JP2001260727A - シート位置検出装置 - Google Patents

シート位置検出装置

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JP2001260727A
JP2001260727A JP2000070680A JP2000070680A JP2001260727A JP 2001260727 A JP2001260727 A JP 2001260727A JP 2000070680 A JP2000070680 A JP 2000070680A JP 2000070680 A JP2000070680 A JP 2000070680A JP 2001260727 A JP2001260727 A JP 2001260727A
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JP
Japan
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seat
sheet
variable output
position detecting
detecting device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000070680A
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English (en)
Inventor
Yuji Oda
祐司 小田
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Naldec Corp
Original Assignee
Naldec Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シートの前方への変位量をより詳細に検出す
る。 【解決手段】スライドレール3の溝部4は、シート着座
部11が前方に移動したときにより大きくスライドする
ようにシート着座部11が中間位置から最前方まで移動
するスライド範囲に対応するレール中端4cからレール
後端4bにかけてシート着座部11の側方から内方に向
かって湾曲して形成されると共に、シート着座部11が
最後方から中間位置まで移動するスライド範囲に対応す
るレール前端4aからレール中端4cまでは直線状にシ
ート着座部11の側方から内方に向かって斜めに形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のシート
スライド量を検出するシート位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の衝突時に乗員に対して
エアバッグを展開して衝撃を吸収するエアバッグ装置で
は、乗員とエアバッグとの距離に関係なく、一定圧力で
エアバッグが展開されるため、乗員とエアバッグとの距
離が近い場合には乗員に加わる衝撃が強すぎることがあ
る。
【0003】そこで、乗員の着座するシートの前後位置
(スライド量)と背もたれの角度(リクライニング量)
とから乗員とエアバッグとの距離を推定し、この推定距
離に基づいてエアバッグの展開圧力を調節するエアバッ
グ装置が提案されている。
【0004】従来のシートスライド量の検出装置は、図
6及び図7に示す如く、車幅方向に変位可能なスライダ
ー2を車体側20に設け、このスライダー2に嵌合する
直線状の溝部4’が形成されたスライドレール3’をシ
ート着座部11の裏面に設け、スライドレール3’はシ
ート着座部11が前後方向に移動するとスライダー2を
車幅方向にスライドさせるようにレール前端4a’がレ
ール後端4b’よりシート着座部の側方に位置するよう
に車幅方向に対して斜めに配置されている。
【0005】上記構成において、スライダー2が車幅方
向に変位することで抵抗値が変化するので、この抵抗値
の変化による電圧又は電流を検出することでシートスラ
イド量が検出できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、図8に示すように、シート着座部11の前
方への変位量aに対する出力値bが一定であるため、特
に前方への変位量をより詳細に検出できればエアバッグ
の展開制御の精度が向上できる。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされ、その目
的は、前方への変位量をより詳細に検出でき、安価で且
つ信頼性の高いシート位置検出装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
目的を達成するために、この発明に係わるシート位置検
出装置は、以下の構成を備える。即ち、シートの変位量
に応じて出力値が変化する可変出力手段と、前記可変出
力手段を前記シート動きに追従して変位するように案内
する案内手段とを備えるシート位置検出装置において、
前記案内手段は、前記シートの一方の変位量に対する出
力値が他方の変位量に対する出力値より大きくなるよう
に前記可変出力手段を案内する。
【0009】また、好ましくは、前記案内手段は、前記
シートの前方の変位量に対する出力値が後方の変位量に
対する出力値より大きくなるように前記可変出力手段を
案内する。
【0010】また、好ましくは、前記可変出力手段は、
その変位により抵抗値が変化する可変抵抗を有する。
【0011】また、好ましくは、前記可変出力手段は車
幅方向に変位可能に車体側に設けられ、前記案内手段は
該可変出力手段を案内する案内部が形成されてシート裏
面に設けられ、該案内部は、シートが前方に移動したと
きに該可変出力手段がより大きく変位するようにシート
後方側が車幅方向に湾曲して形成されている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シートの一方の変位量に対する出力値が他方の
変位量に対する出力値より大きくなるように可変出力手
段を案内することにより、シートの一方への変位量をよ
り詳細に検出でき、安価で且つ信頼性の高い装置を提供
できる。
【0013】請求項2の発明によれば、案内手段は、シ
ートの前方の変位量に対する出力値が後方の変位量に対
する出力値より大きくなるように可変出力手段を案内す
ることにより、シートの前方への変位量をより詳細に検
出できる。
【0014】請求項3の発明によれば、可変出力手段
は、その変位により抵抗値が変化する可変抵抗を有する
ことにより安価となり、また、抵抗を用いるので故障判
定やフェールセーフ等の対応も容易となる。
【0015】請求項4の発明によれば、可変出力手段は
車幅方向に変位可能に車体側に設けられ、案内手段は該
可変出力手段を案内する案内部が形成されてシート裏面
に設けられ、案内部は、シートが前方に移動したときに
該可変出力手段がより大きく変位するようにシート後方
側が車幅方向に湾曲して形成されていることにより、可
変出力手段の上部が案内手段によりカバーされるのでゴ
ミ等による作動不良を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本実施形態のシート位置検出装置
を含む車両用シートの側面図である。図2は、図1のシ
ート位置検出装置の拡大図である。図3は、シートが後
方にあるときの図2をA−A方向から見た図である。図
4は、シートが前方にあるときの図2をA−A方向から
見た図である。図5は、シートが前後方向に移動したと
きのシート変位量に対する出力値の変化を示す図であ
る。
【0018】図1及び図2に示すように、シート位置検
出装置1は、車両用シート10における車体前後方向に
スライド可能なシート着座部11の裏面と、車体フロア
側20でシート着座部11を前後方向にスライド可能に
支持するシート支持部21との間に配設されている。
【0019】エアバッグ装置30は乗員12の前方から
乗員12に向かって展開されるように助手席ダッシュボ
ード13又はステアリングホイールに内蔵されている。
【0020】シート位置検出装置1は、車幅方向に変位
可能なスライダー2を車体フロア側20に取り付け、こ
のスライダー2に嵌合する長孔又は溝部4が形成された
スライドレール3をシート着座部11の裏面に取り付
け、スライドレール3はシート着座部11が前後方向に
移動するとスライダー2を車幅方向にスライドさせるよ
うにレール前端4aがレール後端4bよりシート着座部
11の外側方(実線)又は内側方(点線)に位置するよ
うに車幅方向に対して湾曲して形成されている。
【0021】スライダー2は車幅方向に変位することで
抵抗値が変化する可変抵抗を構成しており、この抵抗値
の変化による電圧又は電流の変化を一般的な電圧又は電
流検出回路を用いて検出することによりシート着座部1
1の前後方向のシートスライド量が検出できる。
【0022】図3及び図4に示すように、スライドレー
ル3の溝部4は、シート着座部11が前方に移動したと
きにより大きくスライドするようにシート着座部11が
中間位置から最前方まで移動するスライド範囲に対応す
るレール中端4cからレール後端4bにかけてシート着
座部11の車幅方向、つまりシート着座部11の外側方
から内方(実線)又は内側方から外方(点線)に向かっ
て湾曲して形成されると共に、シート着座部11が最後
方から中間位置まで移動するスライド範囲に対応するレ
ール前端4aからレール中端4cまでは直線状にシート
着座部11の側方から内方に向かって斜めに形成されて
いる。
【0023】上記構成によれば、図5に示すように、ス
ライダー2はシート着座部11の前方への変位量(a1
−a2)に対する出力値(b1−b2)が後方への変位
量に対する出力値より大きくなるので、前方への変位を
より詳細に検出することが可能となる。
【0024】また、シート着座部11が前方から後方へ
変位したときのスライダ2の出力値は、溝部4のレール
後端4bからレール前端4aにわたる形状と略同じ曲線
となる。
【0025】また、スライダーとして市販のスライド抵
抗、スライドレールもブラケットやプレス部品だけで済
むため安価となる。
【0026】更に、スライダーの上部がスライドレール
によりカバーされているのでゴミ等による作動不良を防
止できる。
【0027】また、抵抗を用いるので故障判定やフェー
ルセーフ等の対応も容易となる。
【0028】本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、
上記実施形態を修正または変形したものに適用可能であ
る。
【0029】本発明は、エアバッグ装置の展開制御のほ
か、乗員監視装置、空調装置や音響装置等にも適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシート位置検出装置を含む車両用
シートの側面図である。
【図2】図1のシート位置検出装置の拡大図である。
【図3】シートが後方にあるときのシート位置検出装置
を上方から見た図である。
【図4】シートが前方にあるときのシート位置検出装置
を上方から見た図である。
【図5】シートが前後方向に移動したときのシート変位
量に対する出力値の変化を示す図である。
【図6】シートが後方にあるときの従来のシート位置検
出装置を上方から見た透視図である。
【図7】シートが前方にあるときの従来のシート位置検
出装置を上方から見た透視図である。
【図8】従来のシート位置検出装置において、シートが
前後方向に移動したときのシート変位量に対する出力値
の変化を示す図である。
【符号の説明】
1…シート位置検出装置 2…スライダー 3…スライドレール 4…溝部 10…車両用シート 11…シート着座部 12…乗員 30…エアバッグ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの変位量に応じて出力値が変化す
    る可変出力手段と、 前記可変出力手段を前記シート動きに追従して変位する
    ように案内する案内手段とを備えるシート位置検出装置
    において、 前記案内手段は、前記シートの一方の変位量に対する出
    力値が他方の変位量に対する出力値より大きくなるよう
    に前記可変出力手段を案内することを特徴とするシート
    位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記案内手段は、前記シートの前方の変
    位量に対する出力値が後方の変位量に対する出力値より
    大きくなるように前記可変出力手段を案内することを特
    徴とする請求項1に記載のシート位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記可変出力手段は、その変位により抵
    抗値が変化する可変抵抗を有することを特徴とする請求
    項1又は2に記載のシート位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記可変出力手段は車幅方向に変位可能
    に車体側に設けられ、前記案内手段は該可変出力手段を
    案内する案内部が形成されてシート裏面に設けられ、該
    案内部は、シートが前方に移動したときに該可変出力手
    段がより大きく変位するようにシート後方側が車幅方向
    に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載のシート位置検出装置。
JP2000070680A 2000-03-14 2000-03-14 シート位置検出装置 Withdrawn JP2001260727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296574A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 移動位置検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296574A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 移動位置検出装置
JP4591173B2 (ja) * 2005-04-18 2010-12-01 パナソニック電工株式会社 移動位置検出装置

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