JP2001248624A - 部材の結合構造及び結合方法 - Google Patents

部材の結合構造及び結合方法

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JP2001248624A
JP2001248624A JP2000057203A JP2000057203A JP2001248624A JP 2001248624 A JP2001248624 A JP 2001248624A JP 2000057203 A JP2000057203 A JP 2000057203A JP 2000057203 A JP2000057203 A JP 2000057203A JP 2001248624 A JP2001248624 A JP 2001248624A
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Takeji Shiokawa
武次 塩川
Teruya Mikawa
光弥 三川
Hideo Kaminaga
秀夫 神永
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Hitachi Ltd
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/12Nuts or like thread-engaging members with thread-engaging surfaces formed by inserted coil-springs, discs, or the like; Independent pieces of wound wire used as nuts; Threaded inserts for holes
    • F16B37/122Threaded inserts, e.g. "rampa bolts"
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/0081Conical drills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脆性部材や軟質部材を他の部材と結合する際に
も、割れ等の発生しない部材の結合構造及び結合方法を
提供することにある。 【解決手段】軟質部材20Bのテーパ状の穴には、雌ね
じ付きのテーパ状のコマ10Bが埋め込まれている。軟
質部材20Aのテーパ状の穴には、通し穴付きのテーパ
状のコマ10Aが埋め込まれている。ボルト30は、通
し穴を貫通して、雌ねじとねじ結合される。テーパ状の
穴のテーパ部の高さは、テーパ状のコマのテーパ部の長
さと実質的に等しくしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材の結合構造及
び結合方法に係り、特に、軟質部材や脆性部材と他の部
材と結合するに好適な部材の結合構造及び結合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの部材をボルトとナット等を
用いてねじ締結により結合することが広く行われてい
る。ここで、結合する2部材の少なくとも一方の部材
が、セメント,セラミックス,石材やガラス等の脆性部
材の場合や、結合する2部材の少なくとも一方の部材
が、プラスチック等の軟質部材の場合にも、ボルトとナ
ット等を用いた結合方法が取られている。軟質部材の場
合には、プラスチックをモールド成形する際に、ナット
等も一体成形する方法も知られている。
【0003】
【発明が解決する課題】しかしながら、脆性部材と他の
部材(脆性部材同士も含む)をねじ締結する際には、締
め付け力が大きすぎると、脆性部材が割れるという問題
があった。また、軟質部材と他の部材(軟質部材同士も
含む)をねじ締結する際には、締め付け力が大きすぎる
と、軟質部材が割れたり、つぶれたりするという問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、脆性部材や軟質部材を他
の部材と結合する際にも、割れ等の発生しない部材の結
合構造及び結合方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、テーパ部を有する第1の穴が形成された
第1の部材と、第2の穴が形成された第2の部材と、上
記第1の穴に埋め込まれたテーパ部を有する第1のテー
パ状のコマとを備え、上記第1の穴と第2の穴を対向さ
せ、上記第1の穴及び第2の穴を介して、上記第1及び
第2の部材をねじ締結するとともに、上記第1の穴のテ
ーパ部の高さを、上記第1のテーパ状のコマのテーパ部
の長さと実質的に等しくしている。また、上記目的を達
成するために、本発明は、第1の部材に、テーパ部を有
する第1の穴を形成し、この第1の穴にテーパ部を有す
る第1のテーパ状のコマを埋め込み、上記第1の穴と第
2の部材に形成された第2の穴を対向させ、上記第1の
穴及び第2の穴を介して、上記第1及び第2の部材をね
じ締結するとともに、上記第1の穴のテーパ部の高さ
を、上記第1のテーパ状のコマのテーパ部の長さと実質
的に等しくしている。かかる構造及び方法により、脆性
部材や軟質部材を他の部材と結合する際にも、割れ等の
発生することなく、結合し得るものとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて、本
発明の第1の実施形態による軟質部材同士の結合構造及
び結合方法について説明する。最初に、図1を用いて、
本実施形態による軟質部材同士の第1の結合構造につい
て説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による軟
質部材同士の第1の結合構造を示す部分断面図である。
【0007】プラスチックなどの軟質部材20Aには、
予め、通し孔付きテーパ状のコマ10Aが埋め込まれて
いる。また、プラスチックなどの軟質部材20Bには、
予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bが埋め込まれて
いる。テーパ状のコマ10A,10Bは、軟質部材20
A,20Bよりは硬質な材料であるステンレス,鉄,黄
銅,アルミ,硬質樹脂等により形成されている。特に、
これらの材料の中でも、比較的硬質な材料であるステン
レス,鉄,黄銅がねじ締結時の軟質部材20A,20B
のつぶれや破壊を防止するためには好適である。なお、
テーパ状のコマ10A,10Bの詳細構成については、
図3を用いて後述する。テーパ状のコマ10A,10B
が埋め込まれた軟質部材20A,20Bが重ね合わせら
れ、ボルト30を通し孔付きテーパ状のコマ10Aの中
央の通し孔を貫通させ、ボルト30の雄ねじが雌ねじ付
きテーパ状のコマ10Bの雌ねじとねじ締結され、軟質
部材20A,20Bが結合される。
【0008】このような結合構造とすることにより、樹
脂材などの軟質部材同士を締結する際にも、ボルト等に
よる締結力は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟
質部材の割れ(クリープ)等を防止することができる。
【0009】次に、図2〜図4を用いて、本実施形態に
よる軟質部材同士の結合方法について説明する。最初
に、図2を用いて、本実施形態による軟質部材同士の結
合方法に用いられる軟質部材の構造について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第1の結合方法に用いられる軟質部材の構造を示す断面
図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示して
いる。
【0010】軟質部材20Aと軟質部材20Bは同じ構
造であるため、ここでは、軟質部材20Aを例にして説
明する。軟質部材20Aには、予め、テーパ状の孔22
が形成されている。軟質部材20Aがモールド樹脂等で
ある場合には、テーパ状の孔22は、テーパ状の孔22
に相当する金型を用いて、軟質部材20Aの成形時に一
体モールド成形により形成される。また、テーパ状の孔
22は、切削加工等により形成してもよいものである。
【0011】テーパ状の孔22は、テーパ部22Tと、
段付き部22Sを備えている。テーパ部分22Tは、一
方の縮小側の端部の直径をR1とすると、段付き部22
Sが形成される拡大側の直径R2は、R2>R1となっ
ている。テーパ部22Tは、例えば、1/20のテーパ
値を有している。段付き部22Sは、テーパ部22Tの
拡大側の端部に形成される。段付き部22Tの直径R3
は、R3>R2となっており、段付き部22Tは、テー
パ部22Tの中心軸方向に対して直交する方向に突出し
ている。具体的一例を挙げると、端部の直径R1が8.
