JP2001240155A - 液体容器用の受皿 - Google Patents

液体容器用の受皿

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JP2001240155A
JP2001240155A JP2000055844A JP2000055844A JP2001240155A JP 2001240155 A JP2001240155 A JP 2001240155A JP 2000055844 A JP2000055844 A JP 2000055844A JP 2000055844 A JP2000055844 A JP 2000055844A JP 2001240155 A JP2001240155 A JP 2001240155A
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liquid
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liquid container
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Tetsuo Kaneuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掌や腕に負担をかけない自然な片手操作によ
ってノズルから排出された液体が飛び跳ねることなく、
液体容器から掌に適正量の液体を受けることができる液
体容器用の受皿を提供する。 【解決手段】 液体を排出するためのノズル12を有する
液体容器10において、ノズル12に取り付けられた状態で
ノズル12からの液体を受ける凹部21を有し、この凹部21
は、その底面に排出孔22が設けられ、この排出孔22は、
使用者が掌を上向きにした状態で押し上げることによっ
て開放される液体排出弁23を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、例えば、整髪料や洗顔料などの
乳液、シャンプーやリンス、液体石鹸など粘性液体を、
使用者の片手操作によって容易且つ確実に排出可能とし
た液体容器用の受皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の液体容器用の受皿は、例えば、
実用新案登録第2587089号公報で既知である。こ
の液体容器は、容器のキャップから突出したピストンに
設けたノズルの下方に受皿を設けたものである。ボトル
容器内の液体を注出する際には、片手でノズルを押えて
前記ピストンを上下動させることで、注出ノズルから排
出された液体を受皿に落下させ、この受皿から液体をす
くいとる。この場合、すべての操作を片手で済ませるこ
とができるものの、受皿がノズルの下方位置にあるキャ
ップに取り付けられているため、受皿を適正な位置に配
しないと、ノズルから比較的低粘度の液体が排出される
場合には、液体が受皿で飛び跳ねてしまうという不都合
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解消するためになされたものであって、掌や腕に
負担をかけない自然な片手操作によって、ノズルから排
出された液体が飛び跳ねることなく、液体容器から掌に
適正量の液体を受けることのできる液体容器用の受皿を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明による液体容器用の受皿は、液体容器におけ
る液体排出ノズルに取り付けられた状態でこのノズルか
らの液体を受ける凹部を有し、この凹部は、その底面に
排出孔が設けられ、また、この排出孔は、使用者が掌を
上向きにした状態で押し上げることによって開放される
液体排出弁を具えることを特徴とするものである。
【0005】この場合、ノズルに取り付けられた凹部で
ノズルからの液体を受け、この凹部内の液体は、使用者
が掌を上向きにした状態で液体排出弁を押し上げること
によって、凹部底面の排出孔を開放して排出される。こ
のため、ノズルから排出された液体は、片手操作によっ
て掌で確実に受け止められる。即ち、本発明によれば、
何人にも掌や腕に負担をかけない自然な動作で容易かつ
確実に片手操作することができるため、液体容器から液
体を飛び跳ねさせることなく使用者の掌に排出させると
共に、上向きにした状態の掌に適正量の液体を受けるこ
とができる。
【0006】
【実施の形態】本発明の好適な実施形態においては、液
体排出弁は、前記凹部の内壁を覆う傘形状部を有し、こ
の傘形状部は、その内側中心から延在して前記凹部に設
けた排出孔を貫通する操作シャフトを具えることが好ま
しい。この場合、少なくとも、前記排出孔の周辺領域で
凹部の内壁を傘形状部で覆うことにより、この凹部の内
壁は、前記傘形状部の縁回りと線接触するため、前記傘
形状部に密着しないから、凹部で受けた液体を効率良く
排出することができる。また、液体排出弁は、凹部の排
出孔を貫通するシャフトの押し上げによって操作できる
から、さらに、本発明の作用効果を容易かつ確実に達成
することができる。
【0007】また、上記の実施形態において、傘形状部
の突出側操作シャフト端部は、凹部に設けた排出孔より
も大きな径である拡大端部を具えることが好ましい。こ
の場合、簡単な構造で、凹部からの液体排出弁の抜け出
しを防止することができる。
【0008】また、上記実施形態において、凹部は、前
記ノズルの外周部に対する圧入嵌合によって取り付けら
れることが好ましい。この場合、ノズルに対する凹部の
取り付けが容易であるため、使用者が受皿の有無を適宜
選択することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づ
き詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明である液体容器用の受け皿
の実施例を示す斜視図である。図2および図3はそれぞ
れ、図1の作用を説明する断面図である。
【0011】図1から、液体容器10は、液体を収める
容器本体であるボトル11と、このボトル11内部に連
通する液体排出ノズル12を有する従来のものである。
このノズル12は、使用者の片手操作によってボトル1
1内方に向けて変位可能な押し下げヘッド13が一体に
形成されている。
【0012】ノズル12の先端には、本発明による受皿
20が取り付けられている。受皿20は、ノズル12か
らの液体を受ける凹部21を有する。凹部21は、図2
に示す如く、その底面に排出孔22が設けられ、この排
出孔22は、使用者が掌を上向きにした状態で押し上げ
ることによって開放される液体排出弁23を具える。
【0013】液体排出弁23は、少なくとも、排出孔2
2の周辺領域で凹部21の内壁21fを覆う傘形状部2
3aを有し、この傘形状部23aは、その内側中心から
延在して凹部21に設けた排出孔22を貫通する操作シ
ャフト23bを具える。このとき、排出孔22から突出
する操作シャフト23bの端部23cは、排出孔22よ
りも大径の拡大端部を具え、この拡大端部23cを球形
とする。
【0014】ここで、本実施例の作用を説明する。
【0015】使用者がボトル11内の液体を必要とする
場合、図1に示す如く、使用者がヘッド13を矢印d1
の方向に押し下げることによって、ボトル11内の図示
せぬ手動ポンプが作動してノズル12からボトル11の
液体を排出する。ノズル12からの排出液体は、ノズル
12に取り付けられた受皿20の凹部21で受ける。
【0016】受皿20からの排出は、図2,3の如くに
行われる。
【0017】凹部21内の液体は、図2の如く、使用者
が掌を上向きにした状態で液体排出弁23を矢印d2の
方向に押し上げることによって、図3の如く、凹部21
の底面に設けた排出孔22を開放して排出される。この
ため、ノズル12から排出された液体は、片手操作によ
って掌で確実に受け止められる。即ち、本実施例によれ
ば、何人でも掌や腕に負担をかけない自然な動作で容易
且つ確実に片手操作することができるため、液体容器1
0から液体を飛び跳ねさせることなく、使用者の掌に排
出させると共に、上向きにした状態の掌に適正量の液体
を受けることができる。
【0018】なお、本実施例における液体排出弁23に
よれば、排出孔22の周辺領域で凹部21の内壁21f
を傘形状部23aで覆うことにより、この内壁21f
は、傘形状部23aの縁周りと線接触するため、この傘
形状部23aに密着しないから、凹部21で受けた液体
を効率良く排出することができる。
【0019】また、液体排出弁23は、凹部21の排出
孔22を貫通する操作シャフト23bの押し上げによっ
て操作できるから、さらに、本実施例の作用効果を容易
且つ確実に達成することができる。
【0020】加えて、液体排出弁23における操作シャ
フト23bの突出側端部23cは、凹部21に設けた排
出孔22よりも大径の拡大端部であるから、簡単な構造
で、凹部21からの液体排出弁23の抜け出しを防止す
ることができる。特に本実施例では、突出側の拡大端部
23cが球形であることから、使用者に対する安全性も
確保することができる。
【0021】また、受皿20は、ノズル12の外周部に
対して、圧入嵌合、ネジ、リブまたはアンダーカットな
どの方法によって取り付けることができ、中でも、受皿
20は特に、ノズル12の外周部に対する圧入嵌合によ
って取り付けられることが好ましい。この場合、ノズル
12に対する凹部21の取り付けが容易であるため、使
用者が受皿20の有無を適宜選択することができる。更
に、受皿嵌合部については嵌合部を分割したヒンジ構造
とすることもできる。
【0022】図4は、図1を使用した際の他の作用を説
明する斜視図であって、無論、図4に示す如く、ボトル
11を傾斜させることによって凹部21内の液体を掌に
受けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明である実施例の液体容器用の受皿を示
す斜視図である。
【図2】 図1における作用を説明するための断面図で
ある。
【図3】 図3に引き続いて生じる作用を説明するため
の断面図である。
【図4】 図1における他の作用を説明するための断面
図である。
【符号の説明】
10 液体容器 11 ボトル 12 ノズル 13 押し下げヘッド 20 受皿 21 凹部 22 排出孔 23 液体排出弁 23a 傘形状部 23b 操作シャフト 23c 拡大端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を排出するためのノズルを有する液
    体容器において、 前記ノズルに取り付けられた状態で該ノズルからの液体
    を受ける凹部を有し、該凹部は、その底面に排出孔が設
    けられ、該排出孔は、使用者が掌を上向きにした状態で
    押し上げることによって開放される液体排出弁を具える
    ことを特徴とする液体容器用の受皿。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の受皿において、前記液体
    排出弁は、少なくとも、前記排出孔の周辺領域で前記凹
    部の内壁を覆う傘形状部を有し、該傘形状部は、その内
    側中心から延在して前記凹部に設けた排出孔を貫通する
    操作シャフトを具えることを特徴とする受皿。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の受皿において、前記傘形
    状部の突出側操作シャフト端部は、前記凹部に設けた排
    出孔よりも大径の拡大端部を具えることを特徴とする受
    皿。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    受皿において、前記凹部は、前記ノズルの外周部に対す
    る圧入嵌合によって取り付けられるものであることを特
    徴とする受皿。
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