JP2001252107A - 改良型ラッチ嵌合機能を有する3方向押下解放バックル - Google Patents

改良型ラッチ嵌合機能を有する3方向押下解放バックル

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JP2001252107A
JP2001252107A JP2000246623A JP2000246623A JP2001252107A JP 2001252107 A JP2001252107 A JP 2001252107A JP 2000246623 A JP2000246623 A JP 2000246623A JP 2000246623 A JP2000246623 A JP 2000246623A JP 2001252107 A JP2001252107 A JP 2001252107A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケット部材と、ソケット部材に結合できる
1対のプラグ部材とを有し、プラグ部材上のラッチ嵌合
表面が、プラグ部材のベースから延在する弾力的な可撓
性の脚部内に画定される、3方向バックルを提供するこ
と。 【解決手段】 ソケット部材は、プラグ部材をソケット
部材にロックするため、脚部のラッチ嵌合表面と嵌合す
る止め部材を含む。ソケットの上壁に画定されたフラッ
プまたはボタンが存在するので、ソケットからプラグを
同時に解放することができる。ボタンは、1対の解放部
材、つまり脚部の対ごとに1つの解放部材を含み、これ
はソケット内へと押下されると、脚部の間の空間に入
り、可撓性の脚部を外側に曲げる。脚部が外側に押しや
られると、そのラッチ嵌合表面が結局、止め部材をクリ
アし、プラグ部材がソケットから解放される。脚部の弾
力的な可撓性の性質は、ラッチ嵌合表面が支柱から分離
すると、穏やかな力を提供し、そのため各プラグ部材が
跳ねてソケットから出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3つの異なる方向に
ストラップを取り付けるバックルで、中心に配置された
ボタンまたはフラップを押下することにより外す、また
は開放するバックルに関する。特に、本発明は、改良さ
れたラッチ嵌合機能を有するようなバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】ストラップを3つの異なる方向で取り付
けるバックルが当技術分野で知られている。例えば、出
願人の米国特許第5,659,931号は、中心に配置
されたソケット部材が、その対向する端部にある開口を
通して1対のプラグ部材を受ける3部片のバックルを指
向する。プラグ部材はそれぞれ、ストラップを取り付け
るようになっている横棒を有する。ソケット部材も横棒
を画定するが、プラグ部材で取り付けたストラップに対
して垂直の方向に第3ストラップを取り付けるため、プ
ラグ部材の横棒に対して垂直の方向に画定する。ソケッ
ト部材は、3つのバックル部片が相互に結合すると、プ
ラグ部材の一部を受けるようになっている通路を画定す
る。各プラグ部材は、そのベース部分から延在するつま
みを有する。つまみは、ソケット部材の開放端部を通っ
て受けるようになっている。各つまみは、例えば止め部
材などのラッチ嵌合表面を画定し、その上でソケットの
止め部材と嵌合するようになっている。つまみは弾力的
に可撓性であり、したがって摺動してソケット部材に入
るにつれ、ラッチ嵌合表面はソケットの内部の止め部材
にスナップ嵌めすることができ、それによってバックル
を閉位置にロックする。
【0003】先行技術の3部片バックルは、ソケット部
材の中心領域に画定されたボタンまたはフラップを押下
することによって解放される。フラップは、つまみのラ
ッチ嵌合表面をソケットの止め部材から外し、それによ
ってプラグ部材をソケットから解放するよう、弾力的に
可撓性のつまみを押下する。1対の脚部が各プラグ部材
のつまみと反対側に、それに平行して通り、プラグ部材
がソケットから外れるのを促進する。これは、中心の押
しボタンを押下して解放すると、ソケットに挿入されて
内側に撓み、プラグ部材をソケットから押し出すからで
ある。しかし、脚部はいかなる方法でも、プラグ部材を
ソケット内にラッチ嵌合またはロックする機能は果たさ
ず、協働もしない。ラッチ嵌合機能は、つまみおよびソ
ケットの止め部材によってのみ実行される。
【0004】前述したタイプの3部片バックルは、市場
で商業的に大成功を収めている。というのは、3つの異
なる方向にストラップを取り付けることができ、小児が
座る製品、特に高い椅子やベビー・カーでの使用に特に
適しているからである。さらに、中心ボタンで解放する
特徴によって、ソケットから両方のプラグ部材を同時に
解放することができ、部片を個々に解放しなければなら
ない3部片のバックルより消費者に好まれる。
【0005】米国特許第5,709,014号は、小児
の座席に使用できる、同時に解放する同様に3部片のバ
ックルを開示する。このバックルは、1対のプラグ部材
を含み、それぞれが中心に配置されたソケット部材の対
向する解放端部に挿入するようになったつまみを有す
る。各つまみは、遠端に、バックル部片を互いにロック
するためにソケット内部の嵌合部材と嵌合するようにな
っているラッチ嵌合表面を画定する。ソケット部材の上
面に画定され、中心に配置されたボタンまたはフラップ
を、つまみへと押下して、ラッチ嵌合表面を嵌合部材か
ら外し、バックルを解放することができる。米国特許第
5,659,931号の場合と同様に、バックルの部片
を互いに結合する機能は、つまみとソケットの嵌合部材
との間の協働によってのみ実行される。
【0006】前述したタイプの3方向バックルは、小児
の座席、特に高い椅子に適しているが、その使用に伴う
1つの欠点は、解放するのが多少厄介なことである。こ
の問題は、ラッチ嵌合機構の性質に、特にこの機能を達
成するためにつまみを使用することに帰することができ
る。上記で検討したように、つまみは、ソケットの嵌合
部材または止め部材上に撓み、次に所定の位置に戻れる
よう、弾力的に可撓性でなければならない。しかし、つ
まみは比較的大きく、プラグ部材の比較的長い縁または
表面に沿って、そのベースに取り付けられているので、
可撓性でないことがつまみの性質である。ベース部材に
取り付ける線が比較的長いため、撓みまたは屈曲に対す
るつまみの抵抗は比較的大きいので、バックルの解放が
さらに困難になる。というのは、つまみのラッチ嵌合表
面をソケットの嵌合部材から外すには、比較的大きい力
が必要だからである。
【0007】先行技術の3方向の同時解放バックルの別
の欠点は、つまみがバックルに可能な限り最良のラッチ
嵌合機構を提供しないことである。例えば米国特許第
5,709,014号では、つまみのラッチ嵌合表面は
つまみの中心軸を通って整列していない。むしろ、ラッ
チ嵌合表面はつまみの基部から上方向に突き出し、した
がってつまみの中心軸から間隔があいている。しかし、
荷重または力をバックルに与えると、この力はつまみの
中心軸を通って延在することが理解される。米国特許第
5,079,014号のラッチ嵌合機構の欠点は、つま
みのラッチ嵌合表面がつまみの中心軸と整列していない
ので、ラッチ嵌合機構が、つまみの中心軸を通って延在
する荷重力と整列し、それと正反対に作用しないことで
ある。この整列不良の結果、出願人の米国特許第5,7
94,316号で説明したように、バックルに対するラ
ッチ嵌合強度が全体的に多少減少する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】3つの異なる方向にス
トラップを取り付け、先行技術の3方向バックルより容
易に解放可能であるバックルを提供することが、本発明
の目的である。
【0009】ラッチ嵌合機構が先行技術で使用されたつ
まみより可撓性がある3方向バックルを提供すること
が、本発明のさらなる目的である。
【0010】ラッチ嵌合機能を実行するためにつまみに
依存しない3方向バックルを提供することが、本発明の
さらなる目的である。
【0011】先行技術の3方向バックルと比較して改良
されたラッチ嵌合機能を有する3方向バックルを提供す
ることが、本発明の別の目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の以上およびその
他の目的は、ソケット部材と、ソケット部材と結合でき
る1対のプラグ部材とを有し、プラグ部材のラッチ嵌合
表面が、プラグ部材のベースから延在する弾力的に可撓
性の脚部内で画定される3方向のバックルを提供するこ
とにより達成される。ラッチ嵌合表面は、プラグ部材の
どのつまみ上にも画定されない。各プラグ部材は、プラ
グのベースから突き出す1対の脚部を有し、各脚部がそ
の遠端の近傍でラッチ嵌合表面を画定することが好まし
い。ソケット部材は、プラグ部材をソケット部材にロッ
クするため、脚部のラッチ嵌合表面と嵌合する少なくと
も1つの支柱または他の止め部材を含む。プラグ部材の
一方の脚部と嵌合する第1支柱、および他方のプラグ部
材の脚部と嵌合する第2支柱があり、各支柱が中心に位
置し、したがってその対向する側で脚部を受けることが
好ましい。脚部の各対は、屈曲せずには各支柱の対向す
る側に填らないよう、互いに十分に近い間隔である。こ
の方法で、プラグ部材をソケットに押し込むにつれ、可
撓性の脚部は、支柱の周囲で外側に強制的に曲げられ、
プラグがソケットに完全に挿入されると、脚部のラッチ
嵌合表面は支柱をクリアし、弾力的に可撓性の脚部は支
柱の周囲で所定の位置に跳ね戻る。
【0013】ソケットの上壁に画定されたフラップまた
は押しボタンが存在するので、プラグ部材は、ソケット
から同時に解放することができる。ボタンは1対の解放
部材、つまり脚部の各対に1つずつ解放部材を含み、こ
れはソケットに押し込まれるにつれ、脚部の間の空間に
入り、可撓性の脚部を外側に屈曲させる。脚部は、外側
に押しやられると、そのラッチ嵌合表面は最終的に支柱
をクリアし、プラグ部材がソケットから解放される。こ
の解放を容易にするため、各支柱および脚部の各対に
は、互いの上に容易に摺動できるために協働する傾斜面
を形成する。さらに、脚部の弾力的に可撓性の性質は、
支柱からラッチ嵌合表面を外すのに穏やかな力を提供
し、そのため各プラグ部材はソケットから飛び出す。ボ
タンまたはフラップは、板ばねによってソケット部材の
下壁に結合し、板ばねによってボタンを押下するが、次
に繰返しの使用のために元の休止位置に戻すことができ
ることが好ましい。
【0014】好ましい実施形態では、各プラグ部材の脚
部上に画定されたラッチ嵌合表面はV字形であり、支柱
の対応するV字形嵌合表面と嵌合するようになってい
る。この配置構成は、各脚部の頂部、底部および側部に
さらに均等に分配されたラッチ嵌合表面区域(つまり脚
部のラッチ嵌合表面と支柱の嵌合表面との間の嵌合区
域)を提供する。このように各脚部の頂部、底部および
側部の周辺にラッチ嵌合表面区域をさらに均等に分配す
ることは、ラッチ嵌合表面の概ねV字の形状、および支
柱の嵌合表面の相補的なV字の形状により可能であり、
先行技術より強力なラッチ嵌合を提供する。
【0015】本発明の3方向バックルは、先行技術の比
較的可撓性が低いつまみと比較して、ソケットにプラグ
部材をラッチ嵌合させるために弾力的に可撓性の脚部を
使用するので、本発明は、先行技術より容易にバックル
を解放することができる。
【0016】本発明の種々の他の目的、特徴および利点
は、好ましい実施形態に関する以下の詳細な記述を、添
付の図面と組み合わせて考察すると、さらによく理解さ
れ、図面では、同様の参照文字は幾つかの図を通して同
様の、または対応する部品を指す。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および図3を参照すると、本
発明によるバックルが概ね参照番号1で指定されてい
る。バックル1は、通常、特に高い椅子などの小児の座
席のストラップ(図示せず)の自由端を接続するのに使
用する。バックル1は概ね3つの部片、つまりメス・ソ
ケット部材4および1対の相補的なオス・プラグ部材5
で構成される。バックル1およびその全ての構成部品
は、プラスチックまたは樹脂から成形することが好まし
いが、バックルの成形または機械加工のために当技術分
野で知られている任意の適切な材料を使用することがで
きる。
【0018】ソケット部材4は、その側壁14の一方
で、1本のストラップ取付棒6と一体成形される。棒6
は、ストラップを受ける空間7(図1参照)を画定する
よう、側壁14から間隔をあける。ストラップ(図示せ
ず)は、棒6の周囲で輪にし、次に自身に縫い付けてス
トラップを棒に永久的に固定することができる。各プラ
グ部材5は、その近端の近傍で1対の横棒2および3と
一体成形され、よく知られた方法でストラップを受ける
ことができ、したがってストラップは、例えば米国特許
第5,216,786号に記載されたように調節可能で
ある。ストラップを各プラグ部材およびソケット部材に
取り付けると、ストラップをプラグ部材5の棒2および
3に取り付ける方向に対して、ソケット部材4の棒6に
取り付けたストラップが概ね垂直になる状態で、ストラ
ップが3つの異なる方向に通じることが理解される。こ
の3方向の構成により、バックルは小児の座席、特に高
い椅子に使用するのに特に適切になる。しかし、横棒の
数および配置構成は重要ではなく、様々な用途のために
調節することができる。例えば、ソケット部材4の1本
の棒6の代わりに1対の横棒を設け、ソケット部材に取
り付けるストラップを調節可能にするか、プラグ部材に
取り付けるストラップの調節可能性が必要でない、また
は望ましくない場合は、プラグ部材5に横棒を1本しか
設けなくてもよい。
【0019】ソケット部材4は、図7Aおよび図8Aで
示すように、ほぼ平坦な長方形の管状の横断形状を有
し、ほぼ長方形の内部空隙10を有することが好まし
い。空隙10は、上壁11と反対側の下壁12と1対の
側壁13および14との間の区域または空間として画定
され、側壁はそれぞれ、その側縁で上壁11から下壁1
2まで接続する。上下壁11および12は、通常、図7
Aおよび図8Aに示すように、側壁13および14より
はるかに広く、したがってソケット部材はほぼ平坦また
は長方形の形状を有する。
【0020】以下で詳細に説明するように、プラグ部材
5はそれぞれ、各プラグ部材に結合したロック用脚部3
1上に画定されたラッチ嵌合表面32を介して、ソケッ
ト部材4の空隙10内で受け、解放可能な状態でロック
する。ソケット部材4は、その端部で、側壁13および
14と上下壁11と12との間に開口15を画定し、そ
れはソケット部材を内部空隙10(図3参照)に向かっ
て開く。各開口15によって、プラグ部材をソケット部
材に結合するため、ソケット部材4がプラグ部材5の一
部を受けることができる。
【0021】プラグ部材5がソケット部材4の空隙10
に挿入されるにつれ、その案内を容易にするため、各プ
ラグ部材5には、相互にほぼ平行な方向でプラグ部材5
のベース部分17から突き出す1対の案内脚部16(図
3から図6参照)を設ける。案内脚部16は、相互から
離れるよう間隔をあけ、したがってソケット部材4の空
隙10へと挿入されると、ソケット部材4の側壁13お
よび14の内面に接触する。この方法で、案内脚部16
と側壁13および14との間の協働が、プラグ部材5を
適切な位置へと案内し、ソケット部材4内に填める。案
内脚部16は、プラグ部材5をソケット部材4に結合し
た場合に、その横方向の動きおよび動揺の防止に役立つ
機能も果たす。というのは、その横方向の動きが、ソケ
ットの側壁13および14の範囲に限定されるからであ
る。また、各プラグ部材5には、プラグ部材5の空隙1
0内への案内をさらに容易にするため、ベース部分17
から突き出す1対の補助案内棒18を設けることができ
る。この補助案内棒18は、プラグ部材およびソケット
部材を適切に配置するため、ソケット部材4の上下壁1
1および12の内面上に画定された浅い溝または通路
(図示せず)内へと摺動するような構成にすることがで
きる。また、案内脚部16および補助案内棒18の高さ
は、ソケット部材に挿入されると、ソケット部材4の上
下壁11および12にちょうど接触し、ソケット部材4
と結合すると、プラグ部材5の縦方向の動きおよび動揺
を防止するような高さである。各プラグ部材5のベース
17の近傍に、この場合もソケット部材4に結合した場
合にプラグ部材5の垂直の動きおよび動揺を防止するた
め、ソケット部材4の上下壁11および12内にぴった
り填るようなサイズの取付部材19も設けることができ
る。
【0022】プラグ部材5をソケット部材4内に保持
し、ロックするため、ソケット部材4の2つの開口15
それぞれの近傍で、上下壁11と12の内面の間に延在
する止め支柱20を設ける。2つの止め支柱20はそれ
ぞれ、空隙10の内側に面する嵌合表面21と、ソケッ
ト部材4の口15に面する1対の傾斜表面22とを画定
する(図4〜図6参照)。図4から図6に示すように、
表面22は、これに近い方の開口15からソケット部材
4の空隙10の中心に向かう方向でさらに互いに離れる
よう傾斜する(つまり、空隙10の中心から近い方の開
口15に向かう方向にテーパがかかる)。
【0023】押しボタン23が、ソケット部材4の上壁
11に切り取られる。押しボタン23は、押しボタン2
3をソケット部材の下壁12に取り付ける1対の板ばね
24など(図7Aおよび図7B参照)によって、ソケッ
ト部材4に結合される。板ばね24は可撓性であり、押
しボタン23をソケット部材4の内部空隙10内に押下
できるようにする。しかし、板ばね24の形状記憶のた
め、これは押しボタン23にかかる力を除去すると、元
の形状および位置を回復する。1対の板ばね24は例示
にすぎず、他の形状記憶部材を使用して、押しボタン2
3をソケット部材4に取り付けてもよいことが理解され
る。例えば、1枚の板ばねを使用して、押しボタン23
を側壁13または14の一方に取り付けるか、押しボタ
ンを起動する他のタイプの部品などを、押しボタン23
とともに使用してもよい。必要なことは、ボタン23を
内部空隙10内に押下し、次にボタンにかかる力が除去
されると、元の位置を回復することが可能なことだけで
ある。
【0024】押しボタン23には、ボタン23からソケ
ット部材4の内部空隙10内へと突き出す1対の分離部
材25を設ける(図7A〜図8B参照)。各分離部材2
5は、その遠端で、内部空隙10の中心に面する1対の
傾斜表面26を画定する。表面26は、押しボタン23
から内部空隙10の中心に向かう方向にテーパがかか
り、好ましくは図7Aおよび図7Bに示すように頂点を
形成する。
【0025】押しボタン23を内部空隙10内に押下す
るにつれ、押しボタン23の縦方向の直線の動きおよび
分離部材25の適切な配置を確保するため、ソケット部
材4には、ソケット部材4の下壁12から内部空隙10
内へと上方向に突き出す案内壁27(図7Aおよび図7
B参照)を設ける。案内壁27は、押しボタン23から
内部空隙10内へと下方向に突き出す案内壁29の間に
画定された案内通路28と嵌合するような構成になって
いる(図7Aおよび図7B参照)。図7Aおよび図7B
で示すように、案内壁27および29の遠端は、押しボ
タン23を押下するにつれ多少の整列不良が生じた場合
に、壁27を壁29間の通路28内に容易に摺動できる
ようにする協働傾斜表面30を有する。
【0026】各プラグ部材5に、ベース部分17から突
き出す1対のロック用脚部31を設ける(図4〜図6参
照)。ロック用脚部31は、プラグ部材5のベース部分
17と一体形成することが好ましく、図4から図6で見
られるように、ベース部分17の全長と比較すると相対
的に薄い。この方法で、ロック用脚部31は相対的に可
撓性である。それでも、ベース部分17と一体成形され
ているので、形状記憶を呈するのに十分なほど弾力があ
る。つまりこれにかかる曲げ力が除去されると、元の位
置に戻る。各ロック用脚部31は、好ましくは脚部の遠
端33の近傍にあるラッチ嵌合表面32を画定する。図
1から図8の実施形態では、ラッチ嵌合表面32は横方
向であり、プラグ部材5の挿入方向および脚部31の縦
軸に対して概ね垂直である。この方法で、ラッチ嵌合表
面32は、プラグ部材5をソケット部材4に十分挿入す
ると、ソケット部材4の支柱20の嵌合表面21と嵌合
するような構成になっている。各ロック用脚部31の遠
端33は、以下で明白になる理由で、球根状の形状を有
することが好ましい。
【0027】図3、図4および図6を参照すると、各プ
ラグ部材5をソケット部材4に結合するため、各プラグ
部材の案内用脚部16、助助案内棒18およびロック用
脚部31を、ソケット部材4の反対の開口15に挿入す
る。案内用脚部16、および任意選択で補助案内棒18
の位置により、ロック用脚部31がその対向する側で支
柱20の周囲に案内されることが保証される。脚部31
を空隙10に挿入するにつれ、各脚部の遠端の球根状領
域33は、支柱20の傾斜表面22の一方と接触する。
脚部31を空隙10に挿入し続けることにより、脚部3
1が傾斜表面22の周囲を進むにつれ、脚部31は表面
22の分岐のために分岐して分かれる。脚部31の可撓
性の性質が分岐を可能にする。分岐は、ラッチ嵌合表面
32が支柱20の端部をクリアするまで続き、クリアし
た時点で脚部31は自由に内側に跳ね返り、それによっ
てラッチ嵌合表面32を支柱20の嵌合表面21に嵌合
させる。ラッチ嵌合表面32が支柱20をクリアした
後、脚部31が跳ね戻るのは、その弾力的な形状記憶の
性質のためである。ラッチ嵌合表面32が嵌合表面21
と嵌合すると、案内用脚部16、補助案内棒18および
ロック用脚部31がソケット部材4に十分に挿入され、
プラグ部材5がソケット部材4と結合することが理解さ
れる。図4および図6に示すように、ラッチ嵌合表面3
2と嵌合表面21との嵌合は、プラグ部材5をソケット
部材4にロックし、バックル部片の分離を防止する。
【0028】各プラグ部材5をソケット部材4から分離
するには、押しボタン23を押下しなければならない。
図5および図7から図8を参照すると、押下するにつ
れ、分離部材25が下がり、傾斜表面26を押してロッ
ク用脚部31の球根状遠端33と接触する(図5の右側
プラグ部材のロック用脚部31の位置を参照)。押しボ
タン23を押下し続けると、傾斜表面26が脚部の球根
状領域33に対して外側に押されるので、ロック用脚部
31が撓み、横方向外側に分岐する(図5の右側プラグ
部材および図8Bの断面図を参照)。脚部31はラッチ
嵌合表面32が支柱20の嵌合表面21をクリアするま
で、横方向外側に押し出され続けることが理解される。
このような時に、脚部31の球根状遠端33は支柱20
の傾斜表面22に沿って摺動し、脚部31の弾力的な形
状記憶の性質と、元の撓んでいない位置に戻ろうとする
力により、プラグ部材5がソケット部材4から飛び出す
(図5の左側にあるプラグ部材を参照)。押しボタン2
3の動きが両方の分離部材25を同時に押下し、ロック
用脚部31の各対を分岐させるので、両方のプラグ部材
5を同時に解放できることが理解される。押しボタン2
3をソケット部材4に結合する板ばね24の形状記憶の
性質のため、押しボタン23は、ボタンにかかる圧力を
除去すると、元の押下されていない位置に戻る。ボタン
23を押下すると、表面26がロック用脚部31の遠端
33の間に動くよう、分離部材25が適切に目標を定
め、整列することが理解される。これは、案内壁が案内
通路28に押し込められ、案内壁29によって横方向の
動きを制限され、それによって押しボタンおよび分離部
材25の直線の垂直運動を保証するからである。
【0029】以上の開示から、バックルのソケット部材
4に設ける支柱20の数および配置構成は重要ではな
く、変更してもよいことが、当業者には理解される。例
えば、合計4本の支柱を設けることができ、各支柱は4
本のロック用脚部の1本とのみ嵌合する。あるいは、特
に適合させた4つの嵌合表面を有する1本の支柱を設け
ることができ、それぞれの表面がロック用脚部の1本と
嵌合する。以上の開示から、支柱の嵌合および分離時に
ロック用脚部31が撓む方向は重要ではなく、上記の方
向から変更できることも、当業者には理解される。例え
ば、支柱、その嵌合表面、ロック用脚部およびそのラッ
チ嵌合表面は、ロック用脚部がソケット部材に挿入され
ると、上記の実施形態のように分岐するのではなく、互
いに近づく(つまり収束する)よう、容易に再構成する
ことができる。この変形では、押しボタン23を起動す
ると、ラッチ嵌合表面を支柱の嵌合表面から分離するた
め、ロック用脚部が、上記の実施形態のように分岐する
のではなく、収束する。本発明の完全な範囲から逸脱す
ることなく、本発明のバックルに多くの追加的な変形お
よび修正を実行できることが、当業者には理解される。
【0030】ラッチ嵌合機能を改良した本発明の好まし
い実施形態を、図9および図10に示す。本発明のこの
実施形態は、いずれの意味でも図1から図8の実施形態
と同一であるが、ただしロック用脚部31上に画定され
たラッチ嵌合表面34の幾何学的形状、および支柱20
上に画定された相補的な嵌合表面38の幾何学的形状が
異なる。図9および図10の同様の参照番号は、図1か
ら図8の実施形態の同様の部品を指すので、それらの部
品の記述および説明に関しては、上記の検討を参照され
たい。
【0031】図9および図10を参照すると、ラッチ嵌
合表面34が、各ロック用脚部31の遠端33の近傍に
画定され、プラグ部材の挿入方向および脚部31の縦軸
に対して横方向である。ラッチ嵌合表面34はV字のよ
うな形状を有し、したがってラッチ嵌合表面34はロッ
ク用脚部31の頂部、側部35および底部の周囲に延在
する。図9から、V字形ラッチ嵌合表面34の頂点は、
ロック用脚部31の側部35にあることが分かる。同様
に、支柱20内に画定された嵌合表面38は、相補的な
V字に似た形状を有し(図10参照)、したがってロッ
ク用脚部31内に画定されたラッチ嵌合表面34とすっ
きり対合することができる。他の全ての態様で、図9お
よび図10の実施形態の3方向バックルの構造は、図1
から図8の実施形態のそれと同一である。さらに、図9
および図10の3方向バックルの機能および操作は、図
1から図8のそれと同一であり、プラグ部材5は図1か
ら図8のバックルと同じ方法でソケット部材4に結合
し、そこから外す。
【0032】各ロック用脚部31内に画定されたラッチ
嵌合表面34はほぼV字形を有し、V字形の頂点がロッ
ク用脚部31の側部35にあるので、ラッチ嵌合表面3
4はロック用脚部31の頂部、側部35および底部の周
囲に延在することが理解される。他方で、図1から図8
の実施形態では、ラッチ嵌合表面32がロック用脚部3
1の側部35に沿ってのみ延在し、脚部31の頂部また
は底部の周囲には延在しないことが分かる。したがっ
て、図9および図10の実施形態は、ロック用脚部31
の頂部、側部35および底部の周囲に、より均一に分散
したラッチ嵌合表面区域を有し、その結果、バックルに
荷重を加えると、ラッチ嵌合抵抗力がさらに均一に分散
される。このように、ラッチ嵌合抵抗力がさらに均一に
分散すると、図9および図10で実現されるバックルで
は、ラッチ嵌合の強度が増加する。
【0033】以上の明細書では、本発明についてその特
定の例示的な実施形態に関して述べてきた。しかし、添
付の請求の範囲で述べる本発明のより広い精神および範
囲から逸脱することなく、種々の修正および変更ができ
ることが明白である。したがって、明細書および図面は
限定的な意味ではなく例示的な意味と考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラグ部材をソケット部材に結合した、本発明
による3方向バックルの上面図である。
【図2】線2−2に沿って切り取った図1のバックルの
断面図である。
【図3】プラグ部材の一方をソケット部材から外した、
図1のバックルの部分組立分解上面図である。
【図4】プラグ部材の一方をソケット部材に結合し、他
方のプラグ部材をソケット部材から外した、バックルの
底部からバックルの頂部へと見た本発明のバックルの断
面図である。
【図5】プラグ部材がそれぞれソケット部材から外す様
々な段階にある、バックルの底部からバックルの頂部へ
と見た本発明のバックルの断面図である。
【図6】プラグ部材の一方をソケット部材に結合し、他
方のプラグ部材をソケット部材から外した、バックルの
頂部からバックルの底部へと見た本発明のバックルの断
面図である。
【図7】図7Aは、外すボタンが押下されていないと想
定し、線7B−7Bに沿って切り取った、図5に示した
バックルの断面図であり、図7Bは、線7B−7Bに沿
って切り取った、図5に示したバックルの断面図であ
る。
【図8】図8Aは、外すボタンが押下されていないと想
定し、線8B−8Bに沿って切り取った、図5に示した
バックルの断面図であり、図8Bは、線8B−8Bに沿
って切り取った、図5に示したバックルの断面図であ
る。
【図9】プラグ部材の一方が十分に露出するよう、ソケ
ット部材の一部を切り取った、本発明の別の実施形態に
よる3方向バックルの斜視図である。
【図10】プラグ部材をソケット部材から外した、線1
0−10に沿って切り取った図9のバックルのソケット
部材の断面図である。
【符号の説明】
1 バックル 2 横棒 3 横棒 4 ソケット部材 5 プラグ部材 6 棒 7 空間 10 空隙 11 上壁 12 下壁 13 側壁 14 側壁 15 開口 16 案内用脚部 17 ベース部分 18 案内棒 19 取付部材 20 止め支柱 21 嵌合表面 22 傾斜表面 23 押しボタン 24 板ばね 25 分離部材 26 傾斜表面 27 案内壁 28 案内通路 29 案内壁 30 傾斜表面 31 ロック用脚部 32 ラッチ嵌合表面 33 遠端 34 ラッチ嵌合表面 35 側部 38 嵌合表面

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックルであって、 表面および1対の側部を有するソケット部材を備え、表
    面および側部がその間にソケットを画定し、ソケット部
    材は第1開放端および第2開放端を有し、さらに、 ソケット部材に属するボタンを供え、ボタンは、ボタン
    の少なくとも一部をソケットの内部に突き出す位置へと
    押下することができ、さらに、 ソケットの内部に配置された少なくとも1つの嵌合部材
    と、 第1プラグ部材および第2プラグ部材とを備え、各プラ
    グ部材は、ベース部分およびベース部分から延在する少
    なくとも1本の弾力的な可撓性の脚部を有し、前記少な
    くとも1本の弾力的な可撓性の脚部が、その上にラッチ
    嵌合表面を画定し、 ソケット部材は、プラグ部材をソケット部材に結合する
    よう、ソケット部材の開放端を通してプラグ部材の脚部
    を摺動可能な状態で受けるような構成であり、プラグ部
    材をソケット部材に結合すると、ソケット部材の前記少
    なくとも1つの嵌合部材が、第1および第2プラグ部材
    の脚部のラッチ嵌合表面と嵌合して、プラグ部材をソケ
    ット部材にロックし、ラッチ嵌合表面を少なくとも1つ
    の嵌合部材から分離するようボタンをソケットの内部へ
    と押下し、プラグ部材をソケット部材から外せるように
    することによって、プラグ部材をソケット部材からロッ
    ク解除できるバックル。
  2. 【請求項2】 ボタンが、第1プラグ部材に属する脚部
    の対上に画定されるラッチ嵌合表面を少なくとも1つの
    嵌合部材から分離する第1分離部材と、第2プラグ部材
    に属する脚部の対上に画定されたラッチ嵌合表面を少な
    くとも1つの嵌合部材から分離する第2分離部材とを含
    む、請求項1に記載のバックル。
  3. 【請求項3】 ボタンを押下すると、第1分離部材が、
    第1プラグ部材に属する脚部を分岐させ、第2分離部材
    が第2プラグ部材に属する脚部を分岐させる、請求項2
    に記載のバックル。
  4. 【請求項4】 ボタンが、脚部のラッチ嵌合表面を少な
    くとも1つの嵌合部材から分離する少なくとも1つの分
    離部材を含む、請求項1に記載のバックル。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの嵌合部材が、プラグ部
    材をソケット部材に結合すると、少なくとも1本の脚部
    のラッチ嵌合表面と嵌合する嵌合表面を有する支柱であ
    る、請求項1に記載のバックル。
  6. 【請求項6】 各プラグ部材が、プラグ部材のベース部
    分から延在する1対の弾力的な可撓性の脚部を有し、前
    記脚部がそれぞれ、その上にラッチ嵌合表面を画定す
    る、請求項1に記載のバックル。
  7. 【請求項7】 ボタンが、ボタンを押下すると、脚部の
    ラッチ嵌合表面を少なくとも1つの嵌合部材から分離す
    るよう、プラグ部材の少なくとも一方の脚部対を少なく
    とも1つの嵌合部材から引き離す分離部材を含む、請求
    項6に記載のバックル。
  8. 【請求項8】 第1嵌合部材および第2嵌合部材を有
    し、プラグ部材をソケット部材に結合すると、第1プラ
    グ部材の属する脚部の対上に画定されたラッチ嵌合表面
    が第1嵌合部材と嵌合し、第2プラグ部材に属する脚部
    の対上に画定されたラッチ嵌合表面が第2嵌合部材と嵌
    合する、請求項6に記載のバックル。
  9. 【請求項9】 ボタンが、ボタンを押下すると、脚部の
    各対のラッチ嵌合表面を第1および第2嵌合部材から分
    離する少なくとも1つの分離部材を含む、請求項8に記
    載のバックル。
  10. 【請求項10】 ボタンをソケットの内部に向かって押
    下すると、第1プラグ部材に属する少なくとも1本の脚
    部のラッチ嵌合表面、および第2プラグ部材に属する少
    なくとも1本の脚部のラッチ嵌合表面が、少なくとも1
    つの嵌合部材から同時に分離する、請求項1に記載のバ
    ックル。
  11. 【請求項11】 ボタンが、第1プラグ部材に属する脚
    部の対上に画定されたラッチ嵌合表面を少なくとも1つ
    の嵌合部材から分離する第1分離部材と、第2プラグ部
    材に属する脚部の対上に画定されたラッチ嵌合表面を少
    なくとも1つの嵌合部材から分離する第2分離部材とを
    含み、ボタンを押下すると、第1および第2プラグ部材
    がソケット部材から同時に外れる、請求項10に記載の
    バックル。
  12. 【請求項12】 ボタンを押下すると、第1分離部材が
    第1プラグ部材に属する脚部を分岐させ、第2分離部材
    が第2プラグ部材に属する脚部を分岐させる、請求項1
    1に記載のバックル。
  13. 【請求項13】 第1および第2分離部材がそれぞれ、
    分離部材の遠端で傾斜表面を画定し、ボタンを押下する
    と、前記傾斜表面がプラグ部材の脚部を分岐させる、請
    求項12に記載のバックル。
  14. 【請求項14】 各プラグ部材の少なくとも1本の脚部
    のラッチ嵌合表面が、少なくとも1本の脚部の側部に沿
    って画定される、請求項1に記載のバックル。
  15. 【請求項15】 各脚部のラッチ嵌合表面が脚部の縦軸
    に対して横方向である、請求項14に記載のバックル。
  16. 【請求項16】 各プラグ部材の少なくとも1本の脚部
    上に画定されたラッチ嵌合表面がほぼV字形である、請
    求項1に記載のバックル。
  17. 【請求項17】 各プラグ部材の少なくとも1本の脚部
    上に画定されたラッチ嵌合表面がほぼV字形である、請
    求項12に記載のバックル。
  18. 【請求項18】 各プラグ部材の少なくとも1本の脚部
    のラッチ嵌合表面が、脚部の頂部、側部および底部の周
    囲に延在する、請求項1に記載のバックル。
  19. 【請求項19】 各プラグ部材の少なくとも1本の脚部
    のラッチ嵌合表面が、V字形を画定するよう、脚部の頂
    部、側部および底部の周囲に延在し、V字形のラッチ嵌
    合表面が脚部の側部に頂点を有する、請求項18に記載
    のバックル。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの嵌合部材が、V字形
    のラッチ嵌合表面と嵌合するV字形の嵌合表面を画定す
    る、請求項19に記載のバックル。
  21. 【請求項21】 ボタンが、少なくとも1つの板ばねに
    よってソケット部材に結合される、請求項1に記載のバ
    ックル。
  22. 【請求項22】 ボタンが、1対の板ばねによってソケ
    ット部材の下壁に結合される、請求項21に記載のバッ
    クル。
  23. 【請求項23】 各プラグ部材が、プラグ部材をソケッ
    ト部材に結合すると、ソケット部材の側部の一方の内面
    と接触する少なくとも1本の案内用脚部を含む、請求項
    1に記載のバックル。
  24. 【請求項24】 各プラグ部材が、ベース部分から突き
    出す1対の案内用脚部を含み、プラグ部材をソケット部
    材に結合すると、各案内用脚部がソケット部材の側部の
    一方の内面と接触する、請求項23に記載のバックル。
  25. 【請求項25】 さらに、少なくとも1つの分離部材の
    脚部に向かう動きを案内する手段を備える、請求項4に
    記載のバックル。
  26. 【請求項26】 案内する手段が、ソケット部材の下壁
    からソケット内へと上方向に突き出す1対の案内壁と、
    ボタンの内面上に画定され、ボタンを押下すると案内壁
    を受けるような構成である1対の案内通路とを含む、請
    求項25に記載のバックル。
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