JP2001242482A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP2001242482A
JP2001242482A JP2000049891A JP2000049891A JP2001242482A JP 2001242482 A JP2001242482 A JP 2001242482A JP 2000049891 A JP2000049891 A JP 2000049891A JP 2000049891 A JP2000049891 A JP 2000049891A JP 2001242482 A JP2001242482 A JP 2001242482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スルーホールの形成不良を防止し、開口率が低
下することなく高品位の表示が可能なアクティブマトリ
クス型の液晶表示装置を提供することにある。 【解決手段】各画素電極51は、少なくとも一部が信号
線と重畳しているとともに、TFT18を介して信号線
および走査線に接続されている。信号線と直交して延び
る補助容量線52からは、静電遮蔽性を有する複数のシ
ールド電極53が延在し、それぞれ信号線に沿って延び
ている。各シールド電極は、相反する方向に延出した第
1および第2電極部53a、53bを有し、隣り合う2
つの画素電極の内、一方の画素電極の側縁部、および信
号線の側縁部の内、一方の画素電極側の側縁部のみと重
畳して設けられている。一方の画素電極が上記信号線の
第1側縁部と重畳する幅と、上記他方の画素電極が上記
信号線の第2側縁部およびシールド電極と重畳する幅と
が互いに相違している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄膜トランジス
タをスイッチング素子として表示画素電極を構成したア
クティブマトリクス型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度かつ大容量でありながら、
高機能、高精細な表示が得られる液晶表示装置の実用化
が進められている。この液晶表示装置には、種々の方式
があるが、中でも隣接画素間のクロストークが小さく、
高コントラストな画像表示が得られるとともに、透過型
表示が可能で大面積化も容易等の理由から、アクティブ
マトリクス型の液晶表示装置が多く用いられている。
【0003】一般に、アクティブマトリクス型の液晶表
示装置はアレイ基板を備え、このアレイ基板は、互いに
交差する方向に設けられた複数本の走査線および複数本
の信号線によって区画された複数の領域にマトリクス状
に設けられた画素電極を有し、各画素電極はスイッチン
グ素子として機能する薄膜トランジスタ(以下TFTと
称する)を介して走査線および信号線に接続されてい
る。
【0004】また、この種の液晶表示装置は、アレイ基
板の背面側に設けられたバックライトを備えている。そ
して、バックライトの消費電力を抑えるため、画素は開
口率の高い構造であることが望ましい。高い開口率が得
られる構造として、信号線と画素電極を重ねて配置する
ことにより信号線と画素電極との間の隙間を遮蔽する配
線BM(ブラックマトリックス)を形成する構造が知ら
れている。この配線BM構造の場合、信号線と画素電極
との間の寄生容量が大きい。
【0005】TFT液晶表示装置の表示品位は、信号線
と画素電極との寄生容量によって左右され、この寄生容
量の影響は、補助容量線を形成したり、あるいは、一定
電位に固定されたシールド電極を層間絶縁膜を介して画
素電極および信号線と重なるように配置することによっ
て抑制することができる。
【0006】また、配線BM構造では、ラビング方向の
下流側の信号線の端部付近に、液晶の配向不良領域が発
生し、コントラスト低下といった表示不良の原因となる
ことが知られている。そのため、液晶の配向不良領域を
配線で遮光しなければならず、信号線と画素電極との重
ね幅を大きくする必要がある。しかしながら、この場
合、信号線と画素電極との間の寄生容量が増加するとい
った問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、液晶の配向不
良領域が発生する側だけ信号線と画素電極との重ね幅を
大きくし、信号線の一側縁に沿ってシールド電極を配置
した、いわゆる片側シールド構造が提案されている。こ
の構造では、シールド電極の長さを調節することによ
り、画素電極の1側に位置した信号線と画素電極との容
量と、画素電極の他側に位置した信号線と画素電極との
容量と、のバランスをとることができ、クロストークな
どの表示不良の発生を抑えることができる。
【0008】一方、画素上置き構造の液晶表示装置で
は、画素電極とTFTのソース電極とを直接接続するこ
とはできない。そのため、有機絶縁膜にスルーホールを
形成し、信号線と同時に形成された画素接続用電極およ
びスルーホールを介して、画素電極とTFTのソース電
極とを接続している。
【0009】この場合、画素接続用電極は、スルーホー
ルの形成精度を見込んで、スルーホールよりも寸法を大
きくする必要があるが、信号線と同時に形成されるた
め、画素接続用電極の最大寸法は、ドットピッチ、最小
加工寸法、および信号線幅で決まる。ドットヒッチが小
さい場合、画素接続用電極の寸法は必然的に小さくな
り、有機絶像膜のスルーホール径も小さくなる。
【0010】通常、有機絶縁膜の膜厚は2〜4μmと厚
いため、スルーホールの加工性は悪く、スルーホール径
が小さい場合には、スルーホール形成不良による点欠陥
不良が発生しやすい。これを防止するため、有機絶縁膜
のスルーホール径を信号線に沿った方向に大きくすると
いう方法が考えられるが、この場合、開口率が低下して
しまう。
【0011】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、画像不良を低減し表示品位の向上した
アクティブマトリクス型液晶表示装置を提供することに
ある。また、この発明の他の目的は、画像不良を低減し
表示品位の向上するとともに、画素電極と画素接続用電
極とを電気的に接続する際に、スルーホールの形成不良
を防止し、開口率が低下することなく高品位の表示を行
うことが可能なアクティブマトリクス型の液晶表示装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る液晶表示装置は、液晶層を挟んで互
いに対向配置された第1および第2基板を備え、上記第
1基板は、絶縁基板上にほぼ並列に設けられた複数の走
査線と、上記走査線と交差するように、絶縁膜を介して
走査線上に設けられた複数の信号線と、上記信号線に対
してほぼ直交する方向に形成されているとともに、それ
ぞれ隣り合う上記走査線間に設けられた複数の補助容量
線と、上記各補助容量線から延在し上記信号線に沿って
形成された静電遮蔽性を有する複数のシールド電極と、
上記信号線および補助容量線で囲まれる各領域にそれぞ
れ設けられ、少なくとも一部が上記信号線および補助容
量線と重畳しているとともに、スイッチング素子を介し
て、上記信号線と走査線との交差部に接続された複数の
画素電極と、を備え、上記各シールド電極は、上記信号
線に沿って上記補助容量線から互いに相反する方向に延
出した第1および第2電極部を有し、隣合う2つの画素
電極間に位置した上記信号線は、一方の画素電極と重畳
して設けられた第1側縁部と、他方の画素電極と重畳し
て設けられた第2側縁部と、を有し、上記シールド電極
の第1および第2電極部は、上記他方の画素電極および
上記信号線の第2側縁部のみと重畳して設けられ、上記
一方の画素電極が上記信号線の第1側縁部と重畳する幅
と、上記他方の画素電極が上記信号線の第2側縁部およ
びシールド電極と重畳する幅とが互いに相違しているこ
とを特徴としている。
【0013】また、この発明に係る他のアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、液晶層を挟んで互いに対向配
置された第1および第2基板を備え、上記第1基板は、
絶縁基板上にほぼ並列に設けられた複数の走査線と、上
記走査線と交差するように、絶縁膜を介して走査線上に
設けられた複数の信号線と、上記各走査線から延在し上
記信号線に沿って形成された静電遮蔽性を有する複数の
シールド電極と、上記信号線および走査線で囲まれる各
領域にそれぞれ設けられ、少なくとも一部が上記信号線
および走査線と重畳しているとともに、スイッチング素
子を介して、上記信号線と走査線との交差部に接続され
た複数の画素電極と、を備え、上記各シールド電極は、
上記信号線に沿って上記走査線から互いに相反する方向
に延出した第1および第2電極部を有し、隣合う2つの
画素電極間に位置した上記信号線は、一方の画素電極と
重畳して設けられた第1側縁部と、他方の画素電極と重
畳して設けられた第2側縁部と、を有し、上記シールド
電極の第1および第2電極部は、上記他方の画素電極お
よび上記信号線の第2側縁部のみと重畳して設けられ、
上記一方の画素電極が上記信号線の第1側縁部と重畳す
る幅と、上記他方の画素電極が上記信号線の第2側縁部
およびシールド電極と重畳する幅とが互いに相違してい
ることを特徴としている。
【0014】上記構成の液晶表示装置によれば、補助容
量線あるいは走査線から互いに相反する方向に静電遮蔽
性を有するシールド電極を信号線に沿って延在させると
ともに、信号線の一側縁部のみと重畳するように配置す
ることにより、従来必要であったシールド電極間の間隔
が不要となり、更に、信号線とシールド電極とは片側の
み重ねて設ければよいため、信号線を最小加工線幅で形
成することが可能となる。これにより、静電遮蔽効果を
維持しながら、高い開口率を実現することができ、クロ
ストークや輝度むらといった画質不良を低減し表示品位
の向上した表示が可能となる。
【0015】また、各信号線の内、補助容量線あるいは
信号線、およびシールド電極と重なる部分は、切り欠か
れて他の部分よりも幅が狭くなっているため、その分だ
け、画素接続用電極の補助容量線あるいは走査線側端
部、および有機絶縁膜のスルーホールの寸法を拡大する
ことができる。これにより、スルーホールの形成不良を
防止し、点欠陥不良が少なく表示品位の高いアクティブ
マトリクス型の液晶表示装置を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態に係るアクティブマトリクス型の液晶
表示装置について詳細に説明する。図1および図3に示
すように、アクティブマトリクス型の液晶表示装置10
は、矩形状の表示領域15を有する光透過型の液晶表示
装置として構成され、それぞれ矩形状のアレイ基板12
および対向基板14を備えている。これら基板12、1
4は、周縁部を図示しないシール剤によって貼り合わせ
ることにより、所定のギャップをおいて対向配置されて
いる。そして、アレイ基板12と対向基板14との間に
は、それぞれ配向膜88、89を介して、液晶層90が
封入されている。
【0017】図1ないし図3に示すように、アレイ基板
12は絶縁性基板としてのガラス基板60を有し、この
ガラス基板上には、配線として多数の信号線50と多数
の走査線62とがほぼ直交するようにマトリクス状に設
けられている。信号線50は、層間絶縁膜75を介して
走査線62上に形成されている。また、ガラス基板60
上には、隣合う2本の走査線62間を、これら走査線と
平行に延びた補助容量線52が設けられている。補助容
量線52は、走査線62と同一層をパターニングして形
成されている。
【0018】2本の信号線50と2本の補助容量線52
とで囲まれる領域には、それぞれITOからなる画素電
極51が設けられ、各画素電極は、スイッチング素子と
してのTFT18を介して、信号線50と走査線62と
の交差部に接続されている。各画素電極51はほぼ矩形
状に形成され、1画素を構成している。TFT18のソ
ース電極67は画素接続用電極78に接続され、この画
素接続用電極は、有機絶縁層81に形成されたスルーホ
ール82を介して画素電極51に接続されている。
【0019】また、アレイ基板12の長辺側の端部に
は、信号線駆動回路部20が形成され、短辺側の端部に
は、走査線駆動回路部22が形成されている。複数の信
号線50はアレイ基板12の長辺側に引き出され、信号
線駆動回路部20に接続されている。また、複数の走査
線62はアレイ基板12の短辺側に引き出され、走査線
駆動回路部22に接続されている。
【0020】更に詳細に説明すると、図2ないし図4に
示すように、各信号線50は、直線状に形成されている
とともに、後述するように、各補助容量線52の近傍部
分では、1側縁側、例えば、右側縁側が切り欠かれ、他
の部分よりも細い幅に形成されている。また、アレイ基
板12は、各補助容量線52の一部を各信号線50に沿
って延在させて形成された静電遮蔽性を有するシールド
電極53を備えている。各シールド電極53は、補助容
量線52から相反する方向に延出した第1および第2電
極部53a、53bを有している。
【0021】第1電極部53aおよび第2電極部53b
は、図2において、信号線50に対し右側に偏心して設
けられている。そして、信号線50は、補助容量線5
2、シールド電極53の第1および第2電極部53a、
53bと重なる部分50aが切り欠かれ、他の部分より
も幅が狭くなっているとともに、第1および第2電極部
53a、53bの側縁部と僅かに重なって設けられてい
る。
【0022】また、各画素電極51は、一対の短辺側の
側縁部が両側の補助容量線52と所定幅重なって設けら
れている。また、各画素電極51の右側の長辺側縁部は
直線状に形成され、信号線50の左側縁部(第1側縁
部)と所定幅W1だけ重なって設けられ、左側の長辺側
縁部はステップ状に形成され、シールド電極53の第1
および第2電極部53a、53bの側縁部、および信号
線50の右側縁部(第2側縁部)と所定幅W2だけ重な
って設けられている。
【0023】このように画素電極51と一部が重複して
設けられた信号線50およびシールド電極53は画素電
極との隙間を遮光する遮光体を兼ねている。そして、図
2に矢印Dで示す方向は配向膜88の配向ベクトルであ
り、各信号線50の右側縁部分で液晶層90の配向不良
領域NAが発生しやすい。そのため、画素電極51とシ
ールド電極53との重なり幅W2は、画素電極51と信
号線50との重なり幅W1よりも大きく形成されてい
る。
【0024】なお、シールド電極53の第1電極部53
aの電極長L1、および第2電極部53bの電極長L2
は、互いに等しく設定されているとともに、画素電極5
1を挟んで隣り合う2つの信号線の影響が等しくなるよ
うに調整されている。これにより、画素電極51に対し
て、TFT18が接続されている信号線50、すなわ
ち、画素電極の左側の信号線の影響と、TFTが接続さ
れていない信号線50、すなわち、画素電極の右側の信
号線の影響と、がほぼ同程度となり、2本の信号線と画
素電極51との間の寄生容量の影響を最小限に抑えるこ
とができる。
【0025】また、上述したように、各信号線50の補
助容量線52およびシールド電極53と重なっている部
分は、スルーホール82側の一部分50aが切り欠か
れ、他の部分よりも幅が狭くなっているため、その分だ
け、画素接続用電極78の補助容量線52側端部、およ
び有機絶縁膜52のスルーホール82の寸法を拡大する
ことができる。これにより、スルーホール82の形成不
良を防止し、点欠陥不良が少なく表示品位の高いアクテ
ィブマトリクス型の液晶表示装置を実現することができ
る。
【0026】次に、液晶表示装置10の構成をその製造
方法と合わせて詳細に説明する。まず、高歪点ガラス基
板や石英基板などの透光性を有する絶縁性基板60上に
CVD法などによりa−Si膜を50nm厚程度被着す
る。このa−Si膜を450℃で1時間炉アニールを行
った後、XeClエキシマレーザを照射し、a−Siを
多結晶化する。その後に、多結晶Siをフォトエッチン
グ法によりパターンニングして、表示領域15内の画素
部を構成するTFT(以下、画素TFTと称する)18
のチャネル層となるポリシリコン膜19を形成する。
【0027】次に、CVD法により基板60の全面にS
iOx膜からなるゲート絶縁膜61を100nm厚程度
被着する。続いて、ゲート絶縁膜61の全面に、Ta、
Cr、Al、Mo、W、Cuなどの単体又はその積層膜
あるいは合金膜を200〜400nm厚程度被着し、フ
ォトエッチング法により所定の形状にパターニングし
て、ゲート電極63を一体に有した走査線62、補助容
量線52を形成する。この際、補助容量線52と同時に
シールド電極53を所定位置に所定の形状で形成する。
【0028】その後、ゲート電極62をマスクとしてイ
オン注入やイオンドーピング法によりポリシリコン膜1
9に不純物の注入を行い、画素TFT18のドレイン電
極66、ソース電極67を形成する。不純物の注入は、
例えば、加速電圧80keVで5x1015atmos /cm
のドーズ量で、PH/Hによりリンを高濃度注入す
る。その後、基板60をアニールすることにより不純物
を活性化する。
【0029】続いて、画素TFT18に、Nチャンネル
型LDD(Lightly Doped Drain)
74a、74bを形成するための不純物注入を行い、ア
レイ基板をアニールすることにより不純物を活性化す
る。
【0030】更に、例えば、PECVD法を用いて、絶
縁性基板60の全面にSiOからなる層間絶縁膜75
を500〜700nm厚程度被着する。そして、フォト
エッチング法により、画素TFT18のドレイン電極6
6に至るコンタクトホール76と、ソース電極67に至
るコンタクトホール77とを形成する。
【0031】次に、Ta、Cr、Al、Mo、W、Cu
などの単体又はその積層膜あるいは合金膜を500〜7
00nm程度被着し、フォトエッチング法により所定の
形状にパターニングして、信号線50、画素接続用電極
78、画素TFT18のドレイン電極66と信号線50
との接続、ソース電極67と画素接続用電極との接続の
各種配線等を行う。
【0032】更に、PECVD法によリ絶縁性基板60
の全面にSiNxからなる保護絶縁膜79を成膜し、フ
ォトエッチング法により画素接続用電極78に至るスル
ーホール80を形成する。次に、有機絶縁膜81を基板
の全面に2〜4μm厚ほど塗布した後、画素接続用電極
78に至るスルーホール82を形成する。
【0033】次に、有機絶縁膜81上にlTOをスパッ
タ法により100nm厚程度成膜し、フォトエッチング
法により所定の形状にパターニングして画素電極51を
形成するとともに、スルーホール80、82を介して画
素電極51と画素接続用電極78とを接続する。以上の
工程により、液晶表示装置10のアレイ基板12が得ら
れる。
【0034】一方、対向基板14は、透明性を有する絶
縁基板として、例えば、ガラス基板84上に、顔料など
を分散させた着色層85を形成し、更に、スパッタ法に
より例えば、lTOからなる透明電極である対向電極8
6を形成することにより得られる。
【0035】上記のようにして形成されたアレイ基板1
2の画素電極51側全面と対向基板14の対向電極86
側全面とに低音キュア型のポリイミドからなる配向膜8
8、89をそれぞれ印刷塗布し、これらの基板を対向配
置した時に、配向軸が90度相違するようにラビング処
理する。その後、アレイ基板12および対向基板14を
対向配置して組み立ててセル化し、その間隙にネマティ
ック液晶90を注入し封止する。そして、両基板12、
14の絶縁性基板60、84の外面側に偏向板92、9
4をそれぞれ貼り付けることにより、液晶表示装置10
が得られる。
【0036】上記のように構成された液晶表示装置にお
いて、アレイ基板12に一画素ごとに形成されているシ
ールド電極53は、信号線50に対して片側にのみ形成
されている。従って、従来必要であったシールド電極間
の間隔が必要でなくなり、更に、信号線50とシールド
電極53とは片側のみ重ねて設ければよいため、信号線
50を最小加工線幅で形成することが可能となる。
【0037】これにより、従来と同等の静電遮蔽効果を
維持しながら、高い開口率を実現することができ、クロ
ストークや輝度むらといった画質不良を低減し表示品位
の向上した表示が可能となる。
【0038】また、各信号線50の補助容量線52およ
びシールド電極53と重なっている部分は、スルーホー
ル82側の一部分50aが切り欠かれ、他の部分よりも
幅が狭くなっているため、その分だけ、画素接続用電極
78の補助容量線52側端部、および有機絶縁膜52の
スルーホール82の寸法を拡大することができる。これ
により、スルーホール82の形成不良を防止し、点欠陥
不良が少なく表示品位の高いアクティブマトリクス型の
液晶表示装置を実現することができる。
【0039】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、図5に示す第2の実施の形態によれば、
シールド電極53の第1電極部53aの電極長L1、お
よび第2電極部53bの電極長L2は、第1電極部53
aと走査線62との最小間隔と、第2電極部53bと走
査線62との最小間隔とが互いに等しくなるように調整
されているとともに、画素電極51を挟んで隣り合う2
つの信号線の影響が等しくなるように調整されている。
【0040】このような構成でも、上述した第1の実施
の形態と同様の作用効果が得られる。また、走査線62
と第1および第2電極部53a、53bとの間隔が最も
広くなるように調整されているため、走査線62とシー
ルド電極53、つまり、補助容量線52、とがショート
する確立を低減でき、アレイ基板10の歩留りを一層向
上させることができる。
【0041】更に、図6に示す第3の実施の形態によれ
ば、補助容量線52を省略し、第1および第2の実施の
形態における補助容量線の位置にそれぞれ走査線62が
設けられている。そして、各走査線62の一部を各信号
線上50に沿って延在させ静電遮蔽性を有するシールド
電極53を形成している。各シールド電極53は、走査
線62から相反する方向に延出した第1および第2電極
部53a、53bを有している。第2電極部53bは、
第1電極部53aよりも長く形成され、その延出端は、
ゲート電極18を形成している。また、画素接続用電極
78と画素電極51とを接続したスルーホール80、8
2は、走査線62に重ねて設けられている。
【0042】他の構成は第1の実施の形態を同一であ
り、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な
説明を省略する。そして、上記第3の実施の形態におい
ても、前述した実施の形態と同様の作用効果を得ること
ができるとともに、補助容量線が不要になり、更に高い
開口率を得ることができる。
【0043】その他、上述した実施の形態では、半導体
層としてポリシリコン層を用いたアクティブマトリクス
型の液晶表示装置に関して説明したが、本発明は半導体
層として、例えばアモルファスシリコン層等の他の半導
体層を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置に
ついても適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、補助容量線又は走査線の一部を互いに相反する方向
へ延在して形成した静電遮蔽性を有するシールド電極を
信号線の一側縁部のみと重なるように、ほぼ信号線に沿
って設け、各信号線の内、補助容量線又は走査線上に位
置した部分の一側縁部を切り欠いて幅を狭くすることに
より、開口率を低下させることなく、画素接続用電極お
よび有機絶縁膜のスルーホールの寸法を拡大することが
できる。これにより、スルーホールの形成不良を防止
し、点欠陥不良が少なく表示品位の高いアクティブマト
リクス型の液晶表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るアクティブ
マトリクス型の液晶表示装置を示す斜視図。
【図2】上記液晶表示装置のアレイ基板の一部を示す平
面図。
【図3】図2の線A−Aに沿った上記液晶表示装置の断
面図。
【図4】図2の線B−Bに沿った上記液晶表示装置の断
面図。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装
置のアレイ基板を示す平面図。
【図6】この発明の第3の実施の形態に係る液晶表示装
置のアレイ基板を示す平面図。
【符号の説明】
12…アレイ基板 14…対向基板 18…TFT 50…信号線 51…画素電極 52…補助容量線 53…シールド電極 53a…第1電極部 53b…第2電極部 60、85…ガラス基板 75…層間絶縁膜 78…画素接続用電極 80、82…スルーホール
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 102 Fターム(参考) 2H092 GA59 GA64 JA25 JA33 JA35 JA39 JA43 JA46 JB24 JB27 JB33 JB36 JB69 KA05 KA10 KA12 KA18 KB24 KB25 MA07 MA17 MA27 MA30 NA04 NA07 NA13 PA06 5C058 AA06 AB01 BA32 5C094 AA03 AA09 AA42 AA43 BA03 BA43 CA19 EA02 EA04 EB02 ED15 FB01 FB15 5F110 AA30 BB02 DD02 DD03 EE02 EE03 EE04 EE06 EE14 FF02 FF29 GG02 GG13 GG15 GG25 GG44 HJ01 HJ04 HJ12 HJ13 HJ23 HL02 HL03 HL04 HL06 HL11 HM15 NN04 NN23 NN24 NN27 NN35 NN72 NN73 PP03 QQ08 QQ11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶層を挟んで互いに対向配置された第1
    および第2基板を備え、 上記第1基板は、絶縁基板上にほぼ並列に設けられた複
    数の走査線と、上記走査線と交差するように、絶縁膜を
    介して走査線上に設けられた複数の信号線と、上記信号
    線に対してほぼ直交する方向に形成されているととも
    に、それぞれ隣り合う上記走査線間に設けられた複数の
    補助容量線と、上記各補助容量線から延在し上記信号線
    に沿って形成された静電遮蔽性を有する複数のシールド
    電極と、上記信号線および補助容量線で囲まれる各領域
    にそれぞれ設けられ、少なくとも一部が上記信号線およ
    び補助容量線と重畳しているとともに、スイッチング素
    子を介して、上記信号線と走査線との交差部に接続され
    た複数の画素電極と、を備え、 上記各シールド電極は、上記信号線に沿って上記補助容
    量線から互いに相反する方向に延出した第1および第2
    電極部を有し、 隣合う2つの画素電極間に位置した上記信号線は、一方
    の画素電極と重畳して設けられた第1側縁部と、他方の
    画素電極と重畳して設けられた第2側縁部と、を有し、 上記シールド電極の第1および第2電極部は、上記他方
    の画素電極および上記信号線の第2側縁部のみと重畳し
    て設けられ、 上記一方の画素電極が上記信号線の第1側縁部と重畳す
    る幅と、上記他方の画素電極が上記信号線の第2側縁部
    およびシールド電極と重畳する幅とが互いに相違してい
    ることを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】上記各シールド電極と上記他方の画素電極
    との重なり幅は、上記信号線と上記一方の画素電極との
    重なり幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載
    のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】上記信号線と同一の層をパターニングして
    形成された接続用電極を備え、上記接続用電極は、上記
    スイッチング素子のソース電極に接続された一端部と、
    上記補助容量線と重なって位置した他端部と、を有し、
    上記他端部は、上記補助容量線上に位置したスルーホー
    ルを介して上記画素電極に接続され、 上記信号線の内、上記補助容量線およびシールド電極に
    重なって位置した部分の上記スルーホール側の側縁部は
    切欠かれ他の部分よりも細く形成されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のアクティブマトリクス型
    液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記シールド電極の第1電極部および第2
    電極部の延出長さは、互いにほぼ等しく形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】上記シールド電極の第1電極部と上記走査
    線との間隔は、上記第2電極部と上記走査線との間隔と
    ほぼ等しく形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型
    液晶表示装置。
  6. 【請求項6】液晶層を挟んで互いに対向配置された第1
    および第2基板を備え、 上記第1基板は、絶縁基板上にほぼ並列に設けられた複
    数の走査線と、上記走査線と交差するように、絶縁膜を
    介して走査線上に設けられた複数の信号線と、上記各走
    査線から延在し上記信号線に沿って形成された静電遮蔽
    性を有する複数のシールド電極と、上記信号線および走
    査線で囲まれる各領域にそれぞれ設けられ、少なくとも
    一部が上記信号線および走査線と重畳しているととも
    に、スイッチング素子を介して、上記信号線と走査線と
    の交差部に接続された複数の画素電極と、を備え、 上記各シールド電極は、上記信号線に沿って上記走査線
    から互いに相反する方向に延出した第1および第2電極
    部を有し、 隣合う2つの画素電極間に位置した上記信号線は、一方
    の画素電極と重畳して設けられた第1側縁部と、他方の
    画素電極と重畳して設けられた第2側縁部と、を有し、 上記シールド電極の第1および第2電極部は、上記他方
    の画素電極および上記信号線の第2側縁部のみと重畳し
    て設けられ、 上記一方の画素電極が上記信号線の第1側縁部と重畳す
    る幅と、上記他方の画素電極が上記信号線の第2側縁部
    およびシールド電極と重畳する幅とが互いに相違してい
    ることを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】上記各シールド電極の第1および第2電極
    部と上記他方の画素電極との重なり幅は、上記信号線と
    上記一方の画素電極との重なり幅よりも大きいことを特
    徴とする請求項6に記載のアクティブマトリクス型液晶
    表示装置。
  8. 【請求項8】上記信号線と同一の層をパターニングして
    形成された接続用電極を備え、上記接続用電極は、上記
    スイッチング素子のソース電極に接続された一端部と、
    上記走査線と重なって位置した他端部と、を有し、上記
    他端部は、上記走査線上に位置したスルーホールを介し
    て上記画素電極に接続され、 上記信号線の内、上記走査線およびシールド電極に重な
    って位置した部分の上記スルーホール側の側縁部は切欠
    かれ他の部分よりも細く形成されていることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載のアクティブマトリクス型液晶
    表示装置。
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