JP2001258920A - 医療用牽引装置 - Google Patents

医療用牽引装置

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JP2001258920A
JP2001258920A JP2000075345A JP2000075345A JP2001258920A JP 2001258920 A JP2001258920 A JP 2001258920A JP 2000075345 A JP2000075345 A JP 2000075345A JP 2000075345 A JP2000075345 A JP 2000075345A JP 2001258920 A JP2001258920 A JP 2001258920A
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rope
drum
casing
traction device
spring
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Yasuo Watanabe
康夫 渡辺
Satoshi Ishida
敏 石田
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NIPPON MDM KK
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NIPPON MDM KK
Japan Medical Dynamic Marketing Inc
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H1/00—Apparatus for passive exercising; Vibrating apparatus; Chiropractic devices, e.g. body impacting devices, external devices for briefly extending or aligning unbroken bones
    • A61H1/02—Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising
    • A61H1/0218—Drawing-out devices

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  • Pain & Pain Management (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、医療用として操作が簡単で、安全
性が高く、しかもドラムへの牽引用ロープの巻取りが整
然と行われるようにした牽引装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 患者の骨折部などを牽引するためのロー
プ11を巻き取るドラム12と、同ドラム12をロープの巻き
取り方向に付勢するスプリングとが設けられるととも
に、スプリングによる急激なロープの巻き取りが行われ
ないように、ドラム12の回転を減速させるべく歯車19，
20ａを介して回転式ダンパー20が連結され、ロープ11の
先端部には張力計22が介装されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープによる牽引
を行うための牽引装置に関し、特に腕や脚部，頚椎など
を骨折した患者の患部を牽引して、整復を図るのに適し
た、医療用牽引装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の医療用牽引装置としては、図４に
示すようなオランダ製のものがあり、ドラム１に一端を
係止されて巻き付けられたロープ２の他端を同ドラム１
より繰り出して患者の足などに装着してから、ロックハ
ンドル３の締付けによりドラム１を固定し、ついでドラ
ム１の内部のゼンマイをハンドル４の回転操作で巻き締
めることにより、同ドラム１がロープ２を巻き込む潜在
的エネルギーを付与されるように構成されている。この
ようにして、上記ゼンマイで付勢されたドラム１によ
り、ロープ２が緊張し牽引作用を行うようになってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の医療用牽引装置では、ロープ２の先端金具を患
者の足などから外して、同ロープ２をドラム１に巻き込
む際に、ロープ２をつかんで静かにドラム１へ巻き取る
必要があり、ロープ２の拘束を怠ると同ロープ２がドラ
ム１内のゼンマイにより急速に引きずり込まれて看護婦
などの操作者に危険を及ぼすほか、ドラム１へのロープ
２の巻き取りが著しく乱れて次の使用に不便をきたす恐
れがある。そこで本発明は、医療用として操作が簡単
で、安全性が高く、しかもドラムへの牽引用ロープの巻
取りが整然と行われるようにした牽引装置を提供するこ
とを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の医療用牽引装置は、牽引用ロープの基端を
係止して同ロープを巻き取るドラムと、同ドラムを内部
に回転可能に支持するケーシングと、同ドラムを上記ロ
ープの巻き取り方向に付勢するスプリングと、上記ケー
シングのロープ出入口から繰り出される上記ロープの先
端に設けられ同ロープ出入口内へのロープ先端の引込み
を阻止しうるロープ連結部とをそなえ、上記ドラムと一
体に且つ同心的に回転可能に設けられた歯車と、同歯車
に噛み合う減速用の小歯車を有して上記ケーシング内に
装着された回転式ダンパーとが設けられていることを特
徴としている。
【０００５】また本発明の医療用牽引装置は、上記のロ
ープとロープ連結部との間に、同ロープの張力を表示す
る張力計が介装されていることを特徴としている。
【０００６】さらに本発明の医療用牽引装置は、上記ケ
ーシングのロープ出入口の近傍に、上記ロープを案内す
るローラと、同ローラに上記ロープを弾性的に押圧する
押圧片とが設けられたことを特徴としている。
【０００７】また本発明の医療用牽引装置は、上記スプ
リングが、渦巻き状のゼンマイとして形成されて上記ド
ラムの中空部内に収容され、同ゼンマイの中心部におけ
る一端が、上記ドラムと同心的に同ドラムに遊嵌され上
記ケーシングに支持された中心軸に係止されるととも
に、同ゼンマイの他端が上記ドラムの中空部内周に係止
されて、上記ケーシングの外側に、上記中心軸と一体に
回転可能で上記ゼンマイに初期荷重を調節可能に付与し
うる調節部材が、係脱可能に装着されていることを特徴
としている。
【０００８】上述の本発明の医療用牽引装置では、牽引
用ロープを巻き取るドラムが、スプリングによって同ロ
ープの巻き取り方向に付勢されている状態でも、常に同
ドラムと一体の歯車に噛み合う減速用の小歯車を介して
回転式ダンパーに連結されているため、上記ロープが骨
折患者の患部から取り外された場合に急速にドラムに巻
き込まれるようなことはなく、看護婦などの操作者に危
険を及ぼさない緩やかな速度で巻き取り作用が行われ
る。
【０００９】また、上記のドラムやダンパーが、すべて
ケーシング内に装着されているので、扱いやすくなる利
点もある。
【００１０】さらに、上記のロープとロープ連結部との
間に、張力計が介装されていると、同張力計により患者
の患部に対する牽引力を常時監視して、所要の牽引状態
を維持することができる。
【００１１】そして、上記ケーシングのロープ出入口の
近傍に、上記ロープを案内するローラと、同ローラに上
記ロープを弾性的に押圧する板ばねのごとき押圧片とが
設けられていると、本装置の使用が終了して上記ロープ
がドラムに巻き取られる際に、前記の歯車からなる減速
機構とダンパーとの作用でロープ引き込み速度が低下す
ることと、上記押圧片によるローラへのロープ押し付け
作用と相まって、上記ロープの躍りが防止されるので、
同ロープのドラムへの巻き取りが整然と行われるように
なり、次の使用時に不具合を来たす恐れが無くなる。
【００１２】さらに、上記スプリングがゼンマイとして
形成されて上記ドラムの内部に収容され、同ゼンマイに
初期荷重を付与しうる調節部材が、上記ケーシングの外
側に係脱可能に装着されていると、予め初期の牽引力を
１０ニュートン（≒１ｋｇｆ）程度に適切に設定してお
くことができ、これにより病院内での取り扱いが著しく
簡便化されるようになる。
【００１３】そして、上記調節部材が、ラチェット板と
して形成されて、同ラチェット板にバネ付き回転爪が係
合している場合は、上記ラチェット板を間欠的に回動操
作することにより、上記ゼンマイに対する初期荷重の付
与が容易に行われるようになる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての医療用牽引装置について説明すると、図１
はそのカバープレートを外して示す正面図、図２は図１
のＡ−Ａ矢視断面図、図３は図２のＢ−Ｂ矢視図であ
る。
【００１５】図１，２に示すように、本実施形態の医療
用牽引装置では、牽引用ロープ11の基端を係止して同ロ
ープ11を巻き取るドラム12がケーシング13の内部に回転
可能に支持されており、同ドラム12をロープ11の巻き取
り方向に付勢するスプリングとしての渦巻き状のゼンマ
イ14が、図３に示すようにドラム12の内部に装着されて
いる。
【００１６】すなわち、ゼンマイ14の中心部の一端14ａ
が中心軸15に係止されるとともに、ゼンマイ14の他端14
ｂはドラム12の中空部の内周に係止されている。このよ
うにして、中心軸15は、ゼンマイ14を巻き締めるための
駆動軸としての機能を有しており、ドラム12と同心的に
同ドラムに遊嵌されて、ケーシング13に支持されてい
る。またゼンマイ14に初期荷重を与えるため中心軸15を
ドライバーなどで回転させる際に同中心軸15と一体に回
転しうる調節部材としてのラチェット板16が、中心軸15
の回転操作後にケーシング13の側板13ｃにネジ止めされ
るようになっている。なお、ラチェット板16には、バネ
17付き回転爪18が係合しており、このようにして構成さ
れるラチェット機構により、中心軸15の間欠的な回転操
作が行えるようになっている。
【００１７】ドラム12は中心軸15のまわりに歯車19と一
体に回転できるようになっていて、同歯車19は、ケーシ
ング13の内壁に装着されたオイル撹拌型の回転式一方向
ダンパー20の減速用小歯車20ａに噛み合っている。
【００１８】また、ケーシング13におけるロープ出入口
13ａの近傍にはロープ11を案内するローラ21が設けられ
て、図３に示すごとく、ローラ21にロープ11を弾性的に
押し付ける押圧片21ａが設けられている。
【００１９】さらに、ロープ11を病院内のベッドにおけ
る骨折患者の手や足などを牽引する際に用いるロープ連
結部11ａが設けられているが、図２に示すようにロープ
連結部11ａとロープ11との間には、同ロープ11の張力を
表示する張力計22が介装されている。そして、張力計22
が取り外されている場合でも、ロープ連結部11ａはロー
プ11の先端がロープ出入口13ａの内部へ引込むのを阻止
できるようになっている。
【００２０】なお、張力計22としては、バネ計り形式の
ものやロードセル形式のものなどが用いられる。また、
図２に示すように、ラチェット板16を覆いかくすカバー
プレート23が、ケーシング13に着脱可能に設けられ、ケ
ーシング13の上部には本装置を患者のベッドの近傍に取
り付けるための取付け穴13ａが形成されている。
【００２１】上述の本実施形態の医療用牽引装置では、
牽引用ロープ11を巻き取るドラム12が、ゼンマイ（スプ
リング）14によって同ロープ11の巻き取り方向に付勢さ
れている状態でも、常に同ドラム12と一体の歯車19に噛
み合う減速用の小歯車20ａを介して回転式一方向ダンパ
ー20に連結されているため、ロープ11が骨折患者の患部
から取り外された場合に急速にドラム12に巻き込まれる
ようなことはなく、看護婦などの操作者に危険を及ぼさ
ない緩やかな速度で巻き取り作用が行われる。
【００２２】また、上記のドラム12やダンパー20が、す
べてケーシング13内に装着されているので、扱いやすく
なる利点もある。さらに、ロープ11とロープ連結部11ａ
との間に、張力計22が介装されているので、同張力計22
により患者の患部に対する牽引力を常時監視して、所要
の牽引状態を維持することができる。
【００２３】そして、ケーシング13のロープ出入口13ａ
の近傍に、ロープ11を案内するローラ21と、同ローラ21
にロープ11を弾性的に押圧する板ばねのごとき押圧片21
ａとが設けられているので、本装置の使用が終了してロ
ープ11がドラム12に巻き取られる際に、前記の歯車19,
20ａからなる減速機構とダンパー20との作用でロープ引
き込み速度が低下することと、押圧片21ａによるローラ
21へのロープ押し付け作用と相まって、ロープ11の躍り
が防止されるようになり、これにより同ロープ11のドラ
ム12への巻き取りが整然と行われるようになって、次の
使用時に不具合を来たす恐れが無くなる。
【００２４】さらに、ゼンマイ14がドラム12の内部に収
容され、同ゼンマイ14に初期荷重を付与しうる調節部材
（本実施形態ではラチェット板16）が、ケーシング13の
外側に係脱可能に装着されていると、予め初期の牽引力
を１０ニュートン（≒１ｋｇｆ）程度に適切に設定して
おくことができ、これにより病院内での取り扱いが著し
く簡便化されるようになる。
【００２５】そして、上記調節部材が、ラチェット板16
として形成されて、同ラチェット板16にバネ17付き回転
爪18が係合している場合は、ラチェット板16を間欠的に
回動操作することにより、ゼンマイ14に対する初期荷重
の付与が容易に行われるようになる。
【００２６】なお、上述の実施形態ではドラム12をロー
プ11の巻き取り方向に付勢するスプリングとしてゼンマ
イが用いられているが、同スプリングとしては定荷重バ
ネを用いるようにしてもよく、このような定荷重バネを
用いた場合は、ロープ11の引き出し距離に拘わらず牽引
荷重を一定に保つことができる。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の医療用牽
引装置によれば次のような効果が得られる。 (1) 牽引用ロープを巻き取るドラムが、スプリングによ
って同ロープの巻き取り方向に付勢されている状態で
も、常に同ドラムと一体の歯車に噛み合う減速用の小歯
車を介して回転式ダンパーに連結されているため、上記
ロープが骨折患者の患部から取り外された場合などに急
速にドラムに巻き込まれるようなことはなく、看護婦な
どの操作者に危険を及ぼさない緩やかな速度で巻き取り
作用が行われる。そして、上記のドラムやダンパーが、
すべてケーシング内に装着されているので、扱いやすく
なる利点もある。 (2) 上記のロープとロープ連結部との間に、張力計が介
装されていると、同張力計により患者の患部に対する牽
引力を常時監視して、所要の牽引状態を維持することが
できる。 (3) 上記ケーシングのロープ出入口の近傍に、上記ロー
プを案内するローラと、同ローラに上記ロープを弾性的
に押圧する板ばねのごとき押圧片とが設けられている
と、本装置の使用が終了して上記ロープがドラムに巻き
取られる際に、前記の歯車からなる減速機構とダンパー
との作用でロープ引き込み速度が低下することと、上記
押圧片によるローラへのロープ押し付け作用と相まっ
て、上記ロープの躍りが防止されるので、同ロープのド
ラムへの巻き取りが整然と行われるようになり、次の使
用時に不具合を来たす恐れが無くなる。 (4) 上記スプリングがゼンマイとして形成されて上記ド
ラムの内部に収容され、同ゼンマイに初期荷重を付与し
うる調節部材が、上記ケーシングの外側に係脱可能に装
着されていると、予め初期の牽引力を適切に設定してお
くことができ、これにより病院内での取り扱いが著しく
簡便化されるようになる。 (5) 上記調節部材が、ラチェット板として形成されて、
同ラチェット板にバネ付き回転爪が係合している場合
は、上記ラチェット板を間欠的に回動操作することによ
り、上記ゼンマイに対する初期荷重の付与が容易に行わ
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態としての医療用牽引装置に
ついて、そのカバープレートを取り外して示す正面図で
ある。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】図２のＢ−Ｂ矢視図である。
【図４】従来の医療用牽引装置の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
11 ロープ 11ａ ロープ連結部 12 ドラム 13 ケーシング 13ａ ロープ出入口 13ｂ 取付け穴 13ｃ 側板 14 ゼンマイ（スプリング） 14ａ ゼンマイの一端 14ｂ ゼンマイの他端 15 中心軸 16 ラチェット板（調節部材） 17 バネ 18 回転爪 19 歯車 20 回転式一方向ダンパー 20ａ 小歯車 21 ローラ 21ａ 押圧片 22 張力計 23 カバープレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１０月２３日（２０００．１０．
２３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】なお、張力計22としては、バネ計り形式の
ものやロードセル形式のものなどが用いられる。また、
図２に示すように、ラチェット板16を覆いかくすカバー
プレート23が、ケーシング13に着脱可能に設けられ、ケ
ーシング13の上部には本装置を患者のベッドの近傍に取
り付けるための取付け穴13ｂが形成されている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 牽引用ロープの基端を係止して同ロープ
    を巻き取るドラムと、同ドラムを内部に回転可能に支持
    するケーシングと、同ドラムを上記ロープの巻き取り方
    向に付勢するスプリングと、上記ケーシングのロープ出
    入口から繰り出される上記ロープの先端に設けられ同ロ
    ープ出入口内へのロープ先端の引込みを阻止しうるロー
    プ連結部とをそなえ、上記ドラムと一体に且つ同心的に
    回転可能に設けられた歯車と、同歯車に噛み合う減速用
    の小歯車を有して上記ケーシング内に装着された回転式
    ダンパーとが設けられていることを特徴とする、医療用
    牽引装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の医療用牽引装置におい
    て、上記のロープとロープ連結部との間に、同ロープの
    張力を表示する張力計が介装されていることを特徴とす
    る、医療用牽引装置。
  3. 【請求項３】 請求項１または２に記載の医療用牽引装
    置において、上記ケーシングのロープ出入口の近傍に、
    上記ロープを案内するローラと、同ローラに上記ロープ
    を弾性的に押圧する押圧片とが設けられたことを特徴と
    する、医療用牽引装置。
  4. 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１つに記載の医
    療用牽引装置において、上記スプリングが、渦巻き状の
    ゼンマイとして形成されて上記ドラムの中空部内に収容
    され、同ゼンマイの中心部における一端が、上記ドラム
    と同心的に同ドラムに遊嵌され上記ケーシングに支持さ
    れた中心軸に係止されるとともに、同ゼンマイの他端が
    上記ドラムの中空部内周に係止されて、上記ケーシング
    の外側に、上記中心軸と一体に回転可能で上記ゼンマイ
    に初期荷重を調節可能に付与しうる調節部材が、係脱可
    能に装着されていることを特徴とする、医療用牽引装
    置。
  5. 【請求項５】 請求項４に記載の医療用牽引装置におい
    て、上記調節部材が、ラチェット板として形成されて、
    同ラチェット板にバネ付き回転爪が係合していることを
    特徴とする、医療用牽引装置。
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