JP2001240072A - 封 筒 - Google Patents

封 筒

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JP2001240072A
JP2001240072A JP2000054912A JP2000054912A JP2001240072A JP 2001240072 A JP2001240072 A JP 2001240072A JP 2000054912 A JP2000054912 A JP 2000054912A JP 2000054912 A JP2000054912 A JP 2000054912A JP 2001240072 A JP2001240072 A JP 2001240072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
envelope
sealing piece
adhesive
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000054912A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehito Sugawara
秀仁 菅原
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】封筒を開封する際に、封緘片を貼り合わせてい
た接着剤の個所で引き剥ぎを生じさせずに、接着剤以外
の個所で引き剥ぎを生じさせるようにして、受取人側で
簡単に開封できる封筒を得る。 【解決手段】封緘片2と封緘する時に封緘片7を折り重
ねる重ね合わせ部8との内、何れか一方における対向面
8aに、封筒紙材を貫通しない深さの半スリットで囲ま
れて紙層剥離可能にしてなる封着部9を封入口の幅方向
に沿って設け、封着部9と封緘片7を折り重ねた時の封
着部9と対応位置する対応部11との少なくとも一方
に、接着剤12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は封筒に関するもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来からクレジット会
社などが顧客側に利用明細や新規サービスの紹介などを
行なう場合に利用明細書や各種カタログなどを封筒に入
れて顧客ごとに郵送するようにしており、この利用明細
書やカタログなどを送付する時に利用される封筒は一辺
開口型にして封緘片を備えたタイプのものが多く利用さ
れている。このような封筒での封緘は、封緘片とこの封
緘片を折り重ねた時に対向する重ね合わせ部とを貼り合
わせており、郵送過程の途中で封入物が封筒内部から出
ることのないように、そして簡単に貼りあわせが行なえ
るように感圧性の接着剤などが採用されていた。
【0003】しかし、従来の封筒では封緘片が比較的強
固に貼り合わされていることから、封筒を受取った側で
封筒を開封するには封緘片を無理に捲り上げたり封筒の
一辺を切断するようにしており、このような開封方法の
ために封緘片やその封緘片を貼り合わせていた個所が破
けたりして適正に開封できず、また、一辺を切断する方
法では切りくずが発生するとともに、封入物を誤って切
断するなどの不都合がある。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、封筒を開
封する際に、封緘片を貼り合わせていた接着剤の個所で
引き剥ぎを生じさせずに、接着剤以外の個所で引き剥ぎ
を生じさせるようにすることを課題とし、受取人側で簡
単に開封できる封筒を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、封入口の一辺に折り部を介して封
緘片を連接した一辺開口型の封筒において、封緘片と封
緘する時に前記封緘片を折り重ねる重ね合わせ部との
内、何れか一方における対向面に、封筒紙材を貫通しな
い深さの半スリットで囲まれて紙層剥離可能にしてなる
封着部を封入口の幅方向に沿って設けられていることを
特徴とする封筒を提供して、上記課題を解消するもので
ある。また、もう一つの発明は、封入口の一辺に折り部
を介して封緘片を連接した一辺開口型の封筒において、
封緘片と封緘する時に前記封緘片を折り重ねる重ね合わ
せ部との内、何れか一方における対向面に、転写層を施
してなる封着部を封入口の幅方向に沿って設けられてい
ることを特徴とする封筒であり、この封筒を提供して上
記課題を解消するものである。さらにもう一つの発明
は、封入口の一辺に折り部を介して封緘片を連接した一
辺開口型の封筒において、封緘片と封緘する時に前記封
緘片を折り重ねる重ね合わせ部との内、何れか一方にお
ける対向面に、転移基材を弱接着手段を介して封筒紙材
に剥離可能に貼り合わせてなる封着部を封入口の幅方向
に沿って設けられていることを特徴とする封筒であり、
この封筒を提供して上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1と図2と
は第一の発明を実施した例を示していて、図中1は封筒
であり、該封筒1は、封筒上紙2と封筒下紙3とが相対
してなる封筒胴部4の上辺を封入口5として開口し、封
筒上紙2における封入口5側の上辺に折り部6を介して
封緘片7を連接させた一辺開口型のものである。この封
筒1においては、上記封緘片7を折り部6から封筒下紙
3側に折り重ねることによって封緘片7と封筒下紙3の
封入口5側に位置する重ね合わせ部8とが対向し、この
両者を貼り合わせることで封緘されるようになるもので
ある。そして、封緘片7の折り重ねによって対応する封
緘片7側の対向面7aと重ね合わせ部8側の対向面8a
との内、重ね合わせ部8側の対向面8aに封入口5の幅
方向に沿って横長とした封着部9が設けられている。
【0007】対向面8a中にある上記封着部9は、図2
(イ)に示すように封筒1の素材である封筒紙材Aに対
してこの封筒紙材Aを貫通しない深さにして半スリット
10を入れ、この半スリット10で囲まれた領域の部分
を紙層剥離可能となるようにしたものである。
【0008】一方、封緘片7の対向面7aにおいて、封
緘片7を重ね合わせた時に上記封着部9と対応位置する
対応部11に接着剤12が設けられていて、封緘する前
の状態にあっては図示しない剥離紙などによりこの接着
剤12が不用意に他物などに接着しないように保護され
ている。そして、封緘するに際しては封緘片7を重ね合
わせ部8側に折り重ねて封緘片7側の接着剤12を封着
部9に接着すればよい。その後、封筒1を開封するに際
しては封緘片7を捲り上げるようにすればよいものであ
って、その封緘片7の捲り上げにより前記接着剤12が
接着している封着部9で紙層剥離が生じ、図2(ロ)に
示すように半スリット10で囲まれた領域の部分におけ
る封筒紙材Aの表層部分が封緘片7側に移って、封緘片
7が破れたり重ね合わせ部8に乱れた状態の紙むけを生
じることなく開封が簡単に行なえるようにしている。
【0009】上記接着剤12は封緘片7の対応部11に
設けたが、上記封着部9と前記対応部11との少なくと
も一方に設ければよい。なお、接着剤12は感圧性、或
いは再湿性接着剤を用いることが良好であり、そしてこ
の接着剤12を予め塗布しておいたり、封緘直前に塗布
するようにしてもよい。また、上記例では封着部9を重
ね合わせ部8に形成したが、この封着部9を封緘片7の
対応面7a中に形成するようにしてもよい。
【0010】図3は第二の発明を実施した例を示してい
て、上記例とでは封着部9の構成が異なっている。即
ち、この例にあっては、対向面8a中にある封着部9
は、図3(イ)に示すように封筒紙材Aの上に転移性を
有する物質からなる転写層13を設けることによって構
成されているものである。そして、封緘片7を折り重ね
ることで、上記例と同じように転写層13からなる封着
部9に対応する封緘片7の対応部11に設けられている
接着剤12がその封着部9に接着して封緘が行われるよ
うにしているとともに、封緘の後に封緘片7を捲り上げ
るようにすれば、接着剤12が接着していた部分の転写
層13が封筒紙材A上から剥離して接着剤12とともに
封緘片7に移って開封できるようにしている(図3
(ロ)参照)。
【0011】この例においても接着剤12は封着部9と
前記対応部11との少なくとも一方に設ければよい。ま
た、上記例では封着部9を重ね合わせ部8に形成した
が、この封着部9を封緘片7の対応面7a中に形成する
ようにしてもよい。
【0012】図4は第三の発明を実施した例を示してい
て、上記各例とでは封着部9の構成が異なっている。こ
の例にあっては、対向面8a中にある封着部9は、図4
(イ)に示すように封筒紙材Aに対して転移基材14を
弱接着手段15を介して剥離可能に貼り合わせることに
よって構成されているものである。前記弱接着手段15
は、例えば通常の状態では接着力を生じず互いに重ね合
わせた状態で圧力などの接着条件を付与することにより
剥離可能に接着する接着剤を封筒紙材Aと転移基材14
