JP2002067002A - 押挽き鋸 - Google Patents

押挽き鋸

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JP2002067002A
JP2002067002A JP2000265313A JP2000265313A JP2002067002A JP 2002067002 A JP2002067002 A JP 2002067002A JP 2000265313 A JP2000265313 A JP 2000265313A JP 2000265313 A JP2000265313 A JP 2000265313A JP 2002067002 A JP2002067002 A JP 2002067002A
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saw blade
blade
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mounting hole
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Koji Takeuchi
康二 竹内
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    • B27B21/00Hand saws without power drive; Equipment for hand sawing, e.g. saw horses
    • B27B21/04Cross-cut saws; Pad saws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/08Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools
    • B23D51/10Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools for hand-held or hand-operated devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/12Straight saw blades; Strap saw blades
    • B23D61/126Straight saw blades; Strap saw blades having cutting teeth along both edges

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  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋸身の元部に形成する取付け孔(連続する1つ
の取付け孔と、非連続の一対の取付け孔との双方を含
む)を上下対称の長孔状と成すことで、使用者の使い勝
手に応じて鋸身の角度(換言すれば刃部の角度)を任意か
つ無段階に調整することができる押挽き鋸の提供を目的
とする。 【解決手段】刃部(12または13)を有する鋸身14が
柄15に取付けられた押挽き鋸11であって、上記鋸身
14の元部14bに取付け孔16を形成する一方、上記
柄15には上記取付け孔16を介して鋸身14の元部1
4bを緩め操作可能に締付ける締付け部材18,18を
設け、上記取付け孔16は柄15に対する鋸身14の角
度が任意設定できるよう上下対称の長孔状に形成された
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材等の被切断
対象部材を縦挽き(木目に沿う方向)または横挽き(木目
に略直交する方向)するような押挽き鋸(いわゆる洋鋸)
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の押挽き鋸としては、例え
ば図26に示す構造のものがある。すなわち、刃部91
を有する鋸身92が柄93に取付けられた押挽き鋸にお
いて、上述の鋸身92の元部92cに2つの取付け孔9
4,95を形成する一方、上述の柄93には鋸身92の
元部92cを配設する凹溝96と、この溝部96に配設
された鋸身92の元部92cを緩め操作可能に締付ける
ボルト部材とナット部材とから成る締付け部材97,9
7を設け、鋸身92を図26に実線で示す縦挽き態様の
第一位置αと、仮想線で示す横挽き態様の第二位置βと
の2位置に角度変更すべく構成したものである。
【0003】この従来技術によれば、縦挽き用の鋸身と
横挽き用の鋸身とに交換する必要がなく、1つの鋸身9
2の柄93に対する角度を変更するだけで、縦挽き態様
または横挽き態様に設定することができる利点がある反
面、上述の鋸身92は図26に示す乙位置α,βのみに
設定される関係上、使用者の使い勝手に応じて鋸身92
の角度を任意かつ無段階に設定することができない問題
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、鋸身の元
部に形成する取付け孔(連続する1つの取付け孔と、非
連続の一対の取付け孔との双方を含む)を上下対称の長
孔状と成すことで、使用者の使い勝手に応じて鋸身の角
度(換言すれば刃部の角度)を任意かつ無段階に調整する
ことができる押挽き鋸の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による押挽き鋸
は、刃部を有する鋸身が柄に取付けられた押挽き鋸であ
って、上記鋸身の元部に取付け孔を形成する一方、上記
柄には上記取付け孔を介して鋸身の元部を緩め操作可能
に締付ける締付け部材を設け、上記取付け孔は柄に対す
る鋸身の角度が任意設定できるよう上下対称の長孔状に
形成されたものである。
【0006】上記構成の押挽き鋸は、縦挽き用の刃部を
備えた片刃鋸、横挽き用の刃部を備えた片刃鋸または縦
挽き用の刃部と横挽き用の刃部とを備えた両刃鋸の何れ
に設定してもよい。また上下対称の長孔状の取付け孔
は、上下に連続する1つの取付け孔または上下一対の取
付け孔の何れに設定してもよい。
【0007】上記構成により、締付け部材を緩めて、柄
に対する鋸身の位置を取付け孔に沿って相対変位させる
と、使用者の使い勝手(または被切削木材の種別など)に
応じて鋸身の角度を任意かつ無段階に設定することがで
きる。また柄に対して鋸身を中間位置(中立位置)に設定
すると、全体を対称構造(上下対称)と成すこともでき、
梱包、搬送または収納時のスペースの狭小化を図ること
ができる。
【0008】この発明の一実施態様においては、上記長
孔状の取付け孔は上下に連続する1つの取付け孔に設定
されたものである。上記構成により、取付け孔の加工が
容易になると共に、締付け部材による締付け箇所を2箇
所またはそれ以上に設定することができ、特に大型の押
挽き鋸を構成する場合には3箇所を含む複数箇所で鋸身
を強固に固定することができる。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記長
孔状の取付け孔は非連続の上下一対の取付け孔に設定さ
れたものである。上記構成により、鋸身元部の剛性を低
下させることなく上下一対の取付け孔を形成することが
できる。
【0010】この発明の一実施態様においては、上下一
対の取付け孔と鋸身の端部とを連通する着脱孔が形成さ
れたものである。上記構成により、柄から締付け部材を
何等取外すことなく、上記着脱孔を利用して鋸身を所定
位置に着脱することができる。
【0011】この発明の一実施態様においては、上記鋸
身の一方に縦挽き用の刃部が形成され、他方に横挽き用
の刃部が形成されたものである。上記構成により、縦挽
き用の刃部または横挽き用の刃部の何れの刃部を用いる
場合においても使用者の使い勝手や縦挽き態様、横挽き
態様または被切削木材等の種別に応じて鋸身の角度を任
意かつ無段階に設定することができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は押挽き鋸(いわゆる洋鋸)を示し、図1〜
図3において、この押挽き鋸11は刃部12,13を有
する鋸身14が柄15(いわゆる取手)に取付けられてい
る。
【0013】ここで、上述の刃部12,13のうちの一
方の刃部12は縦挽き用に設定され、他方の刃部13は
横挽き用に設定されて、両刃構造の鋸身14を構成して
いるが、この鋸身14は縦挽き用または横挽き用の何れ
かの片刃構造に構成してもよいことは勿論である。
【0014】上述の鋸身14は頭部(トウ部)14a、元
部(ヒール部)14bを備え、この元部14bには図3に
示す如く柄15に対する鋸身14の角度が無段階かつ任
意に設定できるように上下対称の長孔状の取付け孔16
が形成されている。この実施例では上記取付け孔16は
両端部16a,16bを有して、上下に連続する円弧状
の1つの取付け孔16に設定されている。
【0015】一方、上述の柄15には図3に示す如く鋸
身14の元部14b側をその先端中央部に配設する凹溝
17(鋸身14の角度無段階変更用の空間部)が形成され
ると共に、上述の取付け孔16を介して鋸身14の元部
14bを緩め操作可能に締付ける2組の締付け部材1
8,18(複数の締付け部材)を凹溝17と対応する位置
に離間させて設けている。この離間幅を小さくすると鋸
身14の角度変更を大きくすることができる。
【0016】この実施例では鋸身14として両刃構造の
ものを用いているので、柄15も上下対称に構成してい
るが、片刃構造の鋸身を用いる場合には柄15は上下対
称と成す必要はない。
【0017】上述の締付け部材18は図2に示す如く螺
ボルト形状のボルト部材19と、皿ビス形状のナット部
材20とから成り、ナット部材20の頭部外面にはドラ
イバ等の工具の先端が挿入されるマイナス形状または十
文字状(プラス形状)の穴が形成されている。ここで、上
述の螺ボルト形状のボルト部材19はこれに限定される
ものではなく、ナット部材20と同様に皿ビス形状のボ
