JP2001241402A - 油圧式駆動装置 - Google Patents

油圧式駆動装置

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JP2001241402A
JP2001241402A JP2000055316A JP2000055316A JP2001241402A JP 2001241402 A JP2001241402 A JP 2001241402A JP 2000055316 A JP2000055316 A JP 2000055316A JP 2000055316 A JP2000055316 A JP 2000055316A JP 2001241402 A JP2001241402 A JP 2001241402A
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JP
Japan
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hydraulic
drive device
pump
pumps
actuator
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JP2000055316A
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Inventor
Mitsuhiro Kosaka
光洋 小坂
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のポンプ及び電動機を備える油圧式駆動
装置において、消費電力量を低減する。 【解決手段】 アクチュエータを駆動する際、第1の油
圧ポンプ12に対応する第1の電動機14が常時駆動さ
れる。第2の油圧ポンプ13に対応する第2の電動機1
5はコントローラ23によって選択的に駆動制御され
る。例えば、運転条件に基づいてアクチュエータに供給
する油圧量が不足する際、コントローラ23は第2の電
動機をオンして、第2の油圧ポンプを駆動してアクチュ
エータに供給する油圧量を増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電動機及び
油圧ポンプを備える油圧式駆動装置に関し、特に、油圧
式射出成形機に用いられる油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧式射出成形機、特に、機械
サイズの大きい油圧式射出成形機では、駆動装置とし
て、市場が要求する仕様最大値に必要とされる油量を単
体のポンプで確保できない関係上、その駆動源として複
数の油圧ポンプ及びこれら油圧ポンプを駆動する電動機
を備えている。
【0003】ここで、図2を参照して、油圧式射出成形
機に用いられる従来の駆動装置について説明する。
【0004】図示の駆動装置は油圧タンク11を備えて
おり、油圧タンク11からの油によって、後述するよう
にして、油圧式射出成形機の各種アクチュエータが駆動
される。図示の駆動装置では第1及び第2のポンプ12
及び13が備えてられており、これら第1及び第2のポ
ンプ12及び13はそれぞれ第1及び第2の電動機14
及び15で駆動される。
【0005】第1のポンプ(メインポンプ)12は油圧
経路16を介して直接アクチュエータ(図示せず)に接
続されており、第2のポンプ(サブポンプ)13は電磁
方向切換弁17を介して油圧経路16に接続されてい
る。さらに、図示のように、油圧経路16には排出経路
18が連結されており、この排出経路18はリリーフ弁
19を介して油圧タンク11に接続されている。そし
て、この排出経路18には圧力センサ20が取り付けら
れている。
【0006】ところで、射出成形を行う際には、アクチ
ュエータの流量パターンは予め定められており、この流
量パターンは、射出形成の進行とともに変化する。前述
のように、流量パターンの最大圧力には一台のポンプで
は対応できないため、この最大圧力に対応して、図示の
例では、第1及び第2のポンプが備えられている。
【0007】駆動装置のコントローラ21にはアクチュ
エータの運転条件(例えば、流量パターン等)が入力さ
れる。そして、第1及び第2の電動機14及び15には
常に電力が供給され、第1及び第2の電動機14及び1
5が回転して第1及び第2のポンプ12及び13が駆動
される。第1のポンプ12の駆動によって、油圧タンク
11から油圧経路16を介してアクチュエータに油圧が
供給される。
【0008】一方、コントローラ21は運転条件に応じ
て電磁方向切換弁17をオンオフ制御する。つまり、運
転条件により多量の流量が必要の際には(第1のポンプ
12によって供給される油圧量よりも多い油圧量が必要
である際には)、コントローラ21は電磁方向切換弁1
7をオン(ON)する。これによって、第2のポンプ1
3によって油圧タンク11から電磁方向切換弁17を介
して油圧経路16に油圧が供給される。
【0009】運転条件により、第1のポンプ12で供給
される油圧量で十分である際には、コントローラ21は
電磁方向切換弁17をオフ(OFF)する。これによっ
て、電磁方向切換弁17によって、第2のポンプ13の
吐出口は電磁方向切換弁17を介して油圧タンク11に
連結され、第2のポンプ13で油圧タンク11からくみ
上げられた油圧は再び油圧タンク11に戻されることに
なる。
【0010】なお、圧力センサ20は油圧経路16の圧
力を検知しており、油圧経路16の圧力が予め規定され
た圧力(許容圧力)を越えると、圧力センサ20からの
検知信号によってリリーフ弁19が開かれる。この結
果、油圧経路16が排出経路18を介して油圧タンク1
1と連絡され、油圧が油圧タンク11に排出されて、油
圧力を下げる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
駆動装置では、複数のポンプを常に駆動しておき、運転
条件等に応じて弁をオンオフして油圧量を調整している
から、つまり、少ない油圧量で済む際にも、複数のポン
プを駆動しているから、無駄に電力を消費してしまうと
いう問題点がある。
【0012】本発明の目的は、消費電力量を低減するこ
とのできる油圧式駆動装置に提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
油圧ポンプ及び該油圧ポンプ毎に設けられ前記油圧ポン
プを駆動する電動機とを有し、前記油圧ポンプからの油
圧によってアクチュエータを駆動する油圧式駆動装置で
あって、前記複数の油圧ポンプのうちの一台がメインポ
ンプとされて、前記アクチュエータを駆動する際前記メ
インポンプに対応する電動機が常時駆動されており、前
記複数の油圧ポンプのうちの残りの油圧ポンプに対応す
る電動機を選択的に駆動制御する制御手段が備えられて
いることを特徴とする油圧式駆動装置が得られる。
【0014】前記制御手段は、前記アクチュエータの運
転条件に応じて前記複数の油圧ポンプのうちの残りの油
圧ポンプに対応する電動機をオンオフ制御しており、例
えば、前記運転条件に基づいて前記アクチュエータに供
給する油圧量が不足する際前記複数の油圧ポンプのうち
の残りの油圧ポンプに対応する電動機を選択的にオン制
御する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1を参照して、図2に示す構成要素と同
一の構成要素については同一の参照番号を付す。図1に
示す駆動装置は油圧タンク11を備えており、油圧タン
ク11からの油によって、油圧式射出成形機の各種アク
チュエータが駆動される。
【0017】第1のポンプ12は油圧経路16を介して
直接アクチュエータに接続されており、第2のポンプ1
3はチェック弁22を介して油圧経路16に接続されて
いる。さらに、図示のように、油圧経路16には排出経
路18が連結されており、この排出経路18はリリーフ
弁19を介して油圧タンク11に接続されている。そし
て、この排出経路18には圧力センサ20が取り付けら
れている。
【0018】駆動装置のコントローラ23にはアクチュ
エータの運転条件(例えば、流量パターン等)が入力さ
れる。その後、第1の電動機14に電力が供給され、第
1の電動機14が回転して第1のポンプ12が駆動され
る。第1のポンプ12の駆動によって、油圧タンク11
から油圧経路16を介してアクチュエータに油圧が供給
される。
【0019】一方、コントローラ23は運転条件に応じ
て第2の電動機15をオンオフ制御する。つまり、運転
条件により多量の流量が必要の際には(第1のポンプ1
2によって供給される油圧量よりも多い油圧量が必要で
ある際には)、コントローラ23は第2の電動機13を
オン(ON)する。これによって、第2のポンプ13に
よって油圧タンク11からチェック弁22を介して油圧
経路16に油圧が供給される。
【0020】運転条件により、第1のポンプ12で供給
される油圧量で十分である際には、コントローラ23は
第2の電動機13をオフ(OFF)する。これによっ
て、第2のポンプ13が停止して、第2のポンプ13か
らの油圧経路16への油圧の供給が停止される。つま
り、第1のポンプ12のみによって油圧経路16へ油圧
が供給される。
【0021】前述のように、圧力センサ20は油圧経路
16の圧力を検知しており、油圧経路16の圧力が予め
規定された圧力(許容圧力)を越えると、圧力センサ2
0からの検知信号によってリリーフ弁19が開かれ、油
圧経路16が排出経路18を介して油圧タンク11と連
絡され、油圧が油圧タンク11に排出されて、圧力を下
げる。
【0022】なお、上述の例では、2台のポンプ及び2
台の電動機を有する場合について、説明したが、複数
(3台以上)のポンプ及び電動機を有する場合について
も、そのうちの一台をメインポンプとして常時駆動し、
他のポンプが運転条件に応じて選択的に駆動される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、一台
のポンプ(メインポンプ)のみを常時駆動して、他のポ
ンプを運転条件に応じて選択的に駆動するようにしたか
ら、電力消費量を低減することのできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧式駆動装置の一例を示す図で
ある。
【図2】従来の油圧式駆動装置を示す図である。
【符号の説明】
11 油圧タンク 12,13 ポンプ 14,15 電動機 16 油圧経路 17 電磁方向切換弁 18 排出経路 19 リリーフ弁 20 圧力センサ 21,23 コントローラ 22 チェック弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧ポンプ及び該油圧ポンプ毎に
    設けられ前記油圧ポンプを駆動する電動機とを有し、前
    記油圧ポンプからの油圧によってアクチュエータを駆動
    する油圧式駆動装置であって、前記複数の油圧ポンプの
    うちの一台がメインポンプとされて、前記アクチュエー
    タを駆動する際前記メインポンプに対応する電動機が常
    時駆動されており、前記複数の油圧ポンプのうちの残り
    の油圧ポンプに対応する電動機を選択的に駆動制御する
    制御手段が備えられていることを特徴とする油圧式駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された油圧式駆動装置に
    おいて、前記制御手段は、前記アクチュエータの運転条
    件に応じて前記複数の油圧ポンプのうちの残りの油圧ポ
    ンプに対応する電動機をオンオフ制御するようにしたこ
    とを特徴とする油圧式駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された油圧式駆動装置に
    おいて、前記制御手段は、前記運転条件に基づいて前記
    アクチュエータに供給する油圧量が不足する際、前記複
    数の油圧ポンプのうちの残りの油圧ポンプに対応する電
    動機を選択的にオン制御するようにしたことを特徴とす
    る油圧式駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    油圧式駆動装置において、前記アクチュエータは、油圧
    式射出成形機の構成要素であることを特徴とする油圧式
    駆動装置。
JP2000055316A 2000-03-01 2000-03-01 油圧式駆動装置 Withdrawn JP2001241402A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130313746A1 (en) * 2011-04-06 2013-11-28 Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co. Ltd. Injection molding machine and method for controlling injection molding machine
JP2015127145A (ja) * 2015-02-25 2015-07-09 株式会社名機製作所 射出成形機および射出成形機の制御方法

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