JP2001241824A - 電極処理方法及び電場処理装置 - Google Patents

電極処理方法及び電場処理装置

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JP2001241824A
JP2001241824A JP2000056061A JP2000056061A JP2001241824A JP 2001241824 A JP2001241824 A JP 2001241824A JP 2000056061 A JP2000056061 A JP 2000056061A JP 2000056061 A JP2000056061 A JP 2000056061A JP 2001241824 A JP2001241824 A JP 2001241824A
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Abstract

(57)【要約】 弱い電圧で迅速に電場処理できる方法及び装置を提供す
る。 【課題】 電場を印加する雰囲気の温度を平均温度線
(l0、l5)の上下に揺らしながら、中空室を有する電
極1,30,51を使用して電場処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電場により被処理
物を処理するための電場処理方法及び電場処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電場雰囲気内で肉魚類を解凍し
たりあるいは鮮度保持することが行われている。電場雰
囲気内では、解凍はマイナス温度でできるので、ドリッ
プが少なく、肉魚の味を落とすことなく解凍できる。ま
た、冷凍時には、急速冷凍が可能で細胞内の氷の結晶を
丸く形成できて解凍時のドリップの発生を少なくでき
る。更に鮮度保持においては、熟成を進めながら長期間
鮮度を維持できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電場
処理方法においては、印加する電圧を大きくしなけれ
ば、急速に解凍、冷凍をすることができず、時間を長く
要しており、また、電場雰囲気を作るための電極におい
て電圧電流の電気的ロスも大きく、効率が悪いという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の電場処
理方法は、電場を印加する雰囲気の温度を平均温度線の
上下に揺らしながら被処理物を回答したり冷凍したり鮮
度保持することを特徴とする。
【0005】更に、本発明の電場処理装置は、所定長さ
の中空体を組合せ、この中空体に電圧を印加するように
したことを特徴とする。
【0006】更にまた、本発明の電場処理装置は、基板
上に所定長さの筒体を固着し、前記基板に電圧を印加す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例について説明する。
【0008】図1において、本発明に係る電場処理装置
としての電極1は、基板2と、この基板2上に所定間隔
で配設された中空体としての円筒体3,3…3と、前記
基板2に電圧を印加する電圧発生装置4とからなってい
る。前記基板2と円筒体3としては、アルミニウムから
なる材料が好ましい。これは、アルミニウムは電気抵抗
が小さく、渦電流が発生しないので電気的損失の面から
好ましいからである。
【0009】前記円筒体3は、必ずしもこの形状に限定
されず、六角形でも角筒でもよい。このような中空体
は、その周壁から中心に向かって電気力線が集中すると
ともに中空体内の基板2からの電気力線が増強されると
ともに、中空体間に形成される電気力線によって各中空
体の外壁周辺および中空体内の電場が互いに共鳴し、小
さな電圧でも大きな電場エネルギーが形成される。例え
ば、前記各中空体の周辺に処理物をセットすると、その
処理物は効率良く電場処理される。
【0010】現在、ウィンナソーセージの外被として羊
腸が使用され、この羊腸は時として硬いものがあり、ウ
インナソーセージを食べた時に口の中に硬い外被が残る
場合がある。図2は、この羊腸を軟化するための装置を
示しており、この羊腸の軟化には、図1に示したような
電極が使用される。すなわち、電圧発生装置21に接続
された基板5の左右には、筒体6,6…6が所定間隔で
平行に突出している。前記筒体6は図3に示すように基
板5に所定間隔で設けたねじ穴7,7…7に左右逆ねじ
が切ってある取付ねじ8を螺着し、この取付ねじ8にア
ルミニウム製の筒体6の基部を螺合せしめるようにして
固定される。この筒体6には羊腸9を収縮状態で保持し
たプラスチック管10が嵌め込まれ、筒体6の内外周囲
に形成される電場によって羊腸が軟化する。
【0011】前記羊腸電極30に保持された羊腸9は、
例えば熟成庫20内で熟成されて軟化する。この熟成庫
20は、平均温度を0℃付近に維持し、その平均温度を
中心に上下に温度を揺らしながら鮮度保持し、食品を熟
成させるものである。この熟成庫20内には、カート2
5が出入可能にセットされ、このカート25には、棚2
3が設けられ、この棚23の中央部には、ガイド24が
設けられ、このガイド24内に羊腸電極30の基板5が
スライドして収納される。前記羊腸電極30はカート2
5に複数個設置され、カート25が熟成庫20内に収納
されたときに、電圧発生装置21に各羊腸電極30が接
続されるようになっている。
【0012】前記熟成庫20は、図5に示すように、被
処理物の乾燥を防ぐために多量の水分を含んだ空気が循
環されるようになっており、庫本体30とこの庫本体3
0の背面に設けられた熱交換部31とからなっている。
【0013】前記熱交換部31の下部には、水タンク3
2が設けられ、この水タンク32内には、ヒータ33が
配置され、このヒータ33によって水タンク内の温度が
調節される。また、このヒータ33の調節により、水タ
ンクの水面からの水の蒸発装置も調節される。
【0014】前記水タンク32からの水蒸気は、庫本体
30の背面の流出孔30aから流出する、例えば、熟成
温度としてのマイナス温度(−1℃)の冷たい空気と混
合する。この混合気は水タンク32の上方に設けて蒸発
器48を通って冷却されながら上昇する。この蒸発器4
8は庫本体20の上面にセットした冷凍機39と連結さ
れている。この蒸発器48を通った冷却混合気は目皿4
3を冷却しながら上昇する。
【0015】一方、前記水タンク32には、ポンプ47
が接続され、このポンプ47によって送られる温水は配
管34を通って目皿43上に散布され、ここで上昇混合
気と散布温水とは熱交換するとともに、上昇混合気は更
に多湿となる。前記目皿43には、酸化チタン、銀、ア
パタイトの微粒子からなる光触媒膜が溶射によって付着
され、この光触媒の作用により、目皿部分には、苔が生
えないし、そこを通った空気、水は殺菌脱臭される。光
触媒の成分は他のものでもよい。
【0016】そして、この多湿混合気はどの上方に設け
られた電場ユニット35内を上昇する。この電場ユニッ
ト35は、図6に示すように、亜鉛メッキした鉄板又は
ステンレス鋼板又はステンレス鋼の板35aを格子状に
配置して形成した多数の角室35b,35b…35bを
有し、この角室35bの内壁には、上述の光触媒の溶射
膜が形成されている。
【0017】そして、前記電場ユニット35には、電圧
発生器46が接続され、多湿混合気がこのユニット内を
通過するときに、水滴は帯電して細かくなるとともに、
光触媒の作用により殺菌・脱臭される。この電場ユニッ
ト35を通った混合気はファン36により、送り管37
を通って庫本体20内に供給される。一方庫本体には、
庫内冷却用の蒸発器41が設けられ、この蒸発器41は
庫本体上面に設けた冷凍機38に接続されている。庫内
の空気はこの蒸発器41を通って冷却され所定温度の多
湿空気が庫内を循環する。庫内上部には、ファン40が
セットされ、このファン40によって庫内の多湿空気が
循環するが、その一部は前記流出孔30aを通って熱交
換部31に供給される。
【0018】前記庫内は、羊腸電極30によって電場雰
囲気とされ、これにより水滴は過冷却をおこし、庫内壁
への霜付き現象が有効に防止される。また必要に応じて
庫内壁を電極として庫内を電場雰囲気としてもよい。す
なわち、庫内壁(ステンレス板)を絶縁状態にセットし
てそれに電圧発生装置45を接続する。更に庫内冷却用
の蒸発器の吹出口近傍に前記電場ユニット35と同様の
ユニットを設け、そのユニットを通して庫内に冷却風を
送れば霜付きが完全に防止される。
【0019】上述したシステムは熟成庫としての使用に
限定されず、鮮度保持用の保存庫、解凍庫、および冷凍
能力の増大により急速冷凍庫にも適用できるものであ
る。
【0020】例えば、解凍庫として使用する場合には、
当初の混合気の温度が−20℃のように低い場合が多い
ので、熟成庫よりも熱交換部31の水タンクの水の温度
を上昇させる必要があり、2つの蒸発器41、48の能
力も温度の上昇とともにコントロールする必要がある。
【0021】図7及び図8は、図1及び図2に示した筒
状の電極を利用して食品のマイナス温度での熟成(羊腸
の場合は熟成過程で軟化する)およびマイナス温度での
解凍状態を示したものである。
【0022】図7は、プラス温度から庫内温度を揺らし
ながら平均的にマイナス1℃まで下降させたときの状態
を示し、図において実線l1は、庫内温度を示してい
る。点線l2は図1、図2の筒体3,6の外側周囲の温
度を示している。図のように庫内温度を一定周期で平均
下降線l0の上下に揺らしながら全体的には下降させる
と、筒体3,6の周囲温度は電場の温度への共鳴作用に
より庫内温度より下側に2℃下降し、上側には0.5℃
程度しか上昇しない。
【0023】また、上述したように平均水平温度−1℃
で羊腸熟成軟化を行う場合には、−1℃を中心に上下に
庫内温度を規則的に揺るがすと筒体3,6の周囲の温度
はやはりマイナス側に大きく揺れ、プラス側には小さく
揺れる。すなわち、庫内温度を下降せしめるときは、エ
ネルギーの方向が温度下降方向であり、この場合には、
筒体3,6周囲の温度は、下側(マイナス側)に大きく
揺れる。
【0024】またマイナス温度域で平均温度を一定に保
つときでもエネルギーの方向がマイナス方向なので、マ
イナス方向へ筒体周囲温度は大きく揺れる。
【0025】このようにして、−1℃程度に羊腸を維持
すると羊腸は筒体周囲で温度の上下揺れの影響を受け、
その分子の配向に揺らぎを生じさせるので、羊腸が軟化
する。羊腸に限らず肉、魚等同様に処理すると、熟成温
度が速くなる。また平均水平温度を更に低くして肉、魚
などの食品を凍結した場合でも、凍結点を通過するとき
に温度の上下の揺れが大きいと、細胞内の水の結晶がデ
ンドライト形(針状形)にならず丸い結晶となるので細
胞膜を破るおそれが小さくなり、解凍したときのドリッ
プも小さくなる。
【0026】図8は、−1℃で解凍するときの温度状態
を示したものであり、極低温(−20℃以下)より、温
度を上昇させるときに、庫内温度(実線l3)を上下に
揺すりながら全体として上昇せしめると、前記筒体3,
9の周囲温度(点線l4)がプラス側に大きくマイナス
側に小さく揺れ、これにより被処理物の解凍が速くな
る。そして、被処理物の解凍後(−1℃で解凍)に平均
水平温度−1℃に維持されるが、この時の状態は第7図
で説明した状態となる。もし平均水平温度をプラス温度
に維持するときには、エネルギーの方向がプラス側にあ
るので筒体3,9周囲の温度は温度が高くなる方向に大
きく突出した揺らぎを起こす。
【0027】このように、筒体に電場を印加すると、電
場のエネルギーが効率良く作用するので、図9に示すご
とく、筒体50を組み合わせて電極51に接続棒52を
介して電場を印加すると、効率の良いものとなる。すな
わち筒体50内および各筒体50間を空気、水、あるい
は油を通過せしめると弱い電圧でも、それら通過する気
体、液体に電場の影響を強く与え、空気を帯電させた
り、水のクラスターを小さくしたり、油の劣化を防止す
るなどの効果がある。
【0028】尚、図9においては、円筒体を組み合わせ
ているが、第10図に示すように六角形状の筒体61の
組み合わせたハニカム電極60であってもよい。また、
筒体の組合せからなる電極を形成するためには、図11
に示すように厚板70に多数の打抜き孔71,71…7
1を所定間隔で打抜いた打抜き電極72であってもよ
い。
【0029】尚、前記筒体50、六角形筒体61および
孔71のような中空室を有する電極を用い、例えば、こ
れら電極51、60、72を冷蔵庫の吹出し口に設置
し、この電極を通して冷気を冷蔵庫内に送り出せば、庫
内での霜の発生が抑えられる。
【0030】このような電極をフライヤーの電極として
油槽内にセットすれば、油は中空室を通って劣化を防止
しつつ循環できるので好都合である。
【0031】また、電極材料としては、渦電流が発生し
にくく電流損失の少ないアルミニウム製が好ましく、特
にアルミニウムの場合には、型成形(射出成形)によっ
て安価で、しかも大量生産が可能となる。またアルミニ
ウムの代わりに鉄の表面に亜鉛メッキを施したものでも
よい。これは、鉄と亜鉛とでは、電気的ポテンシャルギ
ャップが大きいため電極面状に亜鉛−鉄電池が形成さ
れ、これに電場を印加すると亜鉛からの電子の放出が著
しく大きくなる。従ってこれにパルス電場を印加すると
矩形波の電流が流れることとなり電場の効果が大とな
る。
【0032】図12は、電気フライヤーに適用される面
状ヒータ付電極80を示し、この電極80は油槽81内
の底部にセットされる。この電極80は図11に示した
電極70(アルミ板に亜鉛メッキをしたもの)の上下面
に絶縁膜82を形成し、その上にニッケル−クロムの加
熱膜82を形成し、更にその上に絶縁膜84を形成す
る。前記ニッケル−クロム膜83はスイッチ回路85を
介して100V電源に接続され、前記鉄の厚板70は電
圧発生装置86に接続されている。この電圧発生装置8
6は前記スイッチング回路85に接続され、1秒以内の
短時間の間隔でヒータの加熱と電場の印加とを交互に行
うようになっている。このようにスイッチング回路85
を設けたのは電場の印加と加熱とが相互に干渉しないよ
うにするためである。油槽内81内の油は、電極80の
孔71を通って下から上に循環し、このときに電場の影
響を受けながら加熱される。
【0033】尚、前記電極51,60,72,80の中
空室の内壁に光半導体としての酸化チタン、電極たる銀
および吸着材としてのアパタイトからなる光触媒粒子を
溶射によって付着せしめれば、空気を処理する場合に
は、脱臭・殺菌ができ、油の場合は、微粒炭化物等が除
去できる。
【0034】次に、図13及び図14を参照して食用油
の劣化度を測定するための装置について説明する。
【0035】従来、油の劣化度を示す基準としてはAV
(酸価)値を基準に行っていたが、本件発明者は、この
AV値は油の劣化度を正確に示さないことを見出した。
すなわち食用油を電場雰囲気とすれば、AV値は通常雰
囲気と変化がないが、油の粘度、透明度等が電場を印加
したものは良好でAV値3以上のものでも使用可能であ
ることを見出し、電場を印加した場合にはAV値は劣化
度の基準にはならないことが判明した。
【0036】そこで、本件発明者はエステル価が油の劣
化度を示す基準として適切であることを見出し、そのエ
ステル価を油の透明度を測定することにより測定するこ
とを試みた。エステル価とは、鹸価からAV値を引いた
ものであり、以上のようにして測定される。
【0037】図13において、本発明に係る油の劣化度
測定装置100は、ケーシング101を有し、このケー
シング101内には、赤色の723mmの波長のレーザー
ダイオードからなる発光素子102が設けられ、この発
光素子102に対向してシリコンダイオードからなる受
光素子103が設けられている。この発光素子102と
受光素子103間には、試験管104を受ける試料受部
105が形成されている。
【0038】鹸化とは、試料(油)1cm3(1cc)
を白濁させるのに必要な水酸化ナトリウムの量を示し、
1mg必要な場合に鹸化1とする価である。AV値とは
試料(油)1cm3(1cc)を白濁させるのに必要な
水酸化マグネシウムの量であり、1mg必要な場合に、
AV値1とする価であり、エステル価はこれら両値を求
めて引き算をすればよい。従って、前記試験管104の
発光素子102からの赤色の光は1cm2の範囲から発
光され、試験管104内の1ccを透過するように試験
管104の径が設定され、受光素子103の受光面積も
1cm2に設定されている。この発光素子102及び受
光素子103には、演算装置Cが接続され、この演算装
置CはCPU106と、これに接続された種々の情報を
入力するKEYボード107と、RAM109と、演算
部108とから成っている。
【0039】次に演算方法について説明する。先ず、劣
化度の異なる種々の油を試験管にとり、各鹸化値に対応
する受光素子103の出力を求める。すなわち、同一劣
化度(新油を含む)の油を2本の試験管に搾取し、一方
の試験管中に水酸化ナトリウムを滴下していき、白濁し
たときの水酸化ナトリウムの量を測定する(鹸化値測
定)。
【0040】一方、もう一本の試験管を装置にセットし
て発光素子102から一定量のレーザーを発して試験管
を通過させ、減衰した受光量を受光素子103で把え、
その時の値をRAM109に他方の試験管で測定した鹸
化値と対応させて記憶させておく。同様にして、各AV
値と受光素子103の受光量とを対応させてRAM10
9に対応させて記憶させておく。このようにセットして
おくと、劣化した油を試験管で搾取し、試験管部105
にセットすると、鹸化値とAV値がRAM109から呼
び出され、演算部108で鹸化値からAV値を引いた
値、すなわちエステル価が算出される。このエステル価
は、前記装置100の適宜位置に表示される。このよう
にすれば、各油のエステル価が直ちに求められることに
なる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
迅速なる冷凍、解凍熟成及び弱い電圧で電場効果を発揮
でき、より安全な装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極の斜視図である。
【図2】本発明の熟成、解凍装置の部分斜視図である。
【図3】図2における羊腸電極の部分詳細図である。
【図4】プラスチック管上に羊腸をセットしたときの斜
視図である。
【図5】本発明の熟成解凍装置の概略構成図である。
【図6】図5における電場ユニットの斜視図である。
【図7】本発明の熟成、冷凍方法における温度状態説明
図である。
【図8】本発明の解凍、熟成方法における温度状態説明
図である。
【図9】本発明の電極の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の電極の更に他の実施例を示す斜視図
である。
【図11】本発明の電極の更に他の実施例を示す斜視図
である。
【図12】電気フライヤーのヒーター付電極の構成図で
ある。
【図13】本発明の油劣化度測定装置の斜視図である。
【図14】本発明の油劣化度測定装置の処理構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電極 3 円筒体 9 羊腸 20 熟成庫 30 羊腸電極 35 電場ユニット 51 電極 100 油劣化度測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 11/02 F25D 11/02 L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電場を印加する雰囲気の温度を平均温度
    線の上下に揺らしながら、被処理物を解凍したり冷凍し
    たり鮮度保持することを特徴とする電場処理方法。
  2. 【請求項2】 所定長さの中空体を組合せ、この中空体
    に電圧を印加するようにしたことを特徴とする電極とし
    ての電場処理装置。
  3. 【請求項3】 基板上に所定長さの筒体を固着し、前記
    基板に電圧を印加するようにしたことを特徴とする電極
    としての電場処理装置。
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