JP2001153492A - 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置 - Google Patents

電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置

Info

Publication number
JP2001153492A
JP2001153492A JP34096899A JP34096899A JP2001153492A JP 2001153492 A JP2001153492 A JP 2001153492A JP 34096899 A JP34096899 A JP 34096899A JP 34096899 A JP34096899 A JP 34096899A JP 2001153492 A JP2001153492 A JP 2001153492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
valve
condenser
capillary tube
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34096899A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Kaneko
守男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP34096899A priority Critical patent/JP2001153492A/ja
Publication of JP2001153492A publication Critical patent/JP2001153492A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/25Control of valves
    • F25B2600/2511Evaporator distribution valves

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫や冷凍・冷蔵庫の高性能化と省エネル
ギ化を図るために冷凍サイクル装置で使用される電動式
切換弁を提供すること。 【解決手段】 第2ポート用弁体25、第3ポート用正
側弁体26、第3ポート用負側弁体27を使用し、その
各弁体がステッピングモータ32によって線形駆動され
ることにより、その駆動量(リフト量)に応じて、第2
ポート19全開;第3ポート17全閉、第2ポート19
全開;第3ポート17絞り(部分開)、第2ポート19
全開;第3ポート17全開、第2ポート19絞り(部分
開);第3ポート17絞り(部分開)、第2ポート19
全閉;第3ポート17全閉の各開閉状態を連続的に得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動式切換弁お
よび冷蔵庫等で使用される冷凍サイクル装置および冷凍
・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】年間を通して使用される家庭用冷凍・冷
蔵庫の多彩、緻密な作動・制御を可能にし、家庭用冷凍
・冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立する要求は、近
年、高まっている。
【0003】従来の冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
として、特開平11−132577号公報には、圧縮機
の吐出側に凝縮器が接続され、その凝縮器の下流側に三
方弁の入口ポートが接続され、その三方弁の一方の出口
ポートに冷凍室用キャピラリチューブが、他方の出口ポ
ートに冷蔵室用キャピラリチューブが各々接続され、冷
凍室用キャピラリチューブおよび冷蔵室用キャピラリチ
ューブの下流側に冷凍室用蒸発器、冷蔵室用蒸発器、圧
縮機の吸入側が接続された冷凍サイクル装置が示されて
いる。
【0004】上述の冷凍サイクル装置では、三方弁の切
換動作により、凝縮器の下流側が冷凍室用キャピラリチ
ューブと冷蔵室用キャピラリチューブの何れか一方に選
択的に接続され、冷凍室優先の運転モードと冷蔵室優先
の運転モードとを選択設定することができ、サイクル効
率を高めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
冷凍サイクル装置では、三方弁は、入口ポートを一方の
出口ポートにのみ接続する切換位置と、入口ポートを他
方の出口ポートにのみ接続する切換位置の2位置しか有
していないため、運転モードは、自ずと、凝縮器の下流
側を冷凍室用キャピラリチューブに接続した冷凍室優先
の運転モードと、凝縮器の冷蔵室用キャピラリチューブ
に接続した冷蔵室優先の運転モードにしか設定できず、
全閉や冷凍・冷蔵室両フル冷却や中間的な運転モード
等、種々の運転モードを得ることができず、冷凍・冷蔵
庫の高性能化と省エネルギを、より高度に両立すること
について、充分ではない。
【0006】また、従来の冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
は、圧縮機→凝縮器→キャピラリチューブ→蒸発器→圧
縮機による冷媒循環通路を構成され、圧縮機のオン・オ
フ制御、インバータ制御により冷却制御を行っているか
ら、起動時の冷媒遅れ、運転停止時の蒸発器に対する冷
媒の流入を避けることができず、熱損失により運転停止
時間が短くなり、冷蔵庫の高性能化と省エネルギ化を図
ることに限度がある。
【0007】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、冷蔵庫や冷凍・冷蔵庫の高性能
化と省エネルギ化を図るために冷凍サイクル装置で使用
される電動式切換弁、および冷蔵庫や冷凍・冷蔵庫の高
性能化と省エネルギを両立することができる冷凍サイク
ル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による電動式切換弁は、弁
室内に、前記弁室に対して常開の第1ポートと、第2ポ
ート用弁座部により画定された第2ポートと、一方の側
を第3ポート用正側弁座部により画定され他方の側を第
3ポート用負側弁座部により画定された両側弁座式の第
3ポートとを有する弁ハウジングと、前記弁室内に直線
移動可能に設けられ、前記第2ポート用弁座部に離接し
て前記第2ポートを開閉する第2ポート用弁体と、前記
弁室内に直線移動可能に設けられ前記第2ポート用弁体
と連動して前記第3ポート用正側弁座部に離接し、前記
第2ポート用弁体の移動方向と同一方向の移動により前
記第2ポート用弁体による前記第2ポートの開閉と相反
する関係にて前記第3ポートを開閉する第3ポート用正
側弁体と、前記第3ポートの外側に直線移動可能に設け
られ前記第3ポート用正側弁体と連動して前記第3ポー
ト用負側弁座部に離接し、前記第3ポート用正側弁体の
移動方向と同一方向の移動により前記第3ポート用正側
弁体による前記第3ポートの開閉と相反する関係にて前
記第3ポートを開閉する第3ポート用負側弁体と、前記
第2ポート用弁体を線形駆動する電動式アクチュエータ
とを有しているものである。
【0009】また、上述の目的を達成するために、請求
項2に記載の発明による電動式切換弁は、ニードル弁室
内に、前記ニードル弁室の底部に弁座部により画定され
た第1ポートと、前記ニードル弁室に対して常開の第2
