JP2001254861A - 三方弁 - Google Patents

三方弁

Info

Publication number
JP2001254861A
JP2001254861A JP2000062863A JP2000062863A JP2001254861A JP 2001254861 A JP2001254861 A JP 2001254861A JP 2000062863 A JP2000062863 A JP 2000062863A JP 2000062863 A JP2000062863 A JP 2000062863A JP 2001254861 A JP2001254861 A JP 2001254861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
cam
valve
rotor
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000062863A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Nishida
修二 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP2000062863A priority Critical patent/JP2001254861A/ja
Publication of JP2001254861A publication Critical patent/JP2001254861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍、冷蔵システムにおいて冷媒流路を切り
替えるために使用する三方弁に関し、摩耗粉の噛み込み
等による動作不具合を防止し、長期信頼性の高い冷媒流
路切り替え用三方弁を提供する。 【解決手段】 モータ107の回転子109にカム12
1を保持し、回転子109の回転によりカム121を回
転させることにより、カム121の下面に設けた台形状
凸部122を用いて第1弁体115および第2弁体11
6を個別に変位させ、第1弁座113及び第2弁座11
4を閉塞する構成とすることにより、カム121の回転
により、直接各弁体を動作させるので、摩耗粉の噛み込
み等がなく、摩耗による動作不良への影響の少ないた
め、長期信頼性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍・冷蔵システ
ムにおいて冷媒流路を切り替えるために使用する三方弁
に関し、特に、家庭用冷蔵庫のシステムで、冷凍室と冷
蔵室をそれぞれ専用のエバポレータで冷却するシステム
において、冷凍室用エバポレータへ向かう冷媒流路と、
冷蔵室用エバポレータへ向かう冷媒流路とを切り替える
ことができる冷媒流路切り替え用三方弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家庭用冷蔵庫のシステムにおいて、昨
今、庫内温度の安定化、省エネ等の観点から、冷凍室と
冷蔵室をそれぞれ専用のエバポレータで冷却するシステ
ムが採用されており、このシステムにおいては、冷凍室
用エバポレータへ向かう冷媒流路と冷蔵室用エバポレー
タへ向かう冷媒流路とを切り替える為の、三方弁が採用
されている。
【0003】そして、この三方弁に要求される特性とし
ては、長期信頼性、低騒音、低消費電力等であり、特開
平11−132577号公報に開示されているように、
モータを内臓した三方弁が採用されている。
【0004】以下図面を用いて、従来の三方弁について
説明する。図10は従来の三方弁1の縦断面図である。
【0005】図10に示すように、三方弁1は、ほぼ円
筒形の本体2の内部に、軸方向に流路3が設けられてい
る。この流路3の下端に出口Bが設けられ、上端に出口
Cが設けられている。また、流路3の途中に入口Aが設
けられている。出口Cは、軸方向の流路3とほぼ直交す
るように設けられている。
【0006】出口Bの上部には第1弁座4が設けられて
おり、また、出口Cの下部には第2弁座5が設けられて
いる。
【0007】本体2の上部にはモータ6を構成する回転
子7が内蔵されている。また、本体2の上部外側には、
モータ6を構成する固定子8が設けられている。
【0008】回転子7の回転が安定するように、回転子
7はバネ9によって常に下方に付勢されている。回転子
7の回転軸であるシャフト10の先端には雄ネジ部11
が設けられ、本体2に設けられている雌ネジ部12に対
し上下方向に移動可能なように螺合している。コイル式
のバネ13を介して雄ネジ部11の下方にはバネ受部1
4が設けられている。バネ受部14の下端からは棒状の
移動部15が設けられて、その先端には球状の弁体16
が設けられている。この弁体16は、流路3内部に配置
され、第1弁座4及び第2弁座5のどちらかを閉塞する
ことができる。
【0009】図11は、従来の三方弁を用いた冷凍サイ
クルの回路図である。図11に示すように、コンプレッ
サ17の出口には、コンデンサ18、防露パイプ19、
ドライヤ20及び三方弁1が接続されている。三方弁1
の一方の出口Bには冷蔵室用キャピラリチューブ21と
冷蔵室用エバポレータ22が接続されている。
【0010】また、三方弁1の他方の出口Cには冷凍室
用キャピラリチューブ23と冷凍室用エバポレータ24
が接続されている。そして、冷蔵室用エバポレータ22
の出口及び冷凍室用エバポレータ24の出口は、サクシ
