JP2003143155A - 電子機器及び通信システム - Google Patents

電子機器及び通信システム

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JP2003143155A
JP2003143155A JP2001337953A JP2001337953A JP2003143155A JP 2003143155 A JP2003143155 A JP 2003143155A JP 2001337953 A JP2001337953 A JP 2001337953A JP 2001337953 A JP2001337953 A JP 2001337953A JP 2003143155 A JP2003143155 A JP 2003143155A
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Shuntaro Araya
俊太郎 荒谷
Katsuhiro Miyamoto
勝弘 宮本
Kazumi Suga
和巳 須賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルテレビ(DTV) 1394ホームネットワーク上の機器を特定の機器から
のみアクセス(リモート制御)できるようにする。さら
にアクセス権のない機器からは、AV機器として「見え
なく」することで、ユーザーが無駄にアクセスを試みる
のを未然に防ぐ。 【解決手段】 1394バスインターフェース、バスイ
ンターフェースおよび機器全体を制御するマイコンを有
し、マイコンは機器の種別IDを問い合わせるコマンド
を受け取ると、このコマンドに含まれる送信元機器ID
によって、あらかじめ定められた2つの種別IDのうち
何れを選択するかを判断し、選択した種別IDを含むコ
マンドを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の電子機器をバ
スに接続し、電子機器間で通信を行う電子機器及び通信
システムに関し、更に詳しく言えば、TV受像機やビデ
オ、DVDなどのさまざまな映像機器間で相互にアクセ
スしあうバスシステムにおける、マルチメデイア電子機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル技術の発展により、さま
ざまな映像機器間を1種類のケーブルで接続し、そのケ
ーブルを介して映像・音声・制御信号など全てを伝送す
ることが可能になってきた。このような技術は高速シリ
アルバス技術と呼ばれており、中でもIEEE1394
規格に基づく製品が実用化されている。このIEEE1
394はデジタルビデオレコーダ、デジタルビデオカメ
ラ、デジタルテレビ受像機、パーソナルコンピュータ等
の電子機器を60以上も接続できる為、映像機器間のみ
ならず、家庭内におけるホームマルチメデイアネットワ
ークヘの応用が期待されている。
【0003】まず、図1を用いて一般的なホームマルチ
メデイアネットワークシステムの一例を紹介する。
【0004】このシステムは電子機器としてテレビ受像
機TV1 1−1,TV2 1−4,TV3 1−6、
ビデオテープレコーダ1(VTR1)1−2、チューナ
1(Tuner1)1−5、デジタルビデオデイスク1
(DVD1)1−3、DVD2 1−7、そして、ネッ
トワークインターフェースユニット(NIU)1−8を
備えている。
【0005】そしてこれらの電子機器はIEEE139
4シリアルバス1−9によって接続されている。各電子
機器はシリアルバス1−9の電気信号を中継する機能を
有しているため、デージーチェーン接続が可能である。
またネットワークインターフェースユニット(NIU)
1−8もこのシリアルバス1−9の中継機能を有してい
るため、各部屋のシリアル接続が中継され、図1の電子
機器全体として一つのバスシステムとして機能する。
【0006】図1のIEEE1394バスシステムにお
いては所定のサイクルでデータ転送が行われ、一定のデ
ータ転送レートを保ちながら伝送するアイソクロナス
(同期)通信と、制御命令や不定期なデータを伝送する
アシンクロナス(非同期)通信の両方を行うことができ
る。
【0007】一般にアイソクロナス通信はデジタルビデ
オにおけるDVフォーマットの画像データ転送、MPE
G2フォーマットの画像・音声ストリームの転送など、
データ転送の確実性よりもリアルタイム性を重視するデ
ータ転送に用いられ、アシンクロナス通信は制御コマン
ドやファイル・プリントデータなどの確実性を重視する
データを転送するのに用いられている。
【0008】通信サイクルの始めにはサイクルスタート
パケットがあり、それに続いてアイソクロナス通信のパ
ケット送信が開始される。このアイソクロナス通信パケ
ットにはチャネル番号がつけられ、複数のアイソクロナ
ス通信が行うことができる。例えば、VTR1 1−2
からTV1 1−1へと流れるストリームデータがチャ
ネル1を、DVD2 1−7からTV2 1−4へと流
れるストリームデータがチャネル2を使用することによ
り、複数のアイソクロナス通信が同時に行えるのであ
る。アイソクロナス通信の終了後、アシンクロナス通信
のパケット送信が開始される。
【0009】また、IEEE1394シリアルバスにお
いては、バスに接続された各電子機器に対して物理アド
レス(ノードIDとも呼ばれる)が割り付けられる。こ
の物理アドレスは接続される電子機器の増減などによっ
て起こるバスリセットに続く設定プロセスのなかで自動
的に決定される。
【0010】AV機器の制御を目的としたAV/C(A
udioVideoContro1)コマンドはアシン
クロナス通信を用いて行われ、通常のControlコ
マンドと、そのコマンドをサポートされているかを確か
めるInquiryコマンド、相手の状態を確かめるS
tatusコマンドなどがあり、多くのコマンドはそれ
に対するレスポンスと呼ばれるデータを受信することで
完結する。コマンド送信者は受信したレスポンスの内容
を調べることで、コマンドが正常に実行されたかどうか
や、相手のステータス情報などを知ることが出来るので
ある。
【0011】図1のようなシリアルバス1−9を基盤と
したホームマルチメディアネットワークが家庭内に張り
巡らされると、1台の衛星放送チューナの受信映像を家
の中のどのテレビでも楽しめるようになったり、1台の
VTRの映像をどのテレビでも見られるようになるな
ど、従来に無い新しい使用形態・利便が生まれてくる。
例えば図1の例ではDVD2 1−7のビデオディスク
に保存された映画のストリームデータをネットワークを
介してTV1 1−1に入力し鑑賞することが可能とな
る。Tuner1 1−5で受信した映像を、TV3
1−6で見ることなども可能となる。そしてこのような
ネットワークを介したAV機器の利用の為には、各AV
機器の操作はもはや各機器に組み込まれた操作パネルや
専用リモコンを介した操作だけでなく、シリアルバス1
−9を介したリモート操作、たとえば各部屋のTV受像
機の画面に表示された擬似的な操作パネルを介して操作
する必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ホームマルチメディア
ネットワークは家庭内にとどまらず、当然小規模な宿泊
施設や大規模なホテルなどにも応用されるとみられる。
しかしながらそこには室内や家庭内では無かった新たな
技術が必要とされる。
【0013】その一つとして、宿泊施設などの場合には
ユーザー毎に操作できる機器の範囲を限定する必要が出
てくる。すなわち、追加料金を支払った宿泊客だけにネ
ットワーク上のDVD機器を使用させるようにしたり、
スイートルームの宿泊客だけにネットワーク上のデジタ
ルテレビチューナを使用させたりするといったネットワ
ーク上の機器のアクセス権を制限するための技術が必要
となる。
【0014】IEEE1394における機器の使用制限
に関する技術としては、特開平09−044354号公
報の発明において一つの方法が提案されている。これは
コントローラ(他の機器を制御使用としている機器)か
らターゲット(使用されようとしている機器)に対して
暗号化されたキーコードを送信して、ターゲットは受け
取ったキーコードが正しいと判断すると、ターゲット側
のアプリケーションがコントローラから利用できるよう
に制御するといったものである。
【0015】しかしながらこの提案では、アクセス権を
持っていないコントローラ機器から、ターゲット機器は
常に他の利用できる機器と同じように「見えて」(認識
されて)いるため、宿泊施設のような環境においては、
使用権を持っていないユーザは、当初その機器を利用し
ようと試みるが、エラーなどが発生して始めて使用でき
ないことに気づくことになっていた。
【0016】したがって、上記先行技術のようにアプリ
ケーションに対するアクセス権を制限するのではなく、
アクセス権を持っていない機器(ユーザー)に対しては
その機器の存在を隠したり、全く異なる種類の機器であ
るかのように「見せる」といったような改善が求まられ
ていた。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、アクセス権を持っている機器(ユーザ
ー)に対しては、従来と同じように使用が可能で、アク
セス権を持っていない機器(ユーザー)に対しては、機
器の存在を隠す、もしくは利用不可能であることを簡単
に認識させるように制御することのできる電子機器及び
通信システムを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するため数多くの実験と試行錯誤を繰り返した結果、表
示装置に従来のものとは違うユニークな機能を付加し、
他の機器から機器の種別IDを問い合わせるコマンドを
受信した際に、条件に応じてレスポンスとして返す種別
IDを変化させるという発想に至った。
【0019】以下(1)〜(13)にその手段としての
構成を示す。
【0020】(1)複数の電子機器をバスに接続し、該
電子機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であ
って、他の機器から機器の種別IDを問い合わせるコマ
ンドを受信した際に、受信した該コマンドに合まれる送
信元機器識別番号によって、あらかじめ定めた少なくと
も2つの種別IDのうち何れを選択するかを判断し、選
択した種別IDを含む返信コマンドを送信することを特
徴とする電子機器。
【0021】(2)複数の電子機器をバスに接続し、該
電子機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であ
って、バスとの通信を行うバス通信手段、バス通信手段
および機器全体を制御する制御手段とを有し、前記制御
手段はバス通信手段を介して受信した、機器の種別ID
を問い合わせるコマンドを受け取ると、受信した該コマ
ンドに合まれる送信元機器識別番号によって、あらかじ
め定めた少なくとも2つの種別IDのうち何れを選択す
るかを判断し、選択した種別IDを含む返信コマンドを
送信するよう前記バス通信手段を制御することを特徴と
する電子機器。
【0022】(3)複数の電子機器をバスに接続し、該
電子機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であ
って、他の機器からあらかじめ定められたキーコードを
含むアクセス許可コマンドを受信した際に、受信した該
コマンドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存
すると共に、他の機器から機器の種別IDを問い合わせ
るコマンドを受信した際に、受信した該コマンドに含ま
れる送信元機器識別番号とメモリに保存していた機器識
別IDとを比較し、その結果によって、あらかじめ定め
た少なくとも2つの種別IDのうち何れを選択するかを
判断し、選択した種別IDを含む返信コマンドを送信す
ることを特徴とする電子機器。
【0023】(4)前記メモリに保存された送信元機器
識別IDはバスリセット時にクリアされることを特徴と
する上記(3)に記載の電子機器。
【0024】(5)前記あらかじめ定められたキーコー
ドはバス上の特定のアプリケーションを有した機器によ
って送信されるキーコード更新コマンドによって更新さ
れることを特徴とする、上記(3)に記載の電子機器。
【0025】(6)複数の電子機器をバスに接続し、該
電子機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であ
って、他の機器からあらかじめ定められたキーコードを
含むアクセス許可コマンドを受信した際に、受信した該
コマンドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存
すると共に、他の機器から機器の種別IDを問い合わせ
るコマンドを受信した際に、受信した該コマンドに含ま
れる送信元機器識別番号とメモリに保存していた機器識
別IDとを比較し、一致した場合には、その機器の実際
の性能を表す種別IDを、一致しなかった場合には、製
造者独自IDもしくは標準とされていないユニークなI
Dを含む返信コマンドを送信することを特徴とする電子
機器。
【0026】(7)前記メモリに保存された送信元機器
識別IDはバスリセット時にクリアされることを特徴と
する上記(6)に記載の電子機器。
【0027】(8)前記あらかじめ定められたキーコー
ドはバス上の機器によって送信されるキーコード更新コ
マンドによって更新されることを特徴とする上記(6)
に記載の電子機器。
【0028】(9)複数の電子機器をバスに接続し、該
電子機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であ
って、他の電子機器の機能を利用しようとする第1の電
子機器と、機能を利用される第2の電子機器とからな
り、さらに第1の電子機器が第2の電子機器に対して、
あらかじめ定められたキーコードを含むアクセス許可コ
マンドを送信した際に、第2の電子機器は受信した該コ
マンドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存
し、また第1の電子機器が第2の機器に対して機器の種
別IDを問い合わせるコマンドを送信した際に、第2の
電子機器は受信した該コマンドに含まれる送信元機器識
別番号とメモリに保存していた機器識別IDとを比較
し、一致した場合には、その機器の実際の性能を表す標
準的な種別IDを、一致しなかった場合には、製造者独
自IDもしくは標準とされていないユニークなIDを合
む返信コマンドを第1の電子機器に対して送信し、さら
に第1の電子機器は、受け取った種別IDが標準的な種
別IDであった場合には、ユーザーに対して第2の電子
機器が利用可能であることを示す表示を行い、反対に受
け取った種別IDが標準的な種別IDでなかった場合に
は、ユーザーに対して弟2の電子機器に関する表示を行
わないことを特徴とする通信システム。
【0029】(10)前記メモリに保存された送信元機
器識別IDはバスリセット時にクリアされることを特徴
とする上記(9)に記載の通信システム。
【0030】(11)前記あらかじめ定められたキーコ
ードはバス上の特定の機器によって送信されるキーコー
ド更新コマンドによって更新されることを特徴とする上
記(9)に記載の通信システム。
【0031】(12)前記バスおよびバス通信手段はI
EEE1394規格の通信を行うことを特徴とする上記
(1)乃至(11)のいずれかに記載の電子機器。
【0032】(13)前記バスおよびバス通信手段はI
EEE1394規格の通信を行うことを特徴とする上記
(1)乃至(11)のいずれかに記載の通信システム。
【0033】
【作用】以上示したような本発明の表示装置により、従
来不可能であった、アクセス権を持っている機器(ユー
ザー)からは問題無く「見え」、アクセス権を持ってい
ない機器(ユーザー)からは、「見えなく」する、もし
くは利用不可能であることを簡単に認識させるように制
御することが可能となった。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て実施例に基づいて、図面を参照しながら説明する。
【0035】
【実施例】(各部の説明)以下、本発明の実施例に付い
て図面を参照しながら説明していく。すなわち図1はI
EEE1394高速シリアルバス1−9を用いたホーム
マルチメデイアネットワークシステム全体を表す図であ
って、一般的な構成についての説明は既に行っているの
で割愛する。
【0036】図2はテレビ受像機1(TV1)1−1及
びチューナ1(Tuner1)1−5の構成を示したブ
ロック図である。図中2−1はIEEE1394シリア
ルバス1−9に対するデータの入出力と中継機能を有し
た1394インターフェース(i/F)、2−2はTV
1 1−1全体の制御を行うマイコン、2−3はマイコ
ン2−2がデータを保存する為のメモリ、2−4はスマ
ートカードなどに代表されるカードメディアとマイコン
2−2とのインターフェースを行うICカードスロッ
ト、2−5はアナログテレビ信号を映像信号に変換する
アナログチューナ、2−6はアナログテレビチューナか
らの映像と1394インターフェース2−1からの映像
のどちらを表示するかを切替える切替え器、2−7は映
像を表示したりやマイコン2−2からの指示に従ってユ
ーザーに対する操作画面などを表示する表示器である。
また、2−8、2−9は1394シリアルバス1−9の
コネクタである。
【0037】また、2−10も2−1と同様にIEEE
1394シリアルバス1−9に対するデータの入出力を
行う1394インターフェース(i/F)、2−11は
Tuner1 1−5全体の制御を行うマイコン、2−
12はマイコン2−11がデータを保存する為のメモ
リ、2−13はデジタル放送を受信し映像信号に変換す
るデジタルチューナである。
【0038】(動作説明)以下に本実施例のシステムの
動作をTuner1 1−5及びTV1 1−1の動作
を例に説明していく。
【0039】(設定プロセス)まずIEEE1394シ
リアルバス1−9においては、機器がバスに接続され
た、もしくは切り離された場合になどに発生するバスリ
セットに続く設定プロセスの中で、シリアルバス1−9
上の機器のそれぞれに物理アドレス(ノードID)が設
定され、その中の1台がサイクルマスターとして働き所
定のサイクルのデータ転送が開始される。
【0040】(AV/C対応機器の認識プロセス)本実
施例においては図1に示した機器(=ノード)のうちT
V、VTR、DVD、TunerはすべてAV/C(A
udio Visual/Control)コマンドに
対応しているため、それぞれの機器がお互いにAV/C
コマンドの一つであるUnitInfoコマンドを発行
し、バス上にある他のAV機器を認識する動作を行う。
図14はUnitInfoコマンドのフォーマットを示
したものであり、図14(a)が他の機器に対して問い
合わせるときに使用するコマンドのフォーマットで、図
14(b)がこのコマンドを受信した機器が返すレスポ
ンスのフォーマットである。図3はUnitInfoコ
マンドを受信した機器がレスポンスとして返すタイプI
Dを示したものである。
【0041】一つの機器の中に複数のタイプの機能を持
っている場合には、同じくAV/Cコマンドの一つであ
るSubunitInfoコマンドが用いられ、同コマ
ンドを受信した機器はその機器に含まれる機能のタイプ
IDのテーブルを返す。
【0042】本実施例におけるTuner1 1−5は
このUnitInfoまたはSubunitInfoコ
マンドを受信した際、条件によってレスポンスとして返
す内容を変化させる機能を有している。その条件の一例
としては、コマンドを送信したノードがアクセス権を有
しているかというように行われる。
【0043】(アクセス権の通知)アクセス権を有して
いる機器は、AV/C機器認識プロセスの間に他のAV
機器に対して「アクセス許可要求コマンド」を送信す
る。図15(a)にアクセス許可要求コマンドのフォー
マットを示す。このコマンドの中にはキーコードが埋め
込まれており、受信した機器はそのキーコードが自ら持
つキーコードと等しい場合のみ、そのノードIDを記憶
する。このアクセス許可要求コマンドはAV/Cの標準
コマンドとしては定義されていない為、ベンダーデペン
デントコマンドを利用して送信される。
【0044】図4にIEEE1394におけるアシンク
ロナスパケットのフォーマットを、図5にその中に含ま
れるFCP(Function Control Pa
cket)の中身となるベンダーデペンデントコマンド
のフォーマットを示す。図5のベンダーデペンデントコ
マンドを用いる場合にはCTS(Command Tr
ansaction Set)=0000となりAV/
Cコマンドであることを示し、OpCode=00がベ
ンダーデペンデントコマンドであることを示す。Com
panyIDは機器の製造ベンダーを識別するIDが入
る。図15(a)のアクセス許可要求コマンドはCom
panyIDに続く領域に埋め込まれる。
【0045】上記アクセス許可要求コマンドを受信した
ノード(機器)はキーコードが自ら持つキーコードと等
しい場合、そのコマンドを含むアシンクロナスパケット
中のsourceID(ノードID)(図4ではsrc
IDと示した)を読み取り、メモリに記録してレスポン
スを返す。図13はアクセス許可要求コマンドを受信し
た機器の動作シーケンスを表したフローチャートであ
る。
【0046】それでは上記アクセス許可要求コマンドを
受信する前と後の動きを具体的に説明する。
【0047】(アクセス許可要求コマンドが送信される
前のTuner1 1−5とTV11−1の動作)図1
2はTuner1 1−5のマイコン2−11の動作を
示すフローチャートである。TV1 1−1がTune
r1 1−5に対してUnitInfoコマンドを発行
すると、Tuner1 1−5はそのコマンドのアシン
クロナスパケットからsourceIDを読み出し、メ
モリ2−12に格納されたIDと比較する(S12−
3)。SourceIDとはコマンドを発信した機器の
物理アドレス(ノードID)のことである。そしてこの
コマンドがアクセス権を持ったノードからのものでない
と判断すると、このコマンドに対するレスポンスとし
て、タイプID=1C(VendorUnique)と
いうデータを返す(S12−4)。TV1 1−1はこ
のタイプIDを受け取ると、そのノード機器は未対応の
デバイスであると認識し、ユーザーに対して利用可能機
器を示す画面上にこの機器を示すアイコンを表示しな
い。図7はその表示画面の例を示したものである。図で
はVCR1、DVD1、DVD2はUnitInfoコ
マンドのレスポンスとしてタイプID=03(DVD)
又は04(VCR)という値を得たと仮定している為、
それぞれ対応するアイコンを表示しているが、Tune
r1 1−5に対応するアイコンは当然表示されない。
ユーザーはTV1 1−1のリモコンなどを利用して、
VCR1などのアイコンを選択し、その機器をリモート
操作することができる。図8はVCR1をリモート操作
する為の操作画面及び画像表示ウィンドウの一例を示し
た図である。
【0048】TV1 1−1がTuner1 1−5に
対してUnitInfoコマンドを発行するとTune
r1 1−5はそのコマンドのアシンクロナスパケット
からsourceIDを読み出し、メモリに格納された
IDと比較する(S12−3)。そして比較結果が一致
した場合、つまりこのコマンドがアクセス権を持ったノ
ードからのものと判断すると、このコマンドに対するレ
スポンスとして、タイプID=05(TUNER)とい
うデータを返す(S12−5)。TV1 1−1はこの
タイプIDを受け取ると、そのノード機器はチューナ
(Tuner1)1−5であると認識し、ユーザーに対
して利用可能機器を示す画面上にこの機器を示すアイコ
ンを表示する。図9はその表示画面の例を示したもので
ある。そして図10はTuner1 1−5をリモート
操作する為の操作画面及び画像表示ウィンドウの一例を
示した図である。
【0049】図11は以上の動作におけるコマンド/レ
スポンスの概略図である。
【0050】(バスリセット後の動作)前記動作時に何
らかの原因でバスリセットが発生した場合には、ノード
IDが変化する可能性が有る為、Tuner1 1−5
はメモリ2−12に保存していたIDをクリアする。ま
た、TV1 1−1は再びアクセス許可要求コマンドを
Tuner1 1−5に対して送信し、再び上記説明と
同様の動作を行う。
【0051】なお、Tuner1 1−5の保持してい
るキーコードはバスリセットではクリアされないので、
TV1 1−1は前回と同じキーコードを使用すること
ができる。
【0052】(保存IDのリセット)またバスリセット
が発生しなくともTuner1 1−5のメモリ2−1
2に保存されたノードIDを個々にクリアすることがで
きる。例えばTV1 1−1はTuner1 1−5に
対して図15(b)に示す「アクセス許可キャンセル」
コマンドを送信する。Tuner1 1−5はこの保存
していたノードIDのうちTV1 1−1に該当するも
のをクリアし、レスポンスを返す。図16にフローチャ
ートを示す。
【0053】(キーコードの書き換え)また、Tune
r1 1−5やTV1 1−1の保持しているキーコー
ドは1394バスに接続され特定アプリケーションを持
った機器から書き換えることができる。仮に図1のTV
3 1−6がキーコード更新用アプリケーションを持っ
ていて、Tuner1 1−5に対して新しいキーコー
ドを設定するとすると、まずTV3 1−6のアプリケ
ーションはTuner1 1−5に対して、図15
(c)に示す「キーコード更新コマンド」を送信する。
このコマンドの中には現在のキーコードと新しいキーコ
ードが埋め込まれており、このコマンドを受信したTu
ner1 1−5は現在のキーコードと一致している場
合、自ら保持していたキーコードを新しいキーコードに
置き換え、レスポンスを返す。ず17にフローチャート
を示す。TV3 1−6は同様にTV1 1−1に対し
てもキーコードの更新コマンド送信しても良い。
【0054】このように、特定のアプリケーションを持
った機器から、各機器に対してキーコードを更新できる
ようにすることで、アクセス権の設定を動的に変えるこ
とが可能となり、例えばホテルのように毎日各部屋の宿
泊客が替わるような環境において、非常に有功となる。
【0055】なお、上記実施例では、「アクセス許可要
求」「アクセス許可キャンセル」「キーコード更新」の
コマンド/レスポンスをAV/Cコマンドの中のベンダ
ーデペンデントコマンドに埋め込むことで実現していた
が、これに限ること無く、新たなAV/Cコマンドとし
て定義してもよく、またAV/Cコマンドに限ること無
く、図6に示すようなベンダーユニークフレームを用い
てCompanyIDに続く領域に上記コマンドを埋め
込んでも良い。
【0056】また、上記説明においてはUnitInf
oコマンドだけを用いて説明したが、前述のSubun
itInfoを使用した場合でも同様であることは言う
までもない。
【0057】また、上記説明では、テレビ受像機(TV
1)1−1に表示部が組み込まれている構成となってい
るが、本発明の本質からすればこれに限ることなく、出
力部や音声出力部を持たないセットトップボックスであ
っても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電子機器に
よれば、1394ホームネットワークを介して他の機器
を制御可能な環境において、その機器のアクセス権を持
っていない他の機器からは、その機器が「見えない」も
しくは特殊かつ未対応な機器として見えるため、その機
器を使用しているユーザーが操作を試みる対象から除く
ことができ、ユーザーの無駄な操作やネットワークのト
ラブルとして誤解してしまうようなことを未然に防ぐこ
とができるようになる。
【0059】また、従来の提案においても1394ネッ
トワーク上の機器のアクセスを制限する方法が示されて
いるが、これと比較しても本発明はアクセス権を持たな
いユーザーの機器からは、対象となる機器がはじめから
「見えない」か、もしくはAV機器として認識されない
ようにできる点でメリットは大きい。
【0060】さらに本発明では、アクセス制限の状態を
特定の機器から動的に変化させることが可能な為、特に
ホテルなどの宿泊施設のような環境でのアクセス権の管
理を行う上で非常に大きなメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なホームマルチメディアネットワーク
システムの一例を示した図
【図2】 本発明の一実施例におけるTVとチューナの
構成を示したブロック図
【図3】 機器のタイプを識別するタイプIDを示す図
【図4】 1394アシンクロナスパケットのフォーマ
ットを示す図
【図5】 AV/Cコマンドトランザクションセットの
フレーム構成を示す図
【図6】 ベンダーユニークフレームのフォーマットを
示す図
【図7】 TV1の表示器に表示される利用可能機器を
示す表示画面の例図
【図8】 TV1からVCRをリモート操作する場合の
操作画面を示す図
【図9】 TV1の表示器に表示される利用可能機器を
示す表示画面の例図
【図10】 TV1からTuner1をリモート操作す
る場合の操作画面の例図
【図11】 TV1とTuner1の通信の概略を示し
た図
【図12】 本発明のTuner1がUnitInfo
コマンドを受信した際の動作を示すフローチャート
【図13】 Tuner1がアクセス許可要求コマンド
を受信した際の動作を示すフローチャート
【図14】 AV/Cコマンドの一つであるUnitI
nfoコマンドとそのレスポンスのフォーマットを示し
た図
【図15】 本発明で新たに定義したコマンドのフォー
マットを示した図
【図16】 アクセス許可キャンセルコマンドを受け取
った機器の動作を示すフローチャート
【図17】 キーコード更新コマンドを受け取った機器
の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1−1 TV1 1−2 VTR1 1−3 DVD1 1−4 TV2 1−5 Tuner1 1−6 TV3 1−7 DVD2 1−8 ネットワークインターフェースユニット(NI
U) 1−9 IEEE1394シリアルバス(シリアルバ
ス) 2−1 1394インターフェース(i/F) 2−2 マイコン 2−3 メモリ 2−4 ICカードスロット 2−5 アナログチューナ 2−6 切替え器 2−7 表示器 2−8 1394シリアルバスのコネクタ 2−9 1394シリアルバスのコネクタ 2−10 1394インターフェース(i/F) 2−11 マイコン 2−12 メモリ 2−13 デジタルチューナ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 和巳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5K033 BA01 BA15 DB12 EC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子機器をバスに接続し、該電子
    機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であっ
    て、他の機器から機器の種別IDを問い合わせるコマン
    ドを受信した際に、受信した該コマンドに合まれる送信
    元機器識別番号によって、あらかじめ定めた少なくとも
    2つの種別IDのうち何れを選択するかを判断し、選択
    した種別IDを含む返信コマンドを送信することを特徴
    とする電子機器。
  2. 【請求項2】 複数の電子機器をバスに接続し、該電子
    機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であっ
    て、バスとの通信を行うバス通信手段、バス通信手段お
    よび機器全体を制御する制御手段とを有し、前記制御手
    段はバス通信手段を介して受信した、機器の種別IDを
    問い合わせるコマンドを受け取ると、受信した該コマン
    ドに合まれる送信元機器識別番号によって、あらかじめ
    定めた少なくとも2つの種別IDのうち何れを選択する
    かを判断し、選択した種別IDを含む返信コマンドを送
    信するよう前記バス通信手段を制御することを特徴とす
    る電子機器。
  3. 【請求項3】 複数の電子機器をバスに接続し、該電子
    機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であっ
    て、他の機器からあらかじめ定められたキーコードを含
    むアクセス許可コマンドを受信した際に、受信した該コ
    マンドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存す
    ると共に、他の機器から機器の種別IDを問い合わせる
    コマンドを受信した際に、受信した該コマンドに含まれ
    る送信元機器識別番号とメモリに保存していた機器識別
    IDとを比較し、その結果によって、あらかじめ定めた
    少なくとも2つの種別IDのうち何れを選択するかを判
    断し、選択した種別IDを含む返信コマンドを送信する
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記メモリに保存された送信元機器識別
    IDはバスリセット時にクリアされることを特徴とする
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記あらかじめ定められたキーコードは
    バス上の特定のアプリケーションを有した機器によって
    送信されるキーコード更新コマンドによって更新される
    ことを特徴とする、請求項3に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 複数の電子機器をバスに接続し、該電子
    機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であっ
    て、他の機器からあらかじめ定められたキーコードを含
    むアクセス許可コマンドを受信した際に、受信した該コ
    マンドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存す
    ると共に、他の機器から機器の種別IDを問い合わせる
    コマンドを受信した際に、受信した該コマンドに含まれ
    る送信元機器識別番号とメモリに保存していた機器識別
    IDとを比較し、一致した場合には、その機器の実際の
    性能を表す種別IDを、一致しなかった場合には、製造
    者独自IDもしくは標準とされていないユニークなID
    を含む返信コマンドを送信することを特徴とする電子機
    器。
  7. 【請求項7】 前記メモリに保存された送信元機器識別
    IDはバスリセット時にクリアされることを特徴とする
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記あらかじめ定められたキーコードは
    バス上の機器によって送信されるキーコード更新コマン
    ドによって更新されることを特徴とする請求項6に記載
    の電子機器。
  9. 【請求項9】 複数の電子機器をバスに接続し、該電子
    機器間で通信を行うシステムにおける電子機器であっ
    て、他の電子機器の機能を利用しようとする第1の電子
    機器と、機能を利用される第2の電子機器とからなり、 さらに第1の電子機器が第2の電子機器に対して、あら
    かじめ定められたキーコードを含むアクセス許可コマン
    ドを送信した際に、第2の電子機器は受信した該コマン
    ドに含まれる送信元機器識別IDをメモリに保存し、ま
    た第1の電子機器が第2の機器に対して機器の種別ID
    を問い合わせるコマンドを送信した際に、第2の電子機
    器は受信した該コマンドに含まれる送信元機器識別番号
    とメモリに保存していた機器識別IDとを比較し、一致
    した場合には、その機器の実際の性能を表す標準的な種
    別IDを、一致しなかった場合には、製造者独自IDも
    しくは標準とされていないユニークなIDを合む返信コ
    マンドを第1の電子機器に対して送信し、さらに第1の
    電子機器は、受け取った種別IDが標準的な種別IDで
    あった場合には、ユーザーに対して第2の電子機器が利
    用可能であることを示す表示を行い、反対に受け取った
    種別IDが標準的な種別IDでなかった場合には、ユー
    ザーに対して弟2の電子機器に関する表示を行わないこ
    とを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 前記メモリに保存された送信元機器識
    別IDはバスリセット時にクリアされることを特徴とす
    る請求項9に記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記あらかじめ定められたキーコード
    はバス上の特定の機器によって送信されるキーコード更
    新コマンドによって更新されることを特徴とする請求項
    9に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記バスおよびバス通信手段はIEE
    E1394規格の通信を行うことを特徴とする請求項1
    乃至11のいずれかに記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 前記バスおよびバス通信手段はIEE
    E1394規格の通信を行うことを特徴とする請求項1
    乃至11のいずれかに記載の通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342696C (zh) * 2004-04-28 2007-10-10 纬创资通股份有限公司 家庭电子资源共享系统

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