JP2001240234A - 搬送装置の停止制御方法 - Google Patents

搬送装置の停止制御方法

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JP2001240234A
JP2001240234A JP2000050753A JP2000050753A JP2001240234A JP 2001240234 A JP2001240234 A JP 2001240234A JP 2000050753 A JP2000050753 A JP 2000050753A JP 2000050753 A JP2000050753 A JP 2000050753A JP 2001240234 A JP2001240234 A JP 2001240234A
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Japan
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stop
stop position
saddle
sensor
transfer device
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Pending
Application number
JP2000050753A
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English (en)
Inventor
Kenji Tominaga
賢二 富永
Yoshinori Iwasaki
嘉徳 岩崎
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル搬送用のコンベア設備におけるサドル
の停止精度を向上する。 【解決手段】 所定位置で出力が変化する停止位置確認
センサ30を用いて、サドル12の停止後、停止位置が
所定位置からずれていた場合は、このずれを修正する方
向へ、サドル12を低速で移動させて、停止位置を所定
位置と一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置を所定位
置に正確に停止させるための搬送装置の停止制御方法に
係り、特に、コイルをサドル上に載せて搬送するコイル
搬送用のコンベア設備に用いるのに好適な、簡単な構成
で停止精度を向上させることが可能な、搬送装置の停止
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図1に示すようなコイル搬送用
のコンベア設備において、コイル10を載せたサドル1
2をコンベア14上の所定位置で自動的に停止する際に
は、例えば前記コンベア14を駆動しているモータ16
に配設したパルスジェネレータ(PLG)18やエンコ
ーダ等のセンサを用いて、サドル12の基準点からの位
置をフィードバックしながら、目標位置へのAPC(Au
tomatic Position Control)制御を行う方法や、特開
平5−341841に記載されている如く、減速開始位
置センサ及び停止位置センサを用いて、該センサの検出
信号により減速・停止のタイミングを作成し、制御する
方法が採られている。図において、20は、モータ16
を駆動するための動力盤、22は、前記PLG18から
入力される移動距離信号に応じて、該動力盤20に速度
指令を与える制御盤(ProgrammableLogic Contrlolle
r:PLC)である。
【0003】特に、往復動作でなく、一方向への移動と
なることが多いコンベア設備等においては、前者のAP
C制御では、PLGやエンコーダの出力誤差が累積され
ていき、絶対位置がずれていく可能性があるので、後者
の減速・停止センサを用いることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この減
速・停止センサを用いる場合には、APC制御のような
フィードバック制御でなく、オープンループ制御である
ため、減速開始位置センサで減速を開始し、停止位置セ
ンサ出力により停止するように2段構えで制御しても、
搬送するコイル重量が多い場合等、停止位置がずれてし
まい、停止精度が悪くなることがあるという問題点を有
していた。
【0005】又、APC制御をコンベア設備に適用する
場合、前記PLG18は、サドル12の前回停止位置か
らの移動距離の信号をPLC22に入力するが、コンベ
ア14が基本的には一方向への移動であるため、各サド
ルの絶対位置の検出ができず、制御としてはオープンル
ープになってしまっていた。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、搬送装置の停止精度を向上して、安
定した稼働を可能とすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送装置を所
定位置に正確に停止させるための搬送装置の停止制御方
法において、前記所定位置で出力が変化する停止位置確
認用センサを用いて、搬送装置停止後、停止位置が所定
位置からずれていた場合は、このずれを修正する方向へ
搬送装置を低速で移動させて、停止位置を所定位置と一
致させるようにして、前記課題を解決したものである。
【0008】又、前記停止位置確認用センサの出力によ
り、停止位置の所定位置からのずれ、及び、その方向を
判別するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0010】本実施形態は、図1に示したようなコイル
搬送用のコンベア設備において、図2及び図3に示す如
く、コイル10を積載するサドル12の側面に配設され
たストライカ32と、コンベア14の側方の例えば架台
(図示省略)に固定配置された、例えば渦電流型の近接
センサ34からなる停止位置確認センサ30を設け、該
近接センサ34出力のセンサ信号を、図4に示す如く、
リレー盤36を介して制御盤22に入力し、サドル12
が停止した後、停止位置が所定位置からずれていた場合
は、このずれを修正する方向にサドル12を低速で移動
させて、停止位置を所定位置と一致させるようにしたも
のである。
【0011】以下、図5を参照して、本実施形態の動作
を説明する。
【0012】まず、ステップ100で、従来の停止方法
により、サドル12を所定の目標位置に停止するよう停
止制御させる。具体的には、図6に例示する如く、サド
ル12の間隔と対応するピッチ毎にリセットされる前記
PLG18の計数値が所定値C1になった時点で速度を
v1からv2に減速し、更に、一定量移動して、所定値
C2となった時点、あるいは、例えば減速開始後に作動
するタイマの計数値が所定値となった時点で、モータ1
6の駆動を停止することによって行われる。なお、設備
の停止方法については、タイマを用いることなく、例え
ばサドルの搬送速度が非常に遅い場合には、停止位置確
認センサ30の出力により直接モータ16を止めてもよ
い。
【0013】次いで、ステップ102で、前記停止位置
確認センサ30により、サドル12が目標位置に停止し
たかどうかを判断する。ステップ102の判定結果が正
であり、停止位置確認センサ30の出力が丁度オンとな
っている場合には、目標位置へ停止していると判断し
て、制御を終了する。
【0014】一方、停止位置確認センサ30の出力がオ
ンでない場合には、ステップ104に進み、既に停止位
置確認センサ30の出力がオンとなったことがあるか否
かを判定する。判定結果が否である場合には、未だ目標
位置に到達していないと判断されるので、ステップ10
6に進み、停止位置確認センサ30の出力がオンとなる
までサドルを微速で前進させて位置を補正する。
【0015】一方、ステップ104の判定結果が正であ
り、既に一度停止位置確認センサ30の出力がオンとな
ったことがあり、目標位置を行き過ぎてオーバーランし
ていると判断されるときには、ステップ108に進み、
サドルを微速で後退させて位置を補正する。
【0016】前記ステップ106又は108における移
動のさせ方は、連続的に移動させても、間欠的に移動さ
せてもよい。
【0017】この一連の動作を繰り返し、停止位置確認
センサが丁度オンとなるように制御することによって、
停止位置がずれた場合に、所定の目標停止位置への補正
が可能となる。
【0018】サドルを微速で後退させる際の制御の実施
状況の例を図7に示す。図から明らかなように、本発明
によって、一度停止位置を行き過ぎた後、サドルを後退
させて停止位置を補正できることが確認できた。
【0019】本実施形態においては、サドル12を一度
減速した後、停止するようにしているので、コイルが多
い場合でも対応可能である。なお、減速することなく、
一気に停止することも可能である。
【0020】又、本実施形態においては、PLG18の
計数値が所定値になったときに減速を開始するようにし
ているので、別体の減速開始位置センサが不要である。
なお、PLG18とは独立した減速開始位置センサを設
けることも可能である。
【0021】又、停止位置確認センサの構成もストライ
カと近接センサを用いるものに限定されず、例えば光電
スイッチと反射鏡の組合せを用いることも可能である。
【0022】なお、前記実施形態においては、本発明
が、コイル搬送用のコンベア設備に適用されていたが、
本発明の適用対象はこれに限定されず、コイル以外の物
品を搬送する一般の搬送設備にも同様に適用できること
は明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、搬送装
置の停止精度を向上することができ、搬送装置を安定し
て稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコイル搬送用のコンベア設備の全体構成
を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態における停止位置確認センサ
の配設状態を示す、コイル搬送用サドルの側面図
【図3】同じく平面図
【図4】本発明の実施形態における全体構成を示すブロ
ック図
【図5】同じく制御手順を示す流れ図
【図6】同じく従来と同様の停止制御の状況を示すタイ
ムチャート
【図7】同じく停止制御の実施例を示すタイムチャート
【符号の説明】
10…コイル 12…サドル 14…コンベア 16…モータ 18…パルスジェネレータ(PLG) 20…動力盤 22…制御盤(PLC) 30…停止位置確認センサ 32…ストライカ 34…近接センサ 36…リレー盤
フロントページの続き Fターム(参考) 3F027 AA01 CA03 DA02 FA02 FA04 5H303 AA04 AA11 BB01 BB06 BB11 DD01 DD28 EE04 FF01 FF09 FF20 GG02 GG20 HH01 HH05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送装置を所定位置に正確に停止させるた
    めの搬送装置の停止制御方法において、 前記所定位置で出力が変化する停止位置確認用センサを
    用いて、 搬送装置停止後、停止位置が所定位置からずれていた場
    合は、このずれを修正する方向へ搬送装置を低速で移動
    させて、停止位置を所定位置と一致させることを特徴と
    する搬送装置の停止制御方法。
  2. 【請求項2】前記停止位置確認用センサの出力により、
    停止位置の所定位置からのずれ、及び、その方向を判別
    することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置の停止
    制御方法。
JP2000050753A 2000-02-28 2000-02-28 搬送装置の停止制御方法 Pending JP2001240234A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184759A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Jfe Steel Corp コイル搬送装置およびコイルの搬送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184759A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Jfe Steel Corp コイル搬送装置およびコイルの搬送方法

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