JP2001242688A - 非接触現像方法、非接触現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

非接触現像方法、非接触現像装置及び画像形成装置

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JP2001242688A
JP2001242688A JP2000054144A JP2000054144A JP2001242688A JP 2001242688 A JP2001242688 A JP 2001242688A JP 2000054144 A JP2000054144 A JP 2000054144A JP 2000054144 A JP2000054144 A JP 2000054144A JP 2001242688 A JP2001242688 A JP 2001242688A
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Tsuneo Mizuno
恒雄 水野
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】DCオフセット電圧をAC電圧に重畳した駆動
電圧を、非接触現像ローラに印加して、トナー現像する
非接触現像方法に関し、選択現像現象を防止する。 【構成】大きな粒径のトナーの飛翔速度と、小さな粒径
のトナーの飛翔速度との速度比は、現像ローラに印加さ
れる交流電圧(45)の駆動周波数fにより、変化する
ため、交流成分の駆動周波数fを、トナーの選択現像を
発生しない範囲に設定することにより、有効に選択現像
現象を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光ドラム等の潜像担
持体にトナー像を形成するための非接触現像方法、その
装置及び画像形成装置に関し、特に、直流と交流とを重
畳した現像バイアスを印加して、トナーを飛翔させ、潜
像担持体の潜像を現像する非接触現像方法、その装置及
び画像形成装置に関する。
【0002】近年、電子写真装置、特に、電子写真プリ
ンタにおいて、高速化と高画質化が要求されている。こ
のため、非接触現像方法が提案されている。非接触現像
方法は、感光ドラムと現像器の現像ローラとを非接触状
態に保ち、現像ローラのトナーを感光ドラムに飛翔さ
せ、感光ドラムの静電潜像を現像するものである。
【0003】
【従来の技術】非接触状態で現像するには、現像ローラ
のトナーを、感光ドラムに飛翔させる必要がある。この
ため、現像ローラと感光ドラムとの間に、バイアス電圧
を印加する。印加電圧は、直流オフセット電圧に交流電
圧を重畳した電圧である。この電圧の印加により、トナ
ーは、感光ドラムと現像ローラとの間を振動しながら、
感光ドラム上の潜像に付着し、現像が行われる。
【0004】この方法は、非接触であるため、画像形成
プロセス速度を速くする事ができ,かつ現像ローラ上の
現像剤が感光ドラムのトナー像を乱すことを防止でき、
高速印刷及び高画質印刷が実現できる。この交流電界を
印加する方法は、日本国特開平6−19213号公報、
特開平7−72699号公報、特開平7−114223号公報
等により開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている周波数の交流電界(例えば、6000ヘル
ツ)を印加すると、初期の印刷では、画像品質が高く、
印刷するに従い、画像品質が低下するという問題があ
る。即ち、現像剤のトナーの粒子径は均一でなく、ある
程度の分布を持つ。一般に、粒子径の大きいトナーは、
帯電量が低く、粒子径の小さいトナーは、帯電量が高
い。
【0006】現像ローラと感光ドラムとの間の空隙の電
界Eに対するクーロン力Fは、F=qEであるから、帯
電量の高い小粒子のトナー程、感光ドラムに飛翔しやす
くなる。このため、現像器のトナーは、小粒子径のトナ
ーほど早く消費され、大粒子径のトナーが残る。このた
め、印刷枚数が多くなるに従い、現像のためのトナー粒
子径が大きくなる。これは、選択現像現象と言われてい
る。このため、印刷枚数の増加に応じて、解像度が低下
し、画像品質が低下するという問題がある。
