JP2001249938A - 情報送受信支援装置 - Google Patents

情報送受信支援装置

Info

Publication number
JP2001249938A
JP2001249938A JP2000059691A JP2000059691A JP2001249938A JP 2001249938 A JP2001249938 A JP 2001249938A JP 2000059691 A JP2000059691 A JP 2000059691A JP 2000059691 A JP2000059691 A JP 2000059691A JP 2001249938 A JP2001249938 A JP 2001249938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
output
vehicle
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000059691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Nakamura
達喜 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2000059691A priority Critical patent/JP2001249938A/ja
Publication of JP2001249938A publication Critical patent/JP2001249938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の送受信を行うネットワークにおいて、
他のユーザからの情報提供依頼があったときに、その情
報を知っているときでも、例えば車の運転等により情報
提供の操作が困難であるときには提供されることがな
い。 【解決手段】 この装置を車両に用いるとき、例えばナ
ビゲーション装置の情報処理ソフトとしての車内エージ
ェント2が、車外の広域ネットワーク11に接続された
情報センター15やその他のシステム12から、インタ
ーネット等を介して所定の情報を自動収集し、車内ネッ
トワーク3からも各種車内機器4から情報を自動収集し
て情報蓄積部5に整理して蓄積する。その他のシステム
12の他の車両13等から情報提供依頼が広域ネットワ
ーク11を介して入力されたときには、車内エージェン
ト2は情報蓄積部5から対応する情報を検索して出力す
る。その際ユーザ10に対して、出力の可否、適切な情
報の有無を適宜問い合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
種々のネットワークで結ばれた情報処理機器間でのデー
タ交換に際し、外部からのデータ要求に対して、自動的
に必要な情報を提供することができるようにした、情報
の送受信支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン等の小型で高性能のデー
タ処理機器の普及により、その機能の一部としての情報
処理機能によって、WWW(World Wide Web)等の情報
通信網を利用して、そのネットワークに接続されている
広範囲な情報源から自由に情報を検索し、取り出して利
用することができるようになっている。また、各利用者
が自己所有の情報を公開状態とし、これを他の人が自由
に利用することができるようにもなっている。更に、イ
ンターネットの利用により利用者がチャット上に情報の
提供を依頼する文章を掲示し、また、ニュースグループ
内において情報提供依頼を行い、これを読んだ人がそれ
に関連する情報を掲示し、或いはメールで送信するシス
テムによって、必要な情報の提供を受けることができる
ようにもなっている。
【0003】一方、車両用情報機器としては、ナビゲー
ション装置が備えている情報処理機能が注目されてお
り、ナビゲーション装置においては単に地図を表示し、
自車位置と進行方向を示し、最適誘導経路に沿って案内
を行う以外に、FM多重放送や路側設置ビーコン等によ
り交通渋滞情報、交通規制情報等を取り入れ、これを自
動的にデータ処理して地図画面上に表示し、必要に応じ
て誘導経路の再探索等を行うことができるようにもなっ
ている。
【0004】更に、前記のような車両用情報機器として
のナビゲーション装置においては、利用者が所有してい
るDVD−ROM等のデータ記録媒体に予め記録した施
設情報を利用することにより、例えばレストラン、コン
ビニ、ガソリンスタンド、駐車場、公園等の周辺施設情
報を案内することができるようになっている。また、こ
の周辺施設情報の案内に際しては、利用者が所有してい
るデータ記録媒体のデータ以外に、例えば、車両付設の
通信設備を利用し、或いは携帯電話と接続して情報セン
ターと交信し、最新の、且つ多量のデータの中から必要
なものを選択して情報提供を受けることができるように
もなっている。
【0005】また、前記のようなWWW等の情報通信網
の整備拡大と、利用機器の汎用化によって、車載情報機
器としてのナビゲーション装置においてもインターネッ
トを利用して情報を取り入れることも可能となり、した
がって、インターネットを利用した施設情報検索を行
い、例えば特定箇所のレストラン情報等を入手すること
ができる。このようなインターネット機能を用いると、
一般のパソコンと同様に、特定箇所のレストラン情報等
を、前記のようなチャットやニュースグループ等の機能
を用い、一般の不特定多数の人に対して情報提供を依頼
することも物理的には可能となる。
【0006】上記のように、情報要求者がネットワーク
から情報を得るためには、Webページの閲覧や、検索
システムを利用する等により、情報提供者が保持する情
報をユーザが積極的に取り出す方式(PULL型情報配
信方式)と、電波による放送や、Eメールによるニュー
ス配信等により、情報提供者がユーザの意志に関係なく
情報を送り出す方式(PUSH型情報配信方式)と、ネ
ットワーク上で情報の要求を掲示することで、その要求
を見た不特定多数の情報提供者から情報を得る方式(掲
示板型情報配信方式)等がある。このような種々の情報
配信方式は、前記のような車載機器においても、ナビゲ
ーション装置等において全て利用可能となっている。
【0007】一方、これらの情報配信方式を利用するた
めの操作部としてのヒューマンインターフェースは、リ
モコンや有線でつながるキーを初め、音声認識及び音声
合成を用いた音声入出力、更には画面上で操作及び表示
