JP2001248847A - 温水暖房装置および故障診断支援装置 - Google Patents

温水暖房装置および故障診断支援装置

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JP2001248847A JP2000062948A JP2000062948A JP2001248847A JP 2001248847 A JP2001248847 A JP 2001248847A JP 2000062948 A JP2000062948 A JP 2000062948A JP 2000062948 A JP2000062948 A JP 2000062948A JP 2001248847 A JP2001248847 A JP 2001248847A
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良秀 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水供給経路上に設けられた熱動弁の故障を
自己診断可能な温水暖房装置を提供する。 【解決手段】 温水暖房装置1のコントローラ5の内部
処理として、まず、温水暖房装置1が運転しているかを
判別する。そして、温水暖房装置1が運転している場合
には、温度センサ14の検出温度が予め定めた所定温度
を超えているかを判別して、所定温度未満である場合に
は熱動弁4の閉故障と判定する。また、温水暖房装置1
が運転していない場合はこれとは反対に、温度センサ1
4の検出温度が予め定めた所定温度を超えている場合に
上記熱動弁4が開故障であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水暖房装置およ
び故障診断支援装置に関し、より詳細には、弁装置を介
して温水熱源機から暖房用温水の供給を受ける温水暖房
装置における弁装置故障の自己診断技術とその応用に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、給湯装置の分野においては、該給
湯装置を温水熱源機とする種々の温水暖房装置(たとえ
ば、温水エアコンやパネルヒータ、床暖房パネルや浴室
暖房装置等)が提案されている。この種の温水暖房装置
は、上記温水熱源機から温水の供給を受け、この温水の
熱を熱交換器で熱交換して暖房を行うように構成されて
いる。
【0003】そして、かかる温水の供給経路上には、上
記熱交換器に流入する温水の流量制御用の熱動弁(弁装
置)が設けられており、この熱動弁の開閉が上記温水暖
房装置の制御部によって制御されることにより、暖房の
開始/停止が制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温水暖房装置においては、以下のような問題
がありその改善が望まれていた。
【0005】(1) 上記従来の温水暖房装置においては、
温水の供給を調節する上記熱動弁が故障(弁が開かなく
なる閉故障や、弁が閉じなくなる開故障)した場合に、
当該弁故障を速やかに検出することが困難であった。
【0006】すなわち、上述したような熱動弁の故障を
検出する方法として、一般的には、温水暖房装置内に流
量センサを設けて、このセンサで熱交換器の通水流量を
監視することによって熱動弁が正常に動作しているかを
判断する方法が考えられる。しかしながら、上記熱交換
器には温水熱源機から供給される温水が流れるため、こ
こで使用される流量センサには耐熱性が要求される一
方、配管の劣化等によるゴミ詰まり、さらには不凍液使
用による動作異常等を引き起し易いため、実際には流量
センサを用いての熱動弁故障の検出は行われていなかっ
た。
【0007】(2) また、この種の温水暖房装置は、たと
えば図6に示すように、一台の温水供給源aに対して複
数台(図示例ではT1,T2,T3,…,Tn)の温水
暖房装置が接続されることがあるが、かかる場合にこの
内の一台の温水暖房装置の熱動弁(たとえばb2)が故
障した場合、温水供給経路の複雑さから当該故障した熱
動弁を特定するには時間がかかるという問題もあった。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みて提案
されたもので、その主たる目的は、熱動弁故障を自己診
断可能な温水暖房装置を提供することにある。そして、
これに関連して、熱動弁故障を生じた温水暖房装置を容
易に特定し得る故障診断支援装置を提供することも目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の温水暖房装置は、暖房用
の熱交換器が弁装置を介して温水熱源機から温水の供給
を受けるように構成されるとともに、上記熱交換器の通
水温度を検出する温度検出手段を備えた温水暖房装置に
おいて、上記温水暖房装置を制御する制御部が、該温水
暖房装置が運転しているかを判別し、該温水暖房装置が
運転している場合には、上記温度検出手段で検出される
通水温度と予め定めた所定温度とを比較して、上記通水
温度が上記所定温度に達しない場合には上記弁装置が閉