【0007】このため選択現象を防止するためには、現
像器に投入するトナーの粒径を揃える必要がある。しか
しながら、粒径の揃えたトナーを求めるのは、困難であ
る。特に、近年の画質の向上のため、トナーの粒径は、
10ミクロン以下である。このような微小トナーの粒径を
揃えるのは、不可能に近い。
【0008】従って、本発明の目的は、選択現像現象を
有効に防止するための非接触現像方法、その装置及び画
像形成装置を提供するにある。
【0009】本発明の他の目的は、トナーの飛翔特性を
利用して、選択現像現象を防止するための非接触現像方
法、その装置及び画像形成装置を提供するにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、粒子径の大きい
トナーは、空気抵抗に対し速度が落ちないことに注目し
て、粒径の大きいトナーの飛翔特性を有効に利用して、
選択現像現象を防止するための非接触現像方法、その装
置及び画像形成装置を提供するにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、交流成分の周波
数の設定により、選択現像現象を防止するための非接触
現像方法、その装置及び画像形成装置を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触現像方法
は、直流成分に交流成分が重畳された現像バイアスの印
加により,現像剤担持体のトナーを、潜像担持体に飛翔
して、前記潜像担持体の静電潜像を現像する方法であ
る。そして、前記交流成分の周波数fが、前記トナーの
選択現像の生じない範囲に設定される。
【0013】本発明の非接触現像装置は、トナーを担持
する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に直流成分に交
流成分が重畳された現像バイアスを印加する手段とを有
し、前記バイアスの印加により,前記現像剤担持体のト
ナーを、潜像担持体に飛翔して、前記潜像担持体の静電
潜像を現像する装置である。そして、前記交流成分の周
波数fが、前記トナーの選択現像を発生しない範囲に設
定した。
【0014】本発明の画像形成装置は、潜像担持体と、
トナーを担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に
直流成分に交流成分が重畳された現像バイアスを印加す
る手段とを有し、前記バイアスの印加により,前記現像
剤担持体のトナーを、潜像担持体に飛翔して、前記潜像
担持体の静電潜像を現像する装置である。そして、前記
交流成分の周波数fを、前記トナーの選択現像を発生し
ない範囲に設定した。
【0015】本発明の発明者は、交流成分の周波数と、
トナーの飛翔速度との関係を研究したところ、粒径の大
きさにより、トナーの飛翔速度が異なることを見出し
た。そして、大きな粒径のトナーの飛翔速度が、小さな
粒径のトナーの飛翔速度より早くなると、帯電量が小さ
く、粒径の大きなトナーも飛翔し易くなり、選択現像を
防止できることが判った。
【0016】大きな粒径のトナーの飛翔速度と、小さな
粒径のトナーの飛翔速度との速度比は、交流電圧の周波
数により、変化することを見出したため、交流成分の周
波数fを、トナーの選択現像を発生しない範囲に設定す
ることにより、有効に選択現像現象を防止することがで
きる。交流成分の周波数fを設定するだけで良いため、
現像剤の粒径を調整する必要がなく、容易に選択現像を
防止できる。
【0017】本発明の非接触現像方法の他の態様は、前
記周波数の範囲は、5×10・v≦f≦1.36・η/
(r2・δ)である。但し、vは、前記潜像担持体のプロセ
ス速度、rは、前記トナー粒子の半径, ηは 、空気の
粘性抵抗、δは、前記トナー粒子の密度である。
【0018】この態様では、周波数の上限を、大きな粒
径のトナーの飛翔速度と、小さな粒径のトナーの飛翔速
度との速度比が、一定値以上となるように定め、下限値
を濃度ムラの生じない範囲に定めた。このため、濃度ム
ラが生じることなく、しかも選択現像を防止できる。
【0019】本発明の他の態様の非接触現像方法は、前
記交流成分の周波数fが、前記平均粒子径のトナーに対