ルト部材19を用いてもよい。また図3、図4、図5お
よび以下に述べる各実施例においては図示の便宜上、締
付け部材18の断面構造を簡略的に示している。
【0018】また上述の柄15は一辺15a、他辺15
b、把持部15c、使用者の指が挿入される空間部15
dを有し、木材等により構成されるが、柄15の構成材
料はプラスチック等の他の材料であってもよい。
【0019】上記構成の押挽き鋸11を縦挽き用として
使用する際には、締付け部材18を緩めた後に図3に示
す中立位置から図4に示す如く柄15に対する鋸身14
の位置を取付け孔16に沿って相対変位(締付け部材1
8が端部16bに接近する方向)させ、使用者の使い勝
手に応じて鋸身14の角度を無段階に調整して、取付け
孔16の形成範囲内の任意の位置において締付け部材1
8を締付けると、図4に示すように縦挽き態様となる。
【0020】また上記押挽き鋸11を横挽き用として使
用する際には、締付け部材18を緩めた後に図3に示す
中立位置から図5に示す如く柄15に対する鋸身14の
位置を取付け孔16に沿って相対変位(締付け部材18
が端部16aに接近する方向)させ、使用者の使い勝手
に応じて鋸身14の角度を無段階に調整して、取付け孔
16の形成範囲内の任意の位置において締付け部材18
を締付けると、図5に示すように横挽き態様となる。
【0021】さらに上述の取付け孔16を上下に連続す
る円弧状の1つの取付け孔16に設定すると、図6、図
7、図8に示す如く締付け部材18による締付け箇所を
3箇所またはそれ以上に設定することができるので、特
に大型の押挽き鋸を構成する場合に有効となる。なお、
図6は中立位置、図7は縦挽き態様、図8は横挽き態様
を示す。
【0022】このように図1〜図8で示した実施例の押
挽き鋸は、刃部12,13を有する鋸身14が柄15に
取付けられた押挽き鋸11であって、上記鋸身14の元
部14bに取付け孔16を形成する一方、上記柄15に
は上記取付け孔16を介して鋸身14の元部14bを緩
め操作可能に締付ける締付け部材18を設け、上記取付
け孔16は柄15に対する鋸身14の角度が任意設定で
きるよう上下対称の長孔状に形成されたものである。
【0023】上記構成により、締付け部材18を緩め
て、柄15に対する鋸身14の位置を取付け孔16に沿
って相対変位させると、使用者の使い勝手(または被切
削木材の種別など)に応じて鋸身14の角度を任意かつ
無段階に設定することができる。
【0024】また柄15に対して鋸身14を中間位置
(図3、図6参照)に設定すると、全体を対称構造(上下
対称)と成すこともでき、梱包、搬送または収納時のス
ペースの狭小化を図ることができる。
【0025】しかも、上記長孔状の取付け孔16は上下
に連続する1つの取付け孔16に設定されたものである
から、取付け孔16の加工が容易になると共に、締付け
部材18による締付け箇所を2箇所(図1〜図5参照)ま
たはそれ以上(図6〜図8参照)に設定することができ、
特に大型の押挽き鋸を構成する場合には3箇所を含む複
数箇所で鋸身14を強固に固定することができる。
【0026】さらに、上記鋸身14の一方に縦挽き用の
刃部12が形成され、他方に横挽き用の刃部13を鋸身
14と一体形成すると、縦挽き用の刃部12または横挽
き用の刃部13の何れの刃部を用いる場合においても使
用者の使い勝手や縦挽き態様、横挽き態様または被切削
木材等の種別などに応じて鋸身14の角度を任意かつ無
段階に設定することができる。
【0027】つまり、縦挽き時の押挽き角度は横挽き時
のそれに対して浅い方が望ましく、このような縦挽き、
または横挽きの各態様と、使用者の使い勝手または切断
すべき木材等の種類等に対応して鋸身14の角度を自由
に調整することができる。
【0028】なお、上記取付け孔16は図示の形状に対
して左右対称の形状の取付け孔と成しても同様の効果が
得られる。このことは、以下に述べる各実施例について
も同様である。さらに取付け孔16を円弧状と成す場合
には、この取付け孔16を2または3以上の複数に分割
することも可能である。
【0029】図9、図10、図11は押挽き鋸の他の実
施例を示し、先の実施例の取付け孔16の構成に加え
て、該取付け孔16の一方たとえば頭部14a側の孔縁
に複数のノッチ21を形成したものである。このように
構成すると、ノッチ21と締付け部材18との係合によ
り鋸身14に対する押圧力の伝達率を高めることができ
る。なお、このノッチ21は頭部14a側のみならず元
部14b側の孔縁に併せて形成してもよい。
【0030】この実施例においても、その他の構成、作
用、効果については先の実施例と同様であるから、図9
〜図11において前図と同一の部分には同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略するが、図9は中立位置を、
図10は縦挽き態様を、図11は横挽き態様をそれぞれ
示す。
【0031】図12、図13、図14は押挽き鋸のさら
