JP2001251819A - 交流発電機の製造方法 - Google Patents
交流発電機の製造方法Info
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Abstract
い交流発電機を容易に製造し得る交流発電機の製造方法
を得る。 【解決手段】 この交流発電機の製造方法は、スロット
36aに入る直線部30bを有するように素線30を折
り曲げ形成して巻線アッセンブリを作製する工程と、ス
ロット36aが形成された板状磁性部材を積層して素鉄
心36を形成する工程と、素鉄心36に巻線アッセンブ
リを重ね、かつスロット36aに直線部30bが入るよ
うに押圧する工程と、素鉄心36を円筒状に曲げ、素鉄
心36の両端面を当接、溶接して固定子鉄心15を形成
する工程とを含む。
Description
トラック等の乗り物に搭載される内燃機関により駆動さ
れる交流発電機の製造方法に関するものである。
8号に記載された従来の車両用交流発電機の固定子の斜
視図、図35は図34の固定子に適用される導体セグメ
ントを示す斜視図、図36および図37はそれぞれ図3
4の固定子の要部をフロント側およびリヤ側から見た斜
視図である。この固定子300は、固定子鉄心301
と、固定子鉄心301に巻装された固定子巻線302
と、スロット303内に装着されて固定子巻線302を
固定子鉄心301に対して絶縁するインシュレータ30
4とを備えている。固定子鉄心301は、板状磁性部材
である薄い鋼板を重ねて積層された円筒状の積層鉄心で
あり、軸方向に延びるスロット303が内周側に開口す
るように所定ピッチで周方向に複数設けられている。固
定子巻線302は、多数の短尺の導体セグメント305
を接合して所定の巻線パターンに構成されている。
矩形断面の銅線材を略U字状に成形したもので、6スロ
ット(1磁極ピッチ)離れた2つのスロット303毎
に、軸方向のリヤ側から挿入されている。そして、導体
セグメント305のフロント側に延出する端部同士が接
合されて固定子巻線302を構成している。
ット303において、1本の導体セグメント305が、
リヤ側から、1つのスロット303内の外周側から1番
目の位置と、他のスロット303内の外周側から2番目
の位置とに挿入され、もう1本の導体セグメント305
が、リヤ側から、1つのスロット303内の外周側から
3番目の位置と、他のスロット303内の外周側から4
番目の位置とに挿入されている。そこで、各スロット3
03内では、導体セグメント305の直線部305aが
径方向に1列に4本並んで配列されている。そして、1
つのスロット303内の外周側から1番目の位置からフ
ロント側に延出した導体セグメント305の端部305
bと、そのスロット303から時計回りに6スロット離
れた他のスロット303内の外周側から2番目の位置か
らフロント側に延出した導体セグメント305の端部3
05bとが接合されて、2ターンの外層巻線が形成され
ている。さらに、1つのスロット303内の外周側から
3番目の位置からフロント側に延出した導体セグメント
305の端部305bと、そのスロット303から時計
回りに6スロット離れた他のスロット303内の外周側
から4番目の位置からフロント側に延出した導体セグメ
ント305の端部54bとが接合されて、2ターンの内
層巻線が形成されている。さらに、6スロット離れた各
組のスロット303に挿入された導体セグメント305
で構成される外層巻線と内層巻線とが直列に接続され
て、4ターンの1相分の固定子巻線302が形成されて
いる。同様にして、それぞれ4ターンの固定子巻線30
2が6相分形成されている。そして、これらの固定子巻
線302は3相分づつ交流結線されて、2組の3相固定
子巻線を構成している。
においては、固定子鉄心301のリヤ側では、同じ組の
スロット303に挿入された2本の導体セグメント30
5のターン部305cが径方向に並んで配列されてい
る。その結果、ターン部305cが周方向に2列に配列
されて、リヤ側のターン部を構成している。一方、固定
子鉄心301のフロント側では、1つのスロット303
内の外周側から1番目の位置からフロント側に延出した
導体セグメント305の端部305bと6スロット離れ
たスロット303内の外周側から2番目の位置からフロ
ント側に延出した導体セグメント305の端部305b
との接合部と、1つのスロット303内の外周側から3
番目の位置からフロント側に延出した導体セグメント3
05の端部305bと6スロット離れたスロット303
内の外周側から4番目の位置からフロント側に延出した
導体セグメント305の端部305bとの接合部とが、
径方向に並んで配列されている。その結果、端部305
b同士の接合部が周方向に2列に配列されて、フロント
側のターン部を構成している。
0では、固定子巻線302が、略U字状に成形された短
尺の導体セグメント305を固定子鉄心301のスロッ
ト303にリヤ側から挿入し、フロント側に延出する導
体セグメント305の端部同士を接合して構成されてい
るので、ターン部は、多数の接合部から構成されてお
り、接合部同士が短絡しやすく、短絡事故が発生し易か
った。また、多数の短尺の導体セグメント305を固定
子鉄心301に挿入し、かつ、端部同士を溶接、半田付
け等により接合しなければならず、著しく作業性が悪か
った。また、導体セグメント305のスロット303へ
の押し込み量は固定子鉄心301の軸方向長さ以上を必
要とし、絶縁被膜に傷を付けやすく、製品後の品質を低
下させていた。さらに、端部同士の接合時に、半田垂れ
