JP2001246588A - 電子部品搬送装置及び電子部品搬送方法 - Google Patents
電子部品搬送装置及び電子部品搬送方法Info
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/90—Devices for picking-up and depositing articles or materials
- B65G47/91—Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers
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- H—ELECTRICITY
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
- H05K13/0404—Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸着時の電子部品の傾きを少なくし、かつ、
電子部品を確実に移載する。 【解決手段】 オートハンドラのハンド30は、吸着ノ
ズル32及び吸着パッド36からなる吸着部と、強制分
離リング37と、コイルバネ39とを備えている。吸着
パッド36に電子部品50を吸着した状態で部品分離部
37を電子部品50上の周囲に当接して所定位置に搬送
する。そして、所定位置において、吸着部パッド36で
空気を排出する。同時に、部品分離部37を下降させて
電子部品50を吸着パッド36の下方に押し出す。
電子部品を確実に移載する。 【解決手段】 オートハンドラのハンド30は、吸着ノ
ズル32及び吸着パッド36からなる吸着部と、強制分
離リング37と、コイルバネ39とを備えている。吸着
パッド36に電子部品50を吸着した状態で部品分離部
37を電子部品50上の周囲に当接して所定位置に搬送
する。そして、所定位置において、吸着部パッド36で
空気を排出する。同時に、部品分離部37を下降させて
電子部品50を吸着パッド36の下方に押し出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を搬送す
る電子部品搬送装置及び電子部品搬送方法に関する。
る電子部品搬送装置及び電子部品搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水平搬送式のオートハンドラではICを
吸着して移送するハンドを使用する。図4に示すよう
に、オートハンドラのハンドは、ベース1と、吸着ノズ
ル2と、吸着パッド3と、圧縮コイルばね(以下、コイ
ルバネという)4と、図示しない真空発生装置とを備え
ている。
吸着して移送するハンドを使用する。図4に示すよう
に、オートハンドラのハンドは、ベース1と、吸着ノズ
ル2と、吸着パッド3と、圧縮コイルばね(以下、コイ
ルバネという)4と、図示しない真空発生装置とを備え
ている。
【0003】吸着ノズル2はベース1の下端部の開口か
ら挿入されており、吸着ノズル2の下端にゴム製の吸着
パッド3が装着されている。ベース1は、図示しない駆
動装置により上下動して、電子部品5を吸着するが、吸
着パッド3が電子部品5を吸着した際の衝撃を吸収する
ためにコイルバネ4が設けられている。
ら挿入されており、吸着ノズル2の下端にゴム製の吸着
パッド3が装着されている。ベース1は、図示しない駆
動装置により上下動して、電子部品5を吸着するが、吸
着パッド3が電子部品5を吸着した際の衝撃を吸収する
ためにコイルバネ4が設けられている。
【0004】また、吸着ノズル2の中央には貫通穴2a
があいており、図5及び図6に示すように、貫通穴2a
中を図示しない真空発生器によって負圧にすることで電
子部品5を吸着し、貫通穴2aに排気エアーを送り込む
ことで電子部品5を脱着する。そして、電子部品5を吸
着した状態でハンドが水平移動して、所定の場所に配置
されたガイドブロック7に電子部品を載置する。
があいており、図5及び図6に示すように、貫通穴2a
中を図示しない真空発生器によって負圧にすることで電
子部品5を吸着し、貫通穴2aに排気エアーを送り込む
ことで電子部品5を脱着する。そして、電子部品5を吸
着した状態でハンドが水平移動して、所定の場所に配置
されたガイドブロック7に電子部品を載置する。
【0005】ところで、吸着パッド3の下端部3aは必
ずしも水平になっていなかったので、電子部品5が傾い
た状態で吸着パッド3に吸着されることがある。そし
て、この状態のまま電子部品5をガイドブロック7の凹
部7aに脱着すると、電子部品5が斜めに凹部に載置さ
れるので、次工程で移載ミスが発生する。この移載ミス
を防ぐ手段として、図7に示すように、吸着パッド3の
周囲にリング11を設け、吸着時の電子部品の傾きを少
なくする構造を採用することもある。ただし、吸着パッ
ド3の下端がリング11下端よりも突出しているので、
リング11は吸着時の傾きを防止する程度となってい
る。
ずしも水平になっていなかったので、電子部品5が傾い
た状態で吸着パッド3に吸着されることがある。そし
て、この状態のまま電子部品5をガイドブロック7の凹
部7aに脱着すると、電子部品5が斜めに凹部に載置さ
れるので、次工程で移載ミスが発生する。この移載ミス
を防ぐ手段として、図7に示すように、吸着パッド3の
周囲にリング11を設け、吸着時の電子部品の傾きを少
なくする構造を採用することもある。ただし、吸着パッ
ド3の下端がリング11下端よりも突出しているので、
リング11は吸着時の傾きを防止する程度となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、吸着パッド3
の中央部分一点の排気エアーのみで電子部品5を吸着パ
ッド3から押し出していたため、落下する電子部品5の
姿勢は吸着時の傾きもしくはこの傾きを増幅させてい
た。特に、近年電子部品が軽量で薄くなる傾向が著しい
ため、こうした影響を受けやすくなってきている。本発
明の課題は、吸着時の電子部品の傾きを少なくし、か
つ、電子部品を確実に移載することである。
の中央部分一点の排気エアーのみで電子部品5を吸着パ
ッド3から押し出していたため、落下する電子部品5の
姿勢は吸着時の傾きもしくはこの傾きを増幅させてい
た。特に、近年電子部品が軽量で薄くなる傾向が著しい
ため、こうした影響を受けやすくなってきている。本発
明の課題は、吸着時の電子部品の傾きを少なくし、か
つ、電子部品を確実に移載することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1及び図2に示す
ように、電子部品50を移送する電子部品搬送装置であ
って、下端に電子部品50を吸着する吸着部32・36
と、前記吸着部32・36を囲み、かつ吸着部32・3
6とすべり結合する部品分離部37とを備え、前記部品
分離部37の下端は、前記吸着部32・36の下端より
も突出することを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、例えば図1及び図2に示す
ように、電子部品50を移送する電子部品搬送装置であ
って、下端に電子部品50を吸着する吸着部32・36
と、前記吸着部32・36を囲み、かつ吸着部32・3
6とすべり結合する部品分離部37とを備え、前記部品
分離部37の下端は、前記吸着部32・36の下端より
も突出することを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、吸着部の下
端部に電子部品を吸着した状態で、部品分離部の下端部
が電子部品に当接する。従って、吸着時の電子部品の傾
きを少なくできる。そして、所定位置において吸着部で
の電子部品の吸着を解除させ、部品分離部を下降させて
部品分離部で電子部品を下方に押し出す。従って、電子
部品を水平な状態で押し出して確実に移載できる。
端部に電子部品を吸着した状態で、部品分離部の下端部
が電子部品に当接する。従って、吸着時の電子部品の傾
きを少なくできる。そして、所定位置において吸着部で
の電子部品の吸着を解除させ、部品分離部を下降させて
部品分離部で電子部品を下方に押し出す。従って、電子
部品を水平な状態で押し出して確実に移載できる。
【0009】また、部品分離部が電子部品を強制的に押
し出すので、従来に比して電子部品をより早く移載でき
る。ここで、前記部品分離部は、例えば、請求項3のよ
うに円筒形でもよい。
し出すので、従来に比して電子部品をより早く移載でき
る。ここで、前記部品分離部は、例えば、請求項3のよ
うに円筒形でもよい。
【0010】請求項2記載の発明は、例えば、図1に示
すように、請求項1記載の電子部品搬送装置において、
前記部品分離部37の下端よりも前記吸着部32・36
の下端が突出する力を付勢する付勢手段39を備えるこ
とを特徴とする。
すように、請求項1記載の電子部品搬送装置において、
前記部品分離部37の下端よりも前記吸着部32・36
の下端が突出する力を付勢する付勢手段39を備えるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、付勢手段が
部品分離部を吸着部より下方に付勢するので、部品分離
部を電子部品に当接させた状態に保持しておくことがで
きる他、部品分離部が電子部品を確実に押し出せる。こ
こで、前記付勢手段としては、例えば圧縮コイルばね等
の弾性体がある。
部品分離部を吸着部より下方に付勢するので、部品分離
部を電子部品に当接させた状態に保持しておくことがで
きる他、部品分離部が電子部品を確実に押し出せる。こ
こで、前記付勢手段としては、例えば圧縮コイルばね等
の弾性体がある。
【0012】請求項3記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1または2記載の電子部品搬送装置にお
いて、前記部品分離部37は円筒形であることを特徴と
する。請求項4記載の発明は、例えば図1に示すよう
に、請求項3記載の電子部品搬送装置において、前記部
品分離部37の下端部は、電子部品50をほぼ水平状態
に保持することを特徴とする。請求項5記載の発明は、
例えば図1に示すように、請求項1〜4のいずれかに記
載の電子部品搬送装置において、前記付勢手段39によ
る力は前記吸着部32・36の電子部品50を吸着する
力より弱いことを特徴とする。
ように、請求項1または2記載の電子部品搬送装置にお
いて、前記部品分離部37は円筒形であることを特徴と
する。請求項4記載の発明は、例えば図1に示すよう
に、請求項3記載の電子部品搬送装置において、前記部
品分離部37の下端部は、電子部品50をほぼ水平状態
に保持することを特徴とする。請求項5記載の発明は、
例えば図1に示すように、請求項1〜4のいずれかに記
載の電子部品搬送装置において、前記付勢手段39によ
る力は前記吸着部32・36の電子部品50を吸着する
力より弱いことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、例えば図1〜図3
に示すように、吸着部32・36により電子部品50を
吸引した状態で部品分離部37を前記電子部品50に当
接して所定位置に搬送し、前記所定位置において、前記
吸着部32・36で前記電子部品50を排出し、同時
に、前記部品分離部37が移動して前記電子部品50を
前記吸着部32・36の下方に押し出すことを特徴とす
る。
に示すように、吸着部32・36により電子部品50を
吸引した状態で部品分離部37を前記電子部品50に当
接して所定位置に搬送し、前記所定位置において、前記
吸着部32・36で前記電子部品50を排出し、同時
に、前記部品分離部37が移動して前記電子部品50を
前記吸着部32・36の下方に押し出すことを特徴とす
る。
【0014】請求項6記載の発明によれば、吸着部によ
り電子部品を吸引した状態で部品分離部を前記電子部品
に当接するので、吸着時の電子部品の傾きを小さくでき
る。また、部品分離部で電子部品を吸着部から強制的に
下方に押し出すので、電子部品を水平な状態で押し出し
て確実に移載できる他、従来に比して電子部品をより早
く移載できる。
り電子部品を吸引した状態で部品分離部を前記電子部品
に当接するので、吸着時の電子部品の傾きを小さくでき
る。また、部品分離部で電子部品を吸着部から強制的に
下方に押し出すので、電子部品を水平な状態で押し出し
て確実に移載できる他、従来に比して電子部品をより早
く移載できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、本発明
を、オートハンドラに適用している。まず、オートハン
ドラのハンド30の構成を説明する。図1に示すよう
に、ハンド30は、ベース31と、吸着ノズル32及び
吸着パッド36からなる吸着部と、強制分離リング(部
品分離部)37と、圧縮コイルばね(付勢手段)(以
下、コイルバネという)39と、図示しない真空発生器
とを備えている。
の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、本発明
を、オートハンドラに適用している。まず、オートハン
ドラのハンド30の構成を説明する。図1に示すよう
に、ハンド30は、ベース31と、吸着ノズル32及び
吸着パッド36からなる吸着部と、強制分離リング(部
品分離部)37と、圧縮コイルばね(付勢手段)(以
下、コイルバネという)39と、図示しない真空発生器
とを備えている。
【0016】ベース31は中空部31aを形成し、下端
部が開口している。そして、吸着ノズル32が、ベース
31の中空部31aに挿入されており、ベース31の中
空部31aの内壁と、吸着ノズル32の上端側の外壁と
にはベアリング40が介設されている。また、吸着ノズ
ル32はベース31とすべり結合している。
部が開口している。そして、吸着ノズル32が、ベース
31の中空部31aに挿入されており、ベース31の中
空部31aの内壁と、吸着ノズル32の上端側の外壁と
にはベアリング40が介設されている。また、吸着ノズ
ル32はベース31とすべり結合している。
【0017】吸着ノズル32には、貫通穴32aが形成
されており、また吸着ノズル32外周部には抜け止め段
部34が形成されている。そして、ハンド30は、図示
しない駆動装置により上下動する。吸着ノズル32の下
端部には吸着パッド36が装着されている。吸着パッド
36は中空部36bを備え、かつ下端が開口したゴム状
の部材である。
されており、また吸着ノズル32外周部には抜け止め段
部34が形成されている。そして、ハンド30は、図示
しない駆動装置により上下動する。吸着ノズル32の下
端部には吸着パッド36が装着されている。吸着パッド
36は中空部36bを備え、かつ下端が開口したゴム状
の部材である。
【0018】強制分離リング37は吸着ノズル32の周
囲を囲む筒形状部材であり、吸着ノズル32に沿って上
下動可能となっている。強制分離リング37には、強制
分離リング37の径方向内側に突出した抜け止め段部3
8と、強制分離リング37の径方向外方に突出したコイ
ルバネ取付部37bとが形成されている。また、強制分
離リング37の下端部37aは平らであり、水平状態に
配置される。抜け止め段部38は抜け止め段部34の上
方に配置されており、上方の抜け止め段部38が下方の
抜け止め段部34に当接した状態では、強制分離リング
37の下端は吸着パッド36の下端よりも下方に突出し
ている。
囲を囲む筒形状部材であり、吸着ノズル32に沿って上
下動可能となっている。強制分離リング37には、強制
分離リング37の径方向内側に突出した抜け止め段部3
8と、強制分離リング37の径方向外方に突出したコイ
ルバネ取付部37bとが形成されている。また、強制分
離リング37の下端部37aは平らであり、水平状態に
配置される。抜け止め段部38は抜け止め段部34の上
方に配置されており、上方の抜け止め段部38が下方の
抜け止め段部34に当接した状態では、強制分離リング
37の下端は吸着パッド36の下端よりも下方に突出し
ている。
【0019】コイルバネ39は、強制分離リング37の
コイルバネ固定部37bとベース31の下端部とに介設
されており、強制分離リング37を常に下方に付勢して
いる。 なお、コイルバネ39の付勢力は、IC(電子
部品)50を吸着パッド36に吸着させる力よりも十分
弱くなっており、電子部品50の吸着時には、強制分離
リング37は電子部品50に押し上げられる。次に、電
子部品50を搬送する方法を図2及び図3に基づいて説
明する。
コイルバネ固定部37bとベース31の下端部とに介設
されており、強制分離リング37を常に下方に付勢して
いる。 なお、コイルバネ39の付勢力は、IC(電子
部品)50を吸着パッド36に吸着させる力よりも十分
弱くなっており、電子部品50の吸着時には、強制分離
リング37は電子部品50に押し上げられる。次に、電
子部品50を搬送する方法を図2及び図3に基づいて説
明する。
【0020】まず、所定の位置に設置されている電子部
品50に、吸着パッド36及び強制分離リング37を押
しつけて、真空発生器により貫通穴32a内を負圧にし
て電子部品50を吸着パッド36に吸着する。そして、
電子部品50を所定位置に配置されたガイドブロック5
1の凹部52の上方に移動する。
品50に、吸着パッド36及び強制分離リング37を押
しつけて、真空発生器により貫通穴32a内を負圧にし
て電子部品50を吸着パッド36に吸着する。そして、
電子部品50を所定位置に配置されたガイドブロック5
1の凹部52の上方に移動する。
【0021】次に、貫通穴32a中に排気エアーを送り
吸着パッド36での電子部品50の吸着を解除すると同
時に、強制分離リング37を自重及びコイルバネ39の
付勢により下降させる。そして、排気エアー及び強制分
離リング37で電子部品50を下方に押し出して、凹部
52に移載する。
吸着パッド36での電子部品50の吸着を解除すると同
時に、強制分離リング37を自重及びコイルバネ39の
付勢により下降させる。そして、排気エアー及び強制分
離リング37で電子部品50を下方に押し出して、凹部
52に移載する。
【0022】従って、本実施の形態によれば、電子部品
50を吸着した状態で強制分離リング37が吸着パッド
36の周囲に電子部品50に当接できるので、吸着時の
電子部品50の傾きを少なくできる。また、強制分離リ
ング37が電子部品50を吸着パッド36の周囲から強
制的に押し出すので、電子部品50を水平な状態で押し
出して凹部52に確実に移載できる他、電子部品50を
より早く凹部52に移載できる。また、強制分離リング
37はコイルバネ39に付勢されているので、強制分離
リング37を電子部品50に当接した状態に保持できる
他、強制分離リング37はコイルバネ39に付勢されて
下降するので、電子部品50を確実に押し出せる。
50を吸着した状態で強制分離リング37が吸着パッド
36の周囲に電子部品50に当接できるので、吸着時の
電子部品50の傾きを少なくできる。また、強制分離リ
ング37が電子部品50を吸着パッド36の周囲から強
制的に押し出すので、電子部品50を水平な状態で押し
出して凹部52に確実に移載できる他、電子部品50を
より早く凹部52に移載できる。また、強制分離リング
37はコイルバネ39に付勢されているので、強制分離
リング37を電子部品50に当接した状態に保持できる
他、強制分離リング37はコイルバネ39に付勢されて
下降するので、電子部品50を確実に押し出せる。
【0023】なお、以上の実施の形態においては、本発
明をオートハンドラに適用するものとしたが、本発明は
これに限定されるものではなく、実装装置に適用しても
よい。また、強制分離リング37はコイルバネ39の付
勢により下方に突出可能としたが、他の弾性体で下方に
突出可能としてもよい。また、強制分離リング37の突
出長さ等も任意であり、その他、具体的な構成等につい
ても適宜に変更可能であることは勿論である。
明をオートハンドラに適用するものとしたが、本発明は
これに限定されるものではなく、実装装置に適用しても
よい。また、強制分離リング37はコイルバネ39の付
勢により下方に突出可能としたが、他の弾性体で下方に
突出可能としてもよい。また、強制分離リング37の突
出長さ等も任意であり、その他、具体的な構成等につい
ても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】請求項1及び請求項6記載の発明によれ
ば、吸着部に電子部品を吸着した状態で、部品分離部の
下端部が吸着部の周囲で電子部品に当接するので、吸着
時の電子部品の傾きを少なくできる。そして、部品分離
部が吸着部から強制的に電子部品を押し出すので、電子
部品を水平な状態で押し出して確実に移載できる他、従
来に比して電子部品をより早く移載できる。請求項2記
載の発明によれば、部品分離部を電子部品に当接させた
状態に保持しておくことができる他、部品分離部が電子
部品を確実に押し出せる。
ば、吸着部に電子部品を吸着した状態で、部品分離部の
下端部が吸着部の周囲で電子部品に当接するので、吸着
時の電子部品の傾きを少なくできる。そして、部品分離
部が吸着部から強制的に電子部品を押し出すので、電子
部品を水平な状態で押し出して確実に移載できる他、従
来に比して電子部品をより早く移載できる。請求項2記
載の発明によれば、部品分離部を電子部品に当接させた
状態に保持しておくことができる他、部品分離部が電子
部品を確実に押し出せる。
【図1】本発明を適用した一実施の形態の電子部品搬送
装置の構成を示す縦断面図である。
装置の構成を示す縦断面図である。
【図2】同、電子部品を吸着した状態を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図3】同、電子部品を押し出す態様を示した縦断面図
である。
である。
【図4】従来の搬送装置の一例を示す縦断面図である。
【図5】同、電子部品を吸着した状態を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図6】同、電子部品を押し出す態様を示した縦断面図
である。
である。
【図7】従来の搬送装置の他の例を示す縦断面図であ
る。
る。
32 吸着ノズル 34・38 抜け止め段部 36 吸着パッド 37 強制分離リング(部品分離部) 39 コイルバネ(付勢手段) 50 電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 DS01 FS01 FT02 GU01 GU03 NS17 3F061 AA01 CA01 CB03 DB06 DC01 DC03 5F047 FA09
Claims (6)
- 【請求項1】 電子部品を移送する電子部品搬送装置で
あって、 下端に電子部品を吸着する吸着部と、 前記吸着部を囲み、かつ吸着部とすべり結合する部品分
離部とを備え、 前記部品分離部の下端は、前記吸着部の下端よりも突出
することを特徴とする電子部品搬送装置。 - 【請求項2】 前記部品分離部の下端よりも前記吸着部
の下端が突出する力を付勢する付勢手段を備えることを
特徴とする請求項1記載の電子部品搬送装置。 - 【請求項3】 前記部品分離部は円筒形であることを特
徴とする請求項1または2記載の電子部品搬送装置。 - 【請求項4】 前記部品分離部の下端部は、電子部品を
ほぼ水平状態に保持することを特徴とする請求項3記載
の電子部品搬送装置。 - 【請求項5】 前記付勢手段による力は前記吸着部の電
子部品を吸着する力より弱いことを特徴とする請求項1
〜4のいずれかに記載の電子部品搬送装置。 - 【請求項6】 吸着部により電子部品を吸引した状態で
部品分離部を前記電子部品に当接して所定位置に搬送
し、 前記所定位置において、前記吸着部で前記電子部品を排
出し、同時に、前記部品分離部が移動して前記電子部品
を前記吸着部の下方に押し出すことを特徴とする電子部
品搬送方法。
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