を行うことができるGUI(Graphical User Interfac
e)を用いた方式、等種々の方式が存在する。このよう
な情報配信方式利用のための種々のヒューマンインター
フェースの選択に際して、前記のような車載機器に適用
する際には、運転者が安全運転に支障がない方式の選択
が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような種々の情
報配信方式のうち、PULL型情報配信方式では、情報
要求者が必要とする情報のみを抽出して取り入れること
ができる反面、情報要求者が情報を探すために行う手間
が多く、Webページのリンクを辿っていったり、検索
に必要な検索条件の設定などを行う必要がある。また、
その情報ネットワーク内の情報提供者に対して情報を要
求するため、その情報を提供者のいずれも持っていない
情報は得ることができない。
【0009】また、PUSH型情報配信方式では、例え
ば放送による情報配信についてみると、情報配信形式が
単純であり、広範囲の人が利用できる反面、極めて広範
囲のジャンルの情報が放送され、しかも提供者側が適宜
設定した時間に、かつ種々の情報が放送されるため、利
用者が特定の情報を入手することは困難であり、また情
報提供範囲が広いため、例えば定時で放送する交通情報
の利用に際しても、特定地域の細かな情報を得ることが
できない。また、VICS(登録商標)による情報配信
については、ある程度は狭い地域の交通渋滞情報等を入
手することができるものの、更に細かな、情報要求者の
いる近傍等の特定箇所の渋滞情報を知ることは困難であ
る。
【0010】更に、掲示板型情報配信方式では、不特定
多数の情報提供者から情報が得られるものの、情報提供
者はほとんどの場合その情報提供依頼の掲示を見た人の
自発的な行動による情報の提供が必要となるため、情報
提供者に時間的な余裕があり、且つ、提供者が知ってい
る情報を依頼者に知らせてやりたい、というそれなりの
意志がないときには、この情報配信方式は成り立たな
い。また、情報の提供にはそれなりの機器操作が必要で
あり、このような機器の操作に慣れていない人にとって
は難しく面倒な作業となり、したがって知っている情報
を知らせることを躊躇することも多くなる。
【0011】このような情報配信方式のそれぞれのメリ
ットとデメリットを考えたとき、前記掲示板型情報配信
方式により、情報提供依頼者が知りたいことを直接ネッ
トワーク内に配信し、或いは前記PULL型情報配信方
式のようにネットワーク内の情報蓄積部に対して、情報
提供依頼者が知りたいことを検索の形式で流し、それに
対して情報提供者側は、特別の操作を行うことなく自己
の所有している情報を提供することができるシステムで
あって、しかもその情報は特別に公開のために作業を行
って整理したものではなく、自動的に蓄えられた手数の
かからない情報であることが好ましい。
【0012】一方、近年は道路交通の安全化・高効率化
を目指した高度道路交通システム(ITS)の研究・開発
が広く行われており、その中で、それぞれ個々に運行し
ている車同士が互いに自車の情報を提供しあう車々間通
信は、ITSの充実のために特に必要とされている技術
であり、広く研究がなされている。このような車相互間
の情報配信においては、これを主として利用する人は運
転者であり、運転者は運転という最優先の作業を行って
いる状態のため、安全運転を阻害することがない範囲で
情報の要求、更には情報の提供を行う必要がある。特
に、情報の提供が運転者の操作によって行われる場合
は、安全運転に支障を来すばかりでなく、知っている情
報の提供の操作を、安全運転のために躊躇することが多
く、この部分がネックとなって上記のような車同士の情
報交換を円滑に行うことができなくなる。また、各種機
器の操作に不慣れな人が運転している場合は、特に情報
提供のための操作を行うことは面倒な作業と感じるた
め、情報の提供が行われなくなるのは前記と同様であ
る。
【0013】更に、現在用いられているナビゲーション
装置において、利用者とのインターフェースについてみ
ると、利用者が目的地や経由地を設定する際に、また、
施設検索を行う際に、ナビゲーション装置から画面表示
や音声で提示される操作案内に沿ってキー操作、或いは
音声指示を行い、また、誘導経路走行中は走行案内を、
施設検索を行ったときにはその結果を、それぞれ画面表
示や音声により出力するという程度の関係に過ぎない。
【0014】それに対して、現在のナビゲーション装置
に対しては、単なる操作案内や道路案内、あるいは検索
結果報告を行うだけでなく、車と利用者との関係があた
かも人と人との関係のように種々の対話ができるような
関係になることが求められている。その観点から、現在
のナビゲーション装置における前記のような操作及び案
内、報告の関係以外に、更に利用者と対話ができる種々
のきっかけを作ることとが重要な課題となり、特に機器
側からどのような対話のきっかけを持ち出すかが問題と
なる。
【0015】以上のことから、本発明は、情報提供依頼
者がネットワークに接続された利用者に対して情報の提
供依頼を行うとき、各利用者の情報機器において、予め
自動的に蓄えられた情報のうち必要なものを選択して、
自動的にしかも出力しても良い情報のみを提供すること
ができる情報送受信支援装置を提供することを目的とす
る。また、車載用情報機器において、運転者等が特別の
操作を行うことなく種々の情報の蓄積を行うことがで
き、かつ特別の操作を行うことなく提供依頼のあった情
報を自動的に抽出して提供することができることによ
り、安全運転に寄与することができる情報送受信支援装
置を提供することを目的とする
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、各種データを収集する情報収集部と、収集
した情報を蓄積する情報蓄積部と、外部のネットワーク
からの情報検索を入力する検索入力部と、入力した検索
内容に応じて情報蓄積部内の情報を検索する検索部と、
得られた情報のうち出力が可能な情報を選択する出力可
能情報選択部と、選択された情報を外部のネットワーク
に出力する回答情報出力部とを備えたことを特徴とする
情報送受信支援装置としたものである。
【0017】また、前記情報収集部は、内部情報を収集
する内部情報収集部と、外部のネットワークから情報を
収集する外部情報収集部とを備えた請求項1記載の情報
送受信支援装置としたものである。
【0018】また、前記情報蓄積部は、予め設定された
種類の情報を自動的に収集して蓄積を行う請求項2記載
の情報送受信支援装置としたものである。
【0019】また、前記検索部は、情報蓄積部に対応す
る情報が存在しないとき、ユーザに問合せを行う請求項
1記載の情報送受信支援装置としたものである。
【0020】また、前記出力可能情報選択部は、予め設
定した出力禁止条件に適合する情報を選択し、その情報
の出力を停止する請求項1記載の情報送受信支援装置と
したものである。
【0021】また、前記出力可能情報選択部は、外部に
出力してもよいか否かユーザに問い合せを行う請求項1
記載の情報送受信支援装置としたものである。
【0022】また、前記情報送受信支援装置を車両に搭
載した請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の車
両用情報送受信支援装置としたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明の情報送受信支援装置を車両
に適用した、車両用情報送受信支援装置の全体概要図で
ある。なお、本発明の情報送受信支援装置は車両用以外
に、通常のパソコン等の各種情報機器にも使用可能であ
る。
【0024】ユーザ車両1内には、例えばナビゲーショ
ン装置等の車内機器を制御すると共に、本発明の情報送
受信支援機能を行う中心部となる車内エージェント2を
備え、車内情報ネットワーク(Local Area
Network)3を介して車内機器4に接続されてい
る。一般に計算機における「エージェント」とは、人間
に変わって知的作業を行う機能の総称を意味し、多くの
場合計算機上のプロセスとして生成される。このエージ
ェント機能を行うものとしては、例えばネットワーク上
を自立的に移動してプログラムされた処理を行うもの
等、種々のものが提案されているが、ここでは、特に移
動はしないが他のエージェント等の間で通信しながら非
同期に処理を行うようなものが用いられ、例えばナビゲ
ーション装置の制御装置の中に組み込むことができるよ
うなエージェントを用いることができる。
【0025】このようなエージェントを用いることによ
り、ユーザは自分が特に情報源の所在を知らなくても、
他のエージェント間で通信を行わせる等種々の手段を用
いて、必要な情報を得ると共に、自分の所有している情
報を前記他のエージェント等に提供することができるよ
うになる。なお、情報の通信フォーマットとしては種々
の言語を用いることができるが、広く用いられているX
ML等の、情報を柔軟に記述する言語を用いることが可
能である。また、後述するような広域ネットワークを介
した異種のシステムとの通信に際しては、CORBAの
ような、論理的なバスを介して行うことが可能である。
【0026】このような機能をなす車内エージェント2
には、データベースとなる情報蓄積部5、及びユーザイ
ンターフェース6が接続し、ユーザインターフェース6
はディスプレイ画面7により情報を表示し、或いはタッ
チパネル等によりユーザ10からの指示信号を入力す
る。更にユーザインターフェース6においては、スピー
カ8により情報を音声で出力し、また、マイク9によっ
てユーザ10からの指示を音声によって入力する。その
ほか、このユーザインターフェース6には、必要に応じ
ユーザ10が直接操作するキーや、リモコン等の種々の
インターフェースも備えている。
【0027】車内情報ネットワーク3には、ナビゲーシ
ョン装置、オーディオ装置、車両に付設した後視用ビデ
オカメラ等の種々の機器、或いは雨滴センサ等の種々の
センサが用いられているときには、それらが適宜接続さ
れている。また、ナビゲーション装置が接続されている
場合には、前記車内エージェント2はナビゲーション装
置の制御部としても機能すると共に、そこから得られる
GPS等による自車位置、誘導経路等の情報の授受を行
う。更に、この車内情報ネットワーク3には、ナビゲー
ション装置やオーディオ装置において、FM多重放送等
のVICS情報を取り入れる機器が用いられている場合
には、これらの機器が接続され、その情報を取り入れる
ことも可能である。
【0028】車内エージェント2には、車両に搭載した
通信機器、或いは携帯電話等により車外の広域ネットワ
ーク(Wide Area Network)11の一
部に接続されており、この広域ネットワーク11は、そ
の他のシステム12として前記ユーザ車両と同様の他の
車両13の車内エージェント、或いはパソコン等14に
接続されている。また、広域ネットワーク11には各種
施設情報、道路情報、天気情報等の種々の情報を提供す
る情報センター15が接続されている。
【0029】なお、広域ネットワーク11に接続される
情報センター15は、図示したような一つ情報センター
以外に、チケット情報専門、行楽情報専門、或いは天気
情報専門の情報センター等、種々の情報センターと接続
することができる。また、前記広域ネットワーク11と
しては、インターネット等の特定のネットワーク以外
に、地上波放送やVICS等の電波による情報配信方式
のネットワークも含むことができる。但し、これら地上
波放送のうちFM多重放送による交通情報や、VICS
情報は、前記のように車内情報ネットワーク3のナビゲ
ーション装置等から取り込むようにしても良い。
【0030】このようなシステム構成において、車内エ
ージェント2は通常の作動状態において、常時情報蓄積
部5に必要な情報を選択して蓄積している。蓄積される
情報源としては、広域ネットワーク11におけるインタ
ーネット等を介してここに接続されたホームページ等か
ら、また、会員制の情報配信システムを介してここに接
続された種々の情報源から、更に、地上波放送やVIC
S等の電波から必要な情報を収集する。蓄積する情報は
予めユーザによって指定することができ、例えば特定地
域のレストラン情報、行楽地、各種テーマパーク、イベ
ント会場等の任意の情報を指定することができる。
【0031】また、車内情報ネットワーク3にナビゲー
ション装置が接続されている場合には、ユーザが設定し
た目的地や経由地の情報、実際の走行経路と走行時にお
ける各地点の走行速度、長時間停車した位置から立ち寄
った施設、また、その施設が例えばレストランであった
ならば、ユーザがこれを利用後に入力した利用感想メモ
情報、また、ガソリンスタンドであるならばその利用後
に入力した料金等の情報を収集し、これを整理して情報
蓄積部5に蓄積することができる。更に、ユーザがキー
操作により、或いは携帯情報端末等を接続して入力した
種々の情報も、直接取り込んで蓄積することもできる。
【0032】更に、オーディオの使用状態をモニタし、
通常聴いている音楽のジャンル、アーティストをユーザ
情報として入力し、場合によっては車内にナビゲーショ
ン装置の音声認識用に設置されたマイクが存在する場合
には、通常の車内での会話をモニタし、その会話中に例
えば特定のアーティストの名前、イタリヤレストランの
名前が頻繁に出てくること等を識別し、ユーザは特にそ
の特定のアーティストに特に興味があり、またレストラ
ンはイタリアレストラン系に興味がある等のユーザ情報
を得ることもできる。また、車内の各種機器を制御する
ために、例えば前記のように後視用ビデオカメラ、雨滴
センサ、外気温センサ等が用いられているときにはそれ
らのデータも取り入れることができる。
【0033】この情報の蓄積に際しては、既に蓄積され
ているものよりも新しい情報が入ったときにはこれを更
新し、また、イベント情報等期限のある情報について
は、その時期をある程度過ぎたものは自動的に削除し、
新規なデータを蓄積するためのメモリ容量を確保する。
また、例えばユーザがある特定アーティストのコンサー
ト会場に頻繁に行っていること、レストランはイタリア
レストラン系を利用することが多いこと、ホテルは特定
の種類のものを利用することが多いこと、或いは遊園地
等に行くことはないこと、等の利用者の行動パターンか
ら、ユーザの興味のあるもの、興味のないものを知り、
特定アーティストの音楽情報、コンサート開催予定情
報、ユーザが走行している近辺のイタリアレストランの
情報、特定種類のホテルの情報を重点的に選択して情報
収集し蓄積する等の、自発的な情報収集を、このエージ
ェントによって行わせることができる。
【0034】なお、データベースとしての情報蓄積部
は、DVD−RAM、ハードディスク、メモリカード等
種々のものを使用することができるが、DVD−RAM
については、ナビゲーション装置のデータ記録媒体とし
て広範囲に使用されているDVDを書き込み可能型と
し、書き込み可能なDVDドライブを用いることによっ
て容易に対応することができる。また、ハードディスク
は近年10ギガバイト程度のものが安価に、しかもコン
パクト化して提供されるようになっており、広範囲のジ
ャンルの情報を画像情報等を含めて多量に蓄積すること
ができるようになっている。
【0035】このようにして収集され蓄積された情報
は、通常時はユーザ10が、例えばこれから行われる特
定アーティストのコンサート開催予定、現在地近辺のレ
ストラン情報等を、ユーザインターフェース6を介して
取り出し利用する。ユーザはこの時、自分の興味のある
情報が自動的に収集され蓄積されているので、格別の手
数を要することなく、適切な情報を得ることができる。
【0036】一方、図1に示す広域ネットワーク11に
接続されたその他のシステム12において、例えば他の
車両13を利用している他のユーザから、特定の情報提
供の依頼がアドレス付きで広域ネットワーク11内に出
力されたときには、ユーザ車両1の車両機器用エージェ
ント2の情報送受信支援機能によりこれを入力し、情報
蓄積部5内にその情報が蓄積されているか検索を行う。
【0037】その結果、求められている情報に対応する
情報が存在するときには、車内エージェント2はこの情
報を広域ネットワーク11に出力し、前記アドレスに対
して送信し、前記他の車両13を利用しているユーザに
知らせることができる。ただし、検索されて出力されよ
うとしている情報が、ユーザ10が外に出したくない情
報であるときにはその出力を防止するため、車内エージ
ェント2はユーザインターフェース6を介してユーザに
出力してもよいかの確認を行う。
【0038】また、情報蓄積部5内に情報提供依頼され
ている情報に対応するものが存在しないときには、車内
エージェント2はユーザインターフェース6を介して、
例えばスピーカ8から音声により特定の情報提供の依頼
があったことをユーザ10に知らせる。それに対してユ
ーザ10が提供依頼された情報に対応する情報を知って
おり、これを出力してもかまわないときには、音声等に
よってこの情報をユーザインターフェース6を介して車
内エージェント2に送り、車内エージェント2はこれを
前記と同様に広域ネットワーク11に出力する。
【0039】車内エージェント2のこのような機能、及
び更に他の機能は、例えば図2に示す機能ブロックによ
り行うことができる。即ち、車内エージェント2には、
広域ネットワーク11と接続する外部ネットワーク接続
部20を備え、情報収集部21における車外情報収集部
22に接続し、広域ネットワーク11から前記のような
種々の情報を収集することができるようにしている。ま
た、情報収集部21には車内情報収集部19を備え、車
内情報ネットワーク3に接続されて、車内機器4等から
前記のような種々の情報を取り込むことができ、これら
の情報は前記のように情報蓄積部5に蓄積される。
【0040】通常時におけるユーザ10による情報検索
に際しては、ユーザインターフェース6を介して車内エ
ージェント2の内部検索入力部23を介して検索用質問
事項を検索部24に出力する。検索部24では、前記の
ように情報蓄積部5に蓄積された情報の中から対応する
情報を検索し、対応する情報が存在する場合は検索結果
出力部25からユーザインターフェース6に出力し、音
声或いは画面によりユーザ10に知らせる。
【0041】上記検索の結果、対応する適切な情報が存
在しない場合には、外部検索出力部26から外部ネット
ワーク接続部20を介して、広域ネットワーク11に自
分のアドレスを付加して情報提供を依頼する。広域ネッ
トワーク11には、前記のように種々の情報センター1
5が接続されているので、多くの場合はそれらの情報セ
ンター15から情報を得ることができ、その回答結果は
広域ネットワーク11、車内エージェント2の外部ネッ
トワーク接続部20を介して回答情報入力部27に入力
される。回答情報入力部27から入力された回答情報
は、入力情報選択部36で取捨選択された後、ユーザイ
ンタフェース6を介してユーザ10へ提供される。
【0042】入力情報選択部36では、ユーザ10への
情報が過多にならないように、同じような回答は1つに
まとめたり、回答内容の統計を情報としてとりまとめて
ユーザ10へ提供する。また、回答としてふさわしくな
い情報、例えばいくつかの回答情報が得られてユーザ1
0が満足している時に、後から入ってきた情報や、ユー
ザ10の趣味趣向に合わない情報などは排除し、ユーザ
10の状態に合わせて回答を生成する。この回答はユー
ザインターフェース6に出力し、画面或いは音声により
ユーザ10に知らせる。
【0043】この時、他のユーザ28が適切な情報を蓄
積し、或いは知っており、これを広域ネットワーク11
を介してユーザ10のアドレスに対して回答してきたと
きには、この情報も同様にユーザインターフェース6に
