JP2001258519A - 鳥皮餃子及びその製造方法 - Google Patents

鳥皮餃子及びその製造方法

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JP2001258519A
JP2001258519A JP2000080639A JP2000080639A JP2001258519A JP 2001258519 A JP2001258519 A JP 2001258519A JP 2000080639 A JP2000080639 A JP 2000080639A JP 2000080639 A JP2000080639 A JP 2000080639A JP 2001258519 A JP2001258519 A JP 2001258519A
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Masayuki Nakajima
雅之 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新しい味と食感の鳥皮餃子及びその製造方法
を得る。 【構成】 餃子の具を所定形状に成形するステップ;成
形された餃子の具を鳥皮で包むステップ;及び鳥皮で包
まれた餃子の具を加熱するステップ;を有する鳥皮餃子
の製造方法及びその鳥皮餃子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、鳥皮餃子及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来技術とその問題点】中国料理の一つとして広く知
られる餃子は、広辞苑に、「小麦粉をこねて薄く伸ばし
た皮に、挽肉と野菜を包んで焼き、または茹で、あるい
は蒸したもの。」と記載されている。この定義に従う餃
子は、餃子の具の種類や量、皮についてのバリエーショ
ンはあるものの、食品として完成されており、味及び食
感に新味を与えにくい。
【0003】
【発明の目的】本発明は、具、及び場合によってはその
皮もこの伝統的な餃子のそれを用いながら、従来の餃子
とは異なる好ましい味と食感の新しい食品及びその製造
方法を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、具は餃子のそれを用いる一
方、外皮として鳥皮を用いることに着目してなされたも
のである。すなわち、本発明は、餃子の具を鳥皮からな
る外皮に包んでなる鳥皮餃子である。餃子の具は小麦粉
を主成分とする餃子の皮で少なくとも一部を包むことが
でき、この餃子の具と餃子の皮の全体を外皮に入れるこ
とができる。
【0005】本発明は、製造方法の態様では、餃子の具
を作り所定形状に成形するステップ;成形された餃子の
具を鳥皮で包むステップ;及び鳥皮で包まれた餃子の具
を加熱するステップ;を有することを特徴としている。
餃子の具を所定形状に成形することにより、大量生産が
可能になる。餃子の具の成形形状は、種々可能である
が、鳥皮で包むステップや包装等を考慮すると、半球状
であるのが好ましい。また、加熱は、蒸す、煮る(茹で
る)、焼く等によって可能であるが、大量生産には蒸す
工程が適している。
【0006】具を入れた外皮(鳥皮)は、可食紐帯、好
ましくはコラーゲン紐で結束してとじることができる。
結束は巾着結びが外観上好ましい。
【0007】餃子の具の成形及び鳥皮での包み込みを容
易にするため、餃子の具は成形後冷凍することが好まし
い。この成形後冷凍された餃子の具の少なくとも一部
を、小麦粉を主成分とする餃子の皮に包み、さらに、こ
の餃子の具と餃子の皮を鳥皮で包むことができる。
【0008】完成した加熱済鳥皮餃子は冷凍保存し、冷
凍状態で流通経路に乗せることができる。
【0009】
【発明の実施形態】次に、本発明による鳥皮餃子の具体
的な製造工程例を説明する。 『1.餃子の具の作成ステップ』図1に示すように、餃
子の具の材料として、キャベツ、にら等の野菜は、ロー
タリカッター11でみじん切りにし、豚肉、鶏肉等の肉
は、チョッパー12で挽肉にする。これらのみじん切り
野菜と挽肉は、必要に応じ、にんにく、生姜等の香味材
や化学調味料とさらに混ぜ合わせ、餃子の具13とす
る。
【0010】『2.餃子の具の成形ステップ』餃子の具
13は、次に成形型20内に入れて成形する。成形型2
0は、縦横に整列した多数の半球状凹部20aを有する
もので、内面にはフッ素樹脂加工が施されている。すべ
ての半球状凹部20a内に餃子の具13を詰めた成形型
20は、次に冷凍される。半球状凹部20aの直径は、
例えば3cm〜6cmとする。
【0011】『3.餃子の具の冷凍ステップ』冷凍は、
餃子の具13の形状を保ち、次の工程を容易に進めるた
めであり、その目的の範囲で冷凍すればよい。具体的に
は、例えば図2に模式的に示す急速冷凍庫21に1時間
前後入れることで所要の形状保持効果を与えることがで
きる。冷凍ステップが終了したら、成形型20内で成形
され冷凍された具成形品13sを、各半球状凹部20a
から取り出す。半球状凹部20aの内面にフッ素樹脂加
工を施すと、具成形品13sの取り出しが容易である。
取り出した具成形品13sは、半球状凹部20aの形状
に対応する半球状をなしており、例えばコンテナに載せ
て次工程に移動される。
【0012】『4.餃子の皮で包むステップ』冷凍状態
で半球状の形が崩れない具成形品13sに対して、次
に、図3に示すように、その半球状面を餃子の皮15で
包む。餃子の皮15は、小麦粉を主成分とした粉をこね
て薄く伸ばした皮であり、市販品、特製品のいずれも用
いることができる。
【0013】『5.鳥皮で包むステップ』一方、別に生
の鳥皮(外皮)16を用意する。生鳥皮16は、四辺が
7cm〜15cm程度の矩形、あるいは直径7cm〜1
5cm程度の円形のものを用いる。この程度の大きさで
あれば鳥の種類や製造方法を問わないが、鶏(ブロイラ
ー)の皮が最も入手しやすい。ブロイラーでは、首の皮
ではなく、ボディスキンを用いると大きさの確保が容易
である。この生鳥皮16によって、下方の半球状面を餃
子の皮15で包んだ具成形品13sを下から包み、上部
をコラーゲン紐17で巾着結びにして、未加熱鳥皮餃子
18とする。コラーゲン紐17は、手作業で結束する
他、例えば市販のコラーゲン結束機械(ストラパック自
動紐掛結束機PT120SSC)を用いて結束すること
ができる。コラーゲン紐17としては、例えば「ニッパ
ピストリングHC180−50」(商品名)を用いるこ
とが好ましい。
【0014】『6.蒸すステップ』未加熱鳥皮餃子18
は、図4に示すように適当数を纏めて天板22上に載
せ、蒸し庫23に入れて蒸し上げる。蒸し条件は、例え
ば90℃20分程度である。蒸し上がった加熱済鳥皮餃
子19は、蒸し庫23から取り出してそのまま、食する
ことができる。
【0015】『7.包装ステップ』流通ルートに載せる
ために、加熱済鳥皮餃子19は、冷却専用庫で迅速に冷
却した後、図5に示すように、包装用トレー24に入
れ、さらに包装袋25に入れる。加熱済鳥皮餃子19を
入れて封をした包装袋25は、適当数をダンボールや発
泡スチロール製の包装箱26(図6)に入れ/、可能で
あれば非冷凍品としてそのまま流通ルートに乗せること
ができる。
【0016】『8.冷凍保存ステップ』長期保存をする
場合には、加熱済鳥皮餃子19を入れた包装箱26を、
図7に示すように保存用冷凍庫27に入れる。この包装
箱26は必要なとき保存用冷凍庫27から取り出して流
通ルートに乗せることができる。
【0017】以上の実施形態は、一つの好ましい実施形
態であるが、本発明はこの実施形態に限定されない。例
えば、『3.餃子の具の冷凍ステップ』や『4.餃子の
皮で包むステップ』は省略してもよい。また、餃子の皮
で包む際、具13の全体を餃子の皮15で包んでもよ
い。具成形品13sの形状も半球状であると、『4.餃
子の皮で包むステップ』や『5.鳥皮で包むステップ』
でのハンドリング性や外観に優れるが、半球状以外の形
状でもよい。また、コラーゲン紐17に代えて、干瓢そ
の他の可食紐帯を用いてもよい。流通ルートに乗せるた
めの『7.包装ステップ』や『8.冷凍保存ステップ』
は、変形が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、今までに存在しない新
しい味と食感の鳥皮餃子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鳥皮餃子の具の製造態様及びその
成形態様の一例を示す図である。
【図2】成形した具の冷凍態様を示す図である。
【図3】成形した具を餃子の皮で包み、さらに鳥皮で包
む態様を示す図である。
【図4】未加熱鳥皮餃子を蒸す態様を示す図である。
【図5】蒸し上がった加熱済鳥皮餃子を包装袋に包装す
る態様を示す図である。
【図6】包装袋を包装箱に入れる態様を示す図である。
【図7】包装箱全体の冷凍態様を示す図である。
【符号の説明】
11 ロータリカッター 12 チョッパー 13 餃子の具 13s 具成形品 20 成形型 20a 半球状凹部 15 餃子の皮 16 生鳥皮(外皮) 17 コラーゲン紐(可食紐帯) 18 未加熱鳥皮餃子 19 加熱済鳥皮餃子 20 成形型 20a 半球状凹部 21 急速冷凍庫 22 天板 23 蒸し庫 24 包装用トレー 25 包装袋 26 包装箱 27 保存用冷凍庫

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餃子の具を鳥皮からなる外皮に包んでな
    る鳥皮餃子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鳥皮餃子において、餃子
    の具は小麦粉を主成分とする餃子の皮で少なくとも一部
    が包まれ、該餃子の具と餃子の皮の全体が外皮に入れら
    れている鳥皮餃子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の鳥皮餃子におい
    て、外皮は可食紐帯で巾着結びにされている鳥皮餃子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の鳥皮餃子において、可食
    紐帯はコラーゲン紐である鳥皮餃子。
  5. 【請求項5】 餃子の具を作り所定形状に成形するステ
    ップ;成形された餃子の具を鳥皮で包むステップ;及び
    鳥皮で包まれた餃子の具を加熱するステップ;を有する
    ことを特徴とする鳥皮餃子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の製造方法において、鳥皮
    は餃子の具を包んだ後、可食紐帯で巾着結びにされる鳥
    皮餃子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の製造方法において、可食
    紐帯はコラーゲン紐である鳥皮餃子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれか1項記載の
    製造方法において、餃子の具は成形後冷凍された後、冷
    凍状態で少なくともその一部が小麦粉を主成分とする餃
    子の皮に包まれ、この餃子の具と餃子の皮が鳥皮で包ま
    れる鳥皮餃子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の製造方法において、鳥皮
    で包まれ加熱された餃子は冷凍保存され、冷凍状態で流
    通経路に乗る鳥皮餃子の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし9のいずれか1項記載
    の製造方法において、餃子の具は半球状に成形される鳥
    皮餃子の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項5ないし10のいずれか1項記
    載の製造方法において、加熱ステップは蒸し工程で実行
    される鳥皮餃子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195523A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Yonekyu Corp つくね状食肉加工食品、及びその製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007195523A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Yonekyu Corp つくね状食肉加工食品、及びその製造法
JP4516921B2 (ja) * 2006-01-30 2010-08-04 米久株式会社 つくね状食肉加工食品、及びその製造法

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