JP2001241822A - 冷凍冷却システムの集中管理装置 - Google Patents

冷凍冷却システムの集中管理装置

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JP2001241822A
JP2001241822A JP2000047877A JP2000047877A JP2001241822A JP 2001241822 A JP2001241822 A JP 2001241822A JP 2000047877 A JP2000047877 A JP 2000047877A JP 2000047877 A JP2000047877 A JP 2000047877A JP 2001241822 A JP2001241822 A JP 2001241822A
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JP2000047877A
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Hiroshi Tanibayashi
啓史 谷林
Mutsumi Honma
睦 本間
Hidemiki Kojima
英幹 小嶋
Yasunari Yamaoka
康成 山岡
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Ryusyo Industrial Co Ltd
Fukushima Galilei Co Ltd
Original Assignee
Ryusyo Industrial Co Ltd
Fukushima Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なプログラムなどを用いなくても各冷凍
冷却装置の停止や起動の時期を調節できる冷凍冷却シス
テムの集中管理装置を得る。 【解決手段】 1台の主管理装置2と、複数台の冷凍冷
却装置6にそれぞれ接続された端末管理装置5とを備
え、主管理装置2と各端末管理装置5とが交信すること
で、主管理装置2が複数台の冷凍冷却装置6を一括して
管理する。主管理装置2は、複数台の冷凍冷却装置6の
同時作動を指示する指示信号を各端末管理装置5へ送信
する。すると、各端末管理装置5が、受信した指示信号
に対応して、当該端末管理装置5に接続された冷凍冷却
装置6の作動開始時期を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のショーケ
ースや冷凍機などの冷凍冷却装置を1台の主管理装置で
一括して管理する冷凍冷却システムの集中管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、スーパーマーケットやコンビニエ
ンスストアなどの店舗では、ショーケースや冷凍機など
の冷凍冷却装置が複数台設置されているが、複数台の冷
凍冷却装置を個々に管理するのは効率が悪いため、これ
らを1台の主制御装置で集中的に管理する技術が提案さ
れている。このようなものとして、例えば特開平8−1
21927号公報に記載されたものがある。そこでは、
シリアルインターフェイスの送受信手段を使って、主制
御装置が系統制御装置を介して各冷凍冷却装置に設けた
端末側制御装置へポーリングを行うことによって、各冷
凍冷却装置の運転の開始や停止などの運転条件に関する
データを各端末側制御装置へ順に送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数台のシ
ョーケースと、これらを冷却するための冷凍機との間に
は冷媒が循環しており、例えばホットガスによって霜取
りを行う場合には、前記冷媒の通路が、通常運転を行う
際の冷媒通路から霜取りを行う際の冷媒通路へ切り替わ
る。この場合には、冷凍機とショーケースとが同時に霜
取りモードへ切り替わらなければ冷媒の逆流などが生じ
て冷凍機やショーケースの故障を招くおそれがある。と
ころが、前記公報に記載のものでは、上述のように主制
御装置からのデータは各端末側制御装置へ順番に送られ
るので、端末側制御装置毎に霜取り指示のデータの受信
タイミングが異なる。この結果、冷凍機とショーケース
とでモード切り替えの作動開始時期が一致せず、これら
の作動開始時期のずれによって上述の冷媒の逆流などが
生じるおそれがある。
【0004】一方、閉店の際などには全てのショーケー
スの照明を同時に消灯させたいが、全てのショーケース
の消灯時期を完全に一致させると、電流が急激に変化
し、発電装置などに過度の負担がかかって、この発電装
置などがダウンするおそれがある。また、停電からの復
帰の際などには全ての冷凍冷却装置を同時に起動させた
いが、全ての冷凍冷却装置の起動時期を完全に一致させ
ると、突入電流によって遮断器が遮断するなどのおそれ
がある。従って、複数台の冷凍冷却装置を同時作動させ
たい場合でも、冷凍冷却装置の作動開始時期を完全には
一致させないようにする必要がある。
【0005】これらの場合、主制御装置から各端末側制
御装置へ送信する制御データによって、各冷凍冷却装置
の停止や起動の作動開始時期を調節することは不可能で
はないが、主制御装置のプログラムが複雑になってしま
う。
【0006】本発明の目的は、主制御装置が複雑なプロ
グラムなどを用いなくても各冷凍冷却装置の作動開始時
期を調節できるようにすることにある。本発明の目的
は、主管理装置が各端末管理装置へ順番に指示信号を送
信する場合でも各冷凍冷却装置の同時作動を可能にする
ことにある。また本発明の目的は、冷凍冷却装置の作動
開始時期を完全には一致させないようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る冷凍冷却シ
ステムの集中管理装置は、図1に示すごとく1台の主管
理装置2と、複数台の冷凍冷却装置6にそれぞれ接続さ
れた端末管理装置5とを備えており、主管理装置2と各
端末管理装置5とが交信することにより、主管理装置2
が複数台の冷凍冷却装置6を一括して管理している。こ
こでの冷凍冷却装置6には、スーパーマーケットやコン
ビニエンスストアなどの店舗で使用されるオープンショ
ーケース、冷凍機、プレハブ冷凍冷蔵庫、業務用冷蔵庫
および業務用冷凍庫などが含まれる。主管理装置2で管
理される冷凍冷却装置6には照明機器などを含むことが
可能である。
【0008】本発明の集中管理装置は、主管理装置2
が、複数台の冷凍冷却装置6の同時作動を指示する指示
信号を各端末管理装置5へ送信する。すると、各端末管
理装置5が、受信した指示信号に対応して、当該端末管
理装置5に接続された冷凍冷却装置6の作動開始時期を
調節する。ここでは、各端末管理装置5が複数台の冷凍
冷却装置6の作動開始時期をほぼ一致させるように指示
信号に対応する場合と、前記作動開始時期がほぼ一致す
る範囲内ではあるが、前述の冷媒の流れの急激な停止や
突入電流による遮断器の遮断を回避できる程度に作動開
始時期がずれるように各端末管理装置5が指示信号に対
応する場合とが含まれる。主管理装置2の同時作動の指
示信号には、複数台の冷凍冷却装置6を同時に起動させ
るための指示信号と、複数台の冷凍冷却装置6を同時に
停止させるための指示信号とが含まれる。
【0009】主管理装置2は、各端末管理装置5へ順番
に同時作動の指示信号を送信している。この指示信号を
受信した各端末管理装置5においては、最後に指示信号
を受信する端末管理装置5以外の端末管理装置5が、こ
れに接続された冷凍冷却装置6の作動開始時期を遅らせ
ることによって、当該冷凍冷却装置6の作動開始時期
と、前記最後に指示信号を受信する端末管理装置5に接
続された冷凍冷却装置6の作動開始時期とを略一致させ
ることができる。各冷凍冷却装置6の作動開始時期の一
致は、完全一致でもよいが、前述の冷媒の逆流などが生
じない程度のずれであれば完全には一致しなくてもよ
い。
【0010】具体的に説明すると、各端末管理装置5に
計時手段37が備えられており、主管理装置2は、同時
作動の指示信号の送信の順番に応じた遅延指示データを
前記指示信号と共に各端末管理装置5へ送信し、前記指
示信号を受信した各端末管理装置5は、主管理装置2か
ら送信された遅延指示データに応じた遅延時間を前記計
時手段37によって計時し、当該遅延時間が経過したと
きに当該端末管理装置5に接続された冷凍冷却装置6を
作動させることができる。遅延指示データとしては、
「遅延時間9秒」や「動作開始9秒前」のように当該端
末管理装置5の遅延時間を直接示すものや、当該端末管
理装置5の送信の順番を示すものがある。
【0011】各端末管理装置5においては、端末管理装
置5毎に異なる所定時間が予め設定されている。そし
て、同時作動の指示信号を受信した各端末管理装置5
が、当該端末管理装置5に接続された冷凍冷却装置6の
作動開始時期を前記所定時間だけ遅らせることによっ
て、全ての冷凍冷却装置6の作動開始時期の完全一致を
回避することができる。具体的に説明すると、所定時間
が、各端末管理装置5に割り付けられたアドレスに基づ
いて設定されるものとすることができる。アドレスに
は、主管理装置2のプログラム作成のために各端末管理
装置5にそれぞれ割り付けた番号(例えば、01100
100)と、各端末管理装置5にランダムに設定した所
定時間のデータとが含まれる。
【0012】
【作用】本発明にかかる冷凍冷却システムの集中管理装
置を、10台の冷凍冷却装置6を同時に霜取りモードに
切り替える場合を例に説明する。ここでは主管理装置2
と各端末管理装置5との通信に1秒を要するものとす
る。主管理装置2は、霜取りの同時作動の指示信号を最
初に送信する1台目の端末管理装置5には、例えば「遅
延時間9秒」の遅延指示データを前記指示信号と共に送
信し、2台目以降の冷凍冷却装置6の端末管理装置5に
は、指示信号の送信の順番に従って「遅延時間8秒」、
「遅延時間7秒」というように遅延時間が順番に短くな
る旨の遅延指示データを前記指示信号と共に送信する。
そして最後に指示信号を受信する10台目の冷凍冷却装
置6の端末管理装置5には霜取り開始の指示信号のみを
送信する。
【0013】1台目の冷凍冷却装置6の端末管理装置5
は、受信した遅延指示データ「遅延時間9秒」に基づい
て計時手段37に遅延時間として9秒をセットして計時
し、この9秒が経過したときに冷凍冷却装置6を霜取り
モードに切り替える。同様に2台目以降の冷凍冷却装置
6の端末管理装置5は、受信した遅延指示データに基づ
いて計時手段37に遅延時間をセットして計時し、この
遅延時間が経過したときに冷凍冷却装置6を霜取りモー
ドに切り替える。これによって10台の冷凍冷却装置6
が同時に霜取りモードに切り替わる。
【0014】
【発明の効果】本発明の冷凍冷却システムの集中管理装
置によれば、例えば主管理装置2が、冷凍冷却装置6で
ある冷凍機とショーケースとに接続された各端末管理装
置5に霜取りの同時開始の指示信号を順番に送信して
も、各端末管理装置5においては、最後に指示信号を受
信する端末管理装置5以外の端末管理装置5が、当該端
末管理装置5に接続された冷凍冷却装置6の霜取り開始
時期を遅らせることによって、当該冷凍冷却装置6の霜
取り開始時期と、最後に指示信号を受信する端末管理装
置5に接続された冷凍冷却装置6の霜取り開始時期とが
ほぼ一致するように調節するので、当該開始時期のずれ
による冷媒の逆流などの発生を防止して、冷凍機やショ
ーケースが故障することを防止する。このうえで、各冷
凍冷却装置6の作動開始時期をほぼ一致させるために主
管理装置2から各端末管理装置5への指示信号の転送速
度を高速にしたり、主管理装置2のプログラムで各冷凍
冷却装置6の作動開始時期を調節したりしなくても済
み、主管理装置2のプログラム作成などの負担を軽減で
きる。このうえ、通信回線を少なくできて通信コストを
軽減できるが順番にしかデータを送信できないEIA規
格RS−485などのシリアルインターフェイスを使っ
て、主管理装置2と各端末管理装置5とを通信させるこ
とができる。
【0015】また、同時作動の指示信号を受信した各端
末管理装置5は、当該端末管理装置5に接続された冷凍
冷却装置6の作動開始時期を所定時間だけ遅らせること
によって、全ての冷凍冷却装置6の作動開始時期の完全
一致を回避するので、全てのショーケースが同時に停止
して冷凍機などに過度の負担がかかったり、複数台の冷
凍冷却装置6が同時起動して突入電流で遮断器が遮断し
たりすることが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る冷凍冷却シス
テムの集中管理装置の実施例を示しており、1台の中央
管理装置1と、1台の主管理装置2と、複数台の端末管
理装置5とを備えている。各端末管理装置5は、スーパ
ーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗に配設
されるオープンショーケースや冷凍機などの冷凍冷却装
置6に設けてあり、中央管理装置1は店舗の事務所や店
外のサービス本部などに配置され、主管理装置2は店舗
の機械室などに配置される。中央管理装置1と主管理装
置2とは、例えばEIA規格RS−232CまたはRS
−485の通信ラインで接続され、主管理装置2と各端
末管理装置5とは、例えばEIA規格RS−485の通
信ラインで接続される。中央管理装置1を上記店外のサ
ービス本部などに配置した場合には、中央管理装置1と
主管理装置2とは電話回線や無線などによってデータ通
信される。主管理装置2と各端末管理装置5とは無線な
どによって交信してもよい。
【0017】中央管理装置1は、図2に示すごとくマイ
クロコンピュータなどからなる制御部13と、主管理装
置2からの各種データなどを記憶するRAMおよび中央
管理装置1自体の制御プログラムなどを記憶するROM
などからなる記憶部14と、ディスプレイやプリンタな
どからなる表示部15と、キーボード16と、送受信部
17などを備えており、主管理装置2から送られて来た
各冷凍冷却装置6の各種データ、例えば運転状況のデー
タや異常発生のデータを蓄積し、必要に応じて各週毎あ
るいは各月毎の温度履歴や警報履歴などの統計を表ある
いはグラフなどに編集して表示する。運転状況のデータ
としては、ショーケースの庫内温度データ、警報データ
および冷凍冷却装置6が運転中あるいは霜取り中である
旨などのデータが該当する。中央管理装置1は、キーボ
ード16などを使って冷凍冷却装置6の庫内温度や霜取
り時間などの制御内容を予め設定し、あるいは変更する
ことができ、この制御内容のデータを主管理装置2へ送
信する。
【0018】主管理装置2は、図3に示すごとくマイク
ロコンピュータなどからなる制御部20と、各冷凍冷却
装置6の霜取り時間などを記憶するRAMおよび主管理
装置2自体の制御プログラムなどを記憶するROMなど
からなる記憶部21と、小型の液晶表示部22と、テン
キー23と、送受信部24などを備えており、中央管理
装置1からの制御データや、主管理装置2のテンキー2
3によって設定された制御内容などに基づいて、各冷凍
冷却装置6の制御内容などのデータを送受信部24によ
って各端末管理装置5へ順番に送信する。また主管理装
置2は、各端末管理装置5から順に送られて来た各冷凍
冷却装置6の各種データを中央管理装置1へ送信する。
【0019】主管理装置2は、複数台の冷凍冷却装置6
を同時作動させるために当該同時作動の指示信号を冷凍
冷却装置6の端末管理装置5へ送信する際には、送信す
る順番に応じて設定した遅延指示データを指示信号と共
に各端末管理装置5へそれぞれ送信する。つまり、主管
理装置2は、例えば「遅延時間9秒」、「遅延時間8
秒」のように指示信号を受信する順番が早い端末管理装
置5ほど、遅延時間が長くなる遅延指示データを各端末
管理装置5へ送信する。この場合、主管理装置2は、最
後に指示信号を送信する端末管理装置5には前記指示信
号のみを送る。
【0020】端末管理装置5は、図4に示すごとくマイ
クロコンピュータなどからなる制御部32と、主管理装
置2からの指示内容などのデータなどを記憶するRAM
および端末管理装置5自体の制御プログラムなどを記憶
するROMなどからなる記憶部33と、ショーケースの
庫内温度を検出する温度センサや冷凍機の圧力を検出す
る圧力センサなどの各種のセンサ34と、冷凍冷却装置
6が異常の際に警報を発する警報出力部35と、送受信
部36などを備えており、主管理装置2からの制御デー
タの内容に合わせて冷凍冷却装置6を制御する。また端
末管理装置5は、計時手段37を備えており、主管理装
置2から前記遅延指示データを受信したときには、遅延
指示データに応じた遅延時間を計時し、この遅延時間が
経過したときに冷凍冷却装置6を作動させる。端末管理
装置5は、冷凍冷却装置6の温度データやコンプレッサ
の圧力データなどの各種のデータを主管理装置2へ送信
する。
【0021】各端末管理装置5は、自己のアドレス(例
えば、01100100)がそれぞれ割り付けられてお
り、前記遅延時間からアドレスに応じた所定時間がさら
に経過したときに冷凍冷却装置6を起動させる。例え
ば、端末管理装置5は、自己のアドレスが「01100
100」の場合には、下位4ビットの「0100」を1
0進数に変換した「4」秒を自己の所定時間に設定す
る。
【0022】ここで、上記の構成の動作を1台の冷凍機
と、この冷凍機に接続された9台のショーケースとを同
時に通常運転モードから霜取りモードに切り替える場合
を例にして具体的に説明する。ここでは主管理装置2と
各端末管理装置5との通信に1秒を要するものとする。
つまり主管理装置2は、霜取り開始の指示信号を最初に
送信する冷凍機の端末管理装置5には「遅延時間9秒」
の遅延指示データを指示信号と共に送信し、次に指示信
号を送信する1台目のショーケースの端末管理装置5に
は「遅延時間8秒」の遅延指示データを指示信号と共に
送信する。そして主管理装置2は、2台目以降のショー
ケースの端末管理装置5に対し、指示信号を送信する順
番に従って遅延時間が短くなる遅延指示データを指示信
号と共に送信し、最後に指示信号を送信する9台目のシ
ョーケースの端末管理装置5には指示信号のみを送信す
る。
【0023】冷凍機の端末管理装置5は、受信した遅延
指示データ「遅延時間9秒」に基づいて計時手段37に
遅延時間として9秒をセットして計時し、この9秒が経
過したときに冷凍機を通常運転モードから霜取りモード
に切り替える。同様に各ショーケースの端末管理装置5
は、受信した遅延指示データに基づいて計時手段37に
遅延時間をセットして計時し、この遅延時間が経過した
ときにショーケースを通常運転モードから霜取りモード
に切り替える。つまり指示信号を受信する順番の早い冷
凍機と8台目までのショーケースの端末管理装置5と
は、9台目のショーケースの端末管理装置5が最後に指
示信号を受信するまでモードの切り替え作動を遅らせ
る。
【0024】また、各端末管理装置5は、前記遅延時間
が経過しても、さらに自己のアドレスの下位4ビットに
応じた所定時間が経過するまで自己の冷凍冷却装置6の
起動を遅らせる。つまり各端末管理装置5は、アドレス
がそれぞれ異なるため、このアドレスを遅延時間の設定
に使うことで複数台の冷凍冷却装置6の同時起動が自動
的に回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な構成を概略的に示すブロック
構成図である。
【図2】本発明に係る中央管理装置のブロック構成図で
ある。
【図3】本発明に係る主管理装置のブロック構成図であ
る。
【図4】本発明に係る端末管理装置のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
2 主管理装置 3 中間管理装置 5 端末管理装置 6 冷凍冷却装置 37 計時手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 睦 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目16番11 号 福島工業株式会社内 (72)発明者 小嶋 英幹 香川県香川群香南町池内958 隆祥産業株 式会社香川工場内 (72)発明者 山岡 康成 香川県香川群香南町池内958 隆祥産業株 式会社香川工場内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA01 LA16 NA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の主管理装置2と、複数台の冷凍冷
    却装置6にそれぞれ接続された端末管理装置5とを備え
    ており、主管理装置2と各端末管理装置5とが交信する
    ことにより、主管理装置2が複数台の冷凍冷却装置6を
    一括して管理する冷凍冷却システムの集中管理装置にお
    いて、 主管理装置2は、複数台の冷凍冷却装置6の同時作動を
    指示する指示信号を各端末管理装置5へ送信し、 各端末管理装置5が、受信した指示信号に対応して、当
    該端末管理装置5に接続された冷凍冷却装置6の作動開
    始時期を調節することを特徴とする冷凍冷却システムの
    集中管理装置。
  2. 【請求項2】 主管理装置2は、各端末管理装置5へ順
    番に同時作動の指示信号を送信し、 前記指示信号を受信した各端末管理装置5においては、
    最後に指示信号を受信する端末管理装置5以外の端末管
    理装置5が、これに接続された冷凍冷却装置6の作動開
    始時期を遅らせることによって、当該冷凍冷却装置6の
    作動開始時期と、前記最後に指示信号を受信する端末管
    理装置5に接続された冷凍冷却装置6の作動開始時期と
    を略一致させるようにした請求項1記載の冷凍冷却シス
    テムの集中管理装置。
  3. 【請求項3】 各端末管理装置5に計時手段37が備え
    られており、 主管理装置2は、同時作動の指示信号の送信の順番に応
    じた遅延指示データを前記指示信号と共に各端末管理装
    置5へ送信し、 前記指示信号を受信した各端末管理装置5は、主管理装
    置2から送信された遅延指示データに応じた遅延時間を
    前記計時手段37によって計時し、当該遅延時間が経過
    したときに当該端末管理装置5に接続された冷凍冷却装
    置6を作動させる請求項2記載の冷凍冷却システムの集
    中管理装置。
  4. 【請求項4】 各端末管理装置5においては、端末管理
    装置5毎に異なる所定時間が予め設定されており、同時
    作動の指示信号を受信した各端末管理装置5は、当該端
    末管理装置5に接続された冷凍冷却装置6の作動開始時
    期を前記所定時間だけ遅らせることによって、全ての冷
    凍冷却装置6の作動開始時期の完全一致を回避するよう
    にした請求項2又は3記載の冷凍冷却システムの集中管
    理装置。
  5. 【請求項5】 所定時間が、各端末管理装置5に割り付
    けられたアドレスに基づいて設定される請求項4記載の
    冷凍冷却システムの集中管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017032211A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 シャープ株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017032211A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 シャープ株式会社 冷蔵庫

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