出力することができる。このような他のユーザ28から
開示される情報は、情報センター15からの情報と比較
して実際の経験に基づくもので、より具体的で、利用価
値の高い情報である場合が多い。なお、この時の他のユ
ーザ28においても、本発明と同じ情報送受信支援装置
を備えることにより、適切な情報を自動的に出力するこ
とができる。なお、図2において、上記のようなユーザ
10による検索のみに用いられるデータ入出力系統は、
他との識別のため破線で示している。
【0044】一方、他のユーザ28が自分のデータベー
スに蓄積されていない情報等のため、広域ネットワーク
11を介して不特定多数の人に情報提供を依頼してきた
ときには、ユーザ10の車内エージェント2は、外部ネ
ットワーク接続部20を介して外部検索入力部30にこ
の外部からの情報提供依頼の質問を取り込み、検索部2
4に対して検索指示を行う。検索部24では、前記と同
様に情報蓄積部5の内部の情報を検索し、対応する情報
が存在するときには、これを出力可能情報選択部31に
送り、予め設定されている出力禁止情報である場合には
これを出力しないようにし、それ以外の情報を回答情報
出力部32、外部ネットワーク接続部20を介して広域
ネットワーク11に対し、質問を行ったユーザのアドレ
スを付与して出力する。前記情報提供を求めた他のユー
ザ28は、この情報を受け取り、利用することができ
る。
【0045】前記出力可能情報選択部31において、出
力しても良いか否かが判別しにくい情報である場合に
は、出力可否問合わせ部33を介してユーザインターフ
ェース6に出力し、ユーザ10の判断を待つ。例えばユ
ーザ10がその情報の出力を行っても良いと判断したと
きには、音声等によりその旨の信号を前記とは逆のルー
トを辿り、出力可否問合せ部33を介して出力可能情報
選択部31に出力し、出力可能情報選択部はこの信号を
受けて前記と同様に回答情報出力部32に情報を出力
し、外部ネットワーク接続部20、広域ネットワーク1
1を介して他のユーザ28に送信する。
【0046】前記出力可否問合せ部33からの問合わせ
に対して、ユーザ10が例えばその情報がプライベート
な情報で出力することは好ましくないと判断したときに
は、その旨の信号の出力を行うことによって外部へのそ
の情報の出力を防止することができる。なお、出力可能
情報選択部31では、前記出力可否の問合わせ時に、ユ
ーザ10から回答がなかったときには、安全のためその
情報は外部に出力しないように設定しておくことができ
る。
【0047】また、検索部24において前記のように外
部から依頼された検索を行った結果、情報蓄積部5内に
適切な情報が存在しないときには、検索部24は問合せ
情報選択部34、情報開示問合せ部35を介して、ユー
ザインターフェース6に情報の開示要求の表示、或いは
音声出力を行う。上記問合せ情報選択部34において
は、例えばユーザ10が通常はイタリアレストランを利
用し、ほとんど中華レストランを利用することがない、
等のユーザ10の行動パターンから、例えば中華レスト
ランの情報を求めてきたときには、この問合せ情報選択
部34において選別し、ユーザ10に対して問い合わせ
ることはしない。また、イタリアレストランの情報依頼
であっても、ユーザ10が通常走行している地域から遠
く離れている地域の情報を求めてきた場合は、ユーザ1
0に対して質問しないようにする。そのほか、ユーザが
通常ポップス系の音楽を聴いているのに対して、前記他
のユーザが演歌の情報を求めている場合にも、この問合
わせをユーザに行わないように選択する。
【0048】それに対して、ユーザの行動パターンに合
致する情報は情報開示問合せ部35を介してユーザに問
い合わせる。このように、ユーザの行動パターン等のユ
ーザデータからユーザに対して問い合わせて良い情報か
否かを選択することにより、ユーザに対してわからない
質問ばかりすることを防止し、いやな機械だと思わせな
いようにすることができる。
【0049】上記のような機能ブロックで構成される車
内エージェント2において、特に他のユーザからの情報
提供依頼があったときの情報回答処理作動については、
図3に示す作動フローによって順に作動させることがで
きる。以下、前記図1及び図2の機能ブロック図と共に
説明する。他のユーザ28から情報提供依頼が広域ネッ
トワーク11、車内エージェント2の外部ネットワーク
20、外部検索入力部30に入り、検索受入が行われた
ときには(ステップS1)、車内エージェント2が情報
蓄積部21のデータベースにアクセスしデータベース検
索を行う(ステップS2)。
【0050】その後、検索に対応する情報が存在するか
否かを判別し、存在するときにはステップS7に進み、
その情報が予め設定されている出力禁止設定情報に該当
するか否かを、前記図2の出力可能情報選択部31にお
いて判別する(ステップS7)。ここで、例えば友人の
住所、電話番号等はプライベート情報として出力禁止設
定を行い、風俗情報も出力禁止設定を行い、施設に関す
る情報は出力しても良い等の設定が行われている場合に
は、これらの設定に沿って出力可能情報の選択を行う。
但し、例えば上記のように施設に関する情報は出力して
も良いと設定されている時でも、施設の一分野であるホ
テルに関する情報の提供を求められているときに、デー
タベースに存在し出力しようとしている情報が特定の種
類のホテルの情報と疑われるときには、前記図2の出力
可能情報選択部31において出力を確認すべき情報であ
ると判別する(ステップS8)。
【0051】即ち、予め出力禁止設定を行う際に、情報
の種類毎のきめ細かな禁止設定は困難であり、大きなジ
ャンルで設定がされることが多いと共に、情報蓄積部に
自動的に分類して蓄積される情報は必ずしも厳密に分類
されるとは限らないので、前記のような特定の種類のホ
テルの情報が、出力禁止設定を行っている風俗情報に入
らず、一般の施設として分類されて蓄積されることも多
いため、上記のようなあやふやな分野の情報は一応ユー
ザに出力しても良いか否かを確認する。
【0052】前記のようなユーザに一応問い合わせる情
報の選別の実施に際しては、車内エージェント2が情報
蓄積部5に各種情報を分類して蓄積するとき、複数の分
野に重複すると思われる情報には各分類の識別子を付与
して蓄積し、出力しようとしている情報に前記のような
風俗情報の識別子も付与されているときには、ユーザに
問合わせを行うように設定することにより実施すること
ができる。
【0053】このステップS8において、出力を確認す
べき情報があると判別されたときには、ユーザに出力し