し、1.5倍の粒子径のトナーの速度比が,1.1倍以上
となるように設定した。
【0020】この態様では、通常のトナーの粒径分布
が、平均粒径に対し、およそ1.5倍の範囲内にあること
から、その1.5倍のトナーの平均粒径のトナーに対する
速度比を、1.1倍とすることにより、有効に選択現像を
防止することができる。
【0021】本発明の別の態様の非接触現像方法は、前
記交流成分の1周期における前記潜像担持体の移動量
が、0.2mm以下となるように、前記交流成分の周波
数fを設定した。
【0022】この態様では、交流成分の1周期が長い
(即ち、周波数が低い)と、濃度ムラが発生するため、
濃度ムラが生じない下限を定めたものである。このた
め、濃度ムラが生じることなく、しかも選択現像を防止
できる。
【0023】
【発明を実施するための最良の形態】以下、本発明を、
画像形成装置、現像方法、実施例、他の実施の形態の順
で説明する。
【0024】・・画像形成装置・・ 図1は、本発明の一実施の態様の画像形成装置の構成
図、図2は、現像装置の拡大図である。図1は、画像形
成装置として、電子写真プリンタを示している。
【0025】図1に示すように、電子写真装置は、潜像
担持体として、感光ドラム1を有する。感光ドラム1
は、OPCドラムで構成されており、例えば、暗部電位
が、−700V±20V,明部電位が、−80V±10
Vである。帯電器2は、帯電ブラシで構成され、感光ド
ラム1を一様帯電する。帯電ブラシ2は、導電性レーヨ
ン等で形成される。印加電圧は、直流オフセット電圧が
重畳された交流電圧である。光像露光器3は、感光ドラ
ム1に光像を露光して、感光ドラム1に、静電潜像を形
成する。例えば、LEDアレーを用いることができる。
【0026】非接触現像器4は、感光ドラム1の静電潜
像をトナーにより、現像する。この現像器4は、一成分
現像器で構成されている。現像ローラ40は、感光ドラ
ム1に非接触であり、トナー43を感光ドラム1に搬送
する。現像ローラ40は、例えば、アルミで構成され、
その表面は、トナー43を搬送するため、ブラスト処理
されている。
【0027】リセットローラ41は、図2に示すよう
に、現像ローラ40と同一方向に回転し、現像ローラ4
0からトナーを除去する。リセットローラ41は、ウレ
タン樹脂で形成されている。ブレード44は、ステンレ
スで構成され、現像ローラ40のトナーの層厚を一定値
に規制するものである。
【0028】パドルローラ42は、現像器4内のトナー
43を攪拌して、トナー43を帯電する。トナー43
は、例えば、着色剤を含有するポリエステル樹脂に、導
電剤とシリカを外添したものである。
【0029】転写器5は、転写ローラで構成されてい
る。転写ローラは、発泡ポリウレタンで構成され、かつ
定電流駆動される。転写ローラ5は、感光ドラム1のト
ナー像を媒体8に転写する。クリーナー6は、ブレード
により感光ドラム1の残留トナーを除去する。定着器7
は、媒体8のトナー像を熱定着する。
【0030】図2に示すように、現像ローラ40は、感
光ドラム1に非接触である。現像ローラ40の回転方向
は、感光ドラム1の回転方向と逆であり、いわゆるwi
th回転である。リセットローラ41の回転方向は、現
像ローラ40の回転方向とy同一であり、いわゆるカウ
ンタ回転である。
【0031】この現像ローラ40とリセットローラ41
とには、現像バイアス電源47から現像バイアス電圧が
印加されている。現像バイアス電源47は、直流電圧D
C源46と、交流電圧AC源45とを直列に接続して、
従って、現像ローラ40には、直流オフセット電圧を持
つ交流電圧が印加される。
【0032】この交流電圧により、現像ローラ40上の
トナー43は、振動し、飛翔し易くなり、直流オフセッ
ト電圧に従い、感光ドラム1方向に飛翔する。これによ
り、感光ドラム1の静電潜像が現像される。前述のよう
に、空隙の電界に対し、帯電量の大きいトナーは、強い
クーロン力を持つため、帯電量の大きい小粒径のトナー
が、感光ドラム1に付着しやすい。このため、選択現像
現象が発生する。
【0033】本発明は、粒子径の大きいトナーの飛翔特
性を利用して、この選択現像を抑えるものである。以
下、その方法を現像方法により説明する。
【0034】・・現像方法・・ 図3は、本発明の一実施の態様の非接触現像のモデル図
であり、非接触現像におけるトナーの挙動を解析するた
め、現像部をモデル化したもである。
【0035】先ず、トナーの運動方程式を求める。図3
に示すように、トナー43の粒子1個の質量をm、その
加速度をa、トナーに働く力をf、時間をt、トナー粒
子の速度をv(t)、円周率をπ、空気の粘性抵抗を
η、トナー粒子の半径をr、トナー粒子の帯電量をq、
トナー粒子の半径をrとする。また、空気の誘電率をε
0、トナーの比誘電率をεt、OPCドラム1の比誘電
率をεdとする。
【0036】ニュートンの法則から、トナーに働く空気
中の力学的な力fは、下記(1)式で与えられる。
【0037】 f=ma+6πηrv(t) (1) 又、クーロンの法則から、電気的に与えられる力fは、
下記(2)式で与えられる。
【0038】 f= qE(t) (2) 但し、E(t)は、空隙の電界強度である。
【0039】更に、トナーが付着するための鏡像力を考
察する。トナーが現像ローラ40に付着する鏡像力fa
は、下記(3)式で示される。
【0040】 fa=q2/4πεtε0(2r)2 (3) 又、トナーがOPCドラム1に付着する鏡像力fdは、
下記(4)式で示される。
【0041】 fd=q2/4πε0(2r+2d/εd)2 (4) 従って、トナーの運動方程式は、トナーが現像ローラか
ら空隙中に飛翔する時は、下記(5)式で示される。
【0042】 ma=qE−6πηv(t)−fa (5) 又、トナーがOPCドラムから空隙中に飛翔する時は、
下記(6)式で示される。
【0043】 ma=qE−6πηv(t)−fd (6) ここで、空隙は、トナーの粒子径に対し、十分大きいた
め、飛翔中の鏡像力fa、fdは無視できる。従って、
(5)式、(6)式とも、下記(7)式で示される。
【0044】
【数 1】
【0045】(7)式の両辺を、ラプラス変換により、
s領域に変換する。ここで、V(s),E(s)を、下
記(8)式、(9)式で定義する。
【0046】
【数 2】
【0047】
【数 3】
【0048】従って、ラプラス変換式は、下記(10)
式で示される。
【0049】
【数 4】
【0050】ここで、トナー粒子の初期速度v(0)=
0とすると、(10)式は、下記(11)式に変形され
る。
【0051】 msV(s)+mv(0)+6πηrV(s)−qE(s)=0 (11) 従って、V(s)は、下記(12)式により得られる。
【0052】 V(s)=qE(S)/(ms+6πηr) (12) ここで、H(s)を、下記(13)式で定義すると、
(12)式は、(14)式に変形される。
【0053】 H(s)=1/(s+6πη(r/m)) (13) V(s)=(q/m)H(s)E(s) (14) (14)式において、E(s)は、電気的特性であるか
ら、トナーの粒子速度に関する空隙中の飛翔特性は、H
(s)で示される。
【0054】ここで、s=jωとし、(13)式から、
複素関数領域(s領域)での絶対値|H(jω)|を求
めると、(15)式のトナーの周波数特性が得られる。
【0055】
【数 5】
【0056】ここで、印加する交流電圧の周波数をfと
すると、ω=2πfの関係にあるから、空気粘性η=
1.82×10-5kg/m・s、トナーの質量m=(4/
3)πr3×1100kg/m 3 (但し、1100kg/m 3
トナーの密度である)として、(15)式に代入し、
(14)式により、粒子径と交流成分の周波数との関係
をシュミレーションした。この結果を、図4及び図5に
示す。
【0057】図4は、横軸をトナー粒子径d(=2r)
にとり、縦軸に粒子速度を取っている。そして、各周波
数、即ち、200ヘルツ、500ヘルツ、700ヘル
ツ、1000ヘルツ、2000ヘルツでの特性を示して
いる。図5は、横軸を交流成分の周波数(ヘルツ)にと
り、縦軸に粒子速度を取っている。そして、各トナー粒
子径、即ち、12μm、10μm、8μm、6μm、4
μmでの特性を示している。
【0058】図4及び図5から、同一の周波数でも、ト
ナー粒子径が大きい程、トナーの飛翔速度が速く、飛翔
しやすい事がわかる。また、この傾向は、周波数が低い
ほど、顕著である。この結果から、交流駆動周波数を適
切に選定することにより、帯電量の小さい大粒径のトナ
ーでも、帯電量の大きい小粒径のトナーと同様に、飛翔
できることが判る。即ち、駆動周波数を選定することに
より、選択現像の発生を防止できる。
【0059】次に、この駆動周波数の条件を説明する。
図6は、トナーの粒径の分布図である。図6に示すよう
に、市販の平均粒径7μmのトナーの個数分布を調べる
と、殆どのトナーは、5μmから10μmの範囲にあ
る。尚、コールカウンタにより、トナーの粒径の個数分
布を測定した。
【0060】従って、現像器に投入されるトナーで、消
費されるトナーの最大粒径は、平均粒径の約1.5倍
(10/7)と考えられる。
【0061】図7は、トナー粒径とその粒径のトナーの
帯電量との関係図である。図7に示すように、トナー粒
径が大きくなるに従い、帯電量が減少することが判る。
この帯電量の相違により、大きな粒径のトナーは、飛翔
しにくくなり、問題としている選択現像現象が生じる。
特に、各色のトナーを重ね合わせるカラー電子写真で
は、媒体上で各色のトナーの粒径が異なり、カラー画質
が低下する。
【0062】この選択現像現象を防止するには、図6の
トナー粒径分布から、平均粒径の約1.5倍の大きな粒
径のトナーの飛翔速度を、平均粒径のトナーの飛翔速度
より速くすれば良い。前述の図4及び図5から、交流周
波数の選定により、この条件を満足させることができ
る。
【0063】前述の式(14)、式(15)から、|H
(jω)|により、トナーの飛翔特性が定義されるか
ら、トナー密度をδとすると、平均粒径d=2rの周波
数特性|H(jω)|1は、下記(16)式で示され
る。
【0064】 |H(jω)|1=1/SQRT(ω2 +(4.5η/(r2・δ) 2) (16) 同様に、平均粒径dの1.5=倍の粒径(d=3r)の
周波数特性|H(jω)|2は、下記(17)式で示さ
れる。
【0065】 |H(jω)|2=1/SQRT(ω2 +(2η/(r2・δ) 2) (17) 両周波数特性の比|H(jω)|2/|H(jω)|1
に対する3000枚での粒径変化を、図8に示す。図8
では、横軸に前述の比をとり、縦軸に、初期のトナー平
均粒子径に対する3000枚印刷後のトナー平均粒子径
の比をとってある。尚、平均粒子径の測定は、現像ロー
ラ上のトナーを、コールカウンタで測定した。図8より
明らかな如く、比が1.1以上であると、粒径変化が、
1.2以下となり、粒径変化が問題とならない範囲とな
る。一方、比が1.1より小さいと、粒径変化は急激に
増加する。従って、比を1.1以上であることが最適で
ある。
【0066】このことは、下記式(18)のように、交
流周波数を選定すれば、選択現像を防止できる。
【0067】 |H(jω)|2/|H(jω)|1≧1.1 (18) 即ち、平均粒径のトナーに対し、1.5倍の粒子径のト
ナーが、速度比で1.1倍以上であれば良いことが判
る。これにより、(18)式に,(16)式、(17)
式を代入して、周波数fの範囲を求めると、下記(1
9)式の周波数範囲が得られる。
【0068】 f≦1.36η/(r2・δ) (19) これにより、選択現像を防止するための、周波数の上限
が定義された。次に、交流周波数の下限について、検討
する。周波数が低いと、現像時に、ベタ黒印刷で白線
(横筋)が生じる。そこで、周波数の下限値は、現像時
に、ベタ黒印刷で白線(横筋)が目立たないレベルに定
める。
【0069】感光ドラム1のプロセス速度(ドラム周
速)をvとし、現像バイアスの交流成分の1周期のドラ
ム移動量をlとすると、下記(20)式が成立する。
【0070】 l=v/f (20) このlを変化し、現像(ベタ黒印刷)を行い、その印刷
濃度ムラ(ΔOD)を濃度計により、測定した。図9
は、その結果をグラフ化したものであり、横軸にl、縦
軸にΔODをとっている。図9の実験結果から、lが、
0.2mm以下であれば、印刷濃度ムラが生じないこと
が判った。lが0.5mm以上では、黒ベタ印刷領域に
濃度ムラが発生し、lが短くなるにつれ、濃度ムラは少
なくなり、lが0.2mm以下では、濃度ムラのない均
一な濃度が得られる。
【0071】従って,周波数の下限は、(20)式と、
l≦0.2mmの条件から、下記(21)式となる。
【0072】 f>5×10-4v (21) このように、粒子径の大きいトナーの飛翔特性を利用す
ることにより、選択現像現象を防止できる。このため、
印刷枚数の増加に従い、解像度が変化することを防止で
き、均一な画質の印刷が可能となる。しかも、濃度ムラ
も防止できる。更に、交流周波数の選定で実現できるた
め、容易に且つ安価に実現できる。
【0073】図10は、前述の(19)式から得られる
粒子径2rと上限周波数との関係図である。図10か
ら、粒子径が小さい程、上限周波数が高いことが判る。
図11は、前述の(21)式から得られるプロセス速度
と下限周波数との関係図である。図11から、プロセス
速度が速い程、下限周波数が高いことがわかる。
【0074】従って、トナー粒子径及びプロセス速度か
ら、選択現像の生じない交流周波数を選択できる。
【0075】・・実施例・・ 次に、実施例を説明する。図1の印刷装置に、平均粒子
径7.1μmのポリエステル樹脂トナーを投入し、印刷
を行った。そして、印刷枚数1000枚毎に、現像器内
のトナーを取り出し、その平均粒子径を測定した。図1
2は、従来例の特性図であり、交流電圧の駆動周波数
が、2000Hz、デユーテイ35%(トナーがドラムに
向かう時間)、駆動波形は、矩形波とし、ACp−p
(ピークトウピーク)は、2.4kV、DCオフセット
電圧―500V、ドラム・現像ローラのギャップを30
0μmとした。
【0076】以上の条件で、5%の印字ランニングを行
った時の粒子径の変化を、図12に示す。初期には、
7.1μmであった平均粒子径は、印刷枚数の増加に従
い、徐々に大きくなり、3000枚では、10.1μm
となった。平均粒子径が約1.422倍となり、選択現
像が現れていることがわかる。
【0077】図13は、本発明の実施例としての、前述
の条件において、交流電圧の駆動周波数を、800Hzと
した場合である。初期7.1μmであったトナーの平均
粒子径は、3000枚の印刷後でも、7.9μmであ
り、選択現像を有効に防止している。
【0078】・・他の実施の態様・・ 図14は、本発明の他の実施の態様の構成図であり、カ
ラープリンタを示している。
【0079】上述の態様では、図1のように、モノクロ
の印刷装置で説明した。このプリンタでは、印刷枚数に
より、画像の解像度が変化しない。即ち、カラー印刷装
置10でトナー粒子径を生かした解像度の印刷を均一に
実行できるという利点がある。この現像方法をカラー印
刷装置10に適用すると、更なる効果を奏する。即ち、
図14に示すように、カラー印刷装置10では、各色毎
に現像器4Y〜4Kを有する。例えば、マゼンダ、シア
ン、イエロー、ブラックの4色の現像器4M、4C、4
Y、4Kを有する。
【0080】カラー印刷装置10の場合、各色のトナー
消費量は、均一でない。このため、現像器の各色のトナ
ー量は、異なる。従って,選択現像が生じると、現像像
の各色のトナー粒子径が異なる。このため、複数色のト
ナーを混色した場合、期待している色と異なる自体が発
生する。例えば、7μmの粒子径のマゼンダ色のトナー
と7μmの粒子径のシアン色のトナーとを混色した色
と、7μmの粒子径のマゼンダ色のトナーと10μmの
粒子径のシアン色のトナーとを混色した色とは、明らか
に異なる。
【0081】従って、本発明を,複数色のトナーを使用
するカラー印刷装置に適用することにより、印刷枚数に
従う色の変化を防止できる。
【0082】また、1成分現像剤で説明したが、同様
に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤にも適用
できる。
【0083】以上、本発明を実施の態様により説明した
が、本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形が可能
であり、それらを本発明から排除するものではない。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)大きな粒径のトナーの飛翔速度を、小さな粒径の
トナーの飛翔速度より早くして、帯電量の小さい粒径の
大きなトナーも飛翔し易くしたため、選択現像を防止で
きる。 (2)大きな粒径のトナーの飛翔速度と、小さな粒径の
トナーの飛翔速度との速度比は、交流電圧の周波数によ
り、変化するため、交流成分の周波数fを、トナーの選
択現像を発生しない範囲に設定することにより、有効に
選択現像現象を防止することができる。 (3)交流成分の周波数fを設定するだけで良いため、
現像剤の粒径を調整する必要がなく、容易に選択現像を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の態様の画像形成装置の構成図
である。
【図2】図1の現像器の拡大図である。
【図3】図2の非接触現像のモデル図である。
【図4】本発明の説明のためのトナー粒子径と飛翔速度
との関係図である。
【図5】本発明の説明のための交流周波数と粒子速度と
の関係図である。
【図6】本発明の説明のためのトナー粒径分布図であ
る。
【図7】本発明の説明のための帯電量の粒径依存性の説
明図である。
【図8】本発明の飛翔特性と粒径変化の関係図である。
【図9】本発明の交流周波数と濃度ムラとの関係図であ
る。
【図10】本発明による粒子径と上限周波数との関係図
である。
【図11】本発明によるプロセス速度と下限周波数との
関係図である。
【図12】本発明の比較例説明図である。
【図13】本発明の実施例の説明図である。
【図14】本発明の実施の態様の構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電器 3 露光器 4 現像器 40 現像ローラ 43 トナー 45 交流電源 46 直流電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流成分に交流成分が重畳された現像バイ
    アスの印加により,現像剤担持体のトナーを、潜像担持
    体に飛翔して、前記潜像担持体の静電潜像を現像する非
    接触現像方法において、 前記交流成分の周波数fを、前記トナーの選択現像を発
    生しない範囲に設定したことを特徴とする非接触現像方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1の非接触現像方法において、 前記交流成分の周波数が、次の範囲にあることを特徴と
    する非接触現像方法。 5×10・v≦f≦1.36・η/(r2・δ) 但し、vは、前記潜像担持体のプロセス速度、rは、前
    記トナー粒子の半径,ηは、空気の粘性抵抗、δは、前
    記トナー粒子の密度である。
  3. 【請求項3】請求項1の非接触現像方法において、 前記交流成分の周波数fが、前記平均粒子径のトナーに
    対し、1.5倍の粒子径のトナーの速度比が,1.1倍以
    上となるように設定したことを特徴とする非接触現像方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1の非接触現像方法において、 前記交流成分の1周期における前記潜像担持体の移動量
    が、0.2mm以下となるように、前記交流成分の周波
    数fを設定したことを特徴とする非接触現像方法。
  5. 【請求項5】トナーを担持する現像剤担持体と、前記現
    像剤担持体に直流成分に交流成分が重畳された現像バイ
    アスを印加する手段とを有し、前記バイアスの印加によ
    り,前記現像剤担持体のトナーを、潜像担持体に飛翔し
    て、前記潜像担持体の静電潜像を現像する非接触現像装
    置において、 前記交流成分の周波数fを、前記トナーの選択現像を発
    生しない範囲に設定したことを特徴とする非接触現像装
    置。
  6. 【請求項6】潜像担持体と、トナーを担持する現像剤担
    持体と、前記現像剤担持体に直流成分に交流成分が重畳
    された現像バイアスを印加する手段とを有し、 前記バイアスの印加により,前記現像剤担持体のトナー
    を、潜像担持体に飛翔して、前記潜像担持体の静電潜像
    を現像する画像形成装置において、 前記交流成分の周波数fを、前記トナーの選択現像を発
    生しない範囲に設定したことを特徴とする画像形成装
    置。
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