ポートと、前記ニードル弁室の側周面に開口した第3ポ
ートとを有する弁ハウジングと、前記ニードル弁室内に
直線移動可能に設けられ、前記弁座部に離接して前記第
2ポートを開閉する先端部と、前記ニードル弁室の内径
に略等しい外径で形成され前記第3ポートを開閉する軸
部と、を有するニードル弁体と、前記ニードル弁体を線
形駆動する電動式アクチュエータとを有しているもので
ある。
【0010】また、上述の目的を達成するために、請求
項3に記載の発明による冷凍サイクル装置は、圧縮機の
吐出側からの冷媒を主凝縮器と副凝縮器とに選択的に供
給し、これら主凝縮器及び副凝縮器から蒸発器を経て前
記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍サイクル装置におい
て、前記主凝縮器及び前記副凝縮器と前記蒸発器との間
に請求項1に記載の電動式切換弁が介設されており、前
記第2ポートに前記主凝縮器の下流側が接続されてお
り、前記第3ポートに前記副凝縮器の下流側が接続され
ており、前記第1ポートに前記蒸発器の上流側が接続さ
れているものである。
【0011】また、上述の目的を達成するために、請求
項4に記載の発明による冷凍サイクル装置は、圧縮機の
吐出側からの冷媒を主凝縮器と副凝縮器とに選択的に供
給し、これら主凝縮器及び副凝縮器から蒸発器を経て前
記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍サイクル装置におい
て、前記主凝縮器及び前記副凝縮器と前記蒸発器との間
に請求項2に記載の電動式切換弁が介設されており、前
記第2ポートに前記主凝縮器の下流側が接続されてお
り、前記第3ポートに前記副凝縮器の下流側が接続され
ており、前記第1ポートに前記蒸発器の上流側が接続さ
れているものである。
【0012】また、請求項5に記載の発明による冷凍サ
イクル装置は、前記副凝縮器が前記主凝縮器の下流側よ
り分岐した冷媒通路に接続され、前記第1ポートと前記
蒸発器の上流側との間にキャピラリチューブが接続され
ているものである。
【0013】また、上述の目的を達成するために、請求
項6に記載の発明による冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル
装置は、圧縮機の吐出側からの冷媒を凝縮器を経て冷凍
室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用蒸発器と冷蔵室用
キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸発器とに選択的に供
給し、これら冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用
蒸発器及び冷蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸
発器から前記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍・冷蔵庫
用の冷凍サイクル装置において、前記凝縮器と、前記冷
凍室用キャピラリチューブ及び前記冷蔵室用キャピラリ
チューブとの間に請求項1に記載の電動式切換弁が介設
されており、前記第1ポートに前記凝縮器の下流側が接
続されており、前記第2ポートに冷凍室用キャピラリチ
ューブの上流側が接続されており、前記第3ポートに冷
蔵室用キャピラリチューブの上流側が接続されているも
のである。
【0014】また、上述の目的を達成するために、請求
項7に記載の発明による冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル
装置は、圧縮機の吐出側からの冷媒を凝縮器を経て冷凍
室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用蒸発器と冷蔵室用
キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸発器とに選択的に供
給し、これら冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用
蒸発器及び冷蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸
発器から前記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍・冷蔵庫
用の冷凍サイクル装置において、前記凝縮器と、前記冷
凍室用キャピラリチューブ及び前記冷蔵室用キャピラリ
チューブとの間に請求項2に記載の電動式切換弁が介設
されており、前記第1ポートに前記凝縮器の下流側が接
続されており、前記第2ポートに冷凍室用キャピラリチ
ューブの上流側が接続されており、前記第3ポートに冷
蔵室用キャピラリチューブの上流側が接続されているも
のである。
【0015】請求項1に記載の発明による電動式切換弁
では、各弁体が電動式アクチュエータによって線形駆動
されることにより、その駆動量(リフト量)に応じて、
第2ポート全開;第3ポート全閉、第2ポート全開;第
3ポート絞り(部分開)、第2ポート全開;第3ポート
全開、第2ポート絞り(部分開);第3ポート絞り(部
分開)、第2ポート全閉;第3ポート全閉の各開閉状態
が連続的に得られる。
【0016】請求項2に記載の発明による電動式切換弁
では、ニードル弁体が電動式アクチュエータによって線
形駆動されることにより、その駆動量(リフト量)に応
じて、第2ポート全閉;第3ポート全閉、第2ポート絞
り(部分開);第3ポート絞り全閉、第2ポート全開;
第3ポート絞り(部分開)、第2ポート全開;第3ポー
ト全開の各開閉状態が連続的に得られる。
【0017】請求項3に記載の発明による冷凍サイクル
装置では、各弁体が電動式アクチュエータによって線形
駆動されることにより、大別して5個の運転モードが得
られ、運転条件に応じて主凝縮器と副凝縮器を流れる冷
媒流量を定量的に制御することができる。
【0018】請求項4に記載の発明による冷凍サイクル
装置では、ニードル弁体が電動式アクチュエータによっ
て線形駆動されることにより、大別して4個の運転モー
ドが得られ、運転条件に応じて主凝縮器と副凝縮器を流
れる冷媒流量を定量的に制御することができる。
【0019】請求項5に記載の発明による冷凍サイクル
装置では、副凝縮器が主凝縮器の下流側より分岐した冷
媒通路に接続され、電動式切換弁の第1ポートと前記蒸
発器との間にキャピラリチューブが接続され、簡易型の
冷蔵庫用の冷凍サイクル装置が構成される。
【0020】請求項6に記載の発明による冷凍・冷蔵庫
用の冷凍サイクル装置では、各弁体が電動式アクチュエ
ータによって線形駆動されることにより、大別して5個
の運転モードが得られ、運転条件に応じて冷凍室用キャ
ピラリチューブ、冷凍室用蒸発器と冷蔵室用キャピラリ
チューブ、冷蔵室用蒸発器を流れる冷媒流量を定量的に
制御することができる。
【0021】請求項7に記載の発明による冷凍・冷蔵庫
用の冷凍サイクル装置では、ニードル弁体が電動式アク
チュエータによって線形駆動されることにより、大別し
て4個の運転モードが得られ、運転条件に応じて冷凍室
用キャピラリチューブ、冷凍室用蒸発器と冷蔵室用キャ
ピラリチューブ、冷蔵室用蒸発器を流れる冷媒流量を定
量的に制御することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明によ
る冷凍サイクル装置の電動式切換弁の実施の形態1を示
している。この電動式切換弁は、全体を符号10で示さ
れている。
【0023】電動式切換弁10はハウジング本体11a
とハウジング本体11aに固定された内部ブロック11
bとによる弁ハウジング12を有しており、ハウジング
本体11aと内部ブロック11bとが弁室13を画定し
ている。
【0024】ハウジング本体11aには、弁室13の側
周面に開口して弁室13に対して常開(常時連通)の第
1ポート(Aポート)14と、弁室13の底面に開口す
る両側弁座式の第3ポート(Cポート)17とが形成さ
れており、第3ポート17は、その一方の側(上側)を
第3ポート用正側弁座部15により画定され、且つ他方
の側(下側)を第3ポート用負側弁座部16により画定
されている。また、内部ブロック11bには第2ポート
用弁座部18により画定された第2ポート(Bポート)
19が形成されている。なお、第2ポート19は、第3
ポート17の上方位置にて第3ポート17と同一軸線
(中心位置)上にあり、第3ポート用正側弁座部15と
第2ポート用弁座部18とは弁室13内にて相対向して
いる。
【0025】第1ポート14にはA継手20が、第3ポ
ート17にはC継手21が各々接続されている。第2ポ
ート19は内部ブロック11bに形成された通路22お
よびハウジング本体11aに形成された通路23を介し
てB継手24と接続されている。
【0026】弁室13内にはボール弁体状の第2ポート
用弁体25が直線移動可能(上下動可能)に設けられて
いる。第2ポート用弁体25は、第2ポート用弁座部1
8に離接して第2ポート19を開閉する。
【0027】また、弁室13内(第3ポート17の内
側)にはニードル弁体状の第3ポート用正側弁体26が
直線移動可能(上下動可能)に設けられている。第3ポ
ート用正側弁体26は、上端を溶接等により第2ポート
用弁体25と連結されて第2ポート用弁体25と連動
し、第3ポート用正側弁座部15に離接し、第2ポート
用弁体25の移動方向と同一方向の移動により、第2ポ
ート用弁体25による第2ポート19の開閉と相反する
関係にて第3ポート17を開閉する。ここで、相反する
関係とは、一方のポートの開度が増加すれば、他方のポ
ートの開度が減少することを云う。
【0028】第3ポート17の外側にはボール弁体状の
第3ポート用負側弁体27が直線移動可能(上下動可
能)に設けられている。第3ポート用負側弁体27は、
圧縮コイルばね28によって第3ポート用正側弁体26
の先端に設けられたデスタンスピン29の先端に当接
し、第3ポート用正側弁体26とはデスタンスピン29
の軸長分だけ隔置されて第3ポート用正側弁体26と連
動し、第3ポート用負側弁座部16に離接し、第3ポー
ト用正側弁体26の移動方向と同一方向の移動により第
3ポート用正側弁体26による第3ポート17の開閉と
相反する関係にて第3ポート17を開閉する。ここで
も、相反する関係とは、一方のポートの開度が増加すれ
ば、他方のポートの開度が減少することを云う。
【0029】弁室13内には、第2ポート用弁体25に
係合したばね受け部材30と弁室13の底部との間に、
第2ポート用弁体25を閉弁方向(第3ポート用正側弁
体26を開弁方向)に付勢する圧縮コイルばね31が設
けられている。
【0030】弁ハウジング12にはステッピングモータ
32が取り付けられている。ステッピングモータ32
は、弁ハウジング12に気密にろう付け固定された下蓋
33と、下蓋33上に気密に固着されたキャップ状のロ
ータケース34と、ロータケース34内に回転可能に設
けられマグネット35がインサート成形により一体化さ
れたロータ36と、ロータケース34の外側に固定され
た円筒状のステータコイル37とを有している。
【0031】ロータ36は雄ねじ部38を有しており、
雄ねじ部38はブロック部材11bに形成された雌ねじ
部39とねじ係合している。このねじ係合により、ロー
タ36は回転に伴い軸線方向(上下方向)に線形移動す
る。ロータ36にはセンタピン40が貫通状態で固定さ
れている。センタピン40は上側にてロータケース34
側のガイド部材41に摺動可能に係合している。センタ
ピン40の下端には連結棒42が固定されており、連結
棒42は第2ポート用弁体25に係合している。また、
ガイド部材41とロータ36との間にはバックラッシュ
除去用の圧縮コイルばね43が設けられている。
【0032】つぎに、上述の構成による電動式切換弁1
0の動作について説明する。上述のような構成により、
第2ポート用弁体25と第3ポート用正側弁体26と第
3ポート用負側弁体27は上下方向に一体的に移動す
る。
【0033】図1は第2ポート用弁体25と第3ポート
用正側弁体26と第3ポート用負側弁体27とが最降下
位置にある状態を示しており、この状態では、第2ポー
ト19が全開で、第3ポート用正側弁体26が第3ポー
ト用正側弁座部15に着座して第3ポート17が全閉の
状態(第1の開閉状態)が得られる。
【0034】上述の状態より、ステッピングモータ32
によりロータ36が回転されると、雄ねじ部38と雌ね
じ部39とのねじ係合により、ロータ36、センタピン
40、連結棒42が上昇移動し、この上昇量(弁リフト
量)に応じて第2ポート用弁体25と第3ポート用正側
弁体26と第3ポート用負側弁体27とが圧縮コイルば
ね28、31のばね力により上昇移動する。
【0035】この上昇移動により、第3ポート用正側弁
体26が第3ポート用正側弁座部15より僅かに離間し
て、第2ポート19は全開のまま、第3ポート17が部
分開の絞り状態(第2の開閉状態)が得られる。これに
より、更に、上昇移動することにより、第2ポート19
はなおも全開のまま、第3ポート用正側弁体26が第3
ポート用正側弁座部15より充分に離間し、第3ポート
17も全開となる(第3の開閉状態)。
【0036】更に、上昇移動することにより、第2ポー
ト用弁体25が第2ポート用弁座部18に接近し、第2
ポート19が部分開の絞り状態が得られ、また、第3ポ
ート用負側弁体27が第3ポート用負側弁座部16に接
近し、第3ポート17も部分開の絞り状態となる(第4
の開閉状態)。
【0037】更に、上昇移動すると、第2ポート用弁体
25が第2ポート用弁座部18に着座して第2ポート1
9が全閉になり、また、第3ポート用負側弁体27が第
3ポート用負側弁座部16に着座して第3ポート17も
全閉になる(第5の開閉状態)。
【0038】なお、ロータ36、センタピン40、連結
棒42は、ロータ36の回転により、連続的に上昇移動
するから、上述の第1の状態〜第5の状態は連続的に得
られ、また、ロータ36の逆回転によって、ロータ3
6、センタピン40、連結棒42が降下移動するから、
上述の第5の状態〜第1の状態が可逆的に連続して得ら
れる。
【0039】図2は上述の電動式切換弁10を組み込ま
れた冷蔵庫用の冷凍サイクル装置の一つの実施の形態を
示している。この冷凍サイクル装置は、圧縮機101
と、主凝縮器(放熱器)102と、副凝縮器(放熱器)
103と、キャピラリチューブ(CT)104と、蒸発
器105とを有している。
【0040】圧縮機101の吐出側には冷媒通路106
によって主凝縮器102が接続され、主凝縮器102の
下流側(出口側)より分岐した冷媒通路107に副凝縮
器103が接続され、主凝縮器102は冷媒通路108
によって電動式切換弁10のB継手24、第2ポート
(Bポート)19に接続され、副凝縮器103は冷媒通
路109によって電動式切換弁10のC継手21、第3
ポート(Cポート)17に接続されている。電動式切換
弁10の第1ポート(Aポート)14、A継手20に
は、キャピラリチューブ104、蒸発器105が順に接
続され、蒸発器105の出口側が冷媒通路110によっ
て圧縮機101の吸入側に接続されている。
【0041】従って、電動式切換弁10が第1の開閉状
態にある時には、主凝縮器102にのみ冷媒が流れる運
転モードが得られ、凝縮状態(低圧)にて選択運転で
き、圧縮機電力を低減できる。
【0042】電動式切換弁10が第2の開閉状態にある
時には、主凝縮器102に加えて副凝縮器103にも冷
媒が少し流れる運転モード(凝縮量調整運転モード)が
得られ、運転状態、負荷量に適した凝縮状態の制御運転
を行え、運転効率を改善できる。
【0043】電動式切換弁10が第3の開閉状態にある
時には、主凝縮器102と副凝縮器103の両方に冷媒
が全流量で流れる運転モード(全凝縮運転モード)が得
られ、起動時等の冷媒状態が不安定な場合に必要冷媒流
量を確保でき、冷媒遅れを無くして冷却効果を確保でき
る。
【0044】電動式切換弁10が第4の開閉状態にある
時には、主凝縮器102と副凝縮器103を流れる冷媒
の流量が制御される運転モード(凝縮量調整運転モー
ド)が得られ、凝縮負荷量と冷却負荷量とのバランスを
考慮した最適な運転・冷却性能を確保できる。
【0045】電動式切換弁10が第5の開閉状態にある
時には、主凝縮器102と副凝縮器103の両方に冷媒
が流れない運転モード(全閉停止モード)が得られ、運
転停止時に、高圧、高温の冷媒が蒸発器105へ流れる
ことが回避され、停止時間が延長される。
【0046】上述のような多彩、緻密な作動・制御によ
り、冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立することがで
きる。
【0047】図3は上述の電動式切換弁10を組み込ま
れた冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置の一つの実施の
形態を示している。この冷凍サイクル装置は、圧縮機1
21と、凝縮器(放熱器)122と、冷凍室用キャピラ
リチューブ(C.T.F)123と、冷蔵室用キャピラ
リチューブ(C.T.R)124と、冷凍室用蒸発器1
25と、冷蔵室用蒸発器126とを有している。
【0048】圧縮機121の吐出側には冷媒通路127
によって凝縮器122が接続され、凝縮器122の下流
側に冷媒通路128によって電動式切換弁10のA継手
20、第1ポート(Aポート)14が接続され、電動式
切換弁10の第2ポート(Bポート)19、B継手24
に冷凍室用キャピラリチューブ123が接続され、電動
式切換弁10の第3ポート(Cポート)に冷蔵室用キャ
ピラリチューブ124が接続され、冷蔵室用キャピラリ
チューブ124の下流側に、冷蔵室用蒸発器126、冷
媒通路129、冷凍室用蒸発器125、冷媒通路13
0、圧縮機121の吸入側が順に接続されている。ま
た、冷凍室用キャピラリチューブ123の下流側は冷蔵
室用蒸発器126と冷凍室用蒸発器125との間の冷媒
通路129の中間部に接続されている。
【0049】従って、電動式切換弁10が第1の開閉状
態にある時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、
冷凍室用蒸発器125にのみ冷媒が流れ、冷凍室運転、
冷蔵室停止の運転モード(冷凍室優先冷却運転モード)
が得られる。
【0050】電動式切換弁10が第2の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125に加えて冷蔵室用キャピラリチューブ12
4、冷蔵室用蒸発器126にも冷媒が少し流れる運転モ
ード(冷凍室優先冷却・冷蔵室絞り運転モード)が得ら
れ、冷蔵室負荷量低下時に合わせた冷媒流量の制御を行
うことができる。
【0051】電動式切換弁10が第3の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125と冷蔵室用キャピラリチューブ124、冷
蔵室用蒸発器126の両方に冷媒が全流量で流れる運転
モード(冷凍室&冷蔵室全冷却運転モード)が得られ、
起動時を含み、冷凍室&冷蔵室の蒸発負荷量のフル運転
によって冷却効果を確保できる。
【0052】電動式切換弁10が第4の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125を流れる冷媒の流量と、冷蔵室用キャピラ
リチューブ124、冷蔵室用蒸発器126を流れる冷媒
の流量が制御される運転モード(冷凍室&冷蔵室冷媒流
量調整運転モード)が得られ、冷凍室&冷蔵室の冷却負
荷量のバランスを考慮した最適な運転・冷却性能を確保
できる。
【0053】電動式切換弁10が第5の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125と冷蔵室用キャピラリチューブ124、冷
蔵室用蒸発器126の両方に冷媒が流れない運転モード
(全閉停止モード)が得られ、運転停止時に、高圧、高
温の冷媒が冷凍室用蒸発器125や冷蔵室用蒸発器12
6へ流れることが回避され、停止時間が延長される。
【0054】上述のような多彩、緻密な作動・制御によ
り、冷凍・冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立するこ
とができる。
【0055】なお、この発明による冷凍・冷蔵庫用の冷
凍サイクル装置の冷媒回路構成は図3に示されているよ
うなものに限定されることはなく、冷凍室用キャピラリ
チューブ123と冷凍室用蒸発器125との直列回路
と、冷蔵室用キャピラリチューブ124と冷蔵室用蒸発
器126との直列回路とが互い並列に設けられたもので
あってもよく、これらの直列回路と凝縮器122との接
続を電動式切換弁10により切り換えることもできる。
また、電動式切換弁10の第2ポート(Bポート)19
と、第3ポート(Cポート)17の接続を冷凍室用キャ
ピラリチューブ123と冷蔵室用キャピラリチューブ1
24とで逆にすることもできる。
【0056】図4はこの発明による冷凍サイクル装置の
電動式切換弁の実施の形態2を示している。この電動式
切換弁は、全体を符号50で示されている。
【0057】電動式切換弁50は弁ハウジング51を有
しており、弁ハウジング51がニードル弁室52を画定
している。
【0058】弁ハウジング51には、ニードル弁室52
の底面に開口して弁座部53により画定された第1ポー
ト(Aポート)54と、ニードル弁室52の側周面に開
口してニードル弁室52に対して常開(常時連通)の第
2ポート(Bポート)55と、ニードル弁室52の側周
面に開口した第3ポート(Cポート)56とが形成され
ている。
【0059】第1ポート54にはA継手57が、第2ポ
ート55にはB継手58が、第3ポート56にはC継手
59が各々接続されている。
【0060】弁室13内にはニードル弁体60が直線移
動可能(上下動可能)に設けられている。ニードル弁体
60は、弁座部53に離接して第2ポート54を開閉す
る先端部(下端部)60aと、ニードル弁室52の内径
に略等の外径を有して第3ポート56を開閉する大径軸
部60bとを有している。なお、ニードル弁体60の先
端側はニードル弁室52の内径より小さい外径の小径軸
部60cとなっており、小径軸部60cに対応する部分
に第2ポート55が開口していることから、第2ポート
55はニードル弁室52に対して常開になっている。
【0061】ニードル弁体60の上端部にはばね受け部
材61が係合しており、ばね受け部材60と弁ハウジン
グ51との間にはニードル弁体60を上昇方向(弁座部
53より離れる方向)に付勢する圧縮コイルばね62が
設けられている。
【0062】弁ハウジング51にはステッピングモータ
63が取り付けられている。ステッピングモータ63
は、弁ハウジング51に気密にろう付け固定された下蓋
64と、下蓋64上に気密に固着されたキャップ状のロ
ータケース65と、ロータケース65内に回転可能に設
けられマグネット66がインサート成形により一体化さ
れたロータ67と、ロータケース65の外側に固定され
た円筒状のステータコイル68とを有している。
【0063】ロータ67は雄ねじ部69を有しており、
雄ねじ部69は弁ハウジング61に形成された雌ねじ部
70とねじ係合している。このねじ係合により、ロータ
67は回転に伴い軸線方向(上下方向)に線形移動す
る。ロータ67にはセンタピン71が貫通状態で固定さ
れている。センタピン71は上側にてロータケース65
側のガイド部材72に摺動可能に係合している。センタ
ピン71は下端にてボール73を介してニードル弁体6
0と連結されている。また、ガイド部材72とロータ6
7との間にはバックラッシュ除去用の圧縮コイルばね7
4が設けられている。
【0064】つぎに、上述の構成による電動式切換弁5
0の動作について説明する。なお、以下の電動式切換弁
50の動作説明で使用する第1の開閉状態〜第4の開閉
状態は、上述した実施の形態1における第1の開閉状態
〜第5の開閉状態とは別のものである。
【0065】図4はニードル弁体60が最降下位置にあ
る状態を示しており、この状態では、ニードル弁体60
が先端部60aにて弁座部53に着座して第1ポート5
4が全閉で、ニードル弁体60が大径軸部60aにて第
3ポート56を塞ぐ(全閉)状態(第1の開閉状態)が
得られる。
【0066】上述の状態より、ステッピングモータ63
によりロータ67が回転されると、雄ねじ部69と雌ね
じ部70とのねじ係合により、ロータ67、センタピン
71が上昇移動し、この上昇量(弁リフト量)に応じて
ニードル弁体60が圧縮コイルばね62のばね力により
上昇移動する。
【0067】この上昇移動により、ニードル弁体60の
先端部60aが弁座部53より僅かに離間して、第3ポ
ート56が全閉のまま、第2ポート54が部分開の絞り
状態(第2の開閉状態)が得られる。これにより、更
に、上昇移動することにより、大径軸部60bが第3ポ
ート56との整合位置より離れ、第2ポート54に加え
て第3ポート56も部分開の絞り状態(第3の開閉状
態)が得られる。
【0068】更に、上昇移動することにより、ニードル
弁体60の先端部60aが弁座部53より充分離れ、ま
た大径軸部60bも第3ポート56より完全に離間し、
第2ポート57と第3ポート58の両方が全開となる
(第4の開閉状態)。
【0069】なお、この場合も、ロータ67、センタピ
ン71は、ロータ67の回転により、連続的に上昇移動
するから、上述の第1の状態〜第4の状態は連続的に得
られ、また、ロータ67の逆回転によって、ロータ6
7、センタピン71が降下移動するから、上述の第4の
状態〜第1の状態が可逆的に連続して得られる。
【0070】上述の構成による電動式切換弁50を図2
に示されている冷蔵庫用の冷凍サイクル装置に組み込む
ことができる。この場合には、電動式切換弁50の第1
ポート(Aポート)54はキャピラリチューブ104、
蒸発器105と接続され、第2ポート(Bポート)55
は主凝縮器102と接続され、第3ポート(Cポート)
56は副凝縮器103と接続される。
【0071】従って、電動式切換弁50が第1の開閉状
態にある時には、主凝縮器102と副凝縮器103の両
方に冷媒が流れない運転モード(全閉停止モード)が得
られ、運転停止時に、高圧、高温の冷媒が蒸発器105
へ流れることが回避され、停止時間が延長される。
【0072】電動式切換弁50が第2の開閉状態にある
時には、主凝縮器102にのみ冷媒が少し流れる運転モ
ード(絞り運転モード)が得られ、負荷量の低下時に合
わせた冷媒流量を制御でき、インバータ制御により圧縮
機101の回転数を低下させて電力消費量を低減でき
る。
【0073】電動式切換弁50が第3の開閉状態にある
時には、電動式切換弁50が第4の開閉状態にある時に
は、主凝縮器102と副凝縮器103を流れる冷媒の流
量が制御される運転モード(凝縮量調整運転モード)が
得られ、凝縮負荷量と冷却負荷量とのバランスを考慮し
た最適な運転・冷却性能を確保できる。
【0074】電動式切換弁50が第4の開閉状態にある
時には、主凝縮器102と副凝縮器103の両方に冷媒
が全流量で流れる運転モード(全凝縮運転モード)が得
られ、起動時等の冷媒状態が不安定な場合に必要冷媒流
量を確保でき、冷媒遅れを無くして冷却効果を確保でき
る。
【0075】上述のような多彩、緻密な作動・制御によ
り、冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立することがで
きる。
【0076】また、上述の構成による電動式切換弁50
を図3に示されている冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装
置に組み込むことができる。この場合には、電動式切換
弁50の第1ポート(Aポート)54は凝縮器122と
接続され、第2ポート(Bポート)55は冷凍室用キャ
ピラリチューブ123と接続され、第3ポート(Cポー
ト)56は冷蔵室用キャピラリチューブ124と接続さ
れる。
【0077】従って、電動式切換弁50が第1の開閉状
態にある時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、
冷凍室用蒸発器125と冷蔵室用キャピラリチューブ1
24、冷蔵室用蒸発器126の両方に冷媒が流れない運
転モード(全閉停止モード)が得られ、運転停止時に、
高圧、高温の冷媒が冷凍室用蒸発器125や冷蔵室用蒸
発器126へ流れることが回避され、停止時間が延長さ
れる。
【0078】電動式切換弁50が第2の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125にのみ冷媒が少し流れる運転モード(冷凍
室絞り運転モード)が得られ、冷凍室の負荷量の低下時
に合わせた冷媒流量を制御でき、インバータ制御により
圧縮機121の回転数を低下させて電力消費量を低減で
きる。
【0079】電動式切換弁50が第3の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125を流れる冷媒の流量と、冷蔵室用キャピラ
リチューブ124、冷蔵室用蒸発器126を流れる冷媒
の流量が制御される運転モード(冷凍室&冷蔵室冷媒流
量調整運転モード)が得られ、冷凍室&冷蔵室の冷却負
荷量のバランスを考慮した最適な運転・冷却性能を確保
できる。
【0080】電動式切換弁50が第4の開閉状態にある
時には、冷凍室用キャピラリチューブ123、冷凍室用
蒸発器125と冷蔵室用キャピラリチューブ124、冷
蔵室用蒸発器126の両方に冷媒が全流量で流れる運転
モード(冷凍室&冷蔵室全冷却運転モード)が得られ、
起動時を含み、冷凍室&冷蔵室の蒸発負荷量のフル運転
によって冷却効果を確保できる。
【0081】上述のような多彩、緻密な作動・制御によ
り、冷凍・冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立するこ
とができる。
【0082】なお、この場合も、冷凍・冷蔵庫用の冷凍
サイクル装置の冷媒回路構成は図3に示されているよう
なものに限定されることはなく、冷凍室用キャピラリチ
ューブ123と冷凍室用蒸発器125との直列回路と、
冷蔵室用キャピラリチューブ124と冷蔵室用蒸発器1
26との直列回路とが互い並列に設けられたものであっ
てもよく、これらの直列回路と凝縮器122との接続を
電動式切換弁50により切り換えることもできる。ま
た、電動式切換弁50の第2ポート(Bポート)55
と、第3ポート(Cポート)56の接続を冷凍室用キャ
ピラリチューブ123と冷蔵室用キャピラリチューブ1
24とで逆にすることもできる。
【0083】図5は図4に示されている電動式切換弁5
0の変形例を示している。この変形例では、ニードル弁
体60の大径軸部60bに絞り溝60dが形成されてい
る。
【0084】この場合には、第1の開閉状態で、第3ポ
ート56を絞り状態にすることができる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1に記載の発明による電動式切換弁によれば、各弁体が
電動式アクチュエータによって線形駆動されることによ
り、その駆動量(リフト量)に応じて、第2ポート全
開;第3ポート全閉、第2ポート全開;第3ポート絞り
(部分開)、第2ポート全開;第3ポート全開、第2ポ
ート絞り(部分開);第3ポート絞り(部分開)、第2
ポート全閉;第3ポート全閉の各開閉状態が連続的に得
られるから、冷蔵庫用や冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル
装置での使用で、多彩、緻密な作動・制御を行え、冷蔵
庫等の高性能化と省エネルギを両立することが可能にな
る。
【0086】また、請求項2に記載の発明による電動式
切換弁によれば、ニードル弁体が電動式アクチュエータ
によって線形駆動されることにより、その駆動量(リフ
ト量)に応じて、第2ポート全閉;第3ポート全閉、第
2ポート絞り(部分開);第3ポート絞り全閉、第2ポ
ート全開;第3ポート絞り(部分開)、第2ポート全
開;第3ポート全開の各開閉状態が連続的に得られるか
ら、冷蔵庫用や冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置での
使用で、多彩、緻密な作動・制御を行え、冷蔵庫等の高
性能化と省エネルギを両立することが可能になる。
【0087】請求項3に記載の発明による冷凍サイクル
装置によれば、各弁体が電動式アクチュエータによって
線形駆動されることにより、大別して5個の運転モード
が得られ、運転条件に応じて主凝縮器と副凝縮器を流れ
る冷媒流量を定量的に制御することができるから、多
彩、緻密な作動・制御が行われ、冷蔵庫等の高性能化と
省エネルギを両立することが可能になる。
【0088】請求項4に記載の発明による冷凍サイクル
装置によれば、ニードル弁体が電動式アクチュエータに
よって線形駆動されることにより、大別して4個の運転
モードが得られ、運転条件に応じて主凝縮器と副凝縮器
を流れる冷媒流量を定量的に制御することができるか
ら、多彩、緻密な作動・制御が行われ、冷蔵庫等の高性
能化と省エネルギを両立することが可能になる。
【0089】請求項5に記載の発明による冷凍サイクル
装置によれば、副凝縮器が主凝縮器の下流側より分岐し
た冷媒通路に接続され、電動式切換弁の第1ポートと前
記蒸発器との間にキャピラリチューブが接続され、簡易
型の冷蔵庫用の冷凍サイクル装置が構成され、冷蔵庫用
の冷凍サイクル装置において、多彩、緻密な作動・制御
が行われ、冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立するこ
とが可能になる。
【0090】請求項6に記載の発明による冷凍・冷蔵庫
用の冷凍サイクル装置によれば、各弁体が電動式アクチ
ュエータによって線形駆動されることにより、大別して
5個の運転モードが得られ、運転条件に応じて冷凍室用
キャピラリチューブ、冷凍室用蒸発器と冷蔵室用キャピ
ラリチューブ、冷蔵室用蒸発器を流れる冷媒流量を定量
的に制御することができるから、冷凍・冷蔵庫用の冷凍
サイクル装置において、多彩、緻密な作動・制御が行わ
れ、冷凍・冷蔵庫の高性能化と省エネルギを両立するこ
とが可能になる。
【0091】請求項7に記載の発明による冷凍サイクル
装置では、ニードル弁体が電動式アクチュエータによっ
て線形駆動されることにより、大別して4個の運転モー
ドが得られ、運転条件に応じて冷凍室用キャピラリチュ
ーブ、冷凍室用蒸発器と冷蔵室用キャピラリチューブ、
冷蔵室用蒸発器を流れる冷媒流量を定量的に制御するこ
とができるから、冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置に
おいて、多彩、緻密な作動・制御が行われ、冷凍・冷蔵
庫の高性能化と省エネルギを両立することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による冷凍サイクル装置の電動式切換
弁の実施の形態1を示す断面図である。
【図2】この発明による電動式切換弁を組み込まれた冷
蔵庫用の冷凍サイクル装置の一つの実施の形態を示す構
成図である。
【図3】この発明による電動式切換弁を組み込まれた冷
凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置の一つの実施の形態を
示す構成図である。
【図4】この発明による冷凍サイクル装置の電動式切換
弁の実施の形態2を示す断面図である。
【図5】この発明による冷凍サイクル装置の電動式切換
弁の実施の形態2の変形例の要部を拡大して示す断面図
である。
【符号の説明】
10,50 電動式切換弁 12 弁ハウジング 13 弁室 14,54 第1ポート(Aポート) 15 第3ポート用正側弁座部 16 第3ポート用負側弁座部 17,56 第3ポート(Cポート) 18 第2ポート用弁座部 19,55 第2ポート(Bポート) 25 第2ポート用弁体 26 第3ポート用正側弁体 27 第3ポート用負側弁体 32,63 ステッピングモータ 38,69 雄ねじ部 39,70 雌ねじ部 40,71 センタピン 51 弁ハウジング 52 ニードル弁室 53 弁座部 60 ニードル弁体 101,121 圧縮機 102 主凝縮器 103 副凝縮器 104 キャピラリチューブ 105 蒸発器 122 凝縮器 123 冷凍室用キャピラリチューブ 124 冷蔵室用キャピラリチューブ 125 冷凍室用蒸発器 126 冷蔵室用蒸発器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁室内に、前記弁室に対して常開の第1
    ポートと、第2ポート用弁座部により画定された第2ポ
    ートと、一方の側を第3ポート用正側弁座部により画定
    され他方の側を第3ポート用負側弁座部により画定され
    た両側弁座式の第3ポートとを有する弁ハウジングと、 前記弁室内に直線移動可能に設けられ、前記第2ポート
    用弁座部に離接して前記第2ポートを開閉する第2ポー
    ト用弁体と、 前記弁室内に直線移動可能に設けられ前記第2ポート用
    弁体と連動して前記第3ポート用正側弁座部に離接し、
    前記第2ポート用弁体の移動方向と同一方向の移動によ
    り前記第2ポート用弁体による前記第2ポートの開閉と
    相反する関係にて前記第3ポートを開閉する第3ポート
    用正側弁体と、 前記第3ポートの外側に直線移動可能に設けられ前記第
    3ポート用正側弁体と連動して前記第3ポート用負側弁
    座部に離接し、前記第3ポート用正側弁体の移動方向と
    同一方向の移動により前記第3ポート用正側弁体による
    前記第3ポートの開閉と相反する関係にて前記第3ポー
    トを開閉する第3ポート用負側弁体と、 前記第2ポート用弁体を線形駆動する電動式アクチュエ
    ータと、 を有していることを特徴とする電動式切換弁。
  2. 【請求項2】 ニードル弁室内に、前記ニードル弁室の
    底部に弁座部により画定された第1ポートと、前記ニー
    ドル弁室に対して常開の第2ポートと、前記ニードル弁
    室の側周面に開口した第3ポートとを有する弁ハウジン
    グと、 前記ニードル弁室内に直線移動可能に設けられ、前記弁
    座部に離接して前記第2ポートを開閉する先端部と、前
    記ニードル弁室の内径に略等しい外径で形成され前記第
    3ポートを開閉する軸部と、を有するニードル弁体と、 前記ニードル弁体を線形駆動する電動式アクチュエータ
    と、 を有していることを特徴とする電動式切換弁。
  3. 【請求項3】 圧縮機の吐出側からの冷媒を主凝縮器と
    副凝縮器とに選択的に供給し、これら主凝縮器及び副凝
    縮器から蒸発器を経て前記圧縮機の吸入側に環流させる
    冷凍サイクル装置において、 前記主凝縮器及び前記副凝縮器と前記蒸発器との間に請
    求項1に記載の電動式切換弁が介設されており、 前記第2ポートに前記主凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第3ポートに前記副凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第1ポートに前記蒸発器の上流側が接続されている
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機の吐出側からの冷媒を主凝縮器と
    副凝縮器とに選択的に供給し、これら主凝縮器及び副凝
    縮器から蒸発器を経て前記圧縮機の吸入側に環流させる
    冷凍サイクル装置において、 前記主凝縮器及び前記副凝縮器と前記蒸発器との間に請
    求項2に記載の電動式切換弁が介設されており、 前記第2ポートに前記主凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第3ポートに前記副凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第1ポートに前記蒸発器の上流側が接続されている
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  5. 【請求項5】 前記副凝縮器は前記主凝縮器の下流側よ
    り分岐した冷媒通路に接続され、前記第1ポートと前記
    蒸発器の上流側との間にキャピラリチューブが接続され
    ていることを特徴とする請求項3または4に記載の冷凍
    サイクル装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機の吐出側からの冷媒を凝縮器を経
    て冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用蒸発器と冷
    蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸発器とに選択
    的に供給し、これら冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷
    凍室用蒸発器及び冷蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵
    室用蒸発器から前記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍・
    冷蔵庫用の冷凍サイクル装置において、 前記凝縮器と、前記冷凍室用キャピラリチューブ及び前
    記冷蔵室用キャピラリチューブとの間に請求項1に記載
    の電動式切換弁が介設されており、 前記第1ポートに前記凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第2ポートに冷凍室用キャピラリチューブの上流側
    が接続されており、 前記第3ポートに冷蔵室用キャピラリチューブの上流側
    が接続されていることを特徴とする冷凍・冷蔵庫用の冷
    凍サイクル装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機の吐出側からの冷媒を凝縮器を経
    て冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷凍室用蒸発器と冷
    蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵室用蒸発器とに選択
    的に供給し、これら冷凍室用キャピラリチューブ乃至冷
    凍室用蒸発器及び冷蔵室用キャピラリチューブ乃至冷蔵
    室用蒸発器から前記圧縮機の吸入側に環流させる冷凍・
    冷蔵庫用の冷凍サイクル装置において、 前記凝縮器と、前記冷凍室用キャピラリチューブ及び前
    記冷蔵室用キャピラリチューブとの間に請求項2に記載
    の電動式切換弁が介設されており、 前記第1ポートに前記凝縮器の下流側が接続されてお
    り、 前記第2ポートに冷凍室用キャピラリチューブの上流側
    が接続されており、 前記第3ポートに冷蔵室用キャピラリチューブの上流側
    が接続されていることを特徴とする冷凍・冷蔵庫用の冷
    凍サイクル装置。
JP34096899A 1999-11-30 1999-11-30 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置 Withdrawn JP2001153492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34096899A JP2001153492A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34096899A JP2001153492A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001153492A true JP2001153492A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18341982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34096899A Withdrawn JP2001153492A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001153492A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242291A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Fuji Koki Corp 三方弁
JP2009216383A (ja) * 2009-06-30 2009-09-24 Toyo Eng Works Ltd 多元ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置
JP2011043240A (ja) * 2010-11-15 2011-03-03 Fuji Koki Corp 三方弁
JP2011190920A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Fuji Koki Corp 三方電動弁及び該弁を備えたヒートポンプ装置
JP2011245978A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Tgk Co Ltd 制御弁および車両用冷暖房装置
WO2012090362A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
WO2012102027A1 (ja) * 2011-01-28 2012-08-02 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
WO2012108140A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012108141A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012120843A1 (ja) * 2011-03-04 2012-09-13 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
WO2012120844A1 (ja) * 2011-03-07 2012-09-13 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012144137A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 株式会社テージーケー 制御弁
JP2016023906A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 リンナイ株式会社 給湯装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242291A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Fuji Koki Corp 三方弁
JP4653518B2 (ja) * 2005-03-03 2011-03-16 株式会社不二工機 三方弁
JP2009216383A (ja) * 2009-06-30 2009-09-24 Toyo Eng Works Ltd 多元ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置
JP2011190920A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Fuji Koki Corp 三方電動弁及び該弁を備えたヒートポンプ装置
JP2011245978A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Tgk Co Ltd 制御弁および車両用冷暖房装置
JP2011043240A (ja) * 2010-11-15 2011-03-03 Fuji Koki Corp 三方弁
WO2012090362A1 (ja) * 2010-12-27 2012-07-05 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
JP2012136147A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Tgk Co Ltd 車両用冷暖房装置
WO2012102027A1 (ja) * 2011-01-28 2012-08-02 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
WO2012108140A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012108141A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012120843A1 (ja) * 2011-03-04 2012-09-13 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
WO2012120844A1 (ja) * 2011-03-07 2012-09-13 株式会社テージーケー 制御弁
WO2012144137A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 株式会社テージーケー 制御弁
JP2012225438A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Tgk Co Ltd 制御弁
JP2016023906A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 リンナイ株式会社 給湯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7854390B2 (en) Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
KR100547322B1 (ko) 용량 조절식 스크롤 압축기
KR100915881B1 (ko) 냉장고용 냉각 사이클 장치 및 모터구동 절환밸브
KR100547321B1 (ko) 용량 조절식 스크롤 압축기
JP2001153492A (ja) 電動式切換弁および冷凍サイクル装置および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
TW200526912A (en) Refrigerator
KR100332773B1 (ko) 히트 펌프의 증발기 유량 분배장치
JP3997077B2 (ja) 電動弁
JP3956793B2 (ja) エジェクタサイクル
US9249801B2 (en) Motor-driven compressor and air conditioner
JP4786822B2 (ja) 電動式四方切換弁および冷凍サイクル装置
CN111928509B (zh) 冰箱制冷系统及其控制方法、冰箱
JP4056378B2 (ja) 差圧弁
JP5445118B2 (ja) スクリュー圧縮機
KR20050012633A (ko) 용량 조절식 스크롤 압축기
JPH0861790A (ja) 空気調和機
JP2001343076A (ja) 制御弁
JP2001254861A (ja) 三方弁
JP2007113894A (ja) 冷蔵庫
CN210196498U (zh) 节流阀及空调器
JP2001153491A (ja) 電動式切換弁および冷凍サイクル装置
JP2001153494A (ja) 電動式切換弁および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
JP2003042583A (ja) 空気調和機の制御装置及び空気調和機
KR20060101868A (ko) 공기조화기의 제어방법
KR20050038293A (ko) 냉장고의 밸브제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206