故障であると判定する制御構成を備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の温水暖房
装置は、暖房用の熱交換器が弁装置を介して温水熱源機
から温水の供給を受けるように構成されるとともに、上
記熱交換器の通水温度を検出する温度検出手段を備えた
温水暖房装置において、上記温水暖房装置を制御する制
御部が、該温水暖房装置が運転しているかを判別し、該
温水暖房装置が運転していない場合には、上記温度検出
手段で検出される通水温度と予め定めた所定温度とを比
較して、上記通水温度が上記所定温度を超える場合には
上記弁装置が開故障であると判定する制御構成を有する
ことを特徴とする。
【0011】これら請求項1および2の温水暖房装置
は、いずれも温水暖房装置の制御部の内部処理によって
弁装置の故障を検出する、つまり、温水暖房装置が弁装
置の故障を自己診断できるように構成されている。
【0012】具体的には、請求項1および請求項2のい
ずれの場合も、まず弁装置の故障検出に先立って、温水
暖房装置の制御部において、当該温水暖房装置が運転し
ているか否か(換言すれば、運転開始の操作が行われて
いるか否か)が判別される。これは、温水暖房装置が運
転中か否かによって弁装置の設定(開弁/閉弁)が変わ
ってしまうため、故障検出に先立って予めその設定を知
る必要があるからである。
【0013】そして、この判断の結果、上記温水暖房装
置が運転していると判別されると、請求項1に記載した
ように、上記制御部では、次の判断として、上記温度検
出手段で検出される通水温度と予め定めた所定温度との
比較が行われる。すなわち、温水暖房装置が運転中であ
れば、弁装置が閉故障していない限り弁装置は開弁状態
とされるので、熱交換器には温水熱源機から温水が供給
されることとなる。つまり、この場合、熱交換器内の通
水温度は、上記温水熱源機から供給される温水によって
常温より高くなるため、この判断において、かかる通水
温度の上昇の有無を上記所定温度との比較で検出する。
そして、この判断の結果、通水温度の上昇が認められれ
ば弁装置は正常に開弁していることとなるが、温度上昇
が認められない場合には弁装置は開弁しておらず、最終
的に弁装置の閉故障と判定される。
【0014】一方、請求項2に記載したように、上記最
初の判断において温水暖房装置が運転していないと判別
された場合も、上記制御部では、まず上記温度検出手段
で検出される通水温度と予め定めた所定温度との比較が
行われる。ただし、この時の比較は、先に述べた請求項
1の場合とは反対に、上記検出された通水温度が上記所
定温度を上回る場合に弁装置の故障、つまり開故障と判
断される。
【0015】これは、温水暖房装置が運転していない場
合には、弁装置が開故障していない限り閉弁状態とされ
るので、熱交換器の通水温度は上記のように上昇しない
ため、この判断で通水温度の上昇が認められると弁装置
が開弁している、つまりは、開故障していると評価でき
るからである。
【0016】そして、本発明の請求項3に記載の温水暖
房装置は、上記制御部が、上記弁装置の故障を検出した
時に、所定の故障検出データを所定の記憶領域に記憶さ
せる処理を行う制御構成を有することを特徴とし、ま
た、本発明の請求項6に記載の故障診断支援装置は、温
水熱源機とデータ通信を行う通信手段を備え、この通信
手段を介して上記温水熱源機に対して上記故障検出デー
タの送信を要求するとともに受信した故障検出データに
基づいて、弁装置故障の発生している温水暖房装置を特
定する手段を備えたことを特徴とする。
【0017】すなわち、この請求項3および請求項6に
記載の温水暖房装置及び故障診断支援装置は、上述した
ように、一台の温水熱源機に複数台の温水暖房装置が接
続されるような場合に、弁装置に故障が発生している温
水暖房装置の特定を容易にするための温水暖房装置およ
び故障診断支援装置に関する。
【0018】つまり、請求項3の温水暖房装置は、上述
した自己診断機能によって検出した弁装置の故障につい
ての情報(故障検出データ)を所定の記憶領域に記憶さ
せることにより、後述する故障診断支援装置を接続した
際に読み出し可能としておくものである。なお、この故
障検出データを記憶する記憶領域は、温水暖房装置また
は温水熱源機のいずれか一方に設定されればよい。ま
た、上記故障検出データの内容は、少なくとも故障が発
生した温水暖房装置を特定し得る内容のデータが含まれ
ればよく、その他にも故障の内容(開故障か閉故障かの
別)を特定するデータを含めることもできる。
【0019】一方、請求項6の故障診断支援装置は、こ
のようにして記憶された故障検出データを取り込んで、
故障が発生した温水暖房装置を特定するための装置であ
り、上記故障検出データを読み出すことによって故障し
た弁装置を速やかに特定可能とされる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温水暖房装置
を図1乃至図3に基づいて詳細に説明し、その後に本発
明に係る故障診断支援装置について図4および図5に基
づいて説明する。
【0021】本発明に係る温水暖房装置の一実施形態を
図1に示す。この温水暖房装置1は、室内の換気および
乾燥機能を備えた浴室暖房装置の形態とされ、暖房用の
熱交換器2と、該熱交換器2で加熱した空気を室内に吹
き出すための暖房ファン3と、上記熱交換器2に供給さ
れる温水の通水制御を行う熱動弁4と、これらの動作を
制御するコントローラ(制御部)5とを主要部として構
成される。
【0022】なお、この温水暖房装置1は、上述した換
気・乾燥機能を備えることに関連して、換気用吸気口
6、換気用フィルタ7、換気ファン8および換気排気口
9等を備えるが、これらは本発明と直接関連しないため
説明を省略する。
【0023】熱交換器2は、温水熱源機10から供給さ
れる温水の熱交換を行う器具であって、温水往き配管1
1と温水戻り配管12とによって温水熱源機10と接続
されている。そして、これにより上記温水熱源機10か
ら供給される温水が、上記温水往き配管11、熱動弁
4、熱交換器2、温水戻り配管12を経由して再び温水
熱源機10に循環可能とされている。また、この熱交換
器2には、該熱交換器2に流入する湯水の温度(通水温
度)を検出する温度センサ(温度検出手段)14が設け
られており、この温度センサ14が後述するコントロー
ラ5と電気的に接続され、該温度センサ14で検出した
通水温度を上記コントローラ5に出力可能とされている
(図2参照)。
【0024】暖房ファン3は、上述したように熱交換器
2で加熱された空気を室内に吹き出すためのファンであ
って、後述するコントローラ5によって駆動制御される
ファンモータ31と接続されている。そして、暖房運転
の開始に伴って該ファンモータ31が駆動することによ
り、図中の矢符(温風吹出)に示すように温風の吹き出
しが可能とされている。
【0025】熱動弁4は、熱交換器2に流入する温水の
通水量を制御するための弁装置であって、後述するコン
トローラ5から出力される所定の動作指令に基づいて弁
の開閉制御が可能とされている。そして、この実施形態
の熱動弁4は、上記温水往き配管11の配管経路中の上
記熱交換器2の上流側(上記温水の循環方向上流側)に
配設される。
【0026】コントローラ5は、温水暖房装置1の各部
を制御するための制御装置であって、図2のブロック図
に示すように、暖房装置各部に対して動作指令を出力す
るマイクロコンピュータ51と、上記温水熱源機10と
データ通信を行う通信装置52と、後述する故障検出デ
ータを記憶するデータ記憶装置(所定の記憶領域)53
と、コントローラ5に対して直流電源を供給する電源装
置54とを主要部として構成される。
【0027】上記マイクロコンピュータ51は、周知の
如く、予め記憶されたプログラム等に基づいて所定の演
算処理等を行う中央処理装置(CPU)511と、上記
プログラムやデータを記憶した内部記憶装置(ROM,
RAM)512,513と、信号の入出力を制御する入
出力制御装置(I/Oポート)514とを主要部として
構成される。そして、このマイクロコンピュータ51の
内部記憶装置(ROM)512には、上記暖房装置各部
の動作を制御するための制御プログラムが記憶される
他、本実施形態においては、特に、後述する熱動弁4の
自己診断を実行するためのプログラムも記憶される。
【0028】上記通信装置52は、温水熱源機10の制
御部10a(図5参照)と双方向通信を可能とする通信
装置であって、双方向通信線15を介して温水熱源機1
0の制御部と電気的に接続されている。
【0029】上記データ記憶装置53は、上記マイクロ
コンピュータ51の処理結果を記憶するための装置であ
って、このデータ記憶装置53としては不揮発性メモリ
(たとえば、EEPROM)が好適に使用される。な
お、このデータ記憶装置53は、後述するように温水熱
源機10の制御部10aに設けることも可能であり、そ
の場合は、上記通信装置52を介して上記マイクロコン
ピュータ51の処理結果が温水熱源機1側に記録され
る。
【0030】しかして、このように構成されてなる温水
暖房装置1における上記熱動弁4の自己診断処理につい
て、図3にフローチャートを示し詳細に説明する。
【0031】(1) すなわち、熱動弁4の自己診断処理に
おいては、まず、コントローラ5において温水暖房装置
1が運転しているか否かが判断される(図3ステップS
1)。この判断は、コントローラ5が温水暖房装置1の
各部(具体的には熱動弁4)に対して暖房運転の開始を
指示する動作指令(具体的には、熱動弁4の開弁動作指
令ならびに温水熱源機10に対して給湯運転の開始を指
示する動作指令)を出力したか否かに基づいて判断され
る。
【0032】(2) そして、この判断の結果、温水暖房装
置1が運転していないと判別されると、続く図3ステッ
プS2に移行し、上記温度センサ14で検出される熱交
換器2の通水温度が予め定めた所定温度(図示例では6
0°C)以上であるかが判断される。
【0033】これは、上記図3ステップS1で温水暖房
装置1が運転していないと判断された場合は、コントロ
ーラ5からは熱動弁4の開弁を指示する動作指令は出力
されておらず熱動弁4は閉弁状態にあり、その結果、上
記温水熱源機10から熱交換器2に対して温水は供給さ
れていないということを前提としている。つまり、この
場合、熱動弁4が故障していなければ、温度センサ14
で検出される通水温度は常温程度(未加熱の温度)にな
るはずである。
【0034】しかしその一方で、この時、熱動弁4が開
故障していれば、温水熱源機1からの温水が熱交換器2
に供給されるため、上記温度センサ14で検出される通
水温度は温水熱源機1の出力する温水温度に近い値とな
る。
【0035】図3ステップS2は、かかる熱動弁4の状
態(開故障の有無)と熱交換器2の通水温度との関係を
捉えて熱動弁4の開故障の判定を行うものであり、この
ステップSにおいて温度センサ14で検出された通水温
度が上記所定温度を超える場合には、熱動弁4が開故障
していると判定される(図3ステップS3参照)。な
お、この判断が否定的であれば、熱動弁4は正常に閉じ
ていると判断できるので、上記図3ステップS1に復帰
する。
【0036】ここで、上記図3ステップS2に関連し
て、この判断で用いられる上記所定温度は、上述した判
断の性質上、常温より高く、かつ温水熱源機10の出湯
温度より低い範囲内で任意に設定される。また、上記熱
動弁4はその性質上、閉弁を指示する動作指令が与えら
れても完全に閉じるまでに時間がかかるので、上記図3
ステップS2の判断は、熱動弁4の閉弁指示直後は行わ
ないことが必要となる(好ましくは5分程度)。
【0037】(3) 一方、上記図3ステップS1での判断
の結果、温水暖房装置1が運転していると判別される
と、図3ステップS4に移行して、上記温度センサ14
で検出される熱交換器2の通水温度が予め定めた所定温
度(図示例では40°C)以上であるかが判別される。
【0038】これは、上記図3ステップS2の判断とは
逆に、温水暖房装置1が運転している場合は本来熱動弁
4は開弁状態にあることから、この時に上記温度センサ
14で検出される通水温度は熱動弁4が閉故障していな
い限り温水熱源機10の出湯温度付近の値となることを
前提とする。
【0039】(4) したがって、図3ステップS4におい
ては、かかる関係を所定温度との比較で検出し、通水温
度が所定温度を超えない場合には熱動弁4は閉故障と判
断し(図3ステップS5)、一方、所定温度を超える場
合には熱動弁4は正常と判断して図3ステップS1に復
帰させる。
【0040】なお、この図3ステップS4で用いられる
上記所定温度も、開故障の検出時と同様に、常温より高
く、かつ温水熱源機10の出湯温度より低い範囲で適宜
設定されるが、この時の所定温度は開故障検出時よりや
や低めに設定されるのが好ましい。また、熱動弁4の性
質上、この図3ステップS4の判断は、熱動弁4を開弁
させる動作指令の出力直後(たとえば3分程度)には行
わないのは上記開故障の検出時と同様である。
【0041】このように、本発明によれば、熱交換器2
の通水温度を検出する温度センサ14の検出値に基づい
てコントローラ5の内部処理で熱動弁4の故障判定がで
きるので、熱動弁4の故障を温水暖房装置1において自
己診断することが可能となる。しかも、上述した自己診
断処理(特に、閉故障の診断)は、通常の暖房運転を妨
げずに行えるので、温水暖房装置1が運転中であっても
自己診断を行うことが可能となる。
【0042】ところで、このような温水暖房装置1は、
上述したように一台の温水熱源機10に対して複数台接
続されることがあるので(図6参照)、以下ではかかる
場合における故障が発生した温水暖房装置の特定技術に
ついて、図4にその処理手順を、また図5に故障診断支
援装置の概略構成を示して詳細に説明する。
【0043】すなわち、この場合、まず温水暖房装置1
のコントローラ5においては、上述した自己診断の結果
を示す故障検出データ(具体的には、熱動弁故障を検出
した温水暖房装置を識別するためのデータと、開故障・
閉故障のいずれかを示すデータを含んで構成されるデー
タ)を所定の記憶領域に記憶させる処理が行われる。
【0044】具体的には、本実施形態では、上記記憶領
域として上記データ記憶装置53が用いられるため、こ
のデータ記憶装置53への上記故障検出データの書き込
み処理が行われる。ただし、上述したようにこのデータ
記憶装置53は温水熱源機10に設けられることがあ
り、その場合は、上記故障検出データを温水熱源機10
に送信する処理が行われる(図4ステップS1参照)。
【0045】そして、熱動弁4の故障が発生した温水暖
房装置1の特定にあたっては、上記故障診断支援装置1
00が用いられる。この故障診断支援装置100は、上
記温水暖房装置1または温水熱源機10に記憶される故
障検出データを取り込んで、故障が発生した温水熱源機
1を特定するための装置であって、上記温水熱源機10
とデータ通信を行う通信装置(通信手段)101と、こ
の通信装置101を介して取り込んだ故障検出データに
基づいて弁故障の発生している温水暖房装置1を特定す
る演算処理装置102とを主要部として構成される。
【0046】具体的には、この故障診断支援装置100
として、本実施形態では携帯可能な汎用コンピュータが
用いられる。つまり、本実施形態では、上記通信装置1
01は該汎用コンピュータのもつ通信機能によって実現
され、また、上記演算処理装置102は該汎用コンピュ
ータのもつ演算処理機能によって実現される。
【0047】なお、図5に符号103で示すのは上記汎
用コンピュータの表示装置であり、また、符号104で
示すのはキーボード等の入力装置であり、さらに符号1
05で示すのは所定の警報音等を出力する音声出力手段
である。また、符号10aで示すのは温水熱源機10の
制御部である。
【0048】しかして、このように構成されてなる故障
診断支援装置100が上記温水熱源機10に接続される
と、まず、故障診断支援装置100の演算処理装置10
2から温水熱源機10の制御部10aに対して故障検出
データの送信を要求する信号が出力される。
【0049】温水熱源機10の制御部10aはこの信号
を受信すると、図4ステップS2に示すように、故障診
断支援装置100の接続を確認するとともに、この要求
に応じて故障検出データを故障診断装置100に対して
送信する(図4ステップS3参照)。なお、この際、故
障検出データが温水熱源機10の制御部10aに記憶さ
れている場合にはそのデータの送信が行われるが、上述
したように温水暖房装置1のコントローラ5(データ記
憶装置53)に記憶されている場合には、温水熱源機1
0から当該故障検出データを保持する温水暖房装置1に
データの送信を要求する処理が行われ、これに応じて受
信したデータが故障診断支援装置100に送信される。
【0050】このようにして、故障診断支援装置100
に対して故障検出データが送信されると、故障診断支援
装置100の演算処理装置102では、このデータに基
づいて熱動弁4の故障が発生している温水暖房装置1を
特定し、当該故障のある温水暖房装置1を目視確認でき
るように上記表示装置103に表示させる。
【0051】このように、上記故障診断支援装置100
を用いることによって、熱動弁4が故障している温水暖
房装置1を容易に特定することが可能となり、また、上
記故障検出データの内容を充実させることにより、故障
の内容等を具体的に把握することが可能となる。
【0052】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
【0053】たとえば、上述した実施形態では、本発明
の温水暖房装置1を浴室乾燥装置に適用した場合を示し
たが、本発明の温水暖房装置1は、熱交換器2が熱動弁
4を介して温水供給を受けるものであれば、他の形態の
温水暖房装置(たとえば、温水エアコンやパネルヒー
タ、床暖房パネル等)にも適用可能である。
【0054】また、上記実施形態では、温水暖房装置1
に配される温度センサ14は、熱交換器2の内部に設け
られていたが、この温度センサ14は熱動弁4を介して
供給される温水の温度の検出が可能な位置であれば他の
位置に設けることも可能である。また、これに関連し
て、上記実施形態では、熱動弁4が温水暖房装置1の内
部に設けられていたが、この熱動弁4はたとえば図6に
示すように温水熱源機10の内部に設けれても良い。
【0055】また、上記実施形態では、コントローラ5
の内部処理による自己診断の結果を所定の記憶領域に記
憶させる構成を採用したが、この自己診断の結果に基づ
いてコントローラ5が所定の警報動作を行うように構成
されてもよい。
【0056】また、上記実施形態では、故障診断支援装
置100が汎用コンピュータで構成された場合を示した
が、この診断支援装置100は少なくとも通信手段10
1と演算処理装置102とを有しておればよく、これら
の機能を実現する専用の装置によることも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る温水
暖房装置によれば、温度検出手段によって検出される熱
交換器への通水温度に基づいて、制御部の内部処理によ
って弁装置の故障を検出できるので、温水暖房装置にお
いて自己診断機能を実現することが可能となる。
【0058】しかも、この制御部で行われる内部処理
は、温水暖房装置の運転を妨げるものでないので、温水
暖房装置が通常運転を行っている際にも行うことができ
る。
【0059】また、本発明に係る故障診断支援装置によ
れば、一台の温水熱源機に複数台の温水暖房装置が接続
されているような場合でも、弁装置の故障が発生した温
水暖房装置を容易に特定することが可能となり、温水暖
房装置の定期点検やメンテナンスを迅速に行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した温水暖房装置の一実施形態を
示す装置概略構成図である。
【図2】同温水暖房装置のコントローラの概略構成を示
すブロック図である。
【図3】同温水暖房装置における熱動弁の自己診断手順
を示すフローチャートである。
【図4】同温水暖房装置における熱動弁の自己診断後の
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る故障診断支援装置の概略構成なら
びに、同故障診断支援装置と温水熱源機との接続状態を
示すブロック図である。
