JP2001243567A - 熱感知ユニット及び火災報知システム - Google Patents

熱感知ユニット及び火災報知システム

Info

Publication number
JP2001243567A
JP2001243567A JP2000053599A JP2000053599A JP2001243567A JP 2001243567 A JP2001243567 A JP 2001243567A JP 2000053599 A JP2000053599 A JP 2000053599A JP 2000053599 A JP2000053599 A JP 2000053599A JP 2001243567 A JP2001243567 A JP 2001243567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
heat sensing
air
test
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000053599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4447724B2 (ja
Inventor
Manabu Doi
学 土肥
Naoto Yamano
直人 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2000053599A priority Critical patent/JP4447724B2/ja
Publication of JP2001243567A publication Critical patent/JP2001243567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447724B2 publication Critical patent/JP4447724B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡素化され簡単に試験調整が可能で、
1箇所に集中配置することのできる差動式分布型熱感知
器の熱感知ユニットを提供する。 【解決手段】 警戒区域に敷設された空気管1Aの両端
は、ゴム等のパッキング21を介して接続部本体22に
気密を保って着脱自在に接続される。本体22に貫通し
て設けられた貫通孔23を通して圧力センサ30が接続
され、この圧力センサ30で検出された圧力信号は、信
号処理部40で温度変化信号に変換されて火災の発生の
検出が行われる。一方、本体22に設けられた試験孔2
4には、試験治具を接続するための注入口25と測定口
26を有している。これにより、試験治具を用いて空気
管1A内の空気圧を監視しながら試験用の空気を注入
し、熱感知ユニット1Cの試験調整ができる。従来の大
形のダイヤフラムやリーク孔を有するコック部が不要と
なり、小形化されて集中配置が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動式分布型熱感
知器において、警戒区域の室内等に敷設された空気管内
部の空気圧の変化を感知する熱感知ユニット及び火災報
知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の差動式分布型熱感知器の
構成図である。この差動式分布型熱感知器は、比較的広
い部屋等の火災を検出するもので、部屋の天井等に張ら
れた空気管1Aと、この空気管1A内の空気圧の上昇に
基づいて火災の発生を判定して発報信号OUTを出力す
る熱感知ユニット1Bとで構成されている。
【0003】熱感知ユニット1Bは、コック部2、ダイ
ヤフラム3、及び接点4,5を備えている。コック部2
は、試験調整時に空気の通路を切り替えるための切替弁
2aを有すると共に、空気管1Aを接続するための空気
管接続孔P1,P2、ダイヤフラム3を接続するための
ダイヤフラム接続孔F、試験用の空気を注入するための
試験孔T、及び緩慢な温度変化に対して空気管1A内の
空気圧を大気圧に合わせるためのリーク孔Lが設けられ
ている。そして、切替弁2aの位置によって、各孔の間
の空気の通路が切り替えられるようになっている。尚、
図2中のコック部2は、切替弁2aが通常監視位置にあ
って、空気管接続孔P1,P2、ダイヤフラム接続孔
F、及びリーク孔Lが内部で接続された状態を示してい
る。
【0004】ダイヤフラム3は、弾力性のある薄い金属
板で作られたもので、火災等の発生で空気管1A内の空
気が急激に膨脹したときに、その位置が変位するように
なったものである。ダイヤフラム3の中央部には接点4
が設けられ、この接点4に対向して調整可能な固定接点
5が配置されている。熱感知器は、火災の発生を早期に
感知して通報することによって被害を最小限に抑えるた
めのものであり、その確実な感知動作を保証するために
規定値が定められている。そして、その規定値を満たす
ように、定期点検が義務付けられている。
【0005】図7(i)〜(iv)は、図6の差動式分布
型熱感知器の試験方法を示す説明図である。定期点検等
において、次の(i)〜(iv)のような試験が行われ
る。 (i) ポンプ試験 コック部2の切替弁2aをポンプ試験位置に切り替え、
空気管接続孔P1、ダイヤフラム接続孔F、及びリーク
孔Lの間の内部通路を構成すると共に、空気管接続孔P
2及び試験孔Tの間の内部通路を構成する。また、空気
管接続孔P1,P2に空気管1Aの両端を接続すると共
に、試験孔Tに注射器等の試験ポンプTPを接続する。
この状態で試験ポンプTPから試験孔Tに作動空気圧に
相当する空気を注入し、これによって、ダイヤフラム3
が変位して接点4,5がオンとなるまでの作動時間と、
復旧するまで復旧時間を測定する。これらの時間が所定
時間範囲内であれば正常、所定時間範囲外であれば異常
と判断し、異常箇所を調査する。
【0006】(ii) 流通試験 切替弁2aの位置を流通試験位置(ポンプ試験位置と同
じ)に設定し、空気管接続孔P2及び試験孔Tの間の内
部通路を構成する。空気管接続孔P2に空気管1Aの一
端を接続すると共に、試験孔Tに試験ポンプTPを接続
する。また、空気管1Aの他端に、マノメータ等の圧力
計Mを接続する。この状態で試験ポンプTPから試験孔
Tに所定の空気を注入し、空気管1Aに接続された圧力
計Mで所定の圧力が安定して測定できれば、この空気管
1Aから空気が漏れていないことになる。次にコックを
開き、注入した所定の圧力の1/2になるまでの時間を
測定し、所定時間範囲内であるかどうかを確認する。も
しも、所定時間範囲外であれば、空気管のどこかで目詰
まりが発生している可能性があるので、その箇所を調査
する。
【0007】(iii) ダイヤフラム試験 コック部2の切替弁2aをダイヤフラム試験位置に切り
替え、空気管接続孔P1及びダイヤフラム接続孔Fの間
の内部通路を構成する。空気管接続孔P1に、試験ポン
プTPと圧力計Mを接続する。この状態で試験ポンプT
Pから空気管接続孔P1に徐々に空気を注入し、ダイヤ
フラム3が変位して接点4,5がオンとなるときの空気
圧を圧力計Mで測定する。測定値が所定範囲外の場合
は、感知ユニット器本体を交換する。
【0008】(iv) リーク試験 切替弁2aの位置をリーク試験位置(ダイヤフラム試験
位置と同じ)に設定し、空気管接続孔P2及びリーク孔
Lの間の内部通路を構成する。空気管接続孔P2に、試
験ポンプTPと圧力計Mを接続する。この状態で試験ポ
ンプTPから空気管接続孔P2に空気を注入し、リーク
孔Lから空気が漏れて圧力が低下する速度を測定する。
そして、規定の速度で圧力が低下するように、リーク孔
Lの漏れ具合を調整する。
【0009】前述した各試験によって規定の状態に調整
された差動式分布型熱感知器の空気管1A内の空気圧
は、その敷設された部屋の温度の変化に応じて変化す
る。気温の変化や冷暖房等のように室温の変化が緩慢で
あれば、コック部2のリーク孔Lを通して少量の空気が
空気管1Aに出入りする。これにより、空気管1A内の
空気圧が大気圧と釣り合いを保ち、ダイヤフラム3は所
定の位置に保持され、接点4,5はオフの状態に保たれ
る。一方、火災が発生した場合には、周囲の急激な温度
上昇に伴って、空気管1A内の空気がリーク孔Lから漏
れる以上に急激に膨脹し、ダイヤフラム3を押し上げて
接点4,5がオンとなる。そして、接点4,5の情報は
発報信号OUTとして図示しない受信機に伝えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
差動式分布型熱感知器の熱感知ユニットでは、次のよう
な課題があった。平常の気温変化等による空気管1A内
部の圧力変化と火災発生時の圧力変化とを確実に識別す
るために、コック部2のリーク孔Lの調整は、極めて厳
密に行う必要がある。このため、調整作業には熟練を要
すると共にその作業時間も長くなっていた。
【0011】また、コック部2は、切替弁2aによって
通常監視位置、ポンプ試験位置、及びダイヤフラム試験
位置の3か所に切り替える必要があるため、構造が複雑
でコストが高くなると共に、小型化にも限界があった。
更に、寸法の大きなダイヤフラム3を有すると共に、調
整時には試験装置等の接続が大掛かりとなるため、複数
の熱感知ユニットを1箇所に集中して配置することが困
難であった。
【0012】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、構造を簡素化して、簡単に試験調整が行なえ
ると共に、1箇所に集中配置することのできる熱感知ユ
ニットを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、熱感知ユニットにおい
て、警戒区域に沿って敷設され周囲温度の変化に対応し
て内部の空気圧が変化する空気管の両端を着脱自在に接
続する気密性の接続部と、前記接続部に接続された前記
空気管の一端に試験用の空気を注入するための注入口及
び該空気管内の圧力を測定するための測定口を有する測
定部と、前記接続部に接続された前記空気管の他端の空
気圧を検出して圧力信号を出力する圧力センサと、前記
圧力センサから出力された圧力信号を増幅して出力する
増幅器を有する信号処理部と、前記接続部、前記測定
部、前記圧力センサ、及び前記信号処理部を搭載する基
板とを備えている。
【0014】第2の発明では、第1の発明における信号
処理部を、前記増幅器から出力された圧力信号を所定の
周期で読み取り、前回読み取った圧力信号との差を温度
変化信号として出力する温度変化検出部を備えた構成に
している。
【0015】第3の発明では、第1の発明における信号
処理部を、前記増幅器から出力された圧力信号を所定の
周期で読み取って前回読み取った圧力信号との差を温度
変化信号として出力する温度変化検出部と、前記温度変
化信号が一定時間継続して一定の上昇率を越えたときに
火災が発生したと判定して発報信号を出力する火災判定
部とを備えた構成にしている。
【0016】第1〜第3の発明によれば、以上のように
熱感知ユニットを構成したので、次のような作用が行わ
れる。通常動作時に、空気管が敷設された周囲の温度が
火災等によって急上昇すると、この空気管の内部の空気
圧が上昇する。空気管の内部の空気圧は接続部を介して
圧力センサに与えられて検出される。圧力センサの圧力
信号は、信号処理部で周期的に読み取られて増幅され温
度変化信号が出力される。温度変化信号は火災判定部に
与えられ、その上昇率が一定時間継続して一定の上昇率
を越えたときに火災が発生したと判定されて発報信号が
出力される。試験時には、試験治具を用いて測定部の注
入口を介して空気管に試験用の空気を注入すると共に、
空気管内の圧力を測定口に接続した試験治具で測定す
る。
【0017】第4の発明は、火災報知システムにおい
て、第1〜第3の発明の熱感知ユニットを複数の警戒区
域に対応して複数設け、前記複数の熱感知ユニットを共
通の中継器を介して火災受信機に接続するように構成
し、前記中継器は前記熱感知ユニットから出力される信
号を該熱感知ユニットに固有の信号とともに前記火災受
信機に送信するように構成している。
【0018】第5の発明は、第4の発明の火災報知シス
テムにおいて、複数の熱感知ユニット及び中継器を熱感
知ユニット収容箱に収容し、且つ該複数の熱感知ユニッ
ト及び該中継器をそれぞれコネクタで接続した構成にし
ている。
【0019】第4及び第5の発明によれば、次のような
作用が行われる。複数の警戒区域毎に設けられた熱感知
ユニットは、共通の中継器を介して火災受信機に接続さ
れる。そして、各熱感知ユニットから出力された信号
は、中継器でこれらの熱感知ユニットに固有の信号が付
加されて、火災受信機に送信される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の熱感
知ユニットの構造を示す一部切り欠き平面図である。図
2は、図1の熱感知ユニットを用いた差動式分布型熱感
知器の概略の構成図である。この熱感知ユニット1C
は、図1に示すように、基板10上に搭載された接続部
20、圧力センサ30、信号処理部40、及びコネクタ
50で構成されている。接続部20は、空気管1Aを接
続するためのパッキング21と本体22を有している。
本体22は、金属或いは耐熱性の硬質プラスチック等で
形成され、空気管1Aの一端を圧力センサ30に接続す
るための貫通孔23と、この空気管1Aの他端を終端す
る試験孔24が設けられている。試験孔24には、空気
管1Aに試験用の空気を注入するための注入口25と、
この空気管1A内の圧力を測定するための測定口26が
設けられている。
【0021】パッキング21は、ゴム等の弾力性のある
材料で形成され、空気管1Aの両端を気密性を保つよう
に本体22の貫通孔23及び試験孔24に接続するもの
である。パッキング21は、空気管挿入用のテーパー部
21aと、本体22に挿入するためのテーパー部21b
を有すると共に、この本体22に設けられた切り欠き部
に、嵌合して固定するための固定フィン21cを有して
いる。本体22の試験孔24に設けられた注入口25と
測定口26は、通常動作時はキャップ25a,26aで
密閉され、試験調整時には外側から簡単に試験治具を接
続することができるように、基板10に対して垂直に位
置するように配置されている。貫通孔23の他端には、
圧力センサ30が接続されている。
【0022】圧力センサ30は、図2に示すように、感
圧膜31と、この感圧膜31で仕切られた空気室32,
33を有している。感圧膜31は、例えば単結晶シリコ
ン基板上に4個のストレイン・ゲージ抵抗を形成し、こ
の単結晶シリコン基板に圧力が加えられたときに、抵抗
値が増加する抵抗同士と減少する抵抗同士を、それぞれ
対向する辺となるようにブリッジ接続したものである。
そして、ブリッジ回路の入力側に一定の電圧を印加する
ことにより、加えられた圧力に対応する電圧(圧力信
号)が、このブリッジ回路の出力側から出力されるよう
になっている。空気室32は接続部本体22の貫通口2
3に接続されて空気管1A内の空気圧が加えられ、空気
室33には大気圧が加えられるようになっている。圧力
センサ30の出力側は、信号処理部40に接続されてい
る。
【0023】信号処理部40は、増幅器41、アナログ
・ディジタル変換器(以下、「ADC」という)42、
温度変化検出部43、及び火災判定部44で構成されて
いる。増幅器41は、圧力センサ30から出力された圧
力信号を、ADC42の入力レベルまで増幅するもので
ある。ADC42は、増幅器41から与えられた電圧を
ディジタル値に変換するものであり、その出力側が温度
変化検出部43に接続されている。温度変化検出部43
は、例えばマイクロプロセッサ等で構成され、ADC4
2から出力されるディジタル値を所定の周期(例えば、
5秒)で読み取って、所定の圧力データに変換すると共
に、前回読み取った圧力データとの差を温度変化信号と
して出力するものである。温度変化検出部43の出力側
には、火災判定部44が接続されている。
【0024】火災判定部44は、例えば温度変化検出部
43と同一のマイクロプロセッサ等で構成され、この温
度変化検出部43から与えられた温度変化信号に基づい
て火災の発生を判定するものである。即ち、火災判定部
44は、温度変化信号が一定時間継続(例えば、3回連
続)して一定値(例えば、10℃/分相当)を越えた時
に、火災が発生したと判定するものである。火災判定部
44は、火災の発生を判定すると図示しない接点を閉
じ、コネクタ50を介して発報信号OUTを出力するよ
うになっている。
【0025】図3(i)〜(iv)は、図1の熱感知ユニ
ットに用いられる各種の接続部本体の外観を示す斜視図
である。図3(i),(ii)の本体22は、ほぼ半円形
の断面を有するいわゆる蒲鉾型であり、図3(iii),
(iv)の本体22は、長方形の断面を有する直方体とな
っている。いずれも、本体22の長手方向に貫通する貫
通孔23と、同じく長手方向に形成されて他端が閉じら
れた試験孔24を有している。試験孔24の途中には、
この試験孔24に対して直角方向で、本体22の上側に
通ずる注入口25及び測定口26が形成されている。図
3(i),(iii)の注入口25及び測定口26は、本体
22に穴を明けて形成したものであり、図3(ii),
(iv)の注入口25及び測定口26は、本体22に形成
された穴とこれに接続するための円筒状の突起部を設け
た構造である。これらの注入口25及び測定口26の形
状は、これに接続する試験治具の接続部に対応したもの
となっている。
【0026】図4は、図1の熱感知ユニットの試験治具
の一例を示す構成図である。この試験治具60は、図1
の熱感知ユニット1Cの本体22に接続するための接続
部61を備えている。接続部61は、本体22の注入口
25及び測定口26に接続するための突起61a,61
bを有しており、これらの突起61a,61bの内部に
それぞれ貫通孔61c,61dが形成されている。貫通
孔61cには、空気抜き孔61eが分岐され、この一端
が外部に開放されている。また、空気抜き孔61eの途
中には、空気抜き弁61fが設けられ、通常時は閉じら
れている。流通試験で空気管内の圧力を1/2に減圧す
る時などに、空気抜きレバー61gを操作することによ
って空気抜き弁が開放されて空気管内の圧力を抜くこと
ができるようになっている。
【0027】接続部61には、熱感知ユニット1Cの接
続部本体22に接続したときに、突起61aに形成され
た貫通孔61cを通して注入口25に所定の速度で試験
用の空気を注入する試験ポンプ62と、突起61bに形
成された貫通孔61dを通して測定口26の空気圧を検
出するための圧力センサ63が接続されている。試験ポ
ンプ62は、例えばモータ、減速ギア、及びねじ式のポ
ンプ等で構成され、減速ギアで減速されたモータの回転
でねじを一定速度で徐々にねじ込み、このポンプ内の空
気を一定速度で押し出すものである。圧力センサ63
は、空気管1A内の空気圧を検出するもので、図2中の
圧力センサ30と同様のものである。
【0028】圧力センサ63の出力側は、増幅器64を
介してADC65に接続され、このADC65の出力側
が測定部66に接続されている。測定部66は、例えば
マイクロプロセッサ等で構成され、ADC65から出力
されるディジタル値を読み取って圧力データに変換する
ものである。測定部66の出力側は、制御部67に接続
されている。制御部67は、測定部66と同一のマイク
ロプロセッサ等で構成され、この測定部66から与えら
れた圧力データに基づいてその上昇率を算出し、時間や
圧力データの上昇率等を時間表示部68a及び圧力表示
部68bに表示したり、操作部69から与えられた指示
に基づいて試験ポンプ62の制御を行うものである。制
御部67は、空気管1A内の空気圧が所定の値に達した
ときに試験ポンプ62の動作を停止させ、圧力センサ3
0,63が過大な空気圧で破壊することを防止するよう
になっている。
【0029】操作部69により試験開始の指示が入力さ
れると制御部67は、指示を受けてからの時間を測定
し、その時間を時間表示部68aに表示させる。また、
制御部67は、試験終了時に表示されている時間をその
時点でストップさせる。時間表示部68aは、操作部6
