JP2001251036A - 回路基板用シート状ワークの枠貼装置 - Google Patents

回路基板用シート状ワークの枠貼装置

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JP2001251036A JP2000061443A JP2000061443A JP2001251036A JP 2001251036 A JP2001251036 A JP 2001251036A JP 2000061443 A JP2000061443 A JP 2000061443A JP 2000061443 A JP2000061443 A JP 2000061443A JP 2001251036 A JP2001251036 A JP 2001251036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースを縮小可能にして工場内配置の
便宜を図るとともに、ロール原反から繰り出したワーク
を所定長さに裁断して供給するワーク供給機を収まりよ
く配置可能にして作業性の向上及びワークの一枚供給動
作を確実にし、しかも、ワーク保持枠を供給・回収する
搬送手段を機能的簡素化すること。 【解決手段】 作業台板3a〜3dを平面視十字形とし
た回転テーブル3を、90度ごと水平状間欠回転可能に
設置して四つのステージA〜Dを構成するようにし、そ
の第1ステージAにおいて、枠用マガジン5から一個の
ワーク保持枠20を第1ステージへ供給すると同時に第
1ステージ上の枠貼り完了後のワーク20Wを回収マガ
ジン4へ回収し、第2ステージBにおいて、ロール原反
62から繰り出したワークWを所定長さに裁断し、その
一枚毎を搬送手段70により前記第2ステージB上のワ
ーク保持枠20へ供給し、第3及び第4ステージC,D
において、一対のテープロールからそれぞれ繰り出した
テープ100を貼付ローラ104により、前記ワークの
対向する側縁と保持枠とにわたり沿え貼りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板用シート
状ワークの枠貼装置に関し、詳しくはセラミックグリー
ンシートやフレキシブル基板など回路基板製造材料であ
るシート状ワークに穿孔加工や印刷加工をする前段の準
備工程として、該ワークの四周囲を囲む保持枠(ワーク
ホルダ)を装着する枠貼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路基板の製造工程におい
て、セラミックグリーンシートやフィルムキャリアなど
基板製造材料に、導通孔や基準孔を開口するための穿孔
加工や、導通処理を施すために導通孔に電気伝導材を刷
り込んだり、平面部に回路パターンを形成するための印
刷加工を行うが、被加工材(ワーク)である基板製造材
料は、所定長さに裁断されたシート状であって薄いため
扱い難い。そのため、裁断された基板製造材料、すなわ
ちシート状ワークは、その外周を薄い(一般的に0.4
〜1.0mm程度)矩形枠状の金属製ワーク保持枠(ワ
ークホルダ)により囲み、該ワークの四周囲にテープを
沿え貼りして前記保持枠に止着する枠貼作業をし、それ
によりワークの搬送や加工時おけるセッティングなど扱
いを容易にしている。
【0003】上記枠貼作業として従来は、テープの繰り
出し貼着を自動的に行うテープ貼機を配設した作業テー
ブルの前面に作業者が立ち、その作業者がワーク保持枠
とワークとを一個づつ順次に作業テーブル上へ供給し、
ワーク保持枠上にワークを載接した状態で前記テープ貼
機前へ配置させ、該テープ貼機により自動的にテープ貼
りをさせていた。すなわち、テープ貼機がワーク保持枠
上を往復移動して、ワークの対向する側縁をそれぞれ保
持枠に沿え貼りした後に復帰し、次いで作業者がワーク
保持枠を90度回転させ、テープ貼機が再び保持枠上を
往復移動してワークの他の対向する側縁をそれぞれ保持
枠に沿え貼りし、その後に作業テーブルから枠貼り完了
したワークを回収している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記枠貼作
業は、半自動作業すなわちテープ貼機によりテープ貼り
を自動的に行うものの、ワーク保持枠及びワークの個別
供給作業と枠貼り完了後の回収作業を作業者の手作業に
よって行わなければならず、その作業性に著しく劣るも
のであった。上記不具合を解消するため、ワーク保持枠
及びワークの供給・回収作業を機械的自動化すればよい
が、その場合、一般的には直線状に配設したコンベア等
の搬送路に、保持枠供給機、ワーク供給機、第1テープ
貼機、第2テープ貼機及び枠貼り済みワークの回収機を
順次に配置する装置が試行される。しかしながら、上記
試行例における配置では、装置の設置スペースが大きく
なり、特にワーク供給機を組み込む場合には、搬送路と
の位置取りが悪くなって工場内配置の収まりに問題があ
り、結局、ワーク供給機は裁断済みのワークをマガジン
に入れ、該マガジンからワークを供給しなければなら
ず、作業性の改善が図れない不具合がある。また、上記
試行例の配置では、作業の有機的な結び付き、具体的に
は保持枠供給位置と回収位置とが離間するため共通する
搬送手段を設けることができないなど、全体としてコン
パクトな配置構成が得られない不具合を生じる。
【0005】本発明は、上記従来事情に鑑み、設置スペ
ースを縮小可能にして工場内配置の便宜を図るととも
に、ワーク保持枠を供給・回収する搬送手段を機能的簡
素化することを目的とする。さらに、ロール原反から繰
り出したワークを所定長さに裁断して供給するワーク供
給機を収まりよく配置可能にし、作業性の向上及びワー
クの一枚供給動作を確実にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯る本発明シート状ワー
クの枠貼装置は、矩形枠状のワーク保持枠に矩形シート
状のワークを載接し、その四周囲にテープを沿え貼りし
てワークの外周に保持枠を装着させる作業を自動化させ
るものである。具体的には、回転テーブルを水平状間欠
回転可能に設置して複数のステージを構成するように
し、その第1ステージを間にしてその両側に、枠用マガ
ジンと回収マガジンを配置し、第2ステージの側辺にワ
ーク供給機を配設し、他のステージ上にはテープ貼機を
配設し、前記第1ステージと枠用マガジン及び回収マガ
ジンとの間には、枠用マガジンから一個のワーク保持枠
を第1ステージへ供給すると同時に第1ステージ上の枠
貼り完了後のワークを回収マガジンへ回収する搬送手段
を設け、前記テープ貼機は、テープロールからそれぞれ
繰り出したテープを貼付ローラにより、前記ワークの対
向する側縁と保持枠とにわたり沿え貼りしながら所定長
さ位置で切断する
【0007】上記本発明によれば、間欠回転する回転テ
ーブルの第1ステージにある作業領域(作業台板)上
に、搬送手段により枠用マガジンから取り出した一個の
ワーク保持枠が供給載置され、その作業台板が第2ステ
ージに達したときに、該台板の前記保持枠上に、ワーク
供給機により一枚のシート状ワークが供給載接される。
そして、前記作業台板がその後のステージに達したとき
に、テープ貼機により前記ワークの対向する側縁と保持
枠とにわたりテープが沿え貼りされ、かつ前記ワークの
残りの対向側縁と保持枠とにわたりテープが沿え貼りさ
れて枠貼りが完了する。その後、前記作業台板が第1ス
テージに戻ったときに、該台板の枠貼り完了したワーク
がその保持枠と共に回収マガジンへ搬出され、同時に枠
用マガジンから新たなワーク保持枠が取り出され前記作
業台板上へ補給される。上記枠貼り作業が、回転テーブ
ルの一回転ごとに順次繰り返して行われる。
【0008】そして、上記ワーク供給機の具体的構成
は、ロール原反から繰り出したワークを所定長さに裁断
し、その一枚毎を搬送手段により前記第2ステージ上の
ワーク保持枠へ供給することが好ましい(請求項2)。
また、上記回転テーブルは、その作業領域である作業台
板を、少なくとも3箇所、すなわちワークホルダの供給
・回収ステージ、ワーク供給ステージ、テープ貼りステ
ージの三つのステージが構成されるが、作業効率を高め
るためには、前記テープ貼りステージを二つに分割した
構成とすることが好ましい。すなわち、上記回転テーブ
ルは、作業台板を平面視十字形とし、かつ90度ごと水
平状間欠回転可能に設置して四つのステージを構成さ
せ、その第3及び第4ステージ上にそれぞれ前記テープ
貼機を配設する(請求項3)。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明すると、装置はキャスター1aを備えて可搬性
を有する筐体1内に配備され、この筐体1内の基台2上
に回転テーブル3を水平状回転可能に設置し、前記基台
2前部の一段低い位置に配した前台部2aに、回収マガ
ジン4及び枠用マガジン5を左右に間隔をおいて配置
し、一側部(図中の左側)には、前記前台部2aから基
台2の側面途中にわたる範囲にワーク供給機6を配設す
る。また、前記基台2には、架設アーム等により2台の
テープ貼機101,102を前記回転テーブル3上に吊架
して配設する。
【0010】回転テーブル3は、中心より90度間隔の
放射方向にそれぞれ作業台板3a,3b,3c,3dを
突出させた平面視十字形のテーブルであって、その中心
部の回転軸11を前記基台2に回転自在に軸承するとと
もに、支軸11にサーボモータ等を用いた駆動部12を
連結して90度ごと間欠回転可能に設置する。それによ
り、回転テーブル3の作業台板3a,3b,3c,3d
が停止する位置4箇所を,作業ステージA,B,C,D
とする。作業ステージは、便宜上、図中の前部を第1ス
テージAとし、そこから時計回り方向へ第2ステージ
B、第3ステージC、第4ステージDとする。なお、各
作業台板3a,3b,3c,3dは、その上面に僅かに
突出する位置決め部材13を着脱可能、好ましくは位置
調整可能に取り付けておく。
【0011】回収マガジン4及び枠用マガジン5は、第
1ステージAを間にして左右に配置され、その枠用マガ
ジン5には、矩形枠状のワークホルダ(ワーク保持枠)
20が積載状に収容するようにし、回収マガジン4に
は、枠貼り完了後のワークW及びワークホルダ20(以
下、枠貼りワーク20Wという)を回収し収容するもの
である。上記各マガジン4,5は、サーボモータ等を用
いた駆動部16,17により昇降動するリフタ16a,
17aを配設するとともに、該リフタ16a,17a上
端の昇降板14,15を各マガジン4,5内に配置す
る。それにより、駆動部16,17の駆動によりリフタ
16a,17aを介して昇降板14,15がマガジン
4,5内を昇降動、詳しくは、昇降板15は、ワークホ
ルダ20の一枚厚さ分ごと枠用マガジン5内を底部から
間欠的に上動し、昇降板14は、枠貼りワーク20Wの
一枚厚さ分ごと回収マガジン4内を上端から間欠的に下
動する(図2,3参照)。
【0012】また、第1ステージAには、二つの搬送具
31a,31bを連結一体とした搬送機30を基台2の
前端部に架設して設ける。搬送具31aは、前後左右に
それぞれ間隔をおいて配置した吸着パッド32aを備
え、搬送具31bもまた同様に吸着パッド32bを備
え、それら吸着パッド32a,32bはバキュームによ
る吸引作用により適時にワークホルダ20又は枠貼りワ
ーク20Wを吸着するようにする。上記搬送具31a、
31bは、連結アーム33により連結一体化され、その
連結アーム33が駆動部34に連繋され該駆動部34に
より左右往復動及び上下動するようにする。詳しくは、
搬送具31a及び31bは同時に搬送動作をし、その搬
送具31aは、第1ステージAと回収マガジン4との間
を往復動し、搬送具31bは、枠用マガジン5と第1ス
テージAとの間を往復動するよう設定する。
【0013】上記搬送機30は、搬送具31aを第1ス
テージA上方、搬送具31bを枠用マガジン5の上方に
配置した状態が基準位置であり、その基準位置で両搬送
具が下降し、搬送具31aの吸着パッド32aにより枠
貼りワーク20Wを吸着すると同時に搬送具31bの吸
着パッド32bがワークホルダ20を吸着する。次い
で、両搬送具31a,31bが上動しかつ移動位置すな
わち搬送具31aが回収マガジン4の上方、搬送具31
bが第1ステージAの上方に達した位置へ移動した後
に、両搬送具が下降して、枠貼りワーク20Wを回収マ
ガジン4内へ回収し、同時にワークホルダ20を第1ス
テージAの作業台板3aへ載置せしめる。
【0014】なお、作業台板3a上へ搬送載置されたワ
ークホルダ20は前記位置決め部材13により位置決め
され、搬送具31a及び31bはその後基準位置へ復帰
して待機し、その間に、枠用マガジン5の昇降板15は
前記所定距離を上動し、回収マガジン4の昇降板14は
下動する。
【0015】ワーク供給機6は、第2ステージBの側方
