JP2001245123A - 画像処理装置,画像処理方法および画像処理過程を記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置,画像処理方法および画像処理過程を記憶した記憶媒体

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JP2001245123A
JP2001245123A JP2000056368A JP2000056368A JP2001245123A JP 2001245123 A JP2001245123 A JP 2001245123A JP 2000056368 A JP2000056368 A JP 2000056368A JP 2000056368 A JP2000056368 A JP 2000056368A JP 2001245123 A JP2001245123 A JP 2001245123A
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ram
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廣義 吉田
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/21Intermediate information storage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ等への外部出力をより高速化した画
像処理装置,画像処理方法、および、そのための制御プ
ログラムを格納した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 各画像出力部12,14,16で画像デ
ータkを必要とする時刻Te(n,k)を予測し、画像
データコントローラ4で同じ画像kを一旦HD10に格
納して再びRAM8に格納完了する時刻Tn(k)を計
算し、全てのTe(n,k)の中で、Tn(k)より早
いものが一つでもあつた場合には、RAM8から各画像
出力部12,14,16へ画像を出力することにより、
FCOTの高速化を高価なRAMやHDなしに可能とす

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置,画
像処理方法および画像処理過程を記憶した記憶媒体に関
するものである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、例えば、高速
な画像メモリ(RAM)と大容量な画像メモリ(ハード
ディスク装置:以下HDという)を持つ複合複写機など
に適用可能な、画像処理装置、画像処理方法およびその
制御プログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】一般に知られているように、複合複写機
のような画像処理装置では、スキャナなどから高速に読
み込まれる画像データを処理しなければならない。そこ
で、入力画像データを高速アクセス可能なRAMに格納
することで、スキャナのスピードに合わせている。同様
に、出力側でもプリンタの印字速度に合わせるため、出
力画像データをRAMに格納し、そこから画像データを
プリンタに供給することが行われている。
【0004】またさらに、複数ページ原稿の複数部数コ
ピーに対しては、大容量画像メモリとしてHDを使い、
スキャナで読み取った画像データをまずRAMに格納
し、これを一旦HDに移し、プリンタで必要とする画像
データをHDからRAMに移し、これをプリンタに出力
することで、原稿を1回読むだけでコピーを必要な数だ
け作成する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
では、HDが高速で動作できないことに起因して、複写
機で重要視されるFCOT(First Copy On Time)が遅
くなると言う欠点があった。
【0006】ここでいうFCOTとは、複写機のスター
トキーを押してから1枚目のコピーが得られるまでの時
間をいう。例えば、1部のみのコピーであれば、入力用
に使っているRAMと出力用のRAMを同じものとする
ことで、FCOTを早くすることも可能であるが、複数
ページの複数コピーに対応するには、大量のRAMを必
要とすることになる。
【0007】しかしながら、RAMは同容量のHDに比
べて非常に高価であり、製品化するには現実的ではな
い。これとは逆に、高速なHD(RAIDなど)で全てをま
かなうとしても、やはりそのようなHDは非常に高価な
ものになってしまうという問題がある。
【0008】さらに、スキャナとプリンタの高速化・高
解像度化により、これらの条件は今後いっそう厳しくな
り、上記の問題はより大きくなるものと考えられる。
【0009】なお、この問題は複写機を例に挙げて述べ
たものであるが、実際にはファクシミリ装置や他のネッ
トワークなどとの複合動作になり、一つの入力画像が複
数の出力部に供給されることが考えられる。
【0010】また、上記の問題は複写機のみならず、フ
ァクシミリ装置、PDLボード(プリンタ)などについ
ても同様のことが言える。ただし、時間的な制約につい
ては複写機がもっとも厳しいと言える。
【0011】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
プリンタ等への外部出力をより高速化した画像処理装
置,画像処理方法、および、そのための制御プログラム
を格納した記憶媒体を提供することにある。
【0012】また本発明の他の目的は、現状のシステム
を用いると共に複合動作をも考慮して、FCOTをでき
るだけ高速にすることを可能にした画像処理装置,画像
処理方法、および、そのための制御プログラムを格納し
た記憶媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、各請求項に係る本発明は、以下の構成を有する。
【0014】(請求項1に係る本発明) 画像データを
入力しRAMに記憶させる画像入力手段と、前記RAM
に格納されている画像データを大容量記憶装置に記憶さ
せる第1の制御手段と、前記大容量記憶装置に記憶され
ている画像データを前記RAMへ記憶させた後に、当該
RAMから当該画像データを外部装置へ出力させる第2
の制御手段と、前記第1の制御手段および前記第2の制
御手段を作動させることなく、前記RAMに記憶されて
いる画像データを直接的に前記外部装置へ出力させる第
3の制御手段と、前記第3の制御手段を作動させるか否
かを判定する判定手段とを具備した画像処理装置。
【0015】(請求項2に係る本発明) 請求項1に係
る画像処理装置において、前記判定手段は、前記外部装
置の動作態様に応じて判定をなす。
【0016】(請求項3に係る本発明) 請求項1に係
る画像処理装置において、前記判定手段は、前記外部装
置へ画像データを最も早く伝送し得るか否かに基づいて
前記第3の制御手段を作動させる。
【0017】(請求項4に係る本発明) 請求項1に係
る画像処理装置において、前記大容量記憶装置としてハ
ードディスク装置を用いる。
【0018】(請求項5に係る本発明) 請求項1に係
る画像処理装置において、前記外部装置として、プリン
タまたはファクシミリ装置を用いる。
【0019】(請求項6に係る本発明) 画像データを
記憶するRAMと、入力された画像データを前記RAM
に記憶させる入力手段と、画像データを記憶する大容量
記憶手段と、外部装置が画像データを必要とする時刻T
eと、前記大容量記憶手段に記憶されている画像データ
を前記RAMに格納させ終わる時刻Tnとを比較する比
較手段と、前記比較手段により、前記時刻Teが前記時
刻Tnより早いと判定された場合には、前記大容量記憶
手段から前記RAMへ画像データを転送することなく、
前記RAMに既に記憶されている入力画像データを読み
出して前記外部装置へ供給する出力手段とを具備した画
像処理装置。
【0020】(請求項7に係る本発明) 請求項6に係
る画像処理装置において、前記大容量記憶手段としてハ
ードディスクを用いる。
【0021】(請求項8に係る本発明) 画像データを
記憶するRAMと、入力された画像データを前記RAM
に記憶させる入力手段と、画像データを記憶する大容量
記憶手段と、前記大容量記憶手段に記憶されている画像
データを前記RAMに記憶させる転送制御手段と、外部
装置n(n=1,2,…)において画像データkを必要
とする時刻Te(n,k)と、画像kを前記RAMから
前記大容量記憶装置に格納して再び前記RAMに格納完
了するときの時刻Tn(k)とを比較し、全てのTe
(n,k)の中で、Tn(k)より早いものが一つでも
あった場合には、前記RAMから前記外部装置へ画像デ
ータを出力させる出力制御手段とを具備した画像処理装
置。
【0022】(請求項9に係る本発明) 請求項8に係
る画像処理装置において、前記Te(n,k)の計算
は、前記外部装置の各々において出力順序の変更がある
度に行い、求めたTe(n,k)を前記出力制御手段へ
送る。
【0023】(請求項10に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記Tn(k)の計算は、
前記外部装置の各々からの前記Te(n,k)を受信す
る度に行われる。
【0024】(請求項11に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記Te(n,k)と前記
Tn(k)の比較は、(1)Te(n,k)の中で最も
時間の早いものTn(k)を選び、(2)Te(k)と
Tn(k)を比較することにより行う。
【0025】(請求項12に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記Te(n,k)と前記
Tn(k)の比較は、(1)nの中で最小のものを選択
し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、(3)T
n(k)の方が遅ければ、比較を終了し、(4)Tn
(k)の方が早いとき、次のnがあればそれを選択し
(i=n1 )、(5)Tn(k)の方が早く、かつ残り
のnがなければ、比較を終了することにより行う。
【0026】(請求項13に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記Te(n,k)と前記
Tn(k)の比較を、各nに対してそれぞれ行い、その
結果であるr(k)をそれぞれR(n,k)に記憶す
る。
【0027】(請求項14に係る本発明) 請求項13
に係る画像処理装置において、前記比較の結果、前記R
(n,k)内の全てについてTn(k)の方が早いこと
となった場合、前記RAMの画像データを、前記大容量
記憶手段に格納済みであれば即座に、他方、前記大容量
格納手段に未格納であればその格納を待って、破棄す
る。
【0028】(請求項15に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記入力手段は、原稿を読
み取って画像データを作成するスキャナ機能を持つ。
【0029】(請求項16に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記入力手段は、PDLデ
ータから画像データを作成する機能を持つ。
【0030】(請求項17に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、前記入力手段は、FAXデ
ータから画像データを作成するFAX展開機能を持つ。
【0031】(請求項18に係る本発明) 請求項8に
係る画像処理装置において、さらに加えて、複数の画像
出力部を備え、該画像出力部の少なくとも一つが画像デ
ータを紙媒体に印字するプリンタ機能を持つ。
【0032】(請求項19に係る本発明) 請求項18
に係る画像処理装置において、前記複数の画像出力部を
少なくとも一つが画像データをネットワークに送信する
機能を持つ。
【0033】(請求項20に係る本発明) 請求項18
に係る画像処理装置において、前記複数の画像出力部の
少なくとも一つが画像データからFAXデータを生成す
る機能を持つ。
【0034】(請求項21に係る本発明) 請求項18
に係る画像処理装置において、前記RAMから前記画像
出力部へ画像データを出力している間も、前記大容量記
憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0035】(請求項22に係る本発明) 画像データ
を記憶するRAMと、画像データを記憶する大容量記憶
手段と、画像データを作成し、前記RAMに記憶させる
画像入力手段と、前記RAMから画像データを読み出し
て出力する画像出力手段と、前記RAMに格納されてい
る画像データを前記大容量記憶手段に記憶させ、前記画
像出力手段の出力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶
されている画像データを前記RAMに記憶させる制御手
段と、前記画像出力手段が画像データを必要とする迄の
非要求期間を予測する予測手段とを備え、画像データの
記憶を開始すると同時に該画像データの非要求期間を求
め、前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容
量記憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するま
での期間とを比較し、前記非要求期間よりRAM記憶完
了期間のほうが遅く到来する場合には、前記画像入力手
段により記憶させた前記RAMから前記画像出力手段へ
画像データを出力する画像処理装置。
【0036】(請求項23に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、原
稿を読み取って画像データを作成するスキャナ機能を持
つ。
【0037】(請求項24に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、P
DLデータから画像データを作成する機能を持つ。
【0038】(請求項25に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、F
AXデータから画像データを作成するFAX展開機能を
持つ。
【0039】(請求項26に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データを紙媒体に印字するプリンタ機能を持つ。
【0040】(請求項27に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データをネットワークに送信する機能を持つ。
【0041】(請求項28に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データからFAXデータを生成する機能を持つ。
【0042】(請求項29に係る本発明) 請求項22
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段に係る
前記RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力し
ている間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行し
て実行する。
【0043】(請求項30に係る本発明) 請求項22
〜29のいずれかに係る画像処理装置において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0044】(請求項31に係る本発明) 画像データ
を記憶するRAMと、画像データを記憶する大容量記憶
手段と、画像データを作成し、前記RAMに記憶させる
画像入力手段と、前記RAMから画像データを読み出し
て出力する画像出力手段と、前記RAMに格納されてい
る画像データを前記大容量記憶手段に記憶させ、前記画
像出力手段の出力指示に従い前記大容量記憶手段に格納
されている画像データを前記RAMに記憶させる制御手
段と、前記画像出力手段が画像データを必要とする時刻
を予測する予測手段とを備え、画像データの記憶を開始
すると同時に該画像データの予測時刻を求め、前記予測
時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶手段に記
憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを比較し、
前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが遅い
場合には、前記画像入力手段により記憶させた前記RA
Mから前記画像出力手段へ画像データを出力し、前記予
測時刻を過ぎても画像データが要求されない場合には、
前記RAMを開放する画像処理装置。
【0045】(請求項32に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、原
稿を読み取って画像データを作成するスキャナ機能を持
つ。
【0046】(請求項33に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、P
DLデータから画像データを作成する機能を持つ。
【0047】(請求項34に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、F
AXデータから画像データを作成するFAX展開機能を
持つ。
【0048】(請求項35に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データを紙媒体に印字するプリンタ機能を持つ。
【0049】(請求項36に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データをネットワークに送信する機能を持つ。
【0050】(請求項37に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データからFAXデータを生成する機能を持つ。
【0051】(請求項38に係る本発明) 請求項31
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段に係る
前記RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力し
ている間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行し
て実行する。
【0052】(請求項39に係る本発明) 請求項31
〜38のいずれかに係る画像処理装置において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0053】(請求項40に係る本発明) 画像データ
を記憶するRAMと、画像データを記憶する大容量記憶
手段と、画像データを作成し、前記RAMに記憶させる
画像入力手段と、前記RAMから画像データを読み出し
て出力する画像出力手段と、前記RAMに格納されてい
る画像データを前記大容量記憶手段に記憶させ、前記画
像出力手段の出力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶
されている画像データを前記RAMに記憶させる制御手
段と、前記画像出力手段から出力された画像情報に基づ
いて画像出力順を決定するスケジューラと、予め定めた
スケジュールの完了時に、前記スケジューラからのスケ
ジューリング情報を基に、前記画像出力手段で各画像デ
ータを必要とする時刻を予測する予測手段とを具備した
画像処理装置。
【0054】(請求項41に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、画像データの格納を開始
すると同時に前記スケジューラに画像情報を送ってスケ
ジューリングを行い、前記スケジューラの出力に応答し
て、前記予測手段により各画像の予測時刻Te(n)を
求め、前記RAMへの記憶を行う画像(k)の予測時間
と、同じ画像を一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び
前記RAMに記憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、
前記予測時刻Te(k)より前記RAM格納完了時刻T
n(k)が遅い場合には、前記画像入力手段に係る前記
RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力し、前
記予測時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn
(k)より遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶
の画像データに関しては記憶を待って、その記憶が完了
している画像データに関しては前記RAMの内容を破棄
する。
【0055】(請求項42に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、原
稿を読み取って画像データを作成するスキャナ機能を持
つ。
【0056】(請求項43に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、P
DLデータから画像データを作成する機能を持つ。
【0057】(請求項44に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段は、F
AXデータから画像データを作成するFAX展開機能を
持つ。
【0058】(請求項45に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データを紙媒体に印字するプリンタ機能を持つ。
【0059】(請求項46に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データをネットワークに送信する機能を持つ。
【0060】(請求項47に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像出力手段は、画
像データからFAXデータを生成する機能を持つ。
【0061】(請求項48に係る本発明) 請求項40
に係る画像処理装置において、前記画像入力手段に係る
前記RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力し
ている間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行し
て実行する。
【0062】(請求項49に係る本発明) 請求項40
〜48のいずれかに係る画像処理装置において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0063】(請求項50に係る本発明) 画像データ
を入力しRAMに記憶させる画像入力ステップと、前記
RAMに格納されている画像データを大容量記憶装置に
記憶させる第1の制御ステップと、前記大容量記憶装置
に記憶されている画像データを前記RAMへ記憶させた
後に、当該RAMから当該画像データを外部装置へ出力
させる第2の制御ステップと、前記第1の制御ステップ
および前記第2の制御ステップを作動させることなく、
前記RAMに記憶されている画像データを直接的に前記
外部装置へ出力させる第3の制御ステップと、前記第3
の制御ステップを作動させるか否かを判定する判定ステ
ップとを具備した画像処理方法。
【0064】(請求項51に係る本発明) 請求項50
に係る画像処理方法において、前記判定ステップは、前
記外部装置の動作態様に応じて判定をなす。
【0065】(請求項52に係る本発明) 請求項50
に係る画像処理方法において、前記判定ステップは、前
記外部装置へ画像データを最も早く伝送し得るか否かに
基づいて前記第3の制御ステップを作動させる。
【0066】(請求項53に係る本発明) 請求項50
に係る画像処理方法において、前記大容量記憶装置とし
てハードディスク装置を用いる。
【0067】(請求項54に係る本発明) 請求項50
に係る画像処理方法において、前記外部装置として、プ
リンタまたはファクシミリ装置を用いる。
【0068】(請求項55に係る本発明) 入力された
画像データをRAMに記憶させる入力ステップと、外部
装置が画像データを必要とする時刻Teと、大容量記憶
手段に記憶されている画像データを前記RAMに格納さ
せ終わる時刻Tnとを比較する比較ステップと、前記比
較ステップにより、前記時刻Teが前記時刻Tnより早
いと判定された場合には、前記大容量記憶手段から前記
RAMへ画像データを転送することなく、前記RAMに
既に記憶されている入力画像データを読み出して前記外
部装置へ供給する出力ステップとを具備した画像処理方
法。
【0069】(請求項56に係る本発明) 請求項55
に係る画像処理方法において、前記大容量記憶手段とし
てハードディスクを用いる。
【0070】(請求項57に係る本発明) 入力された
画像データをRAMに記憶させる入力ステップと、大容
量記憶手段に記憶されている画像データを前記RAMに
記憶させる転送制御ステップと、外部装置n(n=1,
2,…)において画像データkを必要とする時刻Te
(n,k)と、画像kを前記RAMから前記大容量記憶
装置に格納して再び前記RAMに格納完了するときの時
刻Tn(k)とを比較し、全てのTe(n,k)の中
で、Tn(k)より早いものが一つでもあった場合に
は、前記RAMから前記外部装置へ画像データを出力さ
せる出力制御ステップとを具備した画像処理方法。
【0071】(請求項58に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記Te(n,k)の計
算は、前記外部装置の各々において出力順序の変更があ
る度に行い、求めたTe(n,k)を前記出力制御ステ
ップで処理する。
【0072】(請求項59に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記Tn(k)の計算
は、前記外部装置の各々からの前記Te(n,k)を受
信する度に行われる。
【0073】(請求項60に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較は、(1)Te(n,k)の中で最
も時間の早いものTn(k)を選び、(2)Te(k)
とTn(k)を比較することにより行う。
【0074】(請求項61に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較は、(1)nの中で最小のものを選
択し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、(3)T
n(k)の方が遅ければ、比較を終了し、(4)Tn
(k)の方が早いとき、次のnがあればそれを選択し
(i=n1 )、(5)Tn(k)の方が早く、かつ残り
のnがなければ、比較を終了することにより行う。
【0075】(請求項62に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較を、各nに対してそれぞれ行い、そ
の結果であるr(k)をそれぞれR(n,k)に記憶す
る。
【0076】(請求項63に係る本発明) 請求項62
に係る画像処理方法において、前記比較の結果、前記R
(n,k)内の全てについてTn(k)の方が早いこと
となった場合、前記RAMの画像データを、前記大容量
記憶手段に格納済みであれば即座に、他方、前記大容量
格納手段に未格納であればその格納を待って破棄する。
【0077】(請求項64に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記入力ステップは、原
稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処理を行
う。
【0078】(請求項65に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記入力ステップは、P
DLデータから画像データを作成する処理を行う。
【0079】(請求項66に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、前記入力ステップは、F
AXデータから画像データを作成するFAX展開処理を
行う。
【0080】(請求項67に係る本発明) 請求項57
に係る画像処理方法において、複数の画像出力部を用
い、該画像出力部の少なくとも一つが画像データを紙媒
体に印字するプリンタ処理を行う。
【0081】(請求項68に係る本発明) 請求項67
に係る画像処理方法において、前記複数の画像出力部を
少なくとも一つが画像データをネットワークに送信する
処理を行う。
【0082】(請求項69に係る本発明) 請求項67
に係る画像処理方法において、前記複数の画像出力部の
少なくとも一つが画像データからFAXデータを生成す
る処理を行う。
【0083】(請求項70に係る本発明) 請求項67
に係る画像処理方法において、前記RAMから前記画像
出力部へ画像データを出力している間も、前記大容量記
憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0084】(請求項71に係る本発明) 画像データ
を作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、前
記RAMから画像データを読み出して出力する画像出力
ステップと、前記RAMに格納されている画像データを
大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップの出
力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶されている画像
データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、前記
画像出力ステップが画像データを必要とする迄の非要求
期間を予測する予測ステップとを備え、画像データの記
憶を開始すると同時に該画像データの非要求期間を求
め、前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容
量記憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するま
での期間とを比較し、前記非要求期間よりRAM記憶完
了期間のほうが遅く到来する場合には、前記画像入力ス
テップにより記憶させた前記RAMから画像データを出
力する画像処理方法。
【0085】(請求項72に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0086】(請求項73に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0087】(請求項74に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0088】(請求項75に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0089】(請求項76に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0090】(請求項77に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0091】(請求項78に係る本発明) 請求項71
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0092】(請求項79に係る本発明) 請求項71
〜78のいずれかに係る画像処理方法において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0093】(請求項80に係る本発明) 画像データ
を作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、前
記RAMから画像データを読み出して出力する画像出力
ステップと、前記RAMに格納されている画像データを
大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップでの
出力指示に従い前記大容量記憶手段に格納されている画
像データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、前
記画像出力ステップで画像データを必要とする時刻を予
測する予測ステップとを備え、画像データの記憶を開始
すると同時に該画像データの予測時刻を求め、前記予測
時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶手段に記
憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを比較し、
前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが遅い
場合には、前記画像入力ステップにより記憶させた前記
RAMから画像データを出力し、前記予測時刻を過ぎて
も画像データが要求されない場合には、前記RAMを開
放する画像処理方法。
【0094】(請求項81に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0095】(請求項82に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0096】(請求項83に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0097】(請求項84に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0098】(請求項85に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0099】(請求項86に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0100】(請求項87に係る本発明) 請求項80
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0101】(請求項88に係る本発明) 請求項80
〜87のいずれかに係る画像処理方法において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0102】(請求項89に係る本発明) 画像データ
を作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、前
記RAMから画像データを読み出して出力する画像出力
ステップと、前記RAMに格納されている画像データを
大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップでの
出力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶されている画
像データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、前
記画像出力ステップで出力された画像情報に基づいて画
像出力順を決定するスケジューリングステップと、予め
定めたスケジュールの完了時に、前記スケジューリング
ステップでのスケジューリング情報を基に、前記画像出
力ステップで各画像データを必要とする時刻を予測する
予測ステップとを具備した画像処理方法。
【0103】(請求項90に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、画像データの格納を開始
すると同時に前記スケジューリングステップのために画
像情報を送ってスケジューリングを行い、前記スケジュ
ーリングステップでの出力に応答して、前記予測ステッ
プにより各画像の予測時刻Te(n)を求め、前記RA
Mへの記憶を行う画像(k)の予測時間と、同じ画像を
一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び前記RAMに記
憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、前記予測時刻T
e(k)より前記RAM格納完了時刻Tn(k)が遅い
場合には、前記画像入力ステップに係る前記RAMから
前記画像出力ステップへ画像データを出力し、前記予測
時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn(k)よ
り遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶の画像デ
ータに関しては記憶を待って、その記憶が完了している
画像データに関しては前記RAMの内容を破棄する。
【0104】(請求項91に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0105】(請求項92に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0106】(請求項93に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0107】(請求項94に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0108】(請求項95に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0109】(請求項96に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0110】(請求項97に係る本発明) 請求項89
に係る画像処理方法において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0111】(請求項98に係る本発明) 請求項89
〜97のいずれかに係る画像処理方法において、前記大
容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0112】(請求項99に係る本発明) 画像データ
を入力しRAMに記憶させる画像入力ステップと、前記
RAMに格納されている画像データを大容量記憶装置に
記憶させる第1の制御ステップと、前記大容量記憶装置
に記憶されている画像データを前記RAMへ記憶させた
後に、当該RAMから当該画像データを外部装置へ出力
させる第2の制御ステップと、前記第1の制御ステップ
および前記第2の制御ステップを作動させることなく、
前記RAMに記憶されている画像データを直接的に前記
外部装置へ出力させる第3の制御ステップと、前記第3
の制御ステップを作動させるか否かを判定する判定ステ
ップとを、読み出し可能なプログラムの形態で記憶した
記憶媒体。
【0113】(請求項100に係る本発明) 請求項9
9に係る記憶媒体において、前記判定ステップは、前記
外部装置の動作態様に応じて判定をなす。
【0114】(請求項101に係る本発明) 請求項9
9に係る記憶媒体において、前記判定ステップは、前記
外部装置へ画像データを最も早く伝送し得るか否かに基
づいて前記第3の制御ステップを作動させる。
【0115】(請求項102に係る本発明) 請求項9
9に係る記憶媒体において、前記大容量記憶装置として
ハードディスク装置を用いる。
【0116】(請求項103に係る本発明) 請求項9
9に係る記憶媒体において、前記外部装置として、プリ
ンタまたはファクシミリ装置を用いる。
【0117】(請求項104に係る本発明) 入力され
た画像データをRAMに記憶させる入力ステップと、外
部装置が画像データを必要とする時刻Teと、大容量記
憶手段に記憶されている画像データを前記RAMに格納
させ終わる時刻Tnとを比較する比較ステップと、前記
比較ステップにより、前記時刻Teが前記時刻Tnより
早いと判定された場合には、前記大容量記憶手段から前
記RAMへ画像データを転送することなく、前記RAM
に既に記憶されている入力画像データを読み出して前記
外部装置へ供給する出力ステップとを、読み出し可能な
プログラムの形態で記憶した記憶媒体。
【0118】(請求項105に係る本発明) 請求項1
04に係る記憶媒体において、前記大容量記憶手段とし
てハードディスクを用いる。
【0119】(請求項106に係る本発明) 入力され
た画像データをRAMに記憶させる入力ステップと、大
容量記憶手段に記憶されている画像データを前記RAM
に記憶させる転送制御ステップと、外部装置n(n=
1,2,…)において画像データkを必要とする時刻T
e(n,k)と、画像kを前記RAMから前記大容量記
憶装置に格納して再び前記RAMに格納完了するときの
時刻Tn(k)とを比較し、全てのTe(n,k)の中
で、Tn(k)より早いものが一つでもあった場合に
は、前記RAMから前記外部装置へ画像データを出力さ
せる出力制御ステップとを、読み出し可能なプログラム
の形態で記憶した記憶媒体。
【0120】(請求項107に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記Te(n,k)の計
算は、前記外部装置の各々において出力順序の変更があ
る度に行い、求めたTe(n,k)を前記出力制御ステ
ップで処理する。
【0121】(請求項108に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記Tn(k)の計算
は、前記外部装置の各々からの前記Te(n,k)を受
信する度に行われる。
【0122】(請求項109に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較は、(1)Te(n,k)の中で最
も時間の早いものTn(k)を選び、(2)Te(k)
とTn(k)を比較することにより行う。
【0123】(請求項110に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較は、(1)nの中で最小のものを選
択し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、(3)T
n(k)の方が遅ければ、比較を終了し、(4)Tn
(k)の方が早いとき、次のnがあればそれを選択し
(i=n1 )、(5)Tn(k)の方が早く、かつ残り
のnがなければ、比較を終了することにより行う。
【0124】(請求項111に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記Te(n,k)と前
記Tn(k)の比較を、各nに対してそれぞれ行い、そ
の結果であるr(k)をそれぞれR(n,k)に記憶す
る。
【0125】(請求項112に係る本発明) 請求項1
11に係る記憶媒体において、前記比較の結果、前記R
(n,k)内の全てについてTn(k)の方が早いこと
となった場合、前記RAMの画像データを、前記大容量
記憶手段に格納済みであれば即座に、他方、前記大容量
格納手段に未格納であればその格納を待って破棄する。
【0126】(請求項113に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記入力ステップは、原
稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処理を行
う。
【0127】(請求項114に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記入力ステップは、P
DLデータから画像データを作成する処理を行う。
【0128】(請求項115に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、前記入力ステップは、F
AXデータから画像データを作成するFAX展開処理を
行う。
【0129】(請求項116に係る本発明) 請求項1
06に係る記憶媒体において、複数の画像出力部を用
い、該画像出力部の少なくとも一つが画像データを紙媒
体に印字するプリンタ処理を行う。
【0130】(請求項117に係る本発明) 請求項1
16に係る記憶媒体において、前記複数の画像出力部を
少なくとも一つが画像データをネットワークに送信する
処理を行う。
【0131】(請求項118に係る本発明) 請求項1
16に係る記憶媒体において、前記複数の画像出力部の
少なくとも一つが画像データからFAXデータを生成す
る処理を行う。
【0132】(請求項119に係る本発明) 請求項1
16に係る記憶媒体において、前記RAMから前記画像
出力部へ画像データを出力している間も、前記大容量記
憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0133】(請求項120に係る本発明) 画像デー
タを作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、
前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
力ステップと、前記RAMに格納されている画像データ
を大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップの
出力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶されている画
像データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、前
記画像出力ステップが画像データを必要とする迄の非要
求期間を予測する予測ステップとを備え、画像データの
記憶を開始すると同時に該画像データの非要求期間を求
め、前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容
量記憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するま
での期間とを比較し、前記非要求期間よりRAM記憶完
了期間のほうが遅く到来する場合には、前記画像入力ス
テップにより記憶させた前記RAMから画像データを出
力する手順を、読み出し可能なプログラムの形態で記憶
した記憶媒体。
【0134】(請求項121に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0135】(請求項122に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0136】(請求項123に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0137】(請求項124に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0138】(請求項125に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0139】(請求項126に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0140】(請求項127に係る本発明) 請求項1
20に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0141】(請求項128に係る本発明) 請求項1
20〜127のいずれかに係る記憶媒体において、前記
大容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0142】(請求項129に係る本発明) 画像デー
タを作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、
前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
力ステップと、前記RAMに格納されている画像データ
を大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップで
の出力指示に従い前記大容量記憶手段に格納されている
画像データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、
前記画像出力ステップで画像データを必要とする時刻を
予測する予測ステップとを備え、画像データの記憶を開
始すると同時に該画像データの予測時刻を求め、前記予
測時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶手段に
記憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを比較
し、前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが
遅い場合には、前記画像入力ステップにより記憶させた
前記RAMから画像データを出力し、前記予測時刻を過
ぎても画像データが要求されない場合には前記RAMを
開放する手順を、読み出し可能なプログラムの形態で記
憶した記憶媒体。
【0143】(請求項130に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0144】(請求項131に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0145】(請求項132に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0146】(請求項133に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0147】(請求項134に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0148】(請求項135に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0149】(請求項136に係る本発明) 請求項1
29に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0150】(請求項137に係る本発明) 請求項1
29〜136のいずれかに係る記憶媒体において、前記
大容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0151】(請求項138に係る本発明) 画像デー
タを作成し、RAMに記憶させる画像入力ステップと、
前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
力ステップと、前記RAMに格納されている画像データ
を大容量記憶手段に記憶させ、前記画像出力ステップで
の出力指示に従い前記大容量記憶手段に記憶されている
画像データを前記RAMに記憶させる制御ステップと、
前記画像出力ステップで出力された画像情報に基づいて
画像出力順を決定するスケジューリングステップと、予
め定めたスケジュールの完了時に、前記スケジューリン
グステップでのスケジューリング情報を基に、前記画像
出力ステップで各画像データを必要とする時刻を予測す
る予測ステップとを、読み出し可能なプログラムの形態
で記憶した記憶媒体。
【0152】(請求項139に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、画像データの格納を開始
すると同時に前記スケジューリングステップのために画
像情報を送ってスケジューリングを行い、前記スケジュ
ーリングステップでの出力に応答して、前記予測ステッ
プにより各画像の予測時刻Te(n)を求め、前記RA
Mへの記憶を行う画像(k)の予測時間と、同じ画像を
一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び前記RAMに記
憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、前記予測時刻T
e(k)より前記RAM格納完了時刻Tn(k)が遅い
場合には、前記画像入力ステップに係る前記RAMから
前記画像出力ステップへ画像データを出力し、前記予測
時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn(k)よ
り遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶の画像デ
ータに関しては記憶を待って、その記憶が完了している
画像データに関しては前記RAMの内容を破棄する。
【0153】(請求項140に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、原稿を読み取って画像データを作成するスキャナ処
理を行う。
【0154】(請求項141に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、PDLデータから画像データを作成する処理を行
う。
【0155】(請求項142に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップ
は、FAXデータから画像データを作成するFAX展開
処理を行う。
【0156】(請求項143に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行
う。
【0157】(請求項144に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データをネットワークに送信する処理を行う。
【0158】(請求項145に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像出力ステップ
は、画像データからFAXデータを生成する処理を行
う。
【0159】(請求項146に係る本発明) 請求項1
38に係る記憶媒体において、前記画像入力ステップに
係る前記RAMから画像データを出力している間も、前
記大容量記憶手段への記憶処理を平行して実行する。
【0160】(請求項147に係る本発明) 請求項1
38〜146のいずれかに係る記憶媒体において、前記
大容量記憶手段としてハードディスクを用いる。
【0161】(請求項148に係る本発明) 請求項9
9〜147のいずれかに係る記憶媒体において、前記記
憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクライアン
ト・コンピュータが読むことができるプログラムを格納
したフロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディ
スク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いる。
【0162】(請求項149に係る本発明) 請求項9
9〜147のいずれかに係る記憶媒体において、前記記
憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライアント・
コンピュータに着脱可能である。
【0163】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の各実施の形態を詳細に説明していく。実施の形態1 ここで述べる実施の形態1は、画像データを格納するR
AMと、画像データを格納するHDと、画像データを作
成し、RAMに格納する画像入力部と、RAMから画像
データを読み出し、出力用紙に印字する複数の画像出力
部と、RAMに格納されている画像データをHDに格納
し、画像出力部の出力指示に従いHDに格納されている
画像データをRAMに格納する画像データコントローラ
とを持つ画像処理装置であって、各画像出力部nで、画
像データkを必要とする時刻Te(n,k)を予測し、
画像データコントローラで、同じ画像kを一旦HDに格
納して再びRAMに格納完了する時刻Tn(k)を計算
し、全てのTe(n,k)の中で、Tn(k)より早い
ものが一つでもあつた場合には、画像入力部のRAMか
ら画像出力部へ画像を出力することにより、FCOTの
高速化を高価なRAMやHDなしに可能とするものであ
る。
【0164】図1は、本発明を適用した画像処理装置の
全体構成を示す。
【0165】図1において、2は画像データを供給する
画像入力部、4は画像データコントローラ、6は上記画
像データコントローラ4を制御するための制御プログラ
ムが格納されているプログラムメモリ、8は画像データ
を高速に読み書きするためのRAM、10は大量の画像
データを格納するためのハードディスク(以下、単にH
Dという)、12は第1の画像出力部、14は第2の画
像出力部、16は第3の画像出力部である。
【0166】ここで述べる実施の形態1では、画像デー
タコントローラ4を境に、画像入力系と画像出力系の動
作が互いにほぼ非同期で行われる。後述するように、こ
の2つの系は3つの同期を取る。そこで用いる情報とし
て、画像出力系にこれから出力することになるであろ
う、入力画像データの情報を通知するための概略イメー
ジ情報(以下、Estimated Image 103と記す)があ
る。他の2つは、出力系とRAM共有をしていることを
入力系に通知するための係数セマフォ情報(以下、Dire
ct Reading401と記す)と、RAM共用が終了したタ
イミングを知らせる直接読み出し完了情報(以下、Dire
ct Read Completed 402と記す)である。
【0167】本実施の形態では、画像出力部12,1
4,16としてプリンタを用いる場合について説明す
る。
【0168】次に、入力系の通常動作、出力系の通常動
作、RAM共用動作の3つについて、順次説明する。
【0169】まず、図2を参照して、入力系通常動作に
ついて説明する。
【0170】画像入力部は、画像データコントローラ
に、これから作成する画像データの容量と最終的に格納
したいHDの位置をストア要求情報(Storing Req)10
1として要求する。このStoring Req 101を受け取る
と、画像データコントローラは、RAM(a)またはR
AM(b)に要求された画像データを格納可能な連続領
域があるか否かのを調査する。
【0171】いま仮に、RAM(a)に格納可能と判断
したとすると、画像データコントローラは次に、図示し
ないDMAコントローラに、ソースアドレスとして画像
パスA(具体的には画像入力部によって異なり、スキャ
ナであればある固定アドレス、PDLのRIPであれば
内部の展開した画像を格納するメモリの先頭アドレス)
を、ディスティネーションアドレスとして画像パスB
(具体的にはRAM(a)内に見つけた格納領域の先頭
アドレス)を、また要求された画像サイズを転送バイト
数として設定する。
【0172】DMA転送などの画像データ転送のための
準備が完了した時点で、画像入力部にストアレディ情報
(Storing Ready)102を返す。画像データコントロ
ーラは、Storing Ready 102を画像入力部に出すと同
時、Estimated Image 103を、その画像を必要とする
全ての画像出力部1〜3に通知する。Storing Ready1
02を受けると、画像入力部は画像データの転送を開始
する。
【0173】画像データの転送が完了するとDMAコン
トローラがデータ転送完了割り込みを発生し、これを受
けた画像入力部はストア完了情報(Storing Completed)
104を画像データコントローラに通知する。このStor
ing Completed 104を受けた画像データコントローラ
は、RAM(a)からHDへの画像転送を開始する。図
示しないDMAコントローラと、同じく図示しないPC
Iコントローラに画像パスAから画像パスBへの画像デ
ータの設定を行う。
【0174】この転送が完了するとDMAコントローラ
がデータ転送完了割り込みを発生し、これを受けた画像
データコントローラはこの画像の係数セマフォ(Direct
Reading)401をチェックし、誰も取っていなければ
RAM(a)内に確保した画像データを破棄する。
【0175】次に、図3を参照して、出力系通常動作を
説明する。
【0176】画像データコントローラからEstimated Im
age 103を受けたところから出力動作が開始する。こ
こでは、説明を簡略化するために、画像出力部1を中心
に話を進めるが、画像出力部2と画像出力部3について
も同様である。
【0177】まず、プリントスケジューリングについて
説明する。Estimated Image 103を受けた画像出力部
1は、その画像nの出力に必要な準備を開始すると同時
に、プリントスケジュールを再構築する。もし、新しい
画像がプリントキュー内の他の画像データより優先順位
が高ければ、この画像データはプリントキューの先頭に
並べられることになり、他の画像データは全て予測した
時刻より遅れて画像要求を行うことになる。新しい画像
データが、他と同じか、それより低い場合は、プリント
キューの一番後ろに並べられる。
【0178】次に、画像データの要求予測時間算出につ
いて説明する。プリントスケジュールキューの中で、画
像kより先に出力する予定で、まだ画像データを読み出
していないもの各々について、出力用紙搬送にかかる時
間Tp(k)、前の出力用紙との間に取るべき紙間時間
Td(k)を求め、画像データ要求予測時刻Te(k)
を求める。
【0179】
【数1】 Te(k)=SUM(Tp(i)+Td(i)) i=0からk−1まで Td(0)は給紙カセットから印字位置まで搬送するの
にかかる時間これを、プリントキュー内の全ての画像に
対して求め、画像データ要求予測時刻情報(Estimated
Image Read Req Time )304(n=1,2,3)とし
て、画像データコントローラに送る。
【0180】画像データコントローラは、画像データk
に関する、返ってきた各画像出力部n(画像出力部1,
画像出力部2,画像出力部3)からのEstimated Image
ReadReq Time 304(n)をTe(n,k)として記
憶し、同じ画像データに対する、RAMへの格納時間T
r1(k)、RAMからHDへの格納時間Th(k)、
HDからRAMへの格納時間Tr2(k)を求め、その
合計Tnを計算する。
【0181】
【数2】 Tn(k)=Tr1(k)+Th(k)+Tr2(k) このTn(k)は、入力画像データを一旦RAMへ格納
し、その後そのデータをHDへ格納し、再びRAMを介
して画像出力部へ出力するのに要する時間を表わしてい
る。
【0182】次に、比較処理について説明する。画像デ
ータコントローラは、まずTe(n,k)の中で最も時
間の早いものTe(k)を求める。Te(k)がTn
(k)より遅い場合は、後述するRAM共用動作の状態
では、確保していた係数セマフォ(Direct Reading)4
01を1つ開放し、もしその時点で全ての係数セマフォ
が開放されており且つHD格納済みであればRAMを破
棄して、後述する出力系通常動作になる。RAM共用動
作の状態でなければ、何もしない。また、Te(k)が
Tn(k)より早い場合は、RAM共用動作になる。
【0183】プリンタのビデオ入力準備が完了した時点
で画像出力部1は、イメージ読み込み要求情報(Image
Read Req)301を画像データコントローラに要求す
る。画像データコントローラは、このImage Read Req3
01を受け取ると、その画像をHDから読み出す準備を
する。まず、RAM(a)またはRAM(b)に指定さ
れた画像を格納するだけの連続した領域をサーチする。
ここでは、仮にRAM(b)に領域を発見したとする。
【0184】次に画像データコントローラは、図示しな
いDMAコントローラと図示しないPCIコントローラ
に、ソースとしてHDに格納されている画像データの先
頭アドレスを、ディスティネーションとしてRAM
(b)内に見つけた領域の先頭アドレスを、転送バイト
数として要求されている画像データのサイズを設定し、
転送を開始する。転送が完了し、DMAコントローラか
らのデータ転送完了割り込みを受けると画像データコン
トローラは、RAM(b)から画像出力部1までのDM
A設定を行う。
【0185】DMAコントローラへの設定が完了した時
点で、画像データコントローラはイメージ読み出し準備
完了情報(Image Read Ready)302を画像出力部1に
通知する。画像出力部1はこのImage Read Ready302
を受けると、プリンタに画像データ転送開始を通知す
る。データ転送が完了しDMAからの転送割り込みを受
けた画像出力部1は、画像データコントローラにイメー
ジ読み込み完了情報(Image Read Completed)303を
送る。画像データコントローラはこのImage ReadComple
ted303を受け取ると、その画像の係数セマフォ(Dir
ect Reading)401を1つ開放する。(但し、持って
いない場合には開放しない)。
【0186】画像出力部1は所定の画像出力を完了し、
必要のなくなった画像データに関して、画像データコン
トローラにイメージ削除要求情報(Image Delete Req)
306を送る。画像データコントローラはこのImage De
lete Req306を受けると、指示のあったHD内の画像
を破棄する。
【0187】次に、図4を参照して、RAM共用動作を
説明する。
【0188】入力系と出力系とのRAMの共用を行うと
判断した場合、画像データコントローラは、まずこの画
像の係数セマフォ(Direct Reading)401を1つ獲得
し、入力系がRAM内の画像データをHDへの格納完了
で破棄しないようにする。
【0189】次に、出力系がこの画像に対するImage Re
ad Completed303を受信すると、前述のように係数セ
マフォ(Direct Reading)401を1つ開放する。入力
系では、前述のようにHDへの格納完了時にこの係数セ
マフォ(Direct Reading)401をチェックし、誰かが
取っていた場合には、出力系からの係数セマフォ(Dire
ct Reading)401を全て開放したという意味のDirect
Read Completed 402を待って、RAMの内容を破棄
する。
【0190】仮に、RAMからHDへの格納作業完了ま
でに、3回この画像に対するImageRead Req301があ
ったとすると、このそれぞれに対するImage Read Compl
eted303を受信するまで、HDへの格納が完了してい
てもRAMの内容を破棄することはできない。
【0191】なお、RAMを共用しているときにも、H
Dへの格納は並行して実行する。
【0192】(実施の形態1の変形例1)上述した比較
処理手順と異なる他の処理例について述べる。
【0193】ステップ1:まずTe(n,k)からいず
れか一つTe(k)として抽出する。
【0194】ステップ2:Te(k)がTn(k)より
早い場合は、比較を終了して、ステップ4へ。
【0195】ステップ3:Te(k)がTn(k)より
遅い場合は、Te(n,k)にまだ比較していないもの
があれば、これをTe(k)として、ステップ2に戻
る。全てのTe(n,k)を比較してしまっているなら
ば、比較を終了して、ステップ4へ。
【0196】ステップ4:Te(k)がTn(k)より
遅い場合は、RAMの共用動作は必要ない。また、後述
するRAM共有動作の状態になっているのであれば、確
保していた係数セマフォ(Direct Reading)401を1
つ開放し、もしその時点で全ての係数セマフォが開放さ
れており且つHD格納済みであればRAMを破棄して、
後述する出力系通常動作になる。RAM共用動作の状態
でなければ、何もしない。Te(k)がTn(k)より
早い場合は、RAM共用動作になる。
【0197】(実施の形態1の変形例2)さらに、別の
比較処理手順について述べる。
【0198】画像データコントローラは、各Te(n,
k)とTn(k)を比較し、各々の結果r(k)をR
(n,k)として記憶する。
【0199】R(n,k)の中に一つもTn(k)の方
が遅いという結果がなければ、後述するRAM共用動作
の状態では、確保していた係数セマフォ(Direct Readi
ng)401を1つ開放し、もしその時点で全ての係数セ
マフォが開放されており且つHD格納済みであればRA
Mの内容を破棄して、後述する出力系通常動作になる。
RAM共用動作の状態でなければ、何もしない。
【0200】また、R(n,k)の中に一つでもTn
(k)の方が遅いという結果があれば、RAM共用動作
になる。
【0201】(実施の形態1による効果)本実施の形態
では、画像データを格納するRAMと、画像データを格
納するHDと、画像データを作成し、RAMに格納する
画像入力部と、RAMから画像データを読み出し、出力
用紙に印字する画像出力部と、RAMに格納されている
画像データをHDに格納し、画像出力部に出力指示に従
いHDに格納されている画像データをRAMに格納する
画像データコントローラとを持つ画像処理装置におい
て、各画像出力部nで、画像データkを必要とする時刻
Te(n,k)を予測し、画像データコントローラで、
同じ画像kを一旦HDに格納して再びRAMに格納完了
する時刻Tn(k)を計算し、全てのTe(n,k)の
中で、Tn(k)より早いものが一つでもあった場合に
は、画像入力部のRAMから画像出力部へ画像を出力す
ることにより、FCOTの高速化が高価なRAMやHD
なしに可能となる。
【0202】実施の形態2 以下に述べる実施の形態2は、画像データを格納するR
AMと、画像データを格納するHDと、画像データを作
成し、RAMに格納する画像入力部と、RAMから画像
データを読み出し、出力用紙に印字する画像出力部と、
RAMに格納されている画像データをHDに格納し、画
像出力部の出力指示に従いHDに格納されいる画像デー
タをRAMに格納する画像データコントローラとを持つ
画像処理装置であって、画像出力部が画像データを必要
とする迄の時刻(非要求期間)を予測する予測手段を持
ち、画像データの格納を開始すると同時にその画像の非
要求期間Ivを求め、非要求期間Ivと、同じ画像を一
旦HDに格納して再びRAMに格納完了する時刻Tnと
比較し、非要求期間IvよりRAM格納完了時刻Tnの
ほうが遅い場合には、画像入力部のRAMから画像出力
部へ画像を出力することにより、FCOTの高速化を、
高価なRAMやHDなしに可能とするものである。
【0203】図5は、第2の実施の形態による画像処理
装置を示す。本実施の形態2は、図1に示した実施の形
態1と基本的に同じ構成を有しているが、画像出力部4
0と共に非画像要求期間予測部42を備えている点が異
なっている。従って、画像データコントローラ24は、
図6〜図8において後に詳述する制御手順を実行するた
めに、プログラムメモリ26に格納されている入力系プ
ログラムおよび出力系プログラムに基づいた動作を行
う。
【0204】まず、図6を参照して、入力系通常動作に
ついて説明する。なお、画像データコントローラと画像
入力部,画像出力部との間で授受される各種情報は既に
説明した通りであるので、図面中の信号名(英文)のみ
を参照して説明していく。画像入力部は、画像データコ
ントローラに、これから作成する画像データの容量と最
終的に格納したいHDの位置をStoring Req 101とし
て要求する。このStoring Req 101を受け取ると、画
像データコントローラは、RAM(a)またはRAM
(b)に要求された画像データを格納可能な連続領域が
否かどうかを調査する。
【0205】いま仮に、RAM(a)に格納可能と判断
したとすると、画像データコントローラは次に図示しな
いDMAコントローラに、ソースアドレスとして画像パ
スA(具体的には画像入力部によって異なり、スキャナ
であればある固定アドレス、PDLのRIPであれば内
部の展開した画像を格納するメモリの先頭アドレス)
を、ディスティネーションアドレスとして画像パスB
(具体的にはRAM(a)内に見つけた格納領域の先頭
アドレス)を、また要求された画像サイズを転送バイト
数として設定する。
【0206】DMA転送などの画像データ転送のための
準備が完了した時点で画像入力部に、Storing Ready1
02を返す。画像データコントローラは、Storing Read
y 102を画像入力部に出すと同時に、Estimated Imag
e103を画像出力部および非画像要求期間予測部に通
知する。Storing Ready 102を受け取ると、画像入力
部は画像データの転送を開始する。
【0207】画像データの転送が完了するとDMAコン
トローラがデータ転送完了割り込みを発生し、これを受
けた画像入力部はStoring Completed104を画像デー
タコントローラに通知する。このStoring Completed1
04を受けた画像データコントローラは、RAM(a)
からHDへの画像転送を開始する。図示しないDMAコ
ントローラと、同じく図示しないPCIコントローラに
画像パスAから画像パスBへの画像データの設定を行
う。
【0208】この転送が完了するとDMAコントローラ
がデータ転送完了割り込みを発生し、これを受けた画像
データコントローラはこの画像の係数セマフォ(Direct
Reading)401をチェックし、誰も取っていなければ
RAM(a)内に確保した画像データを破棄する。
【0209】次に、図7を参照して、出力系通常動作を
説明する。
【0210】画像データコントローラからEstimated Im
age103を受けたところから出力動作が開始する。
【0211】Estimated Image103を受けた画像出力
部および非画像要求期間予測部は、その画像出力に必要
な準備を開始すると同時に、プリントスケジュールキュ
ーの中で、その画像nより先に出力する予定で、まだ画
像データを読み出していないもの各々について、出力用
紙搬送にかかる時間Tp(k)、前の出力用紙との間に
取るべき紙間時間Td(k)を求め、画像データ要求予
測期間Iv(n)を求め、この値をImage Read Req Int
erval1304として画像データコントローラに返す。
【0212】
【数3】 Iv(n)=SUM(Tp(i)+Td(i)) i=0からn−1まで Td(0)は給紙カセットから印字位置まで搬送するの
にかかる時間 画像データコントローラは返ってきたImage Read Req I
nterval1304をTdirect (n)として記憶し、その
画像データnに対する、RAMへの格納時間Tr1
(n)、RAMからHDへの格納時間Th(n)、HD
からRAMへの格納時間Tr2(n)を求め、その合計
Tnormalを計算する。
【0213】
【数4】Tnormal(n)=Tr1(n)+Th
(n)+Tr2(n) 画像データコントローラは、Tdirect(n)がT
normal(n)より短い場合は何もしない。
【0214】プリンタのビデオ入力準備が完了した時点
で画像出力部は、Image Read Req301を画像データコ
ントローラに要求する。画像データコントローラはImag
e Read Req301を受け取ると、その画像をHDから読
み出す準備をする。
【0215】まず、RAM(a)またはRAM(b)に
指定された画像を格納するだけの連続した領域をサーチ
する。いま仮に、RAM(b)に領域を発見したとす
る。次に、画像データコントローラは、図示しないDM
Aコントローラと図示しないPCIコントローラに、ソ
ースとしてHDに格納されている画像データの先頭アド
レスを、ディスティネーションとしてRAM(b)内に
見つけた領域の先頭アドレスを、転送バイト数として要
求されている画像データのサイズを設定し、転送を開始
する。転送が完了し、DMAコントローラからのデータ
転送完了割り込みを受けると画像データコントローラ
は、RAM(b)から画像出力部までのDMA設定を行
う。
【0216】DMAコントローラへの設定が完了した時
点で、画像データコントローラはImage Read Ready30
2を画像出力部に通知する。画像出力部はImage Read R
eady302を受けると、プリンタに画像データ転送開始
を通知する。転送が完了してDMAからの転送割り込み
を受けた画像出力部は、画像データコントローラにImag
e Read Completed 303を送る。画像データコントロ
ーラはこのImage ReadCompleted 303を受け取ると、
その画像の係数セマフォ(Direct Reading)401を1
つ開放する(持っていない場合には開放しない)。画像
出力部は所定の画像出力を完了し、必要のなくなった画
像データに関して、画像データコントローラにImage De
lete Req306を送る。画像データコントローラはImag
e DeleteReq306を受けると、指示のあったHD内の
画像データを破棄する。
【0217】次に、図8を参照して、RAM共用動作を
説明する。
【0218】画像データコントローラは、Tdirec
t(n)がTnormal(n)より長い場合、出力系
とのRAMの共用を行う。画像データコントローラは、
まずこの画像の係数セマフォ(Direct Reading)401
を1つ獲得し、入力系がRAM内の画像データをHDへ
の格納完了で破棄しないようにする。
【0219】次に、出力系がこの画像に対するImage Re
ad Completed 303を受信すると、前述のように係数
セマフォ(Direct Reading)401を1つ開放する。入
力系では、前述のようにHDへの格納完了時にこの係数
セマフォ(Direct Reading)401をチェックし、誰か
が取っていた場合には、出力系からの係数セマフォ(Di
rect Reading)401を全て開放したという意味のDire
ct Read Completed402を待って、RAMの内容を破
棄する。
【0220】仮に、RAMからHDへの格納作業完了ま
でに、3回この画像に対するImageRead Req301があ
ったとすると、このそれぞれに対するImage Read Compl
eted303を受信するまで、HDへの格納が完了してい
てもRAMの内容を破棄することはできない。
【0221】なお、RAMを共用しているときにも、H
Dへの格納は並行して実行される。
【0222】(実施の形態2による効果)本実施の形態
では、画像データを格納するRAMと、画像データを格
納するHDと、画像データを作成し、RAMに格納する
画像入力部と、RAMから画像データを読み出し、出力
用紙に印字する画像出力部と、RAMに格納されている
画像データをHDに格納し、画像出力部に出力指示に従
いHDに格納されている画像データをRAMに格納する
画像データコントローラとを持つ画像処理装置におい
て、画像出力部が画像データを必要とする迄の時刻(非
要求期間)を予測する予測手段を持ち、画像データの格
納を開始すると同時にその画像の非要求期間Ivを求
め、非要求期間Ivと、同じ画像を一旦HDに格納して
再びRAMに格納完了する期間Tnと比較し、非要求期
間IvよりRAM格納完了期間Tnのほうが遅い場合に
は、画像入力部のRAMから画像出力部へ画像を出力す
ることにより、FCOTの高速化が、高価なRAMやH
Dなしに可能となる。
【0223】実施の形態3 以下に述べる実施の形態3は、画像データを格納するR
AMと、画像データを格納するHDと、画像データを作
成し、RAMに格納する画像入力部と、RAMから画像
データを読み出し、出力用紙に印字する画像出力部と、
RAMに格納されている画像データをHDに格納し、画
像出力部の出力指示に従いHDに格納されいる画像デー
タをRAMに格納する画像データコントローラとを持つ
画像処理装置であって、画像出力部が画像データを必要
とする時刻を予測する予測手段を持ち、画像データの格
納を開始すると同時にその画像の予測時刻を求め、予測
時刻と、同じ画像をHDに格納して再びRAMに格納完
了する時刻と比較し、予測時刻よりRAM格納完了時刻
のほうが遅い場合には、画像入力部のRAMから画像出
力部へ画像を出力することにより、FCOTの高速化が
高価なRAMやHDなしに可能となる。
【0224】図9は、第3の実施の形態による画像処理
装置を示す。本実施の形態3は、図1に示した実施の形
態1と基本的に同じ構成を有しているが、画像出力部5
0と共に画像要求時刻予測部52を備えている点が異な
っている。従って、画像データコントローラ34は、図
10〜図12において詳述する制御手順を実行するため
に、プログラムメモリ36に格納されている入力系プロ
グラムおよび出力系プログラムに基づいた動作を行う。
【0225】まず、図10を参照して、入力系通常動作
について説明する。
【0226】画像入力部は、画像データコントローラ
に、これから作成する画像データの容量と最終的に格納
したいHDの位置をStoring Req 101として要求す
る。このStoring Req 101を受け取ると、画像データ
コントローラは、RAM(a)またはRAM(b)に要
求された画像データを格納可能な連続領域があるか否か
の調査する。
【0227】いま仮に、RAM(a)に格納可能と判断
したとすると、画像データコントローラは次に図示しな
いDMAコントローラに、ソースアドレスとして画像パ
スA(具体的には画像入力部によって異なり、スキャナ
であればある固定アドレス、PDLのRIPであれば内
部の展開した画像を格納するメモリの先頭アドレス)
を、ディスティネーションアドレスとして画像パスB
(具体的にはRAM(a)内に見つけた格納領域の先頭
アドレス)を、また要求された画像サイズを転送バイト
数として設定する。
【0228】DMA転送などの画像データ転送のための
準備が完了した時点で、画像入力部に、Storing Ready
102を返す。画像データコントローラは、Storing Re
ady102を画像入力部に出すと同時に、Estimated Ima
ge 103を画像出力部および画像要求時刻予測部に通
知する。Storing Ready 102を受け取ると、画像入力
部は画像データの転送を開始する。
【0229】画像データの転送が完了するとDMAコン
トローラがデータ転送完了割り込みを発生し、これを受
けた画像入力部はStoring Completed 104を画像デー
タコントローラに通知する。このStoring Completed 1
04を受けた画像データコントローラは、RAM(a)
からHDへの画像転送を開始する。図示しないDMAコ
ントローラと、同じく図示しないPCIコントローラに
画像パスAから画像パスBへの画像データの設定を行
う。
【0230】この転送が完了するとDMAコントローラ
がデータ転送完了割り込みを発生し、これを受けた画像
データコントローラはこの画像の係数セマフォ(Direct
Reading)401をチェックし、誰も取っていなければ
RAM(a)内に確保した画像データを破棄する。
【0231】次に、図11を参照して、出力系通常動作
を説明する。
【0232】画像データコントローラからEstimated Im
age 103を受けたところから出力動作が開始する。
【0233】Estimated Image 103を受けた画像出力
部および画像要求時刻予測部は、その画像出力に必要な
準備を開始すると同時に、プリントスケジュールキュー
の中で、その画像nより先に出力する予定で、まだ画像
データを読み出していないもの各々について、出力用紙
搬送にかかる時間Tp(k)、前の出力用紙との間に取
るべき紙間時間Td(k)を求め、画像データ要求予測
時刻Te(n)を求め、この値をEstimated Image Read
Req Time 304として画像データコントローラに返
す。
【0234】
【数5】 Te(n)=SUM(Tp(i)+Td(i)) i=0からn−1まで Td(0)は給紙カセットから印字位置まで搬送するの
にかかる時間 画像データコントローラは返ってきたEstimated Image
Read Req Time 304をTdirect(n)として記
憶し、その画像データnに対する、RAMへの格納時間
Tr1(n)、RAMからHDへの格納時間Th
(n)、HDからRAMへの格納時間Tr2(n)を求
め、その合計Tnormalを計算する。
【0235】
【数6】Tnormal(n)=Tr1(n)+Th
(n)+Tr2(n) 画像データコントローラは、Tdirect(n)がT
normal(n)より遅い場合は何もしない。
【0236】プリンタのビデオ入力準備が完了した時点
で画像出力部は、Image Read Req301を画像データコ
ントローラに要求する。画像データコントローラはImag
e Read Req301を受け取ると、その画像をHDから読
み出す準備をする。
【0237】まず、RAM(a)またはRAM(b)に
指定された画像を格納するだけの連続した領域をサーチ
する。いま仮に、RAM(b)に領域を発見したとす
る。次に、画像データコントローラは、図示しないDM
Aコントローラと図示しないPCIコントローラに、ソ
ースとしてHDに格納されている画像データの先頭アド
レスを、ディスティネーションとしてRAM(b)内に
見つけた領域の先頭アドレスを、転送バイト数として要
求されている画像データのサイズを設定し、転送を開始
する。転送が完了し、DMAコントローラからのデータ
転送完了割り込みを受けると画像データコントローラ
は、RAM(b)から画像出力部までのDMA設定を行
う。
【0238】DMAコントローラへの設定が完了した時
点で、画像データコントローラはImage Read Ready30
2を画像出力部に通知する。画像出力部はImage Read R
eady302を受けると、プリンタに画像データ転送開始
を通知する。転送が完了してDMAからの転送割り込み
を受けた画像出力部は、画像データコントローラにImag
e Read Completed303を送る。画像データコントロー
ラはImage Read Completed303を受け取ると、その画
像の係数セマフォ(Direct Reading)401を1つ開放
する(持っていない場合には開放しない)。画像出力部
は所定の画像出力を完了し、必要のなくなった画像デー
タに関して画像データコントローラにImage Delete Req
306を送る。画像データコントローラはImage Delete
Req306を受けると、指示のあったHD内の画像デー
タを破棄する。
【0239】次に、図12を参照して、RAM共用動作
を説明する。
【0240】画像データコントローラは、Tdirec
t(n)がTnormal(n)より早い場合、出力系
とのRAMの共用を行う。画像データコントローラは、
まずこの画像の係数セマフォ(Direct Reading)401
を1つ獲得し、入力系がRAM内の画像データをHDへ
の格納完了で破棄しないようにする。
【0241】次に、出力系がこの画像に対するImage Re
ad Completed303を受信すると、前述のように係数セ
マフォ(Direct Reading)401を1つ開放する。入力
系では、前述のようにHDへの格納完了時にこの係数セ
マフォ(Direct Reading)401をチェックし、誰かが
取っていた場合には、出力系からの係数セマフォ(Dire
ct Reading)401を全て開放したという意味のDirect
Read Completed 402を待って、RAMの内容を破棄
する。
【0242】仮に、RAMからHDへの格納作業完了ま
でに、3回この画像に対するImageRead Req301があ
ったとすると、このそれぞれに対するImage Read Compl
eted303を受信するまで、HDへの格納が完了してい
てもRAMの内容を破棄することはできない。
【0243】画像データコントローラは、出力系とRA
Mの共有を行っている状態で、予測された画像要求時刻
Tdirect(n)を経過しても画像要求が来なかっ
た場合、確保していた係数セマフォ(Direct Reading)
401を1つ開放し、RAMの内容を破棄する。
【0244】なお、RAMを共用しているときにも、H
Dへの格納は並行して実行される。
【0245】(実施の形態3による効果)本実施の形態
では、画像データを格納するRAMと、画像データを格
納するHDと、画像データを作成し、RAMに格納する
画像入力部と、RAMから画像データを読み出し、出力
用紙に印字する画像出力部と、RAMに格納されている
画像データをHDに格納し、画像出力部に出力指示に従
いHDに格納されている画像データをRAMに格納する
画像データコントローラとを持つ画像処理装置におい
て、画像出力部に画像データを必要とする時刻を予測す
る予測手段を持ち、画像データの格納を開始すると同時
にその画像の予測時刻を求め、予測時刻と、同じ画像を
HDに格納して再びRAMに格納完了する時刻と比較
し、予測時刻よりRAM格納完了時刻のほうが遅い場合
には、画像入力部のRAMから画像出力部へ画像を出力
し、予測時刻Teを過ぎても画像データが要求されない
場合にはRAMを開放することにより、FCOTの高速
化が高価なRAMやHDなしに可能となる。
【0246】実施の形態4 以下に述べる実施の形態4は、画像データを格納するR
AMと、画像データを格納するHDと、画像データを作
成し、RAMに格納する画像入力部と、RAMから画像
データを読み出し、出力用紙に印字する画像出力部と、
RAMに格納されている画像データをHDに格納し、画
像出力部の出力指示に従いHDに格納されている画像デ
ータをRAMに格納する画像データコントローラとを持
つ画像処理装置において、画像情報から画像出力順を決
定するスケジューラと、スケジュール完了時に、スケジ
ューラからのスケジューリング情報を基に、各画像デー
タを必要とする時刻を予測する予測手段とを持ち、画像
データの格納を開始すると同時にスケジューラに画像情
報を送り、スケジューリングを行い、各画像の予測時刻
Te(n)を求め、RAMに格納されている、もしくは
RAMへの格納を行う画像(k)の予測時間と、同じ画
像を一旦HDに格納して再びRAMに格納完了する時刻
Tn(k)とを比較し、予測時刻Te(k)よりRAM
格納完了時刻Tn(k)が遅い場合には、画像入力部の
RAMから画像出力部へ画像を出力し、予測時刻Te
(k)がRAM格納完了時刻Tn(k)より遅い場合に
は、HD未格納の画像に関しては格納を待って、HD格
納が完了している画像に関しては即座に、RAMを破棄
することにより、FCOTの高速化を、高価なRAMや
HDなしに可能とする。
【0247】図13は、第4の実施の形態による画像処
理装置を示す。本実施の形態4は、図1に示した実施の
形態1と基本的に同じ構成を有しているが、画像出力部
18の他に、スケジューラ60と、プリントスケジュー
ルキュー62と、画像要求時刻予測部64を備えている
点が異なっている。従って、画像データコントローラ4
4は、図14〜図16において詳述する制御手順を実行
するために、プログラムメモリ46に格納されている入
力系プログラムおよび出力系プログラムに基づいた動作
を行う。
【0248】まず、図14を参照して、入力系通常動作
について説明する。
【0249】画像入力部は、画像データコントローラ
に、これから作成する画像データの容量と最終的に格納
したいHDの位置をStoring Req 101として要求す
る。このStoring Req 101を受け取ると、画像データ
コントローラは、RAM(a)またはRAM(b)に要
求された画像データを格納可能な連続領域があるか否か
を調査する。
【0250】いま仮に、RAM(a)に格納可能と判断
したとすると、画像データコントローラは次に図示しな
いDMAコントローラに、ソースアドレスとして画像パ
スA(具体的には画像入力部によって異なり、スキャナ
であればある固定アドレス、PDLのRIPであれば内
部の展開した画像を格納するメモリの先頭アドレス)
を、ディスティネーションアドレスとして画像パスB
(具体的にはRAM(a)内に見つけた格納領域の先頭
アドレス)を、また要求された画像サイズを転送バイト
数として設定する。
【0251】DMA転送などの画像データ転送のための
準備が完了した時点で、画像入力部にStoring Ready1
02を返す。画像データコントローラは、Storing Read
y 102を画像入力部に出すと同時に、Estimated Imag
e を画像出力部に通知する。Storing Ready 102を受
け取ると、画像入力部は画像データの転送を開始する。
【0252】画像データの転送が完了するとDMAコン
トローラがデータ転送完了割り込みを発生し、これを受
けた画像入力部はStoring Completed 104を画像デー
タコントローラに通知する。このStoring Completed 1
04を受けた画像データコントローラは、RAM(a)
からHDへの画像転送を開始する。図示しないDMAコ
ントローラと、同じく図示しないPCIコントローラに
画像パスAから画像パスBへの画像データの設定を行
う。
【0253】この転送が完了するとDMAコントローラ
がデータ転送完了割り込みを発生し、これを受けた画像
データコントローラはこの画像の係数セマフォ(Direct
Reading)401をチェックし、誰も取っていなければ
RAM(a)内に確保した画像データを破棄する。
【0254】次に、図15を参照して、出力系通常動作
を説明する。
【0255】画像データコントローラからEstimated Im
age 103を受けたところから出力動作が開始する。
【0256】Estimated Image 103を受けた画像出力
部は、その画像出力に必要な準備を開始すると同時に、
スケジューラにプリントすべき順番を優先順位等の画像
情報を渡す。すると、スケジューラは、その情報からプ
リントスケジュールを決定し、プリントスケジュールキ
ューにこれを反映する。
【0257】画像要求時刻予測部では、プリントスケジ
ュールキューの中で、画像nより先に出力する予定であ
って未だ画像データを読み出していない各々の(k)に
ついて、出力用紙搬送にかかる時間Tp(k)、およ
び、前の出力用紙との間に取るべき紙間時間Td(k)
を求め、画像データ要求予測時刻Te(n)を求め、こ
の値を画像データ要求予測時刻リスト情報(Estimated
Image Read Req Time List)2304として画像データ
コントローラに返す。
【0258】
【数7】 Te(n)=SUM(Tp(i)+Td(i)) i=0からn−1まで Td(0)は給紙カセットから印字位置まで搬送するの
にかかる時間 画像データコントローラは返ってきたEstimated Image
Read Req Time List2304をTdirect(n)と
して記憶し、現在RAMに格納している、または格納す
る画像データjに対する、RAMへの格納時間Tr1
(j)、RAMからHDへの格納時間Th(j)、HD
からRAMへの格納時間Tr2(j)を求め、その合計
Tnormalを計算する。
【0259】
【数8】Tnormal(j)=Tr1(j)+Th
(j)+Tr2(j) 画像データコントローラは、Tdirect(j)がT
normal(j)より遅い画像に関して、HD格納済
みの画像に関しては、その画像の係数セマフォ(Direct
Reading)401を1つ開放し(持っていない場合には
開放しない)、RAMを開放する。HD格納が完了して
いない画像に関しては、何もしない。
【0260】プリンタのビデオ入力準備が完了した時点
で画像出力部は、Image Read Req301を画像データコ
ントローラに要求する。画像データコントローラはImag
e Read Req301を受け取ると、その画像をHDから読
み出す準備をする。
【0261】まず、RAM(a)またはRAM(b)に
指定された画像を格納するだけの連続した領域をサーチ
する。いま仮に、RAM(b)に領域を発見したとす
る。次に、画像データコントローラは、図示しないDM
Aコントローラと図示しないPC1コントローラに、ソ
ースとしてHDに格納されている画像データの先頭アド
レスを、ディスティネーションとしてRAM(b)内に
見つけた領域の先頭アドレスを、転送バイト数として要
求されている画像データのサイズを設定し、転送を開始
する。転送が完了し、DMAコントローラからのデータ
転送完了割り込みを受けると画像データコントローラ
は、RAM(b)から画像出力部までのDMA設定を行
う。
【0262】DMAコントローラへの設定が完了した時
点で、画像データコントローラはImage Read Ready30
2を画像出力部に通知する。画像出力部はImage Read R
eady302を受けると、プリンタに画像データ転送開始
を通知する。転送が完了してDMAからの転送割り込み
を受けた画像出力部は、画像データコントローラにImag
e Read Completed303を送る。画像データコントロー
ラはこのImage Read Completed303を受け取ると、そ
の画像の係数セマフォ(Direct Reading)401を1つ
開放する(持っていない場合には開放しない)。画像出
力部は所定の画像出力を完了し、必要のなくなった画像
データに関して画像データコントローラにImage Delete
Req306を送る。画像データコントローラはImage De
lete Req306を受けると、指示のあったHD内の画像
データを破棄する。
【0263】次に、図16を参照して、RAM共用動作
を説明する。
【0264】画像データコントローラは、Tdirec
t(j)がTnormal(j)より早い画像に関し
て、出力系とのRAMの共用を行う。すでにHD格納が
完了している画像に関しては、何もしない。HD格納が
完了していない画像に関して、画像データコントローラ
は、まずこの画像の係数セマフォ(Direct Reading)4
01を1つ獲得し、入力系がRAM内の画像データをH
Dへの格納完了で破棄しないようにする。
【0265】次に、出力系がこの画像に対するImage Re
ad Completed303を受信すると、前述のように係数セ
マフォ(Direct Reading)401を1つ開放する。入力
系では、前述のようにHDへの格納完了時にこの係数セ
マフォ(Direct Reading)401をチェックし、誰かが
取っていた場合には、出力系からの係数セマフォ(Dire
ct Reading)401を全て開放したという意味のDirect
Read Completed 402を待って、RAMの内容を破棄
する。
【0266】仮に、RAMからHDへの格納作業完了ま
でに、3回この画像に対するImageRead Req301があ
ったとすると、このそれぞれに対するImage Read Compl
eted303を受信するまで、HDへの格納が完了してい
てもRAMの内容を破棄することはできない。
【0267】画像データコントローラは、出力系とのR
AMの共有を行っている状態で、予測された画像要求時
刻Tdirect(j)を経過しても画像要求が来なか
った場合、確保していた係数セマフォ(Direct Readin
g)401を1つ開放し、RAMの内容を破棄する。
【0268】なお、RAMを共用しているときにも、H
Dへの格納は並行して実行される。
【0269】(実施の形態4による効果)本実施の形態
では、画像データを格納するRAMと、画像データを格
納するHDと、画像データを作成し、RAMに格納する
画像入力部と、RAMから画像データを読み出し、出力
用紙に印字する画像出力部と、RAMに格納されている
画像データをHDに格納し、画像出力部の出力指示に従
いHDに格納されている画像データをRAMに格納する
画像データコントローラとを持つ画像処理装置におい
て、画像情報から画像出力順を決定するスケジューラ
と、スケジュール完了時に、スケジューラからのスケジ
ューリング情報を基に、各画像データを必要とする時刻
を予測する予測手段とを持ち、画像データの格納を開始
すると同時にスケジューラに画像情報を送り、スケジュ
ーリングを行い、各画像の予測時刻Te(n)を求め、
RAMに格納されている。もしくはRAMへの格納を行
う、それぞれ画像(k)の予測時刻と、同じ画像を一旦
HDに格納して再びRAMに格納完了する時刻Tn
(k)とを比較し、予測時刻Te(k)よりRAM格納
完了時刻Tn(k)が遅い場合には、画像入力部のRA
Mから画像出力部へ画像を出力し、予測時刻Te(k)
がRAM格納完了時刻Tn(k)より遅い場合には、H
D未格納の画像に関しては格納を待って、HD格納が完
了している画像に関しては即座に、RAMを破棄するこ
とにより、FCOTの高速化が高価なRAMやHDなし
に可能となる。
【0270】なお、本発明は、前述した各実施の形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0271】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0272】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0273】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施の形態
の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前
述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0274】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実
現され得る。
【0275】本発明は、前述した実施の形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ライン
を介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0276】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、プ
リンタ等への外部出力をより高速化した画像処理装置,
画像処理方法、および、そのための制御プログラムを格
納した記憶媒体を実現することができる。
【0277】また、本発明によれば、現状のシステムを
用いると共に複合動作をも考慮して、FCOTをできる
だけ高速にすることを可能にした画像処理装置,画像処
理方法、および、そのための制御プログラムを格納した
記憶媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による画像処理装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施の形態1における入力系通常動作の制御手
順を示す図である。
【図3】実施の形態1における出力系通常動作の制御手
順を示す図である。
【図4】実施の形態1におけるRAM共用動作の制御手
順を示す図である。
【図5】実施の形態2による画像処理装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】実施の形態2における入力系通常動作の制御手
順を示す図である。
【図7】実施の形態2における出力系通常動作の制御手
順を示す図である。
【図8】実施の形態2におけるRAM共用動作の制御手
順を示す図である。
【図9】実施の形態3による画像処理装置を示すブロッ
ク図である。
【図10】実施の形態3における入力系通常動作の制御
手順を示す図である。
【図11】実施の形態3における出力系通常動作の制御
手順を示す図である。
【図12】実施の形態3におけるRAM共用動作の制御
手順を示す図である。
【図13】実施の形態4による画像処理装置を示すブロ
ック図である。
【図14】実施の形態4における入力系通常動作の制御
手順を示す図である。
【図15】実施の形態4における出力系通常動作の制御
手順を示す図である。
【図16】実施の形態4におけるRAM共用動作の制御
手順を示す図である。
【符号の説明】
2 画像入力部 4,24,34,44 画像データコントローラ 6,26,36,46 プログラムメモリ 8a,8b RAM 10 ハードディスク(HD) 12,14,16,40,50 画像出力部 42 非画像要求期間予測部 52,64 画像要求時刻予測部

Claims (149)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力しRAMに記憶させる
    画像入力手段と、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶装
    置に記憶させる第1の制御手段と、 前記大容量記憶装置に記憶されている画像データを前記
    RAMへ記憶させた後に、当該RAMから当該画像デー
    タを外部装置へ出力させる第2の制御手段と、 前記第1の制御手段および前記第2の制御手段を作動さ
    せることなく、前記RAMに記憶されている画像データ
    を直接的に前記外部装置へ出力させる第3の制御手段
    と、 前記第3の制御手段を作動させるか否かを判定する判定
    手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記判定手段は、前記外部装置の動作態様に応じて判定
    をなすことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記判定手段は、前記外部装置へ画像データを最も早く
    伝送し得るか否かに基づいて前記第3の制御手段を作動
    させることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記大容量記憶装置としてハードディスク装置を用いる
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記外部装置として、プリンタまたはファクシミリ装置
    を用いることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像データを記憶するRAMと、入力さ
    れた画像データを前記RAMに記憶させる入力手段と、 画像データを記憶する大容量記憶手段と、 外部装置が画像データを必要とする時刻Teと、前記大
    容量記憶手段に記憶されている画像データを前記RAM
    に格納させ終わる時刻Tnとを比較する比較手段と、 前記比較手段により、前記時刻Teが前記時刻Tnより
    早いと判定された場合には、前記大容量記憶手段から前
    記RAMへ画像データを転送することなく、前記RAM
    に既に記憶されている入力画像データを読み出して前記
    外部装置へ供給する出力手段とを具備したことを特徴と
    する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理装置におい
    て、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データを記憶するRAMと、 入力された画像データを前記RAMに記憶させる入力手
    段と、 画像データを記憶する大容量記憶手段と、 前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記
    RAMに記憶させる転送制御手段と、 外部装置n(n=1,2,…)において画像データkを
    必要とする時刻Te(n,k)と、画像kを前記RAM
    から前記大容量記憶装置に格納して再び前記RAMに格
    納完了するときの時刻Tn(k)とを比較し、全てのT
    e(n,k)の中で、Tn(k)より早いものが一つで
    もあった場合には、前記RAMから前記外部装置へ画像
    データを出力させる出力制御手段とを具備したことを特
    徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記Te(n,k)の計算は、前記外部装置の各々にお
    いて出力順序の変更がある度に行い、求めたTe(n,
    k)を前記出力制御手段へ送ることを特徴とする画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記Tn(k)の計算は、前記外部装置の各々からの前
    記Te(n,k)を受信する度に行われることを特徴と
    する画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)Te(n,k)の中で最も時間の早いものTn
    (k)を選び、 (2)Te(k)とTn(k)を比較することにより行
    う ことを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)nの中で最小のものを選択し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、 (3)Tn(k)の方が遅ければ、比較を終了し、 (4)Tn(k)の方が早いとき、次のnがあればそれ
    を選択し(i=n1 )、 (5)Tn(k)の方が早く、かつ残りのnがなけれ
    ば、比較を終了することにより行う ことを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較を、各nに
    対してそれぞれ行い、その結果であるr(k)をそれぞ
    れR(n,k)に記憶することを特徴とする画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記比較の結果、前記R(n,k)内の全てについてT
    n(k)の方が早いこととなった場合、前記RAMの画
    像データを、前記大容量記憶手段に格納済みであれば即
    座に、他方、前記大容量格納手段に未格納であればその
    格納を待って、破棄することを特徴とする画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記入力手段は、原稿を読み取って画像データを作成す
    るスキャナ機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記入力手段は、PDLデータから画像データを作成す
    る機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、 前記入力手段は、FAXデータから画像データを作成す
    るFAX展開機能を持つことを特徴とする画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項8に記載の画像処理装置におい
    て、さらに加えて、 複数の画像出力部を備え、該画像出力部の少なくとも一
    つが画像データを紙媒体に印字するプリンタ機能を持つ
    ことを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記複数の画像出力部を少なくとも一つが画像データを
    ネットワークに送信する機能を持つことを特徴とする画
    像処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記複数の画像出力部の少なくとも一つが画像データか
    らFAXデータを生成する機能を持つことを特徴とする
    画像処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記RAMから前記画像出力部へ画像データを出力して
    いる間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行して
    実行することを特徴とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 画像データを記憶するRAMと、 画像データを記憶する大容量記憶手段と、 画像データを作成し、前記RAMに記憶させる画像入力
    手段と、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力手段と、 前記RAMに格納されている画像データを前記大容量記
    憶手段に記憶させ、前記画像出力手段の出力指示に従い
    前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記
    RAMに記憶させる制御手段と、 前記画像出力手段が画像データを必要とする迄の非要求
    期間を予測する予測手段とを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの非
    要求期間を求め、 前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容量記
    憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するまでの
    期間とを比較し、 前記非要求期間よりRAM記憶完了期間のほうが遅く到
    来する場合には、前記画像入力手段により記憶させた前
    記RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、原稿を読み取って画像データを作
    成するスキャナ機能を持つことを特徴とする画像処理装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、PDLデータから画像データを作
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、FAXデータから画像データを作
    成するFAX展開機能を持つことを特徴とする画像処理
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データを紙媒体に印字するプ
    リンタ機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  27. 【請求項27】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データをネットワークに送信
    する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  28. 【請求項28】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データからFAXデータを生
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  29. 【請求項29】 請求項22に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段に係る前記RAMから前記画像出力手
    段へ画像データを出力している間も、前記大容量記憶手
    段への記憶処理を平行して実行することを特徴とする画
    像処理装置。
  30. 【請求項30】 請求項22〜29のいずれかに記載の
    画像処理装置において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理装置。
  31. 【請求項31】 画像データを記憶するRAMと、 画像データを記憶する大容量記憶手段と、 画像データを作成し、前記RAMに記憶させる画像入力
    手段と、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力手段と、 前記RAMに格納されている画像データを前記大容量記
    憶手段に記憶させ、前記画像出力手段の出力指示に従い
    前記大容量記憶手段に格納されている画像データを前記
    RAMに記憶させる制御手段と、 前記画像出力手段が画像データを必要とする時刻を予測
    する予測手段とを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの予
    測時刻を求め、 前記予測時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶
    手段に記憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを
    比較し、 前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが遅い
    場合には、前記画像入力手段により記憶させた前記RA
    Mから前記画像出力手段へ画像データを出力し、 前記予測時刻を過ぎても画像データが要求されない場合
    には、前記RAMを開放することを特徴とする画像処理
    装置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、原稿を読み取って画像データを作
    成するスキャナ機能を持つことを特徴とする画像処理装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、PDLデータから画像データを作
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  34. 【請求項34】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、FAXデータから画像データを作
    成するFAX展開機能を持つことを特徴とする画像処理
    装置。
  35. 【請求項35】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データを紙媒体に印字するプ
    リンタ機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  36. 【請求項36】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データをネットワークに送信
    する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  37. 【請求項37】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データからFAXデータを生
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  38. 【請求項38】 請求項31に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段に係る前記RAMから前記画像出力手
    段へ画像データを出力している間も、前記大容量記憶手
    段への記憶処理を平行して実行することを特徴とする画
    像処理装置。
  39. 【請求項39】 請求項31〜38のいずれかに記載の
    画像処理装置において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理装置。
  40. 【請求項40】 画像データを記憶するRAMと、 画像データを記憶する大容量記憶手段と、 画像データを作成し、前記RAMに記憶させる画像入力
    手段と、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力手段と、 前記RAMに格納されている画像データを前記大容量記
    憶手段に記憶させ、前記画像出力手段の出力指示に従い
    前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記
    RAMに記憶させる制御手段と、 前記画像出力手段から出力された画像情報に基づいて画
    像出力順を決定するスケジューラと、 予め定めたスケジュールの完了時に、前記スケジューラ
    からのスケジューリング情報を基に、前記画像出力手段
    で各画像データを必要とする時刻を予測する予測手段と
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  41. 【請求項41】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 画像データの格納を開始すると同時に前記スケジューラ
    に画像情報を送ってスケジューリングを行い、 前記スケジューラの出力に応答して、前記予測手段によ
    り各画像の予測時刻Te(n)を求め、 前記RAMへの記憶を行う画像(k)の予測時間と、同
    じ画像を一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び前記R
    AMに記憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、 前記予測時刻Te(k)より前記RAM格納完了時刻T
    n(k)が遅い場合には、前記画像入力手段に係る前記
    RAMから前記画像出力手段へ画像データを出力し、 前記予測時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn
    (k)より遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶
    の画像データに関しては記憶を待って、その記憶が完了
    している画像データに関しては前記RAMの内容を破棄
    することを特徴とする画像処理装置。
  42. 【請求項42】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、原稿を読み取って画像データを作
    成するスキャナ機能を持つことを特徴とする画像処理装
    置。
  43. 【請求項43】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、PDLデータから画像データを作
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  44. 【請求項44】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段は、FAXデータから画像データを作
    成するFAX展開機能を持つことを特徴とする画像処理
    装置。
  45. 【請求項45】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データを紙媒体に印字するプ
    リンタ機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  46. 【請求項46】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データをネットワークに送信
    する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  47. 【請求項47】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像出力手段は、画像データからFAXデータを生
    成する機能を持つことを特徴とする画像処理装置。
  48. 【請求項48】 請求項40に記載の画像処理装置にお
    いて、 前記画像入力手段に係る前記RAMから前記画像出力手
    段へ画像データを出力している間も、前記大容量記憶手
    段への記憶処理を平行して実行することを特徴とする画
    像処理装置。
  49. 【請求項49】 請求項40〜48のいずれかに記載の
    画像処理装置において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理装置。
  50. 【請求項50】 画像データを入力しRAMに記憶させ
    る画像入力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶装
    置に記憶させる第1の制御ステップと、 前記大容量記憶装置に記憶されている画像データを前記
    RAMへ記憶させた後に、当該RAMから当該画像デー
    タを外部装置へ出力させる第2の制御ステップと、 前記第1の制御ステップおよび前記第2の制御ステップ
    を作動させることなく、前記RAMに記憶されている画
    像データを直接的に前記外部装置へ出力させる第3の制
    御ステップと、 前記第3の制御ステップを作動させるか否かを判定する
    判定ステップとを具備したことを特徴とする画像処理方
    法。
  51. 【請求項51】 請求項50に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記判定ステップは、前記外部装置の動作態様に応じて
    判定をなすことを特徴とする画像処理方法。
  52. 【請求項52】 請求項50に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記判定ステップは、前記外部装置へ画像データを最も
    早く伝送し得るか否かに基づいて前記第3の制御ステッ
    プを作動させることを特徴とする画像処理方法。
  53. 【請求項53】 請求項50に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記大容量記憶装置としてハードディスク装置を用いる
    ことを特徴とする画像処理方法。
  54. 【請求項54】 請求項50に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記外部装置として、プリンタまたはファクシミリ装置
    を用いることを特徴とする画像処理方法。
  55. 【請求項55】 入力された画像データをRAMに記憶
    させる入力ステップと、 外部装置が画像データを必要とする時刻Teと、大容量
    記憶手段に記憶されている画像データを前記RAMに格
    納させ終わる時刻Tnとを比較する比較ステップと、 前記比較ステップにより、前記時刻Teが前記時刻Tn
    より早いと判定された場合には、前記大容量記憶手段か
    ら前記RAMへ画像データを転送することなく、前記R
    AMに既に記憶されている入力画像データを読み出して
    前記外部装置へ供給する出力ステップとを具備したこと
    を特徴とする画像処理方法。
  56. 【請求項56】 請求項55に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理方法。
  57. 【請求項57】 入力された画像データをRAMに記憶
    させる入力ステップと、 大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記RA
    Mに記憶させる転送制御ステップと、 外部装置n(n=1,2,…)において画像データkを
    必要とする時刻Te(n,k)と、画像kを前記RAM
    から前記大容量記憶装置に格納して再び前記RAMに格
    納完了するときの時刻Tn(k)とを比較し、全てのT
    e(n,k)の中で、Tn(k)より早いものが一つで
    もあった場合には、前記RAMから前記外部装置へ画像
    データを出力させる出力制御ステップとを具備したこと
    を特徴とする画像処理方法。
  58. 【請求項58】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記Te(n,k)の計算は、前記外部装置の各々にお
    いて出力順序の変更がある度に行い、求めたTe(n,
    k)を前記出力制御ステップで処理することを特徴とす
    る画像処理方法。
  59. 【請求項59】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記Tn(k)の計算は、前記外部装置の各々からの前
    記Te(n,k)を受信する度に行われることを特徴と
    する画像処理方法。
  60. 【請求項60】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)Te(n,k)の中で最も時間の早いものTn
    (k)を選び、 (2)Te(k)とTn(k)を比較することにより行
    う ことを特徴とする画像処理方法。
  61. 【請求項61】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)nの中で最小のものを選択し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、 (3)Tn(k)の方が遅ければ、比較を終了し、 (4)Tn(k)の方が早いとき、次のnがあればそれ
    を選択し(i=n1 )、 (5)Tn(k)の方が早く、かつ残りのnがなけれ
    ば、比較を終了することにより行う ことを特徴とする画像処理方法。
  62. 【請求項62】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較を、各nに
    対してそれぞれ行い、その結果であるr(k)をそれぞ
    れR(n,k)に記憶することを特徴とする画像処理方
    法。
  63. 【請求項63】 請求項62に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記比較の結果、前記R(n,k)内の全てについてT
    n(k)の方が早いこととなった場合、前記RAMの画
    像データを、前記大容量記憶手段に格納済みであれば即
    座に、他方、前記大容量格納手段に未格納であればその
    格納を待って、破棄することを特徴とする画像処理方
    法。
  64. 【請求項64】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記入力ステップは、原稿を読み取って画像データを作
    成するスキャナ処理を行うことを特徴とする画像処理方
    法。
  65. 【請求項65】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記入力ステップは、PDLデータから画像データを作
    成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  66. 【請求項66】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記入力ステップは、FAXデータから画像データを作
    成するFAX展開処理を行うことを特徴とする画像処理
    方法。
  67. 【請求項67】 請求項57に記載の画像処理方法にお
    いて、 複数の画像出力部を用い、該画像出力部の少なくとも一
    つが画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  68. 【請求項68】 請求項67に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記複数の画像出力部を少なくとも一つが画像データを
    ネットワークに送信する処理を行うことを特徴とする画
    像処理方法。
  69. 【請求項69】 請求項67に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記複数の画像出力部の少なくとも一つが画像データか
    らFAXデータを生成する処理を行うことを特徴とする
    画像処理方法。
  70. 【請求項70】 請求項67に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記RAMから前記画像出力部へ画像データを出力して
    いる間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行して
    実行することを特徴とする画像処理方法。
  71. 【請求項71】 画像データを作成し、RAMに記憶さ
    せる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップの出力指示に従い
    前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記
    RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップが画像データを必要とする迄の非
    要求期間を予測する予測ステップとを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの非
    要求期間を求め、 前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容量記
    憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するまでの
    期間とを比較し、 前記非要求期間よりRAM記憶完了期間のほうが遅く到
    来する場合には、前記画像入力ステップにより記憶させ
    た前記RAMから画像データを出力することを特徴とす
    る画像処理方法。
  72. 【請求項72】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする画像処
    理方法。
  73. 【請求項73】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  74. 【請求項74】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする画像
    処理方法。
  75. 【請求項75】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  76. 【請求項76】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  77. 【請求項77】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  78. 【請求項78】 請求項71に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする画像処理方法。
  79. 【請求項79】 請求項71〜78のいずれかに記載の
    画像処理方法において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理方法。
  80. 【請求項80】 画像データを作成し、RAMに記憶さ
    せる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップでの出力指示に従
    い前記大容量記憶手段に格納されている画像データを前
    記RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップで画像データを必要とする時刻を
    予測する予測ステップとを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの予
    測時刻を求め、 前記予測時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶
    手段に記憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを
    比較し、 前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが遅い
    場合には、前記画像入力ステップにより記憶させた前記
    RAMから画像データを出力し、 前記予測時刻を過ぎても画像データが要求されない場合
    には、前記RAMを開放することを特徴とする画像処理
    方法。
  81. 【請求項81】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする画像処
    理方法。
  82. 【請求項82】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  83. 【請求項83】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする画像
    処理方法。
  84. 【請求項84】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  85. 【請求項85】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  86. 【請求項86】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  87. 【請求項87】 請求項80に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする画像処理方法。
  88. 【請求項88】 請求項80〜87のいずれかに記載の
    画像処理方法において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理方法。
  89. 【請求項89】 画像データを作成し、RAMに記憶さ
    せる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップでの出力指示に従
    い前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前
    記RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップで出力された画像情報に基づいて
    画像出力順を決定するスケジューリングステップと、 予め定めたスケジュールの完了時に、前記スケジューリ
    ングステップでのスケジューリング情報を基に、前記画
    像出力ステップで各画像データを必要とする時刻を予測
    する予測ステップとを具備したことを特徴とする画像処
    理方法。
  90. 【請求項90】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 画像データの格納を開始すると同時に前記スケジューリ
    ングステップのために画像情報を送ってスケジューリン
    グを行い、 前記スケジューリングステップでの出力に応答して、前
    記予測ステップにより各画像の予測時刻Te(n)を求
    め、 前記RAMへの記憶を行う画像(k)の予測時間と、同
    じ画像を一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び前記R
    AMに記憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、 前記予測時刻Te(k)より前記RAM格納完了時刻T
    n(k)が遅い場合には、前記画像入力ステップに係る
    前記RAMから前記画像出力ステップへ画像データを出
    力し、 前記予測時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn
    (k)より遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶
    の画像データに関しては記憶を待って、その記憶が完了
    している画像データに関しては前記RAMの内容を破棄
    することを特徴とする画像処理方法。
  91. 【請求項91】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする画像処
    理方法。
  92. 【請求項92】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  93. 【請求項93】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする画像
    処理方法。
  94. 【請求項94】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  95. 【請求項95】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  96. 【請求項96】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  97. 【請求項97】 請求項89に記載の画像処理方法にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする画像処理方法。
  98. 【請求項98】 請求項89〜97のいずれかに記載の
    画像処理方法において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする画像処理方法。
  99. 【請求項99】 画像データを入力しRAMに記憶させ
    る画像入力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶装
    置に記憶させる第1の制御ステップと、 前記大容量記憶装置に記憶されている画像データを前記
    RAMへ記憶させた後に、当該RAMから当該画像デー
    タを外部装置へ出力させる第2の制御ステップと、 前記第1の制御ステップおよび前記第2の制御ステップ
    を作動させることなく、前記RAMに記憶されている画
    像データを直接的に前記外部装置へ出力させる第3の制
    御ステップと、 前記第3の制御ステップを作動させるか否かを判定する
    判定ステップとを、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  100. 【請求項100】 請求項99に記載の記憶媒体におい
    て、 前記判定ステップは、前記外部装置の動作態様に応じて
    判定をなすことを特徴とする記憶媒体。
  101. 【請求項101】 請求項99に記載の記憶媒体におい
    て、 前記判定ステップは、前記外部装置へ画像データを最も
    早く伝送し得るか否かに基づいて前記第3の制御ステッ
    プを作動させることを特徴とする記憶媒体。
  102. 【請求項102】 請求項99に記載の記憶媒体におい
    て、 前記大容量記憶装置としてハードディスク装置を用いる
    ことを特徴とする記憶媒体。
  103. 【請求項103】 請求項99に記載の記憶媒体におい
    て、 前記外部装置として、プリンタまたはファクシミリ装置
    を用いることを特徴とする記憶媒体。
  104. 【請求項104】 入力された画像データをRAMに記
    憶させる入力ステップと、 外部装置が画像データを必要とする時刻Teと、大容量
    記憶手段に記憶されている画像データを前記RAMに格
    納させ終わる時刻Tnとを比較する比較ステップと、 前記比較ステップにより、前記時刻Teが前記時刻Tn
    より早いと判定された場合には、前記大容量記憶手段か
    ら前記RAMへ画像データを転送することなく、前記R
    AMに既に記憶されている入力画像データを読み出して
    前記外部装置へ供給する出力ステップとを、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  105. 【請求項105】 請求項104に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする記憶媒体。
  106. 【請求項106】 入力された画像データをRAMに記
    憶させる入力ステップと、 大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記RA
    Mに記憶させる転送制御ステップと、 外部装置n(n=1,2,…)において画像データkを
    必要とする時刻Te(n,k)と、画像kを前記RAM
    から前記大容量記憶装置に格納して再び前記RAMに格
    納完了するときの時刻Tn(k)とを比較し、全てのT
    e(n,k)の中で、Tn(k)より早いものが一つで
    もあった場合には、前記RAMから前記外部装置へ画像
    データを出力させる出力制御ステップとを、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  107. 【請求項107】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記Te(n,k)の計算は、前記外部装置の各々にお
    いて出力順序の変更がある度に行い、求めたTe(n,
    k)を前記出力制御ステップで処理することを特徴とす
    る記憶媒体。
  108. 【請求項108】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記Tn(k)の計算は、前記外部装置の各々からの前
    記Te(n,k)を受信する度に行われることを特徴と
    する記憶媒体。
  109. 【請求項109】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)Te(n,k)の中で最も時間の早いものTn
    (k)を選び、 (2)Te(k)とTn(k)を比較することにより行
    う ことを特徴とする記憶媒体。
  110. 【請求項110】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較は、 (1)nの中で最小のものを選択し(i=n0 ) (2)Te(i,k)とTn(k)を比較し、 (3)Tn(k)の方が遅ければ、比較を終了し、 (4)Tn(k)の方が早いとき、次のnがあればそれ
    を選択し(i=n1 )、 (5)Tn(k)の方が早く、かつ残りのnがなけれ
    ば、比較を終了することにより行う ことを特徴とする記憶媒体。
  111. 【請求項111】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記Te(n,k)と前記Tn(k)の比較を、各nに
    対してそれぞれ行い、その結果であるr(k)をそれぞ
    れR(n,k)に記憶することを特徴とする記憶媒体。
  112. 【請求項112】 請求項111に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記比較の結果、前記R(n,k)内の全てについてT
    n(k)の方が早いこととなった場合、前記RAMの画
    像データを、前記大容量記憶手段に格納済みであれば即
    座に、他方、前記大容量格納手段に未格納であればその
    格納を待って、破棄することを特徴とする記憶媒体。
  113. 【請求項113】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記入力ステップは、原稿を読み取って画像データを作
    成するスキャナ処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  114. 【請求項114】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記入力ステップは、PDLデータから画像データを作
    成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  115. 【請求項115】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記入力ステップは、FAXデータから画像データを作
    成するFAX展開処理を行うことを特徴とする記憶媒
    体。
  116. 【請求項116】 請求項106に記載の記憶媒体にお
    いて、 複数の画像出力部を用い、該画像出力部の少なくとも一
    つが画像データを紙媒体に印字するプリンタ処理を行う
    ことを特徴とする記憶媒体。
  117. 【請求項117】 請求項116に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記複数の画像出力部を少なくとも一つが画像データを
    ネットワークに送信する処理を行うことを特徴とする記
    憶媒体。
  118. 【請求項118】 請求項116に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記複数の画像出力部の少なくとも一つが画像データか
    らFAXデータを生成する処理を行うことを特徴とする
    記憶媒体。
  119. 【請求項119】 請求項116に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記RAMから前記画像出力部へ画像データを出力して
    いる間も、前記大容量記憶手段への記憶処理を平行して
    実行することを特徴とする記憶媒体。
  120. 【請求項120】 画像データを作成し、RAMに記憶
    させる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップの出力指示に従い
    前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前記
    RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップが画像データを必要とする迄の非
    要求期間を予測する予測ステップとを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの非
    要求期間を求め、 前記非要求期間と、同じ画像データを一旦前記大容量記
    憶手段に記憶して再び前記RAMに記憶完了するまでの
    期間とを比較し、 前記非要求期間よりRAM記憶完了期間のほうが遅く到
    来する場合には、前記画像入力ステップにより記憶させ
    た前記RAMから画像データを出力する手順を、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  121. 【請求項121】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする記憶媒
    体。
  122. 【請求項122】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  123. 【請求項123】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする記憶
    媒体。
  124. 【請求項124】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  125. 【請求項125】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  126. 【請求項126】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  127. 【請求項127】 請求項120に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする記憶媒体。
  128. 【請求項128】 請求項120〜127のいずれかに
    記載の記憶媒体において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする記憶媒体。
  129. 【請求項129】 画像データを作成し、RAMに記憶
    させる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップでの出力指示に従
    い前記大容量記憶手段に格納されている画像データを前
    記RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップで画像データを必要とする時刻を
    予測する予測ステップとを備え、 画像データの記憶を開始すると同時に該画像データの予
    測時刻を求め、 前記予測時間と、同じ画像データを一旦前記大容量記憶
    手段に記憶して再び前記RAMに格納完了する時刻とを
    比較し、 前記予測時刻より前記RAM格納完了時刻のほうが遅い
    場合には、前記画像入力ステップにより記憶させた前記
    RAMから画像データを出力し、 前記予測時刻を過ぎても画像データが要求されない場合
    には前記RAMを開放する手順を、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  130. 【請求項130】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする記憶媒
    体。
  131. 【請求項131】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  132. 【請求項132】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする記憶
    媒体。
  133. 【請求項133】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  134. 【請求項134】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  135. 【請求項135】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  136. 【請求項136】 請求項129に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする記憶媒体。
  137. 【請求項137】 請求項129〜136のいずれかに
    記載の記憶媒体において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする記憶媒体。
  138. 【請求項138】 画像データを作成し、RAMに記憶
    させる画像入力ステップと、 前記RAMから画像データを読み出して出力する画像出
    力ステップと、 前記RAMに格納されている画像データを大容量記憶手
    段に記憶させ、前記画像出力ステップでの出力指示に従
    い前記大容量記憶手段に記憶されている画像データを前
    記RAMに記憶させる制御ステップと、 前記画像出力ステップで出力された画像情報に基づいて
    画像出力順を決定するスケジューリングステップと、 予め定めたスケジュールの完了時に、前記スケジューリ
    ングステップでのスケジューリング情報を基に、前記画
    像出力ステップで各画像データを必要とする時刻を予測
    する予測ステップとを、 読み出し可能なプログラムの形態で記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  139. 【請求項139】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 画像データの格納を開始すると同時に前記スケジューリ
    ングステップのために画像情報を送ってスケジューリン
    グを行い、 前記スケジューリングステップでの出力に応答して、前
    記予測ステップにより各画像の予測時刻Te(n)を求
    め、 前記RAMへの記憶を行う画像(k)の予測時間と、同
    じ画像を一旦前記大容量記憶手段に記憶して再び前記R
    AMに記憶完了する時刻Tn(k)とを比較し、 前記予測時刻Te(k)より前記RAM格納完了時刻T
    n(k)が遅い場合には、前記画像入力ステップに係る
    前記RAMから前記画像出力ステップへ画像データを出
    力し、 前記予測時刻Te(k)が前記RAM格納完了時刻Tn
    (k)より遅い場合には、前記大容量記憶手段に未記憶
    の画像データに関しては記憶を待って、その記憶が完了
    している画像データに関しては前記RAMの内容を破棄
    することを特徴とする記憶媒体。
  140. 【請求項140】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、原稿を読み取って画像データ
    を作成するスキャナ処理を行うことを特徴とする記憶媒
    体。
  141. 【請求項141】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、PDLデータから画像データ
    を作成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  142. 【請求項142】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップは、FAXデータから画像データ
    を作成するFAX展開処理を行うことを特徴とする記憶
    媒体。
  143. 【請求項143】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データを紙媒体に印字す
    るプリンタ処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  144. 【請求項144】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データをネットワークに
    送信する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  145. 【請求項145】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像出力ステップは、画像データからFAXデータ
    を生成する処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
  146. 【請求項146】 請求項138に記載の記憶媒体にお
    いて、 前記画像入力ステップに係る前記RAMから画像データ
    を出力している間も、前記大容量記憶手段への記憶処理
    を平行して実行することを特徴とする記憶媒体。
  147. 【請求項147】 請求項138〜146のいずれかに
    記載の記憶媒体において、 前記大容量記憶手段としてハードディスクを用いること
    を特徴とする記憶媒体。
  148. 【請求項148】 請求項99〜147のいずれかに記
    載の記憶媒体において、 前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクラ
    イアント・コンピュータが読むことができるプログラム
    を格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハードデ
    ィスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、
    CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RO
    Mを用いることを特徴とする記憶媒体。
  149. 【請求項149】 請求項99〜147のいずれかに記
    載の記憶媒体において、 前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライア
    ント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする
    記憶媒体。
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