ョンパイプ25によってコンプレッサ17の入口に接続
されている。
【0011】次に、上記三方弁1の動作について説明す
る。
【0012】弁体16が最下部に位置する場合には、第
1弁座4を閉塞し、第2弁座5を開口し、入口Aから流
入した冷媒は第2弁座5を通って出口Cに流れ、冷凍室
用キャピラリチューブ23、冷凍室用エバポレータ24
を経て、コンプレッサ17に戻る回路となり、冷凍室を
冷却する。
【0013】この状態でモータ6に電流を流すと、回転
子7が回転して、雄ネジ部11が上方に移動する。する
と、バネ13を介してそれにつながっているバネ受部1
4,移動部15及び弁体16が上方に移動し、第1弁座
4を開口し、逆に第2弁座5を閉塞する。これによっ
て、入口Aから流入した冷媒は出口Bに流れ、冷蔵室用
キャピラリチューブ21、冷蔵室用エバポレータ22を
経て、コンプレッサ17に戻る回路となり、冷蔵室を冷
却する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、冷媒流路の切り替え動作は、回転子7の
回転をネジにより上下方向の直線運動に切り替えること
により行っている為、ネジ部摩耗による摩耗粉の噛み込
みにより動作不具合がおこる可能性があり、長期信頼性
に課題があった。また、ネジ部摩耗を抑えるには、ネジ
部加工精度の向上、表面処理等コスト高となる。さら
に、従来の三方弁1は第1弁座4もしくは第2弁座5の
どちらか一方を閉塞するものであり、第1弁座4、第2
弁座5ともに閉塞する機能がなく、冷凍サイクルの停止
時には、高圧側の冷媒が冷蔵室用エバポレータ22もし
くは冷凍室用エバポレータ24に流れ込むことにより、
冷蔵室用エバポレータ22もしくは冷凍室用エバポレー
タ24の温度が上昇して庫内温度も上昇し、そのため、
冷蔵庫の冷凍サイクルとしてはロスが生じるという問題
点があった。
【0015】そこで、本発明は長期信頼性が高く、また
安価であり、かつ冷凍サイクルの停止時に、高圧側の冷
媒が冷蔵室用エバポレータ及び冷凍室用エバポレータに
流れ込むのを防止し、冷蔵庫の冷凍サイクルの効率を向
上できる三方弁を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の三方弁は、回転子に保持され下面に台形状
凸部を設けたカムの回転により二つの弁体を個別に変位
させ、第1弁座及び第2弁座を開閉することにより、冷
媒流路の切り替えと遮断が行えるように構成したもので
ある。
【0017】これによって、摩耗による動作不良への影
響が少なく、長期信頼性が向上でき、構造もシンプルで
あり、安価とすることができる。また冷凍サイクルの停
止時に、高圧側の冷媒がエバポレータに流れ込むのを防
止し、冷凍サイクルの効率を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1の三方弁は、流入口と第
1流出口と第2流出口を有する弁本体と、前記弁本体の
上部外周に固定された円盤状の下蓋と、さらにその上部
に固定された円筒状のキャップと、前記キャップの外側
に設けられたモータのコイル部を構成する固定子と、前
記キャップの内側に設けられた前記モータの回転部を構
成する回転子と、前記流入口と前記第1流出口の間に設
けられた第1弁座と、前記流入口と前記第2流出口の間
に設けられた第2弁座と、前記第1弁座を開閉する第1
弁体と、前記第2弁座を開閉する第2弁体と、前記第1
弁座と前記第1弁体の間に挿入された第1圧縮バネと、
前記第2弁座と前記第2弁体の間に挿入された第2圧縮
バネと、前記回転子と共に回転するよう前記回転子に保
持されたカムと、前記カム下面でかつ前記第1弁体及び
前記第2弁体と接する位置に設けられた台形状凸部とか
ら構成され、前記カムの回転により前記台形状凸部を介
して前記第1弁体及び前記第2弁体を個別に変位させる
ことにより冷媒流路の切り替えと遮断が行えるようにし
たものである。
【0019】これにより、前記カムの回転により直接各
弁体を変位させるので、摩耗粉の噛み込み等がなく、摩
耗による動作不良への影響が少ないため、長期信頼性が
向上できる。しかも、構造もシンプルであり、安価とす
ることができる。
【0020】また冷凍サイクルの停止時に、前記第1弁
座、前記第2弁座ともに閉塞することができるので、高
圧側の冷媒が冷蔵室用エバポレータ、冷凍室用エバポレ
ータ共に流れ込むのを防止し、冷凍サイクルの効率を向
上することができる。
【0021】次に請求項2の三方弁は、前記カムを前記
回転子の回転軸方向に摺動自在に配置し、前記回転子と
前記カムの間に付勢バネを介在させ、前記付勢バネの力
を前記第1圧縮バネと前記第2圧縮バネの合力より大き
く設定したものである。
【0022】これにより、前記付勢バネにより高さ方向
の各部品寸法バラツキが吸収できるので、前記カムの高
さ位置を調整することなく確実に弁を閉じることがで
き、冷媒切り替え動作の信頼性が向上できる。
【0023】次に請求項3の三方弁は、前記回転子の中
心にシャフトを一体的に設け、前記キャップの端部中央
に設けられた軸受と前記弁本体に設けられた軸受によ
り、前記シャフトを回転自在に支持したものである。
【0024】これにより前記回転子の回転時のガタツキ
が防止でき、動作時の騒音が低減できる。
【0025】次に請求項4の三方弁は、前記第1弁体と
前記カムの間及び前記第2弁体と前記カムの間にそれぞ
れ第1ボール、第2ボールを回転自在に配置し、前記カ
ムの回転により前記第1ボール及び前記第2ボールが前
記カム下面に設けた前記台形状凸部上を回転しながら前
記カムの回転軸方向に変位することにより、前記第1弁
体及び前記第2弁体を変位させるようにしたものであ
る。
【0026】これにより前記カム回転時の抵抗を減少す
ることができ、冷媒流路切り替えに必要なモータの回転
トルクを小さくできるので、モータ部の小型化が図れ
る。
【0027】次に請求項5の三方弁は、前記第1弁座閉
塞時及び前記第2弁座閉塞時に、前記カムの外周の一部
に設けたストッパー部を突起部に当接させて前記カムの
回転を止めることにより回転角度を規制するようにした
ものである。
【0028】これにより、冷媒流路切り替えポイントを
明確にできるので、簡単な制御で三方弁を動作させるこ
とができる。
【0029】次に請求項6の三方弁は、前記モータを構
成する固定子にパルス通電することにより前記回転子の
回転を制御し、前記第1弁体及び前記第2弁体を前記カ
ムに設けた前記台形状凸部の傾斜面で変位させる過程に
おいて任意の位置で前記カムの回転を停止することで前
記第1弁体及び前記第2弁体の変位量を調節するように
したものである。
【0030】これにより各流出口へ流れる冷媒量を調節
することができるので、負荷に応じた冷媒流量制御が可
能であり、冷凍サイクルの効率が向上でき、節電を図る
ことができる。
【0031】次に請求項7の三方弁は、流入口と第1流
出口と第2流出口を有する弁本体と、前記弁本体の上部
外周に固定された円盤状の下蓋と、さらにその上部に固
定された円筒状のキャップと、前記キャップの外側に設
けられたモータのコイル部を構成する固定子と、前記キ
ャップの内側に設けられた前記モータの回転部を構成す
る回転子を有する三方弁において、前記固定子の一端に
止着され前記キャップに設けられた多角形の絞り部と係
合し前記固定子の位置決めを行うU字形状の回転止め
と、前記固定子の他端に止着され前記下蓋と係合し前記
固定子を保持する弾性係止片の構成により、前記固定止
が任意の位置にて固定できるようにしたものである。
【0032】これにより前記固定子を取り付ける際に方
向性を考慮する必要がなく、任意の位置にて挿入、固定
ができる為、組立作業性が向上できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明による三方弁の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構
成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0034】図1は本発明の三方弁100の断面図であ
り、図2は図1における三方弁をA−A線から見た断面
図である。図1、図2において、104は三方弁100
の外郭を形成する弁本体であり、内側に二つの円筒穴部
104b,104cを有し、側部に流入口101と下部
に第1流出口102、第2流出口103が接続されてい
る。
【0035】弁本体104の上部外周には円盤状の下蓋
105が設けられ、さらにその上部に設けられた円筒状
のキャップ106とともに外郭を形成している。
【0036】キャップ106の外側には、モータ107
のコイル部を構成する固定子108が設けられている。
また、キャップ106の内側には、モータ107の回転
部を構成する回転子109が設けられている。
【0037】回転子109はマグネット110とロータ
スリーブ111とから成り、ロータスリーブ111の中
心には回転が安定するようシャフト112が一体的に設
けられ、前記キャップ106の最上端に設けられた軸受
106aと前記弁本体104に設けられた軸受104a
に回転自在に支持されている。
【0038】113は第1弁座、114は第2弁座であ
り、弁本体104の円筒穴部104b、104cを貫通
し、それぞれ第1流出口102、第2流出口103につ
ながる流路となる。
【0039】115は弁本体104の円筒穴部104b
に摺動自在に挿入され、第1弁座113を閉塞すること
ができる第1弁体である。また、116は弁本体104
の円筒穴部104cに摺動自在に挿入され、第2弁座1
14を閉塞することができる第2弁体である。
【0040】第1弁座113と第1弁体115の間およ
び第2弁座114と第2弁体116の間には、それぞれ
第1圧縮バネ117、第2圧縮バネ118が挿入され、
第1弁体115の上部に形成された凹部115aおよび
第2弁体116の上部に形成された凹部116aにはそ
れぞれ第1ボール119、第2ボール120が挿入され
ている。
【0041】121は円板形状のカムであり、前記回転
子109の一部であるロータスリーブ111に回転軸方
向摺動自在に保持され、回転子109と共に回転する。
図7はカム121の斜視図であり、カム121の下面に
は台形状凸部122を設けてある。台形状凸部122は
凸面122aと、底面122bと、凸面122aと底面
122bを結ぶ傾斜面122c、122dとから成り、
第1ボール119及び第2ボール120を介して第1弁
体115及び第2弁体116を上下移動させる。またカ
ム121の外周には回転角度を規制するストッパー部1
21aを有しており、前記下蓋105の突起部105a
と当接することにより、カム121の回転角度を規制す
る。
【0042】123は、カム121とロータリスリーブ
111の間に介在させた付勢バネであり、付勢バネ12
3は常にカム121を下方に付勢しており、その力は、
前記第1圧縮バネ117,第2圧縮バネ118の合力の
1.2倍に設定している。
【0043】図8は固定子108の取付構造を示す外形
図である。図8において、124は、前記キャップ10
6に設けられた六角形の絞り部106bと係合し、前記
固定子108の位置決めを行うU形状の回転止めであ
り、固定子108の上面に止着している。125は、固
定子108が抜けないよう保持するための弾性係止片で
あり、固定子108の下面に止着され、下蓋105に係
止されている。これにより、固定子108はキャップ1
06の上方より挿入することにより、任意の位置にて固
定できる。
【0044】図9は、本発明の三方弁が適用される例と
しての、冷蔵庫の冷凍サイクルの回路図である。図9に
おいて、100は本発明の三方弁であり、一つの流入口
101と二つの流出口である第1流出口102、第2流
出口103を有している。コンプレッサ17で圧縮され
た高圧冷媒は、コンデンサ18、防露パイプ19、ドラ
イヤ20を通過し、流入口101より三方弁100内に
流入する。流入口101から流入した高圧冷媒は、第1
流出口102もしくは第2流出口103へ流れる。第1
流出口102には冷蔵室用キャピラリチューブ21が接
続され冷蔵室用エバポレータ22へ通じている。第2流
出口103には冷凍室用キャピラリチューブ23が接続
され冷凍室用エバポレータ24へ通じている。
【0045】以上のように構成された三方弁について、
以下その動作を説明する。
【0046】図9において、コンプレッサ17・コンデ
ンサ18・防露パイプ19・ドライヤ20・三方弁10
0・冷蔵室用キャピラリチューブ21・冷蔵室用エバポ
レータ22の順序で冷媒が流れる回路を、以降便宜上、
冷蔵室用冷却回路と呼ぶ。
【0047】また、コンプレッサ17・コンデンサ18
・防露パイプ19・ドライヤ20・三方弁100・冷凍
室用キャピラリチューブ23・冷蔵室用エバポレータ2
4の順序で冷媒が流れる回路を、便宜上、冷凍室用冷却
回路と呼ぶ。
【0048】例えば、冷蔵室用冷却回路に冷媒が流れて
いる場合は、図1、図2に示すように、三方弁100の
第1弁体115に挿入された第1ボール119上に、カ
ム121に設けてある台形状凸部122の底面122b
が位置し、第1弁体115は第1弁座113を開き、流
入口101から流入した冷媒は第1弁座113を通って
第1流出口102から冷蔵室用キャピラリチューブ21
に流れていく。一方、第2弁体116に挿入された第2
ボール120上に、台形状凸部122の凸面122aが
位置し、第2弁体116は第2弁座114を閉じ、冷媒
は第2流出口103に流れることはない。
【0049】今仮に、冷凍室の温度が高くなり、冷凍室
を冷却する必要がある場合は、三方弁100を動作さ
せ、冷媒の流れを冷蔵室用冷却回路から、冷凍室用冷却
回路に切り換えなければならない。
【0050】そこで、モータ107の固定子108にパ
ルス通電し、回転子109を回転させてカム121を図
2において時計方向に180°回転させる。90°回転
した時点で第1弁体115に挿入されている第1ボール
119は回転しながらカム121に設けてある台形状凸
部122の傾斜面122dを経て凸面122aに達し、
図1において第1弁体115を下方に移動させ、第1弁
座113を閉じる。この時、第2弁体116に挿入され
ている第2ボール120は、まだ台形状凸部122の凸
面122a上に位置するため、第2弁座114は閉じた
ままであり、図3、図4の状態となる。さらに90°回
転した時点で、第2圧縮バネ118の付勢力により、第
2弁体116に挿入されている第2ボール120は回転
しながら台形状凸部122の傾斜面122cを経て底面
122bに達し、図3において第2弁体116を上方に
移動させ、第2弁座114を開き、冷媒は第2流出口1
03を通り図9に示す冷凍室用キャピラリチューブ23
を経て冷凍室用エバポレータ24に流れる。この時、第
1弁体115に挿入された第1ボール119は、台形状
凸部122の凸面121aに位置した状態であり、第1
弁座113は閉じたままであり、図5、図6の状態とな
る。この時点で、カム121のストッパー部121aと
下蓋105の突起部105aが当接し、これ以上回転す
ることはない。
【0051】上記の状態から今度は冷蔵室の温度が高く
なり、冷蔵室を冷却する必要がある場合には、三方弁1
00を動作させ、冷媒の流れを冷凍室用冷却回路から、
冷蔵室用冷却回路に切り換えなければならない。
【0052】そこで、モータ107の固定子108にパ
ルス通電し、回転子109を逆転させてカム121を図
6において反時計方向に180°回転させる。90°回
転した時点で第2弁体116に挿入されている第2ボー
ル120は回転しながらカム121に設けてある台形状
凸部122の傾斜面122cを経て凸面122aに達
し、図5において第2弁体116を下方に移動させ、第
2弁座114を閉じる。この時、第1弁体115に挿入
されている第1ボール119は、まだ台形状凸部122
の凸面122a上に位置するため、第1弁座113は閉
じたままだあり、図3、図4の状態となる。さらに90
°回転した時点で、第1圧縮バネ117の付勢力によ
り、第1弁体115に挿入されている第1ボール119
は回転しながら台形状凸部122の傾斜面122dを経
て底面122bに達し、図3において第1弁体115を
上方に移動させ、第1弁座113を開き、冷媒は第1流
出口102を通り図9に示す冷蔵室用キャピラリチュー
ブ21を経て冷蔵室用エバポレータ22に流れる。この
時、第2弁体116に挿入された第2ボール120は、
台形状凸部122の凸面122aに位置した状態であ
り、第2弁座114は閉じたままであり図1、図2の状
態となる。この時点で、カム121のストッパー部12
1aと下蓋105の突起部105aが当接し、これ以上
逆転することはない。
【0053】また仮に、冷蔵室、冷凍室ともに十分冷却
され、コンプレッサ17を停止する際は、モータ107
の固定子108にパルス通電し、回転子を回転もしくは
逆転させ、図2、図6においてカムを時計方向もしくは
反時計方向に90°回転させる。これにより第1弁体1
15に挿入された第1ボール119と第2弁体116に
挿入された第2ボール120ともに、カム121に設け
られている台形状凸部122の凸面122aに位置し、
第1弁座113と第2弁座114ともに閉じ図3、図4
の状態となる。こにように、コンプレッサ17で圧縮さ
れた冷媒を冷蔵室用エバポレータ22及び冷凍室用エバ
ポレータ24に流れ込むのを防止した状態にてコンプレ
ッサ17を停止する。
【0054】また、第1弁体115に挿入された第1ボ
ール119をカム121に設けてある台形状凸部122
の傾斜面122d上の、任意の位置で止めることによ
り、第1弁座113に対する第1弁体115の開度を調
節することができるので、第1弁座113において冷蔵
室用キャピラリチューブ21に流れる冷媒量を制御する
ことができる。
【0055】同様に、第2弁体116に挿入された第2
ボール120をカム121に設けてある台形状凸部12
2の傾斜面122c上の、任意の位置で止めることによ
り、第2弁座114に対する第2弁体116の開度を調
節することができるので、第2弁座114において冷凍
室用キャピラリチューブ23に流れる冷媒量を制御する
ことができる。
【0056】なお、本実施例において、カム121のス
トッパー部121aの位置を180°ずらし、回転子1
09の回転方向を逆にしても同じ結果がえられる。
【0057】以上のように本実施例の三方弁は、流入口
101と第1流出口102と第2流出口103を有する
弁本体104と、弁本体104の上部外周に固定された
円盤状の下蓋105と、さらにその上部に固定された円
筒状のキャップ106と、キャップ106の外側に設け
られたモータ107のコイル部を構成する固定子108
と、キャップ106の内側に設けられたモータ107の
回転部を構成する回転子109と、流入口101と第1
流出口102の間に設けられた第1弁座113と、流入
口101と第2流出口103の間に設けられた第2弁座
114と、第1弁座113を開閉する第1弁体115
と、第2弁座114を開閉する第2弁体116と、第1
弁座113と第1弁体115の間に挿入された第1圧縮
バネ117と、第2弁座114と第2弁体116の間に
挿入された第2圧縮バネ118と、回転子109と共に
回転するよう回転子109に保持されたカム121と、
カム121下面でかつ第1弁体115及び第2弁体11
6と接する位置に設けられた台形状凸部122とから構
成され、カム121の回転により台形状凸部122を介
して第1弁体115及び第2弁体116を個別に変位さ
せることにより冷媒流路の切り替えと遮断が行えるよう
にしたので、カム121の回転により直接各弁体を変位
させることができ、摩耗粉の噛み込み等がなく、摩耗に
よる開閉動作への影響が少なく長期信頼性が向上でき
る。しかも、カムにより直接各弁体を動作させるので、
構造もシンプルであり安価とすることができる。
【0058】また、第1弁座113及び第2弁座114
を同時に閉塞できるので、コンプレッサ17の停止時、
高圧側の冷媒が冷蔵室用エバポレータ22及び冷凍室用
エバポレータ24に流れ込むのを防止し、冷凍サイクル
の効率を向上することができる。
【0059】また、回転子109とカム121の間に付
勢バネ123を介在させ、付勢バネ123の力を、第1
圧縮バネ117と第2圧縮バネ118の合力の1.2倍
に設定することにより、カム121の高さ位置を調整す
ることなく、確実に弁を閉じることができるので、冷媒
流路の切り替え動作の信頼性が向上できる。
【0060】また、回転子109の中心にシャフト11
2を一体的に設け、キャップ106の最上端に設けられ
た軸受106aと弁本体104に設けられた軸受104
aにより、回転自在に支持することにより、回転子10
9のガタツキが防止でき、動作時の騒音が低減できる。
【0061】また、第1弁体115の上部及び第2弁体
116の上部にそれぞれ第1ボール119、第2ボール
120を挿入し、カム121回転時の抵抗を減少するこ
とにより、冷媒流路切り替えに必要なモータ107の回
転トルクを小さくできるので、モータの小型化が図れ
る。
【0062】また、第1弁座113閉塞時及び第2弁座
114閉塞時に、カム121の外周の一部に設けたスト
ッパー部と下蓋105の突起部105aを当接させるこ
とにより、冷媒流路切り替えポイントを明確にできるの
で、簡単な制御で三方弁を動作させることができる。
【0063】さらに、第1弁体115及び第2弁体11
6をカム121に設けた台形状凸部122の傾斜面12
2c、122dに沿って変位させる過程で任意の位置に
カム121の回転を停止することで各弁体の変位量を調
節し、各流出口へ流れる冷媒量を調節することができる
ので、負荷に応じた冷媒量制御が可能であり、冷凍サイ
クルの効率向上ができ、節電を図ることができる。
【0064】また、固定子108の上面に止着され、キ
ャップ106に設けられた六角形の絞り部106bと係
合し、固定子108の位置決めを行うU字形状の回転止
め124と、固定子108の下面に止着され、下蓋10
5と係合し、固定子108を保持する弾性係止片125
により、固定止108は方向性を考慮する必要がなく、
任意の位置にて固定できる為、組立作業性が向上でき
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の三方弁は、
流入口と第1流出口と第2流出口を有する弁本体と、前
記弁本体の上部外周に固定された円盤状の下蓋と、さら
にその上部に固定された円筒状のキャップと、前記キャ
ップの外側に設けられたモータのコイル部を構成する固
定子と、前記キャップの内側に設けられた前記モータの
回転部を構成する回転子と、前記流入口と前記第1流出
口の間に設けられた第1弁座と、前記流入口と前記第2
流出口の間に設けられた第2弁座と、前記第1弁座を開
閉する第1弁体と、前記第2弁座を開閉する第2弁体
と、前記第1弁座と前記第1弁体の間に挿入された第1
圧縮バネと、前記第2弁座と前記第2弁体の間に挿入さ
れた第2圧縮バネと、前記回転子と共に回転するよう前
記回転子に保持されたカムと、前記カム下面でかつ前記
第1弁体及び前記第2弁体と接する位置に設けられた台
形状凸部とから構成され、前記カムの回転により前記台
形状凸部を介して前記第1弁体及び前記第2弁体を個別
に変位させることにより冷媒流路の切り替えと遮断が行
えるようにしたことにより、摩耗による開閉動作への影
響が少なく長期信頼性が向上でき、構造もシンプルであ
り安価とすることができる。さらに、前記第1弁座及び
前記第2弁座を同時に閉塞できる為、コンプレッサ停止
時、高圧側の冷媒がエバポレータに流れ込むのを防止で
き冷凍サイクルの効率の向上ができる。
【0066】また、前記カムを前記回転子の回転軸方向
に摺動自在に配置し、前記回転子と前記カムの間に付勢
バネを介在させ、前記付勢バネの力を、前記第1圧縮バ
ネと前記第2圧縮バネの合力より大きく設定することに
より、前記カムの高さ位置を調整することなく、確実に
弁を閉じることができるので切り替え動作の信頼性が向
上できる。
【0067】また、前記回転子の中心にシャフトを一体
的に設け、前記キャップの端部中央に設けられた軸受と
前記弁本体に設けられた軸受により、前記シャフトを回
転自在に支持することにより、回転子のガタツキが防止
でき動作時の騒音が低減できる。
【0068】また、前記第1弁体と前記カムの間及び前
記第2弁体と前記カムの間にそれぞれ第1ボール、第2
ボールを挿入し、前記カム回転時の抵抗を減少すること
により、冷媒流路切り替えに必要なモータの回転トルク
を小さくできるので、モータ部の小型化が図れる。
【0069】また、前記第1弁座閉塞時及び前記第2弁
座閉塞時に、前記カムの外周の一部に設けたストッパー
部を突起部に当節させて前記カムの回転を規制すること
により、冷媒流路切り替えポイントを明確にできるの
で、簡単な制御で三方弁を動作させることができる。
【0070】また、前記第1弁体及び前記第2弁体を前
記カムに設けた前記台形状凸部の傾斜面で変位させる過
程において任意の位置で前記カムの回転を停止すること
で前記第1弁体及び前記第2弁体の変位量を調節し、各
流出口へ流れる冷媒量を調節することができるので負荷
に応じた冷媒流量制御が可能であり、冷凍サイクルの効
率が向上でき節電を図ることができる。
【0071】また、流入口と第1流出口と第2流出口を
有する弁本体と、前記弁本体の上部外周に固定された円
盤状の下蓋と、さらにその上部に固定された円筒状のキ
ャップと、前記キャップの外側に設けられたモータのコ
イル部を構成する固定子と、前記キャップの内側に設け
られた前記モータの回転部を構成する回転子を有する三
方弁において、前記固定子の上面に止着され前記キャッ
プに設けられた多角形の絞り部と係合し前記固定子の位
置決めを行うU字形状の回転止めと、前記固定子の下面
に止着され前記下蓋と係合し前記固定子を保持する弾性
係止片により、前記固定子は方向性を考慮する必要がな
く任意の位置にて固定できる為、組立作業性が向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による三方弁の実施例において一方の弁
座を開け他方の弁座を閉じた状態の断面図
【図2】図1のA−A線における断面図
【図3】同実施例の三方弁において両方の弁座を閉じた
断面図
【図4】図4のB−B線における断面図
【図5】同実施例の三方弁において一方の弁座を閉じ他
方の弁座を開いた状態の断面図
【図6】図5のC−C線における断面図
【図7】同実施例においてカムを示す斜視図
【図8】同実施例の外形図
【図9】同実施例の三方弁を使用した冷凍サイクルの回
路図
【図10】従来例の三方弁の断面図
【図11】従来の三方弁を使用した冷凍サイクルの回路
【符号の説明】
100 三方弁 101 流入口 102 第1流出口 103 第2流出口 104 弁本体 104a 軸受 105 下蓋 105a 突起部 106 キャップ 106a 軸受 106b 絞り部 107 モータ 108 固定子 109 回転子 112 シャフト 113 第1弁座 114 第2弁座 115 第1弁体 116 第2弁体 117 第1圧縮バネ 118 第2圧縮バネ 119 第1ボール 120 第2ボール 121 カム 121a ストッパー部 122 台形状凸部 122c、122d 傾斜面 123 付勢バネ 124 回転止め 125 弾性係止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と第1流出口と第2流出口を有す
