JP2001254341A - 防水構造物及び防水シートの接合方法 - Google Patents
防水構造物及び防水シートの接合方法Info
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Abstract
た防水構造物を提供すること。 【解決手段】 異種材料の防水シート(a)と防水シー
ト(b)の端部を重畳して端部重畳面の直接熱融着接合
と押出接合により接合されており、前記押出接合は、重
畳面において下側のシートになる、前記防水シート
(a)または前記防水シート(b)のいずれか一方の防
水シートの構成材料を接着剤として、上側シートの非重
畳面から他方の下側シート端部の重畳面に及ぶ第一接着
層を形成し、さらに重畳面において上側のシートになる
防水シートの構成材料を接着剤として、上側になる防水
シートの非重畳面から前記第一接着層に及ぶ第二接着層
を形成することにより接着されたものである防水構造
物。
Description
ートを使用した防水構造物および防水シートの接合方法
に関するものである。これら本発明に係わる防水シート
は、具体的には、貯水池、産業廃棄物処理場等において
貯留水の流失、汚染水の地下水への混入や河川水への混
入の防止に用いられる遮水シートや屋根の防水シート等
として用いられる。
留水の流出を防止する手段として地面に掘削して形成し
た穴の底面と周囲に沿ってゴムやプラスチックのシー
ト、いわゆる防水シートを施工し、これを接着して水の
流失を防止することが行われている。その際、多量の水
や廃棄物が蓄積されたり、重量物を投入した際の衝撃的
な力が加わっても、シートの接着が破壊して水が漏洩し
ないような強固な接着が要求される。
容易であり、かつ高い接着強度が得られる、同種の材料
を底面と法面に使用する防水シートの接合方法と防水構
造物が採用されていた。
場等の形状は、断面が逆台形であり、ほぼ平坦な底面
と、傾斜を有する法面を備えており、法面は形状がまち
まちで、しかも平坦面に仕上げることが底面より難し
い。従って、法面に施工する防水シートは、かかる凹凸
に沿いやすいように可とう性の高い低弾性率材料で構成
されることが要求される。かかる低弾性率の防止シート
としては、エチレンプロピレンゴム(EPR、EPD
M)、ポリオレフィン/EPRアロイ等が知られている
が、いずれも防水シートとしては高コストの材料であ
る。
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン
等が知られているが、これらは高弾性率であり、防水シ
ートの剛性が高く、可とう性に欠けるため、法面に施工
すると、掘削面の凹凸との間に空隙を生じ、好ましいも
のではない。
であるポリエチレンを使用し、法面に加硫エチレンプロ
ピレンゴムを使用することが検討されており、たとえ
ば、特開平8−281236号公報、特開平9−395
0号公報に記載の技術が知られている。しかし、上記い
ずれの技術も接着にキュアシートを使用するものであ
り、早期に接着力を発揮させるには、加熱、加圧が必要
であり、産業廃棄物処理施設等の巨大な現場における施
工は困難である。またキュアシートを環境温度下にて硬
化させるには、特に冬場においては長時間を必要とし、
好ましいものではない。
としては、図1に示すように、異種材料の防水シート
(a)および防水シート(b)のそれぞれの端部を重畳
して、当該端部重畳面を直接熱融着接合するとともに、
防水シート(a)または防水シート(b)と同様の構成
材料を接着剤(図1では接着剤として(a)を採用)と
して押出接合により接合する方法が知られている。かか
る方法によれば、重畳部の接着強度を、ある程度向上さ
せることができるが、こうして形成された接合部の接着
強度は必ずしも十分ではなかった。
材料の防水シートを優れた強度で接合した防水構造物お
よびかかる防水構造物を施工するための異種材料で構成
された防水シートを高強度にて接合することが可能な防
水シートの接合方法を提供することを目的とする。
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下示す防水構造物
及び防水シートの接合方法により前記目的を達成できる
ことを見出し、本発明を完成するに到った。
凹部内面に沿って防水シートを配設して形成された防水
構造物であって、前記底面には防水シート(a)が配設
され、前記法面には防水シート(b)が配設され、前記
防水シート(a)と前記防水シート(b)は異種材料で
あり、かつ前記防水シート(a)と前記防水シート
(b)は端部を重畳して端部重畳面の直接熱融着接合と