ても良いか否かの問合わせを、前記図2の出力可否問合
せ部33から行い(ステップS9)、その結果ユーザか
ら出力をしても良い旨の、例えば音声等による信号出力
があったときには、その回答情報を出力する(ステップ
S11)。この回答情報の出力は、前記のように、図2
の出力可否問合せ部33、出力可能情報選択部31を逆
に辿って、回答情報出力部32から外部ネットワーク接
続部20を介して広域ネットワーク11に出力が行われ
る。
【0054】また、前記ステップS10において、ユー
ザから出力をしても良い旨の信号出力がないとき、即
ち、ユーザから出力を禁止する出力があったときは勿
論、何らの信号出力も行われなかったときも、好ましく
ない情報の外部への出力を防止するため、情報出力を行
わない(ステップS12)。
【0055】一方、前記ステップS3において、検索に
対応する適切な情報が存在しないと判別されたときに
は、ユーザがその情報を知っているか問い合わせること
となるが、その前に、ユーザに問い合わせても良いか否
かの判別を行う(ステップS4)。即ち、前記のよう
に、ユーザの日常の行動から、通常聴いている音楽のジ
ャンル、アーティスト、よく行くレストランの種類等か
ら、ユーザがほとんど知らないであろうという情報をた
びたび質問することは、かえってこのシステムに対する
不信感を抱かせるので、そのような質問を行わないよう
に、前記図2の問合せ情報選択部31において選択を行
う。
【0056】ここで、ユーザに問い合わせても良いと判
別されたときにはユーザに問合わせを行い(ステップS
5)、ユーザから情報の提供の回答があったか否かを判
別し(ステップS6)、情報提供の回答があったときに
は前記と同様に、その情報が予め設定されている出力禁
止設定情報に該当するか否かが判別される(ステップS
7)と共に、その判別において禁止されていないと判別
されたときにも、更に出力しようとしている情報が本当
に出力しても良いかあやふやな情報のときには、前記の
ようにユーザに出力しても良いか否かの問合わせを行う
(ステップS9)。
【0057】このように、ユーザから得られた質問に対
して提供された情報が、運転等に気を取られて万が一出
力してはいけない情報が出てしまわないように充分な確
認を行う。但し、ユーザがわざわざ提供した情報は、セ
キュリティーの確認を行う必要がないとされるときに
は、前記ステップS6でユーザから情報の提供があった
ときに、直ちにステップS11に進み、その回答情報を
出力するようにしても良い。
【0058】出力を行っても良い旨の信号がユーザから
出力されたときには、前記図2の回答情報出力部32か
ら外部ネットワーク接続部20、広域ネットワーク11
を介して、質問を行った他のユーザ28に対して出力す
ることは前記と同様である。また、ユーザから回答して
はいけない旨の信号がある時、或いはユーザから回答が
ないときには情報の出力は行わない点も前記と同様であ
る。
【0059】以上のように、他のユーザからの情報提供
依頼に対して自動的に情報を出力し、またセキュリティ
ー確保を行い、情報蓄積部に情報が存在しないときにユ
ーザに対して質問を行い、得られた情報を出力するとい
う作動を、確実に行うことができる。このような情報送
受信支援装置が多くのユーザにおいて用いられる時に
は、広域ネットワークを介して各ユーザが多くの情報が
得られるようになり、更に、車載機器とユーザ間のコミ
ニュケーションを図るきっかけ作りに寄与することがで
きる。
【0060】このような情報送受信支援装置は、上記の
ような車両に適用する以外に、種々の装置に適用するこ
とができ、また、通常のパソコン等、ネットワークに接
続される情報機器であるならば各種のものに適用するこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】本願発明は、情報提供依頼者がネットワ
ークに接続された利用者に対して情報の提供依頼を行う
とき、各利用者の情報機器において、予め蓄えられた情
報のうち必要なものを検索し、得られた情報を自動的に
情報提供依頼者に対して提供することができる。その
際、情報提供者の手を煩わせることなく適切な情報を、
しかも出力可能な情報のみを提供することができるの
で、情報提供者が各種の作業で忙しいときにも情報の提
供を行うことができ、また、機器の操作に不慣れな人が
この情報機器を使用していても、特別意識することなく
必要な情報を提供することができる。このような情報送
受信支援装置を多くの人が用いることより、ネットワー
クを介した情報の送受信量が飛躍的に拡大するので、各
ユーザが適切な情報を多数得ることができ、また、各人
の経験に基づく具体的な情報を得ることができるので、
信頼性の高い情報の送受信を行う情報ネットワークを構
築することができる。
【0062】また、情報収集部に内部情報を収集する内
部情報収集部と、外部のネットワークから情報を収集す
る外部情報収集部とを備えたので、内部で用いられてい
る種々の機器から情報を収集することができ、ユーザが
直接経験したこと、行ったこと、或いは設置されている
機器の作動情報、更には付設されている各種センサの情
報等を収集することができると共に、外部のネットワー
クからも多量の情報を収集することができ、有用な情報
を多量に収集することができ、利用性の高い情報送受信
支援装置とすることができる。
【0063】また、情報蓄積部において予め設定された
種類の情報を自動的に収集して蓄積を行うことができる
ので、ユーザの手を煩わせることなく所定の情報を収集
することができ、利便性の高い情報送受信支援装置とす
ることができる。
【0064】また、検索に際して情報蓄積部に対応する
情報が存在しないときにユーザに問合せを行うので、情
報蓄積部に蓄積されていない情報でもユーザが知ってい
る場合は送信することができるとともに、ユーザと車載
機器間のコミニュケーションのきっかけ作りに寄与する
ことができ、ユーザが機器に対して親しみ易すくするこ
とができる。
【0065】また、出力可能情報選択部において予め設
定した出力禁止条件に適合する情報を選択し、その情報
の出力を停止するので、ユーザが外部に出力したくない
情報の出力を防ぐことができ、セキュリティーを確保し
つつ情報の提供を行うことができる。
【0066】また、出力可能情報選択部において、外部
に出力してもよいか否かユーザに問い合せを行うので、
外部に出力する情報がユーザにとって本当に出力しても
良いものであるかを確実に確かめることができ、よりセ
キュリティーの確保に寄与することができる。
【0067】また、上記のような情報送受信支援装置を
