JP2001257862A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001257862A
JP2001257862A JP2000065040A JP2000065040A JP2001257862A JP 2001257862 A JP2001257862 A JP 2001257862A JP 2000065040 A JP2000065040 A JP 2000065040A JP 2000065040 A JP2000065040 A JP 2000065040A JP 2001257862 A JP2001257862 A JP 2001257862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
identification code
identification information
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000065040A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kuroda
博之 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000065040A priority Critical patent/JP2001257862A/ja
Publication of JP2001257862A publication Critical patent/JP2001257862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度画像を複写したものについては、再度複
写したときに原稿が汚れてしまっていても常に最初に複
写したときの画像品質を維持できるようにする。 【解決手段】 メイン制御部14は、原稿の1度目の読
み取り時、その読み取った原稿の画像に自動的に識別コ
ードを付加し、その識別コードで検索可能に画像データ
を大容量記憶装置12にファイル形式で蓄積すると共
に、書き込み部13によって記録紙に識別コード付きの
画像データに基づく画像を形成して印刷し、また、メイ
ン制御部14は、原稿を再度複写するときに、原稿上の
識別コードを認識し、その認識コードに基づいて以前複
写したときに蓄積した画像データのファイルを検索し、
その画像データに基づく画像を記録紙に形成して印刷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿の画像を読
み取って記録紙に印刷する機能を備えた複写装置,印刷
装置,及びファクシミリ装置等の画像形成装置と画像形
成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部に接続されたパーソナルコン
ピュータから送信された画像データに識別情報を付加し
て記録紙に印刷すると共に、その識別情報で検索可能に
画像データを記憶し、専用に設けられた識別情報読取部
によって上記記録紙に印刷された識別情報を読み取った
とき、その識別情報に対応する画像データを読み出して
記録紙に印刷する画像形成装置(例えば、特開平10−
151821号公報,登録実用新案第3045248号
公報参照)があった。
【0003】このような画像形成装置では、一度印刷し
た画像データを再び印刷するときには、パーソナルコン
ピュータから改めて同じ画像データを送信せずに済むの
で、印刷時の所要時間を短縮し、操作性を向上させるこ
とができる。
【0004】また、複数の画像データを蓄積し、各画像
データを検索するための識別情報を入力して、その識別
情報と画像データとを対応させて記録することにより、
識別情報に基づいて所望の画像データを検索できるよう
にした画像処理装置(例えば、特開平6−223152
号公報参照)があった。このような画像処理装置によれ
ば、多数の文書を画像データとしてファイリングするこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、上述したような画像形成装置による画像印刷の速度
の向上の技術や、画像データの登録時の操作性を向上さ
せる技術はいろいろと提案されているが、原稿の画像を
読み取ってその画像データに基づく画像を記録紙に複写
印刷する画像形成装置については、以前複写した原稿の
表面が汚れてしまうと、その原稿を再び複写したときに
画像品質が劣化してしまうという問題は解消されていな
かった。
【0006】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、一度画像を複写したものについて
は、再度複写したときに原稿が汚れてしまっていても、
常に最初に複写したときの画像品質を維持できるように
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿の画像を読み取ってその画像の画像
データを入力する画像読取手段と、記録紙に画像データ
に基づく画像を形成する画像形成手段と、その手段に対
して上記画像読取手段によって読み取った画像データに
基づく画像をそのまま形成させる第1制御手段と、上記
画像読取手段によって読み取った画像データに対する識
別情報を生成し、その識別情報を上記画像データに付加
し、上記画像形成手段に対して上記識別情報を付加した
画像データに基づく画像を形成させる第2制御手段と、
上記画像データと上記識別情報とを対応させて記憶する
画像データ記憶手段と、上記画像読取手段によって上記
記録紙の画像を読み取り、その読み取った画像の画像デ
ータに基づいて画像中の識別情報を認識する識別情報認
識手段と、上記画像データ記憶手段から上記識別情報認
識手段によって認識した識別情報に対応する画像データ
を読み出す画像データ読出手段と、上記画像形成手段に
対して上記画像データ記憶手段から読み出した画像デー
タに基づく画像を形成させる第3制御手段を備えた画像
形成装置を提供する。
【0008】また、上記のような画像形成装置におい
て、上記画像読取手段に、原稿の両面の画像を片面毎に
読み取ってその画像の画像データを入力する両面画像読
取手段を設けるとよい。
【0009】さらに、上記のような画像形成装置におい
て、上記第2制御手段に、上記画像読取手段によって読
み取った複数ページの画像データのそれぞれに異なる識
別情報を付加する第1付加手段と、上記画像読取手段に
よって読み取った複数ページの画像データのそれぞれに
同じ識別情報を付加する第2付加手段を設け、上記第1
付加手段と上記第2付加手段のいずれか一方を選択して
有効にする手段を設けるとよい。
【0010】また、上記のような画像形成装置におい
て、上記第2制御手段に、上記識別情報を上記画像デー
タの予め指定された位置に付加する手段を設けるとよ
い。
【0011】さらに、上記のような画像形成装置におい
て、上記記録紙に形成された識別情報の位置を検出する
識別情報位置検出手段を設け、上記識別情報認識手段
に、上記識別情報位置検出手段によって検出された位置
に基づいて上記記録紙に形成された識別情報を認識する
手段を設けるとよい。
【0012】また、上記のような画像形成装置におい
て、上記第1制御手段と上記第2制御手段のいずれか一
方を選択して有効にする手段を設けるとよい。
【0013】さらに、上記のような画像形成装置におい
て、上記記録紙に形成された識別情報の位置を検出する
識別情報位置検出手段を設け、上記識別情報認識手段
に、上記画像読取手段に対して上記識別情報位置検出手
段によって検出された位置から画像を読み取りを開始し
て上記記録紙に形成された識別情報の部分のみを読み取
らせ、その読み取り後は画像の読み取り位置を初期状態
に戻す手段を設けるとよい。
【0014】また、上記のような画像形成装置におい
て、外部インタフェースを介して外部記憶手段を接続
し、その外部記憶手段に上記画像データと上記識別情報
を記憶して管理するようにするとよい。
【0015】さらに、上記のような画像形成装置におい
て、ネットワークを介して外部の複数の端末装置と接続
し、上記各端末装置毎への接続の可否を管理する手段を
設けるとよい。
【0016】また、上記のような画像形成装置におい
て、記録可能な情報記録媒体に上記画像データを記録す
る外部記録手段を設けるとよい。
【0017】さらに、上記のような画像形成装置におい
て、上記記録紙に対する上記識別情報の付加位置及び読
み取り位置を所定位置に限定する手段を設けるとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の画像
形成装置の一実施形態であるデジタル複写機の主要部の
機能構成を示すブロック図である。図2は、この発明の
画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機の外観
と図1に示した各部の配置とを共に示す図である。
【0019】図2に示すように、このデジタル複写機の
この発明に係わる主要部は、操作部10,スキャナ部1
1,大容量記憶装置12,書き込み部13,及びメイン
制御部14とからなる。
【0020】操作部10は、キー20a,20bを備え
ており、これらのキーと共に図示を省略したキー及びス
イッチ等の入力手段に基づいてユーザが各種の選択操作
を行う。
【0021】スキャナ部(スキャナユニット)11は、
CCDセンサ等のイメージスキャナを搭載したスキャナ
キャリッジを原稿表面に対して移動させて、原稿表面の
画像を光学的に読み取り、その画像データを入力する。
【0022】なお、このスキャナ部11には、1個のイ
メージスキャナを備えて原稿の片面のみを読み取るよう
にしたものと、同じく1個のイメージスキャナと原稿を
反転する機構部を備えて原稿の両面をそれぞれ読み取る
ようにしたものと、2個のイメージスキャナを設けて原
稿の両面を同時に読み取るようにしたものとが有るが、
後述するこの発明に係わる機能毎に設ける種類を代える
ものとする。また、この各種類のスキャナ部については
公知技術なのでここでは詳細な説明を省略する。
【0023】大容量記憶装置12は、ハードディスク等
の大容量記録媒体を備えており、大容量の画像データ及
びその画像データを検索するための識別コード等の情報
を読み書きする記憶装置である。書き込み部(書き込み
ユニット)13は、レーザ方式等の印刷部であり、記録
紙に画像データ又は識別コードが付加された画像データ
に基づく画像を形成して印刷する。
【0024】メイン制御部14は、CPU,ROM,R
AM及び周辺回路等からなるマイクロコンピュータによ
って実現され、このデジタル複写機全体の制御を司り、
この発明に係わる機能を実現する各種の制御処理を実行
する中央処理制御部である。
【0025】次に、上記スキャナ部11に設ける識別コ
ードの読み取り位置及び書き込み位置を検出するための
機構について説明する。図3及び図4は、図1及び図2
に示したスキャナ部における識別コード読み取り位置検
出機構及び識別コード書き込み位置検出機構を示す図で
ある。
【0026】図3はスキャナ部の側面図であり、図4は
スキャナ部の上面図であり、それぞれ識別コード読み取
り位置検出機構及び識別コード書き込み位置検出機構の
配置を示す概略構成図である。
【0027】識別コード読み取り位置検出機構及び識別
コード書き込み位置検出機構は、スキャナキャリッジ5
