JP2001331394A - 家電機器遠隔制御システム及び遠隔制御方法 - Google Patents

家電機器遠隔制御システム及び遠隔制御方法

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JP2001331394A
JP2001331394A JP2000147901A JP2000147901A JP2001331394A JP 2001331394 A JP2001331394 A JP 2001331394A JP 2000147901 A JP2000147901 A JP 2000147901A JP 2000147901 A JP2000147901 A JP 2000147901A JP 2001331394 A JP2001331394 A JP 2001331394A
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Japan
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www
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JP2000147901A
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Tatsuya Arayagaito
達也 新谷垣内
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Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、任意のときに屋外から簡単な操作で
屋内の所望の家電機器を遠隔操作できない。電子メール
を使用して家電機器を制御する方法では、電子メールは
伝送に時間がかかるため、直ぐにレスポンスが必要な操
作ができない。 【解決手段】 携帯端末3からの遠隔制御しようとする
家電機器(例えば、VTR12)への接続要求は、公衆
回線2を経由してゲートウェイ装置20内の着信制御装
置23にて着信され、この着信制御装置23によりPP
Pによるネットワーク接続がされ、VTR12に接続さ
れる。これにより、携帯端末3による接続はアドレス変
換装置22を通らず、あたかも屋内ネットワーク10に
新しい装置が接続されたかのようになされる。携帯端末
3のWWWブラウザ機能3bを用いてユーザが行った操
作内容のデータは、公衆回線2、ゲートウェイ装置20
を通して遠隔制御しようとするVTR12のWWWサー
バー機能12aに入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家電機器遠隔制御シ
ステム及び遠隔制御方法に係り、特に公衆回線を利用し
て屋内の家電機器を外部から遠隔制御する家電機器遠隔
制御システム及び遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内にあるテレビジョン受像機(以
下、テレビと略す)、VTR、CDプレーヤその他の家
電機器を家庭外から遠隔制御する家電機器遠隔制御シス
テムは、従来より種々提案されている。例えば、特開平
5-30226号公報記載の従来方法によれば、家庭外
のテレコントロール用可搬端末装置からの制御データを
プッシュボタン信号に変換し、それを電話機に供給して
音声信号に変換し、その音声信号を公衆電話網を経由し
て家庭内のゲートウェイに伝送して制御データに変換さ
せた後、目的の家電機器に供給して遠隔制御する遠隔制
御方法が開示されている。
【0003】また、特開平10-191463号公報記
載の従来方法によれば、家電機器にWWW(world wide
web)サーバ機能を内蔵させると共に、家電機器間をロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)で接続し、家庭内
ではWWWのプロトコルを使用した家電機器の遠隔制御
を行い、また、WWWブラウザ機能を内蔵した電子機器
によりWWWサーバ機能を内蔵した家電機器を簡単に制
御する家電遠隔制御方法が開示されている。
【0004】更に、特開平10−261251号公報記
載の従来方法では、ネットワークを介して伝送されてき
た電子メールを受信し、この電子メールに内挿されてい
る制御コマンドを抽出して、この制御コマンドで所定の
電子機器を制御する遠隔制御方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、特開平5-
30226号公報記載の家電機器を遠隔制御する家庭外
のテレコントロール用可搬端末装置では、音声ガイダン
スとボタン操作のみのユーザーインターフェースとな
り、操作しずらいという問題がある。これを解決するた
め、専用の端末装置を利用する場合でも、ユーザーイン
ターフェースはその端末装置固有のものとなり、屋内で
の通常の機器操作に比して操作が煩雑になる。また、操
作のためには専用の端末装置が必要となるため、必要に
なった時にいつでも制御ができるとは限らないという問
題もある。
【0006】また、特開平10-191463号公報記
載の従来方法では、屋外から屋内の任意の家電機器を制
御することができない(例えば、外出先からビデオの録
画予約ができない。)。更に、特開平10−26125
1号公報記載の従来方法では、屋外と屋内の通信手段と
して電子メールを使用しているが、電子メールは伝送に
時間がかかるため、ユーザのアクションに対して直ぐに
レスポンスが必要な操作は不可能である。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
任意のときに屋外から簡単な操作で屋内の所望の家電機
器を遠隔操作し得る家電機器遠隔制御システム及び遠隔
制御方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、専用の端末装
置を使用することなく、屋内の家電機器を遠隔操作し得
る家電機器遠隔制御システム及び遠隔制御方法を提供す
ることにある。
【0009】更に、本発明の他の目的は、屋内の家電機
器を屋内での操作と同様の操作性で屋外から直ぐにレス
ポンスが必要な遠隔操作を行い得る家電機器遠隔制御シ
ステム及び遠隔制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の家電機器遠隔制御システムは、HTMLデ
ータを送出するWWWサーバー機能と、WWWサーバー
にアクセスして受け取ったHTMLデータを画面に表示
するWWWブラウザ機能のうち、少なくともWWWサー
バー機能を内蔵し、かつ、プライベートアドレスが割り
振られている複数の家電機器がバスを介して互いに接続
された屋内ネットワークと、予めプライベートアドレス
が割り振られており、外部からのアクセスにより屋内ネ
ットワークとPPP接続させるゲートウェイ装置と、ゲ
ートウェイ装置のプライベートアドレス及び屋内ネット
ワークを構成する複数の家電機器のうちの任意の家電機
器のプライベートアドレスにアクセスするアクセス手段
と、WWWブラウザ機能とを内蔵する端末とを有し、端
末のアクセス手段を用いて屋内ネットワークにゲートウ
ェイ装置を介してPPP接続すると共に、端末のWWW
ブラウザ機能の操作により複数の家電機器のうちの任意
の家電機器を遠隔操作する構成としたものである。
【0011】この発明では、端末をゲートウェイ装置を
介して屋内ネットワークに直接接続した後、WWWブラ
ウザ機能の操作により、屋内ネットワークを構成する複
数の家電機器のうちの任意の家電機器を遠隔操作するこ
とができる。
【0012】また、上記の目的を達成するため、本発明
の家電機器遠隔制御システムは、複数の家電機器がWW
Wのプロトコルとは異なる所定のプロトコルのバスを介
して互いに接続された屋内ネットワークと、予めプライ
ベートアドレスが割り振られており、HTMLデータを
送出するWWWサーバーと屋内ネットワークで使用され
ているプロトコルに合わせた制御コマンドの送出手段と
を備えたゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置のプラ
イベートアドレスにアクセスするアクセス手段と、WW
Wサーバーにアクセスして受け取ったHTMLデータを
画面に表示するWWWブラウザ機能とを内蔵する端末と
を有する構成としたものである。
【0013】この発明では、端末のアクセス手段を用い
てゲートウェイ装置にPPP接続した後、端末のWWW
ブラウザ機能の操作によりゲートウェイ装置のWWWサ
ーバーを操作することにより、複数の家電機器のうちの
任意の家電機器に対して端末の操作に応じた制御コマン
ドをゲートウェイ装置内の送出手段から送出させて遠隔
操作する。
【0014】また、上記の目的を達成するため、本発明
の家電機器制御方法は、HTMLデータを送出するWW
Wサーバー機能と、WWWサーバーにアクセスして受け
取ったHTMLデータを画面に表示するWWWブラウザ
機能のうち、少なくともWWWサーバー機能を内蔵し、
かつ、プライベートアドレスが割り振られている複数の
家電機器がバスを介して互いに接続された屋内ネットワ
ークを構成する複数の家電機器のうち、任意の家電機器
を端末から遠隔操作する遠隔制御方法であって、端末の
アクセス手段を用いて屋内ネットワークにPPP接続し
た後、端末のWWWブラウザ機能の操作により複数の家
電機器のうちの任意の家電機器を遠隔操作することを特
徴とする。
【0015】また、上記の目的を達成するため、本発明
の家電機器制御方法は、複数の家電機器がWWWのプロ
トコルとは異なる所定のプロトコルのバスを介して互い
に接続された屋内ネットワークを構成する複数の家電機
器のうち、任意の家電機器を端末から遠隔操作する遠隔
制御方法であって、端末のアクセス手段を用いて、HT
MLデータを送出するWWWサーバーと屋内ネットワー
クで使用されているプロトコルに合わせた制御コマンド
の送出手段とを備えたゲートウェイ装置にPPP接続し
た後、端末のWWWブラウザ機能の操作によりゲートウ
ェイ装置のWWWサーバーを操作することにより、複数
の家電機器のうちの任意の家電機器に対して端末の操作
に応じた制御コマンドをゲートウェイ装置内の送出手段
から送出させて遠隔操作することを特徴とする。
【0016】本発明の家電機器制御方法では、端末を屋
内ネットワークに直接接続して屋内ネットワークを構成
する家電機器を制御するか、ゲートウェイ装置に直接接
続し、ゲートウェイ装置を介して屋内ネットワークを構
成する家電機器を制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる家電機器遠
隔制御システム及び遠隔制御方法の第1の実施の形態の
構成図を示す。同図において、屋内1には屋内ネットワ
ーク10が敷設されており、また、制御装置の一例とし
てのゲートウェイ装置20が設置されている。屋内ネッ
トワーク10は1台のテレビジョン受像機(以下、テレ
ビと略す)11と、2台のVTR12及び13などの家
電機器がそれぞれバス14を介して互いに接続されてい
る。
【0018】テレビ11にはWWWブラウザ機能11a
が組み込まれており、VTR12及び13にはそれぞれ
WWWサーバー機能12a、13aが組み込まれてい
る。WWWブラウザ機能11aは、HTTP(hypertext
transfer protocol)プロトコルを用いて受け取った、
HTML(hypertext markup language)で書かれたペ
ージデータ(HTMLデータ)を画面に表示し、また、
WWWサーバーへアクセスする機能である。また、WW
Wサーバー機能12a、12bは、HTMLで書かれた
ページデータ(HTMLデータ)をHTTPプロトコル
で送出する機能である。
【0019】したがって、ユーザが屋内1にいるときに
は、テレビ11の操作により、WWWブラウザ機能11
aを使用して、VTR12又はVTR13にアクセスす
ることにより、各VTR12、13での録画、再生等の
操作が可能である。
【0020】この屋内ネットワーク10は、ゲートウェ
イ装置20を介して、屋外の公衆回線2に接続され、更
にこの公衆回線2を介して携帯端末3及びインターネッ
トサービスプロバイダ4に接続されている。屋内1にあ
るゲートウェイ装置20は、発信制御装置21、アドレ
ス変換装置22及び着信制御装置23から構成されてい
る。
【0021】ここで、屋内ネットワーク10内のテレビ
11、VTR12及び13はそれぞれインターネット内
で有効なグローバルアドレスとは異なった領域として使
用できるプライベートアドレスが割り振られるが、ゲー
トウェイ装置20だけは、プライベートアドレスと共に
インターネット内で有効なグローバルアドレスを持って
おり、屋内の各家電機器11〜13からインターネット
に対するデータ要求は、アドレス変換装置22によって
インターネット内で有効なグローバルアドレスからの要
求に置き換えて伝達される。
【0022】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。まず、ユーザが屋内1に居て、テレビ11を用いて
インターネットのWWWを閲覧する場合について説明す
る。この場合は、テレビ11のWWWブラウザ機能11
aを使用して、インターネット上のアドレスを指定して
インターネット上のWWWサーバーに対してデータ要求
を行う。
【0023】このデータ要求は、ゲートウェイ装置20
内の発信制御装置21により感知され、更にアドレスが
アドレス変換装置22によりインターネット内で有効な
グローバルアドレスからの要求に置き換えられて、公衆
回線2を経由してインターネットサービスプロバイダ4
に対してダイヤルアップ接続を行い、テレビ11からの
インターネットへのデータ要求を仲介させる。インター
ネットサービスプロバイダ4は、指定されたアドレスの
インターネット上のWWWサーバーに対してデータ要求
を行い、このサーバーからHTTPプロトコルを用いて
HTMLで書かれたページデータを取得し、公衆回線2
及びゲートウェイ装置20を経由してテレビ11に供給
する。
【0024】なお、屋内からインターネットへの接続方
法としては、上記のような公衆回線2経由のダイヤルア
ップ接続に限定されるものではなく、例えば、CATV
のケーブルを経由した常時接続などでも構わない。
【0025】次に、ユーザが屋外から携帯端末3を使用
して、インターネット上のWWW閲覧及び屋内1の家電
機器の遠隔操作の動作について説明する。携帯端末3
は、ダイヤルアップ接続機能3aとWWWブラウザ機能
3bとを有している。ユーザはインターネットのWWW
を閲覧する場合は、携帯端末3のWWWブラウザ機能3
bを使用して、インターネット上のアドレスを指定して
インターネット上のWWWサーバーに対してデータ要求
を行う。このデータ要求は、ダイヤルアップ接続機能3
aにより公衆回線2を経由してインターネットサービス
プロバイダ4にダイヤルアップ接続され、その後、通常
のインターネットのWWW閲覧ができる。
【0026】また、屋内1の家電機器を遠隔制御する場
合は、ユーザは携帯端末3のWWWブラウザ機能3bを
使用して、屋内ネットワーク10上の遠隔制御しようと
する家電機器のプライベートアドレスを指定し、ダイヤ
ルアップ接続機能3aによりゲートウェイ装置20へダ
イヤルアップ接続する。この接続は、インターネットサ
ービスプロバイダ4等で利用されている、いわゆるPP
P(point to point protocol)による接続となる。
【0027】すなわち、携帯端末3からの遠隔制御しよ
うとする家電機器(例えば、VTR12とする)への接
続要求は、公衆回線2を経由してゲートウェイ装置20
内の着信制御装置23にて着信され、この着信制御装置
23によりPPPによるネットワーク接続がされ、VT
R12に接続される。これにより、携帯端末3による接
続はアドレス変換装置22を通らず、あたかも屋内ネッ
トワーク10に新しい装置が接続されたかのようになさ
れる。
【0028】携帯端末3のWWWブラウザ機能3bを用
いてユーザが行った操作内容のデータは、公衆回線2、
ゲートウェイ装置20を通して遠隔制御しようとするV
TR12のWWWサーバー機能12aに入力される。V
TR12のWWWサーバー機能12aは入力された操作
内容のデータに基づき、当該操作内容を実行するべくV
TR12の必要な機構を制御する。そして、WWWサー
バー機構12aは、その制御結果を、ゲートウェイ装置
20、公衆回線2をそれぞれ経由して携帯端末3に送信
してWWWブラウザ機能3bの画面にて表示させる。
【0029】このようにして、テレビ11のWWWブラ
ウザ機能11aの操作によってVTR12又はVTR1
3を制御するのと同じ方法で、屋外の携帯端末3のWW
Wブラウザ機能3bの操作によってVTR12(又はV
TR13)を遠隔制御できる。すなわち、屋内のVTR
12(又はVTR13)を屋内での操作と同様の操作性
で、任意のときに例えば録画の予約を行うなどの遠隔操
作が可能となる。また、PPPによるネットワーク接続
のため、電子メールを使用した場合のようなレスポンス
の遅れはなく、ユーザによる携帯端末3の操作により直
ちにレスポンスが必要な操作(例えば、VTRの映像の
チェックなど)もできる。
【0030】なお、携帯端末3のWWWブラウザ機能3
bを用いてユーザが行った操作内容をVTR12やVT
R13へ伝送する方法としては、HTTPのPOSTメ
ソッドなどを使用し得る。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は本発明になる家電機器遠隔制御システ
ム及び遠隔制御方法の第2の実施の形態の構成図を示
す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図2において、屋内1に敷設され
た屋内ネットワーク15は1台のテレビ11と、2台の
VTR12及び13などの家電機器がそれぞれIEEE
1394バス16を介して互いに接続されている。
【0032】この屋内ネットワーク15は、屋内1に設
置されたゲートウェイ装置25を介して公衆回線2に接
続されている。ゲートウェイ装置25は、発信制御装置
21、アドレス変換装置22、着信制御装置23に加え
て、監視部26及びAVC拡張プログラム27を有して
いる。監視部26は、WWWで使用されるプロトコルH
TTPを処理するためのデーモン(常にバックグラウン
ドで動作している)プログラムであるhttpd(hype
r text transfer protocol daemon)により構成されて
おり、公衆回線2を経由した携帯端末3からの制御要求
を常に監視しており、携帯端末3が接続されてHTTP
によるリクエストがくると、ウェブ(Web)ページと
なるHTMLデータを生成して携帯端末3へ返す。
【0033】AVC拡張プログラム27は、IEEE1
394バスに接続されたAV機器のための制御コマンド
としてIEEE1394で規定されたAVコントロール
コマンドAVCを、ユーザの操作に応じて送出する。な
お、図2ではテレビ11はWWWブラウザ機能11aを
有し、また、VTR12及び13はそれぞれWWWサー
バー機能12a及び13aを有しているように示してい
るが、この実施の形態ではこれらの機能11a、12
a、13aは有していなくてもよい。それを代替するの
が、監視部26とAVC拡張プログラム27であるから
である。
【0034】次に、この実施の形態の動作について説明
する。ユーザが携帯端末3のダイヤルアップ接続機能3
aを使用して屋内1の電話番号にダイヤルアップする
と、ゲートウェイ装置25の着信制御装置23に着信
し、PPPにより接続される。ここで、ゲートウェイ装
置25内では監視部26が動作しており、携帯端末3が
PPP接続されてHTTPによるリクエストが監視部2
6にくると、監視部26はWebページとなるHTML
データを生成して公衆回線2経由で携帯端末3へ返すた
め、ユーザは携帯端末3のWWWブラウザ機能3bを利
用してゲートウェイ装置25内のWebページに公衆回
線2を介してアクセスできる。このWebページには、
例えばVTRの録画予約などの屋内1の家電機器操作に
関するユーザインターフェースがHTMLで記述されて
いる。
【0035】ユーザが携帯端末3のWWWブラウザ機能
3bを利用して何らかの家電機器の遠隔操作を行った場
合、監視部26はAVC拡張プログラム27を呼び出
す。この呼び出しは、httpdで一般的なインターフ
ェースであるCGI(common gateway interface)など
によって実現される。AVC拡張プログラム27は、ユ
ーザの操作に応じて、IEEE1394バス16上のテ
レビ11、VTR12及び13を制御するためのAVC
コマンドを送出し、このAVCコマンドを受信したテレ
ビ11、VTR12又は13にユーザの操作に応じた動
作を行わせる。
【0036】これにより、ユーザはダイヤルアップ接続
機能3aと通常のWWWブラウザ機能3bだけを持った
携帯端末3を使用して、屋外から屋内1のWWWと異な
るプロトコルで動作するテレビ11、VTR12及び1
3を、あたかも屋内で操作しているかのように任意のと
きに遠隔操作することができる。また、電子メールを使
用した場合のようなレスポンスの遅れはなく、ユーザに
よる携帯端末3の操作により直ちにレスポンスが必要な
操作(例えば、VTRの映像のチェックなど)もでき
る。
【0037】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば家電機器にWWWブラウザ機
能とWWWサーバー機能の両方を持たせることもでき、
更に他の各種の家電機器(例えば、パーソナルコンピュ
ータ、ファクシミリ装置、エアコンなど)にも同様に本
発明を適用して遠隔操作できることは勿論である。ま
た、新たな操作機能を有する家電機器を屋内ネットワー
クに追加接続した場合は、その追加接続される家電機器
に内蔵されているWWWサーバー機能から他の家電機器
へ新たな機能に関する情報がページデータとして出力さ
れるので、現在の屋内ネットワークに接続されている、
WWWブラウザ機能を有する家電機器から遠隔操作がで
きることは勿論のこと、WWWブラウザ機能を有する携
帯端末からも遠隔操作ができる。また、屋外の端末は携
帯型でなくてもよいことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末を屋内ネットワークに直接接続して屋内ネットワー
クを構成する家電機器を制御するか、ゲートウェイ装置
に直接接続し、ゲートウェイ装置を介して屋内ネットワ
ークを構成する家電機器を制御するようにしたため、屋
内での操作と同様の操作性で、任意のときに屋内ネット
ワークを構成する所望の家電機器の遠隔操作ができる。
【0039】また、本発明によれば、端末を屋内ネット
ワークに直接接続できるため、電子メールを使用した場
合のようなレスポンスの遅れはなく、ユーザによる端末
の操作により直ちにレスポンスが必要な操作(例えば、
VTRの映像のチェックなど)ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
2 公衆回線 3 携帯端末 3a ダイヤルアップ接続機能 3b、11a WWWブラウザ機能 4 インターネットサービスプロバイダ 10、15 屋内ネットワーク 11 テレビジョン受像機(テレビ) 12、13 VTR 12a、13a WWWサーバー機能 16 IEEE1394バス 20、25 ゲートウェイ装置 21 発信制御装置 22 アドレス変換装置 23 着信制御装置 26 監視部(httpd) 27 AVC拡張プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D 321 321E 361 361 Fターム(参考) 5B049 AA06 CC48 GG02 GG04 5B089 GA11 GA25 GA31 GB03 GB04 HA01 HA10 HA13 JA35 JB02 LB14 5K048 AA04 BA02 BA03 BA13 DC07 EB02 FB05 HA21 5K101 KK02 KK11 LL01 LL02 MM07 NN03 NN18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HTMLデータを送出するWWWサーバ
    ー機能と、WWWサーバーにアクセスして受け取ったH
    TMLデータを画面に表示するWWWブラウザ機能のう
    ち、少なくとも前記WWWサーバー機能を内蔵し、か
    つ、プライベートアドレスが割り振られている複数の家
    電機器がバスを介して互いに接続された屋内ネットワー
    クと、 予め前記プライベートアドレスが割り振られており、外
    部からのアクセスにより前記屋内ネットワークとPPP
    接続させるゲートウェイ装置と、 前記ゲートウェイ装置のプライベートアドレス及び前記
    屋内ネットワークを構成する複数の家電機器のうちの任
    意の家電機器の前記プライベートアドレスにアクセスす
    るアクセス手段と、前記WWWブラウザ機能とを内蔵す
    る端末とを有し、前記端末のアクセス手段を用いて前記
    屋内ネットワークに前記ゲートウェイ装置を介してPP
    P接続すると共に、前記端末のWWWブラウザ機能の操
    作により前記複数の家電機器のうちの任意の家電機器を
    遠隔操作することを特徴とする家電機器遠隔制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数の家電機器がWWWのプロトコルと
    は異なる所定のプロトコルのバスを介して互いに接続さ
    れた屋内ネットワークと、 予め前記プライベートアドレスが割り振られており、H
    TMLデータを送出するWWWサーバーと前記屋内ネッ
    トワークで使用されているプロトコルに合わせた制御コ
    マンドの送出手段とを備えたゲートウェイ装置と、 前記ゲートウェイ装置のプライベートアドレスにアクセ
    スするアクセス手段と、WWWサーバーにアクセスして
    受け取ったHTMLデータを画面に表示するWWWブラ
    ウザ機能とを内蔵する端末とを有し、前記端末のアクセ
    ス手段を用いて前記ゲートウェイ装置にPPP接続した
    後、前記端末のWWWブラウザ機能の操作により前記ゲ
    ートウェイ装置の前記WWWサーバーを操作することに
    より、前記複数の家電機器のうちの任意の家電機器に対
    して前記端末の操作に応じた制御コマンドを前記ゲート
    ウェイ装置内の前記送出手段から送出させて遠隔操作す
    ることを特徴とする家電機器遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 前記端末のアクセス手段は、公衆回線を
    経由して前記ゲートウェイ装置へダイヤルアップ接続す
    るダイヤルアップ接続手段であり、前記ゲートウェイ装
    置はインターネット内で有効なグローバルアドレスを持
    ち、前記屋内ネットワークを構成する前記複数の家電機
    器のうち、任意の一の家電機器からのインターネットへ
    のデータ要求は、データ要求先のサーバーのグローバル
    アドレスに置き換えて前記公衆回線を経由してインター
    ネットへ送出することを特徴とする請求項1又は2記載
    の家電機器遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 HTMLデータを送出するWWWサーバ
    ー機能と、WWWサーバーにアクセスして受け取ったH
    TMLデータを画面に表示するWWWブラウザ機能のう
    ち、少なくとも前記WWWサーバー機能を内蔵し、か
    つ、プライベートアドレスが割り振られている複数の家
    電機器がバスを介して互いに接続された屋内ネットワー
    クを構成する前記複数の家電機器のうち、任意の家電機
    器を端末から遠隔操作する遠隔制御方法であって、 前記端末のアクセス手段を用いて前記屋内ネットワーク
    にPPP接続した後、前記端末のWWWブラウザ機能の
    操作により前記複数の家電機器のうちの任意の家電機器
    を遠隔操作することを特徴とする家電機器遠隔制御方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の家電機器がWWWのプロトコルと
    は異なる所定のプロトコルのバスを介して互いに接続さ
    れた屋内ネットワークを構成する前記複数の家電機器の
    うち、任意の家電機器を端末から遠隔操作する遠隔制御
    方法であって、 前記端末のアクセス手段を用いて、HTMLデータを送
    出するWWWサーバーと前記屋内ネットワークで使用さ
    れているプロトコルに合わせた制御コマンドの送出手段
    とを備えたゲートウェイ装置にPPP接続した後、前記
    端末のWWWブラウザ機能の操作により前記ゲートウェ
    イ装置の前記WWWサーバーを操作することにより、前
    記複数の家電機器のうちの任意の家電機器に対して前記
    端末の操作に応じた制御コマンドを前記ゲートウェイ装
    置内の前記送出手段から送出させて遠隔操作することを
    特徴とする家電機器遠隔制御方法。
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