9のマニュアル操作によってストップウォッチのように
使用することも可能である。
【0030】操作部69には、警戒区域に敷設された空
気管の長さを設定するための設定スイッチが設けられて
いる。流通試験時に空気管に加える圧力は、空気管の長
さにより異なるため、この設定スイッチを接続される空
気管の長さに合わせるように設定することで、制御部6
7は空気管の長さに合った所定の圧力上昇を注入するよ
うポンプ62を制御するようになっている。
【0031】図5(i),(ii)は、図2の差動式分布
型熱感知器の設置例を示す図であり、同図(i)は警戒
区域の平面図、及び同図(ii)は同図(i)中の熱感知
ユニット収容箱の構成図である。
【0032】図5(i)に示すように、警戒区域の部屋
,,と通路には、それぞれ空気管1A(但し、
i=1〜4)が敷設されている。これらの空気管1A
の両端は、部屋の片隅に設置された熱感知ユニット収
容箱70に引き込まれている。熱感知ユニット収容箱7
0には、図5(ii)に示すように、部屋,,及び
通路の空気管1Aにそれぞれ対応する4組の熱感知ユ
ニット1Cと、これらの4組の熱感知ユニット1C
の発報信号OUTを外部に出力する中継器80とが収容
されている。
【0033】中継器80には、伝送線を介して他の中継
器や火災受信機90が接続されており、熱感知ユニット
収容箱70内の4組の熱感知ユニット1Cの発報信号
OUTのほか、他の中継器から伝送されてきた発報信号
OUTを、伝送線を介して火災受信機90側へ送信する
機能を有している。これらの空気管、熱感知ユニット、
中継器、及び火災受信機によって火災報知システムが構
成されている。
【0034】次に、図4の試験治具60を用いた図5の
差動式分布型熱感知器の試験調整例を説明する。まず、
試験対象の熱感知ユニット1Cにおける接続部本体2
2の注入口25と測定口26のキャップ25a,26a
を取り外し、試験治具60の接続部61の突起61a,
61bを、この注入口25と測定口26にそれぞれ接続
する。
【0035】(i) ポンプ試験 試験治具60の操作部69から試験開始の指示を入力す
る。この入力を受けて制御部67は、時間測定を開始し
て時間表示部68aに時間を表示させると共に、試験ポ
ンプ62を駆動制御する。試験ポンプ62が駆動される
ことで、接続部61の貫通孔61c、熱感知ユニット1
Ciの注入口25を介して空気管1Aに、所定の圧力
上昇が加えられる。その時の空気管1Aの圧力上昇
は、測定口26、接続部の貫通孔61dを介して試験治
具60の圧力センサ63で検出され、増幅部64、AD
C65、及び測定部66を介して制御部67に与えら
れ、更に圧力表示部68bに検出された圧力が表示され
る。所定の圧力上昇によって発報信号OUTが出力され
た時点で、時間表示部68aの時間を測定する。所定時
間範囲内に発報すれば正常と判断し、所定時間範囲外な
らば、空気管の目詰まりや漏れ、または圧力センサ63
自体の故障が考えられるので、これらの箇所を調査す
る。
【0036】(ii) 流通試験 試験治具60の操作部69から、試験開始の指示操作を
入力する。この入力を受けて制御部67は、試験ポンプ
62を駆動制御する。試験ポンプ62が駆動されること
で、接続部61の貫通孔61c、熱感知ユニット1Ci
の注入口25を介して空気管1Aiに、所定の圧力上昇
が加えられる。その時の空気管1Aの圧力上昇は、測
定口26、接続部の貫通孔61dを介して試験治具60
の圧力センサ63で検出され、増幅部64、ADC6
5、及び測定部66を介して制御部67に与えられ、更
に圧力表示部68bに検出された圧力が表示される。
【0037】注入口25から所定圧力を加え、圧力表示
部68bの表示によって所定の圧力に達し、安定するこ
とを確認する。圧力が安定しなければ、空気漏れの可能
性があるので、その箇所を調査する。圧力の安定を確認
できた場合には、その後、空気抜きレバー61gを操作
し、空気抜き弁61fを開放させることによって、空気
管1Ai内の空気を抜くと共に、操作部69のマニュア
ル操作によりストップウォッチ機能をスタートさせ、最
初に加えた所定圧力の1/2になるまでの時間を圧力表
示部68b及び時間表示部68aの表示により測定す
る。その時間が、所定時間範囲内であるかどうかを確認
する。もしも所定時間範囲外であれば、空気管1Aiの
どこかで目詰まりが発生している可能性があるので、そ
の箇所を調査する。尚、上記試験における時間測定は、
市販のストップウォッチを使用することも可能である。
【0038】次に、警戒区域に設置された、例えば図2
等の差動式分布型熱感知器の動作を説明する。この差動
式分布型熱感知器では、密閉された空気管1A内の空気
圧が、接続部20を介して圧力センサ30の空気室32
に加えられ、空気室33には大気圧が加えられている。
火災の発生がない平常時は、空気管1Aが敷設された部
屋等の温度変化や気圧の変化は緩慢で、圧力センサ30
から出力される電圧(圧力信号)の変化も微小である。
【0039】ここで、空気管1Aが敷設された部屋等に
火災が発生すると、火災による温度上昇でこの空気管1
A内の空気が膨脹し、その圧力が接続部20の貫通孔2
3を通して圧力センサ30の空気室32に加えられ、そ
の圧力が上昇する。一方、空気室33には大気圧が加え
られているので、空気室32,33の圧力の平衡が崩
れ、圧力センサ30の感圧膜31から出力される圧力信
号が変化する。圧力センサ30から出力された圧力信号
は、増幅器41で所定のレベルに増幅されてADC42
に与えられる。
【0040】増幅器41の出力電圧は、ADC42によ
ってディジタル信号に変換され、温度変化検出部43に
伝えられる。温度変化検出部43では、ADC42から
出力されるディジタル値が5秒周期で読み取られ、圧力
データに変換される。更に、温度変化検出部43で前回
読み取られた圧力データからの変化量が算出され、温度
変化信号として火災判定部44に与えられる。
【0041】火災判定部44において、温度変化信号の
上昇率が10℃以上/分相当を越えていれば有効変化と
判定される。更に火災判定部44において、温度変化信
号が3回連続して有効変化であるか否かが監視され、3
回有効変化が継続した時点で、火災発生と判定されてコ
ネクタ50を介して発報信号OUTが出力される。発報
信号OUTは、この熱感知ユニット1Cが収容された熱
感知ユニット収容箱内の中継器80に出力される。
【0042】中継器80では、熱感知ユニット1Cから
の信号を受信すると、その熱感知ユニットを識別し、そ
の中継器固有のアドレス及び該当する熱感知ユニット固
有のアドレスを、熱感知ユニット1Cからの信号に付加
して火災受信機90へ送信する。中継器80と火災受信
機90との間の伝送形態は、例えば、ポーリング方式等
が適用される。中継器80は、各熱感知ユニットからの
信号を一定時間毎に更新記憶しておき、火災受信機90
からのポーリングによる呼び出しを受けると記憶してあ
った信号を、この火災受信機90に対して送信するよう
になっている。
【0043】以上のように、この熱感知ユニット1C
は、次の(1)〜(3)のような利点がある。 (1) 温度変化検出部43において圧力センサ30で
検出された圧力信号の変化に基づいて温度変化を検出
し、火災判定部44において、この温度変化に基づいて
火災発生の判定している。このため、接続部20にリー
ク孔を設ける必要がなく、従ってリーク抵抗試験を行う
必要がない。また、ダイヤフラム試験も、ポンプ試験で
代用できるため必要ない。よって、試験が非常に簡素化
できる。
【0044】(2) 熱感知ユニット1Cは、リーク孔
を有するコック部や、ダイヤフラム等の大きな構成部品
を持たないので、構成要素をすべて小形の基板10上に
搭載すること可能である。また、試験調整は簡単な試験
治具60で行うことができるので、複数の熱感知ユニッ
ト1Cを、熱感知ユニット収容箱70等に集中配置する
ことが可能になる。これにより、定期点検等の作業効率
が向上する。
【0045】(3) 接続部20は、空気管1Aを着脱
自在に接続することができる気密性のパッキング21を
有している。これにより、例えば熱感知ユニット1Cが
故障した場合等に、その熱感知ユニット1Cを簡単に交
換することができる。
【0046】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。 (a) 基板10上の、接続部20、圧力センサ30、
信号処理部40、及びコネクタ50等の配置は、図1に
示したものに限定されない。個々の構成要素の形状寸法
や操作性等を考慮して、適切に配置する必要がある。
【0047】(b) 接続部20のパッキング21の形
状構造は、図1に示したものに限定されず、気密を保っ
て空気管1Aを着脱自在に接続できるものであれば良
い。 (c) 接続部本体22の形状は、図3に例示したもの
に限定されない。特に、注入口25及び測定口26の形
状は、接続する試験治具に対応した形状にする必要があ
る。
【0048】(d) 圧力センサ30や信号処理部40
の構成は、図2に例示したものに限定されない。同様の
機能を有するものであれば、適用可能である。 (e) 熱感知ユニットから中継器80を介して火災受
信機90へ送信される信号としては、発報信号OUTに
限定されない。例えば、増幅器41から出力される圧力
信号や、温度変化検出部43から出力される温度変化信
号であっても良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、空気管を着脱自在に接続する接続部と、該空
気管内の圧力を試験する測定部と、該空気管の内部の空
気圧を検出する圧力センサと、圧力信号を増幅する増幅
器を備えた信号処理部等を基板に搭載している。これに
より、構造の小形簡素化が可能になると共に試験調整が
簡素化できるという効果がある。また、複数の熱感知ユ
ニットを1箇所に集中配置することができるので、点検
作業がより効率化できるという効果がある。更に、故障
等の場合に熱感知ユニットを簡単に交換することができ
るという効果がある。
【0050】第2の発明によれば、信号処理部は、圧力
