JP2001255844A - 公衆が見ることのできるディスプレイでプライベートに見ることができるデータを提供する方法 - Google Patents
公衆が見ることのできるディスプレイでプライベートに見ることができるデータを提供する方法Info
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- G06F21/82—Protecting input, output or interconnection devices
- G06F21/84—Protecting input, output or interconnection devices output devices, e.g. displays or monitors
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/20—Image signal generators
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- H04N13/332—Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD]
- H04N13/341—Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD] using temporal multiplexing
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 公衆が見ることのできるディスプレイでプラ
イベートに見ることのできるデータを提供する方法を提
供する。 【解決手段】 公衆が見ることのできるディスプレイで
プライベートに見ることのできるデータを提供する方法
に、順序付けパターンを生成するステップと、順序付け
パターンに従ってマスキング・データのフレームの間に
散在されるプライベート・データのフレームを有するデ
ータ信号を生成するステップと、公衆が見ることのでき
るディスプレイにデータ信号を供給するステップと、順
序付けパターンに従ってアクティブ・グラスの対のシャ
ッタを開閉するステップとが含まれる。アクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見るユーザは、プライベー
ト・データを見ることができ、アクティブ・グラスを有
しない許可されない観察者は、マスキング・データによ
って覆い隠されたプライベート・データだけを見ること
ができる。
イベートに見ることのできるデータを提供する方法を提
供する。 【解決手段】 公衆が見ることのできるディスプレイで
プライベートに見ることのできるデータを提供する方法
に、順序付けパターンを生成するステップと、順序付け
パターンに従ってマスキング・データのフレームの間に
散在されるプライベート・データのフレームを有するデ
ータ信号を生成するステップと、公衆が見ることのでき
るディスプレイにデータ信号を供給するステップと、順
序付けパターンに従ってアクティブ・グラスの対のシャ
ッタを開閉するステップとが含まれる。アクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見るユーザは、プライベー
ト・データを見ることができ、アクティブ・グラスを有
しない許可されない観察者は、マスキング・データによ
って覆い隠されたプライベート・データだけを見ること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・イ
メージの分野に関し、具体的には、公衆が見ることので
きるディスプレイでプライベートに見ることができるデ
ータを提供するシステムおよび方法に関する。
メージの分野に関し、具体的には、公衆が見ることので
きるディスプレイでプライベートに見ることができるデ
ータを提供するシステムおよび方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ラップトップ・コンピュータは、現在の
コンピュータ技術のユビクィタス部分になってきた。ラ
ップトップは、その性質上、列車、航空機、およびほと
んどの公共の場で使用される。まだ、ポータブル・コン
ピューティングは、かなりの短所を抱えている。具体的
には、混雑した環境で、ラップトップの表示画面で見え
るものが、表示画面の目視距離内のすべての人に可視の
ままである。したがって、ラップトップ・ユーザの観点
からは、潜在的なセキュリティの問題が存在し、これが
ラップトップの有用性を損なう可能性がある。例示的な
事例には、座席とトレイ・テーブルの配置が非常に近い
ので、隣接する乗客がお互いのラップトップ画面を簡単
に見ることができる航空機でのラップトップ・コンピュ
ータの使用が含まれる。同様の状況が、空港ラウンジ、
待合室などに存在する。
コンピュータ技術のユビクィタス部分になってきた。ラ
ップトップは、その性質上、列車、航空機、およびほと
んどの公共の場で使用される。まだ、ポータブル・コン
ピューティングは、かなりの短所を抱えている。具体的
には、混雑した環境で、ラップトップの表示画面で見え
るものが、表示画面の目視距離内のすべての人に可視の
ままである。したがって、ラップトップ・ユーザの観点
からは、潜在的なセキュリティの問題が存在し、これが
ラップトップの有用性を損なう可能性がある。例示的な
事例には、座席とトレイ・テーブルの配置が非常に近い
ので、隣接する乗客がお互いのラップトップ画面を簡単
に見ることができる航空機でのラップトップ・コンピュ
ータの使用が含まれる。同様の状況が、空港ラウンジ、
待合室などに存在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ラップトップ以外の同
様のセキュリティおよびプライバシの問題が、他の環境
で生じる可能性がある。たとえば、高セキュリティ環境
では、デスクトップ機が、通常は別々の部屋またはキュ
ービクルに収納されて、隣接する労働者がお互いの画面
を見られなくなっている。さらに、自動預金支払機（Ａ
ＴＭ）は、簡単に使用可能であるが、ほとんど必ず、Ａ
ＴＭは、使いやすさのために目立つ位置に配置される。
選択された公共の場の目立つという性質は、観察の容易
さに寄与する可能性があり、これは、ユーザが自分のＡ
ＴＭカードをＡＴＭに挿入し、その後、個人識別番号
（ＰＩＮ）を入力する時に、許可されない観察者が、Ａ
ＴＭユーザの機密情報を得ることを可能にする可能性が
ある。したがって、許可されない観察者に同一の表示画
面の異なるパブリック・ビューを与えながら、ユーザに
公衆が見ることのできる表示画面のプライベート・ビュ
ーを与えることができるならば有益であろう。
様のセキュリティおよびプライバシの問題が、他の環境
で生じる可能性がある。たとえば、高セキュリティ環境
では、デスクトップ機が、通常は別々の部屋またはキュ
ービクルに収納されて、隣接する労働者がお互いの画面
を見られなくなっている。さらに、自動預金支払機（Ａ
ＴＭ）は、簡単に使用可能であるが、ほとんど必ず、Ａ
ＴＭは、使いやすさのために目立つ位置に配置される。
選択された公共の場の目立つという性質は、観察の容易
さに寄与する可能性があり、これは、ユーザが自分のＡ
ＴＭカードをＡＴＭに挿入し、その後、個人識別番号
（ＰＩＮ）を入力する時に、許可されない観察者が、Ａ
ＴＭユーザの機密情報を得ることを可能にする可能性が
ある。したがって、許可されない観察者に同一の表示画
面の異なるパブリック・ビューを与えながら、ユーザに
公衆が見ることのできる表示画面のプライベート・ビュ
ーを与えることができるならば有益であろう。
【０００４】現在、単一の表示画面上に異なる画像をレ
ンダリングする技法が存在する。３次元（３Ｄ）画像処
理が、最も周知の例を表す。３Ｄ画像処理では、目のそ
れぞれに異なる画像を提示して、人間の視覚系が各画像
を１つの合成画像に統合できるようにすることが行われ
る。３Ｄ画像処理技法は、カラー・フィルタまたはシャ
ッタなどのさまざまな技法を使用して実施することがで
きる。表示画面に、交番する形で提示される異なる画像
を含めることができる。観察者の目は、網膜および視覚
皮質の視覚の存続を使用して、交番する画像を統一され
た画像に統合することができる。
ンダリングする技法が存在する。３次元（３Ｄ）画像処
理が、最も周知の例を表す。３Ｄ画像処理では、目のそ
れぞれに異なる画像を提示して、人間の視覚系が各画像
を１つの合成画像に統合できるようにすることが行われ
る。３Ｄ画像処理技法は、カラー・フィルタまたはシャ
ッタなどのさまざまな技法を使用して実施することがで
きる。表示画面に、交番する形で提示される異なる画像
を含めることができる。観察者の目は、網膜および視覚
皮質の視覚の存続を使用して、交番する画像を統一され
た画像に統合することができる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】アクティブ・グラスを用
いて、交番するイメージを使用して複数の映像を知覚す
ることができる。アクティブ・グラスは、表示される画
像のそれぞれを交番させる速度を制御するディスプレイ
・コントローラと組み合わせることができる。有利なこ
とに、マスキング・イメージの間に散在するプライベー
ト・イメージのアクティブ・グラスを介する提示を、表
示画面でマスキング・イメージの間にプライベート・イ
メージを順次散在させるのに使用される順序付け速度と
一致するようにプログラミングすることができる。許可
された観察者に供給することはできるが許可されない観
察者には供給されない順序付け速度を使用して、許可さ
れない観察者が、表示されるプライベート・イメージを
知覚できなくすることが可能である。というのは、順序
付け速度に合わせてプログラミングされたアクティブ・
グラスがなければ、散在するマスキング・イメージから
プライベート・イメージを視覚的に抽出することができ
ないからである。
いて、交番するイメージを使用して複数の映像を知覚す
ることができる。アクティブ・グラスは、表示される画
像のそれぞれを交番させる速度を制御するディスプレイ
・コントローラと組み合わせることができる。有利なこ
とに、マスキング・イメージの間に散在するプライベー
ト・イメージのアクティブ・グラスを介する提示を、表
示画面でマスキング・イメージの間にプライベート・イ
メージを順次散在させるのに使用される順序付け速度と
一致するようにプログラミングすることができる。許可
された観察者に供給することはできるが許可されない観
察者には供給されない順序付け速度を使用して、許可さ
れない観察者が、表示されるプライベート・イメージを
知覚できなくすることが可能である。というのは、順序
付け速度に合わせてプログラミングされたアクティブ・
グラスがなければ、散在するマスキング・イメージから
プライベート・イメージを視覚的に抽出することができ
ないからである。
【０００６】表示を保護するほかに、アクティブ・グラ
ス技術を組み込んだ他の市販アプリケーションが可能で
ある。たとえば、映画劇場が、ある劇場の得意客のそれ
ぞれにアクティブ・グラスを提供することができる。複
数の映画を同一のスクリーンに投影し、アクティブ・グ
ラス技術の結果、各得意客が、その客のめいめいのアク
ティブ・グラスに合わせて順序付けされた映画だけを観
ることができる。
ス技術を組み込んだ他の市販アプリケーションが可能で
ある。たとえば、映画劇場が、ある劇場の得意客のそれ
ぞれにアクティブ・グラスを提供することができる。複
数の映画を同一のスクリーンに投影し、アクティブ・グ
ラス技術の結果、各得意客が、その客のめいめいのアク
ティブ・グラスに合わせて順序付けされた映画だけを観
ることができる。
【０００７】一般に、本明細書で説明する発明は、画像
の許可されたユーザ（観察者）だけが、ディスプレイ上
のプライベート画像を解読することができるようにする
と同時に、許可されないユーザが、単にランダムなパタ
ーン、判読しにくいイメージ、またはおそらくはスクリ
ーン・セーバ画像を見ることができる。この目的を助長
するために、データ隠蔽パターンおよび交番パターンを
含む画像処理技法を、画像処理技術によって作られた画
像を組み込んだディスプレイと同期する、たとえばアク
ティブ・グラスなどのウェアラブル・デバイスと組み合
わせる。最後に、人間の視覚系の、似ていない画像を単
一の画像に融合させる既知の能力によって、公衆が見る
ことのできるディスプレイでプライベートに見ることの
できるデータを提供する能力が完成する。
の許可されたユーザ（観察者）だけが、ディスプレイ上
のプライベート画像を解読することができるようにする
と同時に、許可されないユーザが、単にランダムなパタ
ーン、判読しにくいイメージ、またはおそらくはスクリ
ーン・セーバ画像を見ることができる。この目的を助長
するために、データ隠蔽パターンおよび交番パターンを
含む画像処理技法を、画像処理技術によって作られた画
像を組み込んだディスプレイと同期する、たとえばアク
ティブ・グラスなどのウェアラブル・デバイスと組み合
わせる。最後に、人間の視覚系の、似ていない画像を単
一の画像に融合させる既知の能力によって、公衆が見る
ことのできるディスプレイでプライベートに見ることの
できるデータを提供する能力が完成する。
【０００８】公衆が見ることのできるディスプレイでプ
ライベートに見ることのできるデータを提供する方法に
は、順序付けパターンを生成するステップと、プライベ
ート・データ・フレームが、順序付けパターンに従って
マスキング・データ・フレームの間で散在するデータ信
号を生成するステップと、公衆が見ることのできるディ
スプレイにデータ信号を供給するステップと、順序付け
パターンに従って１組のアクティブ・グラスのシャッタ
を開閉するステップとが含まれる。発明的方法の結果と
して、アクティブ・グラスを用いてディスプレイを見る
ユーザは、プライベート・データを見ることができ、ア
クティブ・グラスがない許可されない観察者は、マスキ
ング・データだけを見ることができる。パブリック・デ
ータは、散在するプライベート・データおよびマスキン
グ・データの視覚的知覚である。
ライベートに見ることのできるデータを提供する方法に
は、順序付けパターンを生成するステップと、プライベ
ート・データ・フレームが、順序付けパターンに従って
マスキング・データ・フレームの間で散在するデータ信
号を生成するステップと、公衆が見ることのできるディ
スプレイにデータ信号を供給するステップと、順序付け
パターンに従って１組のアクティブ・グラスのシャッタ
を開閉するステップとが含まれる。発明的方法の結果と
して、アクティブ・グラスを用いてディスプレイを見る
ユーザは、プライベート・データを見ることができ、ア
クティブ・グラスがない許可されない観察者は、マスキ
ング・データだけを見ることができる。パブリック・デ
ータは、散在するプライベート・データおよびマスキン
グ・データの視覚的知覚である。
【０００９】データ信号を生成するステップには、デー
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、順
序付けパターン内の同期パルスによって示される時にデ
ータ信号にプライベート・データを挿入するステップと
を含めることができる。その代わりに、データ信号を生
成するステップに、データ信号にマスキング・データを
挿入するステップと、完全な文字または画像を形成する
プライベート・データについて、完全な文字または画像
のすべての部分がデータ信号に挿入されるまで、順序付
けパターン内の同期パルスによって示される時に、完全
な文字または画像の部分を繰り返して挿入するステップ
とを含めることができる。代替生成ステップに従って、
順序付けパターンに従ってディスプレイと同期化される
アクティブ・グラスによって見られるデータ信号の表示
は、完全な文字または画像のストローブ表示である。
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、順
序付けパターン内の同期パルスによって示される時にデ
ータ信号にプライベート・データを挿入するステップと
を含めることができる。その代わりに、データ信号を生
成するステップに、データ信号にマスキング・データを
挿入するステップと、完全な文字または画像を形成する
プライベート・データについて、完全な文字または画像
のすべての部分がデータ信号に挿入されるまで、順序付
けパターン内の同期パルスによって示される時に、完全
な文字または画像の部分を繰り返して挿入するステップ
とを含めることができる。代替生成ステップに従って、
順序付けパターンに従ってディスプレイと同期化される
アクティブ・グラスによって見られるデータ信号の表示
は、完全な文字または画像のストローブ表示である。
【００１０】シャッタを開閉するステップには、順序付
けパターン内の同期パルスに応答して、シャッタを開閉
するステップを含めることができる。しかし、好ましい
実施形態では、順序付けパターンがエンコードされる。
したがって、好ましい実施形態では、シャッタを開閉す
るステップに、エンコードされた順序付けパターンをデ
コードするステップと、順序付けパターン内の同期パル
スに応答して、シャッタを開閉するステップとを含める
ことができる。１実施形態では、順序付けパターンが、
プライベート・データとマスキング・データの交番表示
に対応することができる。代替実施形態では、順序付け
パターンが、プライベート・データの組み合わされた左
目画像／右目画像に対応することができる。
けパターン内の同期パルスに応答して、シャッタを開閉
するステップを含めることができる。しかし、好ましい
実施形態では、順序付けパターンがエンコードされる。
