JP2001247980A - 耐食性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板 - Google Patents
耐食性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板Info
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Abstract
ート鋼板の提供。 【解決手段】 鋼板の両面に6価クロムを含まない下地
処理を施した鋼板もしくはめっき鋼板を原板とし、鋼板
の表となる面に、下層塗膜層と上層塗膜層の2層の塗膜
層を、また、鋼板の裏となる面に、裏面塗膜層の1層の
塗膜層を有するプレコート鋼板であって、下層塗膜層と
裏面塗膜層の両方が、SiO2 担体にCa 2+イオンを吸
着させた防錆顔料を含有することを特徴とする耐食性に
優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板。
Description
レコート鋼板に関するものであり、特に有毒とされてい
る6価クロムを含まないプレコート鋼板に関するもので
ある。
の加工後塗装されていたポスト塗装製品に代わって、着
色した有機被膜を被覆したプレコート鋼が使用されるよ
うになってきている。この鋼板は、防錆処理を施した鋼
板およびめっき鋼板に有機被膜を被覆したもので、美観
を有しながら、加工性を有し、耐食性が良好であるとい
う特性を有している。例えば、特開平8−168723
号公報には、皮膜の構造を規定することによって加工性
と耐汚染性、硬度に優れたプレコート鋼板を得る技術が
開示されている。一方、特開平3−100180号公報
には、特定のクロメート処理液を用いることで端面耐食
性を改善したプレコート鋼板が開示されている。
理、クロム系防錆顔料を添加した有機塗膜の複合効果に
よって耐食性と共に、加工性、塗料密着性を有し、加工
後塗装を省略して、生産性や品質改良を目的としてお
り、現在では汎用的に使用されている。また、塗膜中に
クロム系防錆顔料を添加する場合は、下層塗膜中に添加
し、その上に上層塗膜を設けることが、一般的であり、
このような塗膜構成にすることで、塗膜外への6価クロ
ム溶出を防いでいる。
リン酸亜鉛処理を施した表面処理鋼板上にリン酸イオン
を供給する顔料、バナジン酸イオンを供給する顔料が混
合した塗膜層を設けることで耐食性の良いプレコート鋼
板が開示されているが、クロメート処理を施し、さらに
クロム系防錆顔料を添加した塗膜層を有するプレコート
鋼板と比べると耐食性は劣るため、実際に使用されてい
る例は少ない。また、このプレコート鋼板中の防錆顔料
は、クロム系防錆顔料を用いたときと同様に下層塗膜中
に添加している。
クロム系顔料に含まれる6価のクロムは水溶性であり、
これが溶出することによって、被膜に発生した塗膜の傷
を補修する性質がある。従って、耐食性付与として今日
まで使用されてきている。しかしながら、クロメート処
理及びクロム系防錆顔料を含む有機皮膜から溶出する可
能性のある6価のクロムの毒性問題から、最近ではノン
クロム防錆処理、ノンクロム有機皮膜に対する要望が高
まっている。そこで、本発明は、このような要望に応え
るべく、耐食性に優れるノンクロム系プレコート鋼板を
提供することをその目的としている。
体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料を、塗膜中に含
有させることにより、クロメート処理やクロム系防錆顔
料によらなくとも十分な耐食性を得られることを見いだ
し、それを基に本発明を完成させたものであって、本発
明がその要旨とするところは、以下の通りである。 (1)鋼板の両面に6価クロムを含まない下地処理を施
した鋼板もしくはめっき鋼板を原板とし、鋼板の表とな
る面に、下層塗膜層と上層塗膜層の2層の塗膜層を、ま
た、鋼板の裏となる面に、裏面塗膜層の1層の塗膜層を
有するプレコート鋼板であって、下層塗膜層と裏面塗膜
層の両方が、SiO2 担体にCa2+イオンを吸着させた
防錆顔料を含有することを特徴とする耐食性に優れた6
価クロムを含まないプレコート鋼板。
れか一方もしくは両方に含有される、SiO2 担体にC
a2+イオンを吸着させた防錆顔料の量が、乾燥塗膜樹脂
100重量部に対して10〜100重量部であることを
特徴とする前記(1)に記載の耐食性に優れた6価クロ
ムを含まないプレコート鋼板。 (3)前記上層塗膜層が、乾燥塗膜樹脂100重量部に
対して10〜100重量部の、SiO2 担体にCa2+イ
オンを吸着させた防錆顔料を含有することを特徴とする
前記(1)または(2)に記載の耐食性に優れた6価ク
ロムを含まないプレコート鋼板。
塗膜層のそれぞれの膜厚が3〜30μmであることを特
徴とする前記(1)〜(3)に記載の耐食性に優れた6
価クロムを含まないプレコート鋼板。 (5)前記裏面塗膜層の上層として、さらに裏面上層塗
膜層を有することを特徴とする前記(1)〜(4)のい
ずれかに記載の耐食性に優れた6価クロムを含まないプ
レコート鋼板。
脂100重量部に対して10〜100重量部の、SiO
2 担体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料を含有する
ことを特徴とする前記(5)に記載の耐食性に優れた6
価クロムを含まないプレコート鋼板。 (7)前記裏面上層塗膜層の膜厚が3〜30μmである
ことを特徴とする前記(5)または(6)に記載の耐食
性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板であ
る。
や意匠外観を有する通常表となる面の下層塗膜層と、そ
の裏面の裏面塗膜層中にSiO2 担体にCa2+イオンを
吸着させた防錆顔料を含むことを特徴とする。SiO2
担体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料は一般にカル
シウムシリケートと呼ばれ、この防錆効果は公知で知ら
れている(例えば、ECCA1991Cogress/
Mr.FLETCHER)。発明者らは、耐食性に優れ
る6価クロムを含まないプレコート鋼板の開発にあたり
種々検討した結果、本防錆顔料を一般のプレコート鋼板
と同様に色調や意匠外観を有する通常表となる面の下層
塗膜のみならず、その裏面にも添加することで耐食性が
大きく向上することを知見した。
錆顔料を添加したり、また、裏面にも本防錆顔料を添加
した裏面上層塗膜層をさらに設けることで更に耐食性が
向上することを知見した。本防錆顔料は人体に対する毒
性がないため、本防錆顔料を含む塗膜層の上に更なるバ
リヤー塗膜層(上塗り塗膜)を被覆する必要がない。そ
のため、通常、色調や意匠外観を有することがない裏面
の塗膜を1コート塗膜とすることが可能となる。
及びめっき鋼板の防錆を目的として開発されたものであ
り、冷延鋼板、熱延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜
鉛めっき鋼板、溶融合金化亜鉛めっき鋼板、アルミめっ
き鋼板、アルミ−亜鉛合金化めっき鋼板、ステンレス鋼
板など一般に公知の鋼板およびめっき鋼板を適用でき
る。この鋼板およびめっき鋼板には、下地処理前に湯
洗、アルカリ脱脂などの通常の処理を行うことができ
る。
般に公知の6価クロムを含まない下地処理、例えば、り
ん酸亜鉛処理や水溶性樹脂をベースにした処理液、その
他市販されている非クロム系前処理を用いることができ
る。なお、水溶性樹脂をベースにした下地処理液におい
てはりん酸化合物、バナジン酸、モリブデン酸化合物、
チオカルボニル基含有化合物、タンニン酸及びその他一
般に公知のインヒビターを添加したり、シランカップリ
ング剤、シリカ、その他一般に公知の塗膜密着性を付与
する添加剤を添加するとなお効果的である。下地処理の
塗布方法は、特に限定されず、一般に公知の塗装方法、
例えば、ロールコート、エアースプレー、エアーレスス
プレー、浸漬などが採用できる。
料の添加量は乾燥塗膜樹脂100重量部に対して10〜
100重量部が好適である。10重量部未満では耐食性
に効果が無く、100重量部を超えると塗膜の加工性が
低下するため不適である。この下層塗膜に用いる樹脂は
一般に公知のプレコート鋼板向け塗料用の樹脂、例え
ば、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂、メラミン樹脂などを使用することができ
る。この塗膜中には必要に応じて着色顔料を併用して添
加することができる。着色顔料としては、酸化チタン
(TiO2 )、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジリコニウム
(ZrO2 )、炭酸カルシウム(CaCO3)、硫酸バ
リウム(BaSO4 )、アルミナ(Al2 O3 )、カオ
リンクレー、カーボンブラック、酸化鉄(Fe2 O3 、
Fe3 O4 )等の無機顔料や、有機顔料などの一般に公
知の着色顔料が挙げられる。
添加量も前述の下層塗膜と同様の理由で乾燥塗膜樹脂1
00重量部に対して10〜100重量部が好適である。
この塗膜に用いる樹脂は一般に公知の樹脂、例えば、ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、メラミン樹脂などを使用することができる。こ
の塗膜中にも必要に応じて着色顔料を併用して添加する
ことができる。着色顔料としては、酸化チタン(TiO
2 )、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジリコニウム(ZrO
2 )、炭酸カルシウム(CaCO3 )、硫酸バリウム
(BaSO4 )、アルミナ(Al2 O3 )、カオリンク
レー、カーボンブラック、酸化鉄(Fe2O3 、Fe3
O4 )等の無機顔料や、有機顔料などの一般に公知の着
色顔料が挙げられる。
となく、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂など一般に公知の樹脂
に、酸化チタン(TiO2 )、酸化亜鉛(ZnO)、酸
化ジリコニウム(ZrO2 )、炭酸カルシウム(CaC
O3 )、硫酸バリウム(BaSO4 )、アルミナ(Al
2 O3 )、カオリンクレー、カーボンブラック、酸化鉄
(Fe2 O3 、Fe3O4 )等の無機顔料や、有機顔料
などの一般に公知の着色顔料を添加したプレコート鋼板
用の上塗り塗料を用いることができる。
黄色であるため、耐食性を向上させようと多量に添加し
た場合、着色顔料と併用して色出しすることが困難であ
ったが、SiO2 担体にCa2+イオンを吸着させた防錆
顔料は白色であるため、着色顔料と併用しても色出しが
容易である。そのため、色調や意匠外観が問題となる表
となる面の上層塗膜中にもSiO2担体にCa2+イオン
を吸着させた防錆顔料を添加することができ、この防錆
顔料を添加することで耐食性がさらに向上するため、好
適である。
量部に対して10〜100重量部が好適である。10重
量部未満であると耐食性に効果がなく、100重量部を
超えると塗膜の加工性が低下するため不適である。本発
明のプレコート鋼板を構成する各塗膜層、すなわち上層
塗膜層、下層塗膜層、裏面塗膜層の膜厚は、それぞれ3
〜30μmが好適である。いずれの塗膜も3μm未満で
は耐食性に効果が無く、30μm超では塗装後の外観が
悪く不適である。
上に、更に裏面上層塗膜層を設けると耐食性が更に向上
し好適である。また、この裏面上層塗膜層中にSiO2
担体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料を含み、この
添加量が乾燥塗膜樹脂100重量部に対して10〜10
0重量部であると耐食性が更に向上し、好適である。こ
の塗膜に用いる樹脂は一般に公知の樹脂、例えば、ポリ
エステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂などを使用することができる。この
塗膜中にも必要に応じて着色顔料を併用して添加するこ
とができる。着色顔料としては、酸化チタン(Ti
O2 )、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジリコニウム(Zr
O2 )、炭酸カルシウム(CaCO3 )、硫酸バリュウ
ム(BaSO4 )、アルミナ(Al2 O3 )、カオリン
クレー、カーボンブラック、酸化鉄(Fe2 O3 、Fe
3 O4 )等の無機顔料や、有機顔料などの一般に公知の
着色顔料が挙げられる。
である。3μm未満では耐食性に効果がなく、30μm
超では塗装後の外観が悪く不適である。本発明のプレコ
ート鋼板を構成する各塗膜層の塗布方法は、いずれも特
に限定されず、一般に公知の塗装方法、例えば、ロール
コート、ローラーカーテンコート、カーテンフローコー
ト、エアースプレー、エアーレススプレー、刷毛塗りな
どが採用できる。
る。付着量が片面当たり60g/m2 で両面がめっきさ
れた厚み0.6mmの溶融亜鉛めっき鋼板をFC−36
4S(日本パ−カライジング製)の2重量%濃度、60
℃温度の水溶液中に10秒間浸漬することで脱脂を行
い、水洗後、乾燥した。次いで、6価クロムを用いない
処理(以降ノンクロ処理と称す)もしくはクロメート処
理を下地処理としてロールコーターにてめっき鋼板の両
面に塗布し、熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の到達板温
は60℃とした。下地処理は溶融亜鉛めっき鋼板の両面
に施した。なお、下地処理剤としては水溶性のアクリル
系樹脂100重量部に、タンニン酸として富士化学工業
社製のタンニン酸ALを樹脂固形分に対して10重量部
添加したものを用いた。
リエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料とTiO2 を添
加したものをロールコーターにて乾燥後の膜厚で10μ
mとなるように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で
到達板温が210℃となるように硬化乾燥した。次に、
鋼板の表となる面に対し、市販のポリエステル系クリヤ
ー塗料中に防錆顔料と体質顔料を添加したものを下層塗
膜としてロールコーターにて乾燥後の膜厚で10μmと
なるように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達
板温が210℃となるように硬化乾燥した。そして更に
この下層塗膜の上に市販のポリエステル系クリヤー塗料
中に着色顔料顔料と着色顔料を添加したものを上層塗膜
としてローラーカーテンコーターにて乾燥後の膜厚で1
0μmとなるように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱
炉で到達板温が230℃となるように硬化乾燥した。
は表1中に記載する。また、裏の塗膜や表の下層塗膜に
添加したTiO2 は体質顔料と着色顔料の両方の目的と
して添加している。添加量は防錆顔料とTiO2 の総和
が樹脂100重量部に対して100重量部となるように
調整して添加した。なお、防錆顔料の添加量だけで10
0重量部以上となる水準の塗料については体質顔料であ
るTiO2 は添加していない。本実験では、SiO2 担
体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料(一般に「カル
シウム/シリケート」と呼ばれている)としてGrac
e社製の「Shieldex」(表中にはCa/Siと
記載する)を用いた。また比較として、従来のクロム系
防錆顔料であるクロム酸ストロンチウム(表中にはSr
−Crと記載する)を用いた。
ついて以下の評価を行った。 1.耐食性試験 作成したプレコート鋼板の平面部にカッターにてカット
傷を入れ、更に、端面部については、切断時の返り(バ
リ)が裏にくるように切断した端面(「下バリ」と称
す)と表に来るように切断した端面(「上バリ」と称
す)を儲けたサンプルを作成して試験片とした。作成し
た試験片をJIS−K5400.9.1記載の方法に準
じて試験片の表に塩水がかかるように塩水噴霧試験を実
施した。試験時間は500hとし、下バリ端面、上バリ
端面及びカット部からの塗膜の最大膨れ幅を観察した。
mm以下の場合には◎、3mm超5mm以下の場合には
○、5mm超7mm以下の場合には△、7mm超の場合
には×と評価した。
の塗膜を10倍ルーペで観察し、塗膜の割れの有無を調
べた。また、加工部の塗膜密着性についても、加工部に
粘着テープを貼り付け、これを勢い良く剥離したときの
塗膜の剥離状態を目視にて観察することで評価した。折
り曲げ加工は20℃雰囲気中で、0.6mmのスペーサ
ーを間に1枚挟んで実施した。
時を◎、目視ではわからないが10倍ルーペにて微細な
割れのあるものを○、目視でも塗膜に微細なの割れがあ
る時を△、塗膜に目視でも明確な割れのある時を×とし
て評価した。
倍ルーペにて観察しても塗膜剥離が全く無い状態のもの
を◎、目視では塗膜剥離が認められないが10倍ルーペ
にて僅かな剥離が認められるものを○、目視でも僅かな
剥離が認められるものを△、目視でも明らかに塗膜剥離
が認められるものを×と評価した。なお、本試験はプレ
コート鋼板の裏と表の両面について評価を行った。
を表1に示す。本発明のNo.1〜30は、従来汎用的
に用いられているプレコート鋼板(クロメート処理層の
上に防錆顔料を添加した下層塗膜を設け、さらに、その
上に防錆顔料を添加しない上層塗膜を設けたプレコート
鋼板:比較例のNo.34,No.35)に比べ、クロ
ムを全く含まず、毒性が少ないうえに、同等の耐食性を
有しており、好適である。また、防錆顔料としてCa/
Siが表の下層塗膜のみに含まれるとき(比較例No.
31)や裏の塗膜のみに含まれるとき(比較例No.3
2)、もしくはいずれにも全く含まれないとき(比較例
No.33)は耐食性が悪く不適である。
量が少ない(No.1,6,11,16、21)と耐食
性が若干悪く、また、多い(No.5,10,15,2
0,25)と裏の加工性が若干劣るため、添加量は樹脂
100重量部に対して10〜100重量部が好適であ
る。同様に表の塗膜中に含まれる防錆顔料の添加量も少
ない(No.1〜5)と耐食性が若干悪く、また、多い
(No.21〜25)と表の加工性が若干劣るため、添
加量は樹脂100重量部に対して10〜100重量部が
好適である。
としてカルシウム/シリケートを添加すると耐食性が更
に良くなり好適である。しかし、表の上層塗膜について
も含まれる防錆顔料の添加量が少ない(No.1,6,
11,16、21)と耐食性が若干悪く、また、多い
(No.5,10,15,20,25)と裏の加工性が
若干劣るため、添加量は樹脂100重量部に対して10
〜100重量部が好適である。同様に表の塗膜中に含ま
れる防錆顔料の添加量も少ない(No.26)と耐食性
において添加の効果が無く、また、多い(No.30)
と表の加工性が若干劣るため、添加量は樹脂100重量
部に対して10〜100重量部が好適である。
ついて詳細を説明する。付着量が片面当たり60g/m
2 で両面がめっきされた厚み0.6mmの溶融亜鉛めっ
き鋼板をFC−364S(日本パ−カライジング製)の
2重量%濃度、60℃温度の水溶液中に10秒間浸漬す
ることで脱脂を行い、水洗後、乾燥した。次いで、先に
記載したノンクロ処理を下地処理としてロールコーター
にて塗布し、熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の到達板温
は60℃とした。下地処理は溶融亜鉛めっき鋼板の両面
に施した。
クリヤー塗料中に防錆顔料としてのカルシウム/シリケ
ート(先に記述したものと同じもの)を樹脂100重量
部に対して50重量部添加し、更にTiO2 を樹脂10
0重量部に対して50重量部添加したものをロールコー
ターにて異なる塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で
到達板温が210℃となるように硬化乾燥することで異
なる膜厚を有するサンプルを得た。
市販のポリエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料として
のカルシウム/シリケート(先に記述したものと同じも
の)を樹脂100重量部に対して50重量部添加し、更
にTiO2 を樹脂100重量部に対して50重量部添加
したものを下層塗膜としてロールコーターにて塗布し、
熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温が210℃とな
るように硬化乾燥することで膜厚の異なるサンプルを得
た。そして更にこれらの下層塗膜の上に市販のポリエス
テル系クリヤー塗料中にTiO2 のみを樹脂100重量
部に対して50重量部添加したものを上層塗膜としてロ
ーラーカーテンコーターにて塗布し、熱風を吹き込んだ
誘導加熱炉で到達板温が210℃となるように硬化乾燥
した。各塗膜の膜厚は表2中に記載する。このようにし
て作製したプレコート鋼板について先に記述した耐食性
試験と加工性試験を実施した。
結果を記載する。本発明のプレコート鋼板の有する表の