信号の変化を温度変化信号として出力する温度変化検出
部を備えているので、リーク孔を有するコック部やダイ
ヤフラム等の精密機械部品が不要となり、第1の発明の
効果に加えて、構造の小形簡素化が可能になると共に試
験調整が簡素化できるという効果がある。
【0051】第3の発明によれば、信号処理部は、圧力
信号の変化を温度変化信号として出力する温度変化検出
部と、この温度変化信号が一定時間継続して一定の上昇
率を越えたときに火災発生を判定する火災判定部を備え
ているので、第2の発明の効果に加えて、確実な火災判
定を行うことができるという効果がある。
【0052】第4の発明によれば、第1〜第3の発明の
熱感知ユニットを用いて火災報知システムを構成してい
るので、これらの第1〜第3の発明と同様の効果を備え
た火災報知システムが得られる。
【0053】第5の発明によれば、第4の発明の火災報
知システムにおいて、熱感知ユニットと中継器を熱感知
ユニット収容箱に収容し、これらの熱感知ユニットと中
継器をコネクタで接続しているので、定期点検や故障修
理等の作業が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の熱感知ユニットの構造を示
す一部切り欠き平面図である。
【図2】図1の熱感知ユニットを用いた差動式分布型熱
感知器の概略の構成図である。
【図3】図1の熱感知ユニットに用いられる各種の接続
部本体の外観を示す斜視図である。
【図4】図1の熱感知ユニットの試験治具の一例を示す
構成図である。
【図5】図2の差動式分布型熱感知器の設置例を示す図
である。
【図6】従来の差動式分布型熱感知器の構成図である。
【図7】図6の差動式分布型熱感知器の試験方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
1A 空気管 1C 熱感知ユニット 20 接続部 21 パッキング 22 本体 23 貫通孔 24 試験孔 25 注入口 26 測定口 30 圧力センサ 40 信号処理部 70 熱感知ユニット収容箱 80 中継器 90 火災受信機
フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA11 BB20 CC02 DD05 EE13 FF43 HH01 HH05 HH19 5C085 AA01 AC03 BA04 CA07 EA09 EA38 EA55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警戒区域に沿って敷設され周囲温度の変
    化に対応して内部の空気圧が変化する空気管の両端を着
    脱自在に接続する気密性の接続部と、 前記接続部に接続された前記空気管の一端に試験用の空
    気を注入するための注入口及び該空気管内の圧力を測定
    するための測定口を有する測定部と、 前記接続部に接続された前記空気管の他端の空気圧を検
    出して圧力信号を出力する圧力センサと、 前記圧力センサから出力された圧力信号を増幅して出力
    する増幅器を有する信号処理部と、 前記接続部、前記測定部、前記圧力センサ、及び前記信
    号処理部を搭載する基板とを、 備えたことを特徴とする熱感知ユニット。
  2. 【請求項2】 前記信号処理部は、前記増幅器から出力
    された圧力信号を所定の周期で読み取り、前回読み取っ
    た圧力信号との差を温度変化信号として出力する温度変
    化検出部を備えたことを特徴とする請求項1記載の熱感
    知ユニット。
  3. 【請求項3】 前記信号処理部は、前記増幅器から出力
    された圧力信号を所定の周期で読み取って前回読み取っ
    た圧力信号との差を温度変化信号として出力する温度変
    化検出部と、前記温度変化信号が一定時間継続して一定
    の上昇率を越えたときに火災が発生したと判定して発報
    信号を出力する火災判定部とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の熱感知ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の熱感
    知ユニットを複数の警戒区域に対応して複数設け、前記
    複数の熱感知ユニットを共通の中継器を介して火災受信
    機に接続するように構成し、前記中継器は前記熱感知ユ
    ニットから出力される信号を該熱感知ユニットに固有の
    信号とともに前記火災受信機に送信することを特徴とす
    る火災報知システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の熱感知ユニット及び前記中継
    器を熱感知ユニット収容箱に収容し、且つ該複数の熱感
    知ユニット及び該中継器をそれぞれコネクタで接続した
    ことを特徴とする請求項4記載の火災報知システム。
