JP2001240456A - 耐酸性のモルタル、グラウト及びコンクリート並びにその施工方法 - Google Patents

耐酸性のモルタル、グラウト及びコンクリート並びにその施工方法

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JP2001240456A
JP2001240456A JP2000053670A JP2000053670A JP2001240456A JP 2001240456 A JP2001240456 A JP 2001240456A JP 2000053670 A JP2000053670 A JP 2000053670A JP 2000053670 A JP2000053670 A JP 2000053670A JP 2001240456 A JP2001240456 A JP 2001240456A
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泰之 石田
Masaki Ishimori
正樹 石森
Toshiyuki Saeki
俊之 佐伯
Akinori Hamanaka
昭徳 浜中
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)CaO/SiO2のモル比が0.
10〜1.20の溶融スラグ粉末10〜85重量%、
(B)水ガラスを固形分で5〜40重量%、(C)アル
ミナセメント1〜70重量%、並びに(D)高炉スラ
グ、転炉スラグ、脱リンスラグ、脱ケイスラグ及び脱硫
スラグから選ばれる結合材を1〜30重量%を含有する
耐酸性のモルタル、グラウト又はコンクリート。 【効果】 施工性、耐酸性及び耐久性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐酸性と施工性に
優れたモルタル、グラウト及びコンクリート並びにこれ
を用いた施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にモルタル、グラウト、コンクリー
トに耐薬品性、耐硫酸塩性、耐海水性等を付与させる場
合には混和材として高炉スラグ、フライアッシュ等の水
硬性材料が使用される。すなわち、セメントの水和によ
り生成されるCa(OH)2との反応によりC−S−H
ゲルを生成させ、緻密な硬化体を形成させることで塩素
イオン、硫酸イオン等の浸透を防ぐものである。しか
し、C−S−Hゲルは強い酸に弱く、下水道施設のよう
にイオウ酸化細菌によって硫酸雰囲気となっているよう
な環境では、硫酸と反応し2水石膏を生成する。その結
果、溶解、膨張破壊等を起こす。この腐食反応を低減さ
せるため、抗菌剤添加の断面修復材も提案されている。
【0003】耐酸性付与という面では、従来から水ガラ
スが使用されてきた。水ガラスは、ケイフッ化ナトリウ
ムやリン酸アルミニウム等を硬化剤として用い、耐酸性
のあるシリカゲルを生成して硬化する。しかし、水ガラ
スを混和した硬化体は、シリカゲルを生成するため耐酸
性に優れる反面、脱水による収縮と、耐水性が劣るとい
う問題点がある。
【0004】また、通常の下水道施設、化成品工場の廃
水ピット等の改修工事は以下のように行われている。す
なわち、腐食劣化したコンクリート表層部をサンドブラ
スト等によりはつり取り、断面補修材で不陸調整を行
う。そして、下地処理した後、防食被覆処理として高価
なポリウレア樹脂、エポキシ樹脂等を吹付け施工する。
その際ピンホールが発生すると、その箇所よりセメント
系断面修復材が腐食劣化する恐れがあるため、防食被覆
材の施工は極めて慎重に行う必要がある。このように、
下水道施設、化成品工場の廃水ピット等の改修工事は工
程数が多い工事である。従って、断面補修材としては、
施工性の良いモルタル、グラウト及びコンクリートが望
まれる。
【0005】WO97/07072号公報、特開平10
−218644号公報記載の硬化性組成物、コンクリー
ト製品は耐硫酸性に優れたものであったが、水ガラスと
非結晶溶融スラグを利用したものであり、寸法安定性と
施工性に問題があった。例えば、水ガラスと非結晶溶融
スラグを利用し、耐酸性のある左官モルタルを作製した
場合、粘性は高いが流動性もあるため、壁面、天井部に
施工すると流れ落ちる問題があった。また、薄く塗り付
