JP2001251113A - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機用アンテナ

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JP2001251113A
JP2001251113A JP2000059271A JP2000059271A JP2001251113A JP 2001251113 A JP2001251113 A JP 2001251113A JP 2000059271 A JP2000059271 A JP 2000059271A JP 2000059271 A JP2000059271 A JP 2000059271A JP 2001251113 A JP2001251113 A JP 2001251113A
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JP
Japan
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antenna
wireless device
portable wireless
holder
antenna element
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JP2000059271A
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Shinichi Otomo
信一 大友
Kazuo Minegishi
一夫 嶺岸
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ長の短縮と、製造の簡易化や低価格
に対応できるアンテナを供給することである。 【解決手段】 携帯無線機本体に取り付けられ給電部と
なるホルダー14内に設けられた導電性部16の内側に
は、アンテナ伸長時に導電性のストッパー13を保持す
ると共に給電するための可とう性部材18を備える。絶
縁性樹脂部15には第3のアンテナエレメント30を有
する。ホルダー14内を摺動自在に移動する第1のアン
テナエレメント10の一端にはインシュレータ11と、
第2のアンテナエレメント20が接続された導電性スリ
ーブ12とが固着される。他端には導電性のストッパー
13が固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機に備え
られたアンテナに関するものであり、特に小型・軽量化
が推進する携帯電話機の本体に対し、収納スペース低減
を図った携帯無線機に有効なアンテナに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機器にはその使用周波数
に応じた長さのアンテナが取り付けてある。図9にこの
ような従来の伸縮式ホイップアンテナの構造を示す。従
来の伸縮式ホイップアンテナは、第1のアンテナエレメ
ントであるホイップアンテナ100と第2のアンテナエ
レメントである小型アンテナ200を具備して構成され
る。
【0003】ここで、小型アンテナ200は無線機筐体
上に設けたヘリカルコイルアンテナとそれを囲う絶縁部
とで構成される。図10に示すように、上記した従来の
伸縮式ホイップアンテナの伸長時、収納時の当該アンテ
ナを電気的に分離したもので、伸長状態における第1ア
ンテナエレメントの波長を1/4とし、収納時における
第2アンテナエレメントの波長を1/4としている。例
えば800MHz帯で波長を1/4とすると約10cm
のアンテナ長が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在小
型軽量化の進む機種においては、その収納スペースも小
さくなり、対応可能なアンテナ長にも限界がある。特に
2つ折りタイプの電話機においてはその収納に困難を極
めているのが現状である。そこでアンテナの形態も多様
化を迫られ、2つ折りタイプにおいては多段式アンテナ
も登場している。しかしながら、この多段式アンテナは
通常のホイップタイプアンテナに比較し、構成部材の点
数も増え、且つ、組立工数も増加することになり結果的
に価格が高い物になってしまう。
【0005】上記した従来技術では、前述した通り通常
のアンテナ長では小型・軽量化が推進される電話機本体
への適用に限界があり、また、上記電話機本体に適用さ
せるべくそのアンテナ形態を多段式としても前述したよ
うにアンテナ自身の価格が高価となり、もう一つの市場
トレンドである低価格化に反することになる。
【0006】本発明の目的は、アンテナ長の短縮と、製
造の簡易化や低価格に対応できるアンテナを供給するこ
とである。
【0007】
【解決を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべく提案されたもので、給電部なるホルダーの一部
に第3のアンテナエレメントを設けることにより、アン
テナエレメントの長さを短縮できるとともに、多段式に
比較して製造が簡単で低価格なアンテナを供給すること
ができる。
【0008】具体的には、棒状の第1のアンテナエレメ
ントと、前記導電性スリーブに接続され前記第1のエレ
メントと電気的に接続され、前記第1のアンテナエレメ
ントの一端に絶縁性樹脂で構成されるインシュレータ及
び導電性スリーブを有するトップ部内の第2のアンテナ
エレメントと、前記第1のアンテナエレメントの他端に
設けられた導電性のストッパーと、筐体に固着され、前
記第1及び前記第2のアンテナエレメントへの給電部な
るホルダー部とを備える携帯無線機用アンテナにおい
て、前記ホルダー部に第3のアンテナエレメントを有す
ることを特徴とする。
【0009】さらに、アンテナ伸長時には、前記ホルダ
ー部に前記導電性のストッパーが嵌合されて給電を受け
るようにして前記第1及び前記第2のアンテナエレメン
トがアンテナとして機能し、アンテナ収納時には、前記
ホルダー部に前記導電性スリーブが嵌合されて給電を受
けるようにして前記第2と前記第3のアンテナエレメン
トがアンテナとして機能する。筐体内部にて前記導電性
のストッパーをGNDに接続させることにより、収納時
における前記第1のアンテナエレメントの機能は打ちけ
される。
【0010】さらに、前記第1、前記第2、及び前記第
3のアンテナエレメントの波長を自由に選択できるよう
にすることで、筐体の大きさに合わせたアンテナ長を実
現することができる。
【0011】さらに、前記第3のアンテナエレメント
は、前記ホルダーの一部に設けられた絶縁部内に位置
し、その両端にはS字等の構造を有し、切り替えスイッ
チなる機能を果たす。
【0012】さらに、前記切り替えスイッチは、前記ホ
ルダー部に導電性スリーブ、導電性ストッパー、及びイ
ンシュレータのいずれかが勘合された際、前記第3のア
ンテナエレメントの端面にあるS字部分にその外径部が
接触させる機能を有する。
【0013】さらに、前記第3のアンテナエレメントは
線間ピッチを自由に選択できる螺旋形状であり、その線
材の断面は丸形、角形の形状であり、その材質は、リン
青銅、カーボンスチール、ステンレス、ピアノ線のいず
れかである。
【0014】
【作用】本発明によれば、これまで2つ折りの電話機で
ほぼ100%採用せざるを得ない多段式アンテナを、こ
れに比較して構造も簡単で製造し易い且つ、低価格なア
ンテナの供給が実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の一実施の形態について説明する。図1は、本発明の
携帯無線機用アンテナの内部構造を示す断面図である。
携帯無線機本体に取り付けられ給電部となるホルダー1
4は、絶縁性樹脂部15と導電性部なる16から構成さ
れる。導電性部16の内側には、アンテナ伸長時に導電
性のストッパー13を保持すると共に給電するための可
とう性部材18を備える。絶縁性樹脂部15には第3の
アンテナエレメント30を有する。このホルダー14内
を摺動自在に移動する第1のアンテナエレメント10の
一端には絶縁性のインシュレータ11とアンテナトップ
部17内にある第2のアンテナエレメント20が接続さ
れた導電性スリーブ12が固着され、他端には導電性の
ストッパー13が固着されており、第1のアンテナエレ
メント10の表面は、絶縁性樹脂のチューブ等で覆われ
ている。
【0016】図2は本発明携帯無線機用アンテナの伸長
状態を示したものである。給電部なるホルダー14の導
電部16に導電性のストッパー13が勘合され、第1の
アンテナエレメント部10と第2のアンテナエレメント
部20に給電されアンテナとして働く。この時、切り替
えスイッチ機能を果たすS字部19に、給電部と接続し
ている導電性ストッパー13を接続させない構造として
いるので、ホルダー14の絶縁性樹脂部15内にある第
3のアンテナエレメント30は給電を受けずアンテナと
して働かない。
【0017】次に本発明アンテナの収納状態を図3に示
す。給電部なるホルダー14に導電性スリーブ、インシ
ュレータ11が勘合され、導電性スリーブ12が第3の
アンテナエレメント30の一端にあるS字部を外径側に
押す形で接触し、第2のアンテナエレメント20と接続
される。このとき、インシュレータ11によって第3の
アンテナエレメント30の他端側にあるS字部19が外
径側に押されるので、S字部19がホルダー14の導電
部16に接触し給電を受け、第2のアンテナエレメント
20と第3のアンテナエレメント30がアンテナとして
働く。
【0018】この時、導電性スリーブ12を介して給電
を受ける第1のアンテナエレメント10もアンテナとし
て働く事になるが、これを打ち消し第2のアンテナエレ
メント20と第3のアンテナエレメント30のみがアン
テナとなるよう、第1のアンテナエレメント10の一端
にあるストッパー13側を、筐体内部にてGND面と接
続する構造とする。この様子を図4に示す。図5及び図
6は図4における給電部および、GND面接触部を拡大
したものである。第1のアンテナエレメント10はGN
Dに接続されることで高インピーダンスとなり、結果的
に給電による高周波電流が流れにくく、アンテナとして
の機能を低下することになる。
【0019】図7は本発明アンテナと従来品との長さを
比較し、略図化したものである。今回試作実施したもの
は、図8に示す様に第1、第2、第3のアンテナエレメ
ント10,20,30を1/8波長とする。アンテナ伸
長時には第1と第2のアンテナエレメント10,20が
直列接続となって1/4波長となり、収納時には第2と
第3のアンテナエレメント20,30が直列接続とな
り、同様に1/4波長となる。
【0020】図10は、従来の伸長時、収納時のアンテ
ナを電気的に分離したもので、各状態におけるアンテナ
の波長を1/4とした場合を示したものである。図8及
び図10からも理解できる様に、同じ波長で構成した場
合には本発明アンテナが従来アンテナに比べ、全体の長
さを短くすることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればア
ンテナエレメントを同波長とした場合、従来構造のアン
テナよりもアンテナ全長を短くすることが可能となる。
これにより、市場で要求される小型・軽量化、筐体の2
つ折りタイプ等のトレンドを示す携帯電話機を初めとし
た、携帯機機に有効なアンテナ形態として供給でき、且
つ、製造も簡単なことから安価なアンテナとしての供給
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯無線機用アンテナの内部構造を示
す断面図である。
【図2】本発明アンテナにおける伸長状態を示した断面
図である。
【図3】本発明アンテナにおける収納状態を示した断面
図である。
【図4】本発明アンテナにおける収納時の第1アンテナ
エレメントのGND処理例を示した図である。
【図5】図4における給電部の拡大図である。
【図6】図4におけるGND接続部の拡大図である。
【図7】従来のアンテナと本発明のアンテナの全長比較
の一例を示す図である。
【図8】本発明アンテナにおける波長組み合わせ一例を
示す図である。
【図9】従来アンテナの構造を示した図である。
【図10】従来アンテナにおける波長組み合わせ一例を
示す図である。
【符号の説明】
10 第1のアンテナエレメント 11 インシュレータ 12 導電性スリーブ 13 ストッパー 14 ホルダー 15 絶縁性樹脂部 16 導電性部 17 アンテナトップ部 18 可とう性部材 19 S字部 20 第2のアンテナエレメント 30 第3のアンテナエレメント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の第1のアンテナエレメントと、前
    記導電性スリーブに接続され前記第1のエレメントと電
    気的に接続され、前記第1のアンテナエレメントの一端
    に絶縁性樹脂で構成されるインシュレータ及び導電性ス
    リーブを有するトップ部内の第2のアンテナエレメント
    と、前記第1のアンテナエレメントの他端に設けられた
    導電性のストッパーと、筐体に固着され、前記第1及び
    前記第2のアンテナエレメントへの給電部なるホルダー
    部とを備える携帯無線機用アンテナにおいて、前記ホル
    ダー部に第3のアンテナエレメントを有することを特徴
    とする携帯無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、アンテナ伸長時には、前記ホルダー部に前記導
    電性のストッパーが嵌合されて給電を受けるようにして
    前記第1及び前記第2のアンテナエレメントがアンテナ
    として機能し、アンテナ収納時には、前記ホルダー部に
    前記導電性スリーブが嵌合されて給電を受けるようにし
    て前記第2と前記第3のアンテナエレメントがアンテナ
    として機能し、筐体内部にて前記導電性のストッパーを
    GNDに接続させて、収納時における前記第1のアンテ
    ナエレメントの機能を打ちけすことを特徴とする携帯無
    線機用アンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、前記第1、前記第2、及び前記第3のアンテナ
    エレメントの波長を自由に選択できるようにすること
    で、筐体の大きさに合わせたアンテナ長を実現できるこ
    とを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、前記第3のアンテナエレメントは、前記ホルダ
    ーの一部に設けられた絶縁部内に位置し、その両端には
    S字等の構造を有し、切り替えスイッチなる機能を果た
    すことを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、前記切り替えスイッチは、前記ホルダー部に導
    電性スリーブ、導電性ストッパー、及びインシュレータ
    のいずれかが勘合された際、前記第3のアンテナエレメ
    ントの端面にあるS字部分にその外径部が接触させる機
    能を有することを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、前記第3のアンテナエレメントは線間ピッチを
    自由に選択できる螺旋形状であり、その線材の断面は丸
    形、角形の形状であることを特徴とする携帯無線機用ア
    ンテナ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の携帯無線機用アンテナに
    おいて、前記第3のアンテナエレメントの材質は、リン
    青銅、カーボンスチール、ステンレス、ピアノ線のいず
    れかであることを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
JP2000059271A 2000-03-03 2000-03-03 携帯無線機用アンテナ Withdrawn JP2001251113A (ja)

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Effective date: 20040715