JP2001258678A - 乗り物用座席 - Google Patents
乗り物用座席Info
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- JP2001258678A JP2001258678A JP2000074296A JP2000074296A JP2001258678A JP 2001258678 A JP2001258678 A JP 2001258678A JP 2000074296 A JP2000074296 A JP 2000074296A JP 2000074296 A JP2000074296 A JP 2000074296A JP 2001258678 A JP2001258678 A JP 2001258678A
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- armrest
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アームレストをアームレスト収納用凹部から
確実に引き出すことができると共にアームレストの先端
部とアームレスト収納用凹部との隙間を無くして、見栄
えが良い乗り物用座席を提供する。 【解決手段】 アームレスト収納用凹部6が形成されて
なるシートバック4と、該アームレスト収納用凹部6か
ら出没自在なるアームレスト7とを少なくとも備えてな
る乗り物用座席において、前記アームレスト7は、前記
シートバック4に回転自在に軸支されてなるパッド14
と、該パッド14を覆う表皮15とより構成されてな
り、前記アームレスト7のパッド先端部7aには、凹部
状の取っ手部11が形成され、前記表皮15は、前記取
っ手部11に向けて押し込むことで撓み得る材料よりな
り、前記アームレスト7がアームレスト収納用凹部6内
に収納された状態で、該アームレスト7の先端部7aと
前記アームレスト収納用凹部6との間に手を入れること
で、表皮15を介して取っ手部11を引き出し可能なる
ようにする。
確実に引き出すことができると共にアームレストの先端
部とアームレスト収納用凹部との隙間を無くして、見栄
えが良い乗り物用座席を提供する。 【解決手段】 アームレスト収納用凹部6が形成されて
なるシートバック4と、該アームレスト収納用凹部6か
ら出没自在なるアームレスト7とを少なくとも備えてな
る乗り物用座席において、前記アームレスト7は、前記
シートバック4に回転自在に軸支されてなるパッド14
と、該パッド14を覆う表皮15とより構成されてな
り、前記アームレスト7のパッド先端部7aには、凹部
状の取っ手部11が形成され、前記表皮15は、前記取
っ手部11に向けて押し込むことで撓み得る材料よりな
り、前記アームレスト7がアームレスト収納用凹部6内
に収納された状態で、該アームレスト7の先端部7aと
前記アームレスト収納用凹部6との間に手を入れること
で、表皮15を介して取っ手部11を引き出し可能なる
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗り物用座席、
特にそのシートバックの構造に関する。
特にそのシートバックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗り物用座席としては、例えば、
実開平4−125754号公報に示すように、アームレ
スト収納用凹部が形成されてなるシートバックと、該ア
ームレスト収納用凹部から出没自在なるアームレストと
を少なくとも備えてなる。かかるアームレストは、アー
ムレスト収納用凹部からアームレストを引き出し易いよ
うにリップを設けているが、リップを設けることによっ
て、アームレストが高価なものとなり、改善が求められ
ている。また、リップを設けることで、アームレストの
先端部とアームレスト収納用凹部との間に隙間が出来、
見栄えが良くなく、商品性で改善が求められている。
実開平4−125754号公報に示すように、アームレ
スト収納用凹部が形成されてなるシートバックと、該ア
ームレスト収納用凹部から出没自在なるアームレストと
を少なくとも備えてなる。かかるアームレストは、アー
ムレスト収納用凹部からアームレストを引き出し易いよ
うにリップを設けているが、リップを設けることによっ
て、アームレストが高価なものとなり、改善が求められ
ている。また、リップを設けることで、アームレストの
先端部とアームレスト収納用凹部との間に隙間が出来、
見栄えが良くなく、商品性で改善が求められている。
【0003】このため、アームレストにリップを設け
ず、しかも、アームレストの先端部とアームレスト収納