したがって、好ましい実施形態では、シャッタを開閉す
るステップに、エンコードされた順序付けパターンをデ
コードするステップと、順序付けパターン内の同期パル
スに応答して、シャッタを開閉するステップとを含める
ことができる。１実施形態では、順序付けパターンが、
プライベート・データとマスキング・データの交番表示
に対応することができる。代替実施形態では、順序付け
パターンが、プライベート・データの組み合わされた左
目画像／右目画像に対応することができる。
【００１１】好ましい実施形態では、マスキング・デー
タを、充てんパターンとすることができる。具体的に言
うと、充てんパターンは、ランダム・データとすること
ができる。代替実施形態では、充てんパターンを、スク
リーン・セーバ画像とすることができる。最後に、もう
１つの実施形態では、マスキング・データを、たとえば
変更された色を有するデータ、または、その内容、位
置、またはサイズが、それぞれプライベート・データの
内容、位置、またはサイズから物理的にオフセットして
いるデータなど、プライベート・データの変更された導
出物とすることができる。
タを、充てんパターンとすることができる。具体的に言
うと、充てんパターンは、ランダム・データとすること
ができる。代替実施形態では、充てんパターンを、スク
リーン・セーバ画像とすることができる。最後に、もう
１つの実施形態では、マスキング・データを、たとえば
変更された色を有するデータ、または、その内容、位
置、またはサイズが、それぞれプライベート・データの
内容、位置、またはサイズから物理的にオフセットして
いるデータなど、プライベート・データの変更された導
出物とすることができる。
【００１２】公衆が見ることのできるディスプレイでプ
ライベートに見ることのできるデータを提供するシステ
ムには、ディスプレイ、ディスプレイ・ドライバ、およ
び少なくとも１つのアプリケーション・プログラムを含
むコンピュータと、シャッタ付きレンズを有するアクテ
ィブ・グラスの対と、通信的にコンピュータをアクティ
ブ・グラスにリンクするデータ通信リンクと、順序付け
パターンを生成するためにコンピュータ内に配置された
エンコーダ・アルゴリズムとを含めることができる。こ
の発明的システムには、さらに、エンコーディング・ア
ルゴリズムを含むエンコーダ・アプリケーションを含め
ることができる。
ライベートに見ることのできるデータを提供するシステ
ムには、ディスプレイ、ディスプレイ・ドライバ、およ
び少なくとも１つのアプリケーション・プログラムを含
むコンピュータと、シャッタ付きレンズを有するアクテ
ィブ・グラスの対と、通信的にコンピュータをアクティ
ブ・グラスにリンクするデータ通信リンクと、順序付け
パターンを生成するためにコンピュータ内に配置された
エンコーダ・アルゴリズムとを含めることができる。こ
の発明的システムには、さらに、エンコーディング・ア
ルゴリズムを含むエンコーダ・アプリケーションを含め
ることができる。
【００１３】発明的システムでは、コンピュータが、ア
プリケーションによって生成されたプライベート・デー
タのフレームを、順序付けパターンに従ってデータ信号
内のマスキング・データのフレームの間に散在させるこ
とができる。コンピュータは、データ信号にマスキング
・データを挿入することができ、順序付けパターン内の
同期パルスによって示される時にデータ信号にプライベ
ート・データを挿入することができる。その代わりに、
コンピュータは、データ信号にマスキング・データを挿
入することができるが、完全な文字または画像を形成す
るプライベート・データについて、エンコーディング・
アルゴリズムが、完全な文字または画像のすべての部分
がデータ信号に挿入されるまで、順序付けパターン内の
同期パルスに従って、完全な文字または画像の部分を繰
り返して挿入することができる。その結果、順序付けパ
ターンに従ってディスプレイと同期化されるアクティブ
・グラスによって見られるデータ信号の表示は、完全な
文字または画像のストローブ表示になる。
プリケーションによって生成されたプライベート・デー
タのフレームを、順序付けパターンに従ってデータ信号
内のマスキング・データのフレームの間に散在させるこ
とができる。コンピュータは、データ信号にマスキング
・データを挿入することができ、順序付けパターン内の
同期パルスによって示される時にデータ信号にプライベ
ート・データを挿入することができる。その代わりに、
コンピュータは、データ信号にマスキング・データを挿
入することができるが、完全な文字または画像を形成す
るプライベート・データについて、エンコーディング・
アルゴリズムが、完全な文字または画像のすべての部分
がデータ信号に挿入されるまで、順序付けパターン内の
同期パルスに従って、完全な文字または画像の部分を繰
り返して挿入することができる。その結果、順序付けパ
ターンに従ってディスプレイと同期化されるアクティブ
・グラスによって見られるデータ信号の表示は、完全な
文字または画像のストローブ表示になる。
【００１４】その後、ディスプレイ・ドライバが、公衆
が見ることのできるディスプレイにデータ信号を供給す
ることができる。同時に、アクティブ・グラスに、デー
タ通信リンクを介して順序付けパターンを供給すること
ができる。有利なことに、データ通信リンクは、たとえ
ばＲＦリンクまたはまたは赤外線リンクなどの無線デー
タ通信リンクとすることができる。順序付けパターンの
受取およびデコードに応答して、アクティブ・グラス
は、順序付けパターンに従ってシャッタ付きディスプレ
イを開閉することができる。その結果、アクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見るユーザは、アプリケー
ションによって生成されたプライベート・データを見る
ことができ、アクティブ・グラスがない許可されない観
察者は、パブリック・データだけを見ることができる。
好ましい実施形態では、マスキング・データを充てんパ
ターンとすることができる。具体的に言うと、充てんパ
ターンは、ランダム・データとすることができる。その
代わりに、充てんパターンをスクリーン・セーバ画像と
することができる。最後に、マスキング・データは、プ
ライベート・データの変更された導出物とすることがで
きる。
が見ることのできるディスプレイにデータ信号を供給す
ることができる。同時に、アクティブ・グラスに、デー
タ通信リンクを介して順序付けパターンを供給すること
ができる。有利なことに、データ通信リンクは、たとえ
ばＲＦリンクまたはまたは赤外線リンクなどの無線デー
タ通信リンクとすることができる。順序付けパターンの
受取およびデコードに応答して、アクティブ・グラス
は、順序付けパターンに従ってシャッタ付きディスプレ
イを開閉することができる。その結果、アクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見るユーザは、アプリケー
ションによって生成されたプライベート・データを見る
ことができ、アクティブ・グラスがない許可されない観
察者は、パブリック・データだけを見ることができる。
好ましい実施形態では、マスキング・データを充てんパ
ターンとすることができる。具体的に言うと、充てんパ
ターンは、ランダム・データとすることができる。その
代わりに、充てんパターンをスクリーン・セーバ画像と
することができる。最後に、マスキング・データは、プ
ライベート・データの変更された導出物とすることがで
きる。
【００１５】好ましい実施形態では、アクティブ・グラ
スに、順序付けパターンをデコードするためのデコーダ
を含めることができる。デコーダは、順序付けパターン
をデコードし、順序付けパターン内の同期パルスに応答
して、シャッタ付きレンズを開閉する。有利なことに、
順序付けパターンは、プライベート・データおよびマス
キング・データの交番表示に対応することができる。そ
の代わりに、順序付けパターンが、プライベート・デー
タの組み合わされた左目画像／右目画像に対応すること
ができる。
スに、順序付けパターンをデコードするためのデコーダ
を含めることができる。デコーダは、順序付けパターン
をデコードし、順序付けパターン内の同期パルスに応答
して、シャッタ付きレンズを開閉する。有利なことに、
順序付けパターンは、プライベート・データおよびマス
キング・データの交番表示に対応することができる。そ
の代わりに、順序付けパターンが、プライベート・デー
タの組み合わされた左目画像／右目画像に対応すること
ができる。
【００１６】代替実施形態では、システムに、シャッタ
付きレンズを有する少なくとも１つの追加のアクティブ
・グラス対を含めることができる。代替実施形態では、
順序付けパターンが、追加のアクティブ・グラス対のそ
れぞれに対応する同期パルスを有することができ、これ
によって、追加のアクティブ・グラス対のそれぞれのシ
ャッタ付きレンズを、対応する同期パルスに応答して開
閉することができる。したがって、代替実施形態では、
アクティブ・グラス対を用いてディスプレイを見るユー
ザのそれぞれが、アクティブ・グラス対に対応するプラ
イベート・データを見ることができ、アクティブ・グラ
スがない許可されない観察者は、パブリック・データだ
けを見ることができる。代替実施形態による、公衆が見
ることのできるディスプレイに複数の許可された観察者
に対応する一連のプライベートに見ることのできるデー
タを供給する方法に、許可された観察者のそれぞれにア
クティブ・グラス対を供給するステップと、順序付けパ
ターンを生成するステップと、順序付けパターンに従っ
て散在される、一連のプライベート・データ・フレーム
およびマスキング・データ・フレームを含むデータ信号
を生成するステップであって、プライベート・データ・
フレームの各連なりが許可された観察者に対応する、デ
ータ信号を生成するステップと、データ信号を公衆が見
ることのできるディスプレイに供給するステップと、適
当な順序付けパターンに従ってアクティブ・グラスの各
対のシャッタを開閉するステップとを含めることができ
る。発明的方法の結果として、対応するアクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見る許可された観察者のそ
れぞれが、プライベート・データの対応する連なりを見
ることができ、アクティブ・グラスがない許可されない
観察者は、マスキング・データだけを見ることができ
る。
付きレンズを有する少なくとも１つの追加のアクティブ
・グラス対を含めることができる。代替実施形態では、
順序付けパターンが、追加のアクティブ・グラス対のそ
れぞれに対応する同期パルスを有することができ、これ
によって、追加のアクティブ・グラス対のそれぞれのシ
ャッタ付きレンズを、対応する同期パルスに応答して開
閉することができる。したがって、代替実施形態では、
アクティブ・グラス対を用いてディスプレイを見るユー
ザのそれぞれが、アクティブ・グラス対に対応するプラ
イベート・データを見ることができ、アクティブ・グラ
スがない許可されない観察者は、パブリック・データだ
けを見ることができる。代替実施形態による、公衆が見
ることのできるディスプレイに複数の許可された観察者
に対応する一連のプライベートに見ることのできるデー
タを供給する方法に、許可された観察者のそれぞれにア
クティブ・グラス対を供給するステップと、順序付けパ
ターンを生成するステップと、順序付けパターンに従っ
て散在される、一連のプライベート・データ・フレーム
およびマスキング・データ・フレームを含むデータ信号
を生成するステップであって、プライベート・データ・
フレームの各連なりが許可された観察者に対応する、デ
ータ信号を生成するステップと、データ信号を公衆が見
ることのできるディスプレイに供給するステップと、適
当な順序付けパターンに従ってアクティブ・グラスの各
対のシャッタを開閉するステップとを含めることができ
る。発明的方法の結果として、対応するアクティブ・グ
ラスを用いてディスプレイを見る許可された観察者のそ
れぞれが、プライベート・データの対応する連なりを見
ることができ、アクティブ・グラスがない許可されない
観察者は、マスキング・データだけを見ることができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】本明細書で説明する本発明には、
ひとまとめにして、視覚データ隠蔽を使用して、公衆が
見ることのできるディスプレイの個人的なプライベート
・ビューを提供するシステム、方法、および装置が含ま
れる。発明的配置による基本システムに、アクティブ・
グラス対、コンピュータ、アクティブ・グラスからコン
ピュータへのデータ通信リンク、コンピュータ内に含ま
れるエンコーディング・ソフトウェア、および、標準デ
ィスプレイ・ドライバの代わりにエンコーディング・ソ
フトウェアによって使用される、コンピュータ内の置換
ディスプレイ・ドライバを含めることができる。図１
は、発明的配置によるラップトップ・コンピュータの高
水準ダイアグラムである。このシステムには、ディスプ
レイ６を有するコンピュータ１、その中にシャッタ付き
ディスプレイ９を有する１組のアクティブ・グラス２、
およびコンピュータ１をアクティブ・グラス２に接続す
る通信リンク３を含めることができる。この図には、有
線ベースの通信リンクが示されているが、本発明は、こ
れに関して制限されない。そうではなくて、通信リンク
３に、たとえばＲＦリンクまたは赤外線リンクなどの無
線ソリューションも含めることができる。
ひとまとめにして、視覚データ隠蔽を使用して、公衆が
見ることのできるディスプレイの個人的なプライベート
・ビューを提供するシステム、方法、および装置が含ま
れる。発明的配置による基本システムに、アクティブ・
グラス対、コンピュータ、アクティブ・グラスからコン
ピュータへのデータ通信リンク、コンピュータ内に含ま
れるエンコーディング・ソフトウェア、および、標準デ
ィスプレイ・ドライバの代わりにエンコーディング・ソ
フトウェアによって使用される、コンピュータ内の置換
ディスプレイ・ドライバを含めることができる。図１
は、発明的配置によるラップトップ・コンピュータの高
水準ダイアグラムである。このシステムには、ディスプ
レイ６を有するコンピュータ１、その中にシャッタ付き
ディスプレイ９を有する１組のアクティブ・グラス２、
およびコンピュータ１をアクティブ・グラス２に接続す
る通信リンク３を含めることができる。この図には、有
線ベースの通信リンクが示されているが、本発明は、こ
れに関して制限されない。そうではなくて、通信リンク
３に、たとえばＲＦリンクまたは赤外線リンクなどの無
線ソリューションも含めることができる。
【００１８】コンピュータ１には、さらに、コンピュー
タ可読メモリ内に格納される、オペレーティング・シス
テム５、置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７、お
よびエンコーダ・アプリケーション４を含めることがで
きる。置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、通
常はディスプレイ６にビデオ出力を表示するためにビデ
オ回路（図示せず）と通信するのに使用される標準の相
手先商標製造会社（ＯＥＭ）デバイス・ドライバを置換
することができる。具体的に言うと、置換ディスプレイ
・デバイス・ドライバ７は、発明的配置との一貫性を有
する形で、ディスプレイ６およびアクティブ・グラス２
にビデオ出力を供給することができる。最後に、エンコ
ーダ・アプリケーション４は、コンピュータ１上の独立
のアプリケーション・プログラムとして実行することが
できる。エンコーダ・アプリケーション４は、他の実行
中のアプリケーションからのビデオ出力をエンコードす
ることができ、コンピュータ１のユーザから要求された
場合に、発明的配置に従って、エンコードされたビデオ
出力をディスプレイ６に送り、対応する同期信号をアク
ティブ・グラス２に送ることができる。それに対応し
て、アクティブ・グラス２と共に含まれるデコーダ８
が、アクティブ・グラス２のシャッタ付きレンズ９を介
してパブリック・ビデオ出力内のプライベート情報をプ
ライベートに表示するために、コンピュータ１から受け
取る同期信号をデコードすることができる。
タ可読メモリ内に格納される、オペレーティング・シス
テム５、置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７、お
よびエンコーダ・アプリケーション４を含めることがで
きる。置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、通
常はディスプレイ６にビデオ出力を表示するためにビデ
オ回路（図示せず）と通信するのに使用される標準の相
手先商標製造会社（ＯＥＭ）デバイス・ドライバを置換
することができる。具体的に言うと、置換ディスプレイ
・デバイス・ドライバ７は、発明的配置との一貫性を有
する形で、ディスプレイ６およびアクティブ・グラス２
にビデオ出力を供給することができる。最後に、エンコ
ーダ・アプリケーション４は、コンピュータ１上の独立
のアプリケーション・プログラムとして実行することが
できる。エンコーダ・アプリケーション４は、他の実行
中のアプリケーションからのビデオ出力をエンコードす
ることができ、コンピュータ１のユーザから要求された
場合に、発明的配置に従って、エンコードされたビデオ
出力をディスプレイ６に送り、対応する同期信号をアク
ティブ・グラス２に送ることができる。それに対応し
て、アクティブ・グラス２と共に含まれるデコーダ８
が、アクティブ・グラス２のシャッタ付きレンズ９を介
してパブリック・ビデオ出力内のプライベート情報をプ
ライベートに表示するために、コンピュータ１から受け