【図6】温水熱源機と温水暖房装置の接続状態を一例を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 浴室暖房装置(温水暖房装置) 2 熱交換器 4 熱動弁(弁装置) 5 コントローラ(制御部) 10 温水熱源機 11 温水往き配管 12 温水戻り配管 14 温度センサ(温度検出手段) 51 マイクロコンピュータ 52 通信装置 53 データ記憶装置(記憶手段) 100 故障診断支援装置 101 通信装置(通信手段) 102 演算処理装置
フロントページの続き (72)発明者 畠 洋二 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 大塩 忠彦 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 松村 悟 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 藤井 宏信 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 森川 健志 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 桑原 宏和 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 中島 良秀 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 岸本 知樹 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 久保谷 賢謙 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 浅輪 泰久 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 石本 雅 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 森田 哲 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3L070 AA01 AA06 AA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房用の熱交換器が弁装置を介して温水
    熱源機から温水の供給を受けるように構成されるととも
    に、前記熱交換器の通水温度を検出する温度検出手段を
    備えた温水暖房装置において、 前記温水暖房装置を制御する制御部が、該温水暖房装置
    が運転しているかを判別し、該温水暖房装置が運転して
    いる場合には、前記温度検出手段で検出される通水温度
    と予め定めた所定温度とを比較して、前記通水温度が前
    記所定温度に達しない場合には前記弁装置が閉故障であ
    ると判定する制御構成を備えたことを特徴とする温水暖
    房装置。
  2. 【請求項2】 暖房用の熱交換器が弁装置を介して温水
    熱源機から温水の供給を受けるように構成されるととも
    に、前記熱交換器の通水温度を検出する温度検出手段を
    備えた温水暖房装置において、 前記温水暖房装置を制御する制御部が、該温水暖房装置
    が運転しているかを判別し、該温水暖房装置が運転して
    いない場合には、前記温度検出手段で検出される通水温
    度と予め定めた所定温度とを比較して、前記通水温度が
    前記所定温度を超える場合には前記弁装置が開故障であ
    ると判定する制御構成を有することを特徴とする温水暖
    房装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記弁装置の故障を検出
    した時に、所定の故障検出データを所定の記憶領域に記
    憶させる処理を行う制御構成を有することを特徴とする
    請求項1または2に記載の温水暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶領域が、温水暖房装置の内部に
    設けられていることを特徴とする請求項3に記載の温水
    暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶領域が、温水熱源機の内部に設
    けられていることを特徴とする請求項3に記載の温水暖
    房装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項4または5に記載の温水暖房
    装置を備えた温水熱源機と接続される装置であって、 該温水熱源機とデータ通信を行う通信手段を備え、この
    通信手段を介して前記温水熱源機に対して前記故障検出
    データの送信を要求するとともに受信した故障検出デー
    タに基づいて、弁装置故障の発生している温水暖房装置
    を特定する手段を備えたことを特徴とする故障診断支援
    装置。
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