JP2001252153A - 商品吊り具 - Google Patents

商品吊り具

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JP2001252153A
JP2001252153A JP2000066388A JP2000066388A JP2001252153A JP 2001252153 A JP2001252153 A JP 2001252153A JP 2000066388 A JP2000066388 A JP 2000066388A JP 2000066388 A JP2000066388 A JP 2000066388A JP 2001252153 A JP2001252153 A JP 2001252153A
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JP
Japan
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product
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hook member
goods
supporting hook
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JP2000066388A
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English (en)
Inventor
Fumiisa Hirano
文勇 平野
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Kawajun Co Ltd
Original Assignee
Kawajun Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガード部材のサイズに左右されずに商品を商
品支持用フック部材に掛けることができ、別体の商品表
示具を使用せず商品表示ができる商品吊り具を提供す
る。 【解決手段】 陳列場所2に取り付ける取付部3と、こ
の取付部3に固着し商品4を掛ける商品支持用フック部
材5と、この商品支持用フック部材5の周囲を囲い取付
部3に固着したガード部材6aとからなり、設置状態で
ガード部材6aを商品支持用フック部材5よりも上に位
置させ、更にガード部材6aに表示部34を着脱自在に
設けることで、ガード部材6aのサイズに左右されずに
大小の商品4を商品支持用フック部材5に掛けることが
でき、別体の商品表示具を必要とせず商品の表示を自在
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品支持用フック
部材に商品を吊り下げて陳列する保護ガード付き商品吊
り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般商店、コンビニエンスストア
ー及びスーパー等では、商品を商品支持用フック部材等
に掛け吊り下げて陳列することが多く行われている。こ
の商品陳列方法では、単に陳列場所にフック部材を取り
付け、そのフック部材に商品を吊り下げるのが一般的で
ある。しかし、そのフック部材に顧客や作業者の手指や
腕が触れた場合、怪我をすることがある。このため、図
8に示すように、商品支持用フック部材50の周囲に多
少の柔軟性を持たせたガード部材51を取り付けた商品
吊り具52は、板バネの取付部53により商品陳列棚5
4の前方係合部に取り付けられ、商品支持用フック部材
50に商品55を吊り下げ、そのガード部材51により
商品支持用フック部材50に直接手指や腕を当てること
が無いようにして使用され、怪我を防いでいる。そし
て、その商品表示は別体の表示具により行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品吊り具
52は、商品支持用フック部材50による怪我を防ぐこ
とができて都合がよい。しかし、商品支持用フック部材
50とガード部材51とが同じ高さに有るため、商品支
持用フック部材50に掛ける商品55の大きさ、特に幅
寸法がガード部材51の幅サイズに規制されてしまう。
従って、この商品吊り具52によれば、ガード部材51
のサイズの異なる何種類かのものが必要になり、商品支
持用フック部材50の長さや強度等の条件以外に、異な
るサイズのガード部材51を有した商品吊り具52も必
要となる。このため、商品吊り具52の供給側も需要側
も商品支持用フック部材50の上記条件以外に、異なる
サイズのガード部材51を備えた商品吊り具52を取り
揃えなければならず、製作者側も使用者側も煩わしく、
両者ともコストアップの要因となる。また、この商品吊
り具52に掛けた商品55の表示をするために、別体の
商品表示具等が必要になり、その管理、運用が煩雑とな
る。
【0004】従って、本発明の目的は、ガード部材のサ
イズに左右されずに大小の商品を商品支持用フック部材
に掛けることができ、別体の商品表示具を必要とせず商
品の表示をすることができる商品吊り具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、鋭意検討を行った結果、設置状態でガード
部材を商品支持用フック部材よりも上に位置させれば、
商品支持用フック部材に商品を掛ける際、商品の大小に
係わらずガード部材に商品が当たることがなく、更にガ
ード部材に表示部を設ければ別体の商品表示具を必要と
しないことなどを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本請求項1に係る発明は、陳列
場所に取り付ける取付部と、前記取付部に着脱可能又は
着脱不可能に取付けられ前方に延出される商品支持用フ
ック部材と、前記商品支持用フック部材の周囲を囲い前
記取付部に着脱可能又は着脱不可能に取付けられたガー
ド部材とからなる商品吊り具であって、設置状態で前記
ガード部材を前記商品支持用フック部材よりも上方に位
置させたことを特徴とする商品吊り具を提供するもので
ある。かかる構成を採ることにより、ガード部材が商品
支持用フック部材より上にあるから、商品をガード部材
に当てずに商品支持用フック部材に商品を掛けることが
できる。
【0007】また、本請求項2に係る発明は、前記ガー
ド部材に表示部を設けた商品吊り具を提供するものであ
る。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、表
示部を別体で設置しなくてもよい。
【0008】また、本請求項3に係る発明は、前記表示
部は前記ガード部材に着脱自在である商品吊り具を提供
するものである。かかる構成を採ることにより、上記機
能に加え、表示部の種類やサイズ等が規制されずに商品
情報などを記載したカード類を自在に設置できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明
を図1〜図7に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
形態である商品吊り具を示す斜視図、図2は本発明の実
施形態である商品吊り具を示す側面図である。両面にお
いて、商品吊り具1は、陳列場所2に取り付ける取付部
3と、この取付部3に固着し商品4を掛け吊り下げる商
品支持用フック部材5と、この商品支持用フック部材5
の周りを囲い取付部3に固着したガード部材6とからな
り、設置状態でガード部材6を商品支持用フック部材5
よりも上に位置させたものである。本発明において、こ
の上下関係は、商品陳列領域におけるガード部材6と商
品支持用フック部材5の上下関係をいい、具体的には、
ガード部材6の水平部材61が商品支持用フック部材5
よりも上方に位置するものであり、ガード部材6の前方
部の表示部23は除外される。
【0010】陳列場所2は、取付部3により取り付ける
ことができる位置、構造のものであれば、特に制限され
ないが、本実施の形態における陳列場所2は、商品陳列
棚10の前方端部に設けられた係合溝11である。通
常、係合溝11はあり溝状で上方部と下方部に折り返し
の係合部があり、カード類の挿入や、種々の取付部材が
係合できるようになっている。
【0011】取付部3は、本実施の形態ではコ字状の板
バネ12であるが、構造は特に制限されず、陳列場所2
に取り付けられる構造であればよい。この板バネ12の
両先端部はL字状の係合片13となり、前述の係合溝1
1に止めることができるようになっている。そして、板
バネ12の背の部分、すなわち、中間部14に商品支持
用フック部材5が固着され、更にガード部材6が固着さ
れている。
【0012】前記商品支持用フック部材5は、商品4を
吊り下げ可能に支持できるものであれば、特に制限され
ず、本実施の形態例では取付部から前方へ延出する丸棒
部材であり、先端部51を前方斜め上に折り曲げ、商品
の転落防止を図っている。
【0013】前記ガード部材6は、線材20により構成
され、この線材20を前記商品支持用フック部材5を囲
うことができる大きさに四角形に曲げ、その基端部21
を前記取付部3の中間部14に固着している。この際、
ガード部材6の水平部61は、取付部3の中間部14に
固着している商品支持用フック部材5の位置よりも上の
位置に来るように、中間部14に固着させている。従っ
て、ガード部材6は、商品支持用フック部材5よりも高
い位置にあるから、商品支持用フック部材5に商品4を
掛ける際、商品4がガード部材6に当たることがなく、
商品4のサイズにより商品支持用フック部材5に掛ける
商品4が規制されることがなくなる。
【0014】また、ガード部材6の線材20の先端部側
を直角よりも鈍角に下方に曲げ、更に平板22を取り付
けて表示部23としてもよい。但し、この表示部23は
商品支持用フック部材5の先端位置より十分離し、かつ
線材20を鋭角に曲げないようにする必要がある。その
理由は、ガード部材6を商品支持用フック部材5よりも
高い位置に固着した意味を減殺するからである。すなわ
ち、商品支持用フック部材5に商品4を掛ける際、表示
部23に商品4が当たり、商品4のサイズを規制する結
果となるからである。
【0015】次に、上記構成からなる商品吊り具1の使
用方法を説明する。先ず、商品の陳列場所2及び商品4
に適合する商品吊り具1を選択し、その陳列場所2にお
ける係合溝11に取付部3を形成する板バネ12を嵌め
ることで、陳列場所2に商品吊り具1を取り付ける。次
に、商品吊り具1の商品支持用フック部材5に商品4を
掛けるが、その際ガード部材6が商品支持用フック部材
5よりも上にあるため、商品4がガード部材6よりも大
きくても、商品支持用フック部材5に掛けることができ
る。そして、表示部23に商品4の名称や特徴等を記し
た商品情報カード等の表示物を、例えば両面テープ等を
介して取り付ける。
【0016】図4〜図6は本発明の他の実施形態である
商品吊り具を示すもので、この商品吊り具1aと図1〜
図3の実施形態との相違点は、ガード部材6aが平板3
0から四角形を打ち抜いて構成され、その基端部31を
前記取付部3の中間部14に固着し、その先端部側を直
角よりも鈍角に下方に曲げて表示支持部32とし、この
表示指示部32の裏側に表示掛け部33を取り付け、こ
の表示掛け部33に表示部34を着脱自在とした点にあ
る。これにより、商品支持用フック部材5に商品4のサ
イズに係わりなく掛けることができる機能を保持しつ
つ、新たに表示部34に形状・サイズに制約されないで
自由に商品情報カード等の表示物35を付け、その表示
部34の裏面に形成される8角スター孔36を表示掛け
部33に自在に着脱することができる。表示掛け部33
は爪状の突起物の中央に切欠き部38を設けて、2つの
割り突起部33a、33bを設けたものであり、8角ス
ター孔36が確実に係合できる。その他の構成、作用は
図1〜図3の実施形態と同様なので図面に符号を付して
その説明を省略する。
【0017】図7は本発明の他の実施形態である商品吊
り具を示すもので、この商品吊り具1bと図4〜図6の
実施形態との相違点は、前記取付部3aがコ字状の板バ
ネ12の代わりに、マグネット37とした点にある。こ
れにより、鉄製の壁部材などに自在に取り付けられ、商
品陳列の演出に寄与できる。その他の構成や作用は図4
〜図6の実施形態と同様であり図面に符号を付してその
説明を省略する。
【0018】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、商品陳列領域
において、ガード部材が商品支持用フック部材より上に
あるから、商品をガード部材に当てずに商品支持用フッ
ク部材に商品を掛けることができる。従って、ガード部
材のサイズに左右されずに大小の商品を商品支持用フッ
ク部材に掛けることができ、異なるサイズのガード部材
を装備した商品吊り具を取り揃える必要がなく、製作上
も使用上も簡易となり、コストアップの要因を抑制する
ことができる。
【0020】請求項2の発明によれば、表示部を別体で
設置しなくても良い。従って、別体の表示部を必要とせ
ず、設置場所の確保や管理等の業務が減り、その分煩わ
しさから開放される。
【0021】請求項3の発明によれば、表示部の種類や
サイズ等を規制されずに自在に変えられる。従って、様
々な商品表示が自在かつ容易にでき、商品の印象付けや
説明が有効にできて商品の販売促進に資することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である商品吊り具を示す斜視
図。
【図2】本発明の実施形態である商品吊り具を示す側面
図。
【図3】本発明の実施形態である商品吊り具の使用状態
を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施形態である商品吊り具を示す
斜視図。
【図5】本発明の他の実施形態である商品吊り具を示す
側面図。
【図6】図5の商品吊り具を構成する表示部を示す斜視
図。
【図7】本発明の他の実施形態である商品吊り具を示す
斜視図。
【図8】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1、52 商品吊り具 2 陳列場所 3、3a、53 取付部 4、55 商品 5、50 商品支持用フック部材 6、6a、51 ガード部材 10、54 商品陳列棚 11 係合溝 12 板バネ 14 中間部 20 線材 21、31 基端部 22、30 平板 23、34 表示部 32 表示支持部 33 表示掛け部 35 表示物 36 8角スター孔 37 マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列場所に取り付ける取付部と、前記取
    付部に着脱可能又は着脱不可能に取付けられ前方に延出
    される商品支持用フック部材と、前記商品支持用フック
    部材の周囲を囲い前記取付部に着脱可能又は着脱不可能
    に取付けられたガード部材とからなる商品吊り具であっ
    て、設置状態で前記ガード部材を前記商品支持用フック
    部材よりも上方に位置させたことを特徴とする商品吊り
    具。
  2. 【請求項2】 前記ガード部材に商品情報などを表示す
    る表示部を設けたことを特徴とする請求項1記載の商品
    吊り具。
  3. 【請求項3】 前記表示部は前記ガード部材の前方部に
    着脱自在であることを特徴とする請求項2記載の商品吊
    り具。
JP2000066388A 2000-03-10 2000-03-10 商品吊り具 Pending JP2001252153A (ja)

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