取る同期信号をデコードすることができる。
【００１９】図２は、発明的配置による、通常のウィン
ドウ操作コンピュータ・アーキテクチャとその内部オペ
レーティング・システム・コンポーネントの概略図であ
る。特筆すべきことに、この図には、発明的システムに
よる変更の前と後の両方のアーキテクチャが示されてい
る。図２では、Microsoft Windows95（登録商標）（米
国ワシントン州レッドモンドのMicrosoft Corporation
社が製造）を使用する通常のコンピュータ・アーキテク
チャが、例として示されている。しかし、当業者は、本
発明がこれに関して制限されないことを諒解するであろ
う。そうではなくて、本発明は、エンコーダ・アプリケ
ーション４、ディスプレイ６、およびアクティブ・グラ
ス２の間の通信のための動作手段を有するオペレーティ
ング・システム・アーキテクチャのいずれかを使用し
て、同様の形で実施することができる。しかし、通常の
ウィンドウ操作アーキテクチャでは、ディスプレイ６お
よびアクティブ・グラス２が、ユニバーサル・ドライバ
・レイヤ１８および特定のデバイス・ドライバ・レイヤ
２３を含む複数のデバイス・ドライバ・レイヤによっ
て、アプリケーション・プログラム・レイヤ１０内に常
駐するエンコーダ・アプリケーション４から分離され
る。
ドウ操作コンピュータ・アーキテクチャとその内部オペ
レーティング・システム・コンポーネントの概略図であ
る。特筆すべきことに、この図には、発明的システムに
よる変更の前と後の両方のアーキテクチャが示されてい
る。図２では、Microsoft Windows95（登録商標）（米
国ワシントン州レッドモンドのMicrosoft Corporation
社が製造）を使用する通常のコンピュータ・アーキテク
チャが、例として示されている。しかし、当業者は、本
発明がこれに関して制限されないことを諒解するであろ
う。そうではなくて、本発明は、エンコーダ・アプリケ
ーション４、ディスプレイ６、およびアクティブ・グラ
ス２の間の通信のための動作手段を有するオペレーティ
ング・システム・アーキテクチャのいずれかを使用し
て、同様の形で実施することができる。しかし、通常の
ウィンドウ操作アーキテクチャでは、ディスプレイ６お
よびアクティブ・グラス２が、ユニバーサル・ドライバ
・レイヤ１８および特定のデバイス・ドライバ・レイヤ
２３を含む複数のデバイス・ドライバ・レイヤによっ
て、アプリケーション・プログラム・レイヤ１０内に常
駐するエンコーダ・アプリケーション４から分離され
る。
【００２０】一般に、好ましいアーキテクチャでは、３
２ビット・アプリケーション１１、１６ビット・アプリ
ケーション１２、およびＤＯＳアプリケーション１３を
含むアプリケーション・プログラム１０が、オペレーテ
ィング・システム５の一部として含まれるオペレーティ
ング・システム・シェル・レイヤ１５を介して互いに通
信する。オペレーティング・システム・シェル・レイヤ
１５を介して、アプリケーション・プログラム１０は、
追加のユニバーサル・ドライバ・レイヤ１８を介して適
当なデバイス・ドライバ２３と通信することができ、こ
のデバイス・ドライバ２３は、たとえばディスプレイ・
ドライバ２０、プリンタ・ドライバ２１、またはCD-ROM
ドライバ２２などのデバイス固有のデバイス・ドライバ
を呼び出して、たとえばディスプレイ・カード２４、プ
リンタ２５、またはCD-ROM２６などの特定の接続された
物理デバイス２７と通信することができる。さらに、Wi
ndows95オペレーティング・システムでは、Windowsコア
１４、仮想計算機マネージャ１６、インストーラブル・
ファイル・システム・マネージャおよびWinsockサポー
ト・モジュール１７、および構成マネージャ１９が、３
２ビット・シェルであるオペレーティング・システム・
シェル・レイヤ１５とユニバーサル・ドライバ・レイヤ
１８の間に存在することができる。それにもかかわら
ず、Windows95内部アーキテクチャの詳細は、アプリケ
ーション・プログラム１０とデバイス・ドライバ２３の
間の仲介物としてのオペレーティング・システム５の役
割を除いて、本発明に関係しない。具体的に言うと、Wi
ndows95オペレーティング・システムを使用して、物理
デバイス２７にコマンドを渡し、データを受け取ること
によって、アプリケーション・プログラム１０が、オペ
レーティング・システム・レイヤ５および特定のデバイ
ス・ドライバ２３を介して物理デバイス２７と通信する
ことが好ましい。
２ビット・アプリケーション１１、１６ビット・アプリ
ケーション１２、およびＤＯＳアプリケーション１３を
含むアプリケーション・プログラム１０が、オペレーテ
ィング・システム５の一部として含まれるオペレーティ
ング・システム・シェル・レイヤ１５を介して互いに通
信する。オペレーティング・システム・シェル・レイヤ
１５を介して、アプリケーション・プログラム１０は、
追加のユニバーサル・ドライバ・レイヤ１８を介して適
当なデバイス・ドライバ２３と通信することができ、こ
のデバイス・ドライバ２３は、たとえばディスプレイ・
ドライバ２０、プリンタ・ドライバ２１、またはCD-ROM
ドライバ２２などのデバイス固有のデバイス・ドライバ
を呼び出して、たとえばディスプレイ・カード２４、プ
リンタ２５、またはCD-ROM２６などの特定の接続された
物理デバイス２７と通信することができる。さらに、Wi
ndows95オペレーティング・システムでは、Windowsコア
１４、仮想計算機マネージャ１６、インストーラブル・
ファイル・システム・マネージャおよびWinsockサポー
ト・モジュール１７、および構成マネージャ１９が、３
２ビット・シェルであるオペレーティング・システム・
シェル・レイヤ１５とユニバーサル・ドライバ・レイヤ
１８の間に存在することができる。それにもかかわら
ず、Windows95内部アーキテクチャの詳細は、アプリケ
ーション・プログラム１０とデバイス・ドライバ２３の
間の仲介物としてのオペレーティング・システム５の役
割を除いて、本発明に関係しない。具体的に言うと、Wi
ndows95オペレーティング・システムを使用して、物理
デバイス２７にコマンドを渡し、データを受け取ること
によって、アプリケーション・プログラム１０が、オペ
レーティング・システム・レイヤ５および特定のデバイ
ス・ドライバ２３を介して物理デバイス２７と通信する
ことが好ましい。
【００２１】図２では、発明的配置による変更および追
加が、破線の境界長方形として図示されたアクティブ・
グラス２、エンコーダ・アプリケーション４、および置
換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７によって示され
ている。具体的に言うと、図２は、エンコーダ・アプリ
ケーション・プログラム４および置換ディスプレイ・デ
バイス・ドライバ７を組み込んだ、変更されたコンピュ
ータ・アーキテクチャを示す図である。置換ディスプレ
イ・デバイス・ドライバ７は、ディスプレイ６および新
たに追加されたアクティブ・グラス２の両方を同期して
駆動するためにＯＥＭディスプレイ・ドライバ２０を置
換することができる。オペレーティング・システム５お
よび置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７を介して
ディスプレイ６およびアクティブ・グラス２の両方と通
信するエンコーダ・アプリケーションは、ユーザにディ
スプレイ６に示されるビデオ出力のプライベート・ビュ
ーを提供すると同時に、同期化されたアクティブ・グラ
ス２の利益を有しない許可されないユーザがランダム・
データだけを見ることができるようにするために、アク
ティブ・グラス２のシャッタ付きレンズ９（図１）の動
作をディスプレイ６での画像のプレゼンテーションと同
期化することができる。
加が、破線の境界長方形として図示されたアクティブ・
グラス２、エンコーダ・アプリケーション４、および置
換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７によって示され
ている。具体的に言うと、図２は、エンコーダ・アプリ
ケーション・プログラム４および置換ディスプレイ・デ
バイス・ドライバ７を組み込んだ、変更されたコンピュ
ータ・アーキテクチャを示す図である。置換ディスプレ
イ・デバイス・ドライバ７は、ディスプレイ６および新
たに追加されたアクティブ・グラス２の両方を同期して
駆動するためにＯＥＭディスプレイ・ドライバ２０を置
換することができる。オペレーティング・システム５お
よび置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７を介して
ディスプレイ６およびアクティブ・グラス２の両方と通
信するエンコーダ・アプリケーションは、ユーザにディ
スプレイ６に示されるビデオ出力のプライベート・ビュ
ーを提供すると同時に、同期化されたアクティブ・グラ
ス２の利益を有しない許可されないユーザがランダム・
データだけを見ることができるようにするために、アク
ティブ・グラス２のシャッタ付きレンズ９（図１）の動
作をディスプレイ６での画像のプレゼンテーションと同
期化することができる。
【００２２】発明的配置によるアクティブ・グラス２の
動作を、図３に図式的に示す。本発明では、アクティブ
・グラス２に、たとえばシャッタ付きレンズ９など、ア
クティブ・グラスに普通に見られる電気光学要素が含ま
れる。具体的に言うと、シャッタ・シーケンス制御３１
が、シャッタ付きレンズ９の順序付けを制御することが
できる。さらに、上で述べたように、アクティブ・グラ
ス２に、コンピュータ１によって送られ、通信リンク３
を介してアクティブ・グラス２によってレシーバ３０で
受け取られるエンコードされた順序付けデータをデコー
ドするためのデコーダ８を含めることができる。
動作を、図３に図式的に示す。本発明では、アクティブ
・グラス２に、たとえばシャッタ付きレンズ９など、ア
クティブ・グラスに普通に見られる電気光学要素が含ま
れる。具体的に言うと、シャッタ・シーケンス制御３１
が、シャッタ付きレンズ９の順序付けを制御することが
できる。さらに、上で述べたように、アクティブ・グラ
ス２に、コンピュータ１によって送られ、通信リンク３
を介してアクティブ・グラス２によってレシーバ３０で
受け取られるエンコードされた順序付けデータをデコー
ドするためのデコーダ８を含めることができる。
【００２３】従来の３Ｄアプリケーションでは、各個々
のシャッタを、交番する形で開閉することができる。シ
ャッタの開閉に関連する、存在するとしても唯一の変数
が、順序付け速度である。本発明の好ましい実施形態で
は、順序付け速度の考慮に加えて、デコーダ８を、アク
ティブ・グラス２のシャッタの特定の順序付けパターン
への同期化に使用することができる。その後、シャッタ
付きレンズ９を、コンピュータ１に接続されたディスプ
レイ６での画像の変更に使用されるパターンと一致する
パターンで駆動することができる。
のシャッタを、交番する形で開閉することができる。シ
ャッタの開閉に関連する、存在するとしても唯一の変数
が、順序付け速度である。本発明の好ましい実施形態で
は、順序付け速度の考慮に加えて、デコーダ８を、アク
ティブ・グラス２のシャッタの特定の順序付けパターン
への同期化に使用することができる。その後、シャッタ
付きレンズ９を、コンピュータ１に接続されたディスプ
レイ６での画像の変更に使用されるパターンと一致する
パターンで駆動することができる。
【００２４】動作中に、ディスプレイ６およびアクティ
ブ・グラス２は、特定のパターンによって同期動作で駆
動され、事実上、ディスプレイ６内の各文字またはグラ
フィックの一部だけがユーザの目の一方または他方に表
示される「ストローブ・ウィンドウ」を作る。次のスト
ローブには、一方または他方の目に、文字またはグラフ
ィックの別の部分が提示される。数ストローブの後に、
ディスプレイ内の文字またはグラフィック全体が再現さ
れることになる。必要なストローブの数は、ディスプレ
イ上の文字全体を展開するのに使用される、文字あたり
の部分または象限の数に依存するものとすることができ
る。
ブ・グラス２は、特定のパターンによって同期動作で駆
動され、事実上、ディスプレイ６内の各文字またはグラ
フィックの一部だけがユーザの目の一方または他方に表
示される「ストローブ・ウィンドウ」を作る。次のスト
ローブには、一方または他方の目に、文字またはグラフ
ィックの別の部分が提示される。数ストローブの後に、
ディスプレイ内の文字またはグラフィック全体が再現さ
れることになる。必要なストローブの数は、ディスプレ
イ上の文字全体を展開するのに使用される、文字あたり
の部分または象限の数に依存するものとすることができ
る。
【００２５】図９および図１０は、ひとまとめにして、
上で説明したストローブ技法を使用して形成される文字
の例を示す図である。図９に、当技術分野で周知の、市
販ディスプレイで使用される通常の文字表示機構を示
す。ディスプレイの各文字は、ディスプレイを照らす複
数の画素５４によって定義することができる。画素５４
は、論理的に文字セル５０にグループ化され、その文字
セル内で、より小さい文字ボックス５２にグループ化さ
れる。文字ボックス５２のｘｙ軸に対する画素５４の交
差が、この文字のために発光する画素５４の可能な位置
を表す。グラフィックスは、「ボックス」がより大きい
ことを除いて、同一の形で説明することができる。図９
では、文字「Ａ」が、上で説明したように、図１０に示
された３つの「ストローブ」の過程を経て「構成」され
ることが示されている。それにもかかわらず、図１０に
示されたパターンは、単に例示的なパターンである。実
際、順序付けパターンの完了の後に完全な文字を形成す
ることができる限り、画素５４の他の組み合わせを選択
することができる。
上で説明したストローブ技法を使用して形成される文字
の例を示す図である。図９に、当技術分野で周知の、市
販ディスプレイで使用される通常の文字表示機構を示
す。ディスプレイの各文字は、ディスプレイを照らす複
数の画素５４によって定義することができる。画素５４
は、論理的に文字セル５０にグループ化され、その文字
セル内で、より小さい文字ボックス５２にグループ化さ
れる。文字ボックス５２のｘｙ軸に対する画素５４の交
差が、この文字のために発光する画素５４の可能な位置
を表す。グラフィックスは、「ボックス」がより大きい
ことを除いて、同一の形で説明することができる。図９
では、文字「Ａ」が、上で説明したように、図１０に示
された３つの「ストローブ」の過程を経て「構成」され
ることが示されている。それにもかかわらず、図１０に
示されたパターンは、単に例示的なパターンである。実
際、順序付けパターンの完了の後に完全な文字を形成す
ることができる限り、画素５４の他の組み合わせを選択
することができる。
【００２６】有利なことに、各ストローブ中に、プライ
ベート・データに関係しないデータをディスプレイ６に
表示し、その結果、許可されないユーザがパブリック・
データだけを観察できるようにすることができる。たと
えば、スクリーンセーバ・パターンを、関係しないパブ
リック・データとして使用することができる。図３を参
照して具体的に言うと、表示可能アプリケーション・プ
ログラム３５が、本発明のために変更されていないコン
ピュータ１内で通常に行うように、オペレーティング・
システム５に標準ビデオ出力３４を供給することができ
る。使用可能にされている場合に、本発明は、充てんパ
ターン４１を生成して、同期化されたアクティブ・グラ
ス２がない許可されない観察者によって見られるための
パブリック・ビューを作成することもできる。標準ビデ
オ出力３４および充てんパターン４１のそれぞれを、エ
ンコーダ・アプリケーション４に供給することができ
る。
ベート・データに関係しないデータをディスプレイ６に
表示し、その結果、許可されないユーザがパブリック・
データだけを観察できるようにすることができる。たと
えば、スクリーンセーバ・パターンを、関係しないパブ
リック・データとして使用することができる。図３を参
照して具体的に言うと、表示可能アプリケーション・プ
ログラム３５が、本発明のために変更されていないコン
ピュータ１内で通常に行うように、オペレーティング・
システム５に標準ビデオ出力３４を供給することができ
る。使用可能にされている場合に、本発明は、充てんパ
ターン４１を生成して、同期化されたアクティブ・グラ
ス２がない許可されない観察者によって見られるための
パブリック・ビューを作成することもできる。標準ビデ
オ出力３４および充てんパターン４１のそれぞれを、エ
ンコーダ・アプリケーション４に供給することができ
る。
【００２７】ディスプレイ６をアクティブ・グラス２と
同期化するために、好ましい実施形態に、少なくとも２
つの順序付けパターンを組み込むことができる。一方の
順序付けパターンでは、アクティブ・グラス２のシャッ
タ付きレンズを単純に同時に開閉し、それに同期して、
２つの異なる状態の間で表示を交番させる。第１状態に
は、ユーザが見ることを望むプライベート・データを含
めることができる。第２画像には、たとえば異なる画
面、スクリーン・セーバ、またはある物理距離だけオフ
セットされた元の画像などのマスキング・データを含め
ることができる。たとえば、画像を、１文字以上左右に
シフトするか、１行以上上下にシフトすることができ
る。画面が１０ミリ秒ごとに最新表示される場合、最新
表示点の間の時間が、他のシーケンスを開始するために
使用可能なままであり、その結果、同一の近接状態にあ
る他の計算機上で他のユーザが彼自体のプライベート・
データ・ビューを使用可能にすることができる。後者の
方法が、適度なレベルのプライバシおよびセキュリティ
に有用であることを立証することができる。
同期化するために、好ましい実施形態に、少なくとも２
つの順序付けパターンを組み込むことができる。一方の
順序付けパターンでは、アクティブ・グラス２のシャッ
タ付きレンズを単純に同時に開閉し、それに同期して、
２つの異なる状態の間で表示を交番させる。第１状態に
は、ユーザが見ることを望むプライベート・データを含
めることができる。第２画像には、たとえば異なる画
面、スクリーン・セーバ、またはある物理距離だけオフ
セットされた元の画像などのマスキング・データを含め
ることができる。たとえば、画像を、１文字以上左右に
シフトするか、１行以上上下にシフトすることができ
る。画面が１０ミリ秒ごとに最新表示される場合、最新
表示点の間の時間が、他のシーケンスを開始するために
使用可能なままであり、その結果、同一の近接状態にあ
る他の計算機上で他のユーザが彼自体のプライベート・
データ・ビューを使用可能にすることができる。後者の
方法が、適度なレベルのプライバシおよびセキュリティ
に有用であることを立証することができる。
【００２８】第２の順序付けパターンには、ユーザだけ
が画面上の各文字を見ることができるようにすることの
できる、左目画像／右目画像の特定の組み合わせを含め
ることができる。この第２の順序付けパターンは、順序
付けパターンのタイミングおよび各左目画像／右目画像
の順序付けを可変にすることができるので、第１の順序
付けパターンより複雑にすることができる。それにもか
かわらず、どちらの場合でも、特定の順序付け情報がな
ければ、投影される画像が、許可されないユーザには解
読不能になる。重要なことに、投影される画像は、アク
ティブ・グラスを有するが特定の順序付け情報の知識が
欠けている許可されないユーザに解読不能にすることが
できる。
が画面上の各文字を見ることができるようにすることの
できる、左目画像／右目画像の特定の組み合わせを含め
ることができる。この第２の順序付けパターンは、順序
付けパターンのタイミングおよび各左目画像／右目画像
の順序付けを可変にすることができるので、第１の順序
付けパターンより複雑にすることができる。それにもか
かわらず、どちらの場合でも、特定の順序付け情報がな
ければ、投影される画像が、許可されないユーザには解
読不能になる。重要なことに、投影される画像は、アク
ティブ・グラスを有するが特定の順序付け情報の知識が
欠けている許可されないユーザに解読不能にすることが
できる。
【００２９】ディスプレイの特定の順序付けをアクティ
ブ・グラス２の交番動作と調整するために、エンコーダ
・アプリケーション４を使用することができる。順序付
けパターン・エンコーディング・アルゴリズムを実施す
るエンコーダ・アプリケーション４には、エンコーディ
ング・アルゴリズムのシードとしての乱数が組み込まれ
ることが好ましい。エンコーディング・アルゴリズム
は、対応する順序付けパターンにあわせて、置換ディス
プレイ・デバイス・ドライバ７およびアクティブ・グラ
スのシャッタ・シーケンス制御３１をセットすることが
できる。有利なことに、フリッカのない動作を作ること
ができるものである限り、普及しているエンコーディン
グ・アルゴリズムのどれであっても順序付けパターンに
使用することができる。
ブ・グラス２の交番動作と調整するために、エンコーダ
・アプリケーション４を使用することができる。順序付
けパターン・エンコーディング・アルゴリズムを実施す
るエンコーダ・アプリケーション４には、エンコーディ
ング・アルゴリズムのシードとしての乱数が組み込まれ
ることが好ましい。エンコーディング・アルゴリズム
は、対応する順序付けパターンにあわせて、置換ディス
プレイ・デバイス・ドライバ７およびアクティブ・グラ
スのシャッタ・シーケンス制御３１をセットすることが
できる。有利なことに、フリッカのない動作を作ること
ができるものである限り、普及しているエンコーディン
グ・アルゴリズムのどれであっても順序付けパターンに
使用することができる。
【００３０】具体的に言うと、知覚されるフリッカおよ
び眼精疲労を最小にしながら両目に異なる画像を提示す
るためのガイドラインの組が存在する。通常の実施形態
では、１２０Ｈｚのリフレッシュ速度または関連するデ
ィスプレイの能力に従ってできる限り１２０Ｈｚに近い
リフレッシュ速度が使用される。しかし、１２０Ｈｚリ
フレッシュ速度に対応できない多数のモニタが存在する
ので、リフレッシュ速度調整ユーティリティを提供し
て、ユーザが新しい解像度を選択するか異なるディスプ
レイをコンピュータに接続した時に、必ずリフレッシュ
速度設定を調節し、テストすることができるようにす
る。
び眼精疲労を最小にしながら両目に異なる画像を提示す
るためのガイドラインの組が存在する。通常の実施形態
では、１２０Ｈｚのリフレッシュ速度または関連するデ
ィスプレイの能力に従ってできる限り１２０Ｈｚに近い
リフレッシュ速度が使用される。しかし、１２０Ｈｚリ
フレッシュ速度に対応できない多数のモニタが存在する
ので、リフレッシュ速度調整ユーティリティを提供し
て、ユーザが新しい解像度を選択するか異なるディスプ
レイをコンピュータに接続した時に、必ずリフレッシュ
速度設定を調節し、テストすることができるようにす
る。
【００３１】たとえば、高解像度、すなわち１０２４×
７６８以上では、１００Ｈｚまたは１０５Ｈｚリフレッ
シュ速度が、１２０Ｈｚリフレッシュ速度に対処できる
ビデオ帯域幅を有しない可能性がある広範囲のディスプ
レイに対応することができる。それでも、リフレッシュ
速度が１２０Ｈｚ未満になる時には、交番パターンが徐
々に目立つようになる可能性がある。具体的に言うと、
リフレッシュ速度が９０Ｈｚ未満になると、フリッカが
より明白になり、一部のユーザにとって問題になる可能
性がある。逆に、９０Ｈｚを超えるリフレッシュ速度の
場合、フリッカが目立つが、目障りではなくなる可能性
がある。したがって、９０Ｈｚ未満のリフレッシュ速度
を回避することが好ましい。
７６８以上では、１００Ｈｚまたは１０５Ｈｚリフレッ
シュ速度が、１２０Ｈｚリフレッシュ速度に対処できる
ビデオ帯域幅を有しない可能性がある広範囲のディスプ
レイに対応することができる。それでも、リフレッシュ
速度が１２０Ｈｚ未満になる時には、交番パターンが徐
々に目立つようになる可能性がある。具体的に言うと、
リフレッシュ速度が９０Ｈｚ未満になると、フリッカが
より明白になり、一部のユーザにとって問題になる可能
性がある。逆に、９０Ｈｚを超えるリフレッシュ速度の
場合、フリッカが目立つが、目障りではなくなる可能性
がある。したがって、９０Ｈｚ未満のリフレッシュ速度
を回避することが好ましい。
【００３２】ディスプレイ６とアクティブ・グラス２を
保護された形で正しく同期化するために、ストローブ・
サイクル間のランダム・サイクル・タイムを選択し、同
期信号に挿入することができる。同期信号をランダム・
サイクル・タイムと共にエンコードするために、エンコ
ーダ・アプリケーション４は、ディスプレイ６とアクテ
ィブ・グラス２の同期化に使用するランダム・サイクル
・タイムを作成するために、乱数ジェネレータ４０から
シードを得ることができる。具体的に言うと、下でさら
に詳細に述べるように、シードは、後続ストローブ・サ
イクルでプライベートに見ることのできるデータの表示
を遅延させる基礎を提供することができ、この後続スト
ローブ・サイクルの間に充てんパターンが挿入され、し
たがってパブリック・パターンが表示される。
保護された形で正しく同期化するために、ストローブ・
サイクル間のランダム・サイクル・タイムを選択し、同
期信号に挿入することができる。同期信号をランダム・
サイクル・タイムと共にエンコードするために、エンコ
ーダ・アプリケーション４は、ディスプレイ６とアクテ
ィブ・グラス２の同期化に使用するランダム・サイクル
・タイムを作成するために、乱数ジェネレータ４０から
シードを得ることができる。具体的に言うと、下でさら
に詳細に述べるように、シードは、後続ストローブ・サ
イクルでプライベートに見ることのできるデータの表示
を遅延させる基礎を提供することができ、この後続スト
ローブ・サイクルの間に充てんパターンが挿入され、し
たがってパブリック・パターンが表示される。
【００３３】エンコーダ・アプリケーション４は、充て
んパターン４１を有し、標準ビデオ出力３４に含まれる
プライベート・データをその中で同期信号の順序付けパ
ターンに従って散在されたディスプレイ信号３３を生成
することができる。同時に、エンコーダ・アプリケーシ
ョン４は、アクティブ・グラス２をディスプレイ６と同
期化するためのデータ同期信号３９を生成することがで
きる。置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、デ
ィスプレイ信号３３を受け取ることができ、データ同期
ジェネレータ３８は、データ同期信号３９を受け取るこ
とができる。
んパターン４１を有し、標準ビデオ出力３４に含まれる
プライベート・データをその中で同期信号の順序付けパ
ターンに従って散在されたディスプレイ信号３３を生成
することができる。同時に、エンコーダ・アプリケーシ
ョン４は、アクティブ・グラス２をディスプレイ６と同
期化するためのデータ同期信号３９を生成することがで
きる。置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、デ
ィスプレイ信号３３を受け取ることができ、データ同期
ジェネレータ３８は、データ同期信号３９を受け取るこ
とができる。
【００３４】当初は、置換ディスプレイ・デバイス・ド
ライバ７が、データ同期ジェネレータ３８を使用して、
トランスミッタ３２を介して初期化同期信号（図示せ
ず）をアクティブ・グラス２に送ることによって、アク
ティブ・グラス２を初期化することができる。その後、
置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、アクティ
ブ・グラス２にデータ同期信号３９を渡し、ディスプレ
イ信号３３をディスプレイ６に渡すことができる。デー
タ同期信号３９を使用してシャッタ付きディスプレイ９
の動作を同期化することによって、ユーザは、プライベ
ート・データのうちでストローブ（たとえばマスキング
されない）サイクル中に表示される部分だけを見ること
ができる。ユーザの目の視覚的知覚は、プライベート・
データのストローブされた部分を、許可されないユーザ
が見ることから保護された、統一されたプライベートに
見られる画像に統合することができる。したがって、ア
クティブ・グラス２は、許可されない観察者がディスプ
レイ６上のプライベート・ビューと組み合わされた充て
んパターン４１から構成されるパブリック・パターンだ
けを見ることができるのと同時に、ユーザに、データの
プライベート・ビューを提供することができる。
ライバ７が、データ同期ジェネレータ３８を使用して、
トランスミッタ３２を介して初期化同期信号（図示せ
ず）をアクティブ・グラス２に送ることによって、アク
ティブ・グラス２を初期化することができる。その後、
置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ７は、アクティ
ブ・グラス２にデータ同期信号３９を渡し、ディスプレ
イ信号３３をディスプレイ６に渡すことができる。デー
タ同期信号３９を使用してシャッタ付きディスプレイ９
の動作を同期化することによって、ユーザは、プライベ
ート・データのうちでストローブ（たとえばマスキング
されない）サイクル中に表示される部分だけを見ること
ができる。ユーザの目の視覚的知覚は、プライベート・
データのストローブされた部分を、許可されないユーザ
が見ることから保護された、統一されたプライベートに
見られる画像に統合することができる。したがって、ア
クティブ・グラス２は、許可されない観察者がディスプ
レイ６上のプライベート・ビューと組み合わされた充て
んパターン４１から構成されるパブリック・パターンだ
けを見ることができるのと同時に、ユーザに、データの
プライベート・ビューを提供することができる。
【００３５】図４および図５に、コンピュータ１とアク
ティブ・グラス２の間の通信に使用することのできる通
信プロトコルを示す。しかし、当業者は、本明細書に記
載されたプロトコルが、同等に機能的に使用することの
できる多数のプロトコルの例示にすぎないことを理解す
るであろう。プロトコルの重要な態様には、ランダム・
シードによるコンピュータ１とアクティブ・グラス２の
初期同期化のサポートと、コンピュータ１とアクティブ
・グラス２の間の継続的な同期の伝送のサポートが含ま
れる。具体的に言うと、好ましい実施形態では、好まし
くは無線の、コンピュータ１とアクティブ・グラス２の
間のデータ通信リンク３を有するユーザが、ディスプレ
イ６から離れ、データ通信リンク３を介する通信接続を
失い、ディスプレイ６に戻り、通信接続を再び得ること
ができる。さらに、継続的な同期によって、アクティブ
・グラス２が順序付け動作中に正確なタイマを維持する
必要をなくすことができる。
ティブ・グラス２の間の通信に使用することのできる通
信プロトコルを示す。しかし、当業者は、本明細書に記
載されたプロトコルが、同等に機能的に使用することの
できる多数のプロトコルの例示にすぎないことを理解す
るであろう。プロトコルの重要な態様には、ランダム・
シードによるコンピュータ１とアクティブ・グラス２の
初期同期化のサポートと、コンピュータ１とアクティブ
・グラス２の間の継続的な同期の伝送のサポートが含ま
れる。具体的に言うと、好ましい実施形態では、好まし
くは無線の、コンピュータ１とアクティブ・グラス２の
間のデータ通信リンク３を有するユーザが、ディスプレ
イ６から離れ、データ通信リンク３を介する通信接続を
失い、ディスプレイ６に戻り、通信接続を再び得ること
ができる。さらに、継続的な同期によって、アクティブ
・グラス２が順序付け動作中に正確なタイマを維持する
必要をなくすことができる。
【００３６】図４および図５からわかるように、好まし
い実施形態には、２つのプロトコルすなわち、初期化プ
ロトコルおよびデータ伝送プロトコルを含めることがで
きる。図４に示されているように、初期化プロトコルで
は、コンピュータ１がデータ同期信号３９にシャッタ・
シーケンスをエンコードするのに使用したものと同一の
シードを使用して、アクティブ・グラス２を初期化する
ことができる。特筆すべきことに、上で述べたように、
データ同期信号３９は、単にエンコードされたシャッタ
・シーケンスであり、充てんパターン４１と組み合わさ
れディスプレイ６上で隠される標準ビデオ出力３４では
ない。アクティブ・グラス２は、好ましくは１秒以下
の、コンピュータ１とアクティブ・グラス２の間で通信
を確立するためのデータ同期パターンとシード・パター
ン自体を伝送する、短いバーストによって初期化するこ
とができる。特筆すべきことに、データ通信の分野で周
知の通り、データ同期パターンは、データ通信リンクの
エラー特性に基づいて、どのようなパターンにもするこ
とができる。
い実施形態には、２つのプロトコルすなわち、初期化プ
ロトコルおよびデータ伝送プロトコルを含めることがで
きる。図４に示されているように、初期化プロトコルで
は、コンピュータ１がデータ同期信号３９にシャッタ・
シーケンスをエンコードするのに使用したものと同一の
シードを使用して、アクティブ・グラス２を初期化する
ことができる。特筆すべきことに、上で述べたように、
データ同期信号３９は、単にエンコードされたシャッタ
・シーケンスであり、充てんパターン４１と組み合わさ
れディスプレイ６上で隠される標準ビデオ出力３４では
ない。アクティブ・グラス２は、好ましくは１秒以下
の、コンピュータ１とアクティブ・グラス２の間で通信
を確立するためのデータ同期パターンとシード・パター
ン自体を伝送する、短いバーストによって初期化するこ
とができる。特筆すべきことに、データ通信の分野で周
知の通り、データ同期パターンは、データ通信リンクの
エラー特性に基づいて、どのようなパターンにもするこ
とができる。
【００３７】図４に示されているように、初期化プロト
コルは、他の近接するレシーバがシード・パターンを受
信し、デコードしないようにするために、バーストとし
てブロードキャストできることが好ましい。それでも、
ユーザが、区域内の他のアクティブ・グラスが同時に初
期化されないようにすることによって追加のセキュリテ
ィを追加できることが好ましい。赤外線データ通信リン
クの場合、ユーザは、単に、バーストの持続時間の間、
ユーザの手でトランスミッタとレシーバの経路を遮蔽す
ることができる。その代わりに、ＲＦリンクの場合、通
し番号を、アクティブ・グラス２内の固定メモリに記憶
することができる。その結果、エンコーディング・アプ
リケーションが、シード・パターンの一部として通し番
号を使用し、その結果、対応するアクティブ・グラスだ
けがシード・パターンをデコードできるようにすること
ができる。
コルは、他の近接するレシーバがシード・パターンを受
信し、デコードしないようにするために、バーストとし
てブロードキャストできることが好ましい。それでも、
ユーザが、区域内の他のアクティブ・グラスが同時に初
期化されないようにすることによって追加のセキュリテ
ィを追加できることが好ましい。赤外線データ通信リン
クの場合、ユーザは、単に、バーストの持続時間の間、
ユーザの手でトランスミッタとレシーバの経路を遮蔽す
ることができる。その代わりに、ＲＦリンクの場合、通
し番号を、アクティブ・グラス２内の固定メモリに記憶
することができる。その結果、エンコーディング・アプ
リケーションが、シード・パターンの一部として通し番
号を使用し、その結果、対応するアクティブ・グラスだ
けがシード・パターンをデコードできるようにすること
ができる。
【００３８】図５に、データ伝送プロトコルを示す。デ
ータ伝送プロトコルには、初期化プロトコルと同様に、
データ同期パターンおよびデータ・パターンのブロード
キャストを含めることができる。データ同期パターン
は、初期化同期パターンと同一または異なるものとする
ことができる。実際、データ同期パターンは、データ通
信リンクでたとえばＮＲＺまたはＮＲＺＩなどのエンコ
ーディング・パターンを使用して、アクティブ・グラス
によって抽出されるタイミング・データを表す場合に
は、除去することができる。それでも、データ・パター
ンはアクティブ・グラス２がデコードし、適用するエン
コードされたシャッタ同期パターンであるから、データ
同期パターンを組み込む際に、さらにセキュリティを強
化することが可能である。
ータ伝送プロトコルには、初期化プロトコルと同様に、
データ同期パターンおよびデータ・パターンのブロード
キャストを含めることができる。データ同期パターン
は、初期化同期パターンと同一または異なるものとする
ことができる。実際、データ同期パターンは、データ通
信リンクでたとえばＮＲＺまたはＮＲＺＩなどのエンコ
ーディング・パターンを使用して、アクティブ・グラス
によって抽出されるタイミング・データを表す場合に
は、除去することができる。それでも、データ・パター
ンはアクティブ・グラス２がデコードし、適用するエン
コードされたシャッタ同期パターンであるから、データ
同期パターンを組み込む際に、さらにセキュリティを強
化することが可能である。
【００３９】たとえば、特筆すべきことに、各データ・
パターンは、シャッタ・シーケンスを継続的に変更でき
るように、異なるものとすることができる。アクティブ
・グラス２に常駐するデコーダ８は、単に、各データ同
期フレームでデコードされる新しい同期パターンを適用
することができる。各データ同期フレームの持続時間を
変更することによって、さらにセキュリティを組み込む
ことができる。その結果、各データ同期の間に異なる長
さの複数の同期パターンをブロードキャストする際に、
アクティブ・グラスのデコーダ８は、左目／右目シャッ
タ動作の継続的なストリームとして同期パターンを抽出
することができる。
パターンは、シャッタ・シーケンスを継続的に変更でき
るように、異なるものとすることができる。アクティブ
・グラス２に常駐するデコーダ８は、単に、各データ同
期フレームでデコードされる新しい同期パターンを適用
することができる。各データ同期フレームの持続時間を
変更することによって、さらにセキュリティを組み込む
ことができる。その結果、各データ同期の間に異なる長
さの複数の同期パターンをブロードキャストする際に、
アクティブ・グラスのデコーダ８は、左目／右目シャッ
タ動作の継続的なストリームとして同期パターンを抽出
することができる。
【００４０】図６ないし図８は、ひとまとめにして、公
衆が見ることのできるディスプレイでプライベートに見
ることのできるデータを提供する方法を示す流れ図であ
る。この方法は、ステップ１００で開始され、このステ
ップで、オペレーティング・システムのアプリケーショ
ン・レイヤに常駐するアプリケーション・プログラム
を、自動的にまたはユーザによって手動でのいずれかで
立ち上げることができる。ステップ１０２で、標準ビデ
オ出力を、アプリケーションによって生成し、ディスプ
レイでの表示のためにオペレーティング・システムに供
給することができる。最終的に、標準ビデオ出力を、第
１ビデオ・メモリに格納することができる。
衆が見ることのできるディスプレイでプライベートに見
ることのできるデータを提供する方法を示す流れ図であ
る。この方法は、ステップ１００で開始され、このステ
ップで、オペレーティング・システムのアプリケーショ
ン・レイヤに常駐するアプリケーション・プログラム
を、自動的にまたはユーザによって手動でのいずれかで
立ち上げることができる。ステップ１０２で、標準ビデ
オ出力を、アプリケーションによって生成し、ディスプ
レイでの表示のためにオペレーティング・システムに供
給することができる。最終的に、標準ビデオ出力を、第
１ビデオ・メモリに格納することができる。
【００４１】ステップ１０４で、エンコーディング・ア
プリケーションまたは、任意選択として、置換ディスプ
レイ・ドライバ（標準ＯＥＭディスプレイ・ドライバの
置換）が、ディスプレイにビデオ出力を供給しようとす
る試みの通知を受け取る。それに応答して、エンコーデ
ィング・アプリケーションまたは任意選択として置換デ
ィスプレイ・ドライバのいずれかが、単純な順序付け、
複雑な順序付け、または順序付けなしを含めることがで
きるエンコーディング方法についてユーザにプロンプト
を表示する。ユーザが、たとえばセキュリティが特に重
要でない場合など、ビデオ出力をエンコードしないこと
を選択する場合には、ステップ１０８で、本発明的配置
によって変更されていないコンピュータ・システムで普
通に行われるように、第１ビデオ・メモリの内容が、デ
ィスプレイに直接に出力される。
プリケーションまたは、任意選択として、置換ディスプ
レイ・ドライバ（標準ＯＥＭディスプレイ・ドライバの
置換）が、ディスプレイにビデオ出力を供給しようとす
る試みの通知を受け取る。それに応答して、エンコーデ
ィング・アプリケーションまたは任意選択として置換デ
ィスプレイ・ドライバのいずれかが、単純な順序付け、
複雑な順序付け、または順序付けなしを含めることがで
きるエンコーディング方法についてユーザにプロンプト
を表示する。ユーザが、たとえばセキュリティが特に重
要でない場合など、ビデオ出力をエンコードしないこと
を選択する場合には、ステップ１０８で、本発明的配置
によって変更されていないコンピュータ・システムで普
通に行われるように、第１ビデオ・メモリの内容が、デ
ィスプレイに直接に出力される。
【００４２】図７に示されているように、たとえばセキ
ュリティが特に問題である場合など、ユーザが、ビデオ
出力をエンコードすることを選択した場合には、ステッ
プ１１０で、充てんパターンを第２ビデオ・メモリにロ
ードすることができる。重要なことに、充てんパターン
には、ランダム・データ、または、おそらくはスクリー
ン・セーバ画像を含めることができる。いずれの場合で
も、発明的配置に従って同期化されたアクティブ・グラ
スを有しない許可されない観察者は、プライベート・デ
ータを見る代わりに、ユーザの画面上でパブリック・パ
ターンだけを見る。その後、ステップ１１２で、データ
同期パターンのランダム・サイクル・タイムを決定する
ためにシード・パターンを生成することができる。
ュリティが特に問題である場合など、ユーザが、ビデオ
出力をエンコードすることを選択した場合には、ステッ
プ１１０で、充てんパターンを第２ビデオ・メモリにロ
ードすることができる。重要なことに、充てんパターン
には、ランダム・データ、または、おそらくはスクリー
ン・セーバ画像を含めることができる。いずれの場合で
も、発明的配置に従って同期化されたアクティブ・グラ
スを有しない許可されない観察者は、プライベート・デ
ータを見る代わりに、ユーザの画面上でパブリック・パ
ターンだけを見る。その後、ステップ１１２で、データ
同期パターンのランダム・サイクル・タイムを決定する
ためにシード・パターンを生成することができる。
【００４３】判断ステップ１１４で、ユーザが単純なシ
ーケンス・パターンを選択した場合、ステップ１１６
で、ランダム・シードを使用して生成された同期パター
ンをアクティブ・グラスに送って、シャッタ付きレンズ
の動作を、ディスプレイに出力されるプライベート・デ
ータのストローブと同期化することができる。その後、
ステップ１１８で、第１ビデオ・メモリの内容をディス
プレイに出力することができる。第１ビデオ・メモリの
出力の後に、ステップ１２０で、シードに対応する遅延
を発生させることができる。ステップ１２２で、プライ
ベート・データの表示の間に、第２ビデオ・メモリの内
容（充てんパターン）をディスプレイに送ることができ
る。最後に、ステップ１２４で、ディスプレイの次の最
新表示サイクルまで追加の遅延を発生させることができ
る。この処理は、判断ステップ１２６で、アプリケーシ
ョンが終了し、したがって、ディスプレイに供給される
ビデオ出力がこれ以上存在しないと判定されるまで、ス
テップ１２８で追加ビデオ出力をアプリケーションによ
って供給される状態で繰り返すことができる。この形
で、同期化されたアクティブ・グラスを有するユーザ
は、シャッタ付きＬＣＤプロジェクション・ディスプレ
イの交番動作に従って、第１ビデオ・メモリ内のプライ
ベート・データだけを見る。これに対応して、同期化さ
れたアクティブ・グラスを有しない許可されない観察者
は、ディスプレイ上でプライベート・ビューと組み合わ
された充てんパターンからなるパブリック・パターンだ
けを見る。特筆すべきことに、プライベート・データ
は、充てんパターンによって覆い隠される。
ーケンス・パターンを選択した場合、ステップ１１６
で、ランダム・シードを使用して生成された同期パター
ンをアクティブ・グラスに送って、シャッタ付きレンズ
の動作を、ディスプレイに出力されるプライベート・デ
ータのストローブと同期化することができる。その後、
ステップ１１８で、第１ビデオ・メモリの内容をディス
プレイに出力することができる。第１ビデオ・メモリの
出力の後に、ステップ１２０で、シードに対応する遅延
を発生させることができる。ステップ１２２で、プライ
ベート・データの表示の間に、第２ビデオ・メモリの内
容（充てんパターン）をディスプレイに送ることができ
る。最後に、ステップ１２４で、ディスプレイの次の最
新表示サイクルまで追加の遅延を発生させることができ
る。この処理は、判断ステップ１２６で、アプリケーシ
ョンが終了し、したがって、ディスプレイに供給される
ビデオ出力がこれ以上存在しないと判定されるまで、ス
テップ１２８で追加ビデオ出力をアプリケーションによ
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で、同期化されたアクティブ・グラスを有するユーザ
は、シャッタ付きＬＣＤプロジェクション・ディスプレ
イの交番動作に従って、第１ビデオ・メモリ内のプライ
ベート・データだけを見る。これに対応して、同期化さ
れたアクティブ・グラスを有しない許可されない観察者
は、ディスプレイ上でプライベート・ビューと組み合わ
された充てんパターンからなるパブリック・パターンだ
けを見る。特筆すべきことに、プライベート・データ
は、充てんパターンによって覆い隠される。
【００４４】判断ステップ１１４で、ユーザが、複雑な
シーケンスを使用してビデオ出力をエンコードすること
を選択した場合には、図８に示されているように、ステ
ップ１３０で、ランダム・シードを使用して生成された
同期パターンをアクティブ・グラスに送って、シャッタ
付きレンズの動作を、ディスプレイに出力されるプライ
ベート・データのストローブと同期化することができ
る。その後、ステップ１３２で、第１ビデオ・メモリの
内容の第１部分を、ディスプレイに出力することができ
る。第１ビデオ・メモリの内容の第１部分の出力の後
に、ステップ１３４で、シードに対応する遅延を引き起
こすことができる。ステップ１４４で、充てんパターン
をディスプレイに出力することができる。その後、ステ
ップ１４６で、シードに対応する遅延を引き起こすこと
ができる。
シーケンスを使用してビデオ出力をエンコードすること
を選択した場合には、図８に示されているように、ステ
ップ１３０で、ランダム・シードを使用して生成された
同期パターンをアクティブ・グラスに送って、シャッタ
付きレンズの動作を、ディスプレイに出力されるプライ
ベート・データのストローブと同期化することができ
る。その後、ステップ１３２で、第１ビデオ・メモリの
内容の第１部分を、ディスプレイに出力することができ
る。第１ビデオ・メモリの内容の第１部分の出力の後
に、ステップ１３４で、シードに対応する遅延を引き起
こすことができる。ステップ１４４で、充てんパターン
をディスプレイに出力することができる。その後、ステ
ップ１４６で、シードに対応する遅延を引き起こすこと
ができる。
【００４５】ステップ１３６で、第１ビデオ・メモリの
内容の第２部分をディスプレイに出力することができ
る。第１ビデオ・メモリの内容の第２部分の出力の後
に、ステップ１３８で、シードに対応する追加の遅延を
引き起こすことができる。ステップ１４４と同様に、ス
テップ１４８で、充てんパターンをディスプレイに出力
することができる。その後、ステップ１５０で、シード
に対応する遅延を引き起こすことができる。第１ビデオ
・メモリの内容の追加部分のディスプレイへの出力と、
その後の対応する遅延および充てんパターンを継続する
ことができる。最後に、ステップ１４０で、第１ビデオ
・メモリの内容の最後の部分を表示することができる。
この処理は、判断ステップ１４２で、アプリケーション
が終了し、したがって、ディスプレイに供給されるビデ
オ出力がこれ以上ないと判定されるまで、ステップ１５
２で追加ビデオ出力をアプリケーションによって供給さ
れる状態で繰り返すことができる。この形で、同期化さ
れたアクティブ・グラスを有するユーザは、シャッタ付
きレンズの交番動作に従って、第１ビデオ・メモリ内の
プライベート・データの諸部分だけを見、統合する。そ
れに対応して、同期化されたアクティブ・グラスを有し
ない許可されない観察者は、パブリック・パターンだけ
を見、プライベート・データは、充てんパターンによっ
て覆い隠される。
内容の第２部分をディスプレイに出力することができ
る。第１ビデオ・メモリの内容の第２部分の出力の後
に、ステップ１３８で、シードに対応する追加の遅延を
引き起こすことができる。ステップ１４４と同様に、ス
テップ１４８で、充てんパターンをディスプレイに出力
することができる。その後、ステップ１５０で、シード
に対応する遅延を引き起こすことができる。第１ビデオ
・メモリの内容の追加部分のディスプレイへの出力と、
その後の対応する遅延および充てんパターンを継続する
ことができる。最後に、ステップ１４０で、第１ビデオ
・メモリの内容の最後の部分を表示することができる。
この処理は、判断ステップ１４２で、アプリケーション
が終了し、したがって、ディスプレイに供給されるビデ
オ出力がこれ以上ないと判定されるまで、ステップ１５
２で追加ビデオ出力をアプリケーションによって供給さ
れる状態で繰り返すことができる。この形で、同期化さ
れたアクティブ・グラスを有するユーザは、シャッタ付
きレンズの交番動作に従って、第１ビデオ・メモリ内の
プライベート・データの諸部分だけを見、統合する。そ
れに対応して、同期化されたアクティブ・グラスを有し
ない許可されない観察者は、パブリック・パターンだけ
を見、プライベート・データは、充てんパターンによっ
て覆い隠される。
【００４６】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【００４７】（１）公衆が見ることのできるディスプレ
イでプライベートに見ることができるデータを提供する
方法であって、順序付けパターンを生成するステップ
と、データ信号を生成するステップであって、前記デー
タ信号が、前記順序付けパターンに従って散在されるプ
ライベート・データ・フレームおよびマスキング・デー
タ・フレームを含む、ステップと、前記データ信号を前
記公衆が見ることのできるディスプレイに供給するステ
ップと、前記順序付けパターンに従って、アクティブ・
グラスの対のシャッタを開閉するステップとを含み、こ
れによって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディ
スプレイを見るユーザが、前記プライベート・データを
見ることができ、前記アクティブ・グラスを有しない許
可されない観察者が、前記マスキング・データによって
覆い隠された前記プライベート・データだけを見ること
ができる方法。 （２）前記順序付けパターンがエンコードされる、上記
（１）に記載の方法。 （３）データ信号を生成する前記ステップが、前記デー
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、前
記順序付けパターン内の同期パルスによって示される時
に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿入
するステップとを含む、上記（１）に記載の方法。 （４）データ信号を生成する前記ステップが、前記デー
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、完
全な文字または画像を形成するプライベート・データに
ついて、前記完全な文字または画像のすべての部分が前
記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパターン
内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字ま
たは画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含み、
これによって、前記順序付けパターンに従って前記ディ
スプレイと同期化される前記アクティブ・グラスによっ
て見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文字ま
たは画像のストローブ表示になる上記（１）に記載の方
法。 （５）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記順
序付けパターン内の同期パルスに応答して前記シャッタ
を開閉するステップを含む、上記（１）に記載の方法。 （６）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記エ
ンコードされた順序付けパターンをデコードするステッ
プと、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタを開閉するステップとを含む、上記
（２）に記載の方法。 （７）前記順序付けパターンが、前記プライベート・デ
ータおよび前記マスキング・データの交番表示に対応す
る、上記（１）に記載の方法。 （８）前記順序付けパターンが、前記プライベート・デ
ータの組み合わされた左目画像／右目画像に対応する、
上記（１）に記載の方法。 （９）前記マスキング・データが、充てんパターンであ
る、上記（１）に記載の方法。 （１０）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（９）に記載の方法。 （１１）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（９）に記載の方法。 （１２）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（１）に記載の方法。 （１３）公衆が見ることのできるディスプレイでプライ
ベートに見ることができるデータを提供するシステムで
あって、ディスプレイ、ディスプレイ・ドライバ、およ
び少なくとも１つのアプリケーション・プログラムを含
むコンピュータと、シャッタ付きレンズを有するアクテ
ィブ・グラス対と、前記コンピュータを前記アクティブ
・グラスに通信的にリンクするデータ通信リンクと、前
記コンピュータ内に配置され、順序付けパターンを生成
するエンコーダ・アルゴリズムとを含み、前記コンピュ
ータが、前記順序付けパターンに従って、データ信号内
で、前記アプリケーション・プログラムによって生成さ
れるプライベート・データのフレームをマスキング・デ
ータのフレームの間に散在させ、前記ディスプレイ・ド
ライバが、前記公衆が見ることのできるディスプレイに
前記データ信号を供給し、前記アクティブ・グラスが、
前記データ通信リンクを介して前記順序付けパターンを
供給され、前記アクティブ・グラスが、前記順序付けパ
ターンに従って前記シャッタ付きレンズを開閉し、これ
によって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディス
プレイを見るユーザが、前記アプリケーションによって
生成された前記プライベート・データを見ることがで
き、前記アクティブ・グラスを有しない許可されない観
察者が、前記マスキング・データによって覆い隠された
前記プライベート・データだけを見ることができるシス
テム。 （１４）前記データ通信リンクが、無線データ通信リン
クである、上記（１３）に記載のシステム。 （１５）前記アクティブ・グラスが、前記順序付けパタ
ーンをデコードするデコーダを含む、上記（１３）に記
載のシステム。 （１６）前記コンピュータが、前記データ信号にマスキ
ング・データを挿入し、前記順序付けパターン内の同期
パルスによって示される時に、前記データ信号に前記プ
ライベート・データを挿入する、上記（１３）に記載の
システム。 （１７）前記コンピュータが、前記データ信号にマスキ
ング・データを挿入し、完全な文字または画像を形成す
るプライベート・データについて、前記完全な文字また
は画像のすべての部分が前記データ信号に挿入されるま
で、前記順序付けパターン内の同期パルスによって示さ
れる時に前記完全な文字または画像の部分を繰り返し挿
入し、これによって、前記順序付けパターンに従って前
記ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラス
によって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な
文字または画像のストローブ表示になる上記（１３）に
記載のシステム。 （１８）前記デコーダが、前記順序付けパターンをデコ
ードし、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタ付きレンズを開閉する、上記（１５）
に記載のシステム。 （１９）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（１３）に記載のシステム。 （２０）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（１３）に記載のシステム。 （２１）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（１３）に記載のシステム。 （２２）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（２１）に記載のシステム。 （２３）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（２１）に記載のシステム。 （２４）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（１３）に記載のシステ
ム。 （２５）さらに、シャッタ付きレンズを有する、少なく
とも１対の追加のアクティブ・グラスを含み、前記順序
付けパターンが、各追加のアクティブ・グラス対に対応
する同期パルスを含み、各追加のアクティブ・グラス対
の前記シャッタ付きレンズが、前記対応する同期パルス
に応答して開閉し、これによって、アクティブ・グラス
対を用いて前記ディスプレイを見る各ユーザが、前記ア
クティブ・グラス対に対応するプライベート・データを
見ることができ、アクティブ・グラスを有しない許可さ
れない観察者が、前記マスキング・データによって覆い
隠された前記プライベート・データだけを見ることがで
きる上記（１３）に記載のシステム。 （２６）固定された媒体に格納された命令の組を用いて
プログラムされたコンピュータ装置であって、順序付け
パターンを生成する手段と、データ信号を生成する手段
であって、前記データ信号が、前記順序付けパターンに
従って散在されるプライベート・データ・フレームおよ
びマスキング・データ・フレームを含む手段と、前記デ
ータ信号を公衆が見ることのできるディスプレイに供給
する手段と、前記順序付けパターンに従って、アクティ
ブ・グラスの対のシャッタを開閉する手段とを含み、こ
れによって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディ
スプレイを見るユーザが、前記プライベート・データを
見ることができ、前記アクティブ・グラスを有しない許
可されない観察者が、前記マスキング・データによって
覆い隠された前記プライベート・データだけを見ること
ができるコンピュータ装置。 （２７）前記順序付けパターンがエンコードされる、上
記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （２８）データ信号を生成する前記手段が、前記データ
信号にマスキング・データを挿入する手段と、前記順序
付けパターン内の同期パルスによって示される時に、前
記データ信号に前記プライベート・データを挿入する手
段とを含む、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （２９）データ信号を生成する前記手段が、前記データ
信号にマスキング・データを挿入する手段と、完全な文
字または画像を形成するプライベート・データについ
て、前記完全な文字または画像のすべての部分が前記デ
ータ信号に挿入されるまで、前記順序付けパターン内の
同期パルスによって示される時に前記完全な文字または
画像の部分を繰り返し挿入する手段とを含み、これによ
って、前記順序付けパターンに従って前記ディスプレイ
と同期化される前記アクティブ・グラスによって見られ
る前記データ信号の表示が、前記完全な文字または画像
のストローブ表示になる上記（２６）に記載のコンピュ
ータ装置。 （３０）前記開閉手段が、前記順序付けパターン内の同
期パルスに応答して前記シャッタを開閉する手段を含
む、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３１）前記開閉手段が、前記順序付けパターンをデコ
ードする手段と、前記順序付けパターン内の同期パルス
に応答して、前記シャッタを開閉する手段とを含む、上
記（２７）に記載のコンピュータ装置。 （３２）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３３）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３４）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３５）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（３４）に記載のコンピュータ装置。 （３６）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（３４）に記載のコンピュータ装置。 （３７）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（２６）に記載のコンピ
ュータ装置。 （３８）機械可読記憶装置であって、順序付けパターン
を生成するステップと、データ信号を生成するステップ
であって、前記データ信号が、前記順序付けパターンに
従って散在されるプライベート・データ・フレームおよ
びマスキング・データ・フレームを含むステップと、前
記データ信号を公衆が見ることのできるディスプレイに
供給するステップと、前記順序付けパターンに従って、
アクティブ・グラスの対のシャッタを開閉するステップ
とを計算機に実行させる、計算機が実行可能な複数のコ
ード・セクションを有するコンピュータ・プログラムを
その上に格納し、これによって、前記アクティブ・グラ
スを用いて前記ディスプレイを見るユーザが、前記プラ
イベート・データを見ることができ、前記アクティブ・
グラスを有しない許可されない観察者が、前記マスキン
グ・データによって覆い隠された前記プライベート・デ
ータだけを見ることができる機械可読記憶装置。 （３９）前記順序付けパターンがエンコードされる、上
記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４０）データ信号を生成する前記ステップが、前記デ
ータ信号にマスキング・データを挿入するステップと、
前記順序付けパターン内の同期パルスによって示される
時に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿
入するステップとを含む、上記（３８）に記載の機械可
読記憶装置。 （４１）データ信号を生成する前記ステップが、前記デ
ータ信号にマスキング・データを挿入するステップと、
完全な文字または画像を形成するプライベート・データ
について、前記完全な文字または画像のすべての部分が
前記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパター
ン内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字
または画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含
み、これによって、前記順序付けパターンに従って前記
ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラスに
よって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文
字または画像のストローブ表示になる上記（３８）に記
載の機械可読記憶装置。 （４２）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記
順序付けパターン内の同期パルスに応答して前記シャッ
タを開閉するステップを含む、上記（３８）に記載の機
械可読記憶装置。 （４３）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記
エンコードされた順序付けパターンをデコードするステ
ップと、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタを開閉するステップとを含む、上記
（３９）に記載の機械可読記憶装置。 （４４）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４５）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４６）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４７）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（４６）に記載の機械可読記憶装置。 （４８）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（４６）に記載の機械可読記憶装置。 （４９）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（３８）に記載の機械可
読記憶装置。 （５０）公衆が見ることのできるディスプレイで複数の
許可された観察者に対応する一連のプライベートに見る
ことができるデータを提供する方法であって、許可され
た観察者のそれぞれにアクティブ・グラス対を提供する
ステップと、順序付けパターンを生成するステップと、
データ信号を生成するステップであって、前記データ信
号が、前記順序付けパターンに従って散在される一連の
プライベート・データ・フレームおよびマスキング・デ
ータ・フレームを含み、プライベート・データ・フレー
ムの各連なりが、少なくとも１つの許可された観察者に
対応するステップと、前記データ信号を前記公衆が見る
ことのできるディスプレイに供給するステップと、前記
順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの各対
のシャッタを開閉するステップとを含み、これによっ
て、対応するアクティブ・グラスを用いて前記ディスプ
レイを見る各許可された観察者が、プライベート・デー
タ・フレームの前記対応する連なりを見ることができ、
アクティブ・グラスを有しない許可されない観察者が、
前記マスキング・データ・フレームによって覆い隠され
た前記プライベート・データ・フレームだけを見ること
ができる方法。
イでプライベートに見ることができるデータを提供する
方法であって、順序付けパターンを生成するステップ
と、データ信号を生成するステップであって、前記デー
タ信号が、前記順序付けパターンに従って散在されるプ
ライベート・データ・フレームおよびマスキング・デー
タ・フレームを含む、ステップと、前記データ信号を前
記公衆が見ることのできるディスプレイに供給するステ
ップと、前記順序付けパターンに従って、アクティブ・
グラスの対のシャッタを開閉するステップとを含み、こ
れによって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディ
スプレイを見るユーザが、前記プライベート・データを
見ることができ、前記アクティブ・グラスを有しない許
可されない観察者が、前記マスキング・データによって
覆い隠された前記プライベート・データだけを見ること
ができる方法。 （２）前記順序付けパターンがエンコードされる、上記
（１）に記載の方法。 （３）データ信号を生成する前記ステップが、前記デー
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、前
記順序付けパターン内の同期パルスによって示される時
に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿入
するステップとを含む、上記（１）に記載の方法。 （４）データ信号を生成する前記ステップが、前記デー
タ信号にマスキング・データを挿入するステップと、完
全な文字または画像を形成するプライベート・データに
ついて、前記完全な文字または画像のすべての部分が前
記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパターン
内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字ま
たは画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含み、
これによって、前記順序付けパターンに従って前記ディ
スプレイと同期化される前記アクティブ・グラスによっ
て見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文字ま
たは画像のストローブ表示になる上記（１）に記載の方
法。 （５）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記順
序付けパターン内の同期パルスに応答して前記シャッタ
を開閉するステップを含む、上記（１）に記載の方法。 （６）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記エ
ンコードされた順序付けパターンをデコードするステッ
プと、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタを開閉するステップとを含む、上記
（２）に記載の方法。 （７）前記順序付けパターンが、前記プライベート・デ
ータおよび前記マスキング・データの交番表示に対応す
る、上記（１）に記載の方法。 （８）前記順序付けパターンが、前記プライベート・デ
ータの組み合わされた左目画像／右目画像に対応する、
上記（１）に記載の方法。 （９）前記マスキング・データが、充てんパターンであ
る、上記（１）に記載の方法。 （１０）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（９）に記載の方法。 （１１）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（９）に記載の方法。 （１２）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（１）に記載の方法。 （１３）公衆が見ることのできるディスプレイでプライ
ベートに見ることができるデータを提供するシステムで
あって、ディスプレイ、ディスプレイ・ドライバ、およ
び少なくとも１つのアプリケーション・プログラムを含
むコンピュータと、シャッタ付きレンズを有するアクテ
ィブ・グラス対と、前記コンピュータを前記アクティブ
・グラスに通信的にリンクするデータ通信リンクと、前
記コンピュータ内に配置され、順序付けパターンを生成
するエンコーダ・アルゴリズムとを含み、前記コンピュ
ータが、前記順序付けパターンに従って、データ信号内
で、前記アプリケーション・プログラムによって生成さ
れるプライベート・データのフレームをマスキング・デ
ータのフレームの間に散在させ、前記ディスプレイ・ド
ライバが、前記公衆が見ることのできるディスプレイに
前記データ信号を供給し、前記アクティブ・グラスが、
前記データ通信リンクを介して前記順序付けパターンを
供給され、前記アクティブ・グラスが、前記順序付けパ
ターンに従って前記シャッタ付きレンズを開閉し、これ
によって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディス
プレイを見るユーザが、前記アプリケーションによって
生成された前記プライベート・データを見ることがで
き、前記アクティブ・グラスを有しない許可されない観
察者が、前記マスキング・データによって覆い隠された
前記プライベート・データだけを見ることができるシス
テム。 （１４）前記データ通信リンクが、無線データ通信リン
クである、上記（１３）に記載のシステム。 （１５）前記アクティブ・グラスが、前記順序付けパタ
ーンをデコードするデコーダを含む、上記（１３）に記
載のシステム。 （１６）前記コンピュータが、前記データ信号にマスキ
ング・データを挿入し、前記順序付けパターン内の同期
パルスによって示される時に、前記データ信号に前記プ
ライベート・データを挿入する、上記（１３）に記載の
システム。 （１７）前記コンピュータが、前記データ信号にマスキ
ング・データを挿入し、完全な文字または画像を形成す
るプライベート・データについて、前記完全な文字また
は画像のすべての部分が前記データ信号に挿入されるま
で、前記順序付けパターン内の同期パルスによって示さ
れる時に前記完全な文字または画像の部分を繰り返し挿
入し、これによって、前記順序付けパターンに従って前
記ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラス
によって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な
文字または画像のストローブ表示になる上記（１３）に
記載のシステム。 （１８）前記デコーダが、前記順序付けパターンをデコ
ードし、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタ付きレンズを開閉する、上記（１５）
に記載のシステム。 （１９）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（１３）に記載のシステム。 （２０）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（１３）に記載のシステム。 （２１）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（１３）に記載のシステム。 （２２）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（２１）に記載のシステム。 （２３）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（２１）に記載のシステム。 （２４）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（１３）に記載のシステ
ム。 （２５）さらに、シャッタ付きレンズを有する、少なく
とも１対の追加のアクティブ・グラスを含み、前記順序
付けパターンが、各追加のアクティブ・グラス対に対応
する同期パルスを含み、各追加のアクティブ・グラス対
の前記シャッタ付きレンズが、前記対応する同期パルス
に応答して開閉し、これによって、アクティブ・グラス
対を用いて前記ディスプレイを見る各ユーザが、前記ア
クティブ・グラス対に対応するプライベート・データを
見ることができ、アクティブ・グラスを有しない許可さ
れない観察者が、前記マスキング・データによって覆い
隠された前記プライベート・データだけを見ることがで
きる上記（１３）に記載のシステム。 （２６）固定された媒体に格納された命令の組を用いて
プログラムされたコンピュータ装置であって、順序付け
パターンを生成する手段と、データ信号を生成する手段
であって、前記データ信号が、前記順序付けパターンに
従って散在されるプライベート・データ・フレームおよ
びマスキング・データ・フレームを含む手段と、前記デ
ータ信号を公衆が見ることのできるディスプレイに供給
する手段と、前記順序付けパターンに従って、アクティ
ブ・グラスの対のシャッタを開閉する手段とを含み、こ
れによって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディ
スプレイを見るユーザが、前記プライベート・データを
見ることができ、前記アクティブ・グラスを有しない許
可されない観察者が、前記マスキング・データによって
覆い隠された前記プライベート・データだけを見ること
ができるコンピュータ装置。 （２７）前記順序付けパターンがエンコードされる、上
記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （２８）データ信号を生成する前記手段が、前記データ
信号にマスキング・データを挿入する手段と、前記順序
付けパターン内の同期パルスによって示される時に、前
記データ信号に前記プライベート・データを挿入する手
段とを含む、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （２９）データ信号を生成する前記手段が、前記データ
信号にマスキング・データを挿入する手段と、完全な文
字または画像を形成するプライベート・データについ
て、前記完全な文字または画像のすべての部分が前記デ
ータ信号に挿入されるまで、前記順序付けパターン内の
同期パルスによって示される時に前記完全な文字または
画像の部分を繰り返し挿入する手段とを含み、これによ
って、前記順序付けパターンに従って前記ディスプレイ
と同期化される前記アクティブ・グラスによって見られ
る前記データ信号の表示が、前記完全な文字または画像
のストローブ表示になる上記（２６）に記載のコンピュ
ータ装置。 （３０）前記開閉手段が、前記順序付けパターン内の同
期パルスに応答して前記シャッタを開閉する手段を含
む、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３１）前記開閉手段が、前記順序付けパターンをデコ
ードする手段と、前記順序付けパターン内の同期パルス
に応答して、前記シャッタを開閉する手段とを含む、上
記（２７）に記載のコンピュータ装置。 （３２）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３３）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３４）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（２６）に記載のコンピュータ装置。 （３５）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（３４）に記載のコンピュータ装置。 （３６）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（３４）に記載のコンピュータ装置。 （３７）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（２６）に記載のコンピ
ュータ装置。 （３８）機械可読記憶装置であって、順序付けパターン
を生成するステップと、データ信号を生成するステップ
であって、前記データ信号が、前記順序付けパターンに
従って散在されるプライベート・データ・フレームおよ
びマスキング・データ・フレームを含むステップと、前
記データ信号を公衆が見ることのできるディスプレイに
供給するステップと、前記順序付けパターンに従って、
アクティブ・グラスの対のシャッタを開閉するステップ
とを計算機に実行させる、計算機が実行可能な複数のコ
ード・セクションを有するコンピュータ・プログラムを
その上に格納し、これによって、前記アクティブ・グラ
スを用いて前記ディスプレイを見るユーザが、前記プラ
イベート・データを見ることができ、前記アクティブ・
グラスを有しない許可されない観察者が、前記マスキン
グ・データによって覆い隠された前記プライベート・デ
ータだけを見ることができる機械可読記憶装置。 （３９）前記順序付けパターンがエンコードされる、上
記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４０）データ信号を生成する前記ステップが、前記デ
ータ信号にマスキング・データを挿入するステップと、
前記順序付けパターン内の同期パルスによって示される
時に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿
入するステップとを含む、上記（３８）に記載の機械可
読記憶装置。 （４１）データ信号を生成する前記ステップが、前記デ
ータ信号にマスキング・データを挿入するステップと、
完全な文字または画像を形成するプライベート・データ
について、前記完全な文字または画像のすべての部分が
前記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパター
ン内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字
または画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含
み、これによって、前記順序付けパターンに従って前記
ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラスに
よって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文
字または画像のストローブ表示になる上記（３８）に記
載の機械可読記憶装置。 （４２）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記
順序付けパターン内の同期パルスに応答して前記シャッ
タを開閉するステップを含む、上記（３８）に記載の機
械可読記憶装置。 （４３）前記シャッタを開閉する前記ステップが、前記
エンコードされた順序付けパターンをデコードするステ
ップと、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答し
て、前記シャッタを開閉するステップとを含む、上記
（３９）に記載の機械可読記憶装置。 （４４）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データおよび前記マスキング・データの交番表示に対応
する、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４５）前記順序付けパターンが、前記プライベート・
データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応す
る、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４６）前記マスキング・データが、充てんパターンで
ある、上記（３８）に記載の機械可読記憶装置。 （４７）前記充てんパターンが、ランダム・データであ
る、上記（４６）に記載の機械可読記憶装置。 （４８）前記充てんパターンが、スクリーン・セーバ画
像である、上記（４６）に記載の機械可読記憶装置。 （４９）前記マスキング・データが、前記プライベート
・データの導出物である、上記（３８）に記載の機械可
読記憶装置。 （５０）公衆が見ることのできるディスプレイで複数の
許可された観察者に対応する一連のプライベートに見る
ことができるデータを提供する方法であって、許可され
た観察者のそれぞれにアクティブ・グラス対を提供する
ステップと、順序付けパターンを生成するステップと、
データ信号を生成するステップであって、前記データ信
号が、前記順序付けパターンに従って散在される一連の
プライベート・データ・フレームおよびマスキング・デ
ータ・フレームを含み、プライベート・データ・フレー
ムの各連なりが、少なくとも１つの許可された観察者に
対応するステップと、前記データ信号を前記公衆が見る
ことのできるディスプレイに供給するステップと、前記
順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの各対
のシャッタを開閉するステップとを含み、これによっ
て、対応するアクティブ・グラスを用いて前記ディスプ
レイを見る各許可された観察者が、プライベート・デー
タ・フレームの前記対応する連なりを見ることができ、
アクティブ・グラスを有しない許可されない観察者が、
前記マスキング・データ・フレームによって覆い隠され
た前記プライベート・データ・フレームだけを見ること
ができる方法。
【図１】本発明と共に使用するために構成された、ラッ
プトップ・コンピュータおよびアクティブ・グラス対の
概略図である。
プトップ・コンピュータおよびアクティブ・グラス対の
概略図である。
【図２】本発明と共に使用するために変更された、コン
ピュータ・ソフトウェア・アーキテクチャの概略図であ
る。
ピュータ・ソフトウェア・アーキテクチャの概略図であ
る。
【図３】両方が発明的配置に従って構成された、コンピ
ュータおよびアクティブ・グラス対の間の関係を示す概
略図である。
ュータおよびアクティブ・グラス対の間の関係を示す概
略図である。
【図４】アクティブ・グラスをコンピュータのディスプ
レイと同期化するのに使用される初期化同期パターンを
示す図である。
レイと同期化するのに使用される初期化同期パターンを
示す図である。
【図５】アクティブ・グラスをコンピュータのディスプ
レイと同期化するのに使用されるデータ伝送パターンを
示す図である。
レイと同期化するのに使用されるデータ伝送パターンを
示す図である。
【図６】公衆が見ることのできるディスプレイでプライ
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
【図７】公衆が見ることのできるディスプレイでプライ
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
【図８】公衆が見ることのできるディスプレイでプライ
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
ベートに見ることのできるデータを提供する発明的方法
を示す流れ図の一部である。
【図９】ストローブ技法を使用する、文字の形成および
表示を示す図である。
表示を示す図である。
【図１０】ストローブ技法を使用する、文字の形成およ
び表示を示す図である。
び表示を示す図である。
１ コンピュータ ２ アクティブ・グラス ３ 通信リンク ４ エンコーダ・アプリケーション ６ ディスプレイ ７ 置換ディスプレイ・デバイス・ドライバ ８ デコーダ ９ シャッタ付きディスプレイ ３０ レシーバ ３１ シャッタ・シーケンス制御 ３２ トランスミッタ ３３ ディスプレイ信号 ３４ 標準ビデオ出力 ３５ 表示可能アプリケーション・プログラム ３８ データ同期ジェネレータ ３９ データ同期信号 ４０ 乱数ジェネレータ ４１ 充てんパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・エム・ダン アメリカ合衆国93270 カリフォルニア州 フレズノ ローウェル・アヴェニュー 10184 エヌ (72)発明者 イーディス・エイチ・スターン アメリカ合衆国33431 フロリダ州ボカ・ ラトン エヌ・ダブリュー フィフス・ア ベニュー 4599 (72)発明者 バリー・イー・ウィルナー アメリカ合衆国10410 ニューヨーク州ブ ライア・クリフ・マナー パイン・ロード 365
Claims (50)
- 【請求項１】公衆が見ることのできるディスプレイでプ
ライベートに見ることができるデータを提供する方法で
