JP2001238277A - 情報処理装置および遠隔制御システム - Google Patents

情報処理装置および遠隔制御システム

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JP2001238277A
JP2001238277A JP2000048904A JP2000048904A JP2001238277A JP 2001238277 A JP2001238277 A JP 2001238277A JP 2000048904 A JP2000048904 A JP 2000048904A JP 2000048904 A JP2000048904 A JP 2000048904A JP 2001238277 A JP2001238277 A JP 2001238277A
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JP2000048904A
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Shin Aikawa
慎 相川
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Masahiko Nozoe
賢彦 野添
Kyoichi Nakakuma
恭一 中熊
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介して遠隔制御できる機能を、
通信相手毎に、プロテクトする情報処理装置の提供。 【解決手段】シリアルバスインタフェイスを備え、前記
シリアルバス経由で他機器からの遠隔制御が可能な機能
を少なくとも1個以上有する情報処理装置で、前記遠隔
制御が可能な機能を保護する第一のプロテクト管理ユニ
ットと、前記第一のプロテクト管理ユニットが遠隔制御
の保護処理を行うために用いる情報であるプロテクト情
報を格納する第一のプロテクト情報保持部と、ユーザの
入出力を処理するユーザ入出力処理ユニットとを備え、
前記ユーザ入出力処理ユニットを用いて、前記プロテク
ト情報を設定変更することが可能であり、前記第一のプ
ロテクト管理ユニットは、前記プロテクト情報が変更さ
れた場合に、他機器に前記プロテクト情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理技術に関
し、特に、IEEE1394インタフェイス等のシリア
ルバスインタフェイスを備えたデジタル放送チューナ等
の情報処理装置を、他の情報処理装置による遠隔制御か
ら保護する場合に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の情報処理装置がネットワークで接
続されている環境で、ある情報処理装置がネットワーク
を介して、他の情報処理装置を遠隔制御する技術が多数
開発されている。たとえば、高速シリアルバスの一つで
あるIEEE1394規格は、将来の家庭に普及するで
あろうと考えられている、デジタル放送チューナやデジ
タルTV等の情報処理装置をデジタル接続し、ホームネッ
トワークを形成する媒体として注目されている。IEE
E1394は機器を遠隔制御するコマンドを転送できる
だけでなく、映画や音楽などのデータを転送するための
帯域を予め確保することで、これらのデータをリアルタ
イム転送することを可能にする機能も備えており、特に
AV機器同士を接続するのに最適である。たとえば、デ
ジタルTVがデジタル放送チューナに対して、番組受信要
求コマンドをIEEE1394経由で転送すると、デジ
タル放送チューナが放送局から受信したMPEG−2で
エンコードされている番組データを、IEEE1394
経由で転送開始し、デジタルTVはIEEE1394経由
で番組データを受信し、MPEG−2のデコード処理を
行った後に表示するといったことが可能になる。このよ
うにIEEE1394を用いてホームネットワークを形
成すれば、各々の機器が単一の機能しか備えていなくて
も、各々の機器が有する機能を提供しあうことで、より
多機能な処理を実現できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワークに接続されている機器が、同じネットワークに接
続されている他のどの機器からでも遠隔制御できてしま
うと、都合が悪い場合がある。たとえば、リビングルー
ムに設置してあるデジタル放送チューナと、寝室に設置
してあるデジタルTVと、子供部屋に設置してあるデジタ
ルTVが、IEEE1394ネットワークで接続されて
おり、ある期間、寝室のデジタルTVでは、デジタル放
送チューナを遠隔制御して番組を受信できるが、子供部
屋のデジタルTVでは、デジタル放送チューナを遠隔制
御して番組を受信できないようにしたい場合がこれに当
たる。これを実現するためには、たとえば、デジタル放
送チューナ自身が、子供部屋のデジタルTVからの遠隔
制御要求コマンドを拒否し続けることが考えられるが、
子供部屋のデジタルTVが発行する不要な制御要求コマ
ンドがネットワーク上を流れてしまうため、ネットワー
クのトラフィックを増加させてしまう。
【0004】本発明の目的は、ネットワークを介して遠
隔制御できる機能を、通信相手毎に、プロテクトする場
合に、不要な制御コマンドをネットワーク上に流さない
情報処理装置および遠隔制御システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】IEEE1394インタ
フェイスを備えており、IEEE1394経由で他機器
から遠隔制御可能な機能を少なくとも1個以上有する情
報処理装置であって、前記遠隔制御可能な機能を保護す
る第一のプロテクト管理ユニットと、前記第一のプロテ
クト管理ユニットが遠隔制御の保護処理を行うために用
いる情報であるプロテクト情報を格納する第一のプロテ
クト情報保持部と、ユーザの入出力を処理するユーザ入
出力処理ユニットとを備えた被制御機器と、IEEE1
394インタフェイスを備えており、被制御機器をIE
EE1394経由で遠隔制御する機能を有する情報処理
装置であって、前被制御機器が保護されているかどうか
を管理する第二のプロテクト管理ユニットと、前記第二
のプロテクト管理ユニットが遠隔制御の可否を判断する
ために参照する情報であるプロテクト情報を格納する第
二のプロテクト情報保持部と、ユーザの入出力を処理す
るユーザ入出力処理ユニットとを備えた制御機器とが、
IEEE1394バスに接続されている状態で、前記被
遠隔制御機器が、予め、前記第一のプロテクト情報保持
部に格納されているプロテクト情報を、前記遠隔制御機
器に送信しておき、前記遠隔制御機器は、受信したプロ
テクト情報を、第二のプロテクト情報保持部に格納し、
第二のプロテクト情報保持部に格納したプロテクト情報
に含まれる前記被遠隔制御機器に対しては遠隔制御のた
めのコマンドをネットワーク上に流さない構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施の形態である情報
処理装置の構成の一例を表すブロック図である。本実施
の形態では、デジタル放送チューナで受信した番組を、
デジタルTVで視聴する場合を例にとって説明する。
【0008】図1において、デジタル放送チューナ1
と、デジタルTV2と、デジタルTV3はIEEE13
94バス6に接続されている。デジタル放送チューナの
内部は、IEEE1394バス6とのインタフェイス制
御等を行うIEEE1394制御ユニット14、アンテ
ナ16を用いてMPEG−2形式等の番組データを放送
局から受信し番組選局を行うチューナユニット15、I
EEE1394経由での遠隔機器制御を保護管理するプ
ロテクト管理ユニット11、プロテクト管理ユニット1
1がプロテクト管理を行う際に用いるプロテクト情報を
格納するプロテクト情報保持部12、ユーザからのリモ
コン等を用いた入力および画面表示による出力を処理す
るユーザ入出力処理ユニット13等を備えた構成となっ
ている。
【0009】一方で、デジタルTV2の内部は、IEE
E1394バス6とのインタフェイス制御等を行うIE
EE1394制御ユニット24、IEEE1394経由
で受信したMPEG−2形式等の番組データをデコード
して表示する表示ユニット26、IEEE経由での遠隔
機器制御を行う機器制御ユニット25、IEEE経由で
の遠隔機器制御を保護管理するプロテクト管理ユニット
21、プロテクト管理ユニット21がプロテクト管理を
行う際に用いるプロテクト情報を格納するプロテクト情
報保持部22、ユーザからのリモコン等を用いた入力お
よび画面表示による出力を処理するユーザ入出力処理ユ
ニット23等を備えた構成となっている。また、デジタ
ルTV3も前述したデジタルTV2と同様の構成である
とする。
【0010】本実施の形態の場合、どの機器もプロテク
トされていない通常状態では、デジタルTV2あるいは
デジタルTV3の両方の機器から、デジタル放送チュー
ナ1を、IEEE1394経由で遠隔制御することが可
能である。たとえば、ユーザ5が、リモコン等を用い
て、デジタルTV2に、デジタル放送チューナ1から、
特定の番組の受信を命令する場合を考える。この場合、
デジタルTV2内部では、ユーザ5からの命令を受け取
ったユーザ入出力処理ユニット23が、機器制御ユニッ
ト25に、ユーザ5からの命令を伝える。機器制御ユニ
ット25は、プロテクト管理ユニット21に制御対象機
器であるデジタル衛星放送チューナ1が現在プロテクト
状態であるかどうかを問合わせ、プロテクトされていな
いことを確認してから、IEEE1394制御ユニット
24を用いて、IEEE1394バス6経由で、デジタ
ル放送チューナ1に、番組受信要求や番組選局要求等の
コマンドを発行する。デジタル放送チューナ1内部で
は、チューナユニット15がIEEE1394制御ユニ
ット14を用いて、番組受信要求や番組選局要求等のコ
マンドを受け取ると、要求された番組を受信選局し、I
EEE1394バス6上に送信を開始する。番組データ
を受信したデジタルTV2は、デジタルTV2内部の表
示ユニット26を用いて、番組データの表示処理を行
う。以上の処理によって、ユーザ5は、指定した番組を
デジタルTV2で視聴することが可能となる。
【0011】次に、デジタル放送チューナ1にプロテク
ト情報を設定することで、特定の機器はデジタル放送チ
ューナ1をIEEE1394経由で遠隔制御できないよ
うにする仕組みについて述べる。
【0012】たとえば、ユーザ4が、リモコン等を用い
て、デジタル衛星放送1にプロテクト設定を行い、デジ
タルTV2がデジタル衛星放送1を遠隔制御しないよう
にする場合を考える。この場合、デジタル衛生放送1内
部では、ユーザ4のプロテクト命令を受け取った、ユー
ザ入出力処理ユニット13が、プロテクト管理ユニット
11に、ユーザ4からのプロテクト命令を伝える。プロ
テクト管理ユニット11は、ユーザ4からのプロテクト
命令からプロテクト情報を生成し、プロテクト情報保持
部12に保存管理する。ここでプロテクト情報は、特定
の機器が行う遠隔制御からどの機能を保護するのかを決
定するものである。本例の場合は、プロテクト情報に
は、デジタルTV2が行う遠隔制御から、チューナ機能
を保護するという情報が含まれる。プロテクト管理ユニ
ット11は、さらに、生成したプロテクト情報の登録要
求を、遠隔制御されたくない機器に対して、IEEE1
394制御ユニットを用いて転送する。本例の場合は、
デジタルTV2にプロテクト情報の登録要求を転送す
る。遠隔制御されたくない機器が複数指定されていれ
ば、指定された各々の機器にプロテクト情報の登録要求
を転送する。また、現在IEEE1394で接続されて
いる全て機器に対して、遠隔制御されたくない場合は、
全ての機器に対して、プロテクト情報の登録要求を転送
する。
【0013】デジタルTV2内部では、IEEE139
4制御ユニット24を介してプロテクト情報の登録要求
を受信すると、プロテクト管理ユニット21に受信した
プロテクト情報を渡し、プロテクト管理ユニット21は
それをプロテクト情報保持手段22に格納する。
【0014】以上のようにプロテクト情報がデジタル放
送チューナ1およびデジタルTV2に設定された後に、
ユーザ5が、リモコン等を用いて、デジタルTV2に、
デジタル放送チューナ1から、特定の番組の受信命令を
発行した場合を考える。デジタルTV2内部では、ユー
ザ5からの命令を受け取ったユーザ入出力処理ユニット
23が、機器制御ユニット25に、ユーザ5からの命令
を伝え、機器制御ユニット25は、プロテクト管理ユニ
ット21に制御対象機器であるデジタル衛星放送チュー
ナ1が現在プロテクト状態であるかどうかを問合わせ
る。プロテクト管理ユニット21は、プロテクト情報保
持部22内に、デジタル放送チューナ1に関するプロテ
クト情報が存在するかどうかを検索し、該当するプロテ
クト情報を発見すると、機器制御ユニット25に、該当
するプロテクト情報を渡す。機器制御ユニット25は、
受け取ったプロテクト情報を基に、ユーザ5が発行した
命令を実行するために用いなければならない、デジタル
放送チューナ1が提供する機能がプロテクトされている
かを判断し、プロテクトされていれば、ユーザー入出力
処理ユニット23を介して、ユーザ5に、現在デジタル
放送チューナ1は使用できないことを伝える。
【0015】次に、デジタル衛星放送1に現在設定され
ているプロテクト情報の一覧の表示およびプロテクト情
報の削除の仕組みについて述べる。ユーザ4が、リモコ
ン等を用いて、デジタル衛星放送1に現在設定されてい
るプロテクト情報の一覧を表示する命令を発行すると、
デジタル放送チューナ1内部では、ユーザ入出力処理ユ
ニット13が、プロテクト管理ユニット15にプロテク
ト情報の一覧表示命令を送信し、プロテクト管理ユニッ
ト15は、プロテクト情報保持部12から現在設定され
ているプロテクト情報を取得し、ユーザ入出力処理ユニ
ット13に渡す。そしてユーザ入出力処理ユニット13
は、受け取ったプロテクト情報を画面等に表示出力す
る。次に、ユーザ4は、リモコン等を用いて、デジタル
衛星放送1に設定されているプロテクト情報の一覧の中
から選択した、プロテクト情報を、削除する命令を発行
すると、デジタル放送チューナ1内部では、ユーザ入出
力処理ユニット13が、プロテクト管理ユニット15
に、プロテクト情報の削除命令を送信し、プロテクト管
理ユニット15は、指定されたプロテクト情報を、プロ
テクト情報保持部から削除する。さらに、プロテクト管
理ユニット11は、指定されたプロテクト情報の削除要
求を、現在遠隔制御を禁止されている機器に対して、I
EEE1394制御ユニットを用いて転送する。たとえ
ば、デジタルTV2による遠隔制御を禁止するプロテク
ト情報を削除する場合、デジタル放送チューナ1は、デ
ジタルTV2に対して、プロテクト情報の削除要求を送
信する。デジタルTV2内部では、IEEE1394制
御ユニット24を介してプロテクト情報の削除要求を受
信すると、プロテクト管理ユニット21は、指定された
プロテクト情報をプロテクト情報保持手段22から削除
する。これによって、再び、IEEE1394経由の遠
隔制御が可能になる。
【0016】以上の説明において、デジタル放送チュー
ナ1内のプロテクト管理ユニット11と、デジタルTV
2内のプロテクト管理ユニット21は、それぞれ異なる
処理を行っているが、両者が同じ処理を行える構成であ
ってもよい。たとえば、デジタル放送チューナ1は、他
の機器から遠隔制御されないように設定できると同時
に、他の機器を遠隔制御しないようにネットワーク経由
で設定されることが可能であってもよい。
【0017】次に、前述したプロテクト情報に関して説
明する。図2はプロテクト情報の一構成例を示したブロ
ック図である。
【0018】図2では、デジタル放送チューナ1内のプ
ロテクト情報保持部12内に、プロテクト情報40a
と、プロテクト情報40bと、プロテクト情報40cと
が格納されている。本例では、プロテクト情報40a
と、プロテクト情報40bと、プロテクト情報40cと
の内部構造は同じであるとし、以下、プロテクト情報4
0aの内部構造について説明していく。プロテクト情報
40aは、機能提供機器ID41a、機能使用機器ID
42a、プロテクト機能リスト43a、および付加情報
44aから構成される。機能提供機器ID41aは遠隔
制御される機器の識別子であり、機能使用機器ID42
bは遠隔制御する機器の識別子である。これらの識別子
は、それぞれの機器を判別できればどのような値を用い
てもよい。たとえば、IEEE1394ネットワークに
おいては、ノードユニークIDと呼ばれる64ビット長
の識別子で、IEEE1394インタフェイスを搭載す
る全ての機器を識別しており、この値を用いることが考
えられる。プロテクト機能リスト43aは遠隔制御され
る機器のどの機能をプロテクトするかを表すリストであ
り、複数の機能IDから構成される。ここで機能IDは
任意の機器がネットワーク経由で提供できる機能の識別
子であり、それぞれの機能を識別できればどのような値
を用いてもよい。図2においては、プロテクト機能リス
ト43aは、機能ID45aと、機能ID46aと、機
能ID47aとから構成されている。以上の構成のプロ
テクト情報を用いれば、遠隔制御される機器が有するい
ずれかの機能を、ネットワークに接続されているいずれ
かの機器による遠隔制御から保護することを確定するこ
とができる。
【0019】たとえば、プロテクト情報40aがデジタ
ル放送チューナ1が有するチューナ機能を、デジタルT
V2による遠隔制御からプロテクトしたい情報である場
合は、機能提供機器ID41aにはデジタル放送チュー
ナ1の識別子を設定し、機能使用機器ID42aにはデ
ジタルTV2の識別子を設定し、機能ID45aにはチ
ューナ機能の識別子を設定すればよい。
【0020】以上説明した、プロテクト情報の構成は唯
一のものではなく、遠隔制御される機器が有するいずれ
かの機能を、ネットワークに接続されているいずれかの
機器による遠隔制御から保護するのかを確定できれば他
の構成であっても良い。
【0021】次に、ネットワーク経由で遠隔制御される
機器と、他機器をネットワーク経由で遠隔制御できる機
器との間の通信において、遠隔制御される機器にプロテ
クトを設定した場合の処理フローを、図を用いて詳細に
説明する。図3はデジタル放送チューナ1をデジタルT
V2が遠隔制御する場合の処理フロー図である。まず、
デジタル放送チューナ1にプロテクトが設定されていな
い場合について説明する。この場合、ユーザ5がデジタ
ルTV2に対してデジタル放送チューナ1を遠隔制御す
る制御要求を発行すると(ステップS1)、デジタルT
V2はデジタル放送チューナ1に制御コマンドをIEE
E1394経由で発行する(ステップS2)。制御コマ
ンドを受信したデジタルTV2は、指定された命令処理
を実行し、その結果を表すレスポンスを、デジタルTV
2にIEEE1394経由で送信する(ステップS
3)。デジタルTV2は、デジタル放送チューナ1から
受信したレスポンスにしたがって、処理結果をユーザ5
に対して表示出力する(ステップS4)。
【0022】次に、ユーザ4がデジタル放送チューナに
プロテクト情報を設定した場合について説明する。ユー
ザ4はデジタル放送チューナにプロテクト設定要求を発
行すると(ステップS5)、デジタル放送チューナ1
は、プロテクト情報を作成しそれをプロテクト情報保持
部12に保存する(ステップS6)。その後デジタル放
送チューナ1はプロテクトしたい相手機器であるデジタ
ルTV2にプロテクト情報登録要求をIEEE1394
経由で発行する(ステップS7)。デジタルTV2がプ
ロテクト情報登録コマンドを受信すると、コマンド内部
に含まれるプロテクト情報を、プロテクト情報保持部2
2に保存する(ステップS8)。その後、ユーザ5がデ
ジタルTV2に対してデジタル放送チューナ1を遠隔制
御する制御要求を発行すると(ステップS9)、デジタ
ルTV2は、デジタル放送チューナ1に制御コマンドを
送らずに、直ちに、デジタル放送チューナが現在プロテ
クト状態にあることををユーザ5に対して表示出力する
(ステップS10)。
【0023】次に、ユーザ4がデジタル放送チューナに
設定したプロテクトを解除する場合について説明する。
ユーザ4はデジタル放送チューナ1にプロテクト解除要
求を発行すると(ステップS11)、デジタル放送チュ
ーナ1は、指定されたプロテクト情報をプロテクト情報
保持部12から削除する(ステップS12)。その後、
デジタル放送チューナ1は、遠隔制御を禁止している機
器であるデジタルTV2にプロテクト情報削除要求をI
EEE1394経由で発行する(ステップS13)。デ
ジタルTV2がプロテクト情報登録コマンドを受信する
と、コマンド内部に含まれるプロテクト情報を、プロテ
クト情報保持部22から削除する(ステップS14)。
【0024】以上説明した本実施の形態は、デジタル放
送チューナ1、デジタルTV2、デジタルTV3がIE
EE1394バス6で接続されている場合に関するもの
であるが、本発明においては、この形態に限らず、ネッ
トワーク接続機能を有しており、他の機器からネットワ
ーク経由で遠隔制御される機器と、他の機器をネットワ
ーク経由で遠隔制御できる機器に適用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の情報処理装置によれば、遠隔制
御される可能性のある機器が、予め、遠隔制御する可能
性のある機器に、プロテクト情報を送信しておき、プロ
テクト情報を受信した機器は、プロテクト情報に含まれ
る機器に対して遠隔制御のためのコマンドをネットワー
ク上に流さない構成のため、不要なコマンドがネットワ
ーク上を流れることを防止でき、誤動作の防止やネット
ワークのトラフィックの減少を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報処理装置の構成の一例を表
すブロック図。
【図2】プロテクト情報の一構成例を示したブロック
図。
【図3】遠隔制御を行う場合の処理フロー図。
【符号の説明】
1…デジタル放送チューナ、2…デジタルTV、3…デ
ジタルTV、4…ユーザ、5…ユーザ、6…IEEE1
394バス、11…プロテクト管理ユニット、12…プ
ロテクト情報保持部、13…ユーザ入出力処理ユニッ
ト、14…IEEE1394制御ユニット、15…チュ
ーナユニット、16…アンテナ、21…プロテクト管理
ユニット、22…プロテクト情報保持部、23…ユーザ
入出力処理ユニット、24…IEEE1394制御ユニ
ット、25…機器制御ユニット、26…表示ユニット。
フロントページの続き (72)発明者 野添 賢彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 中熊 恭一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5K048 BA02 DA03 DC04 EA11 EB02 EB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルバスインタフェイスを備えてお
    り、前記シリアルバス経由で他機器からの遠隔制御が可
    能な機能を少なくとも1個以上有する情報処理装置であ
    って、 前記遠隔制御が可能な機能を保護する第一のプロテクト
    管理ユニットと、前記第一のプロテクト管理ユニットが
    遠隔制御の保護処理を行うために用いる情報であるプロ
    テクト情報を格納する第一のプロテクト情報保持部と、
    ユーザの入出力を処理するユーザ入出力処理ユニット
    と、を備えた構成であり、 前記ユーザ入出力処理ユニットを用いて、前記プロテク
    ト情報を設定変更することが可能であり、 前記第一のプロテクト管理ユニットは、前記プロテクト
    情報が変更された場合に、他機器に前記プロテクト情報
    を送信することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロテクト情報は、被制
    御機器の識別子と、制御機器の識別子と、前記被制御機
    器が提供する機能の中で前記制御機器から保護したい機
    能の識別子を含むことを特徴とする、情報処理装置。
  3. 【請求項3】 シリアルバスインタフェイスを備えてお
    り、被制御機器を前記シリアルバス経由で遠隔制御する
    機能を有する情報処理装置であって、 前記被制御機器が保護されているかどうかを管理する第
    二のプロテクト管理ユニットと、前記第二のプロテクト
    管理ユニットが遠隔制御の可否を判断するために参照す
    る情報であるプロテクト情報を格納する第二のプロテク
    ト情報保持部と、ユーザの入出力を処理するユーザ入出
    力処理ユニットと、を備えた構成であり、 前記遠隔制御可能な機器が生成したプロテクト情報を、
    前記シリアルバス経由で取得すると、前記第二のプロテ
    クト管理ユニットは、取得した前記プロテクト情報を、
    前記第二のプロテクト情報保持部に格納し、 被制御機器に制御要求を発行する前に、前記第二のプロ
    テクト制御ユニットは、前記被制御機器のプロテクト状
    態を、前記第二のプロテクト情報保持部に格納されてい
    るプロテクト情報から判断し、前記被制御機器がプロテ
    クトされてない場合のみ、前記制御要求を発行すること
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプロテクト情報は、被制
    御機器の識別子と、制御機器の識別子と、前記被制御機
    器が提供する機能の中で前記制御機器から保護したい機
    能の識別子を含むことを特徴とする、情報処理装置。
  5. 【請求項5】 シリアルバスインタフェイスを備えてお
    り、前記シリアルバス経由で他機器から遠隔制御可能な
    機能を少なくとも1個以上有する被制御装置と、 シリアルバスインタフェイスを備えており、被制御機器
    を前記シリアルバス経由で遠隔制御する機能を有する制
    御装置とが、シリアルバスで接続されている遠隔制御シ
    ステムであって、 前記被制御装置は、前記遠隔制御可能な機能を保護する
    第三のプロテクト管理ユニットと、前記第三のプロテク
    ト管理ユニットが遠隔制御の保護処理を行うために用い
    る情報であるプロテクト情報を格納する第三のプロテク
    ト情報保持部と、ユーザの入出力を処理するユーザ入出
    力処理ユニットとを備えており、 前記制御装置は、前被制御機器が保護されているかどう
    かを管理する第四のプロテクト管理ユニットと、前記第
    四のプロテクト管理ユニットが遠隔制御の可否を判断す
    るために参照する情報であるプロテクト情報を格納する
    第四のプロテクト情報保持部と、ユーザの入出力を処理
    するユーザ入出力処理ユニットとを備えており、 前記被遠隔制御機器が、予め、前記第三のプロテクト情
    報保持部に格納されているプロテクト情報を、前記遠隔
    制御機器に送信しておき、 前記遠隔制御機器は、受信したプロテクト情報を、第四
    のプロテクト情報保持部に格納し、第四のプロテクト情
    報保持部に格納したプロテクト情報に含まれる前記被遠
    隔制御機器に対しては遠隔制御のためのコマンドをネッ
    トワーク上に流さないことを特徴とする遠隔制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記シリアルバスインタフェイスはIE
    EE1394規格に適合または準拠するインタフェイス
    であることを特徴とする請求項1,3のいずれかに記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記シリアルバスインタフェイスはIE
    EE1394規格に適合または準拠するインタフェイス
    であることを特徴とする請求項5に記載の遠隔制御シス
    テム。
JP2000048904A 2000-02-21 2000-02-21 情報処理装置および遠隔制御システム Pending JP2001238277A (ja)

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