JP2001253285A - ドアグリップ取付け構造 - Google Patents

ドアグリップ取付け構造

Info

Publication number
JP2001253285A
JP2001253285A JP2000064105A JP2000064105A JP2001253285A JP 2001253285 A JP2001253285 A JP 2001253285A JP 2000064105 A JP2000064105 A JP 2000064105A JP 2000064105 A JP2000064105 A JP 2000064105A JP 2001253285 A JP2001253285 A JP 2001253285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
inner panel
mounting
door grip
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000064105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3903363B2 (ja
Inventor
Saori Yokota
さおり 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000064105A priority Critical patent/JP3903363B2/ja
Publication of JP2001253285A publication Critical patent/JP2001253285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3903363B2 publication Critical patent/JP3903363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアスイッチフィニッシャの構造を工夫する
ことによって、ドアグリップの下端取付け部をインナー
パネルに固定するようにした。 【解決手段】 ドアグリップ13の上端取付け部15が
インナーパネル17に取付けられると共に、ドアグリッ
プ13の下端取付け部14を、ロアトリム11 2に設け
たドアスイッチフィニッシャ24に形成した挿通孔25
に挿通させるとともに、ドアスイッチフィニッシャ24
の下面部に立設した取付け片部16の本体部16aに取
着し、取付け片部16のスカート部16bをインナーパ
ネル17に取着することによって、ドアグリップ13の
下端取付け部14をインナーパネルに固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアグリ
ップ取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の取付け構造として、図7および
図8に示すものが知られている。図7および図8によれ
ば、自動車の各ドアを構成するドアトリム1には、車室
側に膨出するように、アームレスト部2が形成されてお
り、アームレスト部2にはドアを開閉するためのドアグ
リップ3が設けられている。
【0003】すなわち、ドアグリップ3における上端取
付け部4は、ドアトリム1に設けたブラケット6を介し
てインナーパネル7にビス8等により取着固定されてお
り、下端取付け部5は、ドアトリム1に設けたブラケッ
ト1bにビス9等により取着固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドアグ
リップ3の上端取付け部4は、ドアトリム1或いはブラ
ケット6を介してインナーパネル7に取着していること
から、取付け構造が強固であるが、下端取付け部5は、
ドアトリム1に取着している。
【0005】このように下端取付け部5がドアトリム1
のみに取着させて、インナーパネル7に固定しない結
果、ドアの開閉時にドアグリップ3を引っ張ると、ドア
トリム1も一緒に引っ張ることになって、ドアグリップ
の下端部が動いてしまう事態が発生していた。
【0006】本発明は、かかる点に鑑み、ドアトリム、
正確にはこのドアトリムに設けるドアスイッチフィニッ
シャの構造を工夫することによって、ドアグリップの下
端取付け部をインナーパネルに固定するようにしたドア
グリップ取付け構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアグリップの上端取付け部がインナー
パネルに取付けることによって固定されたドアグリップ
取付け構造において、前記ドアグリップの下端取付け部
を、前記ドアトリムに設けたドアスイッチフィニッシャ
に形成した挿通孔に貫通させるとともに、前記ドアスイ
ッチフィニッシャの下面部に立設した取付け片部に取着
し、該取付け片部をインナーパネルに取着することによ
って、前記ドアグリップの下端取付け部をインナーパネ
ルに固定して構成している。
【0008】本発明によれば、ドアグリップは、その上
端取付け部と共に、下端取付け部もインナーパネルに取
着固定している結果、ドアの開閉時にドアグリップを引
っ張ったとしても、インナーパネルによって強固に保持
されて、ドアトリムを一緒に引っ張ることがなくなり、
ドアグリップの下端部が動いてしまうという事態を防止
できる。
【0009】或いは本発明は、前記取付け片部がドアス
イッチフィニッシャに一体成形して構成されている結
果、部品点数を増やすことなく、ドアグリップの下端部
における取付け強化を図っている。
【0010】或いは本発明は、前記取付け片部が略コ字
状の本体部と該本体部の両側部から車体前後方向に張出
した一対のスカート部とを一体に成形した平面視略チャ
ンネル状を呈しており、前記本体部にドアグリップの下
端取付け部を取付けると共に、前記スカート部を前記イ
ンナーパネルに取付けることから、ドアグリップの下端
取付け部は、インナーパネルの車体前後方向に取着する
ことになって、ドアグリップの固定力を強固にすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。
【0012】図1は、自動車用のドアトリムの斜視図、
図2は同じく分解斜視図、図3はドアトリムにおけるド
アスイッチフィニッシャ付近を拡大して示す分解斜視
図、図4は図3のA−A断面図、図5は同じくB−B断
面図、図6は同じくC−C断面図である。
【0013】図において、自動車のインナーパネル17
の車室側を美装するドアトリム11は、アッパートリム
111とロアトリム112とから構成しており、ロアトリ
ム112には、棚状に形成されたアームレスト部12や
アームレスト部12の下側に開口形成されたポケット部
22或いはスピーカーグリル23等が設けられている。
【0014】アームレスト部12は、やはりアームレス
トアッパー12aとアームレストロア12bとから構成
されている。
【0015】アームレストロア12bにおける棚部は開
口12b1しており、開口部12b1には、ポケットカバ
ー18が設けられている。
【0016】ポケットカバー18は、その下部側にカバ
ー体18aを垂設しており、カバー体18aは、ロアト
リム112に設けたポケット開口19と共に、ポケット
部を構成している。
【0017】また、ポケットカバー18は、ロアトリム
112に溶着40によって取付けられると共に、棚部1
8bを有し、棚部18bには、ドアスイッチフィニッシ
ャ24を取付けるための取付け穴18b1が形成されて
おり、ドアスイッチフィニッシャ24側の取付け突起部
35にビス36を螺合することによって、ドアスイッチ
フィニッシャ24を取着している。
【0018】ドアスイッチフィニッシャ24は、ドアグ
リップ13の下端側に設けた下端取付け部14が挿通す
る挿通孔25が形成され、また、下面部には、取付け片
部16が一体成形により立設されている。取付け片部1
6は、略コ字状の本体部16aと本体部16aの両端に
連続して車体前後方向に張出形成された一対のスカート
部16b,16bとからなる平面視略チャンネル状を呈
して構成している。
【0019】そして、取付け片部16の本体部16aに
おけるドアグリップ13の下端取付け部14に対向する
面には、一対の取付け孔16a1,16a1が形成されて
いて、取付け孔16a1,16a1にビス26を螺合する
ことによって、ドアグリップ13の下端部をパワースイ
ッチフィニッシャ24に取付けている。
【0020】また、取付け片部16のスカート部16
b,16bには、それぞれ一対の取付け孔16b1,1
6b2が形成されており、取付け孔16b1,16b2
ビス27,27を螺合することによって、取付け片部1
6をブラケット31,31を介してインナーパネル17
に取付けている。この結果、ドアグリップ13の下端部
は、ドアスイッチフィニッシャ24が介在して、結局イ
ンナーパネル17に取着されていることになる。
【0021】ドアグリップ13の上端部には、上端取付
け部15が形成されており、上端取付け部15をロアト
リム112における車体前側上端部に設けた取付け片部
28にビス29等により取着しており、ロアトリム12
の車体前側上端部には、車体前後方向に並置された一対
の取付け部30,30が形成されており、取付け部3
0,30を、ビス32,32等を用いてインナーパネル
17に取着している。
【0022】したがって、ドアグリップ13の上下端部
は、いずれもインナーパネル17に取着固定されている
ことになる。
【0023】なお、アームレストアッパー12aは、ド
アスイッチフィニッシャ24を表出する形で、ポケット
カバー18の棚部18bに載置されると共に、アームレ
ストロア12bに取付けられ、スカート部12a1がド
アスイッチフィニッシャ24とアームレストロア12b
との隙間を塞いで美装している。
【0024】以上のように構成する実施の形態において
は、ドアグリップ13の上端取付け部15がインナーパ
ネル17に取付けられると共に、ドアグリップ13の下
端取付け部14を、ロアトリム112に設けたドアスイ
ッチフィニッシャ24に形成した挿通孔25に挿通させ
るとともに、ドアスイッチフィニッシャ24の下面部に
立設した取付け片部16の本体部16aに取着し、取付
け片部16のスカート部16bをインナーパネル17に
取着することによって構成していることから、ドアグリ
ップ13は、その上端取付け部15と共に、下端取付け
部14も結局インナーパネル17に取着固定されている
ことになり、この結果、ドアの開閉時にドアグリップ1
3を引っ張ったとしても、インナーパネル17によって
強固に保持されて、ドアトリム11を一緒に引っ張るこ
とがなくなり、ドアグリップ13の下端部が動いてしま
うという事態を防止できる。
【0025】また、取付け片部16がドアスイッチフィ
ニッシャ24に一体成形して構成されている結果、部品
点数を増やすことなく、ドアグリップ13の下端部にお
ける取付け強化を図っている。
【0026】さらにまた、取付け片部16が略コ字状の
本体部16aと本体部16aの両側部から車体前後方向
に張出した一対のスカート部16bとを一体に成形した
平面視略チャンネル状を呈しており、本体部16aにド
アグリップ13の下端取付け部14を取付けると共に、
スカート部16bをインナーパネル17に取付けること
により、ドアグリップ13の下端取付け部14はインナ
ーパネル17の車体前後方向に取着することになって、
ドアグリップ13の固定力を強固にすることができる。
【0027】なお、ドアスイッチフィニッシャ24に
は、ドアスイッチユニット33が取付けてあり、ドアス
イッチユニット33の操作部は、ドアスイッチフィニッ
シャ24に開口した開口34から外部に表出している。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明において、ド
アグリップは、その上端取付け部と共に、下端取付け部
もインナーパネルに取着固定している結果、ドアの開閉
時にドアグリップを引っ張ったとしても、インナーパネ
ルによって強固に保持されて、ドアトリムを一緒に引っ
張ることがなくなり、ドアグリップの下端部が動いてし
まうという事態を防止できる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用のドアトリムの斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】ドアトリムにおけるドアスイッチフィニッシャ
付近を拡大して示す分解斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】従来における自動車のドアトリムの斜視図であ
る。
【図8】図7におけるD−D断面図である。
【符号の説明】
11 ドアトリム 12 アームレスト部 12a アームレストアッパー 12b アームレストロア 13 ドアグリップ 14 下端取付け部 15 上端取付け部 16 取付け片部 16a 本体部 16a1 取付け孔 16b スカート部 16b1,16b2 取付け穴 17 インナーパネル 18 ポケットカバー 19 ポケット開口 22 ポケット 23 スピーカーグリル 24 ドアスイッチフィニッシャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアグリップの上端取付け部がインナー
    パネルに取付けることによって固定されたドアグリップ
    取付け構造において、前記ドアグリップの下端取付け部
    を、前記ドアトリムに設けたドアスイッチフィニッシャ
    に形成した挿通孔に貫通させるとともに、前記ドアスイ
    ッチフィニッシャの下面部に立設した取付け片部に取着
    し、該取付け片部をインナーパネルに取着することによ
    って、前記ドアグリップの下端取付け部をインナーパネ
    ルに固定したことを特徴とするドアグリップ取付け構
    造。
  2. 【請求項2】 前記取付け片部は、前記ドアスイッチフ
    ィニッシャに一体成形したことを特徴とする請求項1に
    記載のドアグリップ取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記取付け片部は、略コ字状の本体部と
    該本体部の両側部から車体前後方向にした一対のスカー
    ト部とを一体に成形した平面視略チャンネル状を呈して
    おり、前記本体部にドアグリップの下端取付け部を取付
    けると共に、前記スカート部を前記インナーパネルに取
    付けたことを特徴とする請求項1また2に記載のドアグ
    リップ取付け構造。
JP2000064105A 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造 Expired - Fee Related JP3903363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000064105A JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000064105A JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001253285A true JP2001253285A (ja) 2001-09-18
JP3903363B2 JP3903363B2 (ja) 2007-04-11

Family

ID=18583859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000064105A Expired - Fee Related JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3903363B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137681A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Mazda Motor Corp 車両用ドア構造
CN112937400A (zh) * 2021-03-15 2021-06-11 重庆长安汽车股份有限公司 一种整体式车门立扶手及其安装结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137681A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Mazda Motor Corp 車両用ドア構造
CN112937400A (zh) * 2021-03-15 2021-06-11 重庆长安汽车股份有限公司 一种整体式车门立扶手及其安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3903363B2 (ja) 2007-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101199061B1 (ko) 도어트림용 핸들
CA2410285A1 (en) Single piece tub frame and support for dishwasher
JP2008126980A (ja) ドアガードバーの取付構造
JP2001158233A (ja) 車両ドア
JP2001253285A (ja) ドアグリップ取付け構造
JP2011042320A (ja) 自動車用キーレスエントリー装置用アンテナの取付け構造
JP3916373B2 (ja) 自動車用ドアトリム構造
JP2001253286A (ja) 自動車用ドアグリップの取付け構造
JPH0847472A (ja) 化粧扉の化粧板取付構造
JPH11180148A (ja) リアドア構造
JP2003011669A (ja) 車両のドア構造
KR100588307B1 (ko) 차량용 트림 고정 파스너
JP2621515B2 (ja) 自動車用内装装置
JPH0647893B2 (ja) バツクドアヒンジ取付部構造
JP2002294909A (ja) 間仕切パネルと壁面との連結構造
KR100558727B1 (ko) 조립장치
KR0115104Y1 (ko) 자동차의 도어트림 설치구조
KR200142550Y1 (ko) 차량의 도어 그립 핸들 고정구조
JPS5820071Y2 (ja) 自動扉の電源スイッチ取付装置
JP2513279Y2 (ja) パワ―シ―トスイッチ等の車両部品の取付構造
JPH0626416Y2 (ja) 車両のモールディング取付構造
KR100448339B1 (ko) 자동차의 풀 핸들 장착구조
KR100552054B1 (ko) 차량용 슬라이딩 도어의 잠금 손잡이
JP6674659B2 (ja) ミラーガーニッシュ取付構造
JP2553070Y2 (ja) インストルメントパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees