JP2001239504A - 難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材及びその製造方法 - Google Patents

難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材及びその製造方法

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JP2001239504A JP2000050944A JP2000050944A JP2001239504A JP 2001239504 A JP2001239504 A JP 2001239504A JP 2000050944 A JP2000050944 A JP 2000050944A JP 2000050944 A JP2000050944 A JP 2000050944A JP 2001239504 A JP2001239504 A JP 2001239504A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の特性(美観・感触等)を損なうことな
く難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材1
00において、木材の含水率を15〜20%以下の乾燥
木材とした後に、難炎防炎剤に前記乾燥木材を浸漬させ
て前記難炎防炎剤を含浸させ、次に、前記難炎防炎剤が
含浸された木材を積層したまま乾燥させたことをその要
旨とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の木造建築物
の内外壁材などに使用される木材の発火防止、発火遅延
を目的とする難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、木材における防火処理方法に
おいては、種々の方法が提案されている。
【0003】一般的にこの種の木材における防火処理と
して、木材から構築された内外壁材等に難炎防炎剤を塗
布する方法や圧力釜内で、木材に防炎剤を高圧注入させ
る方法がよく使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内外壁
材等に防炎剤を塗布する方法では、外壁材の裏面などに
完全に塗布することが不可能であり、防炎剤の塗布処理
を外壁材の全体に均一に施すことが不可能であり、しか
も、塗布処理では、内外壁材の外表面に薄い防炎層しか
形成できず、例えば外壁材の外表面に石等が当たった
り、何かの衝撃がかかった際に、簡単に防炎層に傷や破
損が生じ、その破損箇所の防炎力が弱くなってしまうと
いう問題があった。
【0005】また、圧力釜内で、木材に防炎剤を高圧注
入させる方法においては、木材に対して強制的に防炎剤
を圧注させるため、木材自体の有する特性(美観・感触
など)を損なってしまうという問題、また、注入釜及び
関連設備などに大がかりな設備を要するため、生産コス
トが多大にかかるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、このような従来の技術
に存在する問題点に着目してなされたものであり、その
目的は、木材の特性(美観・感触等)を損なうことなく
難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材及びその製造方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上を解決するために、
本各発明の採った手段は、実施形態において使用する符
号を付して説明すると、請求項1記載の発明は、難炎防
炎剤が含浸された防炎加工木材において、木材の含水率
を15%以上〜20%以下の乾燥木材とした後に、難炎
防炎剤に前記乾燥木材を浸漬させて前記難炎防炎剤を含
浸させ、次に、前記難炎防炎剤が含浸された木材を積層
したまま乾燥させたことをその要旨とした。
【0008】次に、請求項2記載の発明は、難炎防炎剤
が含浸された防炎加工木材において、外表面が粗加工さ
れた木材の含水率を15%以上〜20%以下の乾燥木材
とした後に、難炎防炎剤に前記乾燥木材を浸漬させて前
記難炎防炎剤を含浸させ、次に、前記難炎防炎剤が含浸
された木材を積層したまま乾燥させたことをその要旨し
た。
【0009】次に、請求項3記載の発明は、難炎防炎剤
が含浸された防炎加工木材の製造方法を前提とするもの
であって、木材の含水率を15%以上〜20%以下の乾
燥木材とする第1工程と、前記第1工程で乾燥された乾
燥木材を、難炎防炎剤に浸漬させて前記難炎防炎剤を含
浸させる第2工程と、前記第2工程で前記難炎防炎剤が
含浸された木材を積層したまま乾燥させる第3工程から
なることをその要旨とした。
【0010】最後に、請求項4記載の発明は、難炎防炎
剤が含浸された防炎加工木材の製造方法を前提とするも
のであって、外表面を粗加工された木材の含水率を15
%以上〜20%以下の乾燥木材とする第1工程と、前記
第1工程で乾燥された乾燥木材を、難炎防炎剤に浸漬さ
せて前記難炎防炎剤を含浸させる第2工程と、前記第2
工程で難炎防炎剤が含浸された木材を積層したまま乾燥