3,受光素子54,発光素子55,スライダ56,スラ
イドレール57と59と60,及びセンサ58等からな
る。
【0028】スキャナキャリッジ53は通常は図中に示
す所定位置に待避しており、原稿読み取り時に、その上
部に搭載したイメージセンサ52が原稿50下を移動し
て副走査方向(図中矢示a)の画像読み取りを行えるよ
うにスライドレール60上を図中矢示a方向に移動す
る。
【0029】スライダ56を搭載したスライドレール5
7は、コンタクトガラス51の長手方向の一方の縁部に
設けられており、ユーザが手動操作でスライダ56の下
部に設置された発光素子55がコンタクトガラス51の
長手方向の任意の箇所、すなわち、原稿50上の識別コ
ードのy座標位置を示す箇所に位置するようにスライダ
56をスライドレール57上を矢示b方向に移動させ
る。
【0030】センサ58を搭載したスライドレール59
は、コンタクトガラス51の短手方向のスキャナキャリ
ッジ53の待避位置側に設けられており、センサ58が
コンタクトガラス51の短手方向の任意の箇所、すなわ
ち、原稿50上の識別コードのx座標位置を示す箇所に
位置するようにスライダ56をスライドレール57上を
矢示c方向に移動させる。
【0031】識別コードの読み取り位置(検出位置)の
設定では、予めユーザがスライダ56を原稿の識別コー
ドが記載されている位置まで移動させておく。そして、
一度複写したことがあり、その画像データがファイル管
理されている原稿の複写時、受光素子54が発光素子5
5の発する光を検出する位置までスキャナキャリッジ5
3を移動させて、検出したらイメージセンサ52によっ
てその位置から識別コードの画像を読み取る。
【0032】また、識別コードの書き込み位置(付加す
る位置)の設定では、上記発光素子55の発する光を受
光素子54によって検出した位置を副走査方向位置(x
座標位置)とし、センサ58によって検出した位置を主
走査方向の位置(y座標位置)とし、両座標位置によっ
て示される箇所に識別コードを印刷する。
【0033】図1には上記各部間におけるデータ信号の
流れを示しており、図1に基づいてこのデジタル複写機
におけるこの発明に係わる複写処理の概要を説明する。
【0034】メイン制御部14は、操作部10からのキ
ーコマンドにより、スキャナ部11を駆動させて原稿の
画像を読み取らせ、スキャナ部11によって読み取った
画像の画像データを取り込むと共に、画像データに対す
る固有の識別コードを生成し、識別コードと画像データ
とを対応させて大容量記憶装置12へ書き込む。
【0035】そして、メイン制御部14は、キーコマン
ドに応じて書き込み部13へ送る画像データに識別コー
ドを付加したまま、あるいは除いて送出し、書き込み部
13によって記録紙に画像を形成して印刷させる。こう
して、大容量記憶装置12では、メイン制御部14によ
って識別コードに基づいて画像データのファイル管理を
行う。
【0036】また、原稿の再複写の際、メイン制御部1
4は、スキャナ部11によって読み取った原稿の画像デ
ータに基づいて識別コードを認識し、その識別コードに
基づいて大容量記憶装置12から該当する画像データを
読み出し、書き込み部13へ送って記録紙に画像を形成
して印刷させる。その際、画像データに識別コードを付
加したまま、あるいは除いて送出することができる。
【0037】(1)ファイル管理コピー このファイル管理コピーは、原稿の画像を読み取って複
写するコピーに対して、一度複写した画像データを蓄積
して以後の複写時に使用する機能であり、1度目に複写
したときのファイル登録・印刷処理と再度複写するとき
のファイル読出・印刷処理とからなる。
【0038】(1−1)ファイル登録・印刷処理 原稿の1度目の読み取り時、その読み取った原稿の画像
に自動的に固有のパターンコードである識別コード(識
別情報に相当する)を付加し、その識別コードで検索可
能に画像データをファイル形式で蓄積すると共に、記録
紙に識別コード付きの画像データに基づく画像を形成し
て印刷する処理である。
【0039】(1−2)ファイル読出・印刷処理 原稿を再度複写するときに、原稿上の識別コードを認識
し、その認識コードに基づいて以前複写したときに蓄積
した画像データのファイルを検索し、その画像データに
基づく画像を記録紙に形成して印刷する処理である。
【0040】なお、上記処理において記録紙に印刷する
際、画像データから識別コードを除いて印刷する処理を
選択することもできる。
【0041】また、上記画像データのファイル管理方法
を選択することもできる。つまり、原稿の複写時に1画
像データに1識別コードを割り当てて管理する処理と、
原稿の複写時に複数の画像データをまとめて1識別コー
ドを割り当てて管理する処理のいずれかを選択できる。
【0042】(2)ファイル管理方法を選択して複写す
る処理 1ページ毎にそれぞれ異なる識別コードを付加する処理
が選択されている場合、原稿の1度目の読み取り時、そ
の読み取った原稿の1ページの画像に自動的に固有のパ
ターンコードである識別コード(識別情報に相当する)
を1個付加し、その識別コードで検索可能に1つの画像
データをファイル形式で蓄積すると共に、記録紙に識別
コード付き、あるいは識別コード無しの画像データに基
づく画像を形成して印刷する。
【0043】また、複数ページに同じ識別コードを付加
する処理が選択されている場合、原稿の1度目の読み取
り時、その読み取った複数枚の原稿の全ページの画像に
対して自動的に固有のパターンコードである識別コード
(識別情報に相当する)を1個付加し、その識別コード
で検索可能に複数の画像データをファイル形式で蓄積す
ると共に、記録紙に識別コード付き、あるいは識別コー
ド無しの画像データに基づく画像を形成して印刷する。
【0044】そして、原稿を再度複写したときに、原稿
上の識別コードを認識し、その認識コードに基づいて以
前複写したときに蓄積した1つあるいは複数の画像デー
タのファイルを検索し、その画像データに基づく識別コ
ード付き、あるいは識別コード無しの画像を記録紙に形
成して印刷する。
【0045】さらに、上記複写時に画像データをファイ
ル管理するか否かを選択することもできる。つまり、原
稿の複写時に画像データをファイル管理しない通常のコ
ピー処理と、上述のように原稿の複写時に画像データを
ファイル管理する処理のいずれかを選択できる。
【0046】(3)画像データをファイル管理するか否
かを選択して複写する処理 画像データをファイル管理しない処理が選択されている
場合、通常のコピー動作によって原稿から読み取った画
像を記録紙に複写印刷する処理を行う。
【0047】また、画像データをファイル管理しない処
理が選択されている場合、上述のようにして、原稿の1
度目の読み取り時、その読み取った原稿の画像に自動的
に固有のパターンコードである識別コードを付加し、そ
の識別コードで検索可能に画像データをファイル形式で
蓄積すると共に、記録紙に識別コード付き、あるいは識
別コード無しの画像データに基づく画像を形成して印刷
する。
【0048】さらにまた、スキャナ部11に図3及び図
4に示した識別コード読み取り位置検出機構及び識別コ
ード書き込み位置検出機構を設け、その機構部によって
検出した位置情報に基づいて原稿から識別コードのみを
読み取る処理を行う。
【0049】(4)原稿から識別コードのみを読み取る
処理 原稿を再度複写するときに、上記図3及び図4に示した
識別コード読み取り位置検出機構によって識別コード読
み取り位置を検出し、その位置までスキャナキャリッジ
を移動させて画像の読み取りを開始し、読み取り後はス
キャナキャリッジを初期状態(待避位置)まで戻す。
【0050】そして、上記読み取った画像に基づいて原
稿上の識別コードを認識し、その認識コードに基づいて
以前複写したときに蓄積した1つあるいは複数の画像デ
ータのファイルを検索し、その画像データに基づく識別
コード付き、あるいは識別コード無しの画像を記録紙に
形成して印刷する。
【0051】また、画像データに基づく印刷時、上記図
3及び図4に示した識別コード書き込み位置検出機構に
よって検出した位置情報に基づいて、画像データに識別
コードを付加する。
【0052】すなわち、上記スキャナ部11が原稿の画
像を読み取ってその画像の画像データを入力する画像読
取手段の機能を、上記書き込み部13が記録紙に画像デ
ータに基づく画像を形成する画像形成手段の機能を果た
す。
【0053】また、上記メイン制御部14が画像形成手
段に対して上記画像読取手段によって読み取った画像デ
ータに基づく画像をそのまま形成させる第1制御手段
と、上記画像読取手段によって読み取った画像データに
対する識別情報を生成し、その識別情報を上記画像デー
タに付加し、上記画像形成手段に対して上記識別情報を
付加した画像データに基づく画像を形成させる第2制御
手段の機能を果たす。
【0054】さらに、上記大容量記憶装置12が上記画
像データと上記識別情報とを対応させて記憶する画像デ
ータ記憶手段の機能を果たす。さらにまた、上記メイン
制御部14は、上記画像読取手段によって上記記録紙の
画像を読み取り、その読み取った画像の画像データに基
づいて画像中の識別情報を認識する識別情報認識手段
と、上記画像データ記憶手段から上記識別情報認識手段
によって認識した識別情報に対応する画像データを読み
出す画像データ読出手段と、上記画像形成手段に対して
上記画像データ記憶手段から読み出した画像データに基
づく画像を形成させる第3制御手段の機能を果たす。
【0055】また、上記スキャナ部11は、原稿の両面
の画像を片面毎に読み取ってその画像の画像データを入
力する両面画像読取手段の機能も果たす。
【0056】さらに、上記メイン制御部14は、上記画
像読取手段によって読み取った複数ページの画像データ
のそれぞれに異なる識別情報を付加する第1付加手段
と、上記画像読取手段によって読み取った複数ページの
画像データのそれぞれに同じ識別情報を付加する第2付
加手段の機能を果たす。さらにまた、上記操作部10及
び上記メイン制御部14が、上記第1付加手段と上記第
2付加手段のいずれか一方を選択して有効にする手段の
機能を果たす。
【0057】また、上記メイン制御部14は、上記識別
情報を上記画像データの予め指定された位置に付加する
手段の機能も果たす。
【0058】さらに、上記センサが、上記記録紙に形成
された識別情報の位置を検出する識別情報位置検出手段
の機能を果たし、上記メイン制御部14が、上記識別情
報位置検出手段によって検出された位置に基づいて上記
記録紙に形成された識別情報を認識する手段の機能を果
たす。
【0059】また、上記操作部10及びメイン制御部1
4が、上記第1制御手段と上記第2制御手段のいずれか
一方を選択して有効にする手段の機能を果たす。
【0060】さらに、上記センサが、上記記録紙に形成
された識別情報の位置を検出する識別情報位置検出手段
の機能を果たし、上記メイン制御部14が、上記画像読
取手段に対して上記識別情報位置検出手段によって検出
された位置から画像の読み取りを開始して上記記録紙に
形成された識別情報の部分のみを読み取らせ、その読み
取り後は画像の読み取り位置を初期状態に戻す手段の機
能を果たす。
【0061】なお、デジタル複写機のその他の動作につ
いては、公知技術であるのとこの発明には直接関わらな
いのでその詳細な説明を省略する。