とに施してなるものであり、後述するように転移基材1
4が封筒紙材A側から離れた後にその封筒紙材Aの表面
に残る弱接着手段15は何らベタ付くことのないように
図れている。なお、弱接着手段15は転移基材14と封
筒紙材Aとを剥離可能に貼り合わせていればよいもので
あり、前述の構成に限定されるものではない。
【0013】この例においても、封緘片7を折り重ねる
ことで、転移基材14を剥離可能に備えてなる封着部9
に封緘片7の接着剤12が接着して封緘が行われる。そ
して、封緘の後に封緘片7を捲り上げるようにすれば、
接着剤12が接着している転移基材14が封筒紙材A上
から剥離して接着剤12とともに封緘片7に移って開封
できる(図4(ロ)参照)。
【0014】この例においても接着剤12は封着部9と
対応部11との少なくとも一方に設ければよい。また、
上記例では封着部9を重ね合わせ部8に形成したが、こ
の封着部9を封緘片7の対応面7a中に形成するように
してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明により、封緘片を折
り重ねて重ね合わせ部に接着剤を介して貼り合わせるこ
とで従来の封筒と同じように封緘できるとともに、封緘
の後に封筒受取人側で封緘片を捲り上げるようにすれ
ば、予め剥離可能に設けられている個所に引き剥ぎする
際の力が作用するようになり、接着剤自体の接着力に抗
することなく簡単に開封できるようになる。また、封緘
片の捲り上げで開封できることから封筒の一辺を切断す
るという手間も要することなく、切りくずも生じないな
ど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封筒の第一の例を示す説明図であ
る。
【図2】第一の例における封着部を断面で示すもので、
(イ)は封緘前の対向状態を示す説明図、(ロ)は開封
した状態を示す説明図である。
【図3】第二の例における封着部を断面で示すもので、
(イ)は封緘前の対向状態を示す説明図、(ロ)は開封
した状態を示す説明図である。
【図4】第三の例における封着部を断面で示すもので、
(イ)は封緘前の対向状態を示す説明図、(ロ)は開封
した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…封筒 3…封筒下紙 7…封緘片 8…重ね合わせ部 9…封着部 10…半スリット 11…対応部 12…接着剤 13…転写層 14…転移基材 15…弱接着手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】封入口の一辺に折り部を介して封緘片を連
    接した一辺開口型の封筒において、 封緘片と封緘する時に前記封緘片を折り重ねる重ね合わ
    せ部との内、何れか一方における対向面に、封筒紙材を
    貫通しない深さの半スリットで囲まれて紙層剥離可能に
    してなる封着部を封入口の幅方向に沿って設けられてい
    ることを特徴とする封筒。
  2. 【請求項2】封入口の一辺に折り部を介して封緘片を連
    接した一辺開口型の封筒において、 封緘片と封緘する時に前記封緘片を折り重ねる重ね合わ
    せ部との内、何れか一方における対向面に、転写層を施
    してなる封着部を封入口の幅方向に沿って設けられてい
    ることを特徴とする封筒。
  3. 【請求項3】封入口の一辺に折り部を介して封緘片を連
    接した一辺開口型の封筒において、 封緘片と封緘する時に前記封緘片を折り重ねる重ね合わ
    せ部との内、何れか一方における対向面に、転移基材を
    弱接着手段を介して封筒紙材に剥離可能に貼り合わせて
    なる封着部を封入口の幅方向に沿って設けられているこ
    とを特徴とする封筒。
JP2000054912A 2000-02-29 2000-02-29 封 筒 Pending JP2001240072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184055A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Shizuoka Konpo Service:Kk 収納袋
CN103072738A (zh) * 2013-01-15 2013-05-01 苏州市职业大学 一种易开启快递包装袋

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