    る弁本体と、前記弁本体の上部外周に固定された円盤状
    の下蓋と、さらにその上部に固定された円筒状のキャッ
    プと、前記キャップの外側に設けられたモータのコイル
    部を構成する固定子と、前記キャップの内側に設けられ
    た前記モータの回転部を構成する回転子と、前記流入口
    と前記第1流出口の間に設けられた第1弁座と、前記流
    入口と前記第2流出口の間に設けられた第2弁座と、前
    記第1弁座を開閉する第1弁体と、前記第2弁座を開閉
    する第2弁体と、前記第1弁座と前記第1弁体の間に挿
    入された第1圧縮バネと、前記第2弁座と前記第2弁体
    の間に挿入された第2圧縮バネと、前記回転子と共に回
    転するよう前記回転子に保持されたカムと、前記カム下
    面でかつ前記第1弁体及び前記第2弁体と接する位置に
    設けられた台形状凸部とから構成され、前記カムの回転
    により前記台形状凸部を介して前記第1弁体及び前記第
    2弁体を個別に変位させることにより冷媒流路の切り替
    えと遮断が行えるようにしたことを特徴とする三方弁。
  2. 【請求項2】 前記カムを前記回転子の回転軸方向に摺
    動自在に配置し、前記回転子と前記カムの間に付勢バネ
    を介在させ、前記付勢バネの力を前記第1圧縮バネと前
    記第2圧縮バネの合力より大きく設定したことを特徴と
    する請求項1記載の三方弁
  3. 【請求項3】 前記回転子の中心にシャフトを一体的に
    設け、前記キャップの端部中央に設けられた軸受と前記
    弁本体に設けられた軸受により、前記シャフトを回転自
    在に支持したことを特徴とする請求項1、2記載の三方
    弁。
  4. 【請求項4】 前記第1弁体と前記カムの間及び前記第
    2弁体と前記カムの間にそれぞれ第1ボール、第2ボー
    ルを回転自在に配置し、前記カムの回転により、前記第
    1ボール及び前記第2ボールが前記カム下面に設けられ
    た前記台形状凸部上を回転しながら前記カムの回転軸方
    向に変位することにより、前記第1弁体及び前記第2弁
    体を変位させることを特徴とする請求項1、2、3記載
    の三方弁。
  5. 【請求項5】 前記第1弁座閉塞時及び前記第2弁座閉
    塞時に、前記カムの外周の一部に設けたストッパー部を
    突起部に当接させて前記カムの回転を止めることによ
    り、回転角度を規制したことを特徴とする請求項1、
    2、3、4記載の三方弁。
  6. 【請求項6】 前記モータを構成する前記固定子にパル
    ス通電することにより前記回転子の回転を制御し、前記
    第1弁体及び前記第2弁体を前記カムに設けた前記台形
    状凸部の傾斜面で変位させる過程において任意の位置で
    前記カムの回転を停止することで前記第1弁体及び前記
    第2弁体の変位量を調節することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5記載の三方弁。
  7. 【請求項7】 流入口と第1流出口と第2流出口を有す
    る弁本体と、前記弁本体の上部外周に固定された円盤状
    の下蓋と、さらにその上部に固定された円筒状のキャッ
    プと、前記キャップの外側に設けられたモータのコイル
    部を構成する固定子と、前記キャップの内側に設けられ
    た前記モータの回転部を構成する回転子を有する三方弁
    において、前記固定子の一端に止着され前記キャップに
    設けられた多角形の絞り部と係合し前記固定子の位置決
    めを行うU字形状の回転止めと、前記固定子の他端に止
    着され前記下蓋と係合し前記固定子を保持する弾性係止
    片の構成により、前記固定子が任意の位置にて固定でき
    ることを特徴とする三方弁。
JP2000062863A 2000-03-08 2000-03-08 三方弁 Pending JP2001254861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062863A JP2001254861A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 三方弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062863A JP2001254861A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 三方弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001254861A true JP2001254861A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18582819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000062863A Pending JP2001254861A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 三方弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001254861A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100584816B1 (ko) * 2003-11-19 2006-05-30 주식회사 유니온금속 전동밸브