【0062】次に、このデジタル複写機における上述し
た各処理についてさらに詳しく説明する。図5は、上記
デジタル複写機における第1の複写処理を示すフローチ
ャート図である。
【0063】この第1の複写処理は、上記ファイル管理
コピーのファイル登録・印刷処理とファイル読出・印刷
処理に相当し、原稿の複写の際に原稿から読み取った画
像データに固有の識別コード(例えば、数字列やバーコ
ード等のパターンデータ)を付加し、その画像データを
識別コードで検索可能に蓄積すると共に、識別コード付
きあるいは識別コード無しの画像を記録紙に複写印刷す
る処理と、識別コードが印刷された原稿(画像が複写さ
れた記録紙)の複写処理からなる。
【0064】ユーザは、通常複写(通常コピー)におい
て、記録紙(複写用紙)に識別コードを印字するか否か
をキー入力して選択する。例えば、デフォルトでは識別
コードの印字無しが選択され、キー20aを押下すると
認識コードの印字有りが選択できる。そして、原稿をコ
ンタクトガラス上にセットし、スタートキー(図示を省
略)を押す。
【0065】図5に示すように、ステップ(図中「S」
で示す)1でスキャナ部が原稿表面をスキャンし、その
スキャンされた画像の画像データをメイン制御部へ送
り、ステップ2でメイン制御部はその画像データに対す
る識別コードを生成して割り当て、画像データに識別コ
ードを付加する。
【0066】ステップ3へ進んでメイン制御部は識別コ
ードを付けた画像データを大容量記憶装置に書き込んで
セーブし、ステップ4へ進んでメイン制御部は記録紙に
対して画像データに付加した識別コードを印字するか否
かを上記キー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0067】ステップ4の判断でメイン制御部は操作部
のキー入力によってキーコマンドされており、識別コー
ドを書くと判断したら、ステップ6へ進んでメイン制御
部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加した
画像データに基づく画像を形成して書き込み、この処理
を終了する。
【0068】一方、ステップ4の判断でメイン制御部は
操作部のキー入力無しによってキーコマンドされていな
ければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ5
へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙に識
別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形成し
て書き込む。すなわち、コピー開始時前にキーコマンド
でユーザにより識別コード印字無しが選択されているな
らば、原稿からスキャンした画像のみを記録紙に書き込
み、この処理を終了する。
【0069】上述の処理は、原稿の片面読み取りが選択
されたときは、原稿の表面の画像のみを読み取って終了
するが、両面読み取りが選択されたときは、原稿の表面
について実行した後、その原稿の裏面についても同様に
して実行する。
【0070】また、既に1度複写され、識別コードが印
字されている原稿を再度複写する場合、ユーザによるキ
ーコマンド設定により、ステップ11でメイン制御部は
識別コード読取モードをオンにして識別コード読み取り
モードに移る。
【0071】ステップ12へ進んでスキャナ部によって
原稿画像のスキャンを開始し、ステップ13へ進んでメ
イン制御部は識別コード検出モードをONにしてスキャ
ンした画像データから識別コードを認識する。
【0072】ステップ14へ進んでメイン制御部は認識
した識別コードが大容量記憶装置内にあるか否かを判断
し、有ればステップ15へ進んでメイン制御部は大容量
記憶装置内からその認識コードに対応する画像データを
読み出し、ステップ4へ進み、その判断に基づいてステ
ップ5又はステップ6の処理を実行して、この処理を終
了する。
【0073】一方、ステップ14の判断でメイン制御部
は大容量記憶装置内に該当する識別コードが存在しなか
った場合、通常コピーモードに移行し、ステップ2へ進
んでステップ2以降の処理を実行する。
【0074】このようにして、原稿の複写の度にその画
像データを識別コードで参照可能に記憶し、一度複写さ
れた記録紙を用いて再度原稿と同じ画像を複写する際、
既存のスキャナユニットによって記録紙上の識別コード
のみを読み取り、既に記憶されている中から識別コード
に該当する画像データを読み出して印刷するので、印刷
結果がいつまでも1回目に複写された画像品質を維持す
ることができ、劣化のない画像を出力することができ
る。
【0075】図6乃至図8は、上記デジタル複写機にお
ける第2の複写処理を示すフローチャート図である。こ
の第2の複写処理では、上述した第1の複写処理におい
て、複数枚の原稿の複写の際に読み取った画像データの
ファイル管理の仕方を選択する処理を行っており、その
選択したファイル管理の種類によって画像データを蓄積
すると共に複写印刷する。
【0076】まず、原稿の片面を読み取る場合、ユーザ
は通常複写(通常コピー)において、1枚(1画像デー
タ)毎に識別コードを割り当てるか、あるいは複数枚
(複数の画像データ)をまとめて1つの識別コードを割
り当てて管理するかを選択する。例えば、デフォルトで
は1枚毎に識別コードを割り当て管理する処理が選択さ
れ、キー20bを押下すると複数枚に1つの識別コード
を割り当てて管理する処理が選択できる。そして、原稿
をコンタクトガラス上にセットし、スタートキー(図示
を省略)を押す。
【0077】図6に示すように、ステップ21のファイ
リング選択で操作部によって上記のいずれかのファイル
管理処理が選択されると、ステップ22へ進んでメイン
制御部は通常コピーモードにモードを切り換え、ステッ
プ23へ進んでメイン制御部はキーコマンドによるファ
イル管理の処理がいずれであるかを判断する。
【0078】ステップ23の判断でスキャン毎(1枚毎
あるいは1ページ毎)に識別コードを割り当て管理する
処理が選択されていたら、メイン制御部はそのモードに
移行し、ステップ24へ進んでメイン制御部は識別コー
ドを生成し、ステップ25へ進んで原稿を1枚(片面1
ページ)スキャンし、ステップ26へ進んでメイン制御
部は1枚分(1ページ分)の画像データに上記識別コー
ドを付加して大容量記憶装置に書き込んでセーブする。
【0079】ステップ27へ進んでメイン制御部は記録
紙に対して画像データに付加した識別コードを印字する
か否かをキー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0080】ステップ27の判断でメイン制御部は操作
部のキー入力によってキーコマンドされており、識別コ
ードを書くと判断したら、ステップ30へ進んでメイン
制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加
した画像データに基づく画像を形成して書き込み、ステ
ップ29へ進む。
【0081】一方、ステップ27の判断でメイン制御部
は操作部でキー入力無しによってキーコマンドされてい
なければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ
28へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙
に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形
成して書き込み、ステップ29へ進む。
【0082】ステップ29ではメイン制御部はスキャン
すべき原稿が有るか否かを判断し、有ればステップ24
へ戻って上述のステップ24〜28及び30の処理を繰
り返し、無ければこの処理を終了する。
【0083】一方、上記ステップ23の判断で複数枚に
1つの識別コードを割り当てて管理する処理が選択され
ていたら、メイン制御部はそのモードに移行し、図8の
ステップ31へ進む。
【0084】ステップ31ではメイン制御部は識別コー
ドを生成し、ステップ32へ進んで原稿を1枚(あるい
は片面1ページ)スキャンし、ステップ33へ進んでメ
イン制御部はその画像データに上記識別コードを付加し
て大容量記憶装置に書き込んでセーブする。
【0085】ステップ34へ進んでメイン制御部は記録
紙に対して画像データに付加した識別コードを印字する
か否かをキー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0086】ステップ34の判断でメイン制御部は操作
部のキー入力によってキーコマンドされており、識別コ
ードを書くと判断したら、ステップ37へ進んでメイン
制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加
した画像データに基づく画像を形成して書き込み、ステ
ップ36へ進む。
【0087】一方、ステップ34の判断でメイン制御部
は操作部でキー入力無しによってキーコマンドされてい
なければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ
35へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙
に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形
成して書き込み、ステップ36へ進む。
【0088】ステップ36ではメイン制御部はスキャン
すべき原稿が有るか否かを判断し、有ればステップ32
へ戻って上述のステップ32〜35及び37の処理を繰
り返し、1枚(あるいは1ページずつ)ずつ読み取った
画像データにそれぞれ同じ識別コードを付加し、大容量
記憶装置に書き込んで管理する。
【0089】このようにして、複数枚の原稿の片面ある
いは両面の画像データを1つの識別コードによって一括
コード管理することができる。画像データの記憶後は、
識別コード付き画像あるいは識別コード無し画像を記録
紙に印刷し、読み取るべき原稿が無くなったらこの処理
を終了する。
【0090】また、既に1度複写され、識別コードが印
字されている原稿を再度複写する場合、ユーザによるキ
ーコマンド設定により、図7のステップ41でメイン制
御部は識別コード読取モードをオンにして識別コード読
み取りモードに移る。
【0091】ステップ42へ進んでスキャナ部によって
原稿画像のスキャンを開始し、ステップ43へ進んでメ
イン制御部は識別コード検出モードをONにしてスキャ
ンした画像データから識別コードを認識する。
【0092】ステップ44へ進んでメイン制御部は認識
した識別コードに該当する画像データのファイルが大容
量記憶装置内にあるか否かを判断し、有ればステップ4
5へ進んでメイン制御部は大容量記憶装置内からその認
識コードに対応する画像データのファイルを読み出す。
【0093】ステップ46へ進んでメイン制御部は記録
紙に対して画像データに付加した識別コードを印字する
か否かを上記キー操作によるキーコマンドに基づいて確
認し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0094】ステップ46の判断でメイン制御部は操作
部のキー入力によってキーコマンドされており、識別コ
ードを書くと判断したら、ステップ49へ進んでメイン
制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加
した画像データに基づく画像を形成して書き込み、ステ
ップ48へ進む。
【0095】一方、ステップ46の判断でメイン制御部
は操作部のキー入力無しによってキーコマンドされてい
なければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ
47へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙
に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形
成して書き込み、ステップ48へ進む。
【0096】ステップ48ではメイン制御部は大容量記
憶装置から読み出すべき画像データが有るか否かを判断
し、有ればステップ45へ戻って次の画像データを読み
出し、上記ステップ46の判断に基づいてステップ47
あるいはステップ49の処理を実行し、読み出すべき画
像データが無くなったら、この処理を終了する。
【0097】一方、ステップ44の判断でメイン制御部
は大容量記憶装置内に識別コードに該当する画像データ
のファイルが存在しなかった場合、通常コピーモードに
移行し、図6のステップ22へ進んでステップ22以降
の処理を実行する。
【0098】このようにして、両面原稿に対して片面ず
つ識別コードをつけることにより、ユーザの操作によっ
て自由に出力したい画像を選ぶことができる。例えば、
片面ずつに識別コードが付けられていれば、希望の原稿
の画像部分の識別コードをスキャナ部で読み取り、該当
する画像データを印刷することができる。
【0099】一方、複数原稿を一括して同じ識別コード
で管理した場合は、スキャナ部でそのうちのいずれか1
枚の記録紙の識別コードを読み取ることによって一度に
複数の原稿分の複写結果を得ることができる。
【0100】さらに、識別コードを印字する際に、画像
出力に影響の無い場所に印字することができる。また原
稿にある識別コードを容易に検出させることができる。
例えば、図面ファイルを管理したい場合など、決まった
フォーマットに対してデフォルト設定でコード印字場所
を決めることができる。
【0101】図9は、上記デジタル複写機における第3
の複写処理を示すフローチャート図である。この第3の
複写処理では、上述した第2の複写処理において、通常
の複写処理にも切り換えられるように、その選択のため
の処理を行っている。
【0102】図9に示すように、まずステップ51でメ
イン制御部は不可キーOKか否かを判断する。ここで、
通常のコピーとファイル管理コピーのいずれかの選択で
操作部からファイル管理コピーを無効にして通常のコピ
ーに切り換える不可キーが選択されると、メイン制御部
は不可キーOKと判断してステップ62へ進む。
【0103】ステップ62ではメイン制御部は通常のコ
ピーモードに移行し、原稿の片面あるいは両面をスキャ
ンして、ステップ63でスキャナ部と書き込み部とによ
って記録紙に原稿から読み取った画像データに基づく画
像のみを形成して書き込み印刷し、ステップ64へ進ん
で読み取るべき原稿が有るか否かを判断して、有ればス
テップ62へ戻ってステップ62と63の処理を繰り返
して原稿の枚数分の通常のコピー動作を実行し、ステッ
プ64で読み取るべき原稿が無いと判断したら、この処
理を終了する。
【0104】一方、操作部からファイル管理コピーを無
効にして通常のコピーに切り換える不可キーが押下され
ず、ステップ51でメイン制御部は不可キーNOと判断
すると、ステップ52へ進んでファイリング選択で操作
部によって上記のいずれかのファイル管理処理が選択さ
れると、ステップ53へ進んでメイン制御部は通常コピ
ーモード(ファイル管理コピーのモード)にモードを切
り換え、ステップ54へ進んでメイン制御部はキーコマ
ンドによるファイル管理の処理がいずれであるかを判断
する。
【0105】ステップ54の判断でスキャン毎(1枚毎
あるいは1ページ毎)に識別コードを割り当て管理する
処理が選択されていたら、メイン制御部はそのモードに
移行し、ステップ55へ進んで識別コードを生成し、ス
テップ56へ進んで原稿を1枚(片面1ページ)スキャ
ンし、ステップ57へ進んでメイン制御部は1枚分(1
ページ分)の画像データに上記識別コードを付加して大
容量記憶装置に書き込んでセーブする。
【0106】ステップ58へ進んでメイン制御部は記録
紙に対して画像データに付加した識別コードを印字する
か否かをキー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0107】ステップ58の判断でメイン制御部は操作
部のキー入力によってキーコマンドされており、識別コ
ードを書くと判断したら、ステップ61へ進んでメイン
制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加
した画像データに基づく画像を形成して書き込み、ステ
ップ60へ進む。
【0108】一方、ステップ58の判断でメイン制御部
は操作部でキー入力無しによってキーコマンドされてい
なければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ
59へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙
に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形
成して書き込み、ステップ60へ進む。
【0109】ステップ60ではメイン制御部はスキャン
すべき原稿が有るか否かを判断し、有ればステップ55
へ戻って上述のステップ55〜59及び61の処理を繰
り返し、無ければこの処理を終了する。
【0110】一方、上記ステップ54の判断で複数枚に
1つの識別コードを割り当てて管理する処理が選択され
ていたら、メイン制御部はそのモードに移行し、図8の
ステップ31へ進み、上述した処理を実行する。
【0111】また、既に1度複写され、識別コードが印
字されている原稿を再度複写する場合、ユーザによるキ
ーコマンド設定により、図7に示した各ステップの処理
を実行する。
【0112】このようにして、ファイル管理不要(不
可)な原稿に対して、ユーザによるキー操作で選択する
ことができる。例えば、機密書類など文書をファイル操
作によってデータを容易に出力できるため、選択キーを
設けて適切な対策をとることができる。
【0113】図10は、上記デジタル複写機における第
4の複写処理を示すフローチャート図である。この第4
の複写処理では、上述した第2の複写処理において、フ
ァイル読出・印刷処理の識別コードの認識の際、スキャ
ナによって原稿上の識別コード部分の画像のみを読み取
る制御を行っている。
【0114】既に1度複写され、識別コードが印字され
ている原稿を再度複写する場合、ユーザによるキーコマ
ンド設定により、図10に示すように、ステップ71で
メイン制御部は識別コード読取モードをオンにして識別
コード読み取りモードに移る。
【0115】ステップ72へ進んでスキャナ部によって
原稿画像のスキャンを開始し、ステップ73へ進んでメ
イン制御部はスキャナ部のイメージセンサによる読み取
りを停止させたままスキャナキャリッジを上記検出され
た位置まで移動させて、ステップ74で上記図3及び図
4で示した識別コード読み取り位置検出機構によって識
別コード読み取り位置を検出したか否かを判断し、検出
するまでスキャナキャリッジの移動を継続し、検出した
らステップ75へ進んでその位置でスキャナキャリッジ
を停止させる。
【0116】ステップ76へ進んでメイン制御部は識別
コード認識モードをオン(ON)にして、スキャナ部の
イメージセンサによる画像の読み取りを開始し、スキャ
ンした画像データから識別コードを認識する。また、メ
イン制御部は、上記検出した位置からの所定区間までの
画像を読み取ったらスキャナキャリッジを待避位置、す
なわち初期状態に戻す。
【0117】ステップ77へ進んでメイン制御部は認識
した識別コードに該当する画像データのファイルが大容
量記憶装置内にあるか否かを判断し、有ればステップ7
8へ進んでメイン制御部は大容量記憶装置内からその認
識コードに対応する画像データのファイルを読み出す。
【0118】ステップ79へ進んでメイン制御部は記録
紙に対して画像データに付加した識別コードを印字する
か否かを上記キー操作によるキーコマンドに基づいて確
認し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0119】ステップ79の判断でメイン制御部は操作
部のキー入力によってキーコマンドされており、識別コ
ードを書くと判断したら、ステップ82へ進んでメイン
制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを付加
した画像データに基づく画像を形成して書き込み、ステ
ップ81へ進む。
【0120】一方、ステップ79の判断でメイン制御部
は操作部のキー入力無しによってキーコマンドされてい
なければ、識別コードを書かないと判断して、ステップ
80へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記録紙
に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみを形
成して書き込み、ステップ81へ進む。
【0121】ステップ81ではメイン制御部は大容量記
憶装置から読み出すべき画像データが有るか否かを判断
し、有ればステップ78へ戻って次の画像データを読み
出し、上記ステップ79の判断に基づいてステップ80
あるいはステップ82の処理を実行し、読み出すべき画
像データが無くなったら、この処理を終了する。
【0122】一方、ステップ77の判断でメイン制御部
は大容量記憶装置内に識別コードに該当する画像データ
のファイルが存在しなかった場合、図9のステップ53
へ進んで、通常コピーモードに移行し、図9のステップ
53以降の処理を実行する。
【0123】この第4の複写処理では、識別コード読み
取りモードの際に、原稿上の識別コードの副走査方向の
位置を検出するまで走査し、その位置を検出したらスキ
ャナキャリッジの移動を止め、識別コード部分の画像を
読み取った後にスキャナキャリッジをホームポジション
(初期の待避位置)に戻す。
【0124】したがって、いままでスキャナキャリッジ
を原稿のサイズ分移動させていたときに比べて、移動距
離が短くて済むので複写スピードを上げることができ
る。また、原稿の識別コードの位置をスキャン方向の最
前端にもってくれば消費電力を低減させることもでき
る。
【0125】このようにして、スキャナキャリッジの移
動を最小限にすることにより、印刷時の画像出力のスピ
ードアップと消費電力の低減等を図ることができる。
【0126】このデジタル複写機は、複写時に識別コー
ドを複写用紙に書き込むと共に、その識別コードと読み
取った画像データとを対応させて複写機内にファイル管
理して、その記録紙の複写時に識別コードを読み取り、
その識別コードに基づいてファイル名を入力しなくても
以前記録した画像データを読み出して記録紙に出力する
ので、原稿が汚れていても以前にスキャンしたときの画
像を出力することができ、原稿の劣化を気にせずに常に