で該ステージBに位置する作業台板3bと並設してワー
ク供給台61を設け、そのワーク供給台61の下方に、
ワークWを巻き込んだロール原反62を駆動軸63によ
り繰り出し可能に配設するとともに、ワーク供給台61
の前端近傍に一対の繰り出しローラ64,64を配設
し、該ローラ64の前部にガイド部材65を、後部には
カッター66を配置する(図3参照)。上記駆動軸63
は、駆動部67により駆動されてロール原反62からの
繰り出しを助成し、繰り出しローラ64は、サーボモー
タ等の駆動部68を連結され設定された定量送りをす
る。なお、ワークWはセラミックグリーンシートの場合
を例示する。
【0016】また、ワーク供給機6は、前記ワーク供給
台61の上部にワーク搬送機70を配設する。このワー
ク搬送機70は、底面に多数の吸気孔71aを開口した
吸着盤71を図示省略の駆動部により昇降動及び往復動
可能に設置したものであり、その吸着盤71は、ワーク
Wより若干大きな矩形状の薄盤とし、前記駆動部によ
り、ワーク供給台61上と第2ステージBとの間を往復
動するとともにワーク供給台61及び第2ステージBの
作業台板3b上でそれぞれ昇降動する。上記吸着盤71
も、前述の吸着パッド32a,32bと同様に、バキュ
ームによる吸引作用によってワーク供給台61上でワー
クWを吸着して搬送する。
【0017】上記ワーク供給機6は、駆動部68の駆動
時にロール原反62から繰り出されたワークが、繰り出
しローラ64,64によりワーク供給台61へ所定量繰
り出されたところでカッター66により裁断する。それ
により、所定長さの一枚のワークWが供給台61へ搬出
される。次いで、供給台61上のワークWは、前記搬送
機70の吸着盤71が下降することにより該吸着盤71
底面に吸着され、その後、吸着盤71が上昇しかつ第2
ステージB方向へ移動することによって作業台板3b上
へ搬送されるとともに、吸着盤71の下降により作業台
板3b上のワークホルダ20へ載接される。その後、吸
着盤71は、バキューム作用を停止してワークWの吸着
を解放し、さらに前記供給台61上へ復帰動する。な
お、ワークホルダ20に対するワークWの載接は、ワー
クホルダ20のフレーム上へワークWの外周が若干載っ
た状態(図面はこの状態を示す)、あるいはワークWが
ワークホルダ61の枠内に嵌め合い収まった状態のいず
れの場合でもよい。
【0018】テープ貼機101は、第3ステージCの作
業台板3c上に架設され、テープ貼機102は、第4ス
テージDの作業台板3d上に架設されている。このテー
プ貼機101及び102は従来の半自動作業機のテープ貼
機と同一であるので、詳細な説明を省略し図9を兼用し
て説明する。テープ貼機101は、第3ステージC上を
直線的に横断して往復動可能な機枠102に、一対のテ
ープロール103a及び103bをワークWの幅間隔を
おいて配置し、前記機枠102が往動しながらテープロ
ール103a,103bからテープ100a,100b
を貼付ローラ104a,104bへそれぞれ繰り出し、
所定長さ繰り出したところでカッター105a,105
bにより切断するものである(図7,9参照)。また、
テープ貼機102は、前記機枠102と同一方向へ移動
するが第4ステージD上を縦断する方向へ往復動可能な
機枠102’を有し、その機枠102’に、テープ貼機
101と同様なテープロール103a’及び103
b’、貼付ローラ104a’及び104b’、カッター
105a’及び105b’を設けてテープ100a’及
び100b’を所定長さ繰り出すものである(図8,9
参照)。なお、テープ100a〜100b’は、ポリエ
ステルなど伸びの少ない合成樹脂製テープや紙テープ等
であって、厚さは10μ程度のものを使用している。
【0019】而して、上記枠貼装置の自動枠貼り作業を
説明すると、回転テーブル3の間欠回転により該テーブ
ルの作業台板3a〜3dは、第1ステージAから第4ス
テージDヘ順次に1ステージごと移行して停止し、その
停止中に、各ステージA〜Dにおいて作業が自動的に行
われ、各作業台板3a〜3dはその一回転により一行程
が終了する。第1ステージAにおいては、前述した搬送
機30の搬送具31aにより、前行程で枠貼りが完了し
た枠貼りワーク20Wを作業台板3aから回収マガジン
4へ搬送して回収し、同時に、搬送具31bが枠用マガ