に他の実施例を示し、先の各実施例の上下に連続する1
つの取付け孔16に代えて、鋸身14の元部14bに非
連続の上下一対の取付け孔22,23を形成し、これら
の取付け孔22,23を上下対称構造の円弧状と成した
ものである。
【0032】上記構成の押挽き鋸11を縦挽き用として
使用する際には、締付け部材18を緩めた後に図12に
示す中立位置から図13に示す如く柄15に対する鋸身
14の位置を取付け孔22,23に沿って相対変位(締
付け部材18が端部22bに接近する方向)させ、使用
者の使い勝手に応じて鋸身14の角度を無段階に調整し
て、取付け孔22,23の形成範囲内の任意の位置にお
いて締付け部材18を締付けると、図13に示すように
縦挽き態様となる。
【0033】また上記押挽き鋸11を横挽き用として使
用する際には、締付け部材18を緩めた後に図12に示
す中立位置から図14に示す如く柄15に対する鋸身1
4の位置を取付け孔22,23に沿って相対変位(締付
け部材18が端部23aに接近する方向)させ、使用者
の使い勝手に応じて鋸身14の角度を無段階に調整し
て、取付け孔22,23の形成範囲内の任意の位置にお
いて締付け部材18を締付けると、図14に示すように
横挽き態様となる。
【0034】このように図12〜図14で示した実施例
の押挽き鋸11は、上記長孔状の取付け孔を非連続の上
下一対の取付け孔22,23に設定されたものであるか
ら、鋸身14の元部14bの剛性を低下させることなく
上下一対の取付け孔22,23を形成することができ
る。
【0035】なお、この実施例においても、その他の構
成、作用、効果については先の実施例と同様であるか
ら、図12〜図14において前図と同一の部分には同一
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0036】図15、図16、図17、図18は押挽き
鋸のさらに他の実施例を示し、先の図12〜図14の構
成に加えて、上下一対の取付け孔22,23と鋸身14
の元部14b側の端部とを連通する着脱孔24,25を
形成したものである。
【0037】この着脱孔24,25は取付け孔22,2
3との連通部から若干外方へ広がるような円弧状に形成
されており、図16に示す縦挽き態様と成した際、並び
に図17に示す横挽き態様と成した際の何れにおいても
各取付け孔22,23の元部14b側の孔縁にて取付け
部材18,18をバックアップするように構成してい
る。
【0038】このように、上下一対の取付け孔22,2
3と鋸身14の端部とを連通する着脱孔24,25を形
成すると、柄15から締付け部材18を何等取外すこと
なく、上記着脱孔24,25を利用して鋸身14を所定
位置に着脱することができる。
【0039】例えば、図18に示すように、まず一方の
着脱孔24から取付け孔22内へ一方の締付け部材18
が位置するように鋸身14を移動させた後に、この鋸身
14を変位させながら他方の締付け部材18を着脱孔2
5から取付け孔23内へ位置させると、図15に示す所
定位置に鋸身14を装着することができる。
【0040】このように構成しても、その他の構成、作
用、効果については図12〜図14の実施例と同様であ
るから、図15〜図18において前図と同一の部分には
同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0041】図19、図20、図21は押挽き鋸のさら
に他の実施例を示し、先の図12〜図14の上下一対の
円弧状の取付け孔22,23に代えて、所定角度に傾斜
させた直線状かつ上下対称の取付け孔26,27を一対
設けたものである。
【0042】上記構成の押挽き鋸11を縦挽き用として
使用する際には、締付け部材18を緩めた後に図19に
示す中立位置から図20に示す如く柄15に対する鋸身
14の位置を取付け孔26,27に沿って相対変位(締
付け部材18が端部26bに接近する方向)させ、使用
者の使い勝手に応じて鋸身14の角度を無段階に調整し
て、取付け孔26,27の形成範囲内の任意の位置にお
いて締付け部材18を締付けると、図20に示すように
縦挽き態様となる。
【0043】また上記押挽き鋸11を横挽き用として使
用する際には、締付け部材18を緩めた後に図19に示
す中立位置から図21に示す如く柄15に対する鋸身1
4の位置を取付け孔26,27に沿って相対変位(締付
け部材18が端部27aに接近する方向)させ、使用者
の使い勝手に応じて鋸身14の角度を無段階に調整し
て、取付け孔26,27の形成範囲内の任意の位置にお
いて締付け部材18を締付けると、図21に示すように
横挽き態様となる。
【0044】このように構成しても、その他の構成、作
用、効果については図12〜図14の実施例と同様であ
るから、図19〜図21において前図と同一の部分には
同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。なお、
上記取付け孔26,27が連続するように形成して、上
下対称の1つの取付け孔と成してもよい。