けることができても、硬化後に著しいひび割れが発生
し、施工上大きな問題点であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記問題点がなく、耐酸性及び施工性に優れたモル
タル、グラウト及びコンクリートを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み、本発
明者は鋭意研究を行った結果、硬化体の強度発現のため
CaO/SiO2のモル比が0.1〜1.2の溶融スラ
グ粉末を用い、水ガラスがシリカゲルとなるときに生ず
る水をアルミナセメントの水和反応に用いれば、耐酸
性、耐水性が改善し、更に、所望によりフライアッシ
ュ、シリカフューム等の水硬性シリカ質粉末及び/又は
ベントナイト、メタカオリン等の粘土鉱物を用いれば施
工性が更に改善され、これらの成分を一定の割合で配合
すれば、これら特長をすべて生かしたモルタル、グラウ
ト及びコンクリートが得られることを見出し本発明を完
成した。
【0008】すなわち、本発明は、(A)CaO/Si
2のモル比が0.10〜1.20の溶融スラグ粉末1
0〜85重量%、(B)水ガラスを固形分で5〜40重
量%、(C)アルミナセメント1〜70重量%、並びに
(D)高炉スラグ、転炉スラグ、脱リンスラグ、脱ケイ
スラグ及び脱硫スラグから選ばれる結合材1〜30重量
%を含有する耐酸性のモルタル、グラウト又はコンクリ
ートを提供するものである。
【0009】また、本発明は、更に、(E)水硬性シリ
カ質粉末及び/又は粘土鉱物1〜40重量%を含有する
該モルタル、グラウト又はコンクリートを提供するもの
である。更に、本発明は、コンクリート構造物表面に該
モルタル、グラウト又はコンクリートを塗着することを
特徴とするコンクリートの耐酸性付与施工方法を提供す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(A)成分の溶融
スラグ粉末は、CaO/SiO2のモル比が、0.10
〜1.20になるように、下水汚泥、都市ゴミ等の焼却
物、粘土、石灰石等の原料の1種又は2種以上を配合し
たものを高温で溶融し、急冷して得られるスラグを粉砕
したものである。このうち、下水汚泥溶融スラグ、都市
ゴミ溶融スラグ等の廃棄物溶融スラグが、経済性及び廃
棄物のリサイクルという点で好ましい。(A)成分のC
aO/SiO2のモル比は、0.10〜1.20である
が、0.10〜0.60の範囲が特に好ましい。このモ
ル比が0.10未満であると、組成物の反応性が低く、
十分初期強度を発現する耐久性のある硬化体が得られな
い。一方、このモル比が1.20を超えると、硬化体中
に水酸化カルシウムが残存し、これが硫酸存在下で、2
水石膏を生成し、膨張破壊を引き起こすため、硬化体の
耐酸性が不十分となる。
【0011】(A)成分の粉末度は、硬化体の強度発現
性の観点から比表面積で好ましくは、2000〜150
00cm2/g、より好ましくは3000〜15000cm2
/g、特に好ましくは4000〜15000cm2/gで
ある。なお、比表面積が15000cm2/gを超えたも
のでも本発明に好適に使用できるが、粉砕にコストがか
かり経済的でないので、上限を15000cm2/gとし
たものである。一方、これが2000cm2/g未満であ
ると、水和活性が乏しく、硬化体の強度が不十分となる
ことがある。
【0012】本発明で用いられる水ガラス(B)は、特
に限定されるものでなく市販のものが使用でき、JIS
規格により規定される1号、2号、3号の他、各水ガラ
スメーカーで製造販売されているJIS規格外の製品に
おいても使用が可能であり、それぞれを単体で使用する
他、2種類以上を組み合わせて使用することが出来る。
【0013】水ガラスの使用量は、モルタル、グラウト
及びコンクリートから選ばれる硬化性組成物中5〜40
重量%、好ましくは10〜30重量%(固形分換算)で
ある。この量が5重量%未満であると、十分な耐酸性を
有する硬化体が得られず、40重量%を超えると粘性が
大きくなりすぎ、成形又は作業が困難となることがあ
る。
【0014】本発明に用いられるアルミナセメント
(C)は、特に限定するものでなく市販のものが使用で
きるが、好ましくはCaO・Al23の含有率が高いも
のが良い。例えば、ラファージュ社製「セカール51B
TF」、電気化学工業社製「アルミナセメント1号」等
が好ましい。(C)の含有量は1〜70重量%の範囲で
あり、好ましくは5〜70重量%である。70重量%を
超えると良好な耐酸性を示さなくなる。また、特に常温
養生においては、本発明の硬化体の収縮量が大きくなる
傾向があるので、収縮を低下させるため含有率を1重量
%以上、特に5重量%以上にするのが好ましい。
【0015】本発明で用いられる(D)成分の高炉スラ
グ、転炉スラグ、脱リンスラグ、脱ケイスラグ及び脱硫
スラグから選ばれる1種又は2種以上の結合材は特に限
定するものでなく市販のものが使用できるが、粉末度が
比表面積で4000cm2/g以上のものが好ましい。結
合材(D)の含有率は1〜30重量%の範囲であれば良
いが、好ましい範囲としては5〜20重量%である。溶
融スラグ(A)を結合材(D)と併用することにより、
常温養生において良好な強度発現性を持つ硬化体が得ら
れる。結合材(D)の含有率を増加することにより早強
性が得られるが、同時に含有率が30重量%を超えると
耐酸性が低下する傾向にある。このため結合材(D)の
含有率を使用する溶融スラグ粉末(A)のCaO/Si
2モル比に合わせて調整する事により耐酸性の良好な
硬化体を得られる。溶融スラグ粉末(A)と結合材
(D)の混合物のCaO/SiO2モル比が1.20以
下、好ましくは0.80以下、より好ましくは0.60
以下が耐酸性の点から好ましい範囲である。また、アル
ミナセメント(C)と結合材(D)の合計は6〜75重
量%とすることが好ましい。
【0016】本発明で用いられる(E)成分の水硬性シ
リカ質粉末としては、フライアッシュ、シリカフューム
等が挙げられ、粘土鉱物としては、ベントナイト、メタ
カオリン等が挙げられる。(E)成分は1〜40重量%
配合するのが、特に1〜20重量%配合することが好ま
しい。配合量が1重量%未満では施工性改善効果が少な
く、40重量%を超えると得られた硬化体の強度発現性
が十分でないことがある。
【0017】また、本発明のモルタル、グラウト、コン
クリートには、更に、アルカリ金属塩類(F)を添加す
ることができる。本発明で用いられるアルカリ金属塩類
(F)は、メタ珪酸ソーダ、オルソ珪酸ソーダ、粉末珪
酸ソーダ1号、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム等が挙げられるが、メタ珪酸ソーダ、オル
ソ珪酸ソーダ、水酸化ナトリウムが好ましい。これらは
水ガラス(B)中の−Si−O−Si−の鎖をアルカリ
によって切断することにより、粘性を低下させ、モルタ
ル、コンクリートとして使用した際の作業性の改善を行
う他、アルカリの添加により溶融スラグを刺激し硬化を
促進する働きがある。アルカリ金属塩類はそれぞれを単
体で使用するほか、2種類以上を組み合わせて使用する
ことが出来る。これらアルカリ金属塩類は、0.2〜1
5重量%添加することが好ましく、特に1〜7重量%添
加することが好ましい。アルカリ金属塩類を15重量%
を超えて添加した場合、強度増進の効果は得られるが、
粘性低下の効果は増進せず、特にアルカリ度の高いもの
を過剰に添加した場合、硬化体表面に白華を生じること
があり好ましくない。
【0018】本発明のモルタル、グラウト、コンクリー
トに、(E)成分及び(F)成分を配合する場合、両者
の合計は1〜50重量%とすることが好ましい。
【0019】本発明に用いられる、骨材は目的とする材
料に適した最大粒径と粒度であれば良い。モルタル、コ
ンクリートに使用する細骨材の最大粒径は2.5mm以下
が好ましく、コンクリートに使用する最大粒径は40mm
以下が好ましい。補修工事にモルタルと組み合せて使用
する場合は、20mm以下のものが好ましい。グラウトに
使用する骨材としては、細骨材とシリカ質微粉末、鉱物
質微粉末等の微細粉末を組み合せたものもしくは鉱物質
微粉末のみでも良い。また、微粉砕されていない溶融ス
ラグが使用できることは言うまでもない。
【0020】また、骨材の含有量は特に限定されるもの
ではないが用途に応じて硬化性組成物(骨材を含まな
い)に対して30〜800重量%の範囲で適宜決定すれ
ばよい。グラウトは、セメントミルクのような使われか
たもするが、水ガラスを混和した耐酸性グラウトの場合
30重量%未満では乾燥収縮によるひび割れの発生する
恐れがある。グラウト、モルタルは300重量%以上が
好ましいが、コンクリートの場合は300重量%以上8
00重量%以下でも施工性、強度発現性とも問題はな
い。しかし、800重量%を超えると施工性と強度発現
性が悪化する。
【0021】水量は用途に合った範囲で良く、水ガラス
固形分に対して70〜500重量%が好ましい。70重
量%未満ではモルタルとして練混ぜが困難となり、50
0重量%を超えると材料分離と乾燥収縮によるひび割れ
が著しくなる。
【0022】本発明のモルタル、グラウト及びコンクリ
ートの製造方法としては、次の方法が挙げられる。
【0023】本発明の耐酸性モルタルの製造方法は、例
えば次のような3工程で行うことができる。 <工程1> 水ガラスと適量の水を混合した混合液1を
製造する。このときの水量は水ガラス固形分に対して7
0〜500重量%の範囲で用途に合った適正量とする。 <工程2>溶融スラグ粉末(A)、アルミナセメント
(C)、結合材(D)及び骨材からなる混合粉体2を製
造する。 <工程3>混合液1と混合粉体2を練り混ぜ、耐酸性モ
ルタルを製造する。工程3で混合液1と混合粉体2の投
入の順序はどちらが先でも耐酸性モルタルの施工性に影
響は与えない。図1に耐酸性モルタルの製造方法の1例
を示す。図1において骨材は細骨材を意味する。
【0024】本発明の耐酸性モルタルの製造方法は、例
えば、次の方法も挙げられる。予め溶融スラグ粉末
(A)、アルミナセメント(C)、結合材(D)、骨材
からなる混合粉体1を製造する。この時、施工性改善材
として水硬性シリカ質粉末及び/又は粘土鉱物(E)を
加えることは言うまでもない。そして、水ガラスと適量
の水を混合した混合液2を製造する。アルカリ金属塩類
(F)は練混ぜ工程中どの段階で投入しても良い。例え
ば混合液2と同時に投入しても良く、混合粉体1を製造
する際に混合しても良い。また、混合液2及び混合粉体
1の投入後に投入しても、施工性改善効果は失われな
い。最も効果的な投入時期は図2に示す混合液2を投入
した後である。水量は、水ガラス固形分に対して70〜
500重量%の範囲で用途に合った適正量とする。耐酸
性モルタルの製造方法の1例を図2に示した。
【0025】図2において骨材は細骨材とし、水硬性シ
リカ質粉末(E)は、粘土鉱物(E)と置換してもよ
く、水硬性シリカ質粉末(E)と粘土鉱物(E)の混合
物とすることも可能である。
【0026】本発明の耐酸性グラウトの製造方法は、例
えば、次の方法が挙げられる。予め溶融スラグ粉末
(A)、アルミナセメント(C)、結合材(D)及び骨
材からなる混合粉体1を製造する。そして、水ガラスと
適量の水を混合した混合液2を製造する。耐酸性グラウ
ト練混ぜは混合液2に混合粉体1を投入して練り混ぜ
る。水量は耐酸性モルタルよりも増やし、水ガラス固形
分に対し100〜500重量%の範囲で用途に合った適
正量とする(図3)。
【0027】図3において骨材は細骨材を意味する。
【0028】本発明の耐酸性グラウトの製造方法は、例
えば、次の方法も挙げられる。予め溶融スラグ粉末
(A)、アルミナセメント(C)、結合材(D)、骨材
からなる混合粉体1を製造する。この時、耐酸性モルタ
ルと同様に施工性改善材として水硬性シリカ質粉末及び
/又は粘土鉱物(E)を加えることは言うまでもない。
そして、水ガラスと適量の水を混合した混合液2を製造
する。耐酸性モルタル同様にアルカリ金属塩類(F)は
練混ぜ工程中どの段階で投入しても良い。例えば混合液
2と同時に投入しても良く、混合粉体1を製造する際に
混合しても良い。また、混合液2及び混合粉体1の投入
後に投入しても、施工性改善効果は失われない。最も効
果的な投入時期は図4に示す混合液2を投入した後であ
る。水量は耐酸性モルタルよりも増やし、水ガラス固形
分に対し100〜500重量%の範囲で用途に合った適
正量とする。耐酸性グラウトの製造方法の1例を図4に
示した。
【0029】図4において骨材は細骨材とし、水硬性シ
リカ質粉末(E)は、粘土鉱物(E)と置換してもよく
水硬性シリカ質粉末(E)と粘土鉱物(E)の混合物と
することも可能である。
【0030】本発明の耐酸性コンクリートの製造方法
は、例えば、次の方法が挙げられる。予め溶融スラグ粉
末(A)、アルミナセメント(C)、結合材(D)から
なる混合粉体3を製造する。この時、耐酸性モルタルと
同様に施工性改善材として水硬性シリカ質粉末及び/又
は粘土鉱物(E)を加えることは言うまでもない。ま
た、水ガラスと適量の水を混合した混合液2も予め製造
する。砂、砂利からなる骨材に混合粉体3を投入し攪拌
混合後、混合液2を投入する。水ガラス(B)に加える
水の量は骨材量がモルタルよりも多いことを考慮し、水
ガラス固形分に対し100〜500重量%の範囲で用途
に合った適正量とする(図5)。
【0031】図5において骨材は砂、砂利の混合物とす
る。
【0032】本発明の耐酸性コンクリートの製造方法
は、図6に示す方法であってもよい。予め溶融スラグ粉
末(A)、アルミナセメント(C)、結合材(D)から
なる混合粉体3を製造する。この時、耐酸性モルタルと
同様に施工性改善材として水硬性シリカ質粉末及び/又
は粘土鉱物(E)を加えることは言うまでもない。ま
た、水ガラスと適量の水を混合した混合液2も予め製造
する。砂、砂利からなる骨材に混合粉体3を投入し攪拌
混合後、混合液2を投入する。耐酸性モルタル同様にア
ルカリ金属塩類(F)は練混ぜ工程中どの段階で投入し
ても良い。例えば混合液2と同時に投入しても良く、混
合粉体3を製造する際に混合しても良い。また、混合液
2及び混合粉体3の投入後に投入しても、施工性改善効
果は失われない。最も効果的な投入時期は図6に示した
ときである。水ガラス(B)に加える水の量は骨材量が
モルタル、グラウトよりも多いことを考慮し、水ガラス
固形分に対し100〜500重量%の範囲で用途に合っ
た適正量とする。耐酸性コンクリートの製造方法の1例
を図6に示した。図6において骨材は砂、砂利の混合物
とする。水硬性シリカ質粉末(E)は、粘土鉱物(E)
と置換しても、水硬性シリカ質粉末(E)と粘土鉱物
(E)の混合物とすることも可能である。
【0033】本発明の耐酸性モルタルは施工量によりコ
テ塗り又は吹付けで施工することができる。コテで施工
する場合には通常の左官ゴテで施工できることは言うま
でもないが、すべりの良い厚手のプラスチックゴテを使
用すると施工効率は更に上がる。吹付け施工する場合に
はモルタルポンプを用いて圧送するが、予め水ガラスと
同質で硬化に悪影響のないシリコンオイルを通し、圧送
ホースとの摩擦を低減させる方が効率的である。このよ
うな、ポンプ圧送性の改善は、耐酸性グラウト、コンク
リートに適用できることは言うまでもない。
【0034】耐酸性グラウトの施工は、施工量によりポ
ンプ注入、自然流下どちらも可能である。耐酸性コンク
リートの場合は、通常のコンクリートと同様にポンプに
よる打設が可能である。
【0035】本発明のモルタル、グラウト、コンクリー
トは、コンクリート構造物表面に塗着させることによ
り、コンクリートに耐酸性を付与することができる。こ
こで、コンクリート表面は、不陸を付けた既設もしくは
新設のコンクリート構造物表面又はコンクリート構造物
の劣化層を除去した表面であることが好ましい。
【0036】
【発明の効果】本発明のモルタル、グラウト、コンクリ
ートは、施工性、耐酸性、耐久性に優れる。従って、本
発明組成物を、下水道処理施設、化成品工場の廃水ピッ
ト等耐酸性を要求される現場でコテ塗り、吹付け、注入
施工することで防食被覆工を省略することが可能であ
る。また、廃棄物溶融スラグのリサイクルが可能とな
る。
【0037】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。
【0038】実施例1〜15 表1〜3に示す組成のモルタル、グラウト及びコンクリ
ートを常法により製造した。表1に本発明の耐酸性モル
タルの配合例を示し、表2に耐酸性グラウト、表3に耐
酸性コンクリートの配合例を示した。下水溶融スラグ粉
末はCaO/SiO 2モル比:0.46、比表面積:5
000cm2/gであり、都市ゴミ溶融スラグはCaO/
SiO2モル比:0.67、比表面積:5000cm2/g
のものを使用した。水ガラスとしては、日本化学工業社
製水ガラス1号、水ガラス3号を用いた。高炉スラグ粉
末は、比表面積:8000cm2/gのものを用い、アル
カリ金属珪酸塩は日本化学工業製メタ珪酸ソーダ粉末を
用いた。耐酸性モルタル及び耐酸性グラウトに使用した
細骨材は混合珪砂(粗粒率3.58)を用いた。耐酸性
コンクリートに使用した細骨材は粗粒率2.53の川砂
を用い、粗骨材は粗粒率7.27の砕石を用いた。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】試験例1 圧縮強度試験 表1〜3に示す配合割合で混練した後、φ50×100
mmの型枠に詰め、20℃、相対湿度90±1%の養生槽
で24時間養生した。その後、脱型し20℃の水中で6
日間養生を行い、JISA1108により材齢7日の圧
縮強度を測定した。結果を表4に示す。
【0043】
【表4】
【0044】[試験方法] 圧縮強度:JISA1108 供試体寸法:φ50×1
00mm 養生条件20℃、相対湿度80%以上24時間、20℃
水中6日間
【0045】試験例2 モルタル及びグラウトの耐酸性試験 表1及び表2に示したモルタル及びグラウトを表5に示
した配合のコンクリートに2cm厚さで施工した場合の耐
酸性及び防食被覆層としての性能を確認した。尚、基材
コンクリートの寸法は100×100×400mmとし
た。 [試験体の作製方法]表1及び表2に示したモルタル及
びグラウトを施工する基材コンクリートは100×10
0×400mmの型枠を用い、JISA1132「コンク
リートの強度試験用供試体の作り方」により20℃相対
湿度80%の恒温室で24時間養生し、脱型後27日間
20℃の水中で養生した。その後、20℃相対湿度60
%の恒温室で24時間乾燥し基材コンクリートとして試
験に用いた。示方配合は表5の通りとした。
【0046】
【表5】
【0047】[耐酸性の確認]作製した基材コンクリー
トの2面に厚さ20mmでモルタルを左官ゴテで塗り付け
た(図7)。モルタルの塗り付けは20℃相対湿度80
%の恒温室で行い、20℃相対湿度90±1%に調整さ
れた養生槽で24時間養生した。その後、モルタル表面
以外の部分は市販のエポキシ樹脂塗料をピンホールがな
いように注意し塗布した。そして、再び90±1%に調
整された養生槽で6日間湿空養生した。その後、20℃
の1%硫酸溶液に30日間浸漬し、外観観察と重量変化
を測定した。結果を表6に示す。グラウトについても同
様の方法で試験体を作製した。そして、20℃の1%硫
酸溶液に30日間浸漬した後、外観観察と重量変化を測
定した。結果を表7に示す。
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】試験例3 コンクリートの耐酸性試験 表3に示した配合のコンクリートモルタルの耐酸性及び
防食被覆層としての性能を確認した。寸法は100×1
00×400mmとした。
【0051】試験体の作製方法 表3に示したコンクリートは100×100×400mm
の型枠を用い、JISA1132「コンクリートの強度
試験用供試体の作り方」により20℃相対湿度80%の
恒温室で24時間養生し、脱型後再び90±1%に調整
された養生槽で6日間湿空養生した。
【0052】[耐酸性の確認]作製した試験体は20℃
相対湿度60%の恒温室で乾燥し、4面に市販のエポキ
シ樹脂塗料をピンホールがないように注意し塗布した
(図8)そして、20℃の1%硫酸溶液に30日間浸漬
した後、外観変化と重量変化を測定した。結果を表8に
示す。
【0053】
【表8】
【0054】試験例4 施工性 表9に実施例1〜5と比較例2の作業性とひび割れ試験
の評価結果を示す。比較例2に対し実施例1〜5は可塑
性の改善によりコテ塗り施工時のダレが抑制され、粘性
低下によりコテへの付着が低減された。その結果、作業
性は改善された。また、アルミナセメントの添加により
乾燥収縮が減少し、ひび割れの発生量は減少した。
【0055】
【表9】
【0056】[試験方法及び評価方法] 左官作業性:コンクリート擁壁の垂直面への樹脂製のコ
テを用いて塗り作業性を評価した。 コテへの付着性 ◎:コテへの付着が少なく、作業性に優れている。 ○:コテへの付着が低く、作業性に良好。 △:コテへの付着が多少認められるが塗り付け可能。 ×:コテへの強い付着によりコンクリート面への塗り付
けが困難。 厚付性 ○:2cm厚さに塗り付け翌日までダレない。 △:1cm厚さに塗り付け翌日までダレない。 ×:モルタルの可塑性によりダレが生じ、厚付けが不可
能。
【0057】ひび割れ発生の有無 JISA5304に規定する30×30×60cmの歩道
板に厚さ1cmで塗り付け、20℃60%RHで7日間養
生を行い、目視でひび割れの程度を確認した。
【0058】試験例5 施工性 表10に実施例6〜10と比較例5の施工性とひび割れ
試験の評価結果を示す。比較例5に対し実施例6〜10
は粘性低下により流動性と充填性は改善された。また、
20℃60%RHで7日間養生を行い、目視でひび割れ
発生の程度を確認した。アルミナセメントの添加により
乾燥収縮が減少し、ひび割れの発生量は減少した。
【0059】
【表10】
【0060】試験例6 施工性 表11に実施例11〜15と比較例8の施工性とひび割
れ試験の評価結果を示す。比較例8に対し実施例11〜
15は可塑性の改善と粘性低下によりコンクリート製品
としての仕上り状態と型枠への充填性は改善された。ま
た、20℃60%RHで7日間養生を行い、目視でひび
割れ発生の程度を確認した。アルミナセメントの添加に
より乾燥収縮が減少し、ひび割れの発生量は減少した。
【0061】
【表11】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のモルタルの製造工程を示す図であ
る。
【図2】 本発明のモルタルの製造工程を示す図であ
る。
【図3】 本発明のグラウトの製造工程を示す図であ
る。
【図4】 本発明のグラウトの製造工程を示す図であ
る。
【図5】 本発明のコンクリートの製造工程を示す図で
ある。
【図6】 本発明のコンクリートの製造工程を示す図で
ある。
【図7】 耐酸性試験用耐酸性モルタル試験体を示す図
である。
【図8】 耐酸性試験用耐酸性コンクリート試験体を示
す図である。
【符号の説明】
1 エポキシ樹脂塗料塗布場所 2 耐酸性モルタル、グラウト、コンクリート表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 22:08 C04B 22:08 A 18:14 18:14 A 18:08 18:08 Z 22:06 22:06 A 14:10 14:10 Z 18:14) 18:14) F 103:00 103:00 111:23 111:23 (72)発明者 石森 正樹 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平洋 セメント株式会社佐倉研究所内 (72)発明者 佐伯 俊之 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 株式会 社小野田開発研究所内 (72)発明者 浜中 昭徳 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 株式会 社小野田開発研究所内 Fターム(参考) 2D063 EA06 4G012 PA03 PA06 PA26 PA27 PB04 PC10 PC13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)CaO/SiO2のモル比が0.
    10〜1.20の溶融スラグ粉末10〜85重量%、
    (B)水ガラスを固形分で5〜40重量%、(C)アル
    ミナセメント1〜70重量%、並びに(D)高炉スラ
    グ、転炉スラグ、脱リンスラグ、脱ケイスラグ及び脱硫
    スラグから選ばれる結合材1〜30重量%を含有する耐
    酸性のモルタル、グラウト又はコンクリート。
  2. 【請求項2】 更に、(E)水硬性シリカ質粉末及び/
    又は粘土鉱物1〜40重量%を含有する請求項1記載の
    モルタル、グラウト又はコンクリート。
  3. 【請求項3】 (E)成分がフライアッシュ、シリカフ
    ューム、ベントナイト及びメタカオリンから選ばれる1
    種又は2種以上である請求項2記載の耐酸性のモルタ
    ル、グラウト又はコンクリート。
  4. 【請求項4】 更に、(F)アルカリ金属塩類を0.2
    〜15重量%含有する請求項1、2又は3記載の耐酸性
    のモルタル、グラウト又はコンクリート。
  5. 【請求項5】 コンクリート構造物表面に請求項1〜4
    のいずれか1項記載の耐酸性のモルタル、グラウト又は
    コンクリートを塗着することを特徴とするコンクリート
    の耐酸性付与施工方法。
  6. 【請求項6】 コンクリート構造物表面が、不陸を付け
    た既設もしくは新設のコンクリート構造物表面又はコン
    クリート構造物の劣化層を除去した表面である請求項5
    記載の方法。
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