下層塗膜の膜厚は薄すぎる(No.36,41,46,
51,56)と耐食性が悪く、厚すぎる(No.40,
45,50,60)と表の加工性が若干劣るため3〜3
0μmが好適である。また、裏の塗膜の膜厚も同様に薄
すぎる(No.36〜40)と耐食性が悪く、厚すぎる
(No.56〜60)と裏の加工性が若干悪くなるた
め、不適である。表の上層塗膜の膜厚は厚すぎる(N
o.65)と表の加工性が若干悪くなる。また、上層塗
膜の膜厚が薄すぎると塗膜性能面では問題ないが、色調
や意匠外観を担保することが困難となる。表の上層塗膜
の膜厚は3〜30μmが好適である。
ついて詳細を説明する。付着量が片面当たり60g/m
2 で両面がめっきされた厚み0.6mmの溶融亜鉛めっ
き鋼板をFC−364S(日本パ−カライジング製)の
2重量%濃度、60℃温度の水溶液中に10秒間浸漬す
ることで脱脂を行い、水洗後、乾燥した。次いで、先に
記載したノンクロ処理を下地処理としてロールコーター
にて塗布し、熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の到達板温
は60℃とした。下地処理は溶融亜鉛めっき鋼板の両面
に施した。
クリヤー塗料中に防錆顔料としてのカルシウム/シリケ
ート(先に記述したものと同じもの)を樹脂100重量
部に対して50重量部添加し、更にTiO2 を樹脂10
0重量部に対して50重量部添加したものをロールコー
ターにて乾燥膜厚にして10μmとなるように塗布し、
熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温が210℃とな
るように硬化乾燥した。
て市販のポリエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料とし
てのカルシウム/シリケート(先に記述したものと同じ
もの)とTiO2 を添加したものをロールコーターにて
乾燥膜厚にして10μmとなるように塗布し、熱風を吹
き込んだ誘導加熱炉で到達板温が210℃となるように
硬化乾燥した。裏の上層塗膜に添加した防錆顔料の添加
量は表3に記載する。TiO2 の添加量は防錆顔料とT
iO2 の総和が樹脂100重量部に対して100重量部
となるように調整して添加した。なお、防錆顔料の添加
量だけで100重量部以上となる水準の塗料については
TiO2 は添加していない。
市販のポリエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料として
のカルシウム/シリケート(先に記述したものと同じも
の)を樹脂100重量部に対して50重量部添加し、更
にTiO2 を樹脂100重量部に対して50重量部添加
したものを下層塗膜としてロールコーターにて簡素膜厚
にして10μmとなるように塗布し、熱風を吹き込んだ
誘導加熱炉で到達板温が210℃となるように硬化乾燥
した。そして更にこれらの下層塗膜の上に市販のポリエ
ステル系クリヤー塗料中にTiO2 のみを樹脂100重
量部に対して50重量部添加したものを上層塗膜として
ローラーカーテンコーターにて乾燥後の膜厚で10μm
となるように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到
達板温が210℃となるように硬化乾燥した。このよう
にして作製したプレコート鋼板について先に記述した耐
食性試験と加工性試験を実施した。なお、加工試験につ
いては裏面のみ実施した。
を表3に記載する本発明のプレコート鋼板は裏の面の塗
膜上に更にカルシウムシリケートを樹脂100重量部に
対して10〜100重量部含むことで耐食性が更に良く
なり好適である。カルシウム/シリケートの添加量が樹
脂100重量部に対して10重量部未満(No.66)
であると耐食性に対する効果が無く、また、100重量
部を超えると(No.70)裏の加工性が低下する。ま
た、この上層塗膜層の膜厚は、3〜30μmが好適であ
り、3μm未満(No.71)では耐食性に対する効果
が無く、30μm超(No.75)では裏の加工性が低
下する。
ついて詳細を説明する。付着量が片面当たり40g/m
2 で両面がめっきされた厚み0.6mmの電気亜鉛めっ
き鋼板、付着量が片面当たり45g/m2 で両面がめっ
きされた厚み0.6mmの合金化溶融亜鉛めっき鋼板、
付着量が片面当たり80g/m2 で両面がめっきされた
厚み0.6mmの5%アルミ−亜鉛合金めっき鋼板、付
着量が片面当たり75g/m2 で両面がめっきされた厚
み0.6mmの55%アルミ−亜鉛合金めっき鋼板をそ
れぞれFC−364S(日本パ−カライジング製)の2
重量%濃度、60℃温度の水溶液中に10秒間浸漬する
ことで脱脂を行い、水洗後、乾燥した。次いで、先に記
載したノンクロ処理を下地処理としてロールコーターに
て塗布し、熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の到達板温は
60℃とした。下地処理は溶融亜鉛めっき鋼板の両面に
施した。
販のポリエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料としての
カルシウムシリケート(先に記述したものと同じもの)
を樹脂100重量部に対して50重量部添加し、更にT
iO2 を樹脂100重量部に対して50重量部添加した
ものをロールコーターにて乾燥膜厚で10μmとなるよ
うに塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温が
210℃となるように硬化乾燥した。
し、市販のポリエステル系クリヤー塗料中に防錆顔料と
してのカルシウム/シリケート(先に記述したものと同
じもの)を樹脂100重量部に対して50重量部添加
し、更にTiO2 を樹脂100重量部に対して50重量
部添加したものを下層塗膜としてロールコーターにて乾
燥膜厚で10μmとなるように塗布し、熱風を吹き込ん
だ誘導加熱炉で到達板温が210℃となるように硬化乾
燥した。
のポリエステル系クリヤー塗料中にTiO2 のみを樹脂
100重量部に対して50重量部添加したものを上層塗
膜としてローラーカーテンコーターにて乾燥膜厚で10
μmとなるように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉
で到達板温が210℃となるように硬化乾燥した。この
ようにして作製したプレコート鋼板について先に記述し
た耐食性試験と加工性試験を実施した。
を表4に記述する。本発明のプレコート鋼板は、原板に
用いるめっきの種類は問わず、本発明例であるNo.7
6〜80のものではいずれも耐食性、加工性は良く、同
じめっき鋼板上を用い、従来の6価クロムを含むプレコ
ート鋼板である比較例No.81〜85と同等以上であ
ることが判る。
ついて詳細を説明する。付着量が片面当たり60g/m
2 で両面がめっきされた厚み0.6mmの溶融亜鉛めっ
き鋼板をFC−364S(日本パ−カライジング製)の
2重量%濃度、60℃温度の水溶液中に10秒間浸漬す
ることで脱脂を行い、水洗後、乾燥した。次いで、先に
記載したノンクロ処理を下地処理としてロールコーター
にて塗布し、熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の到達板温
は60℃とした。下地処理は溶融亜鉛めっき鋼板の両面
に施した。
販のクリヤー塗料中に防錆顔料としてのカルシウムシリ
ケート(先に記述したものと同じもの)を樹脂100重
量部に対して50重量部添加し、更にTiO2 を樹脂1
00重量部に対して50重量部添加したものをロールコ
ーターにて乾燥膜厚で10μmとなるように塗布し、熱
風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温が210℃となる
ように硬化乾燥した。
市販のクリヤー塗料中に防錆顔料としてのカルシウムシ
リケート(先に記述したものと同じもの)を樹脂100
重量部に対して50重量部添加し、更にTiO2 を樹脂
100重量部に対して50重量部添加したものを下層塗
膜としてロールコーターにて乾燥膜厚で10μmとなる
ように塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温
が210℃となるように硬化乾燥した。
クリヤー塗料中にTiO2 のみを樹脂100重量部に対
して50重量部添加したものを上層塗膜としてローラー
カーテンコーターにて乾燥膜厚で10μmとなるように
塗布し、熱風を吹き込んだ誘導加熱炉で到達板温が21
0℃となるように硬化乾燥した。なお、本実験のクリヤ
ー塗料には、市販のポリエステル系クリヤー塗料、エポ
キシ系クリヤー塗料、ウレタン系クリヤー塗料を用い、
表5に記載する内容で用いた。このようにして作製した
プレコート鋼板について先に記述した耐食性試験と加工
性試験を実施した。以下、実験結果について述べる。実
験結果を表5に記述する。本発明のプレコート鋼板は、
各塗膜の樹脂の種類は問わず、本発明例であるNo.8
6〜93のものは、いずれも効果を発揮し、耐食性に優
れる。
ロムを使用せずに、塗膜の密着性、塗膜の加工性、耐食
性に優れたプレコート鋼板を提供することが可能となっ
た。したがって、本発明は工業的価値の極めて高い発明
であるといえる。
Claims (7)
- 【請求項1】 鋼板の両面に6価クロムを含まない下地
処理を施した鋼板もしくはめっき鋼板を原板とし、鋼板
の表となる面に、下層塗膜層と上層塗膜層の2層の塗膜
層を、また、鋼板の裏となる面に、裏面塗膜層の1層の
塗膜層を有するプレコート鋼板であって、 下層塗膜層
と裏面塗膜層の両方が、SiO2 担体にCa2+イオンを
吸着させた防錆顔料を含有することを特徴とする耐食性
に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板。 - 【請求項2】 前記下層塗膜層、裏面塗膜層のいずれか
一方もしくは両方に含有される、SiO2 担体にCa2+
イオンを吸着させた防錆顔料の量が、乾燥塗膜樹脂10
0重量部に対して10〜100重量部であることを特徴
とする請求項1に記載の耐食性に優れた6価クロムを含
まないプレコート鋼板。 - 【請求項3】 前記上層塗膜層が、乾燥塗膜樹脂100
重量部に対して10〜100重量部の、SiO2 担体に
Ca2+イオンを吸着させた防錆顔料を含有することを特
徴とする請求項1または2に記載の耐食性に優れた6価
クロムを含まないプレコート鋼板。 - 【請求項4】 前記下層塗膜層、上層塗膜層、裏面塗膜
層のそれぞれの膜厚が3〜30μmであることを特徴と
する請求項1〜3に記載の耐食性に優れた6価クロムを
含まないプレコート鋼板。 - 【請求項5】 前記裏面塗膜層の上層として、さらに裏
面上層塗膜層を有することを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の耐食性に優れた6価クロムを含まない
プレコート鋼板。 - 【請求項6】 前記裏面上層塗膜層が、乾燥塗膜樹脂1
00重量部に対して10〜100重量部の、SiO2 担
体にCa2+イオンを吸着させた防錆顔料を含有すること
を特徴とする請求項5に記載の耐食性に優れた6価クロ
ムを含まないプレコート鋼板。 - 【請求項7】 前記裏面上層塗膜層の膜厚が3〜30μ
mであることを特徴とする請求項5または6に記載の耐
食性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板。
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---|---|---|---|
JP2000058318A JP2001247980A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 耐食性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板 |
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JP2000058318A JP2001247980A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 耐食性に優れた6価クロムを含まないプレコート鋼板 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2000-03-03 JP JP2000058318A patent/JP2001247980A/ja active Pending
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