【0045】図22〜図25は押挽き鋸のさらに他の実
施例を示し、先の図19〜図21の構成に加えて、上下
一対の取付け孔26,27と鋸身14の元部14b側の
端部とを連通する着脱孔28,29を形成したものであ
る。
【0046】ここで、一方の着脱孔28は取付け孔27
と略平行で、取付け孔26の下端から上方へ延び、他方
の着脱孔29は取付け孔26と略平行で、取付け孔27
の上端から下方へ延びるように形成されており、図23
に示す縦挽き態様と成した際、並びに図24に示す横挽
き態様と成した際の何れにおいても各取付け孔26,2
7の元部14b側の孔縁にて取付け部材18,18をバ
ックアップするように構成している。
【0047】このように、上下一対の取付け孔26,2
7と鋸身14の端部とを連通する着脱孔28,29を形
成すると、柄15から締付け部材18を何等取外すこと
なく、上記着脱孔28,29を利用して鋸身14を所定
位置に着脱することができる。
【0048】例えば、図25に示すように、まず一方の
着脱孔28から取付け孔26内へ一方の締付け部材18
が位置するように鋸身14を移動させた後に、この鋸身
14を変位させながら他方の締付け部材18を着脱孔2
9から取付け孔27内へ位置させると、図22に示す所
定位置に鋸身14を装着することができる。このように
構成しても、その他の構成、作用、効果については図1
9〜図21の実施例と同様であるから、図22〜図25
において前図と同一の部分には同一符号を付して、その
詳しい説明を省略する。
【0049】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の押挽き鋸は、実施例の両刃構造の
押挽き鋸11に対応するも、縦挽き用または横挽き用の
何れかの片刃構造の押挽き鋸と成してもよい。また図示
実施例の取付け孔の形状に対して左右対称の取付け孔を
形成しても略同様の作用、効果を奏する。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、鋸身の元部に形成す
る取付け孔(連続する1つの取付け孔と、非連続の一対
の取付け孔との双方を含む)を上下対称の長孔状と成し
たので、使用者の使い勝手に応じて鋸身の角度(換言す
れば刃部の角度)を任意かつ無段階に調整することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の押挽き鋸を示す外観図。
【図2】 図1のD−D線矢視断面図。
【図3】 中立状態の説明図。
【図4】 縦挽き態様を示す説明図。
【図5】 横挽き態様を示す説明図。
【図6】 押挽き鋸の他の実施例を示す説明図。
【図7】 縦挽き態様を示す説明図。
【図8】 横挽き態様を示す説明図。
【図9】 押挽き鋸のさらに他の実施例を示す説明図。
【図10】 縦挽き態様を示す説明図。
【図11】 横挽き態様を示す説明図。
【図12】 押挽き鋸のさらに他の実施例を示す説明
図。
【図13】 縦挽き態様を示す説明図。
【図14】 横挽き態様を示す説明図。
【図15】 押挽き鋸のさらに他の実施例を示す説明
図。
【図16】 縦挽き態様を示す説明図。
【図17】 横挽き態様を示す説明図。
【図18】 鋸身取付け時の説明図。
【図19】 押挽き鋸のさらに他の実施例を示す説明
図。
【図20】 縦挽き態様を示す説明図。
【図21】 横挽き態様を示す説明図。
【図22】 押挽き鋸のさらに他の実施例を示す説明
図。
【図23】 縦挽き態様を示す説明図。
【図24】 横挽き態様を示す説明図。
【図25】 鋸身取付け時の説明図。
【図26】 従来の押挽き鋸を示す断面図。
【符号の説明】
12,13…刃部 14…鋸身 14b…元部 15…柄 16…取付け孔 18…締付け部材 22,23…取付け孔 24,25…着脱孔 26,27…取付け孔 28,29…着脱孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃部を有する鋸身が柄に取付けられた押挽
    き鋸であって、上記鋸身の元部に取付け孔を形成する一
    方、上記柄には上記取付け孔を介して鋸身の元部を緩め
    操作可能に締付ける締付け部材を設け、上記取付け孔は
    柄に対する鋸身の角度が任意設定できるよう上下対称の
    長孔状に形成された押挽き鋸。
  2. 【請求項2】上記長孔状の取付け孔は上下に連続する1
    つの取付け孔に設定された請求項1記載の押挽き鋸。
  3. 【請求項3】上記長孔状の取付け孔は非連続の上下一対
    の取付け孔に設定された請求項1記載の押挽き鋸。
  4. 【請求項4】上下一対の取付け孔と鋸身の端部とを連通
    する着脱孔が形成された請求項3記載の押挽き鋸。
  5. 【請求項5】上記鋸身の一方に縦挽き用の刃部が形成さ
    れ、他方に横挽き用の刃部が形成された請求項1,2,
    3または4記載の押挽き鋸。
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