ジン5から新たなワークホルダ20を取り出し作業台板
3a上へ搬送して供給する(図4,5参照)。すなわ
ち、第1ステージAはワークホルダの回収・供給ステー
ジである。
【0020】第2ステージBにおいては、ワーク供給機
6のワーク供給台61へ送り出された一枚のワークW
を、前述した搬送機70により、第2ステージBへ達し
た前記作業台板3b(実際には3aであるが、ステージ
ごと固有の符号を使用する。以下同様)の前記ワークホ
ルダ20上へ搬送し載接する(図6参照)。すなわち、
第2ステージBはワーク供給ステージである。
【0021】第3ステージCにおいては、当該ステージ
に達した前記作業台板3c上をテープ貼機101が移動
して、テープロール103a,103bからテープ10
0a,100bを繰り出し、それらを貼付ローラ104
a,104bによりワークWの対向する側縁とワークホ
ルダ20のフレーム上とにわたり沿え貼りした後、カッ
ター105a,105bにより切断する(図7,9参
照)。また、第4ステージDにおいては、第3ステージ
Cで一方の対向側縁にテープ貼りされたワークWに、さ
らに、テープ貼機102により他方の対向側縁とワーク
ホルダ20のフレーム上とにわたりテープ100a’及
び100b’を沿え貼りする(図8,9参照)。すなわ
ち、第3ステージC及び第4ステージDはそれぞれテー
プ貼りステージであり、その第4ステージDにより作業
台板3d上の枠貼り作業が完了し枠貼りワーク20Wが
作製される。その後、作業台板3dは第1ステージAへ
移行し、前述したと同様の作業を繰り返す。
【0022】なお、上記実施の形態において、ワークW
はセラミックグリーンシートの場合を例示したが、回路
基板用の製造材料であればフレキシブルなフィルムやテ
ープであってもよい。また、搬送機30、ワーク供給機
6、テープ貼機101及び102は、本発明の所要の動作
が得られるものであれば、上述した実施の形態に限定さ
れることはない。さらに、上記実施の形態においては、
作業台板3a〜3d作業台板を平面視十字形とした回転
テーブル3の場合(請求項3)を示したが、請求項1及
び2においては必ずしもそれに限定されるものではな
い。例えば、図11に示すように、作業台板3a’〜3
c’を三方向へ等間隔で突出させた回転テーブル3’と
し、前述したテープ貼りステージである第3ステージと
第4ステージとを、一つのステージC’で兼用させた構
成とし、一台のテープ貼機10’で二回テープ貼り動作
を行わせるようにしてもよい。その場合には、回転テー
ブル3’は、120度ごと間欠回転するよう設定すると
ともに、作業台板3a’〜3c’には、90度回転可能
な回転盤300を設ける。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、回転テーブルの設置に
より構成される作業ステージを経ることにより、ワーク
保持枠及びワークの供給・回収作業を含む枠貼り作業を
自動化することができる。そして、前記作業ステージを
環状搬送路に配置した回転方式としたので、直線搬送方
式に比べて装置の設置スペース、特に幅方向のスペース
を縮小することができるとともに、第1ステージの両側
空間を利用してそこに枠用マガジンと回収マガジンを配
設し、第2ステージの側辺にワーク供給機を配設するの
で、奥行方向も拡張せず全体としての設置スペースを縮
小できる。したがって、穿孔加工や印刷加工の準備工程
として作業する本発明装置であるが、工場内配置の特に
大きな支障とならずに配置することができる。
【0024】さらに、前記第1ステージと枠用マガジン
及び回収マガジンの配置によって、ワーク保持枠及びワ
ークの供給・回収作業を一つの搬送手段により同時に行
うので、作業効率を高めることができるとともに構造簡
素にしてコンパクトな装置を提供することができる。
【0025】また、請求項2によれば、上記ワーク供給
機が、ロール原反から繰り出したワークを所定の長さに
裁断して、その一枚毎を供給するものであるので、予め
裁断した毎葉ワークをマガジンに収容して供給するマガ
ジン供給方式に比べて、工程数を減らし、かつマガジン
の交換作業を不要にすることができる。したがって、ワ
ーク補給など付帯作業を軽減化し作業性を向上させるこ
とができる。しかも、原反ロールから裁断してワークを
一枚ごと供給するので、マガジン供給方式の場合のよう
な、ワークが2枚取吸着されて供給される供給ミスがな
く、ワーク供給動作を確実にすることができる。
【0026】また、請求項3によれば、四つのステージ
の配置バランスがよいとともに、テープ貼りステージに
おける作業動作が短縮されるので、回転テーブルの回転
速度を早めて作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の枠貼装置の概要を示す平面図であ
る。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 図1の左側面図である。
【図4】 第1ステージにおける作業を説明する平面図
であって、搬送具が基準位置にある状態を示す。
【図5】 第1ステージにおける作業を説明する平面図
であって、搬送具が移動位置にある状態を示す。
【図6】 第2ステージにおける作業を説明する平面図
である。
【図7】 第3ステージにおける作業を説明する平面図
である。
【図8】 第4ステージにおける作業を説明する平面図
である。
【図9】 テープ貼機の動作を説明する斜視図である。
【図10】 枠貼り完了した枠貼りワークの斜視図であ
る。
【図11】 本発明の他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
3:回転テーブル 3a〜3d:作業台板 A〜
D:第1〜第4ステージ 4:回収マガジン 5:枠用マガジン
6:ワーク供給機 W:ワーク 101:テープ貼機
102:テープ貼機 20:ワークホルダ 30:搬送機
70:ワーク搬送機 100a及び100b,100a’及び100b’:テ
ープ 103a及び103b,103a’及び103b’:テ
ープロール 104a及び104b,104a’及び104b’:貼
付ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形枠状のワーク保持枠に矩形シート状
    のワークを載接し、その四周囲にテープを沿え貼りして
    ワークの外周に保持枠を装着させる回路基板用シート状
    ワークの枠貼装置において、 回転テーブルを水平状間欠回転可能に設置して複数のス
    テージを構成するようにし、その第1ステージを間にし
    てその両側に、枠用マガジンと回収マガジンを配置し、
    第2ステージの側辺にワーク供給機を配設し、他のステ
    ージ上にはテープ貼機を配設し、 前記第1ステージと枠用マガジン及び回収マガジンとの
    間には、枠用マガジンから一個のワーク保持枠を第1ス
    テージへ供給すると同時に第1ステージ上の枠貼り完了
    後のワークを回収マガジンへ回収する搬送手段を設け、 前記テープ貼機は、テープロールからそれぞれ繰り出し
    たテープを貼付ローラにより、前記ワークの対向する側
    縁と保持枠とにわたり沿え貼りしながら所定長さ位置で
    切断する、 ことを特徴とする回路基板用シート状ワークの枠貼装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ワーク供給機は、ロール原反から繰
    り出したワークを所定長さに裁断し、その一枚毎を搬送
    手段により前記第2ステージ上のワーク保持枠へ供給す
    ることを特徴とする請求項1記載の回路基板用シート状
    ワークの枠貼装置。
  3. 【請求項3】 上記回転テーブルは、作業台板を平面視
    十字形とし、かつ90度ごと水平状間欠回転可能に設置
    して四つのステージを構成させ、その第3及び第4ステ
    ージ上にそれぞれ前記テープ貼機を配設したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の回路基板用シート状ワーク
    の枠貼装置。
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JP2007189121A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc セラミック積層基板の製造方法

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