綺麗な画像を出力することができる。
【0127】また、両面原稿に対して片面毎にファイル
管理することができるので、原稿1枚に対して片面づつ
にファイル,原稿1枚(両面)において1つのファイ
ル,複数枚原稿に対して1ファイルとユーザ設定で決め
ることができ、自由にファイル管理することができる。
【0128】さらに、ユーザの希望により、記録紙の任
意の場所に識別コードを書き込むことができる。また、
識別コードを読みとる際は容易にその識別コードの位置
を指定することができる。
【0129】また、ファイル管理不可の原稿に対して
は、ユーザによるキー操作によって画像データの蓄積を
行わない通常の複写処理のみを行える。さらに、スキャ
ナ部のスキャナキャリッジ移動を最小限にとどめること
により、複写のスピードをアップして消費電力を低減す
ることができる。
【0130】次に、上記デジタル複写機に外部記憶装置
を設けて画像データを蓄積する実施例と、ネットワーク
を介してパーソナルコンピュータ等の複数の端末装置を
接続して各端末装置から蓄積した画像データへのアクセ
スを可能にする実施例と、光ディスクドライブ等の情報
記録装置を設けて光ディスク等の情報記録媒体に画像デ
ータを記録する実施例と、記録紙への識別コードの書き
込み位置と読み取り位置を制限する実施例について説明
する。
【0131】図11は、図2に示したデジタル複写機に
上記各装置等を設けたときの外観を示す図であり、図2
と共通する部分には同一符号を付している。このデジタ
ル複写機には、図2に示したデジタル複写機の大容量記
憶装置12に代えて内部記憶装置15を設けている。
【0132】そして、外部インタフェース16を介して
外部記憶装置17を接続し、光ディスク等の情報記録媒
体に対するデータの読み書きを行う光ディスクドライブ
等の情報記録装置18を内蔵し、ハブ21を介してネッ
トワーク上の複数のパーソナルコンピュータ等の端末装
置とデータ通信可能に接続して、メイン制御部14に上
記外部記憶装置17へのデータの読み書き制御と、上記
情報記録装置18によるデータの読み書き制御と、上記
ネットワーク上の各端末装置とのデータ通信制御とを行
う制御手段を設けている。
【0133】(5)外部記憶装置への画像データの蓄積
機能 図12は、図11に示した外部記憶装置とデジタル複写
機の主要部との機能構成を示すブロック図である。メイ
ン制御部14のメモリコントローラ(図示を省略)は、
原稿から読み取った画像データを圧縮して識別コードを
付加し、内部記憶装置15に記憶してファイル管理す
る。
【0134】また、操作部10のキー選択により、外部
インタフェース16を介して外部記憶装置17にアクセ
スし、内部記憶装置15の画像データ及び識別コードを
書き込み、外部記憶装置17に記憶された画像データを
読み出して、記録紙に印刷する。
【0135】さらに、操作部10のキー選択により、上
記原稿から読み取った画像データに識別コードを付加
し、それを直接外部記憶装置17に記録してファイル管
理する制御も行う。
【0136】すなわち、上記メイン制御部14は、外部
インタフェースを介して外部記憶手段を接続し、その外
部記憶手段に上記画像データと上記識別情報を記憶して
管理するようにする手段の機能を果たす。
【0137】このようにして、外部との汎用インタフェ
ースを設けることにより、外付けHDDを接続し、また
増設できるので、デジタル複写装置内の記憶装置以外に
もデータを保持することができる。
【0138】(6)情報記録装置に対する画像のデータ
の読み書き機能 図13は、図11に示した情報記録装置とデジタル複写
機の主要部との機能構成を示すブロック図である。
【0139】情報記録装置18は、例えば、DVD又は
CDのような光磁気ディスクである情報記録媒体に対し
て画像データを読み書きするドライブであり、ユーザに
よってコピーの際に光磁気ディスク等の情報記録媒体が
挿入され、操作部10のキー選択により、メイン制御部
14内のメモリコントローラ(図示を省略)が情報記録
装置18にアクセスし、内部記憶装置15の画像データ
及び識別コードを書き込む。
【0140】また、この画像データ及び識別コードが記
録された情報記録媒体は情報記録装置18から取り出し
て利用することもでき、ユーザによってコピーの際に再
び装着され、操作部10のキー選択により、メイン制御
部14内のメモリコントローラが情報記録装置18にア
クセスして、情報記録媒体から上記原稿から読み取った
識別コードに基づいて該当する画像データを読み出して
印刷する。
【0141】すなわち、上記情報記録装置18が、記録
可能な情報記録媒体に前記画像データを記録する外部記
録手段に相当する。
【0142】このように、着脱可能な情報記録媒体に画
像データを蓄積するようにすれば、情報記録媒体の交換
によってハードディスクドライブ(HDD)等の情報記
憶装置のように記憶容量を気にせずに複写の際の画像デ
ータの蓄積を続けることができる。
【0143】(7)ネットワークを介して複数の端末装
置を接続して各端末装置からデジタル複写機で蓄積した
画像データへのアクセスを可能にする機能 図14は、図11に示したハブ及びネットワーク上の各
端末装置(PC)とデジタル複写機の主要部との機能構
成を示すブロック図である。
【0144】メイン制御部14は、ハブ21を介して接
続されたネットワーク上の各端末装置(PC)22とデ
ータ通信制御を行う。そして、操作部10のキー選択に
より、各PC22に対する画像データの転送等の制御を
行う。その際、無闇に他人のPC22にアクセスできな
いようにするため、メイン制御部14は操作部10から
予め登録されたパスワード入力を求め、そのパスワード
が入力されたときにのみ外部のそれぞれのPC22への
アクセスを可能にするパスワード管理制御を行う。
【0145】すなわち、上記メイン制御部14が、ハブ
21とネットワークを介して外部の複数の端末装置と接
続し、各端末装置毎への接続の可否を管理する手段の機
能を果たす。
【0146】このようにして、多数の端末装置(PC)
とネットワーク接続し、デジタル複写機に蓄積された画
像データの利用を操作部からのパスワード管理すること
により、個人の画像データを安全に管理することができ
る。
【0147】次に、図11に示したデジタル複写機の複
写処理について説明する。図15乃至図18は、図11
に示したデジタル複写機の複写処理を示すフローチャー
ト図である。
【0148】図15に示すように、まずステップ91で
メイン制御部は不可キーOKか否かを判断する。ここ
で、通常のコピーとファイル管理コピーのいずれかの選
択で操作部からファイル管理コピーを無効にして通常の
コピーに切り換える不可キーが選択されると、メイン制
御部は不可キーOKと判断してステップ96へ進む。
【0149】ステップ96ではメイン制御部は通常のコ
ピーモードに移行し、原稿の片面あるいは両面をスキャ
ンして、ステップ97でスキャナ部と書き込み部とによ
って記録紙に原稿から読み取った画像データに基づく画
像のみを形成して書き込み印刷し、ステップ98へ進ん
で読み取るべき原稿が有るか否かを判断して、有ればス
テップ96へ戻ってステップ96と97の処理を繰り返
して原稿の枚数分の通常のコピー動作を実行し、ステッ
プ98で読み取るべき原稿が無いと判断したら、この処
理を終了する。
【0150】一方、操作部からファイル管理コピーを無
効にして通常のコピーに切り換える不可キーが押下され
ず、ステップ91でメイン制御部は不可キーNOと判断
すると、ステップ92へ進んでファイリング選択で操作
部によって上記のいずれかのファイル管理処理が選択さ
れると、ステップ93へ進む。
【0151】ステップ93では、メイン制御部は操作部
からのキー操作に基づいて内部記憶装置に記憶するか否
かを判断し、記憶しないなら図18のステップ131へ
進み、記憶するならステップ94へ進む。
【0152】ステップ94へ進んでメイン制御部は通常
コピーモード(ファイル管理コピーのモード)にモード
を切り換え、ステップ95へ進んでメイン制御部はキー
コマンドによるファイル管理の処理がいずれであるかを
判断する。
【0153】ステップ95の判断でスキャン毎(1枚毎
あるいは1ページ毎)に識別コードを割り当て管理する
処理が選択されていたら、メイン制御部はそのモードに
移行し、図16のステップ101へ進んで内部記憶装置
に記憶するモードか否かを判断して、内部記憶装置に記
憶するモードならそのままステップ102へ進み、内部
記憶装置に記憶するモードでなければ、ステップ109
へ進んで画像データの蓄積先を外部記憶装置に切り換え
てステップ102へ進む。
【0154】ステップ102へ進んでメイン制御部は識
別コードを生成し、ステップ103へ進んで原稿を1枚
(片面1ページ)スキャンし、ステップ104へ進んで
メイン制御部は1枚分(1ページ分)の画像データを圧
縮して上記識別コードを付加して内部記憶装置あるいは
外部記憶装置に書き込んでセーブする。
【0155】ステップ105へ進んでメイン制御部は記
録紙に対して画像データに付加した識別コードを印字す
るか否かをキー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0156】ステップ105の判断でメイン制御部は操
作部のキー入力によってキーコマンドされており、識別
コードを書くと判断したら、ステップ108へ進んでメ
イン制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを
付加した画像データに基づく画像を形成して書き込み、
ステップ107へ進む。
【0157】一方、ステップ105の判断でメイン制御
部は操作部でキー入力無しによってキーコマンドされて
いなければ、識別コードを書かないと判断して、ステッ
プ106へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記
録紙に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみ
を形成して書き込み、ステップ107へ進む。
【0158】ステップ107ではメイン制御部はスキャ
ンすべき原稿が有るか否かを判断し、有ればステップ1
02へ戻って上述のステップ102〜106及び108
の処理を繰り返し、無ければこの処理を終了する。
【0159】一方、上記ステップ95の判断で複数枚に
1つの識別コードを割り当てて管理する処理が選択され
ていたら、メイン制御部はそのモードに移行し、図17
のステップ111へ進んでメイン制御部は識別コードを
生成し、ステップ112へ進んで内部記憶装置に記憶す
るモードか否かを判断し、そのモードならそのままステ
ップ113へ進み、そのモードでなければステップ11
9へ進んで画像データの蓄積先を外部記憶装置に切り換
え、ステップ113へ進む。
【0160】ステップ113では原稿を1枚(あるいは
片面1ページ)スキャンし、ステップ114へ進んでメ
イン制御部はその画像データを圧縮して上記識別コード
を付加して内部記憶装置あるいは外部記憶装置に書き込
んでセーブする。
【0161】ステップ115へ進んでメイン制御部は記
録紙に対して画像データに付加した識別コードを印字す
るか否かをキー操作によるキーコマンドに基づいて確認
し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0162】ステップ115の判断でメイン制御部は操
作部のキー入力によってキーコマンドされており、識別
コードを書くと判断したら、ステップ118へ進んでメ
イン制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを
付加した画像データに基づく画像を形成して書き込み、
ステップ117へ進む。
【0163】一方、ステップ115の判断でメイン制御
部は操作部でキー入力無しによってキーコマンドされて
いなければ、識別コードを書かないと判断して、ステッ
プ116へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記
録紙に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみ
を形成して書き込み、ステップ117へ進む。
【0164】ステップ117ではメイン制御部はスキャ
ンすべき原稿が有るか否かを判断し、有ればステップ1
13へ戻って上述のステップ113〜116及び118
の処理を繰り返し、1枚(あるいは1ページずつ)ずつ
読み取った画像データを圧縮してそれぞれ同じ識別コー
ドを付加し、内部記憶装置あるいは外部記憶装置に書き
込んで管理する。
【0165】このようにして、予め選択した内部記憶装
置あるいは外部記憶装置に複数枚の原稿の片面あるいは
両面の画像データを1つの識別コードによって一括コー
ド管理することができる。そして、画像データの記憶後
は、識別コード付き画像あるいは識別コード無し画像を
記録紙に印刷し、読み取るべき原稿が無くなったらこの
処理を終了する。
【0166】また、既に1度複写され、識別コードが印
字されている原稿を再度複写する場合、ユーザによるキ
ーコマンド設定により、図18に示した各ステップの処
理を実行する。
【0167】図18に示すように、ステップ121でメ
イン制御部は識別コード読取モードをオンにして識別コ
ード読み取りモードに移り、ステップ122へ進んでパ
スワード入力を待ち、所定のパスワードが入力されなけ
ればネットワーク上の各PCへのアクセスを禁止し、所
定のパスワードが入力されたらネットワーク上の各PC
へのアクセスを許可して、ステップ123へ進んでスキ
ャナ部によって原稿画像のスキャンを開始し、ステップ
124へ進んでメイン制御部は識別コード検出モードを
ONにしてスキャンした画像データから識別コードを認
識する。
【0168】ステップ125へ進んでメイン制御部は認
識した識別コードに該当する画像データのファイルが内
部記憶装置内にあるか否かを判断し、有ればステップ1
26へ進んでメイン制御部は内部記憶装置内からその認
識コードに対応する画像データのファイルを読み出して
伸長する。
【0169】ステップ127へ進んでメイン制御部は記
録紙に対して画像データに付加した識別コードを印字す
るか否かを上記キー操作によるキーコマンドに基づいて
確認し、識別コードを書くか否かを判断する。
【0170】ステップ127の判断でメイン制御部は操
作部のキー入力によってキーコマンドされており、識別
コードを書くと判断したら、ステップ130へ進んでメ
イン制御部は書き込み部によって記録紙に識別コードを
付加した画像データに基づく画像を形成して書き込み、
ステップ129へ進む。
【0171】一方、ステップ127の判断でメイン制御
部は操作部のキー入力無しによってキーコマンドされて
いなければ、識別コードを書かないと判断して、ステッ
プ128へ進んでメイン制御部は書き込み部によって記
録紙に識別コードを除いた画像データに基づく画像のみ
を形成して書き込み、ステップ129へ進む。
【0172】ステップ129ではメイン制御部は内部記
憶装置から読み出すべき画像データが有るか否かを判断
し、有ればステップ126へ戻って次の画像データを読
み出して伸長し、上記ステップ127の判断に基づいて
ステップ128あるいはステップ130の処理を実行
し、読み出すべき画像データが無くなったら、この処理
を終了する。
【0173】一方、ステップ125の判断でメイン制御
部は内部記憶装置内に識別コードに該当する画像データ
のファイルが存在しなかった場合、ステップ131へ進
んで外部記憶装置に該当する画像データのファイルが有
るか否かを判断し、無ければ図15のステップ94へ進
んでステップ94以降の処理を実行する。
【0174】一方、ステップ131の判断でメイン制御
部は外部記憶装置内に識別コードに該当する画像データ
のファイルが存在した場合、ステップ132へ進んで外
部記憶装置へのバスに切り換え、ステップ126へ進ん
で外部インタフェースを介して外部記憶装置にアクセス
して該当する画像データを読み出して伸長し、以後ステ
ップ127〜130の処理を実行する。
【0175】また、上記処理と同様にして情報記録装置
18に対して画像データ等を読み書きすることもでき
る。その処理は、操作部10からの選択入力による指示
に基づいて、上記図15のステップ93で画像データの
蓄積先を情報記録装置18か否かを判断し、情報記録装
置18が選択されていたら、以下の処理においてスキャ
ンした画像データに識別コードを付加して情報記録装置
に装着された情報記録媒体に書き込んで記録する。
【0176】さらに、既に1度複写され、識別コードが
印字されている原稿を再度複写する場合も上述の処理と
同様にして、ユーザによるキーコマンド設定により、図
18のステップ131の判断で外部記憶装置に無いと判
断した後、情報記録装置に装着された情報記録媒体に該
当する画像データが有るか否かを判断し、有れば情報記
録媒体から該当する画像データを読み出して以下の処理
を実行し、該当する画像データが無ければ図15のステ
ップ94の処理に移行するとよい。
【0177】このようにして、図11のデジタル複写機
は、外部との汎用インタフェースをもつことにより、自
機のPCや専用の大容量の外部記憶装置と接続し、複写
した画像データを蓄積して管理することができる。
【0178】また、複数のPCとネットワーク接続し、
各PCへのアクセスをパスワードでセキュリティ管理す
ることにより、複写した画像データを個人のPCに保存
することもできるし、許可を得ない使用者が他人のPC
に無断でアクセスできないようにすることができる。
【0179】さらに、DVD等のコンパクトな大容量の
携帯メディア等の情報記録媒体にも画像データを記録可
能なので、内蔵HDD等の記憶装置のように容量制限に
とらわれずに画像データを保持することができる。また
個人で画像データの管理をすることも可能になる。
【0180】次に、上述したデジタル複写機において記
録紙への識別コードの書き込み位置と読み取り位置を制
限する機能について説明する。
【0181】図19はこのデジタル複写機において記録
紙に対する識別コードの印字位置とスキャナ部による読
み取り位置の一例を示した図である。同図に示すよう
に、例えば、ユーザは操作部10から識別コードの印字
位置を原稿50のP1〜P8のいずれかの位置を選択す
る。なお、印字位置は白黒反転にて選択位置を表示する
とわかりやすくて良い。
【0182】メイン制御部14は、その印字位置の情報
に基づいて識別コードを付加する画像データの位置を制
御し、記録紙への識別コードの印字位置をスキャナ部1
1に対してスキャナキャリッジの移動及びイメージセン
サの読み取り開始を制御する。
【0183】ユーザによる操作部10からの識別コード
印字位置及び読み取り位置が選択された後、ユーザのコ
ピー開始の指示によって各ファイル管理コピーや蓄積先
の選択等に基づいてそれぞれのモードに移行して、印字
の際は記録紙に原稿の画像と同時に上記選択された位置
に識別コードを印字する。
【0184】また、再複写の際は、読み取りの際にスキ
ャナキャリッジを上記選択された位置で停止させ、その
位置から画像の読み取りを開始して識別コードを認識
し、スキャナキャリッジを初期状態に戻して、認識した
識別コードに該当する画像データを内部記憶装置,外部
記憶装置,あるいは情報記録装置に装着された情報記録
媒体から読み出して印刷する。
【0185】すなわち、メイン制御部14は、上記記録
紙に対する上記識別情報の付加位置及び読み取り位置を
所定位置に限定する手段の機能を果たす。
【0186】このように、記録紙上の識別コードの位置
を限定することにより、上述した識別コードの読み取り
位置を示すセンサ等を取り除くことができ、装置コスト
を低減することができる。
【0187】次に、このデジタル複写機における記録紙
に対して識別コードの書き込み位置を選択する処理につ
いて説明する。図20は、記録紙に対して識別コードの
書き込み位置を選択する処理を示すフローチャート図で
ある。
【0188】ステップ141でメイン制御部はパスワー
ド入力をチェックし、所定のパスワードが入力されたら
ネットワーク上の該当するPCへのアクセスを許可し、
ステップ142へ進んで認識コードの書き込み位置を入
力させる識別コード書込モードをオン(ON)にし、ス
テップ143へ進んで画像データの書き込み先の選択で
内部記憶装置,外部記憶装置,あるいは情報記録装置に
装着された情報記録媒体のいずれかが選択されたら、そ
の選択された蓄積先に接続する。
【0189】ステップ144へ進んで操作部から記録紙
上の識別コードの書き込み位置を選択する入力があった
ら、その選択された位置を識別コードの書き込み位置に
設定して、ステップ145へ進んで識別コードも印刷す
るか否かを判断し、印刷しないなら画像データのみを印
刷する処理に移行し、上述のような処理によって原稿か
らスキャンした画像データのみに基づいて記録紙に画像
を形成して印刷する処理を実行する。
【0190】また、ステップ145の判断で識別コード
も印刷するなら、画像データと識別コードとを印刷する
処理に移行し、上述のような処理によって原稿からスキ
ャンした画像データの上記設定した書き込み位置に識別
コードを付加し、その画像に基づいて記録紙に画像を形
成して印刷する処理を実行する。
【0191】次に、このデジタル複写機における記録紙
の予め指定された位置から識別コードを読み取る処理に
ついて説明する。図21は、その記録紙の予め指定され
た位置から識別コードを読み取る処理を示すフローチャ
ート図である。
【0192】ステップ151でメイン制御部はパスワー
ド入力をチェックし、所定のパスワードが入力されたら
ネットワーク上の該当するPCへのアクセスを許可し、
ステップ152へ進んで認識コードの読み取り位置を入
力させる識別コード読取モードをオン(ON)にし、ス
テップ153へ進んで画像データの読み出し先の選択で
内部記憶装置,外部記憶装置,あるいは情報記録装置に
装着された情報記録媒体のいずれかが選択されたら、そ
の選択された読み出し先に接続する。
【0193】ステップ154へ進んで操作部から記録紙
上の識別コードの読み取りの位置を選択する入力があっ
たら、その選択された位置を識別コードの読取位置に設
定して、ステップ155へ進んで原稿の画像の読み取り
のスキャンを開始し、上記設定した箇所でのみの画像デ
ータの読み取りと、その読み取った画像データに基づく
識別コードの認識を行う。
【0194】ステップ157へ進んで上記接続した読み
出し先に上記認識した識別コードに該当する画像データ
が有るか否かを判断し、無ければステップ159へ進ん
で通常の原稿画像のスキャン処理を行う原稿スキャンモ
ードに移行し、該当する画像データが有れば、ステップ
158へ進んで内部記憶装置,外部記憶装置,あるいは
情報記録装置のいずれかの接続先から該当する画像デー
タのファイルを読み出し、その画像データに基づく印刷
である識別コード読取モードに移行する。
【0195】このようにして、記録紙上の識別コードの
読み書き位置を限定させて、そのいずれかの位置を操作
部から選択させることができるので、ユーザは位置設定
作業を簡単に行うことができ、コード位置センサ等の部
品を使わずにすみ、システムを簡単にすることができ
る。
【0196】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、一度画像を複写したものについて
は、再度複写したときに原稿が汚れてしまっていても、
常に最初に複写したときの画像品質を維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置の一実施形態であるデ
ジタル複写機の主要部の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の画像形成装置の一実施形態であるデ
ジタル複写機の外観と図1に示した各部の配置とを共に
示す図である。
【図3】図1及び図2に示したスキャナ部における識別
コード読み取り位置検出機構及び識別コード書き込み位
置検出機構を示す側面図である。
【図4】同じく図1及び図2に示したスキャナ部におけ
る識別コード読み取り位置検出機構及び識別コード書き
込み位置検出機構を示す上面図である。
【図5】図1に示したデジタル複写機における第1の複
写処理を示すフローチャート図である。
【図6】図1に示したデジタル複写機における第2の複
写処理を示すフローチャート図である。
【図7】図6に示した第2の複写処理の続きを示すフロ
ーチャート図である。
【図8】同じく図6に示した第2の複写処理の続きを示
すフローチャート図である。
【図9】図1に示したデジタル複写機における第3の複
写処理を示すフローチャート図である。
【図10】図1に示したデジタル複写機における第4の
複写処理を示すフローチャート図である。
【図11】図2に示したデジタル複写機に上記各装置等
を設けたときの外観を示す図である。
【図12】図11に示した外部記憶装置とデジタル複写
機の主要部との機能構成を示すブロック図である。
【図13】図11に示した情報記録装置とデジタル複写
機の主要部との機能構成を示すブロック図である。
【図14】図11に示したハブ及びネットワーク上の各
端末装置(PC)とデジタル複写機の主要部との機能構
成を示すブロック図である。
【図15】図11に示したデジタル複写機の複写処理を
示すフローチャート図である。
【図16】図15に示した複写処理の続きを示すフロー
チャート図である。
【図17】同じく図15に示した複写処理の続きを示す
フローチャート図である。
【図18】さらに同じく図15に示した複写処理の続き
を示すフローチャート図である。
【図19】図11に示したデジタル複写機において記録
紙に対する識別コードの印字位置とスキャナ部による読
み取り位置の一例を示した図である。
【図20】図11に示したデジタル複写機において記録
紙に対して識別コードの書き込み位置を選択する処理を
示すフローチャート図である。
【図21】図11に示したデジタル複写機において記録
紙の予め指定された位置から識別コードを読み取る処理
を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10:操作部 11:スキャナ部 12:大容量記憶装置 13:書き込み部 14:メイン制御部 15:内部記憶装置 16:外部インタフェース 17:外部記憶装置 18:情報記録装置 19:情報記録媒体 20a,20b:キー 21:ハブ 22:端末装置(PC) 50:原稿 51:コンタクトガラス 52:イメージセンサ 53:スキャナキャリッジ 54:受光素子 55:発光素子 56:スライダ 57,59,60:スライドレール 61:識別コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR03 HK11 HN25 HQ06 2C087 AA03 AA09 AA13 AC08 BA01 BA03 BA14 BB10 BC07 BD01 CB05 CB12 5B021 AA01 AA05 AA19 CC06 FF03 LL07 QQ04 5C062 AA05 AA14 AA27 AA29 AB02 AB08 AB20 AB42 AC04 AC09 AC22 AC24 AC58 AC60 AC66 AC71 AF07 BA00 5C076 AA14 BA01 BA02 BA03 BA04 BA06 CA01 9A001 BZ03 DD08 HH23 JJ35 KK42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取って該画像の画像デ
    ータを入力する画像読取手段と、記録紙に画像データに
    基づく画像を形成する画像形成手段と、 該手段に対して前記画像読取手段によって読み取った画
    像データに基づく画像をそのまま形成させる第1制御手
    段と、 前記画像読取手段によって読み取った画像データに対す
    る識別情報を生成し、該識別情報を前記画像データに付
    加し、前記画像形成手段に対して前記識別情報を付加し
    た画像データに基づく画像を形成させる第2制御手段
    と、 前記画像データと前記識別情報とを対応させて記憶する
    画像データ記憶手段と、 前記画像読取手段によって前記記録紙の画像を読み取
    り、該読み取った画像の画像データに基づいて画像中の
    識別情報を認識する識別情報認識手段と、 前記画像データ記憶手段から前記識別情報認識手段によ
    って認識した識別情報に対応する画像データを読み出す
    画像データ読出手段と、 前記画像形成手段に対して前記画像データ記憶手段から
    読み出した画像データに基づく画像を形成させる第3制
    御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記画像読取手段に、原稿の両面の画像を片面毎に読み
    取って該画像の画像データを入力する両面画像読取手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 前記第2制御手段に、前記画像読取手段によって読み取
    った複数ページの画像データのそれぞれに異なる識別情
    報を付加する第1付加手段と、前記画像読取手段によっ
    て読み取った複数ページの画像データのそれぞれに同じ
    識別情報を付加する第2付加手段とを設け、 前記第1付加手段と前記第2付加手段のいずれか一方を
    選択して有効にする手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 前記第2制御手段に、前記識別情報を前記画像データの
    予め指定された位置に付加する手段を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 前記記録紙に形成された識別情報の位置を検出する識別
    情報位置検出手段を設け、 前記識別情報認識手段に、前記識別情報位置検出手段に
    よって検出された位置に基づいて前記記録紙に形成され
    た識別情報を認識する手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 前記第1制御手段と前記第2制御手段のいずれか一方を
    選択して有効にする手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画像形成装置において、 前記記録紙に形成された識別情報の位置を検出する識別
    情報位置検出手段を設け、 前記識別情報認識手段に、前記画像読取手段に対して前
    記識別情報位置検出手段によって検出された位置から画
    像の読み取りを開始して前記記録紙に形成された識別情
    報の部分のみを読み取らせ、その読み取り後は画像の読
    み取り位置を初期状態に戻す手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 外部インタフェースを介して外部記憶手段を接続し、該
    外部記憶手段に前記画像データと前記識別情報を記憶し
    て管理するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 ネットワークを介して外部の複数の端末装置と接続し、
    前記各端末装置毎への接続の可否を管理する手段を設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の画像形成装置において、 記録可能な情報記録媒体に前記画像データを記録する外
    部記録手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の画像形成装置において、 前記記録紙に対する前記識別情報の付加位置及び読み取
    り位置を所定位置に限定する手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP2000065040A 2000-03-09 2000-03-09 画像形成装置 Pending JP2001257862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065040A JP2001257862A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065040A JP2001257862A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001257862A true JP2001257862A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18584635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000065040A Pending JP2001257862A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001257862A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120610A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2004314590A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Kokuyo Co Ltd プリンタ
JP2006001154A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Hitachi Ltd 印刷装置
JP2006054777A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および複写システム
JP2007156051A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法
JP2007174111A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置、印刷装置、印刷方法、及びプログラム
US7272269B2 (en) 2003-04-30 2007-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method therefor
US7305151B2 (en) 2003-04-30 2007-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method therefor
JP2008225682A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像形成システム、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2008225981A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像形成システム
US7623259B2 (en) 2004-09-14 2009-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method to store image data for subsequent retrieval
US7806315B2 (en) 2007-03-13 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Device and method for controlling copying operation of document with use of barcode
US7812981B2 (en) 2003-01-16 2010-10-12 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus
JP2012003553A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成システム
US8203748B2 (en) 2003-05-20 2012-06-19 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, control method therefor, and program
US8320683B2 (en) 2007-02-13 2012-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing method, image processing apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus
US8547587B2 (en) 2007-03-09 2013-10-01 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus including an input unit that receives plural images
JP2019114917A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 株式会社東芝 画像処理装置及びプログラム

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120610A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7812981B2 (en) 2003-01-16 2010-10-12 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus
JP2004314590A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Kokuyo Co Ltd プリンタ
US7272269B2 (en) 2003-04-30 2007-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method therefor
US7305151B2 (en) 2003-04-30 2007-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method therefor
US8203748B2 (en) 2003-05-20 2012-06-19 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, control method therefor, and program
JP2006001154A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Hitachi Ltd 印刷装置
JP2006054777A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および複写システム
US7623259B2 (en) 2004-09-14 2009-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method to store image data for subsequent retrieval
JP2007156051A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法
JP4736760B2 (ja) * 2005-12-05 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法
JP2007174111A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置、印刷装置、印刷方法、及びプログラム
JP4692265B2 (ja) * 2005-12-20 2011-06-01 富士ゼロックス株式会社 印刷指示装置、印刷装置、印刷システム、及びプログラム
US8320683B2 (en) 2007-02-13 2012-11-27 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing method, image processing apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus
JP2008225682A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像形成システム、画像処理方法および画像処理プログラム
US8547587B2 (en) 2007-03-09 2013-10-01 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus including an input unit that receives plural images
US7806315B2 (en) 2007-03-13 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Device and method for controlling copying operation of document with use of barcode
US8191765B2 (en) 2007-03-13 2012-06-05 Canon Kabushiki Kaisha Device and method for controlling copying operation of document with use of barcode
JP2008225981A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像形成システム
JP2012003553A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成システム
JP2019114917A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 株式会社東芝 画像処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001257862A (ja) 画像形成装置
US6823092B1 (en) Image data registering apparatus and method, storage medium, and program product
EP1785909A1 (en) Information processing apparatus and authentication method
US7826078B2 (en) Image processing device and image processing method
US20060250635A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, computer program, and image forming system
JP2008103903A (ja) 画像処理装置と管理装置
US7815380B2 (en) Method and apparatus for creating new folder in built-in storage of image forming apparatus, and method and apparatus for storing data using the same
JP2005266699A (ja) 表示制御方法及び画像処理装置
JP2002356020A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、および記録媒体、並びにプログラム
JP4291426B2 (ja) 画像処理装置
JPH07262216A (ja) 画像情報処理装置
JP4612752B2 (ja) 画像記憶装置及び制御方法、並びに記憶媒体
JP2004015619A (ja) メモリー機能付き電子黒板装置
JP4123086B2 (ja) 画像処理装置
JPH09179966A (ja) 画像ファイリング装置
JPH07273969A (ja) 画像情報処理装置
JP3520134B2 (ja) 原稿読み取り装置及びシステム
JP4349754B2 (ja) 画像形成装置およびファクシミリ装置
JP2022038496A (ja) 画像処理装置、自動処理開始方法および自動処理開始プログラム
JPH07200613A (ja) 画像検索装置
WO1997030417A1 (fr) Copieur numerique
JP2008259113A (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JPS6395577A (ja) 文書入出力システム
JPH0296466A (ja) 画像ファイル検索装置
JPH07271808A (ja) 画像記憶装置および画像記憶検索装置