7mmφのとき、拡大側の直径R2は、9.0mmφで
ある。段付き部22Sの直径R3は、10.0mmφで
ある。
【0012】また、テーパ状の孔22の全高をH1と
し、テーパ部22Tの全高をH2とし、段付き部22S
の全高をH3とすると、H1=H2+H3である。そし
て、例えば、テーパ状の孔22の全高H1が、例えば、
12mmの場合、テーパ部22Tの高さH2は11mm
であり、段付き部22Sの厚さH3は1mmである。ま
た、軟質部材20Aの厚さT1と、テーパ状の孔22の
全高H1は等しくしている。
【0013】次に、図3を用いて、本実施形態による軟
質部材同士の結合方法に用いられるテーパ状のコマの構
造について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態
による軟質部材同士の第1の結合方法に用いられるテー
パ状のコマの構造を示す断面図であり、図3(A)は通
し孔付きテーパ状のコマ10Aの構造を示し、図3
(B)は雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bの構造を示し
ている。なお、図1〜図2と同一符号は、同一部分を示
している。
【0014】図3(A)に示すように、通し孔付きテー
パ状のコマ10Aは、テーパ部12Tと、つば部12S
を備えている。テーパ部12Tは、その外側表面が円錐
台形状を有しており、その端部の直径をD1とすると、
つば部12Sが形成される側の端部の直径D2は、D2
>D1となっている。テーパ部12Tは、例えば、1/
20のテーパ値を有している。具体的一例を挙げると、
端部の直径D1が8.7mmφのとき、つば部12Sが
形成される側の端部の直径D2は、9.0mmφであ
る。つば部12Sは、テーパ部12Tの拡大側の端部に
形成され、テーパ部12Tに対して突出して形成されて
いる。つば部12Sの直径D3は、D3>D2となって
おり、つば部12Sは、テーパ部12Tの中心軸方向に
対して直交する方向に突出している。上述の例では、例
えば、つば部12Sの直径D3は、10.0mmφであ
る。また、テーパ状のコマ10の全長L1が、例えば、
12mmの場合、テーパ部12Tの長さL2は11mm
であり、つば部12Sの厚さL3は1mmである。さら
に、テーパ状のコマ10Aの内部には、通し孔14が形
成されている。
【0015】次に、図3(B)に示すように、雌ねじ付
きテーパ状のコマ10Bは、テーパ部12Tと、つば部
12Sを備えている。また、テーパ状のコマ10Aの内
部には、雌ねじ16が形成されている。テーパ部12
T,つば部12Sの寸法形状は、図3(A)に示した通
し孔付きテーパ状のコマ10Aと同様である。
【0016】次に、図4を用いて、本実施形態によるテ
ーパ状のコマが軟質部材に埋め込まれた構造について説
明する。図4は、本発明の第1の実施形態によるテーパ
状のコマが軟質部材に埋め込まれた構造を示す断面図で
あり、図4(A)は通し孔付きテーパ状のコマ10Aが
埋め込まれた構造を示し、図4(B)は雌ねじ付きテー
パ状のコマ10Bが埋め込まれた構造を示している。な
お、図1〜図3と同一符号は、同一部分を示している。
【0017】図3に示した通し孔付きテーパ状のコマ1
0Aのテーパ部12Tの縮小側端部を、図2に示した軟
質部材20Aのテーパ状の孔22に落とし込むと、テー
パ部12Tの端部は、テーパ状の孔22に軽く挿入され
た状態となる。次に、テーパ状のコマ10Aのつば部1
2S側からハンマー等によって力を加えることにより、
図4(A)に示すように、通し孔付きテーパ状のコマ1
0Aは、軟質部材20Aのテーパ状の孔22に挿入し、
テーパ状の孔22のテーパ部と、テーパ状のコマ10A
のテーパ部12Tが噛み合い、テーパ状のコマ10A
は、軟質部材20Aに埋め込み固定される。
【0018】同様にして、図3に示した雌ねじ付きテー
パ状のコマ10Bのテーパ部12Tの縮小側端部を、図
2に示した軟質部材20Aと同様の形状を有する軟質部
材20Bのテーパ状の孔22に落とし込むと、テーパ部
12Tの端部は、テーパ状の孔22に軽く挿入された状
態となる。次に、テーパ状のコマ10Aのつば部12S
側からハンマー等によって力を加えることにより、図4
(B)に示すように、雌ねじ付きテーパ状のコマ10B
は、軟質部材20Bのテーパ状の孔22に挿入し、テー
パ状の孔22のテーパ部と、テーパ状のコマ10Bのテ
ーパ部12Tが噛み合い、テーパ状のコマ10Bは、軟
質部材20Bに埋め込み固定される。
【0019】次に、図4(A)に示した軟質部材20A
のテーパ状のコマ10Aの縮小側の端部と、図4(B)
に示した軟質部材20Bのテーパ状のコマ10Bの縮小
側の端部が一致するようにした後,即ち、図4(B)に
示した軟質部材20Bの上下を逆にして図4(A)に示
した軟質部材20Aに合わせた後、軟質部材20Aのテ
ーパ状のコマ10Aのつば部の側から、ボルト30を挿
入して、ボルト30を通し孔付きテーパ状のコマ10A
の中央の通し孔を貫通させ、ボルト30の雄ねじが雌ね
じ付きテーパ状のコマ10Bの雌ねじとねじ締結するこ
とにより、図1に示したように、軟質部材20A,20
Bが結合される。
【0020】ここで、本実施形態においては、図2に示
したテーパ状の孔22のテーパ部22Tの高さH2と、
図3に示したテーパ状のコマ10Aのテーパ部12Tの
長さL2を等しくしている。従って、図4(A)に示す
状態において、テーパ状のコマ10Aのテーパ部12T
の端部12TEは、軟質部材20Aの端面12AEと同
一平面となる。即ち、テーパ部12Tの端部12TE
は、軟質部材20Aの端面12AEからは突出していな
い状態となる。従って、図1に示すように、ボルト30
を、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bの雌ねじとねじ締
結して、締め付けることにより、テーパ状のコマ10A
の縮小側の端部と、テーパ状のコマ10Bの縮小側の端
部が接触して締め付けられると同時に、軟質部材20A
と軟質部材20Bの対向する面も互いに接触して締め付
けられ、2部材が固定される。
【0021】さらに、好適には、テーパ状のコマ10A
のテーパ部12Tの長さL2を、テーパ状の孔22のテ
ーパ部22Tの高さH2より、0.02〜0.2mm短
くする(H2=L2+0.02〜0.2mm)。このよ
うにすることにより、軟質部材20Aと軟質部材20B
を接触させた状態では、テーパ状のコマ10Aの縮小側
の端部と、テーパ状のコマ10Bの縮小側の端部とは互
いに接触していないが、図1に示すように、ボルト30
を、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bの雌ねじとねじ締
結して、締め付けることにより、軟質部材20A,20
Bが僅かに圧縮して、テーパ状のコマ10Aの縮小側の
端部と、テーパ状のコマ10Bの縮小側の端部が接触し
て締め付けられる。その結果、軟質部材20Aと軟質部
材20Bが強固の固定される。テーパ状のコマ10Aの
テーパ部12Tの長さL2と、テーパ状の孔22のテー
パ部22Tの高さH2との差(H2−L2)は、0.0
2〜0.2mmが好適であり、これ以上大きくすると、
軟質部材20A,20Bへの圧縮力が大きくなり、軟質
部材20A,20Bに割れ等が生じる恐れがある。
【0022】即ち、テーパ状の孔22のテーパ部22T
の高さH2と、図3に示したテーパ状のコマ10Aのテ
ーパ部12Tの長さL2を等しく、若しくは、テーパ状
のコマ10Aのテーパ部12Tの長さL2を、テーパ状
の孔22のテーパ部22Tの高さH2より、0.02〜
0.2mm短くするということは、テーパ状の孔22の
テーパ部22Tの高さH2と、図3に示したテーパ状の
コマ10Aのテーパ部12Tの長さL2を実質的に等し
くするものであり、このようにすることにより、軟質部
材20A,20B同士を強固に結合することができると
ともに、軟質部材20A,20Bに割れ等が発生するこ
とを防止できるものである。
【0023】また、本実施形態においては、テーパ状の
コマ10A,10Bは、軟質部材20A,20Bよりは
硬質な材料であるステンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質
樹脂等により形成されている。特に、これらの材料の中
でも、比較的硬質な材料であるステンレス,鉄,黄銅を
用いるようにしている。このようにすることにより、図
1に示すように、ボルト30を、雌ねじ付きテーパ状の
コマ10Bの雌ねじとねじ締結して、締め付けた際に
も、テーパ状のコマ10A,10Bの変形が起こりにく
いので、ねじ締結力が軟質部材20A,20Bに及びに
くく、軟質部材20A,20Bのつぶれ,割れ等を防止
することができる。
【0024】次に、図5〜図7を用いて、本発明の第1
の実施形態による軟質部材同士の第2の結合構造及び結
合方法について説明する。最初に、図5を用いて、本実
施形態による軟質部材同士の結合構造について説明す
る。図5は、本発明の第1の実施形態による軟質部材同
士の第2の結合構造を示す部分断面図である。なお、図
1〜図4と同一符号は、同一部分を示している。
【0025】プラスチックなどの軟質部材20Cには、
予め、通し孔付きテーパ状のコマ10Aが埋め込まれて
いる。また、プラスチックなどの軟質部材20Bには、
予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bが埋め込まれて
いる。テーパ状のコマ10A,10Bが埋め込まれた軟
質部材20C,20Bが重ね合わせられ、ボルト30を
通し孔付きテーパ状のコマ10Aの中央の通し孔を貫通
させ、ボルト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ
10Bの雌ねじとねじ締結され、軟質部材20C,20
Bが結合される。
【0026】本実施形態においては、軟質部材20Cに
対するテーパ状のコマ10Aに埋め込み形状が異なって
いるもので、その詳細について、図6及び図7を用いて
説明する。
【0027】次に、図6及び図7を用いて、本実施形態
による軟質部材同士の結合方法について説明する。最初
に、図6を用いて、本実施形態による軟質部材同士の第
2の結合方法に用いられる軟質部材の構造について説明
する。図6は、本発明の第1の実施形態による軟質部材
同士の第2の結合方法に用いられる軟質部材の構造を示
す断面図である。なお、図1〜図5と同一符号は、同一
部分を示している。
【0028】軟質部材20Cには、予め、テーパ状の孔
22’が形成されている。軟質部材20Cがモールド樹
脂等である場合には、テーパ状の孔22’は、テーパ状
の孔22’に相当する金型を用いて、軟質部材20Cの
成形時に一体モールド成形により形成される。また、テ
ーパ状の孔22’は、切削加工等により形成してもよい
ものである。
【0029】テーパ状の孔22’は、テーパ部22Tを
備えている。即ち、図2に示した構成とは異なり、図2
の段付き部22Sを備えていないものである。テーパ部
分22Tは、一方の縮小側の端部の直径をR1とする
と、拡大側の端部の直径R2は、R2>R1となってい
る。テーパ部22Tは、例えば、1/20のテーパ値を
有している。具体的一例を挙げると、端部の直径R1が
8.7mmφのとき、拡大側の直径R2は、9.0mm
φである。また、テーパ部22Tの全高をH2とし、例
えば、テーパ部22Tの高さH2は11mmである。
【0030】次に、図7を用いて、本実施形態によるテ
ーパ状のコマが軟質部材に埋め込まれた構造について説
明する。図7は、本発明の第1の実施形態によるテーパ
状のコマが軟質部材に埋め込まれた構造を示す断面図で
ある。なお、図1〜図6と同一符号は、同一部分を示し
ている。
【0031】通し孔付きテーパ状のコマ10Aは、図3
にて説明した構成を有している。通し孔付きテーパ状の
コマ10Aのテーパ部12Tの縮小側端部を、図6に示
した軟質部材20Cのテーパ状の孔22’に落とし込む
と、テーパ部12Tの端部は、テーパ状の孔22’に軽
く挿入された状態となる。次に、テーパ状のコマ10A
のつば部12S側からハンマー等によって力を加えるこ
とにより、図7に示すように、通し孔付きテーパ状のコ
マ10Aは、軟質部材20Cのテーパ状の孔22’に挿
入し、テーパ状の孔22’のテーパ部と、テーパ状のコ
マ10Aのテーパ部12Tが噛み合い、つば部12Sが
軟質部材20Cの端面に係合する位置で係止して、テー
パ状のコマ10Aは、軟質部材20Cに埋め込み固定さ
れる。
【0032】次に、図7に示した軟質部材20Cのテー
パ状のコマ10Aの縮小側の端部と、図4(B)に示し
た軟質部材20Bのテーパ状のコマ10Bの縮小側の端
部が一致するようにした後、軟質部材20Cのテーパ状
のコマ10Aのつば部の側から、ボルト30を挿入し
て、ボルト30を通し孔付きテーパ状のコマ10Aの中
央の通し孔を貫通させ、ボルト30の雄ねじが雌ねじ付
きテーパ状のコマ10Bの雌ねじとねじ締結することに
より、図5に示したように、軟質部材20C,20Bが
結合される。
【0033】ここで、本実施形態においては、図6に示
したテーパ状の孔22’のテーパ部22Tの高さH2
と、図3に示したテーパ状のコマ10Aのテーパ部12
Tの長さL2を等しくするか、0.02〜0.2mm短
くする(H2=L2+0.02〜0.2mm)ことによ
り、軟質部材20C,20B同士を強固に結合すること
ができるとともに、軟質部材20C,20Bに割れ等が