車両に搭載したので、ユーザが車両を運転中においても
適切な情報の収集、及び外部からの情報提供依頼に対し
て適切な情報の提供を自動的に行うことができ、安全運
転に寄与することができる。また、車両という限られた
空間の中でも、広域ネットワークに接続された情報セン
ターを初め多くのユーザの所有している情報を利用する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報の送受信支援装置を適用した
情報送受信システムの全体概要図である。
【図2】本発明の送受信支援装置に用いられる車内エー
ジェントの実施例における、機能構成と各機能の相互の
関係を示す機能ブロック図である。
【図3】前記車内エージェントにおいて、外部からの検
索入力時における情報回答の処理を示す作動フロー図で
ある。
【符号の説明】
1 ユーザ車両 2 車内エージェント 3 車内ネットワーク 4 車内機器 5 情報蓄積部 6 ユーザインターフェース 10 ユーザ 11 広域ネットワーク 12 その他のシステム 15 情報センター
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/09 G08G 1/09 H 5H180 1/0969 1/0969 9A001 // G06F 3/00 601 G06F 3/00 601 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC18 AC19 AC20 3D020 BA06 BB01 BC03 BD03 BE03 5B075 NR02 PQ02 5B089 GA25 JA36 KA01 KB06 KC44 KC47 LB13 LB14 5E501 AA22 AA23 AB15 AC23 AC25 AC33 CA02 CA08 CB05 CB15 5H180 AA01 BB04 BB05 BB12 BB13 CC04 CC12 CC27 EE02 EE18 FF05 FF10 FF12 FF13 FF25 FF27 FF40 9A001 BB04 CC02 FF03 JJ25 JJ72 JZ14 JZ77

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種データを収集する情報収集部と、収
    集した情報を蓄積する情報蓄積部と、外部のネットワー
    クからの情報検索を入力する検索入力部と、入力した検
    索内容に応じて情報蓄積部内の情報を検索する検索部
    と、得られた情報のうち出力が可能な情報を選択する出
    力可能情報選択部と、選択された情報を外部のネットワ
    ークに出力する回答情報出力部とを備えたことを特徴と
    する情報送受信支援装置。
  2. 【請求項2】 前記情報収集部は、内部情報を収集する
    内部情報収集部と、外部のネットワークから情報を収集
    する外部情報収集部とを備えた請求項1記載の情報送受
    信支援装置。
  3. 【請求項3】 前記情報蓄積部は、予め設定された種類
    の情報を自動的に収集して蓄積を行う請求項2記載の情
    報送受信支援装置。
  4. 【請求項4】 前記検索部は、情報蓄積部に対応する情
    報が存在しないとき、ユーザに問合せを行う請求項1記
    載の情報送受信支援装置。
  5. 【請求項5】 前記出力可能情報選択部は、予め設定し
    た出力禁止条件に適合する情報を選択し、その情報の出
    力を停止する請求項1記載の情報送受信支援装置。
  6. 【請求項6】 前記出力可能情報選択部は、外部に出力
    してもよいか否かユーザに問い合せを行う請求項1記載
    の情報送受信支援装置。
  7. 【請求項7】 前記情報送受信支援装置を車両に搭載し
    た請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の車両用
    情報送受信支援装置。
JP2000059691A 2000-03-03 2000-03-03 情報送受信支援装置 Pending JP2001249938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000059691A JP2001249938A (ja) 2000-03-03 2000-03-03 情報送受信支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000059691A JP2001249938A (ja) 2000-03-03 2000-03-03 情報送受信支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001249938A true JP2001249938A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18580107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000059691A Pending JP2001249938A (ja) 2000-03-03 2000-03-03 情報送受信支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001249938A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109185A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fujitsu Ten Ltd 車載用の情報通信装置
JP2007230422A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Denso It Laboratory Inc 車載機器制御装置
JP2008309593A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Pioneer Electronic Corp 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2020160848A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 本田技研工業株式会社 サーバ装置、情報提供システム、情報提供方法、およびプログラム
