JP2002315077A - 被制御機器および制御システム - Google Patents

被制御機器および制御システム

Info

Publication number
JP2002315077A
JP2002315077A JP2001110964A JP2001110964A JP2002315077A JP 2002315077 A JP2002315077 A JP 2002315077A JP 2001110964 A JP2001110964 A JP 2001110964A JP 2001110964 A JP2001110964 A JP 2001110964A JP 2002315077 A JP2002315077 A JP 2002315077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subunit
controlled
type
types
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001110964A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kunihira
宰司 國平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001110964A priority Critical patent/JP2002315077A/ja
Publication of JP2002315077A publication Critical patent/JP2002315077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394シリアルバスを用いて機器
を制御する制御システムに関し、新しい被制御機器の制
御をサポートしていない古い制御機器に接続した場合で
あっても、可能な範囲で古い制御機器から新しい被制御
機器を制御できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 制御機器のアプリケーションが被制御機
器のサブユニットタイプに対応していない場合に、被制
御機器を複数のサブユニットタイプに対応させ、制御機
器より被制御機器が対応しているサブユニットタイプの
情報を取得し、制御機器のアプリケーションに対応して
いるサブユニットタイプに被制御機器を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばIEE
E1394高速シリアルバス(1394シリアルバスと
いう)を用いて機器を制御する制御システムに関し、新
しい被制御機器の制御をサポートしていない古い制御機
器に接続しても、古い制御機器から新しい被制御機器を
制御できるようにする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルテレビ(以下DTVという)、デ
ジタルビデオカセットレコーダ(以下DVCRという)
を1394シリアルバスで接続し、DTVよりDVCR
を制御することが行われている。ここで、制御機器であ
るDTVはコントローラであり、被制御機器であるター
ゲットのDVCRを制御するためだけのアプリケーショ
ンが実装されている。また、DVCRには制御されるた
めのコマンド(VCRサブユニットの制御コマンド)が実
装されている。DTVとDVCRでは1394シリアル
バスのAsynchronous通信により、コマンド
が伝送される。DTVのアプリケーションは、1394
シリアルバスで接続された機器がどのような機器である
か(どのようなコマンドを実装している機器か)を接続機
器のサブユニットタイプを問い合わせることにより調べ
ることができる。サブユニットタイプがDVCRを表す
VCRサブユニットであった場合、DTVのアプリケー
ションはDVCRに対して、記録、再生などのコマンド
を送信することにより、1394シリアルバス接続され
たDVCRを制御することができる。ここではコマンド
として、1394トレードアソシエーションで決められ
たAV/CコマンドセットのVCRサブユニットの制御
コマンドが用いられる。次に、図7を用いて上記DTV
1、DVCR2とハードディスクレコーダ3(以下HD
Rという)が1394シリアルバス41、42に接続さ
れた場合について説明する。DTV1には上記説明と同
様VCRサブユニットを制御するDVCR用アプリケー
ション11が実装されているとする。DTV1はDVC
R2のサブユニット20のサブユニットタイプが何であ
るかをサブユニットの情報を問い合わせるコマンドを用
いて調べる。その結果、サブユニット20のサブユニッ
トタイプはVCRサブユニット21であるので、DTV
1はDVCR用アプリケーション11によりDVCR2
を制御することができる。一方、HDR3についても、
DTV1はDVCR2のときと同様、HDR3のサブユ
ニット30のサブユニットタイプが何であるかをサブユ
ニットの情報を問い合わせるコマンドを用いて調べる。
HDR3のサブユニット30のサブユニットタイプがD
ISCサブユニット31であり、DTV1のDVCR用
アプリケーション11が制御できるVCRサブユニット
ではないので、DTV1はHDR3を制御することはで
きない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コントローラであるD
TV1には、VCRサブユニットであるVCRコマンド
を使ってDVCR2を制御するためのアプリケーション
が実装されているので、DVCR2を制御することはで
きるが、HDR3を制御するためのDISCサブユニッ
トのDISCコマンドによるアプリケーションを実装し
ていないのでHDR3を制御することはできない。
【0004】したがってDTV1を使用しているユーザ
は、HDR3を1394シリアルバス4でDTV1に接
続しても、HDR3を制御できないことになる。そこで
本発明は、制御機器(DTV)のアプリケーションが対応
していない被制御機器(HDR)を制御機器に接続して
も、制御できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ネットワ
ークを通じて制御機器から制御される被制御機器であっ
て、一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御
される制御コマンド系が示されるサブユニットと、前記
複数のサブユニットタイプに対応した制御コマンド系と
を備え、前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数
のサブユニットタイプに対応し、複数のサブユニットタ
イプのいずれか一つが割当てられることを特徴とする被
制御機器である。
【0006】第2の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から制御される被制御機器であって、一つ又は複数
の、サブユニットタイプに基づき制御される制御コマン
ド系が示されるサブユニットと、複数のサブユニットタ
イプに対応した複数の制御コマンド系と、を備え、前記
サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユニッ
トタイプに対応し、前記複数のサブユニットタイプのい
ずれか一つが割当てられ、前記複数の制御コマンド系を
用いて制御されることを特徴とする被制御機器である。
【0007】第3の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から制御される被制御機器であって、一つ又は複数
の、サブユニットタイプに基づき制御される制御コマン
ド系が示されるサブユニットを備え、前記サブユニット
のうち少なくとも一つは複数のサブユニットタイプに対
応し、前記複数のサブユニットタイプのいずれか一つが
割当て可能であって、割当てられた前記サブユニットタ
イプのいずれかにサブユニットを設定する設定手段を備
えることを特徴とする被制御機器である。
【0008】第4の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から制御される被制御機器であって、一つ又は複数
の、サブユニットタイプに基づき制御される制御コマン
ド系が示されるサブユニットを備え、前記サブユニット
のうち少なくとも一つは複数のサブユニットタイプに対
応し、前記複数のサブユニットタイプのいずれか一つが
割当てられるとともに、割当てられた前記サブユニット
タイプのいずれかにサブユニットを設定する設定手段を
備え、設定されたサブユニットタイプに対応した制御コ
マンド系により制御されることを特徴とする被制御機器
である。
【0009】第5の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から制御される被制御機器であって、一つ又は複数
の、サブユニットタイプに基づき制御される制御コマン
ド系が示されるサブユニットを備え、前記サブユニット
のうち少なくとも一つは複数のサブユニットタイプに対
応し、前記複数のサブユニットタイプの一つが割当てら
れるとともに、割当てられた複数のサブユニットタイプ
と関連情報を格納する記憶手段を備えることを特徴とす
る被制御機器である。
【0010】第6の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から被制御機器を制御する制御システムであって、
被制御機器は、一つ又は複数の、サブユニットタイプに
基づき制御される制御コマンド系が示されるとともに複
数のサブユニットタイプに対応しそのうちの一つのサブ
ユニットタイプが割当てられるサブユニットと、割当て