や溶接融けによる接合部間の短絡が頻発し、量産性が著
しく悪かった。
に対して、特開平8−298756号公報には、半円状
の分割鉄心部のスロットに、予め平角導体をほぼ六角形
状に複数回巻回して形成された複数個のコイルピースを
挿入して構成された固定子構造が示されている。この固
定子は、半円状の分割鉄心部のスロットに径外側方向に
コイルピースが順次挿入されている。つまり、六角形状
のコイルピースの対向する一つの辺部がスロットの内側
の層である内周層に位置し、対向する辺部は所定の数の
スロットを飛び越えて外側の層である外周層に位置する
ように挿入されている。
イルエンドの整列度が高いものの、分割鉄心部同士を結
合する際に、既に一方の分割鉄心部のスロットにコイル
ピースの一方の辺部が挿入されているが、他方の分割鉄
心部のスロットへのコイルピースの挿入作業は、分割鉄
心部の連結作業を併せて行う必要性があるので、仮決め
治具等を用いて煩雑な作業を行わなければならず、著し
く生産性が悪かった。また、複数個の分割鉄心部を接合
して固定子鉄心を成形するのも面倒であり、また各分割
鉄心部の径方向の寸法等を等しく成形するのも困難であ
った。
は、スロット内の導体占積率向上のために、ストレート
形状の素鉄心に、ストレート形状に成形された巻線群
を、スロット深さ方向に挿入し、後行程で素鉄心を円筒
形状に曲げたものが開示されている。図38は、この工
法で製造された固定子400の全体斜視図であり、巻線
群の挿入は格段向上するものの、巻線群はスロット40
1間で周方向にストレートの渡り部を有するため、各ス
ロット401から延出されるコイルエンド402の整列
度が著しく悪く、コイルエンド402での径方向の寸法
拡大と導体間の短絡が生じていた。また、ストレート形
状の素鉄心をそのまま円筒化するには、かなりの曲げ力
が必要で、スプリングバックも強く、円筒後の接合面に
隙間が生じ、出力や磁気騒音の悪化を起こす等の問題点
もあった。
88号に記載された従来の車両用交流発電機では、多数
の短尺の導体セグメント305を固定子鉄心301に挿
入し、かつ、端部同士を溶接、半田付け等により接合し
なければならず、著しく作業性が悪く、また端部同士の
接合時に、半田垂れや溶接融けによる接合部間の短絡が
頻発し、量産性が著しく悪い等の問題点があった。
流発電機では、仮決め治具等を用いて煩雑な作業が伴
い、また、複数個の分割鉄心部を接合して固定子鉄心を
成形するのも面倒であり、固定子の組立作業性が悪いと
いう問題点があった。
載された車両用交流発電機では、各スロット401から
延出されるコイルエンド402の整列度が著しく悪く、
コイルエンド402での径方向の寸法拡大と導体間の短
絡が生じ易く、またストレート形状の素鉄心をそのまま
円筒化するには、かなりの曲げ力が必要で、スプリング
バックも強く、円筒後の接合面に隙間が生じ、出力や磁
気騒音の悪化を起こす等の問題点もあった。
を課題とするものであって、組立作業性が大幅に向上
し、量産性が可能な交流発電機の製造方法を得ることを
目的とする。
る交流発電機の製造方法では、スロットに入る直線部を
有するように素線を折り曲げ形成して巻線アッセンブリ
を作製する工程と、前記スロットが形成された板状磁性
部材を積層して素鉄心を形成する工程と、前記素鉄心に
前記巻線アッセンブリを重ね、かつ前記スロットに前記
直線部が入るように押圧する工程と、前記素鉄心を円筒
状に曲げ、素鉄心の両端面を当接、溶接して前記固定子
鉄心を形成する工程とを含む。
造方法では、スロットに入る直線部を有するように素線
を折り曲げ形成して巻線アッセンブリを作製する工程
と、前記スロットが形成された板状磁性部材を積層して
素鉄心を形成する工程と、前記素鉄心に前記巻線アッセ
ンブリを重ね、かつ前記スロットに前記直線部が入るよ
うに押圧する工程と、前記素鉄心を円筒状に曲げて前記
内周鉄心部を成形する工程と、前記内周鉄心部に前記外
周鉄心部を嵌着する工程とを含む。
造方法では、巻線アッセンブリは平板状である。
造方法では、巻線アッセンブリは熱軟化処理されてい
る。
造方法では、素鉄心の長手方向の両端部は、素鉄心を円
筒状に曲げたときに真円度が得られるように、予め曲げ
成形されている。
造方法では、素鉄心のスロットの開口部の幅寸法は、曲
げ成形前では巻線アッセンブリの直線部の幅寸法よりも
大きく、曲げ成形後には巻線アッセンブリの直線部の幅
寸法よりも小さい。
造方法では、素鉄心と巻線アッセンブリとを一体化した
後、素鉄心のスロットを区画するティースの先端部を押
圧、塑性変形させて、スロットの開口部の幅寸法を小さ
くする。
造方法では、素線の断面がほぼ矩形状である。
造方法では、素線の断面がほぼ円形状である。
製造方法では、巻線アッセンブリの直線部はスロット内
で径方向に複数層に配列されている。
製造方法では、巻線アッセンブリの直線部はスロットの
底面にほぼ当接し、スロット内の内径側では隙間を有し
ている。
実施の形態1に係る車両用交流発電機の構成を示す断面
図、図2はこの車両用交流発電機の固定子を示す斜視
図、図3はこの車両用交流発電機における固定子巻線の
1相分の結線状態を説明する正断面図、図4はこの車両
用交流発電機の回路図、図5は図1の固定子鉄心の正断
面図である。なお、図2での口出し線および渡り結線は
省略されている。
ントブラケット1およびリヤブラケット2から構成され
たケース3と、このケース3内に設けられ一端部にプー
リ4が固定されたシャフト6と、このシャフト6に固定
されたランデル型の回転子7と、回転子7の両側面に固
定されたファン5と、ケース3の内壁面に固定された固
定子8と、シャフト6の他端部に固定され回転子7に電
流を供給するスリップリング9と、スリップリング9に
摺動する一対のブラシ10と、このブラシ10を収納し
たブラシホルダ11と、固定子8に電気的に接続され固
定子8で生じた交流を直流に整流する整流器12と、ブ
ラシホルダ11に嵌着されたヒートシンク17と、この
ヒートシンク17に接着され固定子8で生じた交流電圧
の大きさを調整するレギュレータ18とを備えている。
回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆って設
けられその磁束によって磁極が形成される一対のポール
コア20、21とから構成されている。一対のポールコ
ア体20、21は、鉄製で、それぞれ8つの爪状磁極2
2、23が外周縁に周方向に等角ピッチで、かつかみ合
うように対向してシャフト6に固着されている。
aが周方向に所定ピッチで複数形成された円筒状の積層
鉄心からなる固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装
された固定子巻線16と、各スロット15a内に装着さ
れて固定子巻線16と固定子鉄心15とを電気的に絶縁
するインシュレータ19とを備えている。この固定子鉄
心15は、積層構造の内周鉄心部85と外周鉄心部86
とから構成されている。内周鉄心部85のコアバックの
寸法は1mmで、外周鉄心部86のコアバックの寸法は
2.6mmである。固定子巻線16は、1本の素線30
が、固定子鉄心15の端面側のスロット15a外で折り
返されて、所定スロット数毎にスロット15a内でスロ
ット深さ方向に内層と外層とを交互に採るように波巻き
されて巻装された巻線を複数備えている。ここでは、固
定子鉄心15には、回転子7の磁極数(16)に対応し
て、3相固定子巻線160を2組収容するように、96
のスロット15aが等間隔に形成されている。また、素
線30には、例えば絶縁被覆されたほぼ矩形状の断面を
有する長尺の銅線材が用いられる。
ラケット2の軸方向の端面には、吸気孔1a、2aが形
成され、排気孔1b、2bがフロントブラケット1およ
びリヤブラケット2の外周両肩部に固定子巻線16のフ
ロント側およびリヤ側のターン部16a、16bの径方
向外側に対向して設けられている。
素線30からなる第1乃至第4の巻線31〜34から構
成されている。そして、第1巻線31は、1本の素線3
0を、スロット番号の1番から91番まで6スロットお
きに、スロット15a内の外周側から1番目の位置と外
周側から2番目の位置とを交互に採るように波巻きして
構成されている。第2巻線32は、素線30を、スロッ
ト番号の1番から91番まで6スロットおきに、スロッ
ト15a内の外周側から2番目の位置と外周側から1番
目の位置とを交互に採るように波巻きして構成されてい
る。第3巻線33は、素線30を、スロット番号の1番
から91番まで6スロットおきに、スロット15a内の
外周側から3番目の位置と外周側から4番目の位置とを
交互に採るように波巻きして構成されている。第4巻線
34は、素線30を、スロット番号の1番から91番ま
で6スロットおきに、スロット15a内の外周側から4
番目の位置と外周側から3番目の位置とを交互に採るよ
うに波巻きして構成されている。そして、各スロット1
5a内には、素線30が長方形断面の長手方向を径方向
に揃えて径方向に1列に4本並んで配列されている。
て、スロット番号の1番から延出する第1巻線31の端
部31aと、スロット番号の91番から延出する第3巻
線33の端部33bとが接合され、さらにスロット番号
の1番から延出する第3巻線33の端部33aと、スロ
ット番号の91番から延出する第1巻線31の端部31
bとが接合されて、2ターンの巻線が形成されている。
また、固定子鉄心15の他端側において、スロット番号
の1番から延出する第2巻線32の端部32aと、スロ
ット番号の91番から延出する第4巻線34の端部34
bとが接合され、さらにスロット番号の1番から延出す
る第4巻線34の端部34aと、スロット番号の91番
から延出する第2巻線32の端部32bとが接合され
て、2ターンの巻線が形成されている。
から固定子鉄心15の一端側に延出する第2巻線32の
素線30の部分が切断され、スロット番号の67番と7
3番とから固定子鉄心15の一端側に延出する第1巻線
31の素線30の部分が切断される。そして、第1巻線
31の切断端31cと第2巻線32の切断端32cとが
接合されて、第1乃至第4巻線31〜34を直列接続し
てなる4ターンの1相分の巻線群161が形成されてい
る。なお、第1巻線31の切断端31cと第2巻線32
の切断端32cとの接合部が渡り結線接続部となり、第
1巻線31の切断端31dと第2巻線32の切断端32
dとがそれぞれ口出し線(O)および中性点(N)とな
る。
ト15aを1つづつずらして6相分の巻線群161が形
成されている。そして、巻線群161が3相分づつ星型
結線されて2組の3相固定子巻線160を形成し、各3
相固定子巻線160がそれぞれ整流器12に接続されて
いる。各整流器12の直流出力は並列に接続されて合成
される。
は、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10および
スリップリング9を介して回転子コイル13に供給さ
れ、磁束が発生される。この磁束により、一方のポール
コア20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポー
ルコア21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、
エンジンの回転トルクがベルトおよびプーリ4を介して
シャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこ
で、固定子巻線16に回転磁界が与えられ、固定子巻線
16に起電力が発生する。この交流の起電力が整流器1
2を通って直流に整流されるとともに、その大きさがレ
ギュレータ18により調整され、バッテリに充電され
る。
転により、外気が整流器12のヒートシンクおよびレギ
ュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向して設
けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれ、シャフト6の
軸に沿って流れて整流器12およびレギュレータ18を
冷却し、その後ファン5により遠心方向に曲げられて固
定子巻線16のリヤ側のターン部16bを冷却し、排気
孔2bより外部に排出される。一方、フロント側におい
ては、ファン5の回転により、外気が吸気孔1aから軸
方向に吸い込まれ、その後ファン5により遠心方向に曲
げられて固定子巻線16のフロント側のターン部16a
を冷却し、排気孔1bより外部に排出される。
いて説明する。図6および図7は固定子巻線16を構成
する巻線群161の製造工程を説明する図である。図8
は図2の固定子巻線16を構成する内層側の巻線アッセ
ンブリを示す図であり、図8(a)はその側面図、図8
(b)はその平面図である。図9は固定子巻線16を構
成する外層側の巻線アッセンブリを示す図であり、図9
(a)はその側面図、図9(b)はその平面図である。
図10は図2の固定子巻線16を構成する素線の要部を
示す斜視図である。
尺の素線30を同時に同一平面上で雷状に折り曲げ形成
する。ついで、図7に矢印で示されるように、直角方向
に治具にて折り畳んでゆき、図8に示される巻線アッセ
ンブリ35Aを作製する。さらに、同様にして、図9に
示されるように、渡り結線および口出し線を有する巻線
アッセンブリ35Bを作製する。なお、各素線30は、
図10に示されるように、ターン部30aで連結された
直線部30bが6スロットピッチ(6P)で配列された
平面状パターンに折り曲げ形成されている。そして、隣
り合う直線部30bが、ターン部30aにより、素線3
0の幅(W)分ずらされている。巻線アッセンブリ35
A、35Bは、このようなパターンに形成された2本の
素線30を図11に示されるように6スロットピッチず
らして直線部30bを重ねて配列された素線対が1スロ
ットピッチづつずらして6対配列されて構成されてい
る。そして、素線30の端部が巻線アッセンブリ35
A、35Bの両端の両側に6本づつ延出されている。ま
た、ターン部30aが巻線アッセンブリ35A、35B
の両側部に整列されて配列されている。また、巻線アッ
センブリ35A、35Bは、成形の際の曲げ加工硬化に
よって、その硬度が高くなっているので、後工程での成
形をし易くするために、300°C×10分間の熱軟化
処理がなされている。
開口部に向かって拡大した台形形状のスロット36aが
所定のピッチ(電気角で30°)で形成された板状磁性
部材であるSPCC材を所定枚数積層し、その外周部を
レーザ溶接して、直方体の素鉄心36を作製する。な
お、素鉄心36の曲げ変形の際には、SPCC材の歪み
変形に起因して素鉄心36の両面36A、36Bには波
状の変形が生じ易いが、この実施の形態では、複数箇所
で軸線方向に延びた溶接部75で複数のSPCC材は固
く一体化され、素鉄心36の剛性が高くなっており、波
状変形は抑制される。なお、この溶接部75は、等分間
隔でなく、また軸線方向で分断されていてもよい。
C材よりも剛性の高い端板36eを設けた例である。こ
の端板36eは、素鉄心36を構成するSPCC材と同
じ形状で、その厚さEはSPCC材の厚さTよりも大き
く、剛性が高くなっている。この例のように、素鉄心3
6の両面に剛性の高い端板36eを設けることで、素鉄
心36の曲げ変形の際には、SPCC材の歪み変形に起
因して素鉄心36の両面36A、36Bに波状の変形を
抑制するようにしてもよい。
帯状の素インシュレータ72を素鉄心36のスロット3
6aに載置し、その後図16(b)ないし図16(d)
に示すようにし、2つの巻線アッセンブリ35A、35
Bの各直線部30bを各スロット36a内に押し入れ
る。その押入後、スロット36a間の素インシュレータ
72のつなぎ部72aを切断し、これによりインシュレ
ータ19が形成され、2つの巻線アッセンブリ35A、
35Bの直線部30bは、インシュレータ19により素
鉄心36と絶縁されてスロット36a内に4本並んで収
納される。図17は、このときの全体正面図である。
に、巻線アッセンブリ35A、35Bが挿入された帯状
の素鉄心36を円筒状に丸め、その端面同士を当接、溶
接して突合わせ部77を形成して、図18(c)に示さ
れるように、円筒状の固定子鉄心15の内周鉄心部85
を得る。図19および図20から分かるように、スロッ
ト15aの開口部15bの幅t2はスロット36aの開
口部の幅t1よりも小さい。なお、直線状の素鉄心36
を曲げ変形する前に、図18(b)に示すように、予め
素鉄心36の両端部のみを曲げ加工しているので、素鉄
心36の端面同士を当接した際に、突合わせ部77の近
傍も含めた良好な真円度の内周鉄心部85が得られる。
また、帯状の素鉄心36の円筒状に丸め易くするため
に、各スロット36aのコアバック部に切り込み部36
fが形成されている。なお、この隙間は円筒状に変形さ
れた後では当接してなくなる。
スロット36aは開口部に向かって拡大した台形形状で
あり、その開口部の幅t1は、2つの巻線アッセンブリ
35A、35Bの各直線部30bの幅t3よりも大きい
ので、各スロット36a内に、ティース先端に干渉され
ることなく、円滑に押し入れられる。また、固定子鉄心
15のスロット15a(内周鉄心部85のスロット15
aでもある。)内の周方向の幅寸法は、直線部30bの
寸法とほぼ同一であるので、素鉄心36の曲げ変形の際
には、ティース51と直線部30bとが互いに押圧して
変形するようなことは防止される。
周鉄心部85に外周鉄心部86を圧入して固定子鉄心1
5の剛性を高めている。この場合、外周鉄心部86の圧
入前の内周鉄心部85の外径寸法(このときには、突合
わせ部77には空隙がある。)は、外周鉄心部86の内
径寸法よりも若干大きくなっており、外周鉄心部86の
圧入時に、内周鉄心部85の形状は外周鉄心部86で規
制され、内周鉄心部85の真円度を高めることができ
る。その後、図3に示される結線方法に基づいて、各素
線30の端部同士を結線して固定子巻線16を形成し
て、固定子8の製造は完了する。
素鉄心36と巻線アッセンブリ35A、35Bとを一体
化した後、素鉄心36のスロット36aを区画するティ
ース51の先端部を押圧、塑性変形させて、スロット3
6の開口部36aの幅寸法を小さくするようにしてもよ
い。
状の巻線アッセンブリ35A、35Bの直線部30bを
素鉄心36のスロット36a内に収納した状態で帯状の
素鉄心36を円筒状に丸め、その端面同士を当接させて
溶接しており、多数の導体セグメント305を1本ずつ
スロットに挿入する従来技術に比べて、固定子8の組立
作業性が大幅に向上する。また、巻線アッセンブリ35
A、35Bがスロット15a毎にスロット深さ方向に内
層と外層とが交互に採るように巻装されているので、コ
イルエンドのターン部が干渉なく整然と配列されてお
り、帯状の素鉄心36を円筒状に丸めても、コイルの干
渉、短絡は生じない。
は、予め熱軟化処理が施されているので、素鉄心36を
円筒状に丸める際に、大きな変形力を必要とせず、容易
に成形できる。また、帯状の素鉄心36の状態で巻線ア
ッセンブリ35A、35Bをスロット15a内に深さ方
向に押圧して一括挿入後、丸める製造工程を採用するこ
とで、挿入時の素鉄心36の開口部は素線30の幅より
も大きく、円筒状の成形後には小さくなるため、巻線の
挿入性の向上と固定子8において巻線の内径側への突出
が防止される。また、ティース51の先端部を押圧、塑
性変形させて、スロット36の開口部36aの幅寸法を
さらに小さくすることで、出力向上、干渉音による風騒
音の低減となる。
線31〜34はそれぞれ1本の素線30(連続線)によ
り作製されているので、従来の固定子300のように、
多数の短尺の導体セグメント305を固定子鉄心301
に挿入し、かつ、端部305b同士を溶接、半田付け等
により接合する必要がなく、固定子8の生産性を著しく
向上させることができる。また、発電機の性能的には、
以下のような効果もある。つまり、コイルエンドが素線
30のターン部30aで構成されるので、ターン部16
a、16bにおける接合箇所は第1乃至第4巻線31〜
34の端部同士の接合部および渡り結線接合部のみとな
り、接合カ所が著しく削減される。これにより、接合に
よる絶縁被膜の消失に伴う短絡事故の発生が抑えられる
ので、優れた絶縁性が得られる。また、溶接による導体
の軟化がなく、固定子としての剛性が高くなり、磁気騒
音を低減できる。
部30aを周方向に互いに干渉することなく整然と配列
して構成されている。これにより、導体セグメント30
5の端部同士を接合している従来のターン部に比べて、
ターン部の固定子鉄心15の端面からの延出高さを低く
できる。これにより、ターン部16a、16bにおける
通風抵抗が小さくなり、回転子7の回転に起因する風音
を低減させることができる。また、コイルエンドのコイ
ルの漏れリアクタンスが減少し、出力・効率が向上す
る。
に径方向に1列に配列され、ターン部30aが周方向に
2列に並んで配列されている。これにより、ターン部1
6a、16bを構成するターン部30aがそれぞれ径方
向に2列に分散されるので、ターン部16a、16bの
固定子鉄心15の端面からの延出高さを低くできる。そ
の結果、ターン部16a、16bにおける通風抵抗が小
さくなり、回転子7の回転に起因する風音を低減させる
ことができる。
れた直線部30bが矩形状断面で形成されているので、
直線部30bをスロット15a内に収容したときに、直
線部30bの断面形状がスロット形状に沿った形状とな
っている。これにより、固定子鉄心15の固定子巻線1
6への挿入性が向上するとともに、スロット15a内に
おける素線30の占積率を高めることが容易になり、固
定子巻線16の抵抗値を低く抑えることができるととも
に、素線30から固定子鉄心15への伝熱を向上させる
ことができ、固定子巻線16の温度上昇を低減すること
ができる。
部と外周鉄心部とを焼きバメにより一体化するものでも
よい。また、外周鉄心部はパイプ形状のものでもよい
し、板状磁性部材をスパイラル状に巻回した積層構造の
ものでもよい。
形態2の固定子鉄心100の正断面図である。実施の形
態1では、固定子鉄心15は、内周鉄心部85と、外周
鉄心部86の2部材で構成されたが、この実施の形態で
は、固定子鉄心100は、一部材で構成されている。実
施の形態1では内周鉄心部85のコアバックの寸法は1
mm、外周鉄心部86の厚さは2.6mmであるのに対
して、この固定子鉄心100のコアバックの寸法は3.
6mmと厚みが剛性が高くなり、円筒状の曲げ加工に大
きな力を必要とすることになるが、素鉄心のスロットの
底面に切り欠き部87を形成することで、曲げ加工を容
易にしている。また、実施の形態1に述べた内周鉄心部
に外周鉄心部を圧入する工程を必要としない。
形態3の固定子200の斜視図、図28及び図29はこ
の固定子200における固定子巻線の製造方法を説明す
る説明図、図30は固定子200における固定子巻線の
製造途中の巻線アッセンブリ205の正面図である。こ
の実施の形態3では、固定子鉄心100に巻装された固
定子巻線206は、断面形状が円形の素線201により
所定ピッチ離れたスロット36aの深さ方向に内・外層
として1ターンを形成する第1巻線と、この第1巻線と
電気角で180度ずれて反転巻装された第2巻線がそれ
ぞれ結線され2層の巻線アッセンブリ205を形成して
いる。そして、この巻線アッセンブリ205が固定子鉄
心100に3組挿入され、それぞれが結線されて6層と
なり、毎極毎相2個のスロット36aを有する各相が電
気角で120°位相差のある3相固定子巻線を形成して
いる。
方法について説明する。まず、12本の素線201が平
面上に1スロットピッチに並べられる。次に、図28に
示されるように、12本の素線201を一緒に所定ピッ
チ(2点鎖線の位置)で折り返し、12本の素線201
が螺旋状に屈曲された帯状の巻線ユニット202を形成
する。そして、巻線ユニット202の幅方向に関して距
離L離れた位置において、一対の複数のピン203を巻
線ユニット202の表面側から各素線201間に挿入す
る。同様に、巻線ユニット202の幅方向に関して距離
L離れた位置において、一対の複数のピン203を巻線
ユニット202の裏面側から各素線201間に挿入す
る。さらに、巻線ユニット202の幅方向端部におい
て、位置規制ピン204を各素線201間に挿入する。
このようにして、複数のピン203、204が図29に
示されるように、セットされる。ここで、距離Lはスロ
ット36aの軸線方向長さ(固定子200の軸線方向の
寸法)に略一致している。
各素線201間に挿入され対向した複数のピン203
が、図29において実線矢印で示されるように、巻線ユ
ニット202の長さ方向で互いに逆方向に移動される。
同様に、巻線ユニット202の裏面側から素線201間
に挿入され対向した複数のピン203が、図29におい
て点線矢印で示されるように、巻線ユニット202の長
さ方向で互いに逆方向に移動される。この時、位置規制
ピン204が各素線201間に挿入されているので、素
線201がバラバラとなることが阻止される。
に位置する各素線201の部位が巻線ユニット202の
長さ方向に対して直交するように変形され、スロット3
6内に収納される直線部201bとなる。そして、ま
た、一対のピン203の両外側に位置する各素線201
の部位が6スロット離れた直線部201b間を連結する
ターン部201aとなる。これにより、図30に示され
る巻線アッセンブリ205が作製される。
の形態1及び2と同様であり、その説明は省略する。但
し、この実施の形態3では、図31ないし図33に示す
ように、3つの巻線アッセンブリ205の各直線部20
1bが各スロット207a内に押し入れられ、6本の直
線部201bがインシュレータ19により素鉄心207
と絶縁されてスロット207a内に並んで収納される。
また、直線部201bは、スロット207aの底面にほ
ぼ当接し、スロット207a内の内径側では、ティース
207bの先端部の肩部207cとの間で隙間Aを有し
ている。
に挿入される素線201の断面は略円形状であるので、
素線201の屈曲変形が容易であり、巻線アッセンブリ
205が簡単に形成される。素線の断面が矩形状である
ときには、直線部に捻れがあると、直線部をスロットに
挿入時にティースの先端部と接触して絶縁皮膜が破損し
て素線が絶縁不良を起こすことがあったが、この実施の
形態3の素線201では、工程中における素線201の
接触による絶縁皮膜の破損頻度が減少し、管理工数が低
減される。
は、巻線アッセンブリの成形時において、巻線アッセン
ブリのターン部の頂部が局所的に延びて絶縁皮膜が剥離
して絶縁不良が生じ、その部位から腐食することがあっ
たが、素線201の断面を円形状にしたことで、皮膜剥
離の発生頻度が減少し、素線201の絶縁性が向上す
る。
は、素線の端部同士を結線して固定子巻線を形成する時
には端部同士が接触し、また発電機の駆動時の振動等に
より、素線のターン部同士が接触して絶縁皮膜が剥離し
て絶縁不良が生じるが、素線201の断面に角部がなく
円形状であるので、皮膜剥離の発生頻度が減少し、素線
201の絶縁性が向上する。
は、その絶縁皮膜を剥離する必要があるが、その場合、
素線の断面が矩形状であるときには4面別工程で剥離す
る、もしくは円形断面に成形して剥離する、という工程
が必要であるため工数が増えてしまうという問題点があ
ったが、素線201の断面を円形状にしたことで、その
ような工程が不要となり、また絶縁皮膜の機械剥離が簡
単である。
は、素線のターン部間を冷却風が通過する際に、そのエ
ッジで風きり音が発生するが、素線201の断面を円形
状にしたことで、ターン部201aを通風する冷却風が
滑らかに流れるため、風音が低減する。
1bはスロット207aの底面に当接し、スロット20
7a内の最内径側の直線部201bとティース207b
の先端部との間では隙間Aを有している。そのため、素
鉄心207の各スロット207a内に素線201の直線
部201bを押し込んだ際に、素線201のスプリング
バックで内径側に素線201が移動するものの、素鉄心
207を曲げ成形する際の、ティース207bの先端部
と素鉄心207との接触が防止でき、素線201の絶縁
不良が大幅に減少する。
径からスロット207a内の最内径側の素線201との
間の距離がそれだけ離れているので、ファン5で生じた
冷却風の抵抗が小さくなり、風音が減少する。また、ス
ロット207aの内径側に隙間Aがあるため、冷却風が
隙間Aまで侵入し、またスロット207a内の最外径側
の素線201がその底面に接触しているので、固定子巻
線206の冷却性が向上する。
アッセンブリ205を3ユニット使用して、1相当たり
6ターンの直列巻線構造を形成したが、3ターンの並列
巻線構造を形成することも可能である。また、巻線アッ
センブリ205数を例えば4ユニット、5ユニットと増
やすことで1相当たりのターン数を増加できるのは勿論
である。
多数となり、またスロットの開口部のピッチが異なるこ
とに起因してティースの周方向の寸法が小さくなる場合
がある。このような場合、固定子鉄心が円筒形状の状態
で巻線をスロット内に装着するときには、ティースには
周方向に大きな荷重が加わり、ティースが変形し易い
が、上記各実施の形態では荷重負荷が軽減され、ティー
スの変形は抑制される。
のスロット数が2の場合であるので12本の素線を用い
て巻線アッセンブリを作製したが、毎極毎相当たりのス
ロット数が1もしくは3以上の場合にも適用でき、巻線
アッセンブリを構成する素線の本数は毎極毎相当たりの
スロット数に合わせて適宜選択すればよい。
1に係る交流発電機の製造方法によれば、回転周方向に
沿ってNS極を交互に形成する回転子と、この回転子を
囲った固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固
定子巻線を有する固定子とを備え、前記固定子鉄心は軸
線方向に延びたスロットが周方向に所定ピッチで複数形
成され、前記固定子巻線は、長尺の素線が、前記固定子
鉄心の端面側の前記スロット外で折り返されて、所定ス
ロット数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に内層
と外層とが交互に採るように巻装された巻線を複数有し
ている交流発電機の製造方法であって、スロットに入る
直線部を有するように素線を折り曲げ形成して巻線アッ
センブリを作製する工程と、前記スロットが形成された
板状磁性部材を積層して素鉄心を形成する工程と、前記
素鉄心に前記巻線アッセンブリを重ね、かつ前記スロッ
トに前記直線部が入るように押圧する工程と、前記素鉄
心を円筒状に曲げ、素鉄心の両端面を当接、して前記固
定子鉄心を形成する工程とを含み、巻線アッセンブリの
一方向の移動で、巻線アッセンブリと素鉄心とが一体化
され、また巻線は長尺の素線の連続巻きで形成されるの
で、コイルエンドの整列度等が高い固定子の製造作業が
大幅に簡単化され、量産性が可能となる。
機の製造方法によれば、回転周方向に沿ってNS極を交
互に形成する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心
およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する
固定子とを備え、前記固定子鉄心は軸線方向に延びたス
ロットが周方向に所定ピッチで複数形成され、前記固定
子巻線は、長尺の素線が、前記固定子鉄心の端面側の前
記スロット外で折り返されて、所定スロット数毎に前記
スロット内でスロット深さ方向に内層と外層とが交互に
採るように巻装された巻線を複数有している交流発電機
の製造方法であって、スロットに入る直線部を有するよ
うに素線を折り曲げ形成して巻線アッセンブリを作製す
る工程と、前記スロットが形成された板状磁性部材を積
層して素鉄心を形成する工程と、前記素鉄心に前記巻線
アッセンブリを重ね、かつ前記スロットに前記直線部が
入るように押圧する工程と、前記素鉄心を円筒状に曲げ
て前記内周鉄心部を成形する工程と、前記内周鉄心部に
前記外周鉄心部を嵌着する工程とを含み、巻線アッセン
ブリの一方向の移動で内周鉄心部の素鉄心と一体化で
き、また巻線は長尺の素線の連続巻きで形成されるの
で、コイルエンドの整列度等が高い固定子の製造作業が
大幅に簡単化され、量産性が可能となる。また、内周鉄
心部の曲げるのに必要とする力も軽減される。また、外
周鉄心部により、固定子の剛性は向上し、かつ突合わせ
部での隙間の発生が低減され、磁気抵抗が小さく、出力
が向上する。
機の製造方法によれば、巻線アッセンブリは平板状であ
るので、巻線アッセンブリとの一体化の作業性がよく、
またコンパクトで取り扱いが容易である。
機の製造方法によれば、巻線アッセンブリは熱軟化処理
されているので、素鉄心の曲げ加工負荷が低減される。
機の製造方法によれば、素鉄心の両端部は、素鉄心を円
筒状に曲げたときに真円度が得られるように、予め曲げ
成形されているので、素鉄心を曲げ加工したときに、突
合わせ部近傍でも滑らかな曲面が得られる。
機の製造方法によれば、素鉄心のスロットの開口部の幅
寸法は、曲げ成形前では巻線アッセンブリの直線部の幅
寸法よりも大きく、曲げ成形後には巻線アッセンブリの
直線部の幅寸法よりも小さいので、ティースの先端部や
素線を変形することなく、素線はスロット内に収まる。
機の製造方法によれば、素鉄心と巻線アッセンブリとを
一体化した後、素鉄心のスロットを区画するティースの
先端部を押圧、塑性変形させて、スロットの開口部の幅
寸法を小さくするので、スロットから素線が離脱するこ
とが防止され、また回転子と対向するティースの対向面
が増大し、それだけ出力が向上し、また風騒音を低減す
ることができる。
機の製造方法によれば、素線の断面がほぼ矩形状である
ので、スロット内の素線含有率を容易に上げることがで
き、固定子巻線の抵抗値を低く抑制することができ、固
定子巻線の温度上昇を抑制することができる。また、素
線の側面がスロットの壁面と面接触するので、熱伝導が
促進され、固定子巻線の温度上昇をさらに抑制すること
ができる。
機の製造方法によれば、素線の断面がほぼ円形状である
ので、素線の屈曲変形が容易であり、巻線アッセンブリ
が簡単に形成され、また、絶縁皮膜の剥離の発生頻度が
減少し、素線の絶縁性が向上する。また、素線の端部同
士を結線して固定子巻線を形成する時には端部同士が接
触し、また発電機の駆動時の振動等により、素線のター
ン部同士が接触するものの、絶縁皮膜の剥離の発生頻度
が減少し、素線の絶縁性が向上する。また、素線の端部
同士を結線するときには、その端部の絶縁皮膜を剥離す
る必要があるが、その剥離作業も簡単となる。また、タ
ーン部を通風する冷却風が滑らかに流れるので、風音が
低減する。
電機の製造方法によれば、巻線アッセンブリの直線部は
スロット内で径方向に複数層に配列されているので、巻
線アッセンブリを積層することで、簡単にスロット内の
素線の層数を増加させることができる。
電機の製造方法によれば、巻線アッセンブリの直線部は
スロットの底面にほぼ当接し、スロット内の内径側では
直線部とティースの先端部の肩部との間で隙間を有して
いるので、素鉄心の曲げ加工時にティースの先端部と最
内周側の素線との接触による素線の絶縁不良が低減す
る。また、例えば回転子の外周面との間、及び回転子の
側面に固定されたファンの外径からスロット内の最内径
側の素線との間の距離がそれだけ離れているので、ファ
ンで生じた冷却風の抵抗が小さくなり、風音が減少す
る。また、スロットの内径側にある隙間に冷却風が侵入
し、またスロット内の最外径側の素線の熱が固定子鉄心
の底面を通じて固定子鉄心に伝導されるので、固定子巻
線の冷却性が向上する。
電機の断面図である。
する正面図である。
巻線を構成する巻線群の製造工程を説明する図である。
巻線を構成する巻線群の製造工程を説明する図である。
巻線を構成する内層側の巻線アッセンブリを示す図であ
る。
巻線を構成する外層側の巻線アッセンブリを示す図であ
る。
子巻線を構成する素線の要部を示す斜視図である。
子巻線を構成する素線の配列を説明する図である。
斜視図である。
である。
た例を示す斜視図である。
(e)は図14の素鉄心に巻線が挿入される手順を説明
した図である。
ブリの素鉄心への装着状態を示す平面図である。
部の曲げ加工を説明するための図である。
との関係を示す図である。
る様子を示す図である。
の図である。
形した後の図である。
発電機に適用される固定子鉄心の断面図である。
発電機に適用される固定子の斜視図である。
方法を説明する説明図である。
方法を説明する説明図である。
途中の巻線アッセンブリの正面図である。
子を示す図である。
きの要部断面図である。
た状態の要部断面図である。
である。
トの斜視図である。
た斜視図である。
視図である。
の斜視図である。
転子、8,200 固定子、15,84 固定子鉄心、
15a,36a,207a スロット、15b開口部、
16,206 固定子巻線、16a,16b,201a
ターン部、30,201 素線、31 第1巻線、3
2 第2巻線、33 第3巻線、34第4巻線、35
A,35B,205 巻線アッセンブリ、36,207
素鉄心、51,207b ティース、85 内周鉄心
部、86 外周鉄心部、75溶接部、77 突合わせ
部、207c 肩部、A 隙間。
Claims (11)
- 【請求項1】 回転周方向に沿ってNS極を交互に形成
する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこ
の固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と
を備え、 前記固定子鉄心は軸線方向に延びたスロットが周方向に
所定ピッチで複数形成され、前記固定子巻線は、長尺の
素線が、前記固定子鉄心の端面側の前記スロット外で折
り返されて、所定スロット数毎に前記スロット内でスロ
ット深さ方向に内層と外層とが交互に採るように巻装さ
れた巻線を複数有している交流発電機の製造方法であっ
て、 前記スロットに入る直線部を有するように前記素線を折
り曲げ形成して巻線アッセンブリを作製する工程と、 前記スロットが形成された板状磁性部材を積層して素鉄
心を形成する工程と、 前記素鉄心に前記巻線アッセンブリを重ね、かつ前記ス
ロットに前記直線部が入るように押圧する工程と、 前記素鉄心を円筒状に曲げ、素鉄心の長手方向の両端面
を当接して前記固定子鉄心を形成する工程と、 を含む交流発電機の製造方法。 - 【請求項2】 回転周方向に沿ってNS極を交互に形成
する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこ
の固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と
を備え、 前記固定子鉄心が軸線方向に延びた周方向に所定ピッチ
で複数形成されたスロットを有する内周鉄心部と、この
内周鉄心部の外周面に嵌着された外周鉄心部とから構成
され、前記固定子巻線は、長尺の素線が、前記固定子鉄
心の端面側の前記スロット外で折り返されて、所定スロ
ット数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に内層と
外層とが交互に採るように巻装された巻線を複数有する
交流発電機の製造方法であって、 前記スロットに入る直線部を有するように前記素線を折
り曲げ形成して巻線アッセンブリを作製する工程と、 前記スロットが形成された板状磁性部材を積層して素鉄
心を形成する工程と、 前記素鉄心に前記巻線アッセンブリを重ね、かつ前記ス
ロットに前記直線部が入るように押圧する工程と、 前記素鉄心を円筒状に曲げて前記内周鉄心部を成形する
工程と、 前記内周鉄心部に前記外周鉄心部を嵌着する工程とを含
む交流発電機の製造方法。 - 【請求項3】 巻線アッセンブリは平板状である請求項
1または請求項2に記載の交流発電機の製造方法。 - 【請求項4】 巻線アッセンブリは熱軟化処理されてい
る請求項1ないし請求項3の何れかに記載の交流発電機
の製造方法。 - 【請求項5】 素鉄心の長手方向の両端部は、素鉄心を
円筒状に曲げたときに真円度が得られるように、予め曲
げ成形されている請求項1ないし請求項4の何れかに記
載の交流発電機の製造方法。 - 【請求項6】 素鉄心のスロットの開口部の幅寸法は、
曲げ成形前では巻線アッセンブリの直線部の幅寸法より
も大きく、曲げ成形後には巻線アッセンブリの直線部の
幅寸法よりも小さい請求項1ないし請求項5の何れかに
記載の交流発電機の製造方法。 - 【請求項7】 素鉄心と巻線アッセンブリとを一体化し
た後、素鉄心のスロットを区画するティースの先端部を
押圧、塑性変形させて、スロットの開口部の幅寸法を小
さくする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の交流
発電機の製造方法。 - 【請求項8】 素線の断面がほぼ矩形状である請求項1
ないし請求項7の何れかに記載の交流発電機の製造方
法。 - 【請求項9】 素線の断面がほぼ円形状である請求項1
ないし請求項7の何れかに記載の交流発電機の製造方
法。 - 【請求項10】 巻線アッセンブリの直線部はスロット
内で径方向に複数層に配列されている請求項1ないし請
求項9の何れかに記載の交流発電機の製造方法。 - 【請求項11】 巻線アッセンブリの直線部はスロット
の底面にほぼ当接し、スロット内の内径側では、最内径
側の直線部とスロットを区画するティースの先端部の肩
部との間で隙間を有する請求項1ないし請求項10の何
れかに記載の交流発電機の製造方法。
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