約登録及び予約日時を管理する入退室管理システム
において、前記各入退室管理装置の制御部は、前記会議
室予約システム内のホストコンピュータから通信回線を
通して予約日時に関する情報を受信し、前記各入退室管
理装置における制御手段は、前記利用者確認手段が各部
屋の予約時間帯内において正当利用者を確認し、施錠さ
れている前記電気錠を解錠した後、電気錠を解錠状態に
維持し、かつ利用者確認手段が各部屋の予約時間帯内に
おいて正当利用者を確認し、解錠されている電気錠を施
錠し、かつ解錠状態で予約時間帯外となったとき電気錠
を施錠すると共に、前記各入退室管理装置の電気錠が予
約時間内で施錠中であるか又は解錠中であるか又は予約
時間外で施錠中であるかを、前記制御部からの指示に応
じて表示する表示手段を各入退室管理装置ごとに備えた
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、各部屋にお
いて、予約時間帯内において正当利用者の確認が行われ
たとき解錠されと同時に解錠状態が維持され、予約時間
帯内に最終利用者が指紋照合した場合、又は解錠中に予
約時間帯外となった場合、施錠される。また、電気錠の
状態(予約時間内施錠中、予約時間外施錠中、解錠中)
は、各表示器に表示される。
【0013】請求項4に記載する入退室警備システム
は、部屋の利用を許可されている複数の正当利用者を確
認することが可能な利用者確認手段と、部屋の扉を施錠
・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が利用者を正
当利用者と確認したとき、施錠されている前記電気錠は
解錠し、解錠されている前記電気錠は施錠する制御手段
とを備えた入退室管理装置を各部屋ごとに設け、前記各
入退室管理装置と警備システム内のホストコンピュータ
とを通信回線を介して接続し、各部屋の警備を行う入退
室警備システムにおいて、前記各入退室管理装置におけ
る制御手段は、前記利用者確認手段が正当利用者を確認
し、施錠されている前記電気錠を解錠した後、電気錠を
解錠状態に維持し、かつ利用者確認手段が正当利用者を
確認し、解錠されている電気錠を施錠した後、電気錠の
施錠状態を維持すると共に、前記各入退室管理装置の電
気錠が解錠中のときには警備解除中の表示を行い、施錠
中のときには警備中の表示を行う表示手段を、各入退室
管理装置ごとに備えたことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、各部屋にお
いて、正当利用者が施錠されている電気錠を解錠して入
室した後、電気錠が解錠状態に維持され、かつ正当利用
者が退室して解錠状態にある電気錠を施錠した後、電気
錠が施錠状態に維持される。そして、各入退室管理装置
の電気錠が解錠中のときには警備解除中の表示が行わ
れ、施錠中のときには警備中の表示が行われる。
【0015】請求項5に記載する入退館警備システム
は、建物の利用を許可されている複数の正当利用者を確
認することが可能な利用者確認手段と、建物の扉を施錠
・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が利用者を正
当利用者と確認したとき、施錠されている前記電気錠は
解錠し、解錠されている前記電気錠は施錠する制御手段
とを備えた入退館管理装置と、前記入退館管理装置と警
備システム内のホストコンピュータとを通信回線を介し
て接続し、建物への入退館の警備を行う入退館警備シス
テムにおいて、前記入退館管理装置における制御手段
は、前記利用者確認手段が建物の正当利用者を確認し、
施錠されている前記電気錠を解錠した後、電気錠を解錠
状態に維持し、かつ利用者確認手段が建物の正当利用者
を確認し、解錠されている電気錠を施錠した後、電気錠
の施錠状態を維持すると共に、前記入退館管理装置の電
気錠が解錠中のときには警備解除中の表示を行い、施錠
中のときには警備中の表示を行う表示手段を、入退館管
理装置に備えたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、正当利用者
が施錠されている電気錠を解錠して建物へ入館した場
合、電気錠の解錠状態を維持して警備を解除する。ま
た、正当利用者が建物から退館して解錠状態にある電気
錠を施錠した場合、警備を開始する。そして、入退室管
理装置の電気錠が解錠中のときには警備解除中の表示が
行われ、施錠中のときには警備中の表示が行われる。
【0017】前記請求項1〜4記載の発明において、入
退室管理装置の利用者確認手段としては、指紋認識手段
を用いたもの、磁気カード等を用いる接続カードリーダ
を用いたもの、無線カード等を用いる非接触カードリー
ダを用いたもの、ICカードリーダを用いたもの等があ
る。また、請求項5記載の発明において、入退館管理装
置の利用者確認手段としては、具体的には、指紋認識手
段を用いたもの、磁気カード等を用いる接続カードリー
ダを用いたもの、無線カード等を用いる非接触カードリ
ーダを用いたもの、ICカードリーダを用いたもの等が
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に示す実施の形
態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態を示すブロック図である。第1の実施の形態は、請求
項1に記載された発明に対応する。図1に示すように、
指紋認識装置1は、制御部11と指紋認識部12と表示
器13を備えて構成され、会議室2には電気錠31を備
えた扉3が設けられている。
【0019】指紋認識装置1の指紋認識部12は、あら
かじめ登録されいる指紋と利用者の指紋とを照合して、
両者が一致した場合に制御部11に一致信号を出力す
る。制御部11は、前記一致信号を受けて、会議室2の
電気錠31が施錠されている場合には解錠し、解錠され
ている場合には施錠する。したがって、電気錠31は、
制御部11からの信号を受けて、施錠又は解錠される。
また、表示器13は、制御部11から電気錠31に関す
る情報を受けて、電気錠31が施錠状態にあるか、解錠
状態にあるかを表示する。
【0020】ここで、図1に示す第1の実施の形態と請
求項1の対応関係は、以下のようになっている。請求項
1に記載する利用者確認手段は指紋認識装置1に相当
し、部屋は会議室2に相当し、請求項1に記載する制御
手段は制御部11に相当し、請求項1に記載する電気錠
は電気錠31に相当し、請求項1に記載する表示手段は
表示器13に相当する。
【0021】図2は、図1に示す第1の実施の形態の動
作を示す説明図である。図2において、ステップS11
〜S13は,指紋認識装置1の制御部11の動作を示す
フローチャートである。また、図2において、D11〜
D13は、指紋認識装置1の表示器13の表示内容をス
テップS11〜S13に合わせて表示する図である。ま
た、図2において、L11〜L13は、電気錠31の動
作をステップS11〜S13に合わせて表示する図であ
る。
【0022】以下、図2を用いて、図1に示す第1の実
施の形態の動作について説明する。ステップS11に示
す初期状態において、電気錠31は「施錠」L11され
ており、表示器13は「施錠中」D11を表示してい
る。この状態では、入室することはできない。
【0023】ステップS12において、最初の利用者が
指紋照合を行い、あらかじめ登録されている指紋と利用
者の指紋とが一致したとする。この場合、制御部11は
解錠する旨の信号を電気錠31に送出し、電気錠31は
「解錠」L12される。その結果、表示器13は「解錠
中」D12を表示する。この時点において、最初の利用
者に続く利用者は、自由に入室することが可能になる。
【0024】なお、図示していないが、ステップS12
において、指紋照合が不一致の場合は、言うまでもな
く、施錠状態が維持される。ステップS13において、
最終利用者は解錠中の表示を見て、指紋照合を行い、あ
らかじめ登録されている指紋と利用者の指紋とが一致し
たとする。この場合、制御部11は施錠する旨の信号を
電気錠31に送出し、電気錠31は「施錠」L13され
る。その結果、表示器13は「施錠中」D13を表示す
る。この時点において、他の利用者は入室することが不
可能になる。
【0025】以上に説明した第1の実施の形態において
は、最初の利用者が指紋照合を行って電気錠31を解錠
すると(ステップS12)、その後に来る利用者は何の
操作を行う事なく自由に入室することが可能になる。そ
して、会議中の出入りも自由に行うことが可能になる。
しかも、利用者は、表示器13に施錠中か解錠中かの表
示がされているので、自分が指紋照合を行うべきか否か
を判断することができる。
【0026】また、会議が終了して、会議室2から最後
に退室する利用者が指紋照合することによって(ステッ
プS13)、電気錠31が施錠され、以後入室不可とな
る。前記第1の実施の形態によれば、複数の利用者が会
議室2を利用する場合、利用者が入室するごとに指紋認
識をしたり、又は会議室の内側から扉3を開けてもらう
必要がなくなり、会議室2を利用しやすくなるという効
果がある。
【0027】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
ブロック図である。第2の実施の形態は、請求項2に記
載された発明に対応する。第2の実施の形態が、図1に
示す第1の実施の形態と相違しているのは次の点であ
る。すなわち、第1の実施の形態においては、指紋認識
装置1は独立して設けられている。しかし、第2の実施
の形態においては、複数の会議室2−i(i=1〜N)
の各扉3−i(i=1〜N)に指紋認識装置1−i(i
=1〜N)が設けられ、LAN回線を通して入退者管理
室4のホストコンピュータ41と接続されている。言う
までもなく、各扉3−i(i=1〜N)には、図示して
いないが、電気錠31−i(i=1〜N)が設けられて
いる。
【0028】前記ホストコンピュータ41は、指紋登録
機42と接続され、各会議室2−i(i=1〜N)に入
室を許可された利用者は指紋登録機42を用いて指紋の
登録を行う。登録された指紋は、ホストコンピュータ4
1から入室が許可された指紋認識装置1−i(i=1〜
N)にLAN回線を通して送信され、さらに各指紋認識
装置1−i(i=1〜N)に登録される。なお、指紋照
合は、各会議室の指紋認識装置1−i(i=1〜N)が
行うのが通常である。しかし、各指紋認識装置1−i
(i=1〜N)が採取した指紋をLAN回線を通してホ
ストコンピュータ41に送信し、ホストコンピュータ4
1やホストコンピュータ41に接続された図示しない指
紋認識部が行うようにしてもよい。また、ホストコンピ
ュータ41は、各会議室2−i(i=1〜N)ごとに、
電気錠31−i(i=1〜N)が施錠中か解錠中かを表
示可能に構成されている。言うまでもなく、各指紋認識
装置1−i(i=1〜N)に設けられている表示器13
−i(i=1〜N)(図示せず、図1参照)は、各電気
錠31−i(i=1〜N)が施錠中か解錠中かを表示す
る。なお、言うまでもなく、前記第1の実施の形態と同
様に、各指紋認識装置1−i(i=1〜N)において
も、指紋の登録を行うこともできる。
【0029】ここで、図3に示す第2の実施の形態と請
求項2の対応関係は、以下のようになっている。請求項
2に記載する利用者確認手段は指紋認識装置1−i(i
=1〜N)に相当し、請求項2に記載する電気錠は電気
錠31−i(i=1〜N)に相当し、請求項2に記載す
る制御手段は指紋認識装置1−i(i=1〜N)に設け
られている制御部11−i(i=1〜N)に相当し、請
求項2に記載するホストコンピュータはホストコンピュ
ータ41に相当し、請求項2に記載する通信回線はLA
N回線に相当し、請求項2に記載する表示手段は表示器
13−i(i=1〜N)に相当する。
【0030】以上に説明した第2の実施の形態において
は、一人の利用者が指紋照合を行って電気錠31−i
(i=1〜N)を解錠すると、その後に来る利用者は何
の操作を行う事なく自由に入室することが可能になる。
そして、会議中の出入りも自由に行うことが可能にな
る。しかも、利用者は、各表示器13−i(i=1〜
N)により施錠中か解錠中かの表示がされているので、
指紋照合を行うべきか否かを判断することができる。ま
た、各会議室2−i(i=1〜N)が施錠中か解錠中か
は、ホストコンピュータ41の表示装置においても表示
される。
【0031】したがって、第2の実施の形態によれば、
複数の利用者が会議室2−i(i=1〜N)を利用する
場合、利用者が入室するごとに指紋認識をしたり、又は
会議室の内側から扉3−i(i=1〜N)を開けてもら
う必要がなくなり、会議室2−i(i=1〜N)を利用
しやすくなるという効果がある。また、各会議室2−i
(i=1〜N)ごとの入退室管理をホストコンピュータ
41によって、一括して管理することが可能になる。
【0032】図4は、本発明の第3の実施の形態を示す
ブロック図である。第3の実施の形態は、請求項3に記
載された発明に対応する。第3の実施の形態が、図1に
示す第1の実施の形態と相違しているのは次の点であ
る。すなわち、第1の実施の形態においては指紋認識装