られた複数のサブユニットタイプと関連情報を格納する
記憶手段とを備え、前記制御機器は、前記被制御機器よ
り前記記憶手段の情報を読み出し、読み出した情報を参
照することにより前記サブユニットを制御するコマンド
を選択して前記サブユニットを制御する制御手段を備え
たことを特徴とする制御システムである。
【0011】第7の発明は、ネットワークを通じて制御
機器から被制御機器を制御する制御システムであって、
被制御機器は、一つ又は複数の、サブユニットタイプに
基づき制御される制御コマンド系が示されるとともに複
数のサブユニットタイプに対応しそのうちの一つのサブ
ユニットタイプが割当てられるサブユニットと、割当て
られた複数のサブユニットタイプと関連情報を格納する
記憶手段と、前記複数のサブユニットタイプのいずれか
にサブユニットを設定する設定手段とを備え、前記制御
機器は、前記被制御機器より前記記憶手段の情報を読み
出し、読み出した情報を参照することにより前記サブユ
ニットのサブユニットタイプを設定し、設定したサブユ
ニットタイプに応じた制御コマンドを用いてサブユニッ
トを制御する制御手段を備えたことを特徴とする制御シ
ステムである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
を適用した制御システムの構成を示すものである。図に
おいて、1は制御機器であるDTV、11は制御アプリ
ケーションであり本図1では、DVCR用アプリケーシ
ョンであり、1394シリアルバス41、42で接続さ
れた機器がDVCRであれば制御することができる。2
はDVCRであり、サブユニット20のサブユニットタ
イプ21はVCRであり、1394シリアルバス42で
HDR3を経由してDTV1に接続されている。3はH
DRであり、サブユニット30は2つのサブユニットタ
イプ31(DISC),32(VCR)に対応しており、
本実施例ではサブユニット30にはサブユニットタイプ
31のDISCが割当てられている。サブユニット30
が対応しているサブユニット31、32の情報は記憶手
段33に格納されている。また、サブユニット30のサ
ブユニットタイプをDISCまたはVCRに設定ための
スイッチ36を備えている。HDR3は1394シリア
ルバス41でDTV1に接続されている。
【0013】次に、DTV1とDVCR2、HDR3の
動作について説明する。DTV1は1394シリアルバ
ス41、42で接続されている機器DVCR2、HDR
3が実装しているサブユニットタイプをコマンドを用い
て調べる。このとき、DVCR2のサブユニット20の
サブユニットタイプはVCRだけであるので、DTV1
はDVCR2をVCRと認識する。したがって、DTV
1はアプリケーション11によりDVCR2を制御する
ことができる。この動作は、従来例と同じ動作になる。
【0014】次に、HDR3のサブユニット30はVC
RとDISCの2種類のサブユニットタイプに対応して
おり、本実施例ではDISCに設定されている。すなわ
ち、サブユニット30のサブユニットタイプをコマンド
で問い合わせると、DISCと答える。この問い合わせ
たサブユニットタイプ情報だけでは、DVCRのアプリ
ケーションだけしか実装されていないDTV1はHDR
3を制御できないことになる。そこで、DTV1のDV
CR用アプリケーション11は、HDR3のサブユニッ
ト30が実装しているサブユニットタイプの情報を記憶
手段33より読み出す。記憶手段33には、DISCに
対応するサブユニットタイプ31、VCRに対応するサ
ブユニットタイプ32が格納されており、その情報によ
り、DTV1のDVCR用アプリケーション11はHD
R3をVCRサブユニットとして制御可能であることが
わかる。すなわち、HDR3のサブユニットタイプはD
ISCであるけれど、サブユニット30はVCRサブユ
ニットタイプにも対応しているので、DTV1からVC
R制御用コマンドを送ることによりHDR3をDVCR
のように制御することが可能となる。もし、HDR3の
サブユニット30のサブユニットタイプと異なるコマン
ドをHDR3が受け付けない場合は、DTV1のDVC
R用アプリケーション11は、HDR3のサブユニット
30のサブユニットタイプをDISCからVCRに設定
することを行えばよい。設定には、HDR3のサブユニ
ット設定スイッチ36を用いて行うことができる。ま
た、他の設定方法として、たとえばサブユニット設定コ
マンドを用いて行うこともできる。サブユニット設定コ
マンドの一例を図2に示す。図2(1)のコマンドはベ
ンダーによって決められたコマンドであり、オペランド
0から2でベンダー名(カンパニーID)を示し、オペ
ランド3がサブユニットタイプ設定コマンドであること
を示し、オペランド4が新しいサブユニットタイプを設
定されるサブユニットを示し、オペランド5が設定され
るサブユニットタイプを示す。この例では、新しいサブ
ユニットタイプが設定されるサブユニットがDISCサ
ブユニットのサブユニットID=0であることがオペラ
ンド4に設定され、設定されるサブユニットタイプとし
てVCR(04h)がオペランド5に設定されている。オ
ペランド4のサブユニットタイプとサブユニットIDは
図2(2)に示されるように割当てられる。
【0015】このサブユニット設定コマンドをHDR3
に実装しておくことにより、DTV1からHDR3のサ
ブユニットタイプを設定することができる。サブユニッ
トタイプ設定コマンドによりVCRに切換えられた後、
HDR3のサブユニット30のサブユニットタイプをD
TV1が尋ねた場合には、HDR3のサブユニット30
のサブユニットタイプはVCRとなっている。
【0016】DTV1がHDR3の記憶手段33より情
報を読み出す方法は、コマンドを用いて行うことができ
る。サブユニットタイプ設定コマンドと同様ベンダーに
よって決めることができる。サブユニット情報読み出し
コマンドの一例については後述する。
【0017】次に、制御機器にDVCR用アプリケーシ
ョンとDISC用アプリケーションが実装されている実
施例について説明する。
【0018】図3の構成は、図1のDTVの構成とHD
R2のサブユニット30のサブユニットタイプが最初V
CRとなっている点と、図3のDTV5には制御アプリ
ケーション50があり、DVCR用アプリケーション5
1とDISC用アプリケーション52とからなっている
点が異なっている。図3の動作を説明する。DTV5が
DVCR3を制御するときの動作については図1の動作
と同じなので説明を省略する。HDR3のサブユニット
タイプがVCRであるので、DTV5はHDR3をDV
CRと認識する。しかし、DTV5は、DVCRとDI
SCのアプリケーションに対応しているので、HDR3
をどのサブユニットとして制御するのがよいかを知るた
めに、HDR3のサブユニット30が複数のサブユニッ
トタイプに対応しているかどうかを記憶手段33の情報
を読むことにより調べる。
【0019】記憶手段33に格納されている情報の一例
を(表1)に示す。
【0020】
【表1】
【0021】情報は、サブユニット30が対応している
サブユニットタイプとそのサブユニットタイプのコマン
ドのサポートバージョン、プライオリティ、初期設定情
報、現在の設定情報からなっている。(表1)では、H
DR3はDISCとVCRのサブユニットタイプに対応
し、それぞれのコマンドのサポートバージョンは1.0
と1.1であり、DISCサブユニットとして制御され
るほうがプライオリティを高く設定されている。また、
初期設定がVCRサブユニットタイプになっているの
で、HDR3の初期化時にはVCRサブユニットとして
動作するように初期設定される。現在設定されているサ
ブユニットタイプであることは、現在の設定の値が
“1”のサブユニットタイプが現在設定されていること
を示す。
【0022】記憶手段33に記憶された情報より、DT
V5はHDR3がDISCとVCRのサブユニットタイ
プに対応していることを知ることができる。また、情報
の中に、HDR3のサブユニット30がどのサブユニッ
トタイプとして動作するのがよいのかを示すプライオリ
ティの情報も含まれており、そのプライオリティ情報に
よりDTV5はHDR3を制御するサブユニットを決定
する。ここでは、VCRサブユニットのプライオリティ
が“0”、DISCサブユニットのプライオリティが
“1”となっており、プライオリティの値が“1”のサ
ブユニットタイプに設定される方が望ましいサブユニッ
トタイプとする。したがって、サブユニット30はDI
SCサブユニットとして動作する方が望ましいというこ
とになる。一つのサブユニットに2つのサブユニットタ
イプを対応させた場合、本来と異なるサブユニットタイ
プでは機能が制限されることが考えられる。したがっ
て、本来のサブユニットタイプで制御されるようにプラ
イオリティを設定しておく。本実施例では、HDR3は
本来DISCサブユニットで制御されることが望ましい
が、VCRサブユニットでの制御のみを実装している制
御機器に接続してもHDR3を制御できるようにするた
め、HDR3はVCRサブユニットにも対応するように
している。そのため、本来のDISCサブユニットとし
て制御できる制御機器にはDISCサブユニットとして
制御できるように、DISCサブユニットタイプのプラ
イオリティの値を“1”に設定している。また、HDR
3として初期化時にサブユニット30のサブユニットタ
イプをどのサブユニットとすればよいかを設定できるよ
うに初期設定の情報も格納している。ここでは、VCR
制御のみを実装している制御機器にも接続して動作でき
るように、VCRサブユニットタイプの初期設定が
“1”に設定される。
【0023】サブユニットタイプ情報読み出しコマンド
の一例について、図4を用いて説明する。サブユニット
タイプ情報読み出しコマンドがベンダーで作られたコマ