JP2008261432A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Nidec Sankyo Corp 弁体開閉装置
JP2012052578A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2015031240A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 スズキ株式会社 排気熱回収器
CN107747635A (zh) * 2017-11-22 2018-03-02 马鹏彦 一种三通阀及具有其的呼吸机
CN111022653A (zh) * 2019-11-18 2020-04-17 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种电子膨胀阀、调节方法以及空调器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100584816B1 (ko) * 2003-11-19 2006-05-30 주식회사 유니온금속 전동밸브
JP2008261432A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Nidec Sankyo Corp 弁体開閉装置
JP2012052578A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fuji Koki Corp 電動弁
JP2015031240A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 スズキ株式会社 排気熱回収器
CN107747635A (zh) * 2017-11-22 2018-03-02 马鹏彦 一种三通阀及具有其的呼吸机
CN111022653A (zh) * 2019-11-18 2020-04-17 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种电子膨胀阀、调节方法以及空调器
CN111022653B (zh) * 2019-11-18 2022-03-22 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种电子膨胀阀、调节方法以及空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100797936B1 (ko) 전동식 전자밸브 및 냉동·냉장고용의 냉동사이클장치
US9285051B2 (en) Control valve driven by stepping motor
JP3997077B2 (ja) 電動弁
US7854390B2 (en) Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
CN101230928B (zh) 电动切换阀及冰箱制冷循环装置
US20080236193A1 (en) Motor-operated selector valve and refrigeration cycle device for refrigerators
JP4786822B2 (ja) 電動式四方切換弁および冷凍サイクル装置
US9080688B2 (en) Flow reversing valve and heat pump device using same
CN202065504U (zh) 电动切换阀及使用该电动切换阀的冰箱
JP4113186B2 (ja) 冷蔵庫用ステッピングモータバルブ
JP4056378B2 (ja) 差圧弁
CN102818391B (zh) 设有电动阀的双循环制冷系统
JP2001153492A (ja) 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
JP2001254861A (ja) 三方弁
JP4069312B2 (ja) 電動式コントロールバルブ
JP2001343076A (ja) 制御弁
JP2001082851A (ja) 冷蔵庫の冷凍サイクル装置
JPH10205927A (ja) 電動式膨張弁
JP2001343077A (ja) 制御弁
JP4615995B2 (ja) 流路切換弁及び流路切換弁付き圧縮機並びに空気調和機
JP2001153491A (ja) 電動式切換弁および冷凍サイクル装置
JP4142387B2 (ja) 電動回転式流路切換弁および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
KR100598321B1 (ko) 전동식 냉매 조절 밸브
CN110966431A (zh) 可靠性高的切换阀及冰箱
JP2001153494A (ja) 電動式切換弁および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置