置1と電気錠31は独立して設けられているが、第2の
実施の形態においては複数の指紋認識装置1−i(i=
1〜N)が会議室予約システム5とLAN回線を通して
接続されている。すなわち、各指紋認識装置1−i(i
=1〜N)は、会議室予約システム5と連携して動作す
る。
【0033】ここで、会議室予約システム5とは、ホス
トコンピュータ(図示せず)を備え、各会議室2−i
(i=1〜N)の予約日時の登録の他、各会議室2−i
(i=1〜N)が予約時間内か予約時間外かをホストコ
ンピュータの表示装置に表示したり、各指紋認識装置1
−i(i=1〜N)にLAN回線を通して予約時間内か
予約時間外かの情報を送信して、各表示器13−i(i
=1〜N)に表示する機能を有している。
【0034】ここで、図4に示す第3の実施の形態と請
求項3の対応関係は、以下のようになっている。請求項
3に記載する利用者確認手段は指紋認識装置1−i(i
=1〜N)に相当し、請求項3に記載する電気錠は31
−i(i=1〜N)に相当し、請求項3に記載する制御
手段は指紋認識装置1−i(i=1〜N)に設けられて
いる制御部11−i(i=1〜N)に相当し、請求項3
に記載するホストコンピュータは会議室予約システム5
内のホストコンピュータ(図示せず)に相当し、請求項
3に記載する通信回線はLAN回線に相当し、請求項3
に記載する表示手段は表示器13−i(i=1〜N)に
相当する。
【0035】図5は、図4に示す第3の実施の形態の動
作を示す説明図である。図5において、ステップS31
〜S38は、指紋認識装置1−i(i=1〜N)の制御
部11−i(i=1〜N)の動作を示すフローチャート
である。また、図5において、D31〜D35は、指紋
認識装置1−i(i=1〜N)の表示器13−i(i=
1〜N)の表示内容をステップS31〜S38に合わせ
て表示する図である。また、図5において、L31〜L
34は、電気錠31−i(i=1〜N)の動作をステッ
プS31〜S38に合わせて表示する図である。
【0036】以下、図5を用いて、図4に示す第3の実
施の形態の動作について説明する。ステップS31に示
す初期状態において、電気錠31−i(i=1〜N)は
「施錠」L31されており、この状態では、利用者は入
室することができない。
【0037】ステップS32において、制御部11−i
(i=1〜N)は、予約時間内か否かを判断する。この
判断は、会議室予約システム5のホストコンピュータに
LAN回線を通して問い合わせることによって行っても
よい。また、制御部11−i(i=1〜N)が、あらか
じめ予約時間に関する情報を会議室予約システム5のホ
ストコンピュータからLAN回線を通して得ておき、現
在の時間と比較することによって行ってもよい。
【0038】ステップS32において、予約時間外であ
る(NO)と判定された場合には、再びステップS32
に戻り、予約時間内か否かの問い合わせを繰り返す。こ
のとき、表示器13−i(i=1〜N)は「施錠中 予
約時間外」D31を表示する。 ステップS32におい
て、予約時間内である(YES)と判定された場合に
は、ステップS33に進む。ステップS33における指
紋照合は、最初の利用者が入室するために行う指紋照合
である。なお、ステップS33は、利用者が指紋照合を
行う工程であるが、利用者による指紋照合が実行される
までの間、表示器13−i(i=1〜N)は「施錠中
予約時間内」D32を表示する。
【0039】ステップS33における指紋照合の結果、
あらかじめ登録されている指紋と利用者の指紋とが不一
致(NO)である場合には、再びステップS32に戻
り、前記ステップS32,S33の処理を繰り返す。こ
の場合には、表示器13−i(i=1〜N)は「施錠中
予約時間内」D32を表示する。ステップS33にお
いて、利用者が指紋照合を行い、あらかじめ登録されて
いる指紋と利用者の指紋とが一致(YES)する場合に
は、ステップS34に進む。
【0040】ステップS34において、制御部11−i
(i=1〜N)は、解錠処理を行う。すなわち、電気錠
31−i(i=1〜N)は「解錠」L32され、表示器
13−i(i=1〜N)は「解錠中」D33を表示し、
ステップS35に進む。ステップS35においては、ス
テップS32と同様に、制御部11−i(i=1〜N)
は、予約時間内か否かを判断する。ステップS35にお
いて、予約時間外である(NO)と判定された場合に
は、ステップS36に進み、制御部11−i(i=1〜
N)は、施錠処理を行う。この場合には、電気錠31−
i(i=1〜N)は「施錠」L33され、表示器13−
i(i=1〜N)は「施錠中 予約時間外」D34を表
示する。このとき、会議室内に利用者が残っていたとし
ても、会議室2−i(i=1〜N)の内側から扉3−i
(i=1〜N)を開けることは可能であるため、問題は
ない。
【0041】ステップS35において、予約時間内であ
る(YES)と判定された場合には、ステップS37に
進む。ステップS37においては、ステップS33と同
様に、利用者が指紋照合を行い、あらかじめ登録されて
いる指紋と利用者の指紋との一致、不一致が判定され
る。ステップS37における指紋照合は、最後の利用者
が退室するために行う指紋照合である。一致すると判定
された場合には、ステップS38において、制御部11
−i(i=1〜N)は、施錠処理を行う。したがって、
電気錠31−i(i=1〜N)は「施錠」L34され、
表示器13−i(i=1〜N)は「施錠中予約時間内」
D35を表示する。不一致と判定された場合には、再び
ステップS35,S37の処理を繰り返す。
【0042】以上の説明から明らかなように、前記第3
の実施の形態によれば、最初の利用者が予約時間帯内に
おいて指紋照合することにより解錠され、解錠状態で予
約時間帯外となった場合、又は最終利用者が指紋照合し
た場合、施錠される。したがって、前記第3の実施の形
態によれば、会議室予約システム5と複数の指紋認識装
置1−i(i=1〜N)の連携によって、2重のガード
がかかるため、セキュリティの高いシステムを構築する
ことが可能になる。
【0043】図6は、本発明の第4の実施の形態を示す
ブロック図である。第4の実施の形態は、請求項4に対
応する。第4の実施の形態が、図4に示す第3の実施の
形態と相違しているのは次の点である。すなわち、第3
の実施の形態においては会議室予約システム5が設けら
れているが、第4の実施の形態においては警備システム
6が設けられている。したがって、各指紋認識装置1−
i(i=1〜N)及び電気錠31−i(i=1〜N)
は、警備システム6とLAN回線を通して連携して動作
する。
【0044】ここで、警備システム6とは、ホストコン
ピュータ(図示せず)を備え、各会議室2−i(i=1
〜N)の入退室の管理を行ない、扉3−i(i=1〜
N)や指紋認識装置1−i(i=1〜N)を破壊して不
正に入室する事態を、指紋認識装置1−i(i=1〜
N)及び電気錠31−i(i=1〜N)をLAN回線を
通して監視することにより、不正入室の現場や警備室等
においてアラーム音等の警報を発生するシステムをい
う。
【0045】なお、図6に示す第4の実施の形態と請求
項4の対応関係は、請求項3に記載する発明と図4に示
す第3の実施の形態の関係とほぼ一致している。相違す
る点は、請求項4に記載する警備システムが図6に示す
警備システム6に相当することである。したがって、詳
しい対応関係は明らかであるのでその説明を省略する。
図7は、図6に示す第4の実施の形態の動作を示す説明
図である。図7において、ステップS41〜S43は、
指紋認識装置1−i(i=1〜N)の制御部11−i
(i=1〜N)の動作を示すフローチャートである。ま
た、図7において、D41〜D43は、指紋認識装置1
−i(i=1〜N)の表示器13−i(i=1〜N)の
表示内容をステップS41〜S43に合わせて表示する
図である。また、図7において、L41〜L43は、電
気錠31−i(i=1〜N)の動作をステップS41〜
S43に合わせて表示する図である。
【0046】以下、図7を用いて、図6に示す第4の実
施の形態の動作について説明する。ステップS41に示
す初期状態において、電気錠31−i(i=1〜N)は
「施錠」L41されており、表示器13−i(i=1〜
N)は「警備中」D41を表示している。この状態で
は、入室することはできない。ステップS42におい
て、最初の利用者が指紋照合を行い、あらかじめ登録さ
れている指紋と利用者の指紋とが一致したとする。この
場合、制御部11−i(i=1〜N)は解錠する旨の信
号を電気錠31−i(i=1〜N)に送出し、電気錠3
1−i(i=1〜N)は「解錠」L42される。この時
点において、最初の利用者に続く利用者は、自由に入室
することが可能になる。