発生することを防止できるものである。
【0034】また、本実施形態においては、テーパ状の
コマ10A,10Bは、軟質部材20C,20Bよりは
硬質な材料であるステンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質
樹脂等により形成しているので、ねじ締結力が軟質部材
20C,20Bに及びにくく、軟質部材20C,20B
のつぶれ,割れ等を防止することができる。
【0035】さらに、図6に示したように、軟質部材2
0Cに形成するテーパ状の孔22’は、テーパ部22T
のみを有する構成としているので、軟質部材20Cの高
さ(厚さ)が低く、図2に示す孔形状では、テーパ部の
高さH2が十分に取れない場合でも、必要なテーパ部の
高さを得ることができ、テーパ孔22’に対してテーパ
状のコマ10Aを強固に締結することができる。
【0036】次に、図8及び図9を用いて、本発明の第
1の実施形態による軟質部材同士の第3の結合構造及び
結合方法について説明する。最初に、図8を用いて、本
実施形態による軟質部材同士の第3の結合構造について
説明する。図8は、本発明の第1の実施形態による軟質
部材同士の第3の結合構造を示す部分断面図である。な
お、図1〜図7と同一符号は、同一部分を示している。
【0037】プラスチックなどの軟質部材20Aには、
予め、通し孔付きテーパ状のコマ10Aが埋め込まれて
いる。また、プラスチックなどの軟質部材20Bには、
予め、スタッドボルト付きテーパ状のコマ10Cが埋め
込まれている。スタッドボルト付きテーパ状のコマ10
Cの詳細構成については、図9を用いて後述する。テー
パ状のコマ10A,10Cが埋め込まれた軟質部材20
A,20Bが重ね合わせられ、スタッドボルト付きテー
パ状のコマ10Cのスタッドボルト12Bを、通し孔付
きテーパ状のコマ10Aの中央の通し孔を貫通させ、ス
タッドボルト12Bにナット40がねじ締結され、軟質
部材20A,20Bが結合される。
【0038】軟質部材20A及び通し孔付きのテーパ状
のコマ10Aの構成及び埋め込み状態については、図
2,図3(A)及び図4(A)において説明したとおり
である。軟質部材20Bの形状についても、図2におい
て説明したとおりである。
【0039】本実施形態においては、図1に示した雌ね
じ付きテーパ状のコマ10Bとボルト30に代えて、ス
タッドボルト付きテーパ状のコマ10Cとナット40を
用いてねじ締結するようにしており、スタッドボルト付
きテーパ状のコマ10Cの構成について、図9を用いて
説明する。図9は、本発明の第1の実施形態に用いるス
タットボルト付きテーパ状のコマの正面図である。な
お、図1〜図8と同一符号は、同一部分を示している。
【0040】スタッドボルト付きテーパ状のコマ10C
は、テーパ部12Tと、つば部12Sと、スタッドボル
ト12Bを備えている。テーパ部12Tは、その外側表
面が円錐台形状を有しており、その縮小側端部の直径を
D1とすると、つば部12Sが形成される拡大側の端部
の直径D2は、D2>D1となっている。テーパ部12
Tは、例えば、1/20のテーパ値を有している。具体
的一例を挙げると、端部の直径D1が8.7mmφのと
き、つば部12Sが形成される側の端部の直径D2は、
9.0mmφである。つば部12Sは、テーパ部12T
の拡大側の端部に形成され、テーパ部12Tに対して突
出して形成されている。つば部12Sの直径D3は、D
3>D2となっており、つば部12Sは、テーパ部12
Tの中心軸方向に対して直交する方向に突出している。
上述の例では、例えば、つば部12Sの直径D3は、1
0.0mmφである。また、テーパ状のコマ10の全長
L1が、例えば、12mmの場合、テーパ部12Tの長
さL2は11mmであり、つば部12Sの厚さL3は1
mmである。さらに、テーパ状のコマ10Aの内部に
は、通し孔14が形成されている。また、テーパ部12
Tの縮小側の端部にスタッドボルト12Bが設けられて
いる。
【0041】次に、図10を用いて、本発明の第1の実
施形態による軟質部材同士の第4の結合構造及び結合方
法について説明する。図10は、本発明の第1の実施形
態による軟質部材同士の第4の結合構造を示す部分断面
図である。なお、図1〜図9と同一符号は、同一部分を
示している。
【0042】プラスチックなどの軟質部材20Cには、
予め、通し孔付きテーパ状のコマ10Aが埋め込まれて
いる。また、プラスチックなどの軟質部材20Bには、
予め、スタッドボルト付きテーパ状のコマ10Cが埋め
込まれている。スタッドボルト付きテーパ状のコマ10
Cの詳細構成については、図9を用いて後述する。テー
パ状のコマ10A,10Cが埋め込まれた軟質部材20
C,20Bが重ね合わせられ、スタッドボルト付きテー
パ状のコマ10Cのスタッドボルト12Bを、通し孔付
きテーパ状のコマ10Aの中央の通し孔を貫通させ、ス
タッドボルト12Bにナット40がねじ締結され、軟質
部材20C,20Bが結合される。
【0043】軟質部材20C及び通し孔付きのテーパ状
のコマ10Aの構成及び埋め込み状態については、図6
及び図7において説明したとおりである。軟質部材20
B及びスタッドボルト付きのテーパ状のコマ10Cの構
成及び埋め込み状態については、図8及び図9において
説明したとおりである。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、軟質部材にテーパ状のコマを埋め込み、ねじ締結す
るとともに、テーパ状の孔のテーパ部の高さと、テーパ
状のコマのテーパ部の長さを実質的に等しくすることに
より、軟質部材同士を強固に結合することができるとと
もに、軟質部材に割れ等が発生することを防止できる。
また、テーパ状のコマは、軟質部材よりは硬質な材料で
形成することにより、軟質部材のつぶれ,割れ等を防止
することができる。さらに、軟質部材の厚さが薄い場合
でも、テーパ状のコマを強固に締結することができる。
【0045】次に、図11〜図13を用いて、本発明の
第2の実施形態による軟質部材と金属部材の結合構造及
び結合方法について説明する。最初に、図11を用い
て、本発明の第2の実施形態による軟質部材と金属部材
の第1の結合構造及び結合方法について説明する。図1
1は、本発明の第2の実施形態による軟質部材と金属部
材の第1の結合構造を示す部分断面図である。なお、図
1〜図10と同一符号は、同一部分を示している。
【0046】金属部材20Dには、予め、貫通孔24が
切削加工等により形成されている。また、プラスチック
などの軟質部材20Bには、予め、雌ねじ付きテーパ状
のコマ10Bが埋め込まれている。テーパ状のコマ10
Bは、軟質部材20Bよりは硬質な材料であるステンレ
ス,鉄,黄銅,アルミ,硬質樹脂等により形成されてい