用凹部との間に隙間が生じないような構造を提案するこ
とが考えられる。
ず、しかも、アームレストの先端部とアームレスト収納
用凹部との間に隙間が生じないような構造を提案するこ
とが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成にすると、アームレストの先端部とアームレスト収
納用凹部との間に手が入りにくくなり、仮に入っても、
滑って引っぱり出せないことになる。
構成にすると、アームレストの先端部とアームレスト収
納用凹部との間に手が入りにくくなり、仮に入っても、
滑って引っぱり出せないことになる。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、アームレストをアームレスト
収納用凹部から確実に引き出すことができると共にアー
ムレストの先端部とアームレスト収納用凹部との隙間を
無くして、見栄えが良い乗り物用座席を提供するもので
ある。
してなされたものであり、アームレストをアームレスト
収納用凹部から確実に引き出すことができると共にアー
ムレストの先端部とアームレスト収納用凹部との隙間を
無くして、見栄えが良い乗り物用座席を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アームレスト収納用凹部が形成されてなるシートバ
ックと、該アームレスト収納用凹部から出没自在なるア
ームレストとを少なくとも備えてなる乗り物用座席にお
いて、前記アームレストは、前記シートバックに回転自
在に軸支されてなるパッドと、該パッドを覆う表皮とよ
り構成されてなり、前記アームレストのパッド先端部に
は、凹部状の取っ手部が形成され、前記表皮は、前記取
っ手部に向けて押し込むことで撓み得る材料よりなり、
前記アームレストがアームレスト収納用凹部内に収納さ
れた状態で、該アームレストの先端部と前記アームレス
ト収納用凹部との間に手を入れることで、表皮を介して
取っ手部を引き出し可能なるようにする。
は、アームレスト収納用凹部が形成されてなるシートバ
ックと、該アームレスト収納用凹部から出没自在なるア
ームレストとを少なくとも備えてなる乗り物用座席にお
いて、前記アームレストは、前記シートバックに回転自
在に軸支されてなるパッドと、該パッドを覆う表皮とよ
り構成されてなり、前記アームレストのパッド先端部に
は、凹部状の取っ手部が形成され、前記表皮は、前記取
っ手部に向けて押し込むことで撓み得る材料よりなり、
前記アームレストがアームレスト収納用凹部内に収納さ
れた状態で、該アームレストの先端部と前記アームレス
ト収納用凹部との間に手を入れることで、表皮を介して
取っ手部を引き出し可能なるようにする。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、前記アー
ムレストのパッド先端部には、凹部状の取っ手部が形成
され、前記表皮は、前記取っ手部に向けて押し込むこと
で撓み得る材料よりなり、前記アームレストがアームレ
スト収納用凹部内に収納された状態で、該アームレスト
の先端部と前記アームレスト収納用凹部との間に手を入
れることで、表皮を介して取っ手部を引き出し可能なる
ようにするため、アームレストの突出時に確実にアーム
レストの先端部の取っ手部に手を入れると、表皮が撓ん
で取っ手部内に確実に入り込むことが出来るので、アー
ムレストをアームレスト収納用凹部から容易且つ確実に
引き出すことができる。また、該取っ手部から手を離す
と表皮が復帰することにより、該取っ手部が形成されて
いるパッドが表皮で覆われているので、取っ手部の存在
が外部からは見えないことになり、見栄えが著しく向上
することになる。それに、アームレストの先端部とアー
ムレスト収納用凹部との隙間が無いことにより、見栄え
が良いことになる。
ムレストのパッド先端部には、凹部状の取っ手部が形成
され、前記表皮は、前記取っ手部に向けて押し込むこと
で撓み得る材料よりなり、前記アームレストがアームレ
スト収納用凹部内に収納された状態で、該アームレスト
の先端部と前記アームレスト収納用凹部との間に手を入
れることで、表皮を介して取っ手部を引き出し可能なる
ようにするため、アームレストの突出時に確実にアーム
レストの先端部の取っ手部に手を入れると、表皮が撓ん
で取っ手部内に確実に入り込むことが出来るので、アー
ムレストをアームレスト収納用凹部から容易且つ確実に
引き出すことができる。また、該取っ手部から手を離す
と表皮が復帰することにより、該取っ手部が形成されて
いるパッドが表皮で覆われているので、取っ手部の存在
が外部からは見えないことになり、見栄えが著しく向上
することになる。それに、アームレストの先端部とアー
ムレスト収納用凹部との隙間が無いことにより、見栄え
が良いことになる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の乗り物用座席であって、前記パッドは、前記アームレ
ストの取っ手部の硬度が、他の部分よりも硬質なる。
の乗り物用座席であって、前記パッドは、前記アームレ
ストの取っ手部の硬度が、他の部分よりも硬質なる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、アームレ
ストの取っ手部を持って手前側に引き出しても、硬質な
ので、アームレスト全体には影響がでず、確実に引き出
すことが出来る。
ストの取っ手部を持って手前側に引き出しても、硬質な
ので、アームレスト全体には影響がでず、確実に引き出
すことが出来る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の乗り物用座席であって、前記パッドは、
チップウレタンフォームによるモールド成形よりなる。
求項2に記載の乗り物用座席であって、前記パッドは、
チップウレタンフォームによるモールド成形よりなる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、前記パッ
ドが、チップウレタンフォームによるモールド成形より
なるので、取っ手部の周りの凹部は、細い部分なので、
硬質になり、アームレスト先端部の形状が確実に成形さ
れ且つ手でつかみやすいことになる。
ドが、チップウレタンフォームによるモールド成形より
なるので、取っ手部の周りの凹部は、細い部分なので、
硬質になり、アームレスト先端部の形状が確実に成形さ
れ且つ手でつかみやすいことになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を図1〜図7に基づいて説明する。
態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0013】図中、符号1は、乗り物用座席であり、シ
ートクッション2とシートバック3とより構成される。
該シートバック3は、左右幅の60%を占める第1シー
トバック4と、左右幅の40%を占める第2シートバッ
ク5とより構成されてなり、該第1シートバック4の第
2シートバック5側の中央側の端部に、アームレスト収
納用凹部6が形成され、該アームレスト収納用凹部6に
アームレスト7が出没自在に支持されてなる。
ートクッション2とシートバック3とより構成される。
該シートバック3は、左右幅の60%を占める第1シー
トバック4と、左右幅の40%を占める第2シートバッ
ク5とより構成されてなり、該第1シートバック4の第
2シートバック5側の中央側の端部に、アームレスト収
納用凹部6が形成され、該アームレスト収納用凹部6に
アームレスト7が出没自在に支持されてなる。
【0014】前記第1シートバック4は、シートバック
フレーム8と、該シートバックフレーム8の前記アーム
レスト収納用凹部6の位置が薄肉状のパッド9と、該パ
ッド9及び前記シートバックフレーム8を覆うと共に前
記シートバックフレーム8に支持されてなる袋状の表皮
10とより少なくとも構成されてなる。
フレーム8と、該シートバックフレーム8の前記アーム
レスト収納用凹部6の位置が薄肉状のパッド9と、該パ
ッド9及び前記シートバックフレーム8を覆うと共に前
記シートバックフレーム8に支持されてなる袋状の表皮
10とより少なくとも構成されてなる。
【0015】前記アームレスト7は、図3に示すよう
に、前記第1シートバック4にピン12により回転自在
に軸支されてなるフレーム13と、パッド14と、該パ
ッド14を覆う可撓性の表皮15とより構成されてな
り、前記アームレスト7の先端部7a側、即ちアームレ
スト収納用凹部6内にアームレスト7が収納した状態で
上端部となる部位のパッド14には、図4に示すよう
に、凹部状の取っ手部11が形成され、前記表皮15
は、前記取っ手部11に向けて、手16を押し込むこと
で撓み得る材料よりなり、前記アームレスト7がアーム
レスト収納用凹部6内に収納された状態で、該アームレ
スト7の先端部7aと前記アームレスト収納用凹部6と
の間に手16を入れることで、表皮15を介して取っ手
部11を引き出し可能なるようにする。
に、前記第1シートバック4にピン12により回転自在
に軸支されてなるフレーム13と、パッド14と、該パ
ッド14を覆う可撓性の表皮15とより構成されてな
り、前記アームレスト7の先端部7a側、即ちアームレ