させる第3工程とからなることをその要旨とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかる難炎防炎剤が含浸
された防炎加工木材及びその製造方法の実施の形態をに
ついて製造方法を中心に説明するが、これは代表的な例
を示したものであり、その要旨を超えない限り、以下の
実施例により本各発明が限定されるものではない。
【0012】まず、製材した木材10を品等級別に種分
けする。尚、この際、品等級の種分けの他に、防炎剤を
含浸し易い木材と、含浸しにくい木材に選別していお
く。
【0013】次に、種分けされた木材10を乾燥させ
る。乾燥は、強制乾燥を施すが、全工程を強制乾燥のみ
で行うと木材が硬化してしまい、後の工程である防炎剤
を含浸させることが困難となるため、強制乾燥及び自然
乾燥の併用で行う。また、本発明にかかる強制乾燥方法
は、硬化に原因ともなる過乾燥や高温短時間乾燥(一般
的には約5日〜6日)ではなく、高温多湿にて乾かし、
木材の含水率もやや高め(20%前後)の段階で打ち切
る方法を用いている。
【0014】続いて自然乾燥をさせながらゆっくりと含
水率を下げる。そして、最終含水率が15%になるまで
自然乾燥を行う。このように、強制乾燥と自然乾燥を併
用させることにより、木材の硬化を防止することができ
る。よって、本発明にかかる木材10の含水率は、15
%以上〜20%以下が好ましい。なぜならば、含水率が
15%未満になると木材が硬化してしまい、後に防炎剤
を含浸しにくくなるからである。また、含水率が21%
以上であると、乾燥不十分であるからである。
【0015】続いて、乾燥された木材10に、壁・床・
天井等に使用できるように削り加工を施す。このとき、
防炎剤の含浸性が悪いと思われる木材10には、図1に
示すような粗加工機で木材10の外表面を粗加工する。
図示する粗加工機200は、木材10の外表面を粗加工
する機械であって、回動自在な円筒部材201の外周面
に複数の突起体を設けたものである。この種の加工機2
00に木材10を配置し、木材10の外表面に粗加工を
施す。例えば、幅90〜150mmの壁板として使用さ
れる木材10の場合では、縦横約6〜7mm位の間隔で
深さ約1〜2mm位の傷穴加工を施す。尚、傷穴の深さ
は、木材10の状態に応じて、適宜変更すればよい。こ
のように、木材10の外表面を、図2に示すように、傷
穴11加工することにより、防炎剤の浸透効果を高める
ことができる。なぜならば、木材10の外表面に傷穴1
1を付ける粗加工を施すことにより、防炎剤が浸漬され
る表面積が広くなり、また、木材を構成する繊維に対し
て平行方向(平らな面)に防炎剤を浸透させるよりも、
直角方向(穴傷)に粗加工した方が防炎剤の浸透率も高
まるからである。また、粗加工は、木材の外表面の美観
・感触を生かすため、木材の外表面のうち裏面のみを粗
加工してもよい。
【0016】次に、乾燥木材に含浸される難炎防炎剤に
ついて説明する。本発明にかかる製造方法に使用する水
溶性の難炎防炎剤としては(TS−1000:松島光陽
化学工業株式会社製)を使用した。この難炎防炎剤(T
S−1000)の成分は、水:90wt%、第1リン酸
アンモニウム:4wt%、硫酸アンモニウム:4wt
%、ホウ酸:2wt%及び臭化リチウム:1wt%を含
有している。水溶性の難炎防炎剤の主液濃度を、16%
以上〜20%以下まで濃縮させる。本実施例において
は、主液濃度を16%以上〜20%以下の範囲内に濃縮
させることが好ましい。なぜならば、主液濃度が16%
未満では、防炎効果が低いからである。また、主液濃度
が21%以上では浸透性が悪くなるとともに木材の表面
美観が劣ってしまうからである。以上のように濃縮され
た防炎剤に、数十分〜数時間浸漬させる。このように浸
漬時間に差があるのは、木材の種類によって浸透速度が
異なるからである。 尚、本実施例においては、水の含
有率が90wt%の難炎防炎剤(TS−1000)を使
用したため、主液濃度16%以上〜20%以下に濃縮し
た例を示したが、これに限定されることはなく、濃縮濃
度は、防炎難炎剤における水の含有率(wt%)に応じ
て適宜変更すればよい。
【0017】続いて、図3に示すように、防炎剤が含浸
された防炎加工木材100を取り出して、この取り出し
た防炎加工木材100を積層し、そのままの状態で約2
0〜30時間放置し、さらに自然含浸させる。このと
き、木材10の外表面は傷穴11加工されているので、
傷穴11内に防炎剤20を貯えることができる。よっ
て、図3に示すように、傷穴11加工された外表面を上
面とする防炎加工木材100aの上に防炎加工板100
bを積層させれば傷穴11に貯まっている防炎剤20を
上下の防炎加工木材100a、100bのそれぞれにさ
らに浸透させることができる。そして、防炎加工木材1
00の外表面に付着している防炎剤が完全に木材に浸透
されたのを確認後、かかる防炎加工木材100を乾燥さ
せる。これにより、木材の特性(美観・感触など)を損
なうことなく、防炎剤が含浸された防炎加工木材100
を製造することができるのである。
【0018】以上のように製造された本発明にかかる防
炎剤が含浸された防炎加工木材100及び防炎剤未処理
木材200を、図4に示すように、45度傾斜した台の
上に載せて、ガスバーナーの火炎を当てて燃焼状態を実
験したところ、図5に示す結果が得られた。尚、ガスバ
ーナーにおいては、市販品のガスバーナーを使用し、難
炎防炎剤は、TS−1000を使用した。
【0019】次に、本発明にかかる防炎剤が含浸された
防炎加工木材及びその製造方法によって発揮される効果
について、以下に説明する。 (1) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100においては、図5の表に示すように、
炎の発生量は極めて少なく、火が燃え広がらない。ま
た、燃焼スピードが遅い為、有害煙の発生が未処理木材
に比較して大幅に少なく、防炎効果と同時に防煙効果も
高い。これに対して、防炎剤が未処理の木材は、火炎を
当ててから約30秒後に発火して、炎を立てて燃え上が
りやがて炭と灰になってしまう。 (2) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100においては、防炎剤が含浸されている
ため、燃えた跡は炭化層が形成され、この炭化層によっ
てさらに延焼を遅らせることができる。つまり、防炎剤
による延焼効果と炭化層による延焼効果があるのであ
る。 (3) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100の製造方法においては、木材10の含
水率がやや高めの20%前後になるまで、高温多湿にて
乾かすという強制乾燥を施し、続いて自然乾燥させなが
ら最終含水率が15%になるまで自然乾燥を施すため、
木材を硬化させることなく、防炎剤の含浸作業を容易に
行うことができるのである。 (4) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100の製造方法においては、木材の含水率
がやや高めの20%前後になるまで、高温多湿にて乾か
すという強制乾燥を施し、続いて自然乾燥させながら最
終含水率が15%になるまで自然乾燥を施すため、木材
を硬化させることなく、防炎剤の含浸作業を容易に行う
ことができるのである。 (5) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100の製造方法においては、水:90wt
%、第1リン酸アンモニウム:4wt%、硫酸アンモニ
ウム:4wt%、ホウ酸:2wt%及び臭化リチウム:
1wt%を含有する難炎防炎剤を、その主液濃度が16
%以上〜20%以下まで濃縮させ、かかる難炎防炎剤中
に、乾燥された木材10を浸漬させる自然含浸方法が採
用されているため、木材の特性(美観・感触)を損なう
ことなく、防炎剤を含浸させることができる。 (6) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された
防炎加工木材100の製造方法においては、木材10の
外表面を粗加工して傷穴11処理を施した後に、防炎剤
を含浸させるため、かかる傷穴11に防炎剤20を貯え
ることができる。よって、より多くの防炎剤を浸透させ
ることができる。 (7) 上記の実施形態における防炎剤が含浸された防
炎加工木材100の製造方法においては、防炎剤が含浸
された木材を積層させることによって、かかる傷穴11
に貯えられた防炎剤20を上下の防炎加工木材100に
効率よく浸透させることができる。
【0020】ところで、本発明にかかる防炎剤が含浸さ
れた木材及びその製造方法は、本実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での改
良、変更等は本発明に含まれるものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本各発明にかかる請求項
1の発明は、木材の含水率を15%以上〜20%以下の
乾燥木材とした後に、難炎防炎剤に前記乾燥木材を浸漬
させて前記難炎防炎剤を含浸させ、次に、前記難炎防炎
剤が含浸された木材を積層したまま乾燥させたことを特
徴とする難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材である。
これによれば、木材の特性(美観・感触)を損なうこと
なく、防炎剤を含浸させることができ、さらに、防炎剤
が含浸されているため、炎の発生量は極めて少なく、火
が燃え広がらない。また、燃焼スピードが遅い為、有害
煙の発生が未処理木材に比較して大幅に少なく、防炎効
果と同時に防煙効果も高い。
【0022】次に、請求項2記載の発明においては、外
表面が粗加工された木材の含水率を15%以上〜20%
以下の乾燥木材とした後に、難炎防炎剤に前記乾燥木材
を浸漬させて前記難炎防炎剤を含浸させ、次に、前記難
炎防炎剤が含浸された木材を積層したまま乾燥させたこ
とを特徴とする難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材で
ある。これによれば、上記請求項1記載の発明と同様な
効果を奏するだけでなく、さらに、木材の外表面を粗加
工して傷穴処理を施した後に、防炎剤を含浸させるた
め、かかる傷穴に防炎剤を貯えながらより多くの防炎剤
を浸透させることができる。