る。特に、これらの材料の中でも、比較的硬質な材料で
あるステンレス,鉄,黄銅がねじ締結時の軟質部材20
Bのつぶれや破壊を防止するためには好適である。軟質
部材20B及び雌ねじ付きのテーパ状のコマ10Bの構
成及び埋め込み状態については、図2,図3(B)及び
図4(B)において説明したとおりである。
【0047】金属部材20Dとテーパ状のコマ10Bが
埋め込まれた軟質部材20Bが重ね合わせられ、ボルト
30を金属部材20Dの貫通孔24の中央を貫通させ、
ボルト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10B
の雌ねじとねじ締結され、金属部材20Dと軟質部材2
0Bが結合される。
【0048】なお、図8に示したように、雌ねじ付きテ
ーパ状のコマ10Bとボルト30に代えて、スタッドボ
ルト付きテーパ状のコマ10Cとナット40を用いてね
じ締結するようにしてもよいものである。
【0049】次に、図12を用いて、本発明の第2の実
施形態による軟質部材と金属部材の第2の結合構造及び
結合方法について説明する。図12は、本発明の第2の
実施形態による軟質部材と金属部材の第2の結合構造を
示す部分断面図である。なお、図1〜図11と同一符号
は、同一部分を示している。
【0050】プラスチックなどの軟質部材20Aには、
予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Aが埋め込まれて
いる。テーパ状のコマ10Aは、軟質部材20Aよりは
硬質な材料であるステンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質
樹脂等により形成されている。特に、これらの材料の中
でも、比較的硬質な材料であるステンレス,鉄,黄銅が
ねじ締結時の軟質部材20Aのつぶれや破壊を防止する
ためには好適である。また、金属部材20Eには、予
め、雌ねじ25がねじ加工等により形成されている。軟
質部材20A及び雌ねじ付きのテーパ状のコマ10Aの
構成及び埋め込み状態については、図2,図3(A)及
び図4(A)において説明したとおりである。
【0051】金属部材20Eとテーパ状のコマ10Aが
埋め込まれた軟質部材20Aが重ね合わせられ、ボルト
30を金属部材20Dの貫通孔24の中央を貫通させ、
ボルト30の雄ねじが雌ねじ25とねじ締結され、金属
部材20Eと軟質部材20Aが結合される。
【0052】次に、図13を用いて、本発明の第2の実
施形態による軟質部材と金属部材の第3の結合構造及び
結合方法について説明する。図13は、本発明の第2の
実施形態による軟質部材と金属部材の第3の結合構造を
示す部分断面図である。なお、図1〜図12と同一符号
は、同一部分を示している。
【0053】金属部材20Dには、予め、貫通孔24が
切削加工等により形成されている。また、プラスチック
などの軟質部材20Bには、予め、スタッドボルト付き
テーパ状のコマ10Cが埋め込まれている。軟質部材2
0B及びスタッドボルト付きのテーパ状のコマ10Cの
構成及び埋め込み状態については、図8において説明し
たとおりである。
【0054】金属部材20Eとスタッドボルト付きテー
パ状のコマ10Bが埋め込まれた軟質部材20Bが重ね
合わせられ、スタッドボルト付きテーパ状のコマ10C
のスタッドボルト12Bを、金属部材20Dの貫通孔2
4に貫通させ、スタッドボルト12Bにナット40がね
じ締結され、金属部材20Dと軟質部材20Bが結合さ
れる。
【0055】以上のように、本実施形態によれば、上述
した結合構造とすることにより、金属部材と樹脂材など
の軟質部材を締結する際にも、ボルト等による締結力
は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟質部材の割
れ(クリープ)等を防止することができる。
【0056】次に、図14〜図16を用いて、本発明の
第3の実施形態による脆性部材同士の結合構造及び結合
方法について説明する。最初に、図14を用いて、本発
明の第3の実施形態による脆性部材同士の第1の結合構
造及び結合方法について説明する。図14は、本発明の
第3の実施形態による脆性部材同士の第1の結合構造を
示す部分断面図である。なお、図1〜図13と同一符号
は、同一部分を示している。
【0057】セメント,セラミックス,石材やガラス等
の脆性部材20Fには、予め、通し孔付きテーパ状のコ
マ10Dが埋め込まれている。また、セメント,セラミ
ックス,石材やガラス等の脆性部材20Gには、予め、
雌ねじ付きテーパ状のコマ10Eが埋め込まれている。
テーパ状のコマ10D,10Eは、脆性部材20F,2
0Gよりは軟質な材料であるステンレス,鉄,黄銅,ア
ルミ,硬質樹脂等により形成されている。特に、これら
の材料の中でも、比較的軟質な材料であるアルミ,硬質
樹脂等がねじ締結時の脆性部材20F,20Gの割れを
防止するためには好適である。なお、テーパ状のコマ1
0D,10Eの構成については、図3に示した通りであ
る。また、脆性部材20F,20Gの構成は、図2に示
した軟質部材20A,20Bの場合と同様である。テー
パ状のコマ10D,10Eが埋め込まれた脆性部材20
F,20Gが重ね合わせられ、ボルト30を通し孔付き
テーパ状のコマ10Dの中央の通し孔を貫通させ、ボル
ト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10Eの雌
ねじとねじ締結され、脆性部材20F,20Gが結合さ
れる。
【0058】このような結合構造とすることにより、脆
性部材同士を締結する際にも、ボルト等による締結力
は、テーパ状のコマ10に作用するため、締め付け力が
比較的軟質のテーパ状のコマ10によって吸収され、脆
性部材の割れ(クリープ)等を防止することができる。
【0059】次に、図15を用いて、本発明の第3の実
施形態による脆性部材同士の第2の結合構造及び結合方
法について説明する。図15は、本発明の第3の実施形
態による脆性部材同士の第2の結合構造を示す部分断面
図である。なお、図1〜図14と同一符号は、同一部分
を示している。
【0060】脆性部材20Hには、予め、通し孔付きテ
ーパ状のコマ10Dが埋め込まれている。また、脆性部
材20Gには、予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10E
が埋め込まれている。なお、テーパ状のコマ10D,1
0Eの構成については、図3に示した通りである。ま
た、脆性部材20Gの構成は、図14において説明した
とおりである。さらに、また、脆性部材20Hの構成
は、図5に示した軟質部材20Cの場合と同様である。
テーパ状のコマ10D,10Eが埋め込まれた脆性部材