押出接合により接合されており、前記押出接合は、重畳
面において下側のシートになる、前記防水シート(a)
または前記防水シート(b)のいずれか一方の防水シー
トの構成材料を接着剤として、上側シートの非重畳面か
ら他方の下側シートの重畳面に及ぶ第一接着層を形成
し、さらに重畳面において上側のシートになる防水シー
トの構成材料を接着剤として、上側になる防水シートの
非重畳面から前記第一接着層に及ぶ第二接着層を形成す
ることにより接着されたものである防水構造物、に関す
る。
体的には、図2に示すような構造をしており、重畳面に
おいて下側となる防水シート(a)と第一接着層(X:
接着剤a)に、重畳面において上側となる防水シート
(b)が狭持され、一方、重畳面において上側となる防
水シート(b)と第二接着層(Y:接着剤b)に、前記
第一接着層(X:接着剤a)が狭持されるようになって
おり、同種の材料により異種の材料を挟み込むような構
造となっている。本発明では、防水構造物を構成する異
種材料の防水シートの接合部を、上記のような構成とす
ることによって、従来のように(図1)、単に一種の接
着剤により、異種材料の防水シートの重畳面を押出接合
した場合に比して、飛躍的に接着強度を向上したもので
ある。
えば、従来十分な接着強度が得られなかったポリプロピ
レンとポリエチレンの防水シートを高強度に接着するこ
とも可能となり、目的に応じて幅広い材料を選択した防
水構造物を構築することができる。
面において下側となる場合を示したが、重畳面における
防水シート(a)および防水シート(b)の上下側の関
係は、図2とは反対に、防水シート(a)の重畳面が上
側となってもよい。この場合は、図2の第一接着層
(X)、第二接着層(Y)の構成材料である接着剤aと
接着剤bは、防水シート(a)および防水シート(b)
の上下側の関係に従って入れ換った構造になる。
(a)および防水シート(b)は、底面を構成する防水
シート(a)の弾性率が、法面を構成する防水シート
(b)の弾性率より高くなるように、防水シート(a)
および防水シート(b)の材料を選択するのが好まし
い。
率が前記関係になるようなものを選択することにより、
防水構造物を法面の凹凸形状に沿った形状になりやすい
ように施設でき、低コスト化を図ることが可能である。
一方の防水シートが他方の防水シートに対して相対的に
高弾性または低弾性の関係にあることを示し、防水シー
トの使用される目的に応じて、高弾性率防水シートと低
弾性率防水シートが選択、組み合わされて使用される。
(a)と防水シート(b)の端部を重畳して接合する防
水シートの接合方法であって、直接熱融着接合方法と押
出接合方法を使用し、前記押出接合方法は、重畳面にお
いて下側のシートになる、前記防水シート(a)または
前記防水シート(b)のいずれか一方の防水シートの構
成材料を接着剤として、上側シートの非重畳面から他方
の下側シートの重畳面に及ぶ第一接着層を形成し、さら
に重畳面において上側のシートになる防水シートの構成
材料を接着剤として、上側になる防水シートの非重畳面
から前記第一接着層に及ぶ第二接着剤層を形成すること
により接着するものである防水シートの接合方法、に関
する。
接合面を有する防水シートが得られる。
および防水シート(b)は、底面を構成するト防水シー
ト(a)の弾性率が、法面を構成する防水シート(b)
の弾性率より高くなるように、防水シート(a)および
防水シート(b)の材料を選択するのが好ましい。
率が前記関係になるようなものを選択することにより、
防水シートを法面の凹凸形状に沿った形状になりやすい
ように接合でき、低コスト化を図ることが可能である。
を図面に基づいて説明する。図3は地面に掘削により底
面1A、法面1Bを形成し、底面1Aに沿って防水シー
ト(a)を施工し、法面1Bに沿って防水シート(b)
を施工した防水構造物の断面の一部を示したものであ
る。この防水構造物の法面には小段2が形成されてい
る。
(a)と防水シート(b)の端部が重畳されている。な
お、防水シート(a)と防水シート(b)の端部は法面
で重畳されていてもよいが、図3のように、法面からあ
る程度離れた底面において防水シート(a)と防水シー
ト(b)の端部を重畳するのが、作業性がよく好まし
い。
(a)と同様の構成材料の第一接着層(X:接着剤a)
と防水シート(b)と同様の構成材料の第二接着層
(Y:接着剤b)が形成されている。また、法面1Bに
沿って施工した防水シート(b)の端部の重畳部には、
補強および水密性確保のため、接着層(Z)が形成され
ている。なお、接着層(Z)は、防水シート(b)と同
様の構成材料とするのが好ましい。
ト(b)の接合部Pを拡大して斜視図として示したのが
図4である。防水シート(a)と防水シート(b)の端
部のシート幅方向の接合部において直接熱融着接合部3
が形成されている。また長尺の防水シート(b)同士の
端部の長さ方向の接合部においても直接熱融着接合部3
が形成されている。また、防水シート(a)と防水シー
ト(b)のシート幅方向の端部の中央部、即ち防水シー
ト(b)同士のコーナー部近傍において押出接合が行わ
れ、第一接着層(X:接着剤a)と第二接着層(Y:接
着剤b)が形成されている。また、長尺の防水シート
(b)の端部の重畳部から前記コーナー部近傍に架けて
押出接合が行われ、接着層(Z)が形成されている。
すものと同様である。すなわち、第一接着層(X:接着
剤a)は防水シート(b)の非重畳面b1から防水シー
ト(a)の重畳面a1に及んで形成されている。かかる
第一接着層(X)のL1が接着幅である。なお、防水シ
ート(b)の重畳面の反対側の非重畳面b1に形成され
ている第一接着層の幅は特に制限されず、接着幅L1
は、図2のように重畳面の幅より短くてもよく、また重
畳面の幅より長くてもよい(図示せず)。重畳面a1に
形成される第一接着層の幅も特に制限されないが、L1
と同様の幅とするのが好ましい。
着剤として、防水シート(b)の非重畳面b2から前記
第一接着層(X)に及ぶ第二接着層(Y)が形成されて
いる。第二接着層の、接着幅であるL2は、図2のよう
に第一接着層(X)の一部に及ぶ場合でもよく、第一接
着層(X)の全域または全域を越えて防水シート(a)
の重畳面a2に及んでいてもよい(図示せず)が、接着
幅L2は接着幅L1と同様とするのが好ましい。非重畳
面b2に形成される第二接着層の幅も特に制限されない
が、L2と同様の幅とするのが好ましい。
(b)の重畳面の幅は、従来と同様と同様であり、通常
50〜150mm程度である。また防水シート(a)と
防水シート(b)を重畳するシートの端部とは、シート
の最端部またはその近傍をいう。
限定されるものではないが、0.5mm〜5mmである
ことが好ましい。薄過ぎると強度が低下して高重量の廃
棄物を投入した際に破断する等の問題が発生する場合が
あり、厚過ぎると強度的には問題はないが、施工に必要
な可とう性が低下し、かつ高コストになる。より好まし
くは1〜2mmである。
も特に制限されないが、形状は図2に示すような断面形
状がよく、厚みは防水シートの厚みと同じまたはそれ以
上とするのが好ましい。
より、防水シート、遮水シートとして用いられている各
種の材料を使用できる。
ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MD
PE)、ポリプロピレン(PP)等があげられ、中弾性
率材料としては、軟質ポリプロピレンアロイ(ポリプロ
ピレン・エチレンプロピレンアロイ:FPA)、ポリオ
レフィン系エラストマ−(TPO)、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、ポリウレタン(TPU)、超低
密度ポリエチレン(VLDPE)、低密度ポリエチレン
(LDPE)等があげられ、低弾性材料としてはエチレ
ンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプロピレンジエ
ンモノマーゴム(EPDM)、軟質ポリ塩化ビニル(P
VC)等があげられる。
ンアロイシート(FPA)は、ポリプロピレンとエチレ
ンプロピレンゴムのアロイ状混合物であり、十分な物理
強度と可とう性を有するものが使用可能である。特にポ
リプロピレン中にエチレンプロピレンゴムを微粒子状に
て分散したアロイが好ましく、具体的にはFPA CA
721GW、FPA CA743GA(モンテル社製)
等の使用が好適である。またEPDMシートは、一般に
防水シートとして使用されるものは特に限定なく使用可
能であるが、表面に凹凸を多数形成したシボを有するシ
ートの使用が、高い接着強度が得られ、好ましい。
ものを適宜に選択して使用するが、防水シート(a)
は、防水シート(b)より弾性率が高いものがよい。特
に、防水シート(a)としては高弾性率材料が好まし
く、防水シート(b)としては、低弾性率材料が好まし
い。
接熱融着接合方法と押出接合方法を使用した防水シート
の接合方法について説明する。
の防水シートの重畳面の接触面を加熱して溶融し、溶融
状態で外面側から加圧圧接して接着する方法であり、接
着剤を使用しない接合方法である。
装置を使用して行うことが好ましく、高温の熱鏝をシー
ト接合面に当接させて溶融、接合する装置である自走式
接合機、高温の熱風をシート接合面に吹き付けて溶融、
接合する装置である自走式接合機等の使用が好適であ
る。これらの接合機はLEISTER社製等が市販され
ており、好適に使用可能である。
ートの非重畳面、すなわち外面同士を押圧した際に、シ
ート剛性の低いシートがより大きな伸び歪を発生し、圧
力が開放されると収縮し、接合面が湾曲を発生するとい
う問題を生じる。かかる接合面の湾曲は、接合部に歪を
生じる結果となり、外観上も問題があり、また防水構造
物に投入した物による衝撃力、応力により接着剥離が発
生する場合もあって好ましいものではない。このような
問題を避けるために、前記直接熱融着接合方法は、重畳
して接合する防水シートの、よりシート剛性の低い防水
シートの非重畳面に高剛性テープを貼着して行うことが
できる。
レートテープ、ポリアラミド系樹脂テープ等の樹脂テー
プ、アルミニウムテープ等の金属テープが例示される
が、低価格で耐熱性がよいという点でアルミニウムテー
プの使用が好ましい。
機は、2m/minにも及ぶ速度で防水シートの接合が
行え、しかも高い接着強度が得られる。従って、防水シ
ートの接合部の80〜90%程度は、自走式接合機を使
用した直接熱融着接合が行われる。ただし、直接熱融着
接合は重畳して接合するシート面を加熱する必要があ
り、シート間をある程度広げなければならない。ところ
が、角部を有し、4隅を接合するような箇所において
は、1方向に直接熱融着接合が行えるが、これと直交す
る方向は、既に一部が接合されており、熱融着を行うこ
とができない。このような箇所については、シート間隔
を広げることができないので押出接合が行われる。
物のコーナー部等の、自走式接合機による接合が行えな
い部位、すなわち自走接合機による直接熱融着接合だけ
ではシール性が十分得られない可能性の有る部位におい
て、自走接合機による直接熱融着接合と併せて行われ
る。
用可能であるが、具体的には、ポータブル押出接合機
(MUNSCH社製)の使用が好適である。押出接合に
用いられる接着剤は、ペレット状、ロッド状等の形状に
て押出接合機に供される。
接合は、まず上側に位置する防水シートの端縁に沿って
第一接着層を形成する接着剤を所定幅に押し出して、上
側シートの非重畳面と下側シートの重畳面の双方に当該
接着剤を押し出して接合することによって上記異種の防
水シートを接合した後、上側に位置する防水シートの非
重畳面の第一接着層に沿って第二接着層を形成する接着
剤を所定幅に押し出して上側に位置する防水シートの非
重畳面と前記第一接着層の双方に当該接着剤を押し出し
て接合する。
を形成する接着剤は、接合する防水シート(a)または
防水シート(b)の構成材料と同様のものが用いられ
る。図2でいえば、第一接着層(X)の接着剤には防水
シート(a)と同様の構成材料が用いられ、第二接着層
(Y)には防水シート(b)と同様の構成材料が用いら
れる。
される箇所、水密性が要求される箇所等においては、直
接熱融着接合を行った上で、さらに押出接合を行うこと
も好適である。
シートの接合方法において、直接熱融着接合部において
は熱融着面を、また押出接合部においては接着剤塗布面
を、それぞれ接合の前にディスクサンダー等の研磨手段
によって研磨し、表面の酸化皮膜層を除去することが好
ましい態様である。
さ1.5mm)のそれぞれの端部(100mm)を、F
PAシートを上にして重畳した後、HDPEを溶融した
接着剤により押出接合機(MUNSCH社製U7R)を
使用して接合した。次いで、FPAを溶融した接着剤に
より押出接合機(MUNSCH社製U7R)を使用して
接合した。
下側のHDPEシートの重畳面からFPAシートの非重
畳面に及んで第一接着層(X:HDPE)が形成されて
いる。各シートとの接着幅L1は、約20mmである。
また上側のFPAシートの非重畳面から接着層(X)に
及んで第二接着層(Y:FPA)が形成されている。接
着幅L2は、約20mmである。
(Y)の形成にあたり、接着剤塗布面は、予めディスク
サンダーを使用して研磨加工を行った。
さ1.5mm)のそれぞれの端部(100mm)を、F
PAシートを上にして重畳した後、HDPEを溶融した
接着剤により押出接合機(MUNSCH社製U7R)を
使用して接合した。接合部の形状は図1と同様の形状で
あり、下側のHDPEシートの重畳面からFPAシート
の非重畳面に及んで接着層(HDPE)が形成されてい
る。各シートとの接着幅L1は、約20mmである。な
お、接着層の形成にあたり、接着剤塗布面は、予めディ
スクサンダーを使用して研磨加工を行った。
さ1.5mm)のそれぞれの端部(100mm)を、F
PAシートを上にして重畳した後、FPAを溶融した接
着剤により押出接合機(MUNSCH社製U7R)を使
用して接合した。接合部の形状は図1と同様の形状であ
り、下側のHDPEシートの重畳面からFPAシートの
非重畳面に及んで接着層(FPA)が形成されている。
各シートとの接着幅L1は、約20mmである。なお、
接着層の形成にあたり、接着剤塗布面は、予めディスク
サンダーを使用して研磨加工を行った。
た接合シートについて、引張剪断強度および引張剥離強
度を測定した。結果を表1に示す。
対し、直角に25mm幅の短冊状となる試験片を作製
し、オートグラフAG−500C(島津製作所製)を使
用し、20℃±2℃の温度条件下、引張速度50mm/
minで引張ったときの最大荷重を測定した。表1に
は、3回測定した結果の平均値を示す。
を示した図である。
部を示した図である。
ある。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 底面と法面を備えた凹部内面に沿って防
水シートを配設して形成された防水構造物であって、 前記底面には防水シート(a)が配設され、前記法面に
は防水シート(b)が配設され、前記防水シート(a)
と前記防水シート(b)は異種材料であり、かつ前記防
水シート(a)と前記防水シート(b)は端部を重畳し
て端部重畳面の直接熱融着接合と押出接合により接合さ
れており、前記押出接合は、重畳面において下側のシー
トになる、前記防水シート(a)または前記防水シート
(b)のいずれか一方の防水シートの構成材料を接着剤
として、上側シートの非重畳面から他方の下側シートの
重畳面に及ぶ第一接着層を形成し、さらに重畳面におい
て上側のシートになる防水シートの構成材料を接着剤と
して、上側の防水シートの非重畳面から前記第一接着層
に及ぶ第二接着層を形成することにより接着されたもの
である防水構造物。 - 【請求項2】 前記防水シート(a)の弾性率が、前記
防水シート(b)の弾性率より高いことを特徴とする請
求項1記載の防水構造物。 - 【請求項3】 異種材料の防水シート(a)と防水シー
ト(b)の端部を重畳して接合する防水シートの接合方
法であって、 直接熱融着接合方法と押出接合方法を使用し、前記押出
接合方法は、重畳面において下側のシートになる、前記
防水シート(a)または前記防水シート(b)のいずれ
か一方の防水シートの構成材料を接着剤として、上側シ
ートの非重畳面から他方の下側シートの重畳面に及ぶ第
一接着層を形成し、さらに当該重畳面において上側のシ
ートになる防水シートの構成材料を接着剤として、上側
になる防水シートの非重畳面から前記第一接着層に及ぶ
第二接着層を形成することにより接着するものである防
水シートの接合方法。 - 【請求項4】 前記防水シート(a)の弾性率が、前記
防水シート(b)の弾性率より高いことを特徴とする請
求項3記載の防水シートの接合方法。
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JP2000064646A JP4186175B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | 防水構造物及び防水シートの接合方法 |
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JP4186175B2 JP4186175B2 (ja) | 2008-11-26 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011026806A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Railway Technical Res Inst | 地表防護シート |
JP2013044138A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Hata Bosui Kensetsu Kk | 既設遮水シートの改修方法と仲介接合用遮水シート |
JP2015113560A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | アサヒゴム株式会社 | 水中における補修箇所の修復方法及び水中における補修箇所の修復材 |
-
2000
- 2000-03-09 JP JP2000064646A patent/JP4186175B2/ja not_active Expired - Lifetime
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