【0023】また、防炎剤に浸漬された木材を積層させ
ることによって、かかる傷穴に貯えられた防炎剤を上下
の木材により効率よく浸透させることができる。
【0024】次に、請求項3記載の発明は、難炎防炎剤
が含浸された防炎加工木材の製造方法において、木材の
含水率を15%以上〜20%以下の乾燥木材とする第1
工程と、前記第1工程で乾燥された乾燥木材を、難炎防
炎剤に浸漬させて前記難炎防炎剤を含浸させる第2工程
と、前記第2工程で前記難炎防炎剤が含浸された木材を
積層したまま乾燥させる第3工程からなるため、木材の
特性(美観・感触)を損なうことなく、防炎剤を含浸さ
せることができ、さらに、防炎剤が含浸されているた
め、炎の発生量は極めて少なく、火が燃え広がらない。
また、燃焼スピードが遅い為、有害煙の発生が未処理木
材に比較して大幅に少なく、防炎効果と同時に防煙効果
も高い。
【0025】最後に、請求項4記載の発明は、難炎防炎
剤が含浸された防炎加工木材の製造方法において、外表
面を粗加工された木材の含水率を15%以上〜20%以
下の乾燥木材とする第1工程と、前記第1工程で乾燥さ
れた乾燥木材を、難炎防炎剤に浸漬させて前記難炎防炎
剤を含浸させる第2工程と、前記第2工程で難炎防炎剤
が含浸された木材を積層したまま乾燥させる第3工程と
からなるため、上記請求項3記載の発明と同様な効果を
奏するだけでなく、さらに、木材の外表面を粗加工して
傷穴処理を施した後に、防炎剤を含浸させるため、かか
る傷穴に防炎剤を貯えながらより多くの防炎剤を浸透さ
せることができる。また、防炎剤に浸漬された木材を積
層させることによって、かかる傷穴に貯えられた防炎剤
を上下の木材により効率よく浸透させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる防炎剤が含浸された木材の製造
方法に使用される粗加工機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】粗加工機で外表面を粗加工された木材の縦断面
図である。
【図3】本発明にかかる防炎剤が含浸された木材の製造
方法において、防炎剤が浸漬された木材を積層した状態
を示す縦断面図である。
【図4】本発明にかかる防炎剤が含浸された木材及び防
炎剤未処理の木材を、45度傾斜した台の上に載せてガ
スバーナーの火炎を当てて燃焼実験している状態を示す
斜視図である。
【図5】本発明にかかる難炎防炎剤が含浸された防炎加
工木材と防炎未処理材とを、45度傾斜した台の上に載
せてガスバーナーの火炎を当てて燃焼実験した結果を示
す表である。
【符号の説明】
10 木材 11 傷穴 20 難炎防炎剤 100 防炎加工木材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材の含水率を15%以上〜20%以下
    の乾燥木材とした後に、 難炎防炎剤に前記乾燥木材を浸漬させて前記難炎防炎剤
    を含浸させ、 次に、前記難炎防炎剤が含浸された木材を積層したまま
    乾燥させたことを特徴とする難炎防炎剤が含浸された防
    炎加工木材。
  2. 【請求項2】 外側面が粗加工された木材の含水率を1
    5%以上〜20%以下の乾燥木材とした後に、 難炎防炎剤に前記乾燥木材を浸漬させて前記難炎防炎剤
    を含浸させ、 次に、前記難炎防炎剤が含浸された木材を積層したまま
    乾燥させたことを特徴とする難炎防炎剤が含浸された防
    炎加工木材。
  3. 【請求項3】 難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材の
    製造方法において、 木材の含水率を15%以上〜20%以下の乾燥木材とす
    る第1工程と、 前記第1工程で乾燥された乾燥木材を、難炎防炎剤に浸
    漬させて前記難炎防炎剤を含浸させる第2工程と、 前記第2工程で前記難炎防炎剤が含浸された木材を積層
    したまま乾燥させる第3工程からなることを特徴とする
    難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材の製造方法。
  4. 【請求項4】 難炎防炎剤が含浸された防炎加工木材の
    製造方法において、 外表面を粗加工された木材の含水率を15%以上〜20
    %以下の乾燥木材とする第1工程と、 前記第1工程で乾燥された乾燥木材を、難炎防炎剤に浸
    漬させて前記難炎防炎剤を含浸させる第2工程と、 前記第2工程で難炎防炎剤が含浸された木材を積層した
    まま乾燥させる第3工程とからなることを特徴とする難
    炎防炎剤が含浸された木材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008031743A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology 耐火集成材
KR101203514B1 (ko) 2010-08-20 2012-11-21 (주)으뜸퍼니처 친환경 방염제를 이용한 가구 제조 방법
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