JP2001259935A - カムキャップの整列装置 - Google Patents
カムキャップの整列装置Info
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- JP2001259935A JP2001259935A JP2000067398A JP2000067398A JP2001259935A JP 2001259935 A JP2001259935 A JP 2001259935A JP 2000067398 A JP2000067398 A JP 2000067398A JP 2000067398 A JP2000067398 A JP 2000067398A JP 2001259935 A JP2001259935 A JP 2001259935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置全体を安価に製作できるとともに、広い
スペースを要することなく設置でき、しかも難しい調整
を行うことなく、カムキャップの配列及びボルトの挿通
を正確に行うことができるカムキャップの整列装置を提
供する。 【解決手段】 第2ホッパ31から供給される第2カム
キャップ23が、第2配列機構35により第2治具37
上に所定間隔おきで配列される。続いて、第4ホッパ3
3から供給される第2ボルト26が、第2ボルト挿通機
構36により第2治具37上の各第2カムキャップ23
のボルト挿通孔23bに挿通される。また、第1ホッパ
32から供給される第1カムキャップ24が、第1配列
機構38により第1治具41上に配列される。続いて、
第3ホッパ34から供給される第1ボルト27が、第1
ボルト挿通機構42により第1治具41上の第1カムキ
ャップ24のボルト挿通孔24bに挿通される。
スペースを要することなく設置でき、しかも難しい調整
を行うことなく、カムキャップの配列及びボルトの挿通
を正確に行うことができるカムキャップの整列装置を提
供する。 【解決手段】 第2ホッパ31から供給される第2カム
キャップ23が、第2配列機構35により第2治具37
上に所定間隔おきで配列される。続いて、第4ホッパ3
3から供給される第2ボルト26が、第2ボルト挿通機
構36により第2治具37上の各第2カムキャップ23
のボルト挿通孔23bに挿通される。また、第1ホッパ
32から供給される第1カムキャップ24が、第1配列
機構38により第1治具41上に配列される。続いて、
第3ホッパ34から供給される第1ボルト27が、第1
ボルト挿通機構42により第1治具41上の第1カムキ
ャップ24のボルト挿通孔24bに挿通される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンのシリ
ンダヘッド上に複数のカムキャップを組付けるのに先立
って、それらのカムキャップを所定位置に整列配置する
カムキャップの整列装置に関するものである。
ンダヘッド上に複数のカムキャップを組付けるのに先立
って、それらのカムキャップを所定位置に整列配置する
カムキャップの整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば車両用エンジンにおいて
は、図14に示すように、シリンダヘッド21上に、一
対のカムシャフト22が複数の第2カムキャップ23及
び1つの第1カムキャップ24により回転可能に装着さ
れ、各カムシャフト22には複数のカム25が取り付け
られている。各第2カムキャップ23には1つの軸受部
23a及び一対のボルト挿通孔23bが形成され、それ
らのボルト挿通孔23bを介してシリンダヘッド21に
第2ボルト26が螺合されることにより、第2カムキャ
ップ23がシリンダヘッド21に固定されている。ま
た、第1カムキャップ24には一対の軸受部24a及び
3つのボルト挿通孔24bが形成され、それらのボルト
挿通孔24bを介してシリンダヘッド21に第1ボルト
27が螺合されることにより、第1カムキャップ24が
シリンダヘッド21に固定されている。
は、図14に示すように、シリンダヘッド21上に、一
対のカムシャフト22が複数の第2カムキャップ23及
び1つの第1カムキャップ24により回転可能に装着さ
れ、各カムシャフト22には複数のカム25が取り付け
られている。各第2カムキャップ23には1つの軸受部
23a及び一対のボルト挿通孔23bが形成され、それ
らのボルト挿通孔23bを介してシリンダヘッド21に
第2ボルト26が螺合されることにより、第2カムキャ
ップ23がシリンダヘッド21に固定されている。ま
た、第1カムキャップ24には一対の軸受部24a及び
3つのボルト挿通孔24bが形成され、それらのボルト
挿通孔24bを介してシリンダヘッド21に第1ボルト
27が螺合されることにより、第1カムキャップ24が
シリンダヘッド21に固定されている。
【0003】従来、この種の車両用エンジンの組付けに
際しては、例えば図15に示すようなカムキャップの整
列装置により、複数の第2カムキャップ23及び1つの
第1カムキャップ24が予め所定の間隔をおいて整列配
置される。そして、この整列状態で各カムキャップ2
3,24がシリンダヘッド21上に一斉に搬入されて組
付けられるようになっている。
際しては、例えば図15に示すようなカムキャップの整
列装置により、複数の第2カムキャップ23及び1つの
第1カムキャップ24が予め所定の間隔をおいて整列配
置される。そして、この整列状態で各カムキャップ2
3,24がシリンダヘッド21上に一斉に搬入されて組
付けられるようになっている。
【0004】すなわち、この従来の整列装置において
は、中央部にコンベア111が敷設され、カムキャップ
23,24を配列支持するための治具112が図示しな
いパレット等を介して、このコンベア111により一方
向へ搬送されるようになっている。コンベア111の一
側にはカムキャップ供給機構113が配設され、このカ
ムキャップ供給機構113には、第2カムキャップ23
を収容するための第2ホッパ114、第1カムキャップ
24を収容するための第1ホッパ115及び第1作業ロ
ボット116が装設されている。
は、中央部にコンベア111が敷設され、カムキャップ
23,24を配列支持するための治具112が図示しな
いパレット等を介して、このコンベア111により一方
向へ搬送されるようになっている。コンベア111の一
側にはカムキャップ供給機構113が配設され、このカ
ムキャップ供給機構113には、第2カムキャップ23
を収容するための第2ホッパ114、第1カムキャップ
24を収容するための第1ホッパ115及び第1作業ロ
ボット116が装設されている。
【0005】そして、この第1作業ロボット116によ
り、第2ホッパ114からシュータ114aを介して供
給される第2カムキャップ23が、コンベア111上の
治具112に所定間隔おきで配列支持される。また、第
1ホッパ115からシュータ115aを介して供給され
る第1カムキャップ24が、治具112に第2カムキャ
ップ23から所定間隔をおいて配列支持されるようにな
っている。
り、第2ホッパ114からシュータ114aを介して供
給される第2カムキャップ23が、コンベア111上の
治具112に所定間隔おきで配列支持される。また、第
1ホッパ115からシュータ115aを介して供給され
る第1カムキャップ24が、治具112に第2カムキャ
ップ23から所定間隔をおいて配列支持されるようにな
っている。
【0006】前記カムキャップ供給機構113に隣接す
るように、コンベア111の一側にはボルト供給機構1
17が配設され、このボルト供給機構117には第2ボ
ルト26を収容するための第4ホッパ118、第1ボル
ト27を収容するための第3ホッパ119及び第2作業
ロボット120が装設されている。そして、この第2作
業ロボット120により、第4ホッパ118からシュー
タ118aを介して供給される第2ボルト26が、治具
112上の各第2カムキャップ23のボルト挿通孔23
bにそれぞれ挿通される。また、第3ホッパ119から
シュータ119aを介して供給される第1ボルト27
が、治具112上の第1カムキャップ24のボルト挿通
孔24bに挿通されるようになっている。
るように、コンベア111の一側にはボルト供給機構1
17が配設され、このボルト供給機構117には第2ボ
ルト26を収容するための第4ホッパ118、第1ボル
ト27を収容するための第3ホッパ119及び第2作業
ロボット120が装設されている。そして、この第2作
業ロボット120により、第4ホッパ118からシュー
タ118aを介して供給される第2ボルト26が、治具
112上の各第2カムキャップ23のボルト挿通孔23
bにそれぞれ挿通される。また、第3ホッパ119から
シュータ119aを介して供給される第1ボルト27
が、治具112上の第1カムキャップ24のボルト挿通
孔24bに挿通されるようになっている。
【0007】前記コンベア111の終端部にはストック
機構121が配設されている。そして、前記両供給機構
113,117によりカムキャップ23,24の配列及
びボルト26,27の挿通を終了して、コンベア111
の終端部まで搬送されてくる治具112が、このストッ
ク機構121内に一時的にストックされた後、図示しな
いエンジン組立工程中のカムキャップ締付機構へ搬送さ
れるようになっている。
機構121が配設されている。そして、前記両供給機構