あって、 順序付けパターンを生成するステップと、 データ信号を生成するステップであって、前記データ信
号が、前記順序付けパターンに従って散在されるプライ
ベート・データ・フレームおよびマスキング・データ・
フレームを含む、ステップと、 前記データ信号を前記公衆が見ることのできるディスプ
レイに供給するステップと、 前記順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの
対のシャッタを開閉するステップと を含み、これによって、前記アクティブ・グラスを用い
て前記ディスプレイを見るユーザが、前記プライベート
・データを見ることができ、前記アクティブ・グラスを
有しない許可されない観察者が、前記マスキング・デー
タによって覆い隠された前記プライベート・データだけ
を見ることができる方法。 - 【請求項２】前記順序付けパターンがエンコードされ
る、請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】データ信号を生成する前記ステップが、 前記データ信号にマスキング・データを挿入するステッ
プと、 前記順序付けパターン内の同期パルスによって示される
時に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿
入するステップとを含む、請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】データ信号を生成する前記ステップが、 前記データ信号にマスキング・データを挿入するステッ
プと、 完全な文字または画像を形成するプライベート・データ
について、前記完全な文字または画像のすべての部分が
前記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパター
ン内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字
または画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含
み、これによって、前記順序付けパターンに従って前記
ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラスに
よって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文
字または画像のストローブ表示になる請求項１に記載の
方法。 - 【請求項５】前記シャッタを開閉する前記ステップが、
前記順序付けパターン内の同期パルスに応答して前記シ
ャッタを開閉するステップを含む、請求項１に記載の方
法。 - 【請求項６】前記シャッタを開閉する前記ステップが、 前記エンコードされた順序付けパターンをデコードする
ステップと、 前記順序付けパターン内の同期パルスに応答して、前記
シャッタを開閉するステップとを含む、請求項２に記載
の方法。 - 【請求項７】前記順序付けパターンが、前記プライベー
ト・データおよび前記マスキング・データの交番表示に
対応する、請求項１に記載の方法。 - 【請求項８】前記順序付けパターンが、前記プライベー
ト・データの組み合わされた左目画像／右目画像に対応
する、請求項１に記載の方法。 - 【請求項９】前記マスキング・データが、充てんパター
ンである、請求項１に記載の方法。 - 【請求項１０】前記充てんパターンが、ランダム・デー
タである、請求項９に記載の方法。 - 【請求項１１】前記充てんパターンが、スクリーン・セ
ーバ画像である、請求項９に記載の方法。 - 【請求項１２】前記マスキング・データが、前記プライ
ベート・データの導出物である、請求項１に記載の方
法。 - 【請求項１３】公衆が見ることのできるディスプレイで
プライベートに見ることができるデータを提供するシス
テムであって、 ディスプレイ、ディスプレイ・ドライバ、および少なく
とも１つのアプリケーション・プログラムを含むコンピ
ュータと、 シャッタ付きレンズを有するアクティブ・グラス対と、 前記コンピュータを前記アクティブ・グラスに通信的に
リンクするデータ通信リンクと、 前記コンピュータ内に配置され、順序付けパターンを生
成するエンコーダ・アルゴリズムとを含み、 前記コンピュータが、前記順序付けパターンに従って、
データ信号内で、前記アプリケーション・プログラムに
よって生成されるプライベート・データのフレームをマ
スキング・データのフレームの間に散在させ、 前記ディスプレイ・ドライバが、前記公衆が見ることの
できるディスプレイに前記データ信号を供給し、 前記アクティブ・グラスが、前記データ通信リンクを介
して前記順序付けパターンを供給され、 前記アクティブ・グラスが、前記順序付けパターンに従
って前記シャッタ付きレンズを開閉し、 これによって、前記アクティブ・グラスを用いて前記デ
ィスプレイを見るユーザが、前記アプリケーションによ
って生成された前記プライベート・データを見ることが
でき、前記アクティブ・グラスを有しない許可されない
観察者が、前記マスキング・データによって覆い隠され
た前記プライベート・データだけを見ることができるシ
ステム。 - 【請求項１４】前記データ通信リンクが、無線データ通
信リンクである、請求項１３に記載のシステム。 - 【請求項１５】前記アクティブ・グラスが、前記順序付
けパターンをデコードするデコーダを含む、請求項１３
に記載のシステム。 - 【請求項１６】前記コンピュータが、前記データ信号に
マスキング・データを挿入し、前記順序付けパターン内
の同期パルスによって示される時に、前記データ信号に
前記プライベート・データを挿入する、請求項１３に記
載のシステム。 - 【請求項１７】前記コンピュータが、前記データ信号に
マスキング・データを挿入し、完全な文字または画像を
形成するプライベート・データについて、前記完全な文
字または画像のすべての部分が前記データ信号に挿入さ
れるまで、前記順序付けパターン内の同期パルスによっ
て示される時に前記完全な文字または画像の部分を繰り
返し挿入し、 これによって、前記順序付けパターンに従って前記ディ
スプレイと同期化される前記アクティブ・グラスによっ
て見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文字ま
たは画像のストローブ表示になる請求項１３に記載のシ
ステム。 - 【請求項１８】前記デコーダが、前記順序付けパターン
をデコードし、前記順序付けパターン内の同期パルスに
応答して、前記シャッタ付きレンズを開閉する、請求項
１５に記載のシステム。 - 【請求項１９】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データおよび前記マスキング・データの交番表示
に対応する、請求項１３に記載のシステム。 - 【請求項２０】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データの組み合わされた左目画像／右目画像に対
応する、請求項１３に記載のシステム。 - 【請求項２１】前記マスキング・データが、充てんパタ
ーンである、請求項１３に記載のシステム。 - 【請求項２２】前記充てんパターンが、ランダム・デー
タである、請求項２１に記載のシステム。 - 【請求項２３】前記充てんパターンが、スクリーン・セ
ーバ画像である、請求項２１に記載のシステム。 - 【請求項２４】前記マスキング・データが、前記プライ
ベート・データの導出物である、請求項１３に記載のシ
ステム。 - 【請求項２５】さらに、シャッタ付きレンズを有する、
少なくとも１対の追加のアクティブ・グラスを含み、 前記順序付けパターンが、各追加のアクティブ・グラス
対に対応する同期パルスを含み、 各追加のアクティブ・グラス対の前記シャッタ付きレン
ズが、前記対応する同期パルスに応答して開閉し、 これによって、アクティブ・グラス対を用いて前記ディ
スプレイを見る各ユーザが、前記アクティブ・グラス対
に対応するプライベート・データを見ることができ、ア
クティブ・グラスを有しない許可されない観察者が、前
記マスキング・データによって覆い隠された前記プライ
ベート・データだけを見ることができる請求項１３に記
載のシステム。 - 【請求項２６】固定された媒体に格納された命令の組を
用いてプログラムされたコンピュータ装置であって、 順序付けパターンを生成する手段と、 データ信号を生成する手段であって、前記データ信号
が、前記順序付けパターンに従って散在されるプライベ
ート・データ・フレームおよびマスキング・データ・フ
レームを含む手段と、 前記データ信号を公衆が見ることのできるディスプレイ
に供給する手段と、 前記順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの
対のシャッタを開閉する手段とを含み、これによって、
前記アクティブ・グラスを用いて前記ディスプレイを見
るユーザが、前記プライベート・データを見ることがで
き、前記アクティブ・グラスを有しない許可されない観
察者が、前記マスキング・データによって覆い隠された
前記プライベート・データだけを見ることができるコン
ピュータ装置。 - 【請求項２７】前記順序付けパターンがエンコードされ
る、請求項２６に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項２８】データ信号を生成する前記手段が、 前記データ信号にマスキング・データを挿入する手段
と、 前記順序付けパターン内の同期パルスによって示される
時に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿
入する手段とを含む、請求項２６に記載のコンピュータ
装置。 - 【請求項２９】データ信号を生成する前記手段が、 前記データ信号にマスキング・データを挿入する手段
と、 完全な文字または画像を形成するプライベート・データ
について、前記完全な文字または画像のすべての部分が
前記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパター
ン内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字
または画像の部分を繰り返し挿入する手段とを含み、こ
れによって、前記順序付けパターンに従って前記ディス
プレイと同期化される前記アクティブ・グラスによって
見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文字また
は画像のストローブ表示になる請求項２６に記載のコン
ピュータ装置。 - 【請求項３０】前記開閉手段が、前記順序付けパターン
内の同期パルスに応答して前記シャッタを開閉する手段
を含む、請求項２６に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項３１】前記開閉手段が、 前記順序付けパターンをデコードする手段と、 前記順序付けパターン内の同期パルスに応答して、前記
シャッタを開閉する手段とを含む、請求項２７に記載の
コンピュータ装置。 - 【請求項３２】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データおよび前記マスキング・データの交番表示
に対応する、請求項２６に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項３３】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データの組み合わされた左目画像／右目画像に対
応する、請求項２６に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項３４】前記マスキング・データが、充てんパタ
ーンである、請求項２６に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項３５】前記充てんパターンが、ランダム・デー
タである、請求項３４に記載のコンピュータ装置。 - 【請求項３６】前記充てんパターンが、スクリーン・セ
ーバ画像である、請求項３４に記載のコンピュータ装
置。 - 【請求項３７】前記マスキング・データが、前記プライ
ベート・データの導出物である、請求項２６に記載のコ
ンピュータ装置。 - 【請求項３８】機械可読記憶装置であって、 順序付けパターンを生成するステップと、 データ信号を生成するステップであって、前記データ信
号が、前記順序付けパターンに従って散在されるプライ
ベート・データ・フレームおよびマスキング・データ・
フレームを含むステップと、 前記データ信号を公衆が見ることのできるディスプレイ
に供給するステップと、 前記順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの
対のシャッタを開閉するステップとを計算機に実行させ
る、計算機が実行可能な複数のコード・セクションを有
するコンピュータ・プログラムをその上に格納し、これ
によって、前記アクティブ・グラスを用いて前記ディス
プレイを見るユーザが、前記プライベート・データを見
ることができ、前記アクティブ・グラスを有しない許可
されない観察者が、前記マスキング・データによって覆
い隠された前記プライベート・データだけを見ることが
できる機械可読記憶装置。 - 【請求項３９】前記順序付けパターンがエンコードされ
る、請求項３８に記載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４０】データ信号を生成する前記ステップが、 前記データ信号にマスキング・データを挿入するステッ
プと、 前記順序付けパターン内の同期パルスによって示される
時に、前記データ信号に前記プライベート・データを挿
入するステップとを含む、請求項３８に記載の機械可読
記憶装置。 - 【請求項４１】データ信号を生成する前記ステップが、 前記データ信号にマスキング・データを挿入するステッ
プと、 完全な文字または画像を形成するプライベート・データ
について、前記完全な文字または画像のすべての部分が
前記データ信号に挿入されるまで、前記順序付けパター
ン内の同期パルスによって示される時に前記完全な文字
または画像の部分を繰り返し挿入するステップとを含
み、これによって、前記順序付けパターンに従って前記
ディスプレイと同期化される前記アクティブ・グラスに
よって見られる前記データ信号の表示が、前記完全な文
字または画像のストローブ表示になる請求項３８に記載
の機械可読記憶装置。 - 【請求項４２】前記シャッタを開閉する前記ステップ
が、前記順序付けパターン内の同期パルスに応答して前
記シャッタを開閉するステップを含む、請求項３８に記
載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４３】前記シャッタを開閉する前記ステップ
が、 前記エンコードされた順序付けパターンをデコードする
ステップと、 前記順序付けパターン内の同期パルスに応答して、前記
シャッタを開閉するステップとを含む、請求項３９に記
載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４４】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データおよび前記マスキング・データの交番表示
に対応する、請求項３８に記載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４５】前記順序付けパターンが、前記プライベ
ート・データの組み合わされた左目画像／右目画像に対
応する、請求項３８に記載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４６】前記マスキング・データが、充てんパタ
ーンである、請求項３８に記載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４７】前記充てんパターンが、ランダム・デー
タである、請求項４６に記載の機械可読記憶装置。 - 【請求項４８】前記充てんパターンが、スクリーン・セ
ーバ画像である、請求項４６に記載の機械可読記憶装
置。 - 【請求項４９】前記マスキング・データが、前記プライ
ベート・データの導出物である、請求項３８に記載の機
械可読記憶装置。 - 【請求項５０】公衆が見ることのできるディスプレイで
複数の許可された観察者に対応する一連のプライベート
に見ることができるデータを提供する方法であって、 許可された観察者のそれぞれにアクティブ・グラス対を
提供するステップと、 順序付けパターンを生成するステップと、 データ信号を生成するステップであって、前記データ信
号が、前記順序付けパターンに従って散在される一連の
プライベート・データ・フレームおよびマスキング・デ
ータ・フレームを含み、プライベート・データ・フレー
ムの各連なりが、少なくとも１つの許可された観察者に
対応するステップと、 前記データ信号を前記公衆が見ることのできるディスプ
レイに供給するステップと、 前記順序付けパターンに従って、アクティブ・グラスの
各対のシャッタを開閉するステップと を含み、これによって、対応するアクティブ・グラスを
用いて前記ディスプレイを見る各許可された観察者が、
プライベート・データ・フレームの前記対応する連なり
を見ることができ、アクティブ・グラスを有しない許可
されない観察者が、前記マスキング・データ・フレーム
によって覆い隠された前記プライベート・データ・フレ
ームだけを見ることができる方法。
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