JP2001238933A - 中空の柱状底部に刃を取り付けた錠剤分割器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠剤を分割したいところで容易に分割でき、
分割された錠剤が飛び散らないようにすること。 【解決手段】 錠剤を目視しながら割りたいところに刃
を合わせて分割でき、錠剤を分割した直後に、分割され
た錠剤が囲い込まれて飛び散るのを防ぐことができる構
造として、中空柱（１）の底部に刃（２）を底面に対し
て垂直に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤などの固形物
を分割する道具に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、道具としては、工作用カッターや
工作用ハサミの刃を短くしたものを用いていた。また、
錠剤破断装置（特開昭５８−１２７６５２）、錠剤切断
器（実開平２−１３０６４５）、錠剤カッター（実開平
３−４９８４１）、錠剤分割器（実開平４−８４７）、
散剤及び錠剤を分割できるカッター（実登３０５７２３
８）があるが、分割したいところを狙った分割はできな
い。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】錠剤を分割したいとこ
ろで容易に分割でき、分割された錠剤が飛び散らないこ
とが、本発明の課題であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】錠剤を目視しながら刃を
あてて分割することと、分割後に飛び散らないようにす
るために、本発明では、分割直後に分割された錠剤が囲
い込まれることを手段とした。

【０００５】

【発明の実施の形態】分割しようとする錠剤を平らなと
ころにおき、分割したいところへ刃（２）を合わせた
後、中空柱（１）を押し下げる。

【０００６】

【実施例】図１は、中空柱（１）を円柱にした例であ
り、他の形の柱を用いた実施も可能である。そして、中
空柱（１）に透明な材質を用いることで、側面より内部
を見通すことができ、刃（２）を錠剤の割りたいところ
へ合わせやすくなる。

【０００７】図２では、上方より中空柱（１）内を覗き
ながら刃（２）を錠剤の割りたいところへ合わせること
により、より細かな分割も可能である。

【０００８】

【発明の効果】錠剤を分割したいところで容易に分割で
き、分割された錠剤は飛び散ることなく中空柱（１）の
内側に残り、課題を解決することができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】錠剤分割器の斜視図である。

【図２】錠剤分割器の底面図である。

【図３】錠剤分割器の縦断面図である。

【符号の説明】

１ 中空柱 ２ 刃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 中空柱（１）の底部に刃（２）を底面に
   対して垂直に取り付けた錠剤分割器。