113,117によりカムキャップ23,24の配列及
びボルト26,27の挿通を終了して、コンベア111
の終端部まで搬送されてくる治具112が、このストッ
ク機構121内に一時的にストックされた後、図示しな
いエンジン組立工程中のカムキャップ締付機構へ搬送さ
れるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
カムキャップの整列装置においては、2つの作業ロボッ
ト116,120により、各カムキャップ23,24の
配列及び各ボルト26,27の挿通が行われるようにな
っている。このため、整列装置全体の製作コストが高く
なるとともに、各作業ロボット116,120の作動ア
ーム116a,120aの回動範囲を確保するために、
広い設置スペースが必要になるという問題があった。
カムキャップの整列装置においては、2つの作業ロボッ
ト116,120により、各カムキャップ23,24の
配列及び各ボルト26,27の挿通が行われるようにな
っている。このため、整列装置全体の製作コストが高く
なるとともに、各作業ロボット116,120の作動ア
ーム116a,120aの回動範囲を確保するために、
広い設置スペースが必要になるという問題があった。
【0009】また、各作業ロボット116,120の作
動アーム116a,120aによるカムキャップ23,
24及びボルト26,27の着脱位置を正確に調整設定
する必要があるため、その調整が困難であるとともに、
カムキャップ23,24及びボルト26,27の着脱ミ
スが生じやすいという問題もあった。よって、この着脱
ミスに伴う時間的ロスの影響がエンジンの組立工程に及
ぶのを防ぐため、前記のようにストック機構121を設
けて、カムキャップ23,24の配列及びボルト26,
27の挿通を終了した治具112を一時的にストックす
る必要がある。従って、整列装置全体の設置のために一
層広いスペースを要するという問題があった。
動アーム116a,120aによるカムキャップ23,
24及びボルト26,27の着脱位置を正確に調整設定
する必要があるため、その調整が困難であるとともに、
カムキャップ23,24及びボルト26,27の着脱ミ
スが生じやすいという問題もあった。よって、この着脱
ミスに伴う時間的ロスの影響がエンジンの組立工程に及
ぶのを防ぐため、前記のようにストック機構121を設
けて、カムキャップ23,24の配列及びボルト26,
27の挿通を終了した治具112を一時的にストックす
る必要がある。従って、整列装置全体の設置のために一
層広いスペースを要するという問題があった。
【0010】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、装置全体を安価に製作することができる
とともに、広いスペースを必要とすることなく容易に設
置することができ、しかも難しい調整を行うことなく、
カムキャップの配列及びボルトの挿通を正確に行うこと
ができるカムキャップの整列装置を提供することにあ
る。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、装置全体を安価に製作することができる
とともに、広いスペースを必要とすることなく容易に設
置することができ、しかも難しい調整を行うことなく、
カムキャップの配列及びボルトの挿通を正確に行うこと
ができるカムキャップの整列装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の課
題を解決するために、請求項1の発明は、2つの軸受部
及び3つのボルト挿通孔を有する第1カムキャップを収
容するための第1ホッパと、1つの軸受部及び一対のボ
ルト挿通孔を有する第2カムキャップを収容するための
第2ホッパと、前記第1カムキャップのための第1ボル
トを収容する第3ホッパと、前記第2カムキャップのた
めの第2ボルトを収容する第4ホッパと、前記第1ホッ
パから供給される第1カムキャップを第1治具上に配列
する第1配列機構と、前記第3ホッパから供給される第
1ボルトを第1治具上の第1カムキャップのボルト挿通
孔に挿通する第1ボルト挿通機構と、前記第2ホッパか
ら供給される第2カムキャップを第2治具上に複数個所
定間隔おきで配列する第2配列機構と、前記第4ホッパ
から供給される第2ボルトを第2治具上の各第2カムキ
ャップのボルト挿通孔に挿通する第1ボルト挿通機構
と、各第2カムキャップに第2ボルトが挿通された後の
前記第2治具に対し、第1カムキャップに第1ボルトが
挿通された後の前記第1治具を所定の配置関係に整列さ
せる整列機構とを備えたことを特徴とするものである。
題を解決するために、請求項1の発明は、2つの軸受部
及び3つのボルト挿通孔を有する第1カムキャップを収
容するための第1ホッパと、1つの軸受部及び一対のボ
ルト挿通孔を有する第2カムキャップを収容するための
第2ホッパと、前記第1カムキャップのための第1ボル
トを収容する第3ホッパと、前記第2カムキャップのた
めの第2ボルトを収容する第4ホッパと、前記第1ホッ
パから供給される第1カムキャップを第1治具上に配列
する第1配列機構と、前記第3ホッパから供給される第
1ボルトを第1治具上の第1カムキャップのボルト挿通
孔に挿通する第1ボルト挿通機構と、前記第2ホッパか
ら供給される第2カムキャップを第2治具上に複数個所
定間隔おきで配列する第2配列機構と、前記第4ホッパ
から供給される第2ボルトを第2治具上の各第2カムキ
ャップのボルト挿通孔に挿通する第1ボルト挿通機構
と、各第2カムキャップに第2ボルトが挿通された後の
前記第2治具に対し、第1カムキャップに第1ボルトが
挿通された後の前記第1治具を所定の配置関係に整列さ
せる整列機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】従って、カムキャップの配列及びボルトの
挿通を行うための2つの作業ロボットを備えた従来の整
列装置に比較して、装置全体を安価に製作することがで
きるとともに、広いスペースを必要とすることなく容易
に設置することができる。また、従来装置のように、作
業ロボットの作動アームによる各カムキャップ及び各ボ
ルトの着脱位置を調整するという困難な調整作業を行う
必要がないにも拘らず、各治具上への各カムキャップの
配列及び各カムキャップのボルト挿通孔に対するボルト
の挿通をミスなく正確に行うことができる。
挿通を行うための2つの作業ロボットを備えた従来の整
列装置に比較して、装置全体を安価に製作することがで
きるとともに、広いスペースを必要とすることなく容易
に設置することができる。また、従来装置のように、作
業ロボットの作動アームによる各カムキャップ及び各ボ
ルトの着脱位置を調整するという困難な調整作業を行う
必要がないにも拘らず、各治具上への各カムキャップの
配列及び各カムキャップのボルト挿通孔に対するボルト
の挿通をミスなく正確に行うことができる。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のカムキャップの整列装置において、前記第1〜第4
ホッパは一カ所に集中配置したものである。従って、整
列装置全体の設置スペースを一層小さくすることができ
るとともに、各ホッパに対するカムキャップ及びボルト
の補給作業を、一カ所において集中的に行うことができ
る。
載のカムキャップの整列装置において、前記第1〜第4
ホッパは一カ所に集中配置したものである。従って、整
列装置全体の設置スペースを一層小さくすることができ
るとともに、各ホッパに対するカムキャップ及びボルト
の補給作業を、一カ所において集中的に行うことができ
る。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載のカムキャップの整列装置において、前記第1及び第
3ホッパは前後に隣接して配置し、第2及び第4ホッパ
は第1及び第3ホッパの側方において前後に隣接して配
置したものである。従って、簡単な構成によって前記請
求項2に記載の発明の効果を達成することができる。
載のカムキャップの整列装置において、前記第1及び第
3ホッパは前後に隣接して配置し、第2及び第4ホッパ
は第1及び第3ホッパの側方において前後に隣接して配
置したものである。従って、簡単な構成によって前記請
求項2に記載の発明の効果を達成することができる。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載のカムキャップの整列装置において、前記第1〜第4
ホッパはほぼ横一列に配置したものである。従って、簡
単な構成によって前記請求項2に記載の発明の効果を達
成することができる。
載のカムキャップの整列装置において、前記第1〜第4
ホッパはほぼ横一列に配置したものである。従って、簡
単な構成によって前記請求項2に記載の発明の効果を達
成することができる。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載のカムキャップの整列装置
において、前記第1配列機構は、第1ホッパから供給さ
れる第1カムキャップの方向を検出する検出手段と、検
出手段によって検出された第1カムキャップの方向が逆
の場合に、その第1カムキャップの方向を反転させる反
転機構とを備えるものである。
求項4のいずれか一項に記載のカムキャップの整列装置
において、前記第1配列機構は、第1ホッパから供給さ
れる第1カムキャップの方向を検出する検出手段と、検
出手段によって検出された第1カムキャップの方向が逆
の場合に、その第1カムキャップの方向を反転させる反
転機構とを備えるものである。
【0017】従って、第1ホッパから供給される第1カ
ムキャップの方向が不揃いであっても、その第1カムキ
ャップの方向を揃えながら第1治具上に正確に配列する
ことができる。
ムキャップの方向が不揃いであっても、その第1カムキ
ャップの方向を揃えながら第1治具上に正確に配列する
ことができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項1〜請
求項5のいずれか一項に記載のカムキャップの整列装置
において、前記第1又は前記第2ボルト挿通機構は、全
体として漏斗状を呈する供給部と、前記第3又は前記第
4ホッパの終端部から前記供給部にボルトを供給する手
段と、前記供給部に至ったボルトを押圧して供給部を開
いて、ボルト挿通孔に挿通させるポンチとを備えるもの
である。従って、正確な位置決めをせずとも、容易にか
つ正確にボルト挿通孔にボルトを挿通させることができ
る。
求項5のいずれか一項に記載のカムキャップの整列装置
において、前記第1又は前記第2ボルト挿通機構は、全
体として漏斗状を呈する供給部と、前記第3又は前記第
4ホッパの終端部から前記供給部にボルトを供給する手
段と、前記供給部に至ったボルトを押圧して供給部を開
いて、ボルト挿通孔に挿通させるポンチとを備えるもの
である。従って、正確な位置決めをせずとも、容易にか
つ正確にボルト挿通孔にボルトを挿通させることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、この
発明の第1の実施形態を、図1〜図12に基づいて説明
する。
発明の第1の実施形態を、図1〜図12に基づいて説明
する。
【0020】(装置全体の概要構成)図1〜図3に示す
ように、ベース30上には第2ホッパ31、第1ホッパ
32、第4ホッパ33及び第3ホッパ34が一カ所に集
中して配置されている。すなわち、第2ホッパ31及び
第4ホッパ33はベース30上の一側において前後に隣
接して配置され、第1ホッパ32及び第3ホッパ34は
ベース30上の他側において前後に隣接して配置されて
いる。
ように、ベース30上には第2ホッパ31、第1ホッパ
32、第4ホッパ33及び第3ホッパ34が一カ所に集
中して配置されている。すなわち、第2ホッパ31及び
第4ホッパ33はベース30上の一側において前後に隣
接して配置され、第1ホッパ32及び第3ホッパ34は
ベース30上の他側において前後に隣接して配置されて
いる。
【0021】そして、前記第2ホッパ31には1つの軸
受部23a及び3つのボルト挿通孔23bを有する第2
カムキャップ23が収容され、シュータ31aを介して
1個ずつ連続的に供給されるようになっている。第1ホ
ッパ32には一対の軸受部24a及び一対のボルト挿通
孔24bを有する第1カムキャップ24が収容され、シ
ュータ32aを介して1個ずつ連続的に供給されるよう
になっている。
受部23a及び3つのボルト挿通孔23bを有する第2
カムキャップ23が収容され、シュータ31aを介して
1個ずつ連続的に供給されるようになっている。第1ホ
ッパ32には一対の軸受部24a及び一対のボルト挿通
孔24bを有する第1カムキャップ24が収容され、シ
ュータ32aを介して1個ずつ連続的に供給されるよう
になっている。
【0022】さらに、前記第4ホッパ33には第2カム
キャップ23のための第2ボルト26が収容され、シュ
ータ33aを介して1対ずつ連続的に供給されるように
なっている。第3ホッパ34には第1カムキャップ24
のための第1ボルト27が収容され、シュータ34aを
介して1個ずつ連続的に供給されるようになっている。
キャップ23のための第2ボルト26が収容され、シュ
ータ33aを介して1対ずつ連続的に供給されるように
なっている。第3ホッパ34には第1カムキャップ24
のための第1ボルト27が収容され、シュータ34aを
介して1個ずつ連続的に供給されるようになっている。
【0023】前記第2ホッパ31のシュータ31aの終
端部と対応するように、ベース30上には第2配列機構
35が装設されている。また、第4ホッパ33のシュー
タ33aの終端部と対応するように、ベース30上には
第2ボルト挿通機構36が第2配列機構35に隣接して
装設されている。そして、第2ホッパ31のシュータ3
1aから供給される第2カムキャップ23が、第2配列
機構35により第2治具37上に所定間隔おきで配列さ
れる。また、第4ホッパ33のシュータ33aから供給
される第2ボルト26が、第2ボルト挿通機構36によ
り第2治具37上の各第2カムキャップ23のボルト挿
通孔23bに挿通されるようになっている。
端部と対応するように、ベース30上には第2配列機構
35が装設されている。また、第4ホッパ33のシュー
タ33aの終端部と対応するように、ベース30上には
第2ボルト挿通機構36が第2配列機構35に隣接して
装設されている。そして、第2ホッパ31のシュータ3
1aから供給される第2カムキャップ23が、第2配列
機構35により第2治具37上に所定間隔おきで配列さ
れる。また、第4ホッパ33のシュータ33aから供給
される第2ボルト26が、第2ボルト挿通機構36によ
り第2治具37上の各第2カムキャップ23のボルト挿
通孔23bに挿通されるようになっている。
【0024】前記第1ホッパ32のシュータ32aの終
端部と対応するように、ベース30上には第1配列機構
38が装設され、その第1配列機構38には受渡機構3
9及び反転機構40が設けられている。そして、第1ホ
ッパ32のシュータ32aから供給される第1カムキャ
ップ24が、この第1配列機構38の受渡機構39及び
反転機構40を介して第1治具41上に配列されるよう
になっている。この場合、受渡機構39において、後述
する検出手段としてのセンサ71,72により第1カム
キャップ24の方向が検出されるとともに、そのセンサ
71,72によって検出された第1カムキャップ24の
方向が逆のときには、反転機構40において第1カムキ
ャップ24の方向が反転される。
端部と対応するように、ベース30上には第1配列機構
38が装設され、その第1配列機構38には受渡機構3
9及び反転機構40が設けられている。そして、第1ホ
ッパ32のシュータ32aから供給される第1カムキャ
ップ24が、この第1配列機構38の受渡機構39及び
反転機構40を介して第1治具41上に配列されるよう
になっている。この場合、受渡機構39において、後述
する検出手段としてのセンサ71,72により第1カム
キャップ24の方向が検出されるとともに、そのセンサ
71,72によって検出された第1カムキャップ24の
方向が逆のときには、反転機構40において第1カムキ
ャップ24の方向が反転される。
【0025】前記第3ホッパ34のシュータ34aの終
端部と対応するように、ベース30上には第1ボルト挿
通機構42が第1配列機構38に隣接して装設されてい
る。そして、第3ホッパ34のシュータ34aから供給
される第1ボルト27が、この第1ボルト挿通機構42
により第1治具41上の第1カムキャップ24のボルト
挿通孔24bに挿通されるようになっている。
端部と対応するように、ベース30上には第1ボルト挿
通機構42が第1配列機構38に隣接して装設されてい
る。そして、第3ホッパ34のシュータ34aから供給
される第1ボルト27が、この第1ボルト挿通機構42
により第1治具41上の第1カムキャップ24のボルト
挿通孔24bに挿通されるようになっている。
【0026】更に、第2ボルト挿通機構36及び第1ボ
ルト挿通機構42の間に、第2治具37と、これと所定
の配置関係に第1治具41を整列させる整列機構50
が、第2ボルト挿通機構36及び第1ボルト挿通機構4
2に装設されている。
ルト挿通機構42の間に、第2治具37と、これと所定
の配置関係に第1治具41を整列させる整列機構50
が、第2ボルト挿通機構36及び第1ボルト挿通機構4
2に装設されている。
【0027】次に、前記各機構の詳細構成について順に
説明する。 (第2配列機構35)図4及び図5に示すように、前記
第2配列機構35においては、ベース30上に移動台4
5が一対のガイド46を介して第2ホッパ31のシュー
タ31aと直交する方向へ移動可能に配設されている。
移動台45上には前記第2治具37が載置され、その第
2治具37の上面には複数の支持溝37aが形成されて
いる。ベース30上には移動用モータ47が配設され、
この移動用モータ47によりボールネジ48を介して移
動台45が図4及び図5の矢印方向へ所定量ずつ間欠的
に移動される。これにより、第2治具37上の各支持溝
37aがシュータ31aの終端部に順に対応配置され、
この対応配置ごとにシャッタ49が開放されて、シュー
タ31aから各支持溝37a内に第2カムキャップ23
が順に供給配列されるようになっている。
説明する。 (第2配列機構35)図4及び図5に示すように、前記
第2配列機構35においては、ベース30上に移動台4
5が一対のガイド46を介して第2ホッパ31のシュー
タ31aと直交する方向へ移動可能に配設されている。
移動台45上には前記第2治具37が載置され、その第
2治具37の上面には複数の支持溝37aが形成されて
いる。ベース30上には移動用モータ47が配設され、
この移動用モータ47によりボールネジ48を介して移
動台45が図4及び図5の矢印方向へ所定量ずつ間欠的
に移動される。これにより、第2治具37上の各支持溝
37aがシュータ31aの終端部に順に対応配置され、
この対応配置ごとにシャッタ49が開放されて、シュー
タ31aから各支持溝37a内に第2カムキャップ23
が順に供給配列されるようになっている。
【0028】(第2ボルト挿通機構36)図4〜図7に
示すように、前記第2ボルト挿通機構36においては、
ベース30上に一対の供給体52,53がブラケット5
4のガイド54aを介して開閉移動可能に支持されてい
る。シュータ31aから第2治具37の支持溝37aに
供給配列された第2カムキャップ23の各ボルト挿通孔
23bと対応するように、供給体52,53間には一対
の漏斗状をなす供給部52a,53aが形成されてい
る。ブラケット54にはシリンダ55が配設され、この
シリンダ55により両供給体52,53が通常接近され
ており、供給部52a,53aが閉じられている。ま
た、供給体52,53は、連動レバー56を介して互い
に同期して離間または接近する方向に移動されるととも
に、供給部52a,53aが同期して開閉されるように
なっている。
示すように、前記第2ボルト挿通機構36においては、
ベース30上に一対の供給体52,53がブラケット5
4のガイド54aを介して開閉移動可能に支持されてい
る。シュータ31aから第2治具37の支持溝37aに
供給配列された第2カムキャップ23の各ボルト挿通孔
23bと対応するように、供給体52,53間には一対
の漏斗状をなす供給部52a,53aが形成されてい
る。ブラケット54にはシリンダ55が配設され、この
シリンダ55により両供給体52,53が通常接近され
ており、供給部52a,53aが閉じられている。ま
た、供給体52,53は、連動レバー56を介して互い
に同期して離間または接近する方向に移動されるととも
に、供給部52a,53aが同期して開閉されるように
なっている。
【0029】前記供給体52,53の上方において、第
4ホッパ33のシュータ33aの終端部と対応するよう
に、一対のシャッタ57,58が昇降可能に隣接配置さ
れている。そして、昇降用シリンダ59により昇降機構
60を介して両シャッタ57,58が交互に昇降され
て、シュータ33aの終端部から供給体52,53の供
給部52a,53aに対する一対の第2ボルト26の供
給が許容されるようになっている。
4ホッパ33のシュータ33aの終端部と対応するよう
に、一対のシャッタ57,58が昇降可能に隣接配置さ
れている。そして、昇降用シリンダ59により昇降機構
60を介して両シャッタ57,58が交互に昇降され
て、シュータ33aの終端部から供給体52,53の供
給部52a,53aに対する一対の第2ボルト26の供
給が許容されるようになっている。
【0030】前記第4ホッパ33のシュータ33aの終
端部と対応するように、そのシュータ33aの下方には
押付部材61が移動可能に配設されている。そして、シ
ャッタ57,58が交互に昇降されるのに連動して、こ
の押付部材61が図示しない押付用シリンダ等により往
復移動され、一対の第2ボルト26がシュータ33aの
終端部から供給体52,53の供給部52a,53aに
積極的に押し付け供給されるようになっている。
端部と対応するように、そのシュータ33aの下方には
押付部材61が移動可能に配設されている。そして、シ
ャッタ57,58が交互に昇降されるのに連動して、こ
の押付部材61が図示しない押付用シリンダ等により往
復移動され、一対の第2ボルト26がシュータ33aの
終端部から供給体52,53の供給部52a,53aに
積極的に押し付け供給されるようになっている。
【0031】前記供給体52,53の供給部52a,5
3aと対応するように、ベース30上には一対のポンチ
62が支持フレーム63を介して昇降可能に配設されて
いる。支持フレーム63にはシリンダ64が支持され、
このシリンダ64により両ポンチ62が下降されて、供
給部52a,53a内の第2ボルト26が第2治具37
上の第2カムキャップ23の各ボルト挿通孔23bに押
圧する。これにより、供給体52,53の供給部52
a,53aが開き、第2ボルト26が第2カムキャップ
23に挿入されるようになっている。
3aと対応するように、ベース30上には一対のポンチ
62が支持フレーム63を介して昇降可能に配設されて
いる。支持フレーム63にはシリンダ64が支持され、
このシリンダ64により両ポンチ62が下降されて、供
給部52a,53a内の第2ボルト26が第2治具37
上の第2カムキャップ23の各ボルト挿通孔23bに押
圧する。これにより、供給体52,53の供給部52
a,53aが開き、第2ボルト26が第2カムキャップ
23に挿入されるようになっている。
【0032】以上のように、移動用モータ47により、
第2治具37が移動台45とともに間欠的に移動され
て、その第2治具37の各支持溝37a内に第2カムキ
ャップ23が供給配列されるとともに、それらの第2カ
ムキャップ23のボルト挿通孔23bに第2ボルト26
が挿通される。そして、この第2カムキャップ23の配
列及び第2ボルト26の挿通を終了した後、整列機構5
0を構成する移動用モータ47により、第2治具37は
図1に実線で示すとともに図4及び図5に鎖線で示す搬
送位置P1に移動配置されるようになっている。
第2治具37が移動台45とともに間欠的に移動され
て、その第2治具37の各支持溝37a内に第2カムキ
ャップ23が供給配列されるとともに、それらの第2カ
ムキャップ23のボルト挿通孔23bに第2ボルト26
が挿通される。そして、この第2カムキャップ23の配
列及び第2ボルト26の挿通を終了した後、整列機構5
0を構成する移動用モータ47により、第2治具37は
図1に実線で示すとともに図4及び図5に鎖線で示す搬
送位置P1に移動配置されるようになっている。
【0033】(第1配列機構38の受渡機構39)図
3、図8及び図9に示すように、前記第1配列機構38
の受渡機構39においては、ベース30上に支柱67を
介して支持アーム68が配設されている。第1ホッパ3
2のシュータ32aの終端部と対応するように、支持ア
ーム68の先端には受渡台69がロッドレスシリンダ7
0を介して、シュータ32aと直交する方向へ移動可能
に支持されている。そして、ロッドレスシリンダ70に
より、受渡台69がシュータ32aの終端部と対応する
位置に移動配置された状態で、図示しないシャッタが開
放されることにより、シュータ32aから受渡台69上
に第1カムキャップ24が供給配置されるようになって
いる。
3、図8及び図9に示すように、前記第1配列機構38
の受渡機構39においては、ベース30上に支柱67を
介して支持アーム68が配設されている。第1ホッパ3
2のシュータ32aの終端部と対応するように、支持ア
ーム68の先端には受渡台69がロッドレスシリンダ7
0を介して、シュータ32aと直交する方向へ移動可能
に支持されている。そして、ロッドレスシリンダ70に
より、受渡台69がシュータ32aの終端部と対応する
位置に移動配置された状態で、図示しないシャッタが開
放されることにより、シュータ32aから受渡台69上
に第1カムキャップ24が供給配置されるようになって
いる。
【0034】前記受渡台69上の第1カムキャップ24
の両端部と対応するように、支持アーム68上には発光
素子及び受光素子よりなる検出手段としての各一対のセ
ンサ71,72が取付板73を介して取り付けられてい
る。そして、これらのセンサ71,72により受渡台6
9上に支持された第1カムキャップ24の方向が正規の
方向になっているか否かが検出される。その後、ロッド
レスシリンダ70により、受渡台69が図8に実線で示
すシュータ32aとの対応位置から、同図に鎖線で示す
反転機構40との対応位置へ移動されるようになってい
る。
の両端部と対応するように、支持アーム68上には発光
素子及び受光素子よりなる検出手段としての各一対のセ
ンサ71,72が取付板73を介して取り付けられてい
る。そして、これらのセンサ71,72により受渡台6
9上に支持された第1カムキャップ24の方向が正規の
方向になっているか否かが検出される。その後、ロッド
レスシリンダ70により、受渡台69が図8に実線で示
すシュータ32aとの対応位置から、同図に鎖線で示す
反転機構40との対応位置へ移動されるようになってい
る。
【0035】(第1配列機構38の反転機構40)図
3、図9及び図10に示すように、前記第1配列機構3
8の反転機構40においては、支柱67の上端に支持ブ
ロック76が配設されている。支持ブロック76には移
動台77が移動用ロッドレスシリンダ78を介して、第
1ホッパ32のシュータ32aと直交する方向へ移動可
能に支持され、その移動台77の背面には昇降台79が
昇降用ロッドレスシリンダ80を介して昇降可能に支持
されている。
3、図9及び図10に示すように、前記第1配列機構3
8の反転機構40においては、支柱67の上端に支持ブ
ロック76が配設されている。支持ブロック76には移
動台77が移動用ロッドレスシリンダ78を介して、第
1ホッパ32のシュータ32aと直交する方向へ移動可
能に支持され、その移動台77の背面には昇降台79が
昇降用ロッドレスシリンダ80を介して昇降可能に支持
されている。
【0036】前記昇降台79には支持板81がロータリ
シリンダ82を介して回転可能に支持され、その支持板
81の下面には受渡台69上の第1カムキャップ24の
ボルト挿通孔24bに係合可能な一対の位置決めピン8
3が突設されている。支持板81の下部には第1カムキ
ャップ24を把持するための一対の把持体84が開閉可
能に支持され、シリンダ85により開閉されるようにな
っている。
シリンダ82を介して回転可能に支持され、その支持板
81の下面には受渡台69上の第1カムキャップ24の
ボルト挿通孔24bに係合可能な一対の位置決めピン8
3が突設されている。支持板81の下部には第1カムキ
ャップ24を把持するための一対の把持体84が開閉可
能に支持され、シリンダ85により開閉されるようにな
っている。
【0037】前記センサ71,72により検出された第
1カムキャップ24の方向が逆の場合には、ロータリシ
リンダ82により支持板81が180度回転されて、そ
の第1カムキャップ24の方向が反転される。
1カムキャップ24の方向が逆の場合には、ロータリシ
リンダ82により支持板81が180度回転されて、そ
の第1カムキャップ24の方向が反転される。
【0038】そして、把持体84が受渡台69上の第1
カムキャップ24と対応配置された状態で、その把持体
84がシリンダ85にて開閉されるとともに、昇降用ロ
ッドレスシリンダ80にて下降及び上昇されることによ
り、第1カムキャップ24が両把持体84間に把持され
て持ち上げられる。この場合、一対の位置決めピン83
が第1カムキャップ24のボルト挿通孔24bに係合さ
れて、第1カムキャップ24が支持板81に対して位置
決めされる。
カムキャップ24と対応配置された状態で、その把持体
84がシリンダ85にて開閉されるとともに、昇降用ロ
ッドレスシリンダ80にて下降及び上昇されることによ
り、第1カムキャップ24が両把持体84間に把持され
て持ち上げられる。この場合、一対の位置決めピン83
が第1カムキャップ24のボルト挿通孔24bに係合さ
れて、第1カムキャップ24が支持板81に対して位置
決めされる。
【0039】その後、移動用ロッドレスシリンダ78に
より、第1カムキャップ24が移動台77等とともに図
10の左方向(図1においては右方向)に移動されて、
後述する第1ボルト挿通機構42における支持台92上
の第1治具41に対応配置される。そして、把持体84
が昇降用ロッドレスシリンダ80にて下降されるととも
に、シリンダ85にて開放されることにより、第1カム
キャップ24が第1治具41上に供給配列されるように
なっている。
より、第1カムキャップ24が移動台77等とともに図
10の左方向(図1においては右方向)に移動されて、
後述する第1ボルト挿通機構42における支持台92上
の第1治具41に対応配置される。そして、把持体84
が昇降用ロッドレスシリンダ80にて下降されるととも
に、シリンダ85にて開放されることにより、第1カム
キャップ24が第1治具41上に供給配列されるように
なっている。
【0040】(第1ボルト挿通機構42)図3、図11
及び図12に示すように、前記第1ボルト挿通機構42
においては、ベース30上に移動台88がガイド89を
介して、第3ホッパ34のシュータ34aと直交する方
向へ移動可能に配設され、移動用モータ90によりボー
ルネジ91を介して移動されるようになっている。移動
台88上には支持台92がガイド93を介してシュータ
34aの延長方向に沿って移動可能に支持され、整列機
構50を構成する移動用シリンダ94により移動される
ようになっている。支持台92上には、ロッドレスシリ
ンダ131により所定ストローク移動可能な載置台13
0が設けられ、この載置台130上に前記第1治具41
が載置固定され、その上面には第1カムキャップ24に
形成された一対の位置決め孔24cに係合可能な一対の
位置決めピン41aが突設されている。
及び図12に示すように、前記第1ボルト挿通機構42
においては、ベース30上に移動台88がガイド89を
介して、第3ホッパ34のシュータ34aと直交する方
向へ移動可能に配設され、移動用モータ90によりボー
ルネジ91を介して移動されるようになっている。移動
台88上には支持台92がガイド93を介してシュータ
34aの延長方向に沿って移動可能に支持され、整列機
構50を構成する移動用シリンダ94により移動される
ようになっている。支持台92上には、ロッドレスシリ
ンダ131により所定ストローク移動可能な載置台13
0が設けられ、この載置台130上に前記第1治具41
が載置固定され、その上面には第1カムキャップ24に
形成された一対の位置決め孔24cに係合可能な一対の
位置決めピン41aが突設されている。
【0041】前記第3ホッパ34のシュータ34aの終
端部と対応するように、ベース30上には取付板95が
配設されている。取付板95には移送体96が移動用ロ
ッドレスシリンダ97を介してシュータ34aと直交す
る方向へ移動可能に支持され、その端縁にはシュータ3
4aから供給される第1ボルト27を受け止めるための
凹部96aが形成されている。
端部と対応するように、ベース30上には取付板95が
配設されている。取付板95には移送体96が移動用ロ
ッドレスシリンダ97を介してシュータ34aと直交す
る方向へ移動可能に支持され、その端縁にはシュータ3
4aから供給される第1ボルト27を受け止めるための
凹部96aが形成されている。
【0042】前記移送体96上には保持体98がシュー
タ34aの延長方向に沿って相対移動可能に支持され、
その先端には第1ボルト27を保持するための凹溝98
aが形成されている。取付板95上にはカム板99が取
り付けられ、そのカム板99には保持体98上の係合ピ
ン98bに係合可能なカム溝99aが移送体96の移動
方向へ延びるように形成されている。
タ34aの延長方向に沿って相対移動可能に支持され、
その先端には第1ボルト27を保持するための凹溝98
aが形成されている。取付板95上にはカム板99が取
り付けられ、そのカム板99には保持体98上の係合ピ
ン98bに係合可能なカム溝99aが移送体96の移動
方向へ延びるように形成されている。
【0043】そして、図11に実線で示すように、移送
体96の凹部96a及び保持体98の凹溝98aがシュ
ータ34aの終端部と対応する位置に移動配置された状
態で、図示しないシャッタが開放されることにより、シ
ュータ34aから1個の第1ボルト27が搬送され、移
送体96の凹部96a及び保持体98の凹溝98aに第
1ボルト27が供給保持される。この状態で、移動用ロ
ッドレスシリンダ97により移送体96及び保持体98
が前方に移動されて、第1ボルト27がシュータ34a
と対応する位置から前方に移送される。このとき、図1
1に鎖線で示すように、カム溝99aと係合ピン98b
との係合を介して保持体98が同図の右方に移動され、
第1ボルト27が保持体98の凹溝98aにおける保持
状態から解放されて落下するようになっている。
体96の凹部96a及び保持体98の凹溝98aがシュ
ータ34aの終端部と対応する位置に移動配置された状
態で、図示しないシャッタが開放されることにより、シ
ュータ34aから1個の第1ボルト27が搬送され、移
送体96の凹部96a及び保持体98の凹溝98aに第
1ボルト27が供給保持される。この状態で、移動用ロ
ッドレスシリンダ97により移送体96及び保持体98
が前方に移動されて、第1ボルト27がシュータ34a
と対応する位置から前方に移送される。このとき、図1
1に鎖線で示すように、カム溝99aと係合ピン98b
との係合を介して保持体98が同図の右方に移動され、
第1ボルト27が保持体98の凹溝98aにおける保持
状態から解放されて落下するようになっている。
【0044】前記第1ボルト27の落下位置に対応する
ように、取付板95上には一対の供給体100がガイド
101を介して接離移動可能に配設され、それらの対向
端面には漏斗状をなす供給部100aが形成されてい
る。両供給体100間にはバネ102が掛装され、この
バネ102の付勢力により、両供給体100が常には供
給部100aを閉鎖した所定位置にストッパ134で位
置規制されて移動配置されるようになっている。この閉
鎖状態では、供給部100aの底部に第1ボルト27の
先端部が挿通可能な受け止め孔が形成されるようになっ
ている。そして、前記保持体98の凹溝98aから落下
する第1ボルト27が、この閉鎖状態の供給部100a
に入り込み、先端部が受け止め孔に挿入され、ワッシャ
部分が漏斗面に当接して全体として垂直状態の正しい姿
勢に補正されて、受け止められるようになっている。ま
た、供給部100aを閉鎖状態にロックするためのロッ
クプレート132が供給体100に対し、後傾する方向
にシリンダによって進退自在に設けられている。なお、
ロックプレート132は、ボルト受け止め時はロック作
動し、ボルト受け止め後は所定の信号により供給部10
0aが開放できるように作動する。すなわち、前記受け
止め孔に受け止められていた第1ボルト27は、発光器
133a及び受光器133bよりなるセンサによって検
出される。この検出信号に基づきロックプレート132
が開放方向に作動する。
ように、取付板95上には一対の供給体100がガイド
101を介して接離移動可能に配設され、それらの対向
端面には漏斗状をなす供給部100aが形成されてい
る。両供給体100間にはバネ102が掛装され、この
バネ102の付勢力により、両供給体100が常には供
給部100aを閉鎖した所定位置にストッパ134で位
置規制されて移動配置されるようになっている。この閉
鎖状態では、供給部100aの底部に第1ボルト27の
先端部が挿通可能な受け止め孔が形成されるようになっ
ている。そして、前記保持体98の凹溝98aから落下
する第1ボルト27が、この閉鎖状態の供給部100a
に入り込み、先端部が受け止め孔に挿入され、ワッシャ
部分が漏斗面に当接して全体として垂直状態の正しい姿
勢に補正されて、受け止められるようになっている。ま
た、供給部100aを閉鎖状態にロックするためのロッ
クプレート132が供給体100に対し、後傾する方向
にシリンダによって進退自在に設けられている。なお、
ロックプレート132は、ボルト受け止め時はロック作
動し、ボルト受け止め後は所定の信号により供給部10
0aが開放できるように作動する。すなわち、前記受け
止め孔に受け止められていた第1ボルト27は、発光器
133a及び受光器133bよりなるセンサによって検
出される。この検出信号に基づきロックプレート132
が開放方向に作動する。
【0045】前記供給体100の供給部100aと対応
するように、ベース30上にはポンチ103が支持フレ
ーム104を介して昇降可能に配設され、支持フレーム
104上のロッドレスシリンダ105により昇降される
ようになっている。そして、図11に鎖線で示すよう
に、前記支持台92上の第1治具41に配列された第1
カムキャップ24の1つ目のボルト挿通孔24bが供給
部100aと対応する位置に移動配置された状態で、ロ
ックプレート132が後退して供給体100のロックを
解除した後、このロッドレスシリンダ105によりポン
チ103が下降される。これにより、供給部100aが
バネ102の付勢力に抗して開放されながら、供給部1
00a内の第1ボルト27が第1カムキャップ24の1
つ目のボルト挿通孔24bに押圧挿入されるようになっ
ている。
するように、ベース30上にはポンチ103が支持フレ
ーム104を介して昇降可能に配設され、支持フレーム
104上のロッドレスシリンダ105により昇降される
ようになっている。そして、図11に鎖線で示すよう
に、前記支持台92上の第1治具41に配列された第1
カムキャップ24の1つ目のボルト挿通孔24bが供給
部100aと対応する位置に移動配置された状態で、ロ
ックプレート132が後退して供給体100のロックを
解除した後、このロッドレスシリンダ105によりポン
チ103が下降される。これにより、供給部100aが
バネ102の付勢力に抗して開放されながら、供給部1
00a内の第1ボルト27が第1カムキャップ24の1
つ目のボルト挿通孔24bに押圧挿入されるようになっ
ている。
【0046】その後、ポンチ103が上昇され、供給体
100がバネ102の付勢力によって閉鎖状態に復帰
し、同時にロックプレート132が前進してロックす
る。これとともに、前記支持台92が移動用モータ90
により図11の紙面上方向に所定量移動されて、第1治
具41上の第1カムキャップ24の2つ目の中間のボル
ト挿通孔24bが供給部100aと対応する位置に移動
配置される。この状態で、前記と同様にシュータ34a
から供給される第1ボルト27が、移送体96及び保持
体98により供給体100の供給部100aに移送され
た後、ポンチ103の下降によって、第1カムキャップ
24の他方のボルト挿通孔24bに押圧挿入されるよう
になっている。更に、その後、同様にして3つ目のボル
ト挿通孔24bにも第1ボルト27が押圧挿入される。
なお、3つ目のボルト挿通孔24bは他のボルト挿通孔
24bの孔位置より所定量偏位しているため、この偏位
分が吸収されるように支持台92に対する載置台130
の摺動を行って供給体100との位置合わせを行ってい
る。
100がバネ102の付勢力によって閉鎖状態に復帰
し、同時にロックプレート132が前進してロックす
る。これとともに、前記支持台92が移動用モータ90
により図11の紙面上方向に所定量移動されて、第1治
具41上の第1カムキャップ24の2つ目の中間のボル
ト挿通孔24bが供給部100aと対応する位置に移動
配置される。この状態で、前記と同様にシュータ34a
から供給される第1ボルト27が、移送体96及び保持
体98により供給体100の供給部100aに移送され
た後、ポンチ103の下降によって、第1カムキャップ
24の他方のボルト挿通孔24bに押圧挿入されるよう
になっている。更に、その後、同様にして3つ目のボル
ト挿通孔24bにも第1ボルト27が押圧挿入される。
なお、3つ目のボルト挿通孔24bは他のボルト挿通孔
24bの孔位置より所定量偏位しているため、この偏位
分が吸収されるように支持台92に対する載置台130
の摺動を行って供給体100との位置合わせを行ってい
る。
【0047】そして、第1治具41上への第1カムキャ
ップ24の配置、及びその第1カムキャップ24の各ボ
ルト挿通孔24bに対する第1ボルト27の挿通を終了
した後、整列機構50を構成する移動用モータ90によ
り図11の紙面上方向になる前進位置に支持台92が移
動され、整列機構50を構成する図示しない位置決めス
トッパで位置決めされた位置から、整列機構50を構成
する移動用シリンダ94により支持台92が図11の右
方向に移動される。これにより、図1、図4、図5及び
図11に示すように、第1治具41は移動用シリンダ9
4の前進端で決まる搬送位置P2に移動されて、前記搬
送位置P1の第2治具37に対して所定の配置関係にな
るように間隔をおいて対向配置されるようになってい
る。
ップ24の配置、及びその第1カムキャップ24の各ボ
ルト挿通孔24bに対する第1ボルト27の挿通を終了
した後、整列機構50を構成する移動用モータ90によ
り図11の紙面上方向になる前進位置に支持台92が移
動され、整列機構50を構成する図示しない位置決めス
トッパで位置決めされた位置から、整列機構50を構成
する移動用シリンダ94により支持台92が図11の右
方向に移動される。これにより、図1、図4、図5及び
図11に示すように、第1治具41は移動用シリンダ9
4の前進端で決まる搬送位置P2に移動されて、前記搬
送位置P1の第2治具37に対して所定の配置関係にな
るように間隔をおいて対向配置されるようになってい
る。
【0048】そして、この状態で図示しない搬送装置の
マニピュレータ等により、第2治具37上の4つの第2
カムキャップ23及び第1治具41上の1つの第1カム
キャップ24が、所定の配置関係を保った状態で搬送位
置P1,P2の治具37,41上から取り出されて、図
示しないエンジンの組立工程中のカムキャップ締付機構
へ向けて搬送される。具体的には、例えばカムキャップ
締付機構に設けられた仮置き台上に一旦載置される。に
その後、前記第2配列機構35及び第2ボルト挿通機構
36により、第2治具37上にのみ再び4つの第2カム
キャップ23の配列及び第2ボルト26の挿通が行われ
て、その第2治具37が搬送位置P1に移動配置され
る。そして、この4つの第2カムキャップ23も同様に
して搬送され、先に搬送された4つの第2カムキャップ
23と並ぶように同じ仮置き台上に載置され、すなわち
残り4つの第2カムキャップ23が搬送され、全カムキ
ャップが揃った時点で締付工程に待機する。そして、カ
ムキャップ締付機構により図14に示すように、各カム
キャップ23,24がボルト26,27によりシリンダ
ヘッド21に組み付けられ、ナットランナーにより一斉
に締め付けられる。
マニピュレータ等により、第2治具37上の4つの第2
カムキャップ23及び第1治具41上の1つの第1カム
キャップ24が、所定の配置関係を保った状態で搬送位
置P1,P2の治具37,41上から取り出されて、図
示しないエンジンの組立工程中のカムキャップ締付機構
へ向けて搬送される。具体的には、例えばカムキャップ
締付機構に設けられた仮置き台上に一旦載置される。に
その後、前記第2配列機構35及び第2ボルト挿通機構
36により、第2治具37上にのみ再び4つの第2カム
キャップ23の配列及び第2ボルト26の挿通が行われ
て、その第2治具37が搬送位置P1に移動配置され
る。そして、この4つの第2カムキャップ23も同様に
して搬送され、先に搬送された4つの第2カムキャップ
23と並ぶように同じ仮置き台上に載置され、すなわち
残り4つの第2カムキャップ23が搬送され、全カムキ
ャップが揃った時点で締付工程に待機する。そして、カ
ムキャップ締付機構により図14に示すように、各カム
キャップ23,24がボルト26,27によりシリンダ
ヘッド21に組み付けられ、ナットランナーにより一斉
に締め付けられる。
【0049】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態のカムキャップの整列装置において
は、1つの軸受部23a及び一対のボルト挿通孔23b
を有する第2カムキャップ23を収容するための第2ホ
ッパ31と、一対の軸受部24a及び一対のボルト挿通
孔24bを有する第1カムキャップ24を収容するため
の第1ホッパ32と、第2カムキャップ23のための第
2ボルト26を収容する第4ホッパ33と、第1カムキ
ャップ24のための第1ボルト27を収容する第3ホッ
パ34と、整列機構50が装備されている。そして、第
2ホッパ31から供給される第2カムキャップ23が、
第2配列機構35により第2治具37上に所定間隔おき
で配列されるとともに、第4ホッパ33から供給される
第2ボルト26が、第2ボルト挿通機構36により第2
治具37上の各第2カムキャップ23のボルト挿通孔2
3bに挿通される。また、第1ホッパ32から供給され
る第1カムキャップ24が、第1配列機構38により第
1治具41上に配列されるとともに、第3ホッパ34か
ら供給される第1ボルト27が、第1ボルト挿通機構4
2により第1治具41上の第1カムキャップ24のボル
ト挿通孔24bに挿通されるようになっている。
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態のカムキャップの整列装置において
は、1つの軸受部23a及び一対のボルト挿通孔23b
を有する第2カムキャップ23を収容するための第2ホ
ッパ31と、一対の軸受部24a及び一対のボルト挿通
孔24bを有する第1カムキャップ24を収容するため
の第1ホッパ32と、第2カムキャップ23のための第
2ボルト26を収容する第4ホッパ33と、第1カムキ
ャップ24のための第1ボルト27を収容する第3ホッ
パ34と、整列機構50が装備されている。そして、第
2ホッパ31から供給される第2カムキャップ23が、
第2配列機構35により第2治具37上に所定間隔おき
で配列されるとともに、第4ホッパ33から供給される
第2ボルト26が、第2ボルト挿通機構36により第2
治具37上の各第2カムキャップ23のボルト挿通孔2
3bに挿通される。また、第1ホッパ32から供給され
る第1カムキャップ24が、第1配列機構38により第
1治具41上に配列されるとともに、第3ホッパ34か
ら供給される第1ボルト27が、第1ボルト挿通機構4
2により第1治具41上の第1カムキャップ24のボル
ト挿通孔24bに挿通されるようになっている。
【0050】このため、カムキャップ23,24の配列
及びボルト26,27の挿通を行うための2つの作業ロ
ボットを備えた従来の整列装置に比較して、装置全体を
安価に製作することができるとともに、広いスペースを
必要とすることなく容易に設置することができる。ま
た、従来装置のように、作業ロボットの作動アームによ
る各カムキャップ23,24及び各ボルト26,27の
着脱位置を調整するという困難な調整作業を行う必要が
ないにも拘らず、治具37,41上への各カムキャップ
23,24の配列及び各カムキャップ23,24のボル
ト挿通孔23b,24bに対するボルト26,27の挿
通を正確に行うことができる。従って、ボルト26,2
7の挿通ミスをなくすことができ、次工程への影響を考
慮した従来のようなストッカ等の設備が不要となる。
及びボルト26,27の挿通を行うための2つの作業ロ
ボットを備えた従来の整列装置に比較して、装置全体を
安価に製作することができるとともに、広いスペースを
必要とすることなく容易に設置することができる。ま
た、従来装置のように、作業ロボットの作動アームによ
る各カムキャップ23,24及び各ボルト26,27の
着脱位置を調整するという困難な調整作業を行う必要が
ないにも拘らず、治具37,41上への各カムキャップ
23,24の配列及び各カムキャップ23,24のボル
ト挿通孔23b,24bに対するボルト26,27の挿
通を正確に行うことができる。従って、ボルト26,2
7の挿通ミスをなくすことができ、次工程への影響を考
慮した従来のようなストッカ等の設備が不要となる。
【0051】・ この実施形態のカムキャップの整列装
置においては、前記第1〜第4ホッパ31,32,3
3,34が一カ所に集中して配置されている。このた
め、整列装置全体の設置スペースを一層小さくすること
ができるとともに、各ホッパ31〜34に対するカムキ
ャップ23,24及びボルト26,27の補給作業を、
一カ所において集中的に行うことができる。
置においては、前記第1〜第4ホッパ31,32,3
3,34が一カ所に集中して配置されている。このた
め、整列装置全体の設置スペースを一層小さくすること
ができるとともに、各ホッパ31〜34に対するカムキ
ャップ23,24及びボルト26,27の補給作業を、
一カ所において集中的に行うことができる。
【0052】・ この実施形態のカムキャップの整列装
置においては、前記第2及び第4ホッパ31,33が前
後に隣接して配置され、第1及び第3ホッパ32,34
が第2及び第4ホッパ31,33の側方において前後に
隣接して配置されている。このため、ホッパ31〜34
の簡単な配置構成によって、前記のような装置全体の設
置スペースの縮小、及びカムキャップ23,24等の補
給作業の容易化を図ることができる。
置においては、前記第2及び第4ホッパ31,33が前
後に隣接して配置され、第1及び第3ホッパ32,34
が第2及び第4ホッパ31,33の側方において前後に
隣接して配置されている。このため、ホッパ31〜34
の簡単な配置構成によって、前記のような装置全体の設
置スペースの縮小、及びカムキャップ23,24等の補
給作業の容易化を図ることができる。
【0053】・ この実施形態のカムキャップの整列装
置においては、前記第1配列機構38に、第1ホッパ3
2から供給される第1カムキャップ24の方向を検出す
るセンサ71,72と、センサ71,72によって検出
された第1カムキャップ24の方向が逆の場合に、その
第1カムキャップ24の方向を反転させる反転機構40
とが装備されている。このため、第1ホッパ32から供
給される第1カムキャップ24の方向が不揃いであって
も、その第1カムキャップ24の方向を揃えながら治具
41上に正確に配列することができる。
置においては、前記第1配列機構38に、第1ホッパ3
2から供給される第1カムキャップ24の方向を検出す
るセンサ71,72と、センサ71,72によって検出
された第1カムキャップ24の方向が逆の場合に、その
第1カムキャップ24の方向を反転させる反転機構40
とが装備されている。このため、第1ホッパ32から供
給される第1カムキャップ24の方向が不揃いであって
も、その第1カムキャップ24の方向を揃えながら治具
41上に正確に配列することができる。
【0054】・ この実施形態のカムキャップの整列装
置においては、全体として漏斗状を呈する供給体52,
53又は供給体100と、第4又は第3ホッパ33,3
4のシュータ33a,34aの終端部から供給部52
a,53a又は供給部100aに第2又は第1ボルト2
6,27を供給する移送体96と保持体98又はシャッ
タ57、58と押付部材61と、供給部52a,53a
又は供給部100aに至った第2又は第1ボルト26,
27を押圧して供給部52a,53a又は供給部100
aを開かせて、ボルト挿通孔に挿通させるポンチ62,
103とを備えるようにした。そのため、容易にかつほ
ぼ確実に第1及び第2カムキャップ24,23のボルト
挿通孔23b,24bに、第1及び第2ボルト27,2
6を挿通することができる。
置においては、全体として漏斗状を呈する供給体52,
53又は供給体100と、第4又は第3ホッパ33,3
4のシュータ33a,34aの終端部から供給部52
a,53a又は供給部100aに第2又は第1ボルト2
6,27を供給する移送体96と保持体98又はシャッ
タ57、58と押付部材61と、供給部52a,53a
又は供給部100aに至った第2又は第1ボルト26,
27を押圧して供給部52a,53a又は供給部100
aを開かせて、ボルト挿通孔に挿通させるポンチ62,
103とを備えるようにした。そのため、容易にかつほ
ぼ確実に第1及び第2カムキャップ24,23のボルト
挿通孔23b,24bに、第1及び第2ボルト27,2
6を挿通することができる。
【0055】(第2の実施形態)次に、この発明の第2
の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
【0056】さて、この第2の実施形態においては、図
13に示すように、第1〜第4ホッパ31,32,3
3,34がベース30上でほぼ横一線状に配置されてい
る。すなわち、第2ホッパ31及び第4ホッパ33はベ
ース30の一側上面に横方向へ並べて配置され、第1ホ
ッパ32及び第3ホッパ34はベース30の他側上面に
横方向へ並べて配置されている。
13に示すように、第1〜第4ホッパ31,32,3
3,34がベース30上でほぼ横一線状に配置されてい
る。すなわち、第2ホッパ31及び第4ホッパ33はベ
ース30の一側上面に横方向へ並べて配置され、第1ホ
ッパ32及び第3ホッパ34はベース30の他側上面に
横方向へ並べて配置されている。
【0057】従って、この第2の実施形態においても、
前述した第1の実施形態の効果とほぼ同様の効果を発揮
することができる。 (変更例)なお、この実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。
前述した第1の実施形態の効果とほぼ同様の効果を発揮
することができる。 (変更例)なお、この実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。
【0058】・ 前記各実施形態において、第2治具3
7上に支持溝37aを4個ずつ2列分形成し、第2配列
機構35により各列の支持溝37aに第2カムキャップ
23をそれぞれ供給配列するとともに、第2ボルト挿通
機構36により各第2カムキャップ23のボルト挿通孔
23bに第2ボルト26を挿通して、第2治具37上の
8個の第2カムキャップ23を、第1治具41上の第1
カムキャップ24とともに整列させ、この状態から組立
工程へ同時に搬送できるように構成すること。
7上に支持溝37aを4個ずつ2列分形成し、第2配列
機構35により各列の支持溝37aに第2カムキャップ
23をそれぞれ供給配列するとともに、第2ボルト挿通
機構36により各第2カムキャップ23のボルト挿通孔
23bに第2ボルト26を挿通して、第2治具37上の
8個の第2カムキャップ23を、第1治具41上の第1
カムキャップ24とともに整列させ、この状態から組立
工程へ同時に搬送できるように構成すること。
【0059】・ 前記各実施形態において、第1ボルト
挿通機構42により、第1治具41上の第1カムキャッ
プ24の3つのボルト挿通孔24bに第1ボルト27を
同時に供給して挿通するように構成すること。
挿通機構42により、第1治具41上の第1カムキャッ
プ24の3つのボルト挿通孔24bに第1ボルト27を
同時に供給して挿通するように構成すること。
【0060】前記のように構成した場合には、作業能率
を一層向上させることができる。 ・ なお、図14に示したような第1又は第2カムキャ
ップ24,23の形状及び個数を有するシリンダヘッド
21でなくても本発明は適用可能であり、例えば形状や
個数がシリンダヘッド21とは異なるシリンダヘッドに
用いても、本発明の効果を奏することは勿論である。
を一層向上させることができる。 ・ なお、図14に示したような第1又は第2カムキャ
ップ24,23の形状及び個数を有するシリンダヘッド
21でなくても本発明は適用可能であり、例えば形状や
個数がシリンダヘッド21とは異なるシリンダヘッドに
用いても、本発明の効果を奏することは勿論である。
【図1】 カムキャップの整列装置の第1の実施形態を
示す平面図。
示す平面図。
【図2】 図1の整列装置の右側面図。
【図3】 図1の整列装置の左側面図。
【図4】 第2カムキャップのための第2配列機構を示
す要部平面図。
す要部平面図。
【図5】 図4の第2配列機構の要部正面図。
【図6】 第2カムキャップのための第2ボルト挿通機
構を示す要部正面図。
構を示す要部正面図。
【図7】 図6の第2ボルト挿通機構の要部平面図。
【図8】 第1カムキャップのための第1配列機構にお
ける受渡機構を示す要部平面図。
ける受渡機構を示す要部平面図。
【図9】 第1配列機構における反転機構を示す要部側
面図。
面図。
【図10】 図9の反転機構の要部背面図。
【図11】 第1カムキャップのための第1ボルト挿通
機構を示す要部平面図。
機構を示す要部平面図。
【図12】 図11の第1ボルト挿通機構の要部正面
図。
図。
【図13】 カムキャップの整列装置の第2の実施形態
を示す平面図。
を示す平面図。
【図14】 シリンダヘッドに対するカムキャップの整
列組付け状態を示す平面図。
列組付け状態を示す平面図。
【図15】 従来のカムキャップの整列装置を示す平面
図。
図。
23…第2カムキャップ、23a…軸受部、23b…ボ
ルト挿通孔、24…第1カムキャップ、24a…軸受
部、24b…ボルト挿通孔、26…第2ボルト、27…
第1ボルト、31…第2ホッパ、32…第1ホッパ、3
3…第4ホッパ、34…第3ホッパ、35…第2配列機
構、36…第2ボルト挿通機構、37…第2治具、38
…第1配列機構、39…受渡機構、40…反転機構、4
1…第1治具、42…第1ボルト挿通機構、50…整列
機構、71,72…検出手段としてのセンサ。
ルト挿通孔、24…第1カムキャップ、24a…軸受
部、24b…ボルト挿通孔、26…第2ボルト、27…
第1ボルト、31…第2ホッパ、32…第1ホッパ、3
3…第4ホッパ、34…第3ホッパ、35…第2配列機
構、36…第2ボルト挿通機構、37…第2治具、38
…第1配列機構、39…受渡機構、40…反転機構、4
1…第1治具、42…第1ボルト挿通機構、50…整列
機構、71,72…検出手段としてのセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 忠春 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内 Fターム(参考) 3C030 AA18 CC08
Claims (6)
- 【請求項1】 2つの軸受部及び3つのボルト挿通孔を
有する第1カムキャップを収容するための第1ホッパ
と、 1つの軸受部及び一対のボルト挿通孔を有する第2カム
キャップを収容するための第2ホッパと、 前記第1カムキャップのための第1ボルトを収容する第
3ホッパと、 前記第2カムキャップのための第2ボルトを収容する第
4ホッパと、 前記第1ホッパから供給される第1カムキャップを第1
治具上に配列する第1配列機構と、 前記第3ホッパから供給される第1ボルトを第1治具上
の第1カムキャップのボルト挿通孔に挿通する第1ボル
ト挿通機構と、 前記第2ホッパから供給される第2カムキャップを第2
治具上に複数個所定間隔おきで配列する第2配列機構
と、 前記第4ホッパから供給される第2ボルトを第2治具上
の各第2カムキャップのボルト挿通孔に挿通する第2ボ
ルト挿通機構と、 各第2カムキャップに第2ボルトが挿通された後の前記
第2治具に対し、第1カムキャップに第1ボルトが挿通
された後の前記第1治具を所定の配置関係に整列させる
整列機構とを備えたことを特徴とするカムキャップの整
列装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカムキャップの整列装
置において、前記第1〜第4ホッパは一カ所に集中配置
したことを特徴とするカムキャップの整列装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のカムキャップの整列装
置において、前記第1及び第3ホッパは前後に隣接して
配置し、第2及び第4ホッパは第1及び第3ホッパの側
方において前後に隣接して配置したことを特徴とするカ
ムキャップの整列装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載のカムキャップの整列装
置において、前記第1〜第4ホッパはほぼ横一列に配置
したことを特徴とするカムキャップの整列装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
載のカムキャップの整列装置において、前記第1配列機
構は、第1ホッパから供給される第1カムキャップの方
向を検出する検出手段と、検出手段によって検出された
第1カムキャップの方向が逆の場合に、その第1カムキ
ャップの方向を反転させる反転機構とを備えることを特
徴とするカムキャップの整列装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
載のカムキャップの整列装置において、前記第1又は前
記第2ボルト挿通機構は、全体として漏斗状を呈する供
給部と、前記第3又は前記第4ホッパの終端部から前記
供給部にボルトを供給する手段と、前記供給部に至った
ボルトを押圧して供給部を開いて、ボルト挿通孔に挿通
させるポンチとを備えることを特徴とするカムキャップ
の整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067398A JP2001259935A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | カムキャップの整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067398A JP2001259935A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | カムキャップの整列装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001259935A true JP2001259935A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18586595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000067398A Pending JP2001259935A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | カムキャップの整列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001259935A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008260101A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Mazda Motor Corp | エンジン部品の組み付け方法およびその装置 |
KR101338417B1 (ko) | 2007-12-14 | 2013-12-10 | 현대자동차주식회사 | 너트런너용 볼트공급시스템 |
CN104259805A (zh) * | 2014-08-26 | 2015-01-07 | 昆山迈致治具科技有限公司 | 一种led对管组装机 |
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