20H,20Gが重ね合わせられ、ボルト30を通し孔
付きテーパ状のコマ10Dの中央の通し孔を貫通させ、
ボルト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10E
の雌ねじとねじ締結され、脆性部材20H,20Gが結
合される。
【0061】次に、図16を用いて、本発明の第3の実
施形態による脆性部材同士の第3の結合構造及び結合方
法について説明する。図16は、本発明の第3の実施形
態による脆性部材同士の第3の結合構造を示す部分断面
図である。なお、図1〜図15と同一符号は、同一部分
を示している。
【0062】脆性部材20Fには、予め、図14と同様
に、通し孔付きテーパ状のコマ10Dが埋め込まれてい
る。また、脆性部材20Gには、予め、スタッドボルト
付きテーパ状のコマ10Fが埋め込まれている。脆性部
材20Gの構成は、図8に示した軟質部材20Cの場合
と同様である。テーパ状のコマ10D,10Fが埋め込
まれた脆性部材20F,20Gが重ね合わせられ、スタ
ッドボルト付きテーパ状のコマ10Fのスタッドボルト
12Bを、通し孔付きテーパ状のコマ10Dの中央の通
し孔を貫通させ、スタッドボルト12Bにナット40が
ねじ締結され、脆性部材20F,20Gが結合される。
【0063】以上のように、本実施形態によれば、上述
した結合構造とすることにより、脆性部材同士を締結す
る際にも、ボルト等による締結力は、テーパ状のコマ1
0に作用するため、脆性部材の割れ(クリープ)等を防
止することができる。
【0064】次に、図17及び図18を用いて、本発明
の第4の実施形態による脆性部材と金属部材の結合構造
及び結合方法について説明する。最初に、図17を用い
て、本発明の第4の実施形態による脆性部材と金属部材
の第1の結合構造及び結合方法について説明する。図1
7は、本発明の第4の実施形態による脆性部材と金属部
材の第1の結合構造を示す部分断面図である。なお、図
1〜図16と同一符号は、同一部分を示している。
【0065】金属部材20Dには、予め、貫通孔24が
切削加工等により形成されている。また、脆性部材20
Gには、予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Eが埋め
込まれている。脆性部材20G及び雌ねじ付きのテーパ
状のコマ10Eの構成及び埋め込み状態については、図
14において説明したとおりである。
【0066】金属部材20Dとテーパ状のコマ10Eが
埋め込まれた脆性部材20Gが重ね合わせられ、ボルト
30を金属部材20Dの貫通孔24の中央を貫通させ、
ボルト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10E
の雌ねじとねじ締結され、金属部材20Dと脆性部材2
0Gが結合される。
【0067】なお、図8に示したように、雌ねじ付きテ
ーパ状のコマ10Eとボルト30に代えて、スタッドボ
ルト付きテーパ状のコマ10Fとナット40を用いてね
じ締結するようにしてもよいものである。
【0068】次に、図18を用いて、本発明の第4の実
施形態による脆性部材と金属部材の第2の結合構造及び
結合方法について説明する。図18は、本発明の第4の
実施形態による脆性部材と金属部材の第2の結合構造を
示す部分断面図である。なお、図1〜図17と同一符号
は、同一部分を示している。
【0069】金属部材20Dには、予め、貫通孔24が
切削加工等により形成されている。また、脆性部材20
Gには、図16において説明したように、予め、スタッ
ドボルト付きテーパ状のコマ10Fが埋め込まれてい
る。
【0070】金属部材20Eとスタッドボルト付きテー
パ状のコマ10Eが埋め込まれた脆性部材20Gが重ね
合わせられ、スタッドボルト付きテーパ状のコマ10F
のスタッドボルト12Bを、金属部材20Dの貫通孔2
4に貫通させ、スタッドボルト12Bにナット40がね
じ締結され、金属部材20Dと脆性部材20Gが結合さ
れる。
【0071】以上のように、本実施形態によれば、上述
した結合構造とすることにより、金属部材と脆性部材を
締結する際にも、ボルト等による締結力は、テーパ状の
コマ10に作用するため、軟質部材の割れ(クリープ)
等を防止することができる。
【0072】次に、図19を用いて、本発明の第5の実
施形態による脆性部材と軟質部材の結合構造及び結合方
法について説明する。図19は、本発明の第5の実施形
態による脆性部材と軟質部材の結合構造を示す部分断面
図である。なお、図1〜図18と同一符号は、同一部分
を示している。
【0073】軟質部材20Aには、図1と同様に、予
め、通し孔付きテーパ状のコマ10Dが埋め込まれてい
る。また、脆性部材20Gには、図14と同様に、予
め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Eが埋め込まれてい
る。テーパ状のコマ10D,10Eが埋め込まれた軟質
部材20A及び脆性部材20Gが重ね合わせられ、ボル
ト30を通し孔付きテーパ状のコマ10Dの中央の通し
孔を貫通させ、ボルト30の雄ねじが雌ねじ付きテーパ
状のコマ10Eの雌ねじとねじ締結され、軟質部材20
Aと脆性部材20Gが結合される。
【0074】このような結合構造とすることにより、軟
質部材と脆性部材を締結する際にも、ボルト等による締
結力は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟質部材
の割れを防止し、また、締め付け力が比較的軟質のテー
パ状のコマ10Eによって吸収され、脆性部材の割れ
(クリープ)等を防止することができる。
【0075】次に、図20〜図22を用いて、本発明の
第6の実施形態による3部材の結合構造及び結合方法に
ついて説明する。最初に、図20を用いて、本発明の第
6の実施形態による3つの軟質部材同士の結合構造及び
結合方法について説明する。図20は、本発明の第6の
実施形態による3つの軟質部材同士の結合構造を示す部
分断面図である。なお、図1〜図19と同一符号は、同
一部分を示している。
【0076】プラスチックなどの軟質部材20A,20
A’には、図1と同様に、予め、通し孔付きテーパ状の
コマ10A,10A’が埋め込まれている。また、プラ
スチックなどの軟質部材20Bには、図1と同様に、予
め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bが埋め込まれてい
る。テーパ状のコマ10A,10A’,10Bは、軟質
部材20A,20A’,20Bよりは硬質な材料である
ステンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質樹脂等により形成
されている。
【0077】テーパ状のコマ10A,10A’,10B
が埋め込まれた軟質部材20A,20A’,20Bが重
ね合わせられ、ボルト30’を通し孔付きテーパ状のコ
マ10A,10A’の中央の通し孔を貫通させ、ボルト
30’の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bの雌
ねじとねじ締結され、軟質部材20A,20A’,20
Bが結合される。
【0078】このような結合構造とすることにより、樹
脂材などの軟質部材同士を締結する際にも、ボルト等に
よる締結力は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟
質部材の割れ(クリープ)等を防止することができる。
なお、軟質部材20A,20A’,20Bに代えて、3
つの脆性部材の結合にも同様に適用することができる。
この場合、テーパ状のコマ10A,10Bに代えて、テ
ーパ状のコマ10D,10Eを使用する。
【0079】次に、図21を用いて、本発明の第6の実
施形態による2つの軟質部材と金属部材の第1の結合構
造及び結合方法について説明する。図21は、本発明の
第6の実施形態による2つの軟質部材と金属部材の第1
の結合構造を示す部分断面図である。なお、図1〜図2
0と同一符号は、同一部分を示している。
【0080】プラスチックなどの軟質部材20Aには、
図1と同様に、予め、通し孔付きテーパ状のコマ10A
が埋め込まれている。また、金属部材20Dには、図1
1と同様に、貫通孔24が形成されている。さらに、ま
た、プラスチックなどの軟質部材20Bには、図1と同
様に、予め、雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bが埋め込
まれている。テーパ状のコマ10A,10Bは、軟質部
材20A,20A’,20Bよりは硬質な材料であるス
テンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質樹脂等により形成さ
れている。
【0081】テーパ状のコマ10A,10Bが埋め込ま
れた軟質部材20A,20B及び金属部材20Dが重ね
合わせられ、ボルト30’を通し孔付きテーパ状のコマ
10Aの中央の通し孔及び貫通孔24を貫通させ、ボル
ト30’の雄ねじが雌ねじ付きテーパ状のコマ10Bの
雌ねじとねじ締結され、軟質部材20A,20Bと金属
部材20Dが結合される。
【0082】このような結合構造とすることにより、2
つの軟質部材と金属部材を締結する際にも、ボルト等に
よる締結力は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟
質部材の割れ(クリープ)等を防止することができる。
なお、軟質部材20A,20Bに代えて、2つの脆性部
材と金属部材の結合にも同様に適用することができる。
この場合、テーパ状のコマ10A,10Bに代えて、テ
ーパ状のコマ10D,10Eを使用する。
【0083】次に、図22を用いて、本発明の第6の実
施形態による2つの軟質部材と金属部材の第2の結合構
造及び結合方法について説明する。図22は、本発明の
第6の実施形態による2つの軟質部材と金属部材の第2
の結合構造を示す部分断面図である。なお、図1〜図2
1と同一符号は、同一部分を示している。
【0084】プラスチックなどの軟質部材20A,20
A’には、図1と同様に、予め、通し孔付きテーパ状の
コマ10A,10A’が埋め込まれている。また、金属
部材20Eには、図12と同様に、予め、雌ねじ25が
形成されている。テーパ状のコマ10A,10A’は、
軟質部材20A,20A’よりは硬質な材料であるステ
ンレス,鉄,黄銅,アルミ,硬質樹脂等により形成され
ている。
【0085】テーパ状のコマ10A,10A’が埋め込
まれた軟質部材20A,20A’と金属部材20Eが重
ね合わせられ、ボルト30’を通し孔付きテーパ状のコ
マ10A,10A’の中央の通し孔を貫通させ、ボルト
30’の雄ねじが雌ねじ25とねじ締結され、軟質部材
20A,20A’と金属部材20Eが結合される。
【0086】このような結合構造とすることにより、2
つの軟質部材と金属部材を締結する際にも、ボルト等に
よる締結力は、テーパ状のコマ10に作用するため、軟
質部材の割れ(クリープ)等を防止することができる。
なお、軟質部材20A,20A’に代えて、2つの脆性
部材と金属部材の結合にも同様に適用することができ
る。この場合、テーパ状のコマ10Aに代えて、テーパ
状のコマ10Dを使用する。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、脆性部材や軟質部材を
他の部材と結合する際にも、割れ等の発生しないものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第1の結合構造を示す部分断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第1の結合方法に用いられる軟質部材の構造を示す断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第1の結合方法に用いられるテーパ状のコマの構造を示
す断面図であり、図3(A)は通し孔付きテーパ状のコ
マ10Aの構造を示し、図3(B)は雌ねじ付きテーパ
状のコマ10Bの構造を示している。
【図4】本発明の第1の実施形態によるテーパ状のコマ
が軟質部材に埋め込まれた構造を示す断面図であり、図
4(A)は通し孔付きテーパ状のコマ10Aが埋め込ま
れた構造を示し、図4(B)は雌ねじ付きテーパ状のコ
マ10Bが埋め込まれた構造を示している。
【図5】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第2の結合構造を示す部分断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第2の結合方法に用いられる軟質部材の構造を示す断面
図である。
【図7】本発明の第1の実施形態によるテーパ状のコマ
が軟質部材に埋め込まれた構造を示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士の
第3の結合構造を示す部分断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に用いるスタットボル
ト付きテーパ状のコマの正面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態による軟質部材同士
の第4の結合構造を示す部分断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態による軟質部材と金
属部材の第1の結合構造を示す部分断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態による軟質部材と金
属部材の第2の結合構造を示す部分断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態による軟質部材と金
属部材の第3の結合構造を示す部分断面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態による脆性部材同士
の第1の結合構造を示す部分断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態による脆性部材同士
の第2の結合構造を示す部分断面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態による脆性部材同士
の第3の結合構造を示す部分断面図である。
【図17】本発明の第4の実施形態による脆性部材と金
属部材の第1の結合構造を示す部分断面図である。
【図18】本発明の第4の実施形態による脆性部材と金
属部材の第2の結合構造を示す部分断面図である。
【図19】本発明の第5の実施形態による脆性部材と軟
質部材の結合構造を示す部分断面図である。
【図20】本発明の第6の実施形態による3つの軟質部
材同士の結合構造を示す部分断面図である。
【図21】本発明の第6の実施形態による2つの軟質部
材と金属部材の第1の結合構造を示す部分断面図であ
る。
【図22】本発明の第6の実施形態による2つの軟質部
材と金属部材の第2の結合構造を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10A,10D…通し孔付きテーパ状のコマ 10B,10E…雌ねじ付きテーパ状のコマ 10C,10F…スタッドボルト付きテーパ状のコマ 12T…テーパ部 12S…つば部 14…雌ねじ 20A,20B,20C…軟質部材 20D,20E…金属部材 20F,20G,20H…脆性部材 22T…テーパ状の穴 22S…段付き部 24…貫通孔 30…ボルト 40…ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神永 秀夫 茨城県ひたちなか市津田1895−18 株式会 社青山製作所茨城工場内 Fターム(参考) 2E125 AA51 AA70 AE11 AE15 AE18 AG06 AG12 AG60 BB08 BB19 BB22 BB24 BC06 BC09 BD01 BD02 BE05 BE07 BF04 CA03 CA19 CA78 EA14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーパ部を有する第1の穴が形成された第
    1の部材と、 第2の穴が形成された第2の部材と、 上記第1の穴に埋め込まれたテーパ部を有する第1のテ
    ーパ状のコマとを備え、 上記第1の穴と第2の穴を対向させ、上記第1の穴及び
    第2の穴を介して、上記第1及び第2の部材をねじ締結
    するとともに、上記第1の穴のテーパ部の高さを、上記
    第1のテーパ状のコマのテーパ部の長さと実質的に等し
    くしたことを特徴とする部材の結合構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の部材の結合構造において、 上記第1の部材は、軟質部材であり、 上記第1のテーパ状のコマは、上記第1の部材より硬質
    材により形成されていることを特徴とする部材の結合構
    造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の部材の結合構造において、 上記第1の部材は、脆性部材であり、 上記第1のテーパ状のコマは、上記第1の部材より軟質
    材により形成されていることを特徴とする部材の結合構
    造。
  4. 【請求項4】請求項1記載の部材の結合構造において、 上記第2の部材は、テーパ部を有する第2の穴が形成さ
    れており、 上記第2の穴に埋め込まれたテーパ部を有する第2のテ
    ーパ状のコマとを備えることを特徴とする部材の結合構
    造。
  5. 【請求項5】請求項4記載の部材の結合構造において、 上記第1のテーパ状のコマは、雌ねじを有し、 上記第2のテーパ状のコマは、通し穴を有し、 上記通し穴を貫通して挿入されたボルトと、上記雌ねじ
    によりネジ締結されることを特徴とする部材の結合構
    造。
  6. 【請求項6】請求項4記載の部材の結合構造において、 上記第1のテーパ状のコマは、スタッドボルトを有し、 上記第2のテーパ状のコマは、通し穴を有し、 上記通し穴を貫通して挿入されたスタッドボルトと、ナ
    ットによりネジ締結されることを特徴とする部材の結合
    構造。
  7. 【請求項7】請求項4から請求項6のいずれか記載の部
    材の結合構造において、 上記第2の穴のテーパ部の高さを、上記第2のテーパ状
    のコマのテーパ部の長さと実質的に等しくしたことを特
    徴とする部材の結合構造。
  8. 【請求項8】請求項7記載の部材の結合構造において、 上記第1の穴のテーパ部の高さより、上記第1のテーパ
    状のコマのテーパ部の長さを僅かに短くし、 上記第2の穴のテーパ部の高さより、上記第2のテーパ
    状のコマのテーパ部の長さを僅かに短くしたことを特徴
    とする部材の結合構造。
  9. 【請求項9】請求項1記載の部材の結合構造において、 上記第2の穴は、貫通穴であり、 上記第1のテーパ状のコマは、雌ねじを有し、 上記貫通穴を貫通して挿入されたボルトと、上記雌ねじ
    によりネジ締結されることを特徴とする部材の結合構
    造。
  10. 【請求項10】請求項1記載の部材の結合構造におい
    て、 上記第2の穴は、雌ねじが形成され、 上記第1のテーパ状のコマは、通し穴を有し、 上記通し穴を貫通して挿入されたボルトと、上記雌ねじ
    によりネジ締結されることを特徴とする部材の結合構
    造。
  11. 【請求項11】第1の部材に、テーパ部を有する第1の
    穴を形成し、 この第1の穴にテーパ部を有する第1のテーパ状のコマ
    を埋め込み、 上記第1の穴と第2の部材に形成された第2の穴を対向
    させ、上記第1の穴及び第2の穴を介して、上記第1及
    び第2の部材をねじ締結するとともに、 上記第1の穴のテーパ部の高さを、上記第1のテーパ状
    のコマのテーパ部の長さと実質的に等しくしたことを特
    徴とする部材の結合方法。
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