スト収納用凹部6内にアームレスト7が収納した状態で
上端部となる部位のパッド14には、図4に示すよう
に、凹部状の取っ手部11が形成され、前記表皮15
は、前記取っ手部11に向けて、手16を押し込むこと
で撓み得る材料よりなり、前記アームレスト7がアーム
レスト収納用凹部6内に収納された状態で、該アームレ
スト7の先端部7aと前記アームレスト収納用凹部6と
の間に手16を入れることで、表皮15を介して取っ手
部11を引き出し可能なるようにする。
【0016】前記パッド14は、図7に示すように、成
形型17にアームレスト7の先端部7aの形状、即ち取
っ手部11が形成されるように凹部状に形成されてなる
ので、6ミリ角のポリウレタンフォームのチップ18を
散布して、図示しない糊を含有させ、管19より蒸気を
成形型17内に吹き込むと、成形型17内の温度が上が
り、糊が硬化する。次に、摂氏60度で強制乾燥させて
蒸気を飛ばすことによりアームレスト7が成形される。
こうして、アームレスト7の先端部7aは、厚みが薄く
なることにより、密度が上がり、先端部7aの硬度が増
すので、形状がきちんとしたものとなる。前記アームレ
ストの取っ手部の硬度が、他の部分よりも硬質なる。チ
ップウレタンフォームによるモールド成形よりなる。
形型17にアームレスト7の先端部7aの形状、即ち取
っ手部11が形成されるように凹部状に形成されてなる
ので、6ミリ角のポリウレタンフォームのチップ18を
散布して、図示しない糊を含有させ、管19より蒸気を
成形型17内に吹き込むと、成形型17内の温度が上が
り、糊が硬化する。次に、摂氏60度で強制乾燥させて
蒸気を飛ばすことによりアームレスト7が成形される。
こうして、アームレスト7の先端部7aは、厚みが薄く
なることにより、密度が上がり、先端部7aの硬度が増
すので、形状がきちんとしたものとなる。前記アームレ
ストの取っ手部の硬度が、他の部分よりも硬質なる。チ
ップウレタンフォームによるモールド成形よりなる。
【0017】次に、この実施形態の作用を説明する。
【0018】前記アームレスト7のパッド14の先端部
7aには、凹部状の取っ手部11が形成され、前記表皮
15は、前記取っ手部11に向けて押し込むことで撓み
得る材料よりなり、前記アームレスト7がアームレスト
収納用凹部6内に収納された状態で、該アームレスト7
の先端部7aと前記アームレスト収納用凹部6との間に
手16を入れることで、表皮15を介して取っ手部11
を引き出し可能なるようにするため、アームレスト7を
突出させる時に、確実にアームレスト7の先端部7aの
取っ手部11に手16を入れると、表皮15が図4に二
点鎖線で示すように、撓んで取っ手部11内に確実に入
り込むことが出来るので、アームレスト7をアームレス
ト収納用凹部6から容易且つ確実に引き出すことができ
る。
7aには、凹部状の取っ手部11が形成され、前記表皮
15は、前記取っ手部11に向けて押し込むことで撓み
得る材料よりなり、前記アームレスト7がアームレスト
収納用凹部6内に収納された状態で、該アームレスト7
の先端部7aと前記アームレスト収納用凹部6との間に
手16を入れることで、表皮15を介して取っ手部11
を引き出し可能なるようにするため、アームレスト7を
突出させる時に、確実にアームレスト7の先端部7aの
取っ手部11に手16を入れると、表皮15が図4に二
点鎖線で示すように、撓んで取っ手部11内に確実に入
り込むことが出来るので、アームレスト7をアームレス
ト収納用凹部6から容易且つ確実に引き出すことができ
る。
【0019】また、該取っ手部11から手16を離す
と、表皮15が復帰することにより、該取っ手部11が
形成されているパッド14が表皮15で覆われているの
で、取っ手部11の存在が外部からは見えないことにな
り、見栄えが著しく向上することになる。それに、アー
ムレスト7の先端部7aとアームレスト収納用凹部6と
の隙間が無いことにより、見栄えが良いことになる。
と、表皮15が復帰することにより、該取っ手部11が
形成されているパッド14が表皮15で覆われているの
で、取っ手部11の存在が外部からは見えないことにな
り、見栄えが著しく向上することになる。それに、アー
ムレスト7の先端部7aとアームレスト収納用凹部6と
の隙間が無いことにより、見栄えが良いことになる。
【0020】前記アームレスト7の取っ手部11を持っ
て手前側に引き出しても、アームレスト7の先端部7a
は硬質なので、アームレスト7全体には影響がでず、確
実に引き出すことが出来る。尚、アームレスト7がアー
ムレスト収納用凹部6内に留まるには、アームレスト7
の側面部7bと前記アームレスト収納用凹部6の側面部
6aとの摩擦力で確保できる。
て手前側に引き出しても、アームレスト7の先端部7a
は硬質なので、アームレスト7全体には影響がでず、確
実に引き出すことが出来る。尚、アームレスト7がアー
ムレスト収納用凹部6内に留まるには、アームレスト7
の側面部7bと前記アームレスト収納用凹部6の側面部
6aとの摩擦力で確保できる。
【0021】前記パッド14が、チップウレタンフォー
ムによるモールド成形よりなるので、取っ手部11の周
りの凹部は、細い部分なので、硬質になり、アームレス
ト7の先端部7aの形状が確実に成形され且つ手16で
つかみやすいことになる。
ムによるモールド成形よりなるので、取っ手部11の周
りの凹部は、細い部分なので、硬質になり、アームレス
ト7の先端部7aの形状が確実に成形され且つ手16で
つかみやすいことになる。
【0022】かかる実施形態によれば、パッド14は、
チップモールドによるものとして説明したが、発泡ウレ
タンフォームであっても良い。
チップモールドによるものとして説明したが、発泡ウレ
タンフォームであっても良い。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、前記ア
ームレストのパッド先端部には、凹部状の取っ手部が形
成され、前記表皮は、前記取っ手部に向けて押し込むこ
とで撓み得る材料よりなり、前記アームレストがアーム
レスト収納用凹部内に収納された状態で、該アームレス
トの先端部と前記アームレスト収納用凹部との間に手を
入れることで、表皮を介して取っ手部を引き出し可能な
るようにするため、アームレストの突出時に確実にアー
ムレストの先端部の取っ手部に手を入れると、表皮が撓
んで取っ手部内に確実に入り込むことが出来るので、ア
ームレストをアームレスト収納用凹部から容易且つ確実
に引き出すことができる。また、該取っ手部から手を離
すと表皮が復帰することにより、該取っ手部が形成され
ているパッドが表皮で覆われているので、取っ手部の存
在が外部からは見えないことになり、見栄えが著しく向
上することになる。それに、アームレストの先端部とア
ームレスト収納用凹部との隙間が無いことにより、見栄
えが良いことになる。
ームレストのパッド先端部には、凹部状の取っ手部が形
成され、前記表皮は、前記取っ手部に向けて押し込むこ
とで撓み得る材料よりなり、前記アームレストがアーム
レスト収納用凹部内に収納された状態で、該アームレス
トの先端部と前記アームレスト収納用凹部との間に手を
入れることで、表皮を介して取っ手部を引き出し可能な
るようにするため、アームレストの突出時に確実にアー
ムレストの先端部の取っ手部に手を入れると、表皮が撓
んで取っ手部内に確実に入り込むことが出来るので、ア
ームレストをアームレスト収納用凹部から容易且つ確実
に引き出すことができる。また、該取っ手部から手を離
すと表皮が復帰することにより、該取っ手部が形成され
ているパッドが表皮で覆われているので、取っ手部の存
在が外部からは見えないことになり、見栄えが著しく向
上することになる。それに、アームレストの先端部とア
ームレスト収納用凹部との隙間が無いことにより、見栄
えが良いことになる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、アームレ
ストの取っ手部を持って手前側に引き出しても、硬質な
ので、アームレスト全体には影響がでず、確実に引き出
すことが出来る。
ストの取っ手部を持って手前側に引き出しても、硬質な
ので、アームレスト全体には影響がでず、確実に引き出
すことが出来る。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、前記パッ
ドが、チップウレタンフォームによるモールド成形より
なるので、取っ手部の周りの凹部は、細い部分なので、
硬質になり、アームレスト先端部の形状が確実に成形さ
れ且つ手でつかみやすいことになる。
ドが、チップウレタンフォームによるモールド成形より
なるので、取っ手部の周りの凹部は、細い部分なので、
硬質になり、アームレスト先端部の形状が確実に成形さ
れ且つ手でつかみやすいことになる。
【図1】この発明の一実施形態に係る乗り物用座席の斜
視図。
視図。
【図2】図1の乗り物用座席からアームレストを出した
状態の斜視図。
状態の斜視図。
【図3】図1のSA−SA線の断面図。
【図4】図3のアームレストの先端部の拡大断面図。
【図5】図3のアームレストの斜視図。
【図6】図3のパッドの斜視図。
【図7】図6のパッドの成型方法を説明する断面図。
1 乗り物用座席 3 シートバック 6 アームレスト収納用凹部 7 アームレスト 7a アームレストの先端部 11 取っ手部 14 パッド 15 アームレストの表皮 16 手 18 チップ
Claims (3)
- 【請求項1】 アームレスト収納用凹部が形成されてな
るシートバックと、該アームレスト収納用凹部から出没
自在なるアームレストとを少なくとも備えてなる乗り物
用座席において、 前記アームレストは、前記シートバックに回転自在に軸
支されてなるパッドと、該パッドを覆う表皮とより構成
されてなり、 前記アームレストのパッド先端部には、凹部状の取っ手
部が形成され、前記表皮は、前記取っ手部に向けて押し
込むことで撓み得る材料よりなり、前記アームレストが
アームレスト収納用凹部内に収納された状態で、該アー
ムレストの先端部と前記アームレスト収納用凹部との間
に手を入れることで、表皮を介して取っ手部を引き出し
可能なることを特徴とする乗り物用座席。 - 【請求項2】 請求項1に記載の乗り物用座席であっ
て、 前記パッドは、前記アームレストの取っ手部の硬度が、
他の部分よりも硬質なることを特徴とする乗り物用座
席。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の乗り物用
座席であって、 前記パッドは、チップウレタンフォームによるモールド
成形よりなることを特徴とする乗り物用座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074296A JP2001258678A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 乗り物用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074296A JP2001258678A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 乗り物用座席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001258678A true JP2001258678A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18592379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000074296A Pending JP2001258678A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 乗り物用座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001258678A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005075254A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk | サンバイザーコア |
US7735913B2 (en) * | 2007-12-21 | 2010-06-15 | Ford Global Technologies, Llc | Cover for vehicle seat handle |
JP2011255149A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Art Display Co Ltd | 遊戯設備 |
JP2012240620A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Tachi S Co Ltd | アシストグリップ付ヘッドレスト |
CN105128711A (zh) * | 2015-08-25 | 2015-12-09 | 富卓汽车内饰(安徽)有限公司 | 一种汽车用后排座椅结构 |
WO2018163484A1 (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2021167118A (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-21 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000074296A patent/JP2001258678A/ja active Pending
Cited By (11)
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