JP2001247037A - 離脱防止レール・逆ｙ字型ボルト車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】レールと車との関連を一体的簡単構造に発明し
たものである。通常、レールと車との関係は、単に車が
レールの上に乗って走っている状況である。このような
状況において、フック又はガード等の付属品を取り付け
ることなくレールの構造および車の軸受け構造を発明し
たことにより、レールから車が浮上・脱線しない構造の
組み合わせのものを提供する。 【解決手段】逆Ｖ字型レールの両側に車が通るラインに
段差又は溝を設け、それぞれの段差又は溝の下部底面と
の関係を直角とした離脱防止の両側溝付きレール１に、
逆Ｙ字型ボルト２の二股部分の間の角度を直角にし、こ
の二股部分に車３を取り付け固定したものを、これらの
角度を利用して差し込み組み合わせることにより、レー
ルと車との構成が簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ほとんどのレール式
に利用できる離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車で、レ
ールから浮上・脱線させたくない製品に使用することが
できる。

【０００２】

【従来の技術】従来より、レールと車は、単にレールの
上を車が走っている状況である。この場合、レールから
浮上・脱線させたくない方法としては、フック又はガー
ド等の付属品を取り付けている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには、次のような
欠点があった。 （イ）車の台等にフック又はガード等の付属品を取り付
けるため、製品に数多くの穴をあけることにより製品の
強度が落ち、構造的に劣弱となる。 （ロ）付属品のフック又はガード等に対応するため、レ
ールに深い溝又は複雑な構造等を設けることになり、レ
ールの構造が劣弱・複雑化する。 （ハ）レールと車の付属品との距離が離れていることか
ら、少々の力で付属品であるフック又はガード等の変形
が生じ、レールからの浮上・脱線の防止ができなくな
り、本来の機能を果たせない不満な点がある。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】逆Ｖ字型レールの両側に
車が通るラインに段差又は溝を設け、それぞれの段差又
は溝の下部の底面との関係を直角とした離脱防止の両側
溝付きレールに、逆Ｙ字型ボルトの二股部分の間の角度
を直角にし、この二股部分に車を取り付け固定したもの
を、これらの角度を利用して差し込み組合わせる。本発
明は、以上のような構成によりなる離脱防止レール・逆
Ｙ字型ボルト車である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本説明の実施例について説
明する。 （イ）逆Ｖ字型レール両側の段差又は溝の下部底面との
関係を直角とした離脱防止の両側溝付きレール１の構
造。 （ロ）ボルトの二股間を直角とした逆Ｙ字型ボルト２の
二股部分に車３を取り付け固定。 （ハ）離脱防止の両側溝付きレール１に、逆Ｙ字型ボル
ト２の二股部分に車３を取り付け固定したものを、これ
らの直角関係を利用して差し込み組合わせる。 本発明は以上のような構成で、これを使用する時は、逆
Ｙ字形ボルト２の二股部分に車３を取り付け固定したも
のを、レール式の製品に取り付けて、離脱防止の両側溝
付きレール１に、差し込むものである。

【０００６】

【発明の効果】これには、次のような効果がある。 （イ）構造が簡単であり、レールからの浮上・脱線が防
止できる。 （ロ）離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車が一体的にな
っていることから、少々の力で変形は生じない。 本発明は、これらの効果をもたらすものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車を
示す正面図である。

【図２】本発明の離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車を
示す側面図である。

【図３】本発明の離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車を
示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 離脱防止の両側溝付きレール ２ 逆Ｙ字型ボルト ３ 車

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】離脱防止の両側溝付きレールに、逆Ｙ字型
   ボルトの二股部分に車を取り付け固定したものを、差し
   込み組合わせた離脱防止レール・逆Ｙ字型ボルト車であ
   る。