【0047】また、表示器13−i(i=1〜N)は
「警備解除中」D42を表示する。なお、図示していな
いが、ステップS42において、指紋照合が不一致の場
合は、言うまでもなく、施錠状態と警備状態が維持され
る。ステップS43において、最終利用者は警備解除中
の表示を見て、指紋照合を行い、あらかじめ登録されて
いる指紋と利用者の指紋とが一致したとする。この場
合、制御部11−i(i=1〜N)は施錠する旨の信号
を電気錠31−i(i=1〜N)に送出し、電気錠31
は「施錠」L43される。その結果、表示器13−i
(i=1〜N)は「警備中」D43を表示する。この時
点において、他の利用者は入室することが不可能にな
る。
【0048】以上に説明した第4の実施の形態において
は、最初の利用者が指紋照合を行って電気錠31−i
(i=1〜N)を解錠すると(ステップS42)、その
後に来る利用者は何の操作を行う事なく自由に入室する
ことが可能になる。そして、会議中の出入りも自由に行
うことが可能になる。しかも、利用者は、表示器13−
i(i=1〜N)に警備中か警備解除中かの表示がされ
ているので、自分が指紋照合を行うべきか否かを判断す
ることができる。
【0049】また、会議が終了して、会議室2−i(i
=1〜N)から最後に退室する利用者が指紋照合するこ
とによって(ステップS43)、電気錠31−i(i=
1〜N)が施錠され、以後入室不可となる。前記第4の
実施の形態によれば、複数の利用者が会議室2−i(i
=1〜N)を利用する場合、利用者が入室するごとに指
紋認識をしたり、又は会議室の内側から扉3を開けても
らう必要がなくなり、会議室2−i(i=1〜N)を利
用しやすくなるという効果がある。
【0050】特に、解錠中は、警備システムを動作させ
る必要がなくなるという効果がある。なお、前記した第
1〜第4の実施の形態においては、会議室を例にして説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、扉
と電気錠と指紋認識装置等の本人確認可能装置を有する
部屋ならば、どんな部屋に適用することができる。な
お、前記第4の実施の形態は、会議室等の部屋だけでは
なく、ビル等の建物における入退館を警備するホストコ
ンピュータ(図示せず)を備えた警備システムにも適用
することができる。これは、第5の実施の形態である。
すなわち、最初の利用者が指紋照合して入館した後は入
退館に関する警備システムを解除し、最後の利用者が指
紋照合して退館した後は入退館に関する警備システムを
作動することにより、効率的な警備を実行することが可
能になる。これは、請求項5に記載の発明に対応する。
【0051】なお、前記した第1〜第5の実施の形態に
おいては、指紋認識装置によって正当利用者の判定を行
ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、磁気
カード等を用いる接続カードリーダ、無線カード等を用
いる非接触カードリーダ、ICカードリーダを用いた正
当利用者の判定を行ってもよい。また、前記第2〜第5
の実施の形態においては、通信回線としてLAN回線を
用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば光ファイバケーブルを用いた光通信回線や無線等の
通信手段を用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、複数
の利用者が会議室等の部屋を利用する場合、利用者全員
が本人確認をしたり、内側から扉を開けてもらう必要の
ない入退室管理装置及び入退室管理システムを提供する
ことが可能になる。請求項3記載の発明によれば、会議
室等の部屋の予約時間外には、正当利用者が本人確認を
行っても電気錠を解錠することができない入退室管理シ
ステムを提供することができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、会議室等の
部屋の利用中に限って、部屋の入退室に関する警備を行
わないようにした入退室警備システムを提供するができ
る。請求項5記載の発明によれば、建物の扉が正当利用
者によって解錠され、入館した後は、建物の入退館に関
する警備を行わないようにした入退館警備システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す第1の実施の形態の動作を示す説明
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】図4に示す第3の実施の形態の動作を示す説明
図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図7】図6に示す第4の実施の形態の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】 1,1−i(i=1〜N) 指紋認識装置 2,2−i(i=1〜N) 会議室 3,3−i(i=1〜N) 扉 4 入退者管理室 5 会議室予約システム 6 警備システム 11,11−i(i=1〜N) 制御部 12,12−i(i=1〜N) 指紋認識部 13,13−i(i=1〜N) 表示器 31,31−i(i=1〜N) 電気錠 41 ホストコンピュータ 42 指紋登録機
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA03 AA04 BB05 BB08 BB09 BB15 BB25 BB44 BB46 BB47 BB53 CC18 CC27 CC28 DD03 DD09 EE02 EE11 FF08 FF28 FF44 3E038 AA01 DA07 DB06 DB09 FA02 FA03 FA10 GA02 HA05 HA06 JA03 JB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の利用を許可されている複数の正当
    利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、部屋
    の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
    利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
    記電気錠を解錠し、解錠されている前記電気錠を施錠す
    る制御手段とを備えた入退室管理装置において、 前記制御手段は、前記利用者確認手段が正当利用者を確
    認し、施錠されている前記電気錠を解錠した後、電気錠
    を解錠状態に維持し、かつ利用者確認手段が正当利用者
    を確認し、解錠されている電気錠を施錠した後、電気錠
    の施錠状態を維持すると共に、 前記電気錠が施錠状態にあるか又は解錠状態にあるかを
    前記制御部からの指示に応じて表示する表示手段を備え
    たことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 部屋の利用を許可されている複数の正当
    利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、部屋
    の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
    利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
    記電気錠を解錠し、解錠されている前記電気錠を施錠す
    る制御手段とを備えた入退室管理装置を各部屋ごとに設
    け、 前記各入退室管理装置とホストコンピュータとを通信回
    線を介して接続し、各部屋における利用者の入退室を管
    理する入退室管理システムにおいて、 前記各入退室管理装置における制御手段は、前記利用者
    確認手段が正当利用者を確認し、施錠されている前記電
    気錠を解錠した後、電気錠を解錠状態に維持し、かつ利
    用者確認手段が正当利用者を確認し、解錠されている電
    気錠を施錠した後、電気錠の施錠状態を維持すると共
    に、 前記各入退室管理装置の電気錠が施錠状態にあるか又は
    解錠状態にあるかを、前記制御部からの指示に応じて表
    示する表示手段を各入退室管理装置ごとに備え、 さらに前記各入退室管理装置の電気錠が施錠中か解錠中
    かの情報を前記通信回線を通して前記ホストコンピュー
    タに送信し、ホストコンピュータの表示装置が各入退室
    管理装置の電気錠が施錠中か解錠中かを表示することを
    特徴とする入退室管理システム。
  3. 【請求項3】 部屋の利用を許可されている複数の正当
    利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、部屋
    の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
    利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
    記電気錠は解錠し、解錠されている前記電気錠は施錠す
    る制御手段とを備えた入退室管理装置を各部屋ごとに設
    け、 前記各入退室管理装置と会議室予約システム内のホスト
    コンピュータとを通信回線を介して接続し、各部屋にお
    ける利用者の入退室と会議室の予約登録及び予約日時を
    管理する入退室管理システムにおいて、 前記各入退室管理装置の制御部は、前記会議室予約シス
    テム内のホストコンピュータから通信回線を通して予約
    日時に関する情報を受信し、 前記各入退室管理装置における制御手段は、前記利用者
    確認手段が各部屋の予約時間帯内において正当利用者を
    確認し、施錠されている前記電気錠を解錠した後、電気
    錠を解錠状態に維持し、かつ利用者確認手段が各部屋の
    予約時間帯内において正当利用者を確認し、解錠されて
    いる電気錠を施錠し、かつ解錠状態で予約時間帯外とな
    ったとき電気錠を施錠すると共に、 前記各入退室管理装置の電気錠が予約時間内で施錠中で
    あるか又は解錠中であるか又は予約時間外で施錠中であ
    るかを、前記制御部からの指示に応じて表示する表示手
    段を各入退室管理装置ごとに備えたことを特徴とする入
    退室管理システム。
  4. 【請求項4】 部屋の利用を許可されている複数の正当
    利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、部屋
    の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
    利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
    記電気錠は解錠し、解錠されている前記電気錠は施錠す
    る制御手段とを備えた入退室管理装置を各部屋ごとに設
    け、 前記各入退室管理装置と警備システム内のホストコンピ
    ュータとを通信回線を介して接続し、各部屋の警備を行
    う入退室警備システムにおいて、 前記各入退室管理装置における制御手段は、前記利用者
    確認手段が正当利用者を確認し、施錠されている前記電
    気錠を解錠した後、電気錠を解錠状態に維持し、かつ利
    用者確認手段が正当利用者を確認し、解錠されている電
    気錠を施錠した後、電気錠の施錠状態を維持すると共
    に、 前記各入退室管理装置の電気錠が解錠中のときには警備
    解除中の表示を行い、施錠中のときには警備中の表示を
    行う表示手段を、各入退室管理装置ごとに備えたことを
    特徴とする入退室警備システム。
  5. 【請求項5】 建物の利用を許可されている複数の正当
    利用者を確認することが可能な利用者確認手段と、建物
    の扉を施錠・解錠する電気錠と、前記利用者確認手段が
    利用者を正当利用者と確認したとき、施錠されている前
    記電気錠は解錠し、解錠されている前記電気錠は施錠す
    る制御手段とを備えた入退館管理装置と、前記入退館管
    理装置と警備システム内のホストコンピュータとを通信
    回線を介して接続し、建物への入退館の警備を行う入退
    館警備システムにおいて、 前記入退館管理装置における制御手段は、前記利用者確
    認手段が建物の正当利用者を確認し、施錠されている前
    記電気錠を解錠した後、電気錠を解錠状態に維持し、か
    つ利用者確認手段が建物の正当利用者を確認し、解錠さ
    れている電気錠を施錠した後、電気錠の施錠状態を維持
    すると共に、 前記入退館管理装置の電気錠が解錠中のときには警備解
    除中の表示を行い、施錠中のときには警備中の表示を行
    う表示手段を、入退館管理装置に備えたことを特徴とす
    る入退館警備システム。
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