JP7485718B2 (ja) 2022-04-20 2024-05-16 Lineヤフー株式会社 情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08255150A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Toshiba Corp 情報公開装置及びマルチモーダル情報入出力システム
JPH10162017A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Fuji Electric Co Ltd マルチメディア情報収集管理システム及び情報収集装置
JPH10222521A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Toshiba Corp 情報共有支援システム
JPH1117675A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Fujitsu Ltd 情報管理システム及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08255150A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Toshiba Corp 情報公開装置及びマルチモーダル情報入出力システム
JPH10162017A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Fuji Electric Co Ltd マルチメディア情報収集管理システム及び情報収集装置
JPH10222521A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Toshiba Corp 情報共有支援システム
JPH1117675A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Fujitsu Ltd 情報管理システム及び装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109185A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fujitsu Ten Ltd 車載用の情報通信装置
JP2007230422A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Denso It Laboratory Inc 車載機器制御装置
JP2008309593A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Pioneer Electronic Corp 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2020160848A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 本田技研工業株式会社 サーバ装置、情報提供システム、情報提供方法、およびプログラム
JP7245695B2 (ja) 2019-03-27 2023-03-24 本田技研工業株式会社 サーバ装置、情報提供システム、および情報提供方法
JP7485718B2 (ja) 2022-04-20 2024-05-16 Lineヤフー株式会社 情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5163176B2 (ja) 情報提供システム、情報送受信用の端末および情報提供方法
US7127259B2 (en) Intermediation computer system
US20030068999A1 (en) Interactive taxi information system
US20020046285A1 (en) Data communication system
US7203751B2 (en) Mobile communication device and method
JP2004501351A (ja) 無線送信されたオーディオプログラムデータを離れた車両又は個人に、gps位置を利用して相互接続するためのシステム
JP2000242895A (ja) 静的及び時間的なロケーション・ベースのサービスを個人化するための方法及び装置
JP2001343979A (ja) 車内で使用する音楽・情報提供装置
EP2246829B1 (en) Vehicle-mounted device, control method and program
JP2005181146A (ja) 情報配信システム及び情報配信方法のプログラム
JP2007114027A (ja) 車載機の通信制御装置
JP4588800B2 (ja) 情報提供システムおよび情報提供方法
US20020040401A1 (en) Data communication system
US6801139B2 (en) Method and system for delivering a time-efficient mobile vehicle route that encompasses multiple limited-duration events
JP2001249938A (ja) 情報送受信支援装置
JP2009003897A (ja) 情報提供システム
JP3816712B2 (ja) 情報検索表示装置
JP2002048590A (ja) 駐車場へのアクセスシステム
JP2001099663A (ja) 通信型ナビゲーション装置とその情報取得方法
WO2008041317A1 (fr) Dispositif de diffusion d'information sur un endroit, dispositif, procédé et programme de recherche d'information sur un endroit et support d'enregistrement
JP2001202373A (ja) 情報提供装置を管理する情報管理装置及びこれと送受信する情報端末
KR100412671B1 (ko) 차량 정보 시스템의 메모리 서비스 방법
JP2004280298A (ja) 車両間通信利用統計情報検索装置
JP2003166833A (ja) 車載情報記憶装置および方法
JP5012557B2 (ja) 車載器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070810