JPH06250510A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06250510A
JPH06250510A JP5040339A JP4033993A JPH06250510A JP H06250510 A JPH06250510 A JP H06250510A JP 5040339 A JP5040339 A JP 5040339A JP 4033993 A JP4033993 A JP 4033993A JP H06250510 A JPH06250510 A JP H06250510A
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JP
Japan
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toner
developing
image
developing roller
image carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP5040339A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nakajima
哲郎 中嶋
Kunihiko Sato
▲邦▼彦 佐藤
Masae Ikeda
眞砂恵 池田
Shuji Koike
修司 小池
Motomichi Shibano
元通 芝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真技術を用いた非接触現像方式の画像
形成装置に関し、常にトナー付着量を一定にすることの
できる画像形成装置を提供する。 【構成】 像担持体1と一成分現像器3とを備えた画像
形成装置において、像担持体1と現像器3の現像ローラ
7を所定の間隙gを介し対向させるとともに、像担持体
1へのトナー像形成を、該像担持体1と現像ローラ7の
周速比で一意に決めるようにしたことを特徴とする構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を用いた
非接触現像方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】近年情報産業の急速な発展に伴い、各種の
情報システムが開発されていて、それに適した出力機
(プリンタ)の要望が高まっており、各種のプリンタの
製品化が行われている。
【0003】
【従来の技術】一般的に記録方式はインパクト方式とノ
ンインパクト方式に分けられる。インパクト方式は、小
型で低価格,メンテナンスフリー等の利点がある反面、
騒音の点で問題がある。一方、ノンインパクト方式では
シリアル方式とページ方式がある。シリアル方式では、
小型で低価格等の利点があるが、熱転写方式では記録速
度が遅いという問題を、インクジェットでは目詰まりを
生じる等の問題をそれぞれ抱えている。
【0004】ページ方式については、電子写真方式が代
表として挙げられ、高速印字,高印字品質等の利点はあ
るが、プロセスが複雑であるため低価格化,装置の小型
化には問題があると見なされていた。しかし、最近の電
子写真式のプリンタについては、小型化,低価格化が進
み、インパクトプリンタの領域にまで入り込んできつつ
あるのが現状である。次に、この電子写真プロセスの概
要を説明する。
【0005】このプロセスでは、感光体を回転させ、そ
の表面に、放電ワイヤに高圧を印字することにより均一
な電荷層を形成する。次に、露光工程により、該表面
に、画像信号に対応した静電潜像を形成する。そして、
該静電潜像を、トナーと呼ばれる帯電着色粒子より成る
現像剤で可視化する(トナー像形成)。該トナー像は、
通常は転写材(記録紙)に転写後、熱,圧力により定着
される。
【0006】この静電潜像の現像方式は、大別すると、
一成分現像と二成分現像に分けられる。二成分現像の場
合は、使用現像剤がトナーとキャリアから成り、機械的
な撹拌によりトナーとキャリアに摩擦帯電を生じさせて
トナーに電荷を付与する。しかし、二成分現像方式の場
合、トナー濃度を常に一定に保つ必要があり、その安定
した制御が難しいという問題点もある。
【0007】これに対し、一成分現像方式は、キャリア
と混合することなくトナー単体で現像するもので、現像
ローラ上のトナー搬送,現像部へのトナー補給のために
トナーの中に磁性粉を含有するものと、非磁性のトナー
を用いるものがある。最近は、カラー化を考えて、非磁
性トナーを用いたカラープリンタの開発が注目されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】非接触現像法は、従来
より開発されてきた。しかし、この非接触現像法では、
感光ドラムと現像ローラの間に所定の間隙を設け、トナ
ーを飛翔させて感光ドラムにトナー像を形成していた。
このため、感光ドラム上に形成されるトナー付着量(ト
ナー像)は、トナー帯電量,潜像強度が変わると変化
し、画像濃度が低下したり像がつぶれるという問題があ
った。
【0009】図7はこのことを示すトナー付着量変動要
因説明図で、図7(A)はトナー帯電量の変化とトナー
付着量の関係を示し、図7(B)は潜像強度の変化とト
ナー付着量の関係を示している。図中、100はトナ
ー、VS は非露光部の電位、V B は現像バイアス電圧、
L は露光部の電位で、潜像強度はVB −VL である。
【0010】また、非接触現像法においては、図8に示
すように、バイアスの変化によっても画質の劣化が大き
いため、バイアスのマージンが大きくとれない。なお、
解像度が変わるということは、感光ドラム上のトナー付
着量が変わることを意味する。図9は印字濃度とトナー
付着量の関係を示している。以上のように、非接触現像
法においては、トナー付着量が変動する要因を多く含ん
でいる。
【0011】一方、カラー記録においては、トナー付着
量の安定化が重要になる。モノクロの場合、一定以上の
印字濃度を得るにはある一定以上のトナー付着量があれ
ば充分である。ところが、カラー記録の場合、トナー付
着量が変化すると光の吸収度合いが変わるため色合いも
変わってしまうという問題がある。このため、常にトナ
ー付着量を一定にすることが必要になる。
【0012】本発明は、非接触現像を行う際に常にトナ
ー付着量を一定にすることのできる画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図で、図中、1は感光ドラム(像担持体)、7は現像手
段に設けられた現像ローラ、100は現像手段に収容さ
れて現像ローラ7により現像部(像担持体1と現像ロー
ラ7の対向部分)へ搬送されるトナーである。現像ロー
ラ7と像担持体1の間には現像バイアス電圧VB が印加
されている。
【0014】像担持体1と現像ローラ7は間隙gを介し
対向しており、像担持体1へのトナー像形成は、現像ロ
ーラ7と像担持体1の周速比vd /vp で一意に決めら
れる。
【0015】現像手段としては一成分現像器が用いられ
る。また、現像ローラ7により現像部に供給するトナー
量は、像担持体上に形成されている静電潜像を満たすト
ナー量より少ない。8は、現像ローラ7及び図示しない
リセットローラ、パドル、アジテータ等とともに現像器
に設けられたブレードで、現像ローラ7上のトナー層厚
を規制する。
【0016】
【作用】印字濃度1.3以上を得る条件としては、トナ
ー付着量は8g/m2 が必要(詳細資料は後述)とな
る。この8g/m2 が得られる周速比vd /vp は2.
0に設定することになる(詳細資料は後述)。周速比を
この2.0に設定し、VACを−1kV,周波数を1kH
zで、VB を可変にしたときの像担持体1上のトナー付
着量は、実験の結果次のようになる。
【0017】VB が100V以下の領域では、現像部で
のトナー供給量は充分であるため、像担持体1上のトナ
ー付着量は直流バイアスに対応して増えている。一方、
Bが100V以上の領域では、現像部へ供給されるト
ナー量が制限されるのでトナー付着量は一定になる。こ
の結果から、静電的な溝が変化してもトナー付着量は変
化せず一定になる。
【0018】
【実施例】以下、図2乃至図6に関連して本発明の実施
例を説明する。
【0019】図2は本発明が適用される画像形成装置の
構造概要を示す側面図で、図中、1は感光ドラム(像担
持体)、2はコロナ帯電器、3は一成分現像器、4はコ
ロナ転写器、5はクリーナ、6は定着器である。
【0020】現像器3は、現像ローラ7と、該現像ロー
ラ7上のトナー層厚を規制するブレード8と、現像ロー
ラ7上のトナーを回収して新しいトナーを供給するリセ
ットローラ9と、現像ローラ7に向けトナーを搬送する
パドル10と、現像器内のトナー100を均一にならす
アジテータ11とを備えている。
【0021】記録に際しては、感光ドラム1を図2に矢
印で示す時計方向に回転させ、その表面を、コロナ帯電
器2により一様に帯電させた後、図示しない露光手段に
より所定のパターンで露光する。これにより、該表面に
は静電潜像が形成され、該静電潜像は現像ローラ7によ
り現像されてトナー像となる。
【0022】一方、記録紙101は、上記トナー像形成
とタイミングをとって転写部12に送られ、ここで、コ
ロナ転写器4による記録紙101へのトナー像転写が行
われる。その後、記録紙101は定着部に送られ、ここ
で、定着器6によるトナー像定着が行われる。定着完了
後、記録紙101は図示しないスタッカに排出される。
また、転写完了後の感光ドラム1の表面はクリーナ5に
より清掃され、除電器13により除電される。
【0023】このような構成,作用を有する非接触方式
の画像形成装置において、現像器3の現像ローラ7と感
光ドラム1の間隙gは一定に設定される。現像ローラ7
は、金属スリーブ,ゴムローラ(ウレタンゴム、シリコ
ンゴム、ニトルゴム)を用いる。ブレード部の拡大部
と、突き出し量に対する現像ローラのトナー層厚を図3
に示す。このときの現像ローラは発泡性のウレタンゴム
を用い、ゴム硬度はアスカーCで20〜40°とした。
【0024】本図に明らかなように、ブレード突き出し
量を0.4mm以下に抑えると、現像ローラ上のトナー
層厚は一層を形成できる。さらに、印字濃度1.3以上
を得る条件としては、図9からトナー付着量は8g/m
2 が必要となる。そこで、8g/m2 が得られる周速比
の条件として、現像ローラ周速vd と感光ドラム周速V
p との周速比vd /vp (供給能θ)を2.0に設定
し、vacを−1kV、周波数を1kHzで、VB を可変
にしたときの感光ドラム上のトナー付着量は図4の通り
である。
【0025】図4に示すように、VB が100V以下の
領域では、現像部でのトナー供給量は充分であるため、
感光ドラム上のトナー付着量は、直流バイアスに対応し
て増えている。一方、VB が100V以上の領域では、
現像部へ供給されるトナー量が制限されるので、トナー
付着量は一定になる。この結果から、静電的な溝が変化
してもトナー付着量は変化せず一定になる。
【0026】なお、上記のように供給能θ=2.0に設
定したのは、供給能θとトナー付着量Mの関係を示す図
5のグラフに基づいている。トナー付着量8g/m
2 (トナー層一層)を得るにはθ=2.0が適している
ことは本図により明らかである。
【0027】上記現像方式をカラープロセスに適用した
カラー画像形成装置を図6に示す。図中、111は感光
ドラム(像担持体)、112はコロナ帯電器、11
Y ,113M ,113C ,113BKはY(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン),BK(ブラッ
ク)色の現像器、114はコロトロン、115はクリー
ナ、116は定着器、117はコロナ帯電器112の電
源である。感光ドラム111は帯電器112により均一
に帯電される。なお、この帯電には、コロナ放電の代わ
りにブラシを用いた電荷注入帯電方式を用いても良い。
【0028】この状態で光照射を行い、感光ドラム11
1上に静電潜像を形成する。ここで、モノクロ印字を行
う場合は、現像器113BKにより記録を行う。また、フ
ルカラー記録を行う場合には、現像器113Y ,113
M ,113C にY,M,C色のカラートナーを入れ、上
記の帯電、光照射のプロセスを各色毎に行う。なお、こ
の現像器の順番は特に規定するものではない。
【0029】以上のように形成したカラートナー像は、
順次記録紙101に転写し、色トナーを重ね合わせる。
この転写はコロトロン114により行われる。その後、
記録紙101は、定着器116に送られ、ここでトナー
像が定着により固定された後、図示しないスタッカに排
出される。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、非
接触現像を行う際に一定のトナー付着量が得られるの
で、印字濃度を一定にするとともに像のつぶれをなくす
ことができ、特に、カラー記録の場合は常に安定した色
再現性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明が適用される画像形成装置の構造概要を
示す側面図である。
【図3】図2の現像器のブレード条件とトナー層厚の関
係説明図である。
【図4】本発明の実施例の非接触現像特性説明図であ
る。
【図5】本発明の実施例の供給能とトナー付着量の関係
説明図である。
【図6】本発明の実施例のカラー画像形成装置の構造概
要を示す側面図である。
【図7】トナー付着量変動要因説明図で、図7(A)は
トナー帯電量の変化とトナー付着量の関係を示し、図7
(B)は潜像強度の変化とトナー付着量の関係を示す。
【図8】非接触現像特性図である。
【図9】印字濃度とトナー付着量の関係説明図である。
【符号の説明】
1,111 感光ドラム(像担持体) 3,113Y ,113M ,113C ,113BK 現像
器 7 現像ローラ g 間隙 vd 現像ローラの周速 vp 感光ドラムの周速 θ(=vd /vp ) 供給能
フロントページの続き (72)発明者 小池 修司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 芝野 元通 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される像担持体(1)
    と、 前記静電潜像をトナーにより現像するための現像ローラ
    (7)を有する現像手段と、を備えた画像形成装置にお
    いて、 前記像担持体(1)と前記現像ローラ(7)を所定の間
    隙gを介し対向させるとともに、 前記像担持体(1)へのトナー像形成を、該像担持体
    (1)と前記現像ローラ(7)の周速比で一意に決める
    ようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 現像手段が一成分現像器であることを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 現像ローラ(7)により現像部に供給するトナー量は、
    像担持体(1)上に形成される静電潜像を満たすトナー
    量よりも少ないことを特徴とする画像形成装置。
JP5040339A 1993-03-02 1993-03-02 画像形成装置 Pending JPH06250510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040339A JPH06250510A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040339A JPH06250510A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH06250510A true JPH06250510A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12577879

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5040339A Pending JPH06250510A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 画像形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06250510A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7535536B2 (en) 1995-07-25 2009-05-19 Hitachi, Ltd. Display device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7535536B2 (en) 1995-07-25 2009-05-19 Hitachi, Ltd. Display device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020108