JP2000053599A 2000-02-29 2000-02-29 熱感知ユニット及び火災報知システム Expired - Fee Related JP4447724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000053599A JP4447724B2 (ja) 2000-02-29 2000-02-29 熱感知ユニット及び火災報知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000053599A JP4447724B2 (ja) 2000-02-29 2000-02-29 熱感知ユニット及び火災報知システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001243567A true JP2001243567A (ja) 2001-09-07
JP4447724B2 JP4447724B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=18574963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000053599A Expired - Fee Related JP4447724B2 (ja) 2000-02-29 2000-02-29 熱感知ユニット及び火災報知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447724B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339092A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Yazaki Corp 熱式火災警報器
CN109827668A (zh) * 2019-03-22 2019-05-31 安徽徽宁电器仪表集团有限公司 一种高精度温度测量仪

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339092A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Yazaki Corp 熱式火災警報器
CN109827668A (zh) * 2019-03-22 2019-05-31 安徽徽宁电器仪表集团有限公司 一种高精度温度测量仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP4447724B2 (ja) 2010-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2003078955A1 (fr) Testeur d'etancheite
WO2006089075A3 (en) Thermal dispersion flow meter with chronometric monitor for fluid leak detection
US4625545A (en) Method and apparatus for detecting leaks
US8201438B1 (en) Detection of gas leakage
KR20040030352A (ko) 가스 차단 장치
JP2001243567A (ja) 熱感知ユニット及び火災報知システム
WO2019235291A1 (ja) ガス保安装置
JP2023101797A (ja) ガス保安装置
JPH11248592A (ja) ガス配管の気密・漏洩検査方法と装置及びこの装置に使う圧力計測器
KR20050117639A (ko) 가스누출 방지 시스템 및 그것을 이용한 가스누출 방지 방법
JP2000194967A (ja) 差動式熱感知器
JP5100168B2 (ja) ポータブル型脈動計
JPH10103547A (ja) ガス遮断装置
JP3798976B2 (ja) ガス漏洩検査方法及びガス漏洩検査装置
JP3816365B2 (ja) 差動式分布型熱感知器の試験装置
JP2979337B2 (ja) ガス設備点検装置
JP3845235B2 (ja) 差動式熱感知器
JP7249594B2 (ja) ガス保安装置、及び、ガス保安システム
JPH06307962A (ja) 差圧測定装置
JPH10197300A (ja) 差圧利用流量計
TWM499554U (zh) 臨場真空測漏系統
JP2005098598A (ja) 空調配管用気密試験装置および空調配管の気密試験方法
JP2776168B2 (ja) 圧力センサ応用装置
JPH09229845A (ja) 恒温槽における自動試験装置
JP2000146637A (ja) ガス遮断装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050706

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4447724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees