JP2001258450A - 釣竿収納ケース - Google Patents
釣竿収納ケースInfo
- Publication number
- JP2001258450A JP2001258450A JP2000083644A JP2000083644A JP2001258450A JP 2001258450 A JP2001258450 A JP 2001258450A JP 2000083644 A JP2000083644 A JP 2000083644A JP 2000083644 A JP2000083644 A JP 2000083644A JP 2001258450 A JP2001258450 A JP 2001258450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing rod
- storage case
- reinforcing member
- partition walls
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
うに、或る程度剛性が高く、しかも軽量な釣竿収納ケー
スを提供する。 【解決手段】 収納ケースの外皮Aの内側に補強部材C
が配設され、釣竿等を収納して運搬可能な釣竿収納ケー
スであって、前記補強部材が複数のリブ又は隔壁Rを有
してリブ間又は隔壁間が中空状Kであり、収納された竿
の長手方向に概略沿う縦方向に前記リブ又は隔壁が延伸
している領域が存在するよう構成する。
Description
収納し、その他リール、こませすくい等の釣用品を収納
でき、車等から出した後は、主として釣人が肩に担いで
釣りの現場に運搬できる釣竿収納ケースに関する。
釣竿収納ケースは、各社が種々販売している。収納ケー
スは携行されるため、美観も大切であり、また、丈夫さ
も必要である。更には、釣竿等を収納したり、取り出し
たりの作業性の良いことも重要である。そこで、外観が
よくて汚れにも強く、しかも擦っても傷み難い丈夫な外
皮を採用する。また、内側には内皮を設けることが多
い。然しながら、この外皮や内皮のみではケースとして
の保形力が弱いため、この外皮と内皮との間にポリエチ
レン製の板部材を配設したものがある。
磯釣り等においては、収納ケース毎放り投げることもあ
り、こうした場合においても扱い易くする必要がある。
依って本発明では、収納されている釣竿が損傷すること
の無いように、或る程度剛性が高く、しかも軽量な釣竿
収納ケースの提供を目的とする。
では請求項1において、収納ケースの外皮の内側に補強
部材が配設され、釣竿等を収納して運搬可能な釣竿収納
ケースであって、前記補強部材が複数のリブ又は隔壁を
有してリブ間又は隔壁間が中空状であり、収納された竿
の長手方向に概略沿う縦方向に前記リブ又は隔壁が延伸
している領域が存在することを特徴とする釣竿収納ケー
スを提供する。中空状とは、完全な空洞でもよいことは
勿論であるが、発泡部材が詰められていてもよい。ま
た、縦方向に延伸したリブ又は隔壁が存在すればよく、
これ以外に、これらに交差する方向(横方向や斜め方
向)に延伸したリブ又は隔壁が存在していてもよい。収
納ケースの縦方向に補強部材のリブや隔壁が延伸してい
るため収納ケースを横方向に撓ませるような力に対して
剛性が高まり、収納されてこの縦方向に延伸している釣
竿が大きな曲げを受けて損傷することを防止できる。ま
た、中空状であるため、軽量であり、結局、軽量かつ高
強度な釣竿収納ケースとなる。
側を前側とし、少なくとも左右何れかの側面部におい
て、縦方向長さの大部分の長さに亘って前記リブ又は隔
壁が配設され、しかも該縦方向のリブ又は隔壁と交差す
る方向のリブ又は隔壁を殆ど有していない請求項1記載
の釣竿収納ケースを提供する。請求項1の作用効果に加
え、釣竿を収納したり取り出す際に、左右何れかの側面
部は左側又は右側に開かれる必要性がある。従って、こ
の領域に縦方向に対して交差する方向のリブ又は隔壁を
殆ど有していなければ、開閉方向の曲げが自在であり、
釣竿等の出し入れが容易になる。
施形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明
に係る釣竿収納ケースの一実施形態例の斜視図であり、
底部材18を下にして地面等に立てた状態である。この
図の上下方向を本願では縦方向としており、釣竿は概略
この縦方向に収納される。、この形態例の収納ケースの
基本形態は、収納ケースを開閉するためのチャック部1
6のある側を正面部10Cとすれば、左側面部10A、
右側面部10B、背面部10Dの4面から構成されてい
る。これが一般的な基本形態であるが、左右側面部と背
面部との境が明瞭でない形態もある。即ち、後者は、正
面部と、その他の周面部とで基本形態が構成されている
収納ケースである。
この形態例ではプラスチックによる箱型の底部材18が
装着されている。また、背面部10Dには、この収納ケ
ースを運搬する際に、肩に掛けて運び易くするための帯
状のショルダー部材12Aが装着されている。また、上
面部近くには他の帯状の掴み部材12Bが装着されてい
る。その他、左側面部10Aの所定領域には、2次的な
収納ケース体14が装着されており、15はその開閉の
ためのチャック部である。
拡大図を図2に示す。収納ケースの外側表皮(外皮)A
の内側であって、内側表皮Eとの間に、補強部材Cが配
設されている。この補強部材Cは、図3に示すような空
洞部Kを有する平板状部材であり、一側の平面部C1
と、これに対向している他側の平面部C2との間には、
概ねこれらの平面部に直交する方向に延伸して両平面部
と接続されている隔壁Rが概ね等ピッチで配設されてい
る。それらの間は空間Kである。この実施形態例では、
これらの隔壁Rは互いに平行に延伸し、これらに対して
斜めや横方向に交差する隔壁は存在しない。
ピレン、又はポリカ(商品名)等で成形され得る。本実
施形態例のように、隔壁が一方向にのみ延伸している場
合は、成形方法としては押出し成形で成形できる。内外
表皮間に補強部材Cを配設しただけで後述のように釣竿
を保護できるが、収納ケースの表面部が硬い感触となっ
て高級感を損なうため、スポンジ等の発泡性部材B,D
によって補強部材を挟み、この三層体B,C,Dを外側
表皮Aと内側表皮Eとの間に配設している。
らも判るが、隔壁Rの延伸方向を、図1において、収納
ケースの左側面部10Aに破線で示しており、隔壁が収
納ケースの縦方向に延伸するように、補強部材Cを配設
している。この実施形態例では、左側面部10Aの概ね
全体に亘って補強部材Cを配設している。このように、
収納ケースの縦方向に隔壁Rが延伸するように補強部材
Cを配設していれば、収納ケースを、この縦方向に直交
する横方向に撓ませる外力に対して抵抗となる剛性が高
くなり、内部に収納されている釣竿が損傷することを防
止できる。従って、隔壁Rは収納ケースの縦方向におい
て、極力分断されていない方が、上記の撓みに対する剛
性が高く、補強の意味から好ましい。
から、幾つかに分断されていても構わない。隔壁が縦方
向に延伸しており、横方向に延伸する隔壁が、全く無い
状態を含む意味で殆ど無ければ、例えば、チャック部を
開いて左側面部10Aを左外方に開く際に、縦方向に延
伸している隔壁Rの存在は、左側面部のこの開放方向の
剛性(既述の縦方向の剛性に対して直交する方向の剛
性)としては殆ど寄与せず、左側面部は開放方向に柔軟
に撓み変形しつつ開けることができ、扱い易い。然しな
がら、縦方向の隔壁Rに対して交差する、特に直交する
方向に延伸する隔壁を設け、平面部C1,C2の平面状
態を維持してもよい。
他、右側面部10Bと背面部10Dも、図2の断面図で
示す補強部材採用構造(隔壁が縦方向に延伸している)
であるが、この3面部の内の任意の1つの面部だけでも
よく、また、任意の2つの面部だけでもよい。更には、
何れの面部においても同様だが、1つの面部における全
体に亘って配設される必要はなく、その一部の領域でも
よい。また、この形態例では、正面部10Cは、隔壁
R’が収納ケースの左右方向に延伸する向きに同様な補
強部材を配設している。これによってチャック部16を
開けた際にも収納ケースの厚さ(正面部10Cの左右方
向幅)が保持され、収納物がこぼれること無く、内部に
収容維持され易い。
壁も、正面部と同様な方向にしてもよい。また更に、こ
の正面部にも、背面部や左右側面部と同様に隔壁が縦方
向(前記の左右方向に対して直交する方向)に延伸する
ように補強部材を配設してもよい。この場合、折れ目1
0C1,10C2,10C3,10C4において補強部
材を分断すると配設し易い。
C2を有していたが、一方の平面部が無くて、上記実施
形態例の隔壁がリブとなってもよい。また、隔壁とリブ
とが混在する形態でもよい。何れにしても、各隔壁やリ
ブ間が空洞状態であるため、剛性が高くなって収納ケー
スを補強できる割りに、軽量となる。また、上記の収納
ケースは正面部、背面部、左右側面部の4面を有してい
るが、既述のように背面部と左右側面部とが連続的にな
って区別できない形態であってもよく、また、その他の
形態でもよい。
ており、隔壁R”は平面部C1又はC2と合わせて、空
洞部K’が三角柱状になるように設けられている。従っ
て、図3の形態よりもより高強度になる。補強部材は、
その他の任意形状に構成できる。
よれば、収納されている釣竿が損傷することの無いよう
に、或る程度剛性が高く、しかも軽量な釣竿収納ケース
が提供可能となる。
例を示す斜視図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 収納ケースの外皮の内側に補強部材が配
設され、釣竿等を収納して運搬可能な釣竿収納ケースで
あって、前記補強部材が複数のリブ又は隔壁を有してリ
ブ間又は隔壁間が中空状であり、収納された竿の長手方
向に概略沿う縦方向に前記リブ又は隔壁が延伸している
領域が存在することを特徴とする釣竿収納ケース。 - 【請求項2】 収納ケースの開口側を前側とし、少なく
とも左右何れかの側面部において、縦方向長さの大部分
の長さに亘って前記リブ又は隔壁が配設され、しかも該
縦方向のリブ又は隔壁と交差する方向のリブ又は隔壁を
殆ど有していない請求項1記載の釣竿収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000083644A JP4281981B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 釣竿収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000083644A JP4281981B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 釣竿収納ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001258450A true JP2001258450A (ja) | 2001-09-25 |
JP4281981B2 JP4281981B2 (ja) | 2009-06-17 |
Family
ID=18600242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000083644A Expired - Fee Related JP4281981B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 釣竿収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4281981B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006204155A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shimano Inc | ロッドケース |
JP2008092823A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿ケース |
JP2013094096A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Globeride Inc | 釣竿ケース |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000083644A patent/JP4281981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006204155A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shimano Inc | ロッドケース |
JP2008092823A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿ケース |
JP2013094096A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Globeride Inc | 釣竿ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4281981B2 (ja) | 2009-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6446809B2 (en) | Rigid lightweight carrying case | |
US20130087424A1 (en) | Foldable Easy-Access Bag | |
JP2017164493A (ja) | オフセット支持部材を有する手荷物用品 | |
JP2001258450A (ja) | 釣竿収納ケース | |
JP2001328488A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
KR200360970Y1 (ko) | 완구용 접철식 종이서랍장 | |
GB2248384A (en) | Suitcase construction | |
US20070215427A1 (en) | Luggage side panel | |
US20040007483A1 (en) | Portable housing case for musical instrument | |
JP3040641U (ja) | 釣り具収納ケ−ス | |
KR200495761Y1 (ko) | 접철식 일체형 가방 | |
JP3221176U (ja) | 活魚輸送用容器 | |
JP2006151421A (ja) | 保冷容器 | |
KR200331054Y1 (ko) | 낚시가방의 보강 구조 | |
JP3854856B2 (ja) | 針収納ケース | |
JPS594950Y2 (ja) | まぐろ等の大魚用容器 | |
JP2008011737A (ja) | 釣竿ケース | |
JP7042100B2 (ja) | 衛生用薄葉紙収納容器 | |
JP2006347356A (ja) | 車両のトランクルーム構造 | |
JP3454460B2 (ja) | 収納ケース | |
JPH07165235A (ja) | 断熱折りたたみ式コンテナ | |
JP2595073Y2 (ja) | ファイル | |
JPH021879Y2 (ja) | ||
JPH1095279A (ja) | 自動車のリヤパーセルシェルフ | |
JP3138588U (ja) | 袋体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |