JP2001256341A - 会員情報管理装置 - Google Patents

会員情報管理装置

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JP2001256341A
JP2001256341A JP2000063771A JP2000063771A JP2001256341A JP 2001256341 A JP2001256341 A JP 2001256341A JP 2000063771 A JP2000063771 A JP 2000063771A JP 2000063771 A JP2000063771 A JP 2000063771A JP 2001256341 A JP2001256341 A JP 2001256341A
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JP2000063771A
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Kenichi Ishii
賢一 石井
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未発行の多数の会員カードに記録された会員
番号のレコードを事前に会員ファイルに一括登録できる
ようにする。 【解決手段】 入力手段により会員番号の初期値が入力
されると、その初期値から所定値までの連続する会員番
号を順次発番する。そして、会員番号が発番される毎
に、少なくともその会員番号のみ含む会員ファイルレコ
ードを作成して、会員ファイルに追加登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店が募集するポ
イント会員等の会員に関する情報を管理する会員情報管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、商店における集客手段として、ポ
イントサービスシステムが普及している。このシステム
は、ポイント会員になった買物客が店で買物をする毎に
その買上金額に応じたポイントを算出し、このポイント
を客毎に累計し、累計ポイントに応じて割引券等の特典
を客に付与するものである。
【0003】従来、商店において、このポイントサービ
スシステムを稼動させる場合には、ポイント会員として
契約した各会員に対してそれぞれ発番される会員識別番
号,いわゆる会員番号を記録した会員カードを作成する
とともに、この会員カードの記録情報を読み取り可能な
カードリーダを店内の各POS(Point Of Sales:販売
時点情報管理)ターミナルに設ける。また、各POSタ
ーミナルを集中制御するストアコントローラの記憶部
に、各会員の会員番号にそれぞれ対応して氏名,連絡先
(電話番号,住所等)などの個人情報とともに累計ポイ
ントを記憶する会員ファイルを形成する。
【0004】しかして、買物客が買上げる商品の販売デ
ータがPOSターミナルに登録される際に、会員カード
の情報がカードリーダで読み取られると、POSターミ
ナルからオンライン接続されたストアコントローラに当
該会員カードに記録された会員番号の問合せ信号を送信
する。これに応じて、ストアコントローラでは会員ファ
イルを検索し、問合せがあった会員番号のレコードが存
在するか否かをチェックして応答信号を問合せ元のPO
Sターミナルに送信する。POSターミナルでは、応答
信号が該当会員番号のレコードが存在することを示すA
CK応答信号であった場合には、販売登録された客買上
商品の買上金額に応じてポイントを算出し、当該客の会
員番号とポイントとを含む会員トランザクションデータ
をストアコントローラに送信して、会員取引を成立させ
る。ストアコントローラでは、各POSターミナルから
収集した会員トランザクションデータに基づいて会員フ
ァイルで記憶した各会員の累計ポイントを更新する。以
上のように構成して、ポイントサービスシステムを実現
していた。なお、ストアコントローラからの応答信号が
該当会員番号のレコードが存在しないことを示すNAK
応答信号であった場合には、会員取引が不成立となり、
ポイントの計算などは行われない。
【0005】ところで、この種のポイントサービスシス
テムを導入している店では、売場で会員を募集してい
る。そして、会員の申込みを受けると、申込み用紙に氏
名,住所等の必要事項を記入してもらい、それと引換え
に会員カードを渡す。その際、会員カードに記録されて
いる会員番号を申込み用紙に記入する。また、買上商品
があった場合にはその買上金額に応じたポイントも算出
して申込み用紙に記入する。なお、会員カードは正規の
ものでなく仮のカードであり、正規のカードは後日郵送
される。その後、申込み用紙に記入された事項をストア
コントローラに入力して、会員ファイルにこの新規会員
のレコードを追加登録していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムでは、新規会員のレコードが会員ファイルに登
録されるのは、申込み用紙の記入事項をストアコントロ
ーラに入力した後であった。しかも、申込み用紙の記入
事項をストアコントローラに入力する作業は、通常、閉
店後に行われていた。このため、例えば非会員であった
客がある売場で買物をした際に会員の申し込みを行い、
その後、別の売場で買物をしても、この時点では当該客
に対して渡された会員カードの会員番号を含むレコード
が会員ファイルに登録されていないのでエラーとなり、
会員取引が成立しないという問題があった。
【0007】特に、新規に開店する店で例えばポイント
サービスシステムを導入しようとした場合、開店後の一
定期間内に会員の申込みが集中し、上記のような問題が
数多く発生するおそれがあった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、未発行の多数
の会員カードに記録された会員番号のレコードを簡単な
操作で事前に会員ファイルに一括登録することができ、
会員になったにも係らず会員取引がエラーになる不具合
を防止できる会員情報管理装置を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、各会員の会員番号,氏名,連絡先等の会員固有情報
からなる会員ファイルレコードを蓄積記憶可能な会員フ
ァイルを有し、外部からの会員番号問合せに対して会員
ファイルを検索してその検索結果を応答する会員情報管
理装置において、会員番号の初期値を入力する入力手段
と、この入力手段により会員番号の初期値が入力される
と、その初期値から所定値までの連続する会員番号を順
次発番する会員番号発番手段と、この発番手段により会
員番号が発番される毎に少なくともその会員番号のみ含
む会員ファイルレコードを作成し会員ファイルに追加登
録する一括登録処理手段とを備えたものである。
【0010】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明に、会員ファイルに蓄積記憶された会員ファ
イルレコードから未使用の会員ファイルレコードを選択
して会員ファイルから一括削除する一括削除処理手段を
設けたものである。
【0011】本願請求項3記載の発明は、上記請求項2
記載の発明の一括削除処理手段を、予め指定した期日よ
り所定の期間が経過したことに応じて自動的に実行され
るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、ポイ
ントサービスシステムを実現するPOSシステムのスト
アコントローラに、本発明の会員情報管理装置の機能を
設けたものである。
【0013】図1は本実施の形態におけるPOSシステ
ムの概略図である。このPOSシステムは、本発明に係
るストアコントローラ1に、LAN(Local Area Networ
k)等の通信回線2を介して、複数台のPOSターミナル
3を接続して構成したものである。各POSターミナル
3は、客買上商品の販売データを登録処理する機能を有
するもので、ポイント会員に対して発行される会員カー
ドに記録された会員番号等のカード情報を読み取ること
ができるカードリーダ4を備えている。
【0014】ストアコントローラ1は、各POSターミ
ナル3で登録処理された各商品の販売データを収集し集
計して店全体の売上等を管理する機能を有したもので、
図2に示すように、会員番号,会員氏名,電話番号,入
会日付,累計ポイント等の会員固有情報からなる会員フ
ァイルレコードを蓄積記憶可能な会員ファイル5を有し
ている。
【0015】ストアコントローラ1は、図3に示すよう
に、制御部本体としてCPU(Central Processing Uni
t)11を備えている。また、起動時にCPU11が実行
する制御プログラム等の固定的データを予め格納したR
OM(Read Only Memory)12、基本プログラムや業務プ
ログラム等が必要に応じてロードされるプログラムRA
M(Random Access Memory)13、各種のデータが格納さ
れるメモリエリアを形成するデータRAM14、現日付
及び時刻を計時する時計部15、前記通信回線2を介し
て各POSターミナル3との間で行うデータ通信を制御
する通信コントローラ16、FDD(Floppy Disk Driv
e)装置17を制御してフロッピー(登録商標)ディス
クに記録されたデータの読取りや書込みを行わせるFD
Dコントローラ18、HDD(Hard Disk Drive)装置
19を制御してハードディスクに記録されたデータの読
取りや書込みを行わせるHDDコントローラ20、キー
ボード21とから入力されるキー信号を取込むキーボー
ドインタフェース22、ディスプレイ23に対して表示
画像のデータを出力するディスプレイインタフェース2
4、プリンタ25に対して印字制御信号を送信するプリ
ンタインタフェース26等を備えている。
【0016】そして、前記CPU11と、ROM12,
プログラムRAM13,データRAM14,時計部1
5,通信コントローラ16,FDDコントローラ18,
HDDコントローラ20,キーボードインタフェース2
2,ディスプレイインタフェース24及びプリンタイン
タフェース26とを、アドレスバス,データバスなどの
バスライン27で電気的に接続している。
【0017】かかる構成のストアコントローラ1におい
て、前記会員ファイル19は、前記HDD装置19によ
ってアクセスされるハードディスク上に形成している。
また、前記データRAM14に、図4に示す如く起動日
メモリ41、会員番号メモリ42、ポイントメモリ4
3、第1の減算カウンタ44、第2の減算カウンタ45
及び制御フラグメモリ46を形成している。
【0018】しかして、ストアコントローラ1は、キー
ボード21のキー入力により一括登録業務の開始が宣言
されると、CPU11が図5の流れ図に示す処理を実行
するように、プログラムRAM13内の業務プログラム
を構成している。すなわちCPU11は、一括登録業務
の開始が宣言されると、ST(ステップ)1としてディ
スプレイ23に会員ファイル一括登録画面50を表示さ
せる。この一括登録画面50は、図8に示すように、会
員ファイル起動日の入力エリア51と、会員番号の初期
値となる開始会員番号の入力エリア52と、登録会員数
の入力エリア53と、入会と同時に自動的に付与される
入会ポイントの入力エリア54と、削除実行日数55の
入力エリアと、実行ボタンのエリア56と、中止ボタン
のエリア57とを形成したものである。そして、ST1
の一括登録画面表示開始時には、会員ファイル起動日の
入力エリア51内にカーソルを位置させている。
【0019】そこでCPU11は、ST2としてキーボ
ード21のテンキーにより日付データ(年月日:8桁の
数値データ)が入力されるのを待機する。そして、日付
データが入力されると、ST3としてその入力日付デー
タをデータRAM14の起動日メモリ41に格納する。
【0020】次に、カーソルを開始会員番号の入力エリ
ア52内にシフトさせる。そして、ST4としてテンキ
ーにより開始会員番号が入力されるのを待機する。ここ
で、会員番号の桁数以下の数値データが入力されると、
ST5としてその数値データをデータRAM14の会員
番号メモリ42に格納する。ここに、キーボード21は
入力手段を構成する。
【0021】次に、カーソルを登録会員数の入力エリア
53内にシフトさせる。そして、ST6としてテンキー
により登録会員数が入力されるのを待機する。ここで、
予め設定された制限桁数(本実施の形態では5桁とす
る)以下の数値データが入力されると、ST7としてそ
の数値データをデータRAM14の第1の減算カウンタ
44にセットする。
【0022】次に、カーソルを入会ポイントの入力エリ
ア52内にシフトさせる。そして、ST8としてテンキ
ーにより入会ポイントが入力されるのを待機する。ここ
で、予め設定された制限桁数(本実施の形態では5桁と
する)以下の数値データが入力されると、ST9として
その数値データをデータRAM14のポイントメモリ4
3に格納する。
【0023】次に、カーソルを削除実行日数の入力エリ
ア55内にシフトさせる。そして、ST10としてテン
キーにより削除実行日数が入力されるのを待機する。こ
こで、予め設定された制限桁数(本実施の形態では3桁
とする)以下の数値データが入力されると、ST11と
してその数値データをデータRAM14の第2の減算カ
ウンタ45にセットする。
【0024】次に、カーソルを実行ボタンのエリア56
にシフトさせる。そして、ST12としてキーボード2
1のENTERキーが入力されるのを待機する。ここ
で、実行キーでなく、前候補キーが入力されると、カー
ソルを実行ボタンのエリア56から中止ボタンのエリア
57にシフトさせる。そして、ST13としてキーボー
ド21のENTERキーが入力されるのを待機する。こ
こで、再び前候補キーが入力されると、カーソルを実行
ボタンのエリア56に戻す。
【0025】ST12にて実行キーが入力された場合に
は、一括登録業務の実行が指令されたので、ST14と
して後述する会員ファイル一括登録処理を実行する。そ
して、この一括登録処理を実行し終えると、ST15と
して一括登録画面50を消去して終了する。ST13に
て実行キーが入力された場合には、業務の中止が指令さ
れたのでST15に進み、一括登録画面50を消去して
終了する。
【0026】図6は前記会員ファイル一括登録処理を具
体的に示す流れ図である。すなわちCPU11は、図5
のST12にて実行キーが入力されたことに応じてこの
一括開始処理を開始し、先ず、ST21として第1の減
算カウンタ44が「0」が否かを判断する。ここで、第
1の減算カウンタ44が「0」でない、つまり図5のS
T6にて0より大きい数値データが入力されていると、
ST22として会員番号メモリ42の数値データを会員
番号として取得する。また、ST23としてポイントメ
モリ43の数値データを入会ポイントとして取得する。
そして、ST24として上記会員番号と入会ポイントだ
けからなる会員ファイルレコードを作成し、このレコー
ドを会員ファイル5に追加する(一括登録処理手段)。
【0027】しかる後、ST25として第1の減算カウ
ンタ44を「1」だけカウントダウンさせる。また、S
T26として会員番号メモリ42の数値データを“1”
加算したデータに書き換える(会員番号発番手段)。そ
の後、ST21に戻る。そして、第1の減算カウンタ4
4が依然として「0」でない場合には、ST22〜ST
26の処理を繰り返す。こうして、第1の減算カウンタ
44を「1」ずつカウントダウンさせる毎に会員番号メ
モリ42の数値データを「1」ずつ加算し、その都度、
会員番号メモリ42の数値データを会員番号とし、ポイ
ントメモリ43にデータを入会ポイントとする会員ファ
イルレコードを会員ファイル5に追加する。そして、第
1の減算カウンタ44が「0」になると、ST27とし
てフラグメモリ46の制御フラグを“0”に設定して、
この処理を終了する。
【0028】また、CPU11は、時計部15にて計時
される日付が1日更新される毎に図7の流れ図に示す日
次業務の処理を自動的に実行するものとなっている。す
なわちCPU11は、時計部15の日付が1日更新され
たことを検知すると、ST31としてフラグメモリ46
の制御フラグをチェックする。
【0029】ここで、制御フラグが“0”に設定されて
いた場合には、ST32として時計部15の日付データ
が起動日メモリ41に格納されている日付データと一致
するか否かを判断する。そして、一致する場合には、本
日は会員ファイル5の起動日なので、上記制御フラグを
“1”に変更して、この処理を終了する。一致しない場
合には、上記制御フラグを“0”のまま、この処理を終
了する。
【0030】ST31にて制御フラグが“1”に設定さ
れていた場合には、ST32として第2の減算カウンタ
45を「1」だけカウントダウンさせる。そしてST3
3としてこの第2の減算カウンタ45が「0」になった
か否かを判断する。第2の減算カウンタ45が「0」よ
り大きい場合には、この処理を終了する。
【0031】第2の減算カウンタ45が「0」になった
場合には、制御フラグを「2」とする。しかる後、会員
ファイル5に蓄積されている会員ファイルレコードを1
レコードずつサーチし、会員番号とポイントデータのみ
設定されたレコードを検出したならば、そのレコードを
会員ファイル5から削除する(一括削除処理手段)。こ
うして、会員ファイル5から会員番号とポイントデータ
のみ設定されたレコードを全て削除したならば、この処
理を終了する。
【0032】ST31にて制御フラグが“2”に設定さ
れていた場合には、何も処理をせずに、この処理を終了
する。
【0033】このように構成された本実施の形態のPO
Sシステムを使用して新規に開店する商店において、ポ
イントサービスシステムを導入する場合には、予め開店
の1〜2ヶ月前に、ポイント会員となる客の予想人数分
の会員カードと申込み用紙を作成しておく。このとき、
会員番号は任意の初期値から予想人数分の連続して増加
する番号とし、各会員カードにそれぞれ異なる会員番号
を記録しておくとともに、各申込み用紙にもそれぞれ異
なる会員番号を予め記入しておく。
【0034】次に、開店の1乃至数日前になると、PO
Sシステムを起動させ、ストアコントローラ1のキーボ
ード21を操作して、一括登録業務の実行を選択する。
そうすると、ディスプレイ23に一括登録画面50が表
示されるので、会員ファイル起動日,開始会員番号,登
録会員数,入会ポイント及び削除実行日数の各データを
順次入力する。
【0035】例えば、今、開店日が2000年4月1日
であり、会員番号の初期値が100000001であ
り、ポイント会員になる客の予想人数が10000人で
あり、入会時に自動的に付与されるサービスポイントが
250点であり、開店後30日を経過した時点で会員数
を見直すとすると、会員ファイル起動日として「200
00401」を入力し、開始会員番号として「1000
00001」を入力し、登録会員数として「1000
0」を入力し、入会ポイントとして「250」を入力
し、削除実行日数として「30」を入力する。
【0036】そうすると、「100000001」から
「1000010000」までの連続番号が会員番号と
して順次発番され、この会員番号が発番される毎にその
会員番号と入会ポイント「250」だけを含む会員ファ
イルレコードが作成されて、会員ファイル5に追加登録
される。
【0037】このとき、フラグメモリの制御フラグは
“0”に設定される。この制御フラグfは、時計部14
にて計時される日付が開店日2000年4月1日になる
まで変更されず、開店日になると“1”に更新される。
【0038】開店後、売場にて商品を買上げた客からポ
イント会員の申し込みを受けると、店員は、未発行の会
員カードを1枚とその会員カードに記録されている会員
番号が記入された申込み用紙を用意する。そして、申込
み用紙に住所,電話番号等の必要事項を記入してもらっ
ている間、その客が買上げる商品の販売データをPOS
ターミナル3に登録する。また、会員カードのカードデ
ータをカードリーダ4に読み取らせる。
【0039】そうすると、このPOSターミナル3から
ストアコントローラ1に当該会員カードに記録された会
員番号の問合せ信号が送信される。これに応じて、スト
アコントローラ1では会員ファイル5が検索され、問合
せがあった会員番号のレコードが存在するか否かがチェ
ックされる。この場合、問合せがあった会員番号のレコ
ードは必ず存在するので、問合せ元のPOSターミナル
1に対してACK応答信号が送信される。
【0040】これにより、POSターミナル1において
は、販売登録された客買上商品の買上金額に応じてポイ
ントが算出される。そして、当該客の会員番号とポイン
トとを含む会員トランザクションデータがストアコント
ローラ1に送信されて、会員取引が成立する。そこで店
員は、申込み用紙と引換えに会員カードを客に発行す
る。
【0041】なお、ストアコントローラ1では、各PO
Sターミナル3から収集した会員トランザクションデー
タに基づいて会員ファイル5で記憶した各会員の累計ポ
イントが自動更新される。
【0042】このように、本実施の形態によれば、ポイ
ント会員に入会した客に対して待たせることなく即座に
会員カードを発行することができる。しかも、会員カー
ドの発行を受けた客が直ぐに別の売場で買物をしても、
その会員カードの会員番号を含む会員ファイルレコード
は会員ファイル5に前もって登録されているので、会員
取引が不成立になることはない。なお、申込み用紙に記
入された必要事項は、1日の閉店後にキーボード21を
操作して会員ファイル5に登録すればよい。
【0043】また、本実施の形態では、開店後、1日を
経過する毎に第2の減算カウンタ45が1ずつカウント
ダウンする。そして、この第2の減算カウンタ45が0
になると(上記の例では開店から30日を経過した
後)、会員ファイル5から未使用の会員ファイルレコー
ド,つまり会員番号と入会ポイントしか設定されていな
いレコードが一斉に削除される。したがって、入会予想
人数を多く見積もってしまい、一括登録業務で無駄な会
員ファイルレコードを会員ファイル5に登録してしまっ
ても、後で自動的にその無駄なレコードが削除されるの
で、会員ファイル5の処理性能が悪化してシステムに影
響が出るのを未然に防止できる。また、ハードディスク
の記憶容量を無駄に使用しつづける不具合もない。
【0044】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0045】例えば、前記一実施の形態では、一括登録
業務において開始会員番号と登録会員数とを入力した
が、登録会員数の代わりに終了会員番号を入力する。ま
た、第1の減算カウンタ44の代わりに終了会員番号を
格納するメモリを形成する。しかして、会員ファイル一
括登録処理のST21で、会員番号メモリ43のデータ
が終了会員番号のデータを超えるか否かを判断し、超え
るまでST22,23,24,26の各処理を繰り返す
ようにプログラムを構成しても、同様な作用効果を奏す
ることができる。また、登録会員数や終了会員番号の入
力を省略し、予め決められた数の会員番号を開始会員番
号から順に発番して、会員ファイルレコードを一括登録
するものであってもよい。
【0046】この他、本発明をポイント会員以外の会員
情報を管理する会員情報管理装置に適用するなど、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるの
は勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、未発行の多数の会員カードに記録された
会員番号のレコードを簡単な操作で事前に会員ファイル
に一括して登録することができ、会員になったにも係ら
ず会員取引がエラーになる不具合を防止できる会員情報
管理装置を提供できる。また、本願請求項2記載の発明
によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、会
員ファイルにレコードを一括登録しすぎたために会員フ
ァイルの処理性能が悪化してシステムに影響が出るのを
未然に防止できる効果を奏する。さらに、本願請求項3
記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の効果を
自動的に達成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステム
の概略図。
【図2】 同実施の形態における会員ファイルの構成
図。
【図3】 同実施の形態におけるストアコントローラの
要部構成を示すブロック図。
【図4】 同ストアコントローラのRAMに形成する主
要なメモリエリアを示す図。
【図5】 同ストアコントローラのCPUが実行する一
括登録業務のメイン処理を示す流れ図。
【図6】 図5の会員ファイル一括登録処理を具体的に
示す流れ図。
【図7】 同ストアコントローラのCPUが実行する日
次業務のメイン処理を示す流れ図。
【図8】 同ストアコントローラの一括登録業務実行時
にディスプレイに表示される一括登録画面のレイアウト
を示す図。
【符号の説明】
1…ストアコントローラ(会員情報管理装置) 5…会員ファイル 11…CPU 15…時計部 21…キーボード 23…ディスプレイ 41…起動日メモリ 42…会員番号メモリ 43…ポイントメモリ 44,45…第1,第2の減算カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各会員の会員番号,氏名,連絡先等の会
    員固有情報からなる会員ファイルレコードを蓄積記憶可
    能な会員ファイルを有し、外部からの会員番号問合せに
    対して前記会員ファイルを検索してその検索結果を応答
    する会員情報管理装置において、 会員番号の初期値を入力する入力手段と、この入力手段
    により会員番号の初期値が入力されると、その初期値か
    ら所定値までの連続する会員番号を順次発番する会員番
    号発番手段と、この発番手段により会員番号が発番され
    る毎に少なくともその会員番号のみ含む会員ファイルレ
    コードを作成し前記会員ファイルに追加登録する一括登
    録処理手段とを具備したことを特徴とする会員情報管理
    装置。
  2. 【請求項2】 会員ファイルに蓄積記憶された会員ファ
    イルレコードから未使用の会員ファイルレコードを選択
    して前記会員ファイルから一括削除する一括削除処理手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の会員情報管
    理装置。
  3. 【請求項3】 一括削除処理手段は、予め指定した期日
    より所定の期間が経過したことに応じて自動的に実行さ
    れることを特徴とする請求項2記載の会員情報管理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178695A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Epos Card Co Ltd クレジットカード発行用審査システム

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