ンドである場合、オペコードとオペランド0〜2までは
図2のサブユニット設定コマンドと同じになる。サブユ
ニットタイプ情報読み出しコマンドにより、表1に示さ
れた情報が読み出された場合について説明する。オペラ
ンド3はサブユニットタイプ情報読み出しコマンドであ
ることを示す(E0h)。オペランド4は、オペランド
5以下で表されるサブユニットタイプ情報の長さを表
し、ここでは5である。オペランド5は、サブユニット
タイプ情報によって表されるサブユニットを示し、サブ
ユニットタイプとサブユニットIDからなる。ここで
は、サブユニットタイプ=VCR(04h)、サブユニ
ットID=0であり、20hとなる。次に、オペランド
6、7とオペランド8、9でサブユニットタイプ情報を
示す。ここでは、オペランド5で示すサブユニットが、
2組のサブユニットタイプと関連情報を持っている。サ
ブユニットタイプ情報は図4(2)に示すように情報が
配置されているとする。オペランド6、7は、サブユニ
ットタイプがDISC、コマンドバージョンが1.0、
プライオリティが“1”、初期設定が“0”、現在の設
定が“0”である。また、オペランド8、9は、サブユ
ニットタイプがVCR、コマンドバージョンが1.1、
プライオリティが“0”、初期設定が“1”、現在の設
定が“1”である。以上の内容がDTV5からHDR3
にサブユニットタイプ情報読み出しコマンドで読み出し
たときの内容である。なお、図4はサブユニットタイプ
情報読み出しコマンドの一例であり、他のコマンド構成
で実現してもよい。また、複数のコマンドを用いて実現
してもよい。
【0024】次に、DTV5の制御アプリケーション5
0(以下制御アプリという)の処理フローについて図5を
用いて説明する。
【0025】ステップS1で制御アプリ50はHDR3
のサブユニット30のサブユニットタイプを調べる。こ
こで、HDR3のサブユニット30のサブユニットタイ
プはVCRとなっている。次のステップS2で、サブユ
ニット30が対応しているサブユニットタイプが調べる
ために記憶手段33よりサブユニットタイプに関する情
報をサブユニットタイプ情報読み出しコマンドを用いて
読み込む。ここで、サブユニット30がDISCとVC
Rに対応していることが分かる。また、プライオリティ
情報より、DISCのプライオリティがVCRより高い
ことが分かる。制御アプリ50は、DISC用アプリ5
1でDISCを制御することができるので、HDR3を
DISCとして制御することとする。したがって、ステ
ップS3の判断でステップS4の処理に移り、現在のH
DR3のサブユニットタイプがVCRであるのでステッ
プS5で、HDR3のサブユニット30のサブユニット
タイプをDISCに、サブユニットタイプ設定コマンド
を用いて変更し、現在の設定をDISCに変更する。そ
して、ステップS6においてHDR3をDISCサブユ
ニットとして制御する。
【0026】ステップS4において、すでにサブユニッ
ト30のサブユニットタイプがDISCになっていた場
合は、ステップS5のサブユニットタイプ設定を行うこ
となくステップS6でHDR3をDISCサブユニット
として制御する。また、ステップS3においてプライオ
リティの高いサブユニットタイプがDISCでなく、V
CRであった場合や、DISCのサブユニットタイプが
実装されていない場合には、ステップS7の処理に移
る。ステップS7では、現在のサブユニットタイプがV
CRかどうかを判断し、VCRでなければステップS8
でサブユニットタイプ設定コマンドを用いてサブユニッ
トタイプをVCRに設定し、現在の設定をVCRに変更
する。そして、ステップS9でHDR3をVCRサブユ
ニットとして制御する。なお、図5の処理フローでは、
HDR3のサブユニット30のサブユニットタイプを設
定し、設定したサブユニットタイプのコマンドで制御す
るようにしたが、サブユニットタイプの設定に関わら
ず、サブユニット30が対応できるサブユニットタイプ
のコマンドで制御される場合には、ステップS5、ステ
ップS8のようにサブユニット30のサブユニットタイ
プを設定する必要はない。
【0027】以上のように、コントローラであるDTV
5が、ターゲットであるHDR3よりサブユニット30
が対応する複数のサブユニットタイプ(DISC,VC
R)の情報を記録手段33より読み出し、その情報をも
とにサブユニット30にサブユニットタイプ(DISC)
を設定し、その設定したサブユニットタイプを制御する
コマンド(DISC系コマンド)およびDISC用アプリ
51により、HDR3を制御する制御システムである。
サブユニットタイプ情報の読み出しおよびサブユニット
タイプの設定は、AV/Cコマンドで行われる。
【0028】次に、HDR3が複数のサブユニットから
なっている場合について図6を用いて説明する。
【0029】HDR3は2つのサブユニット30、34
からなっており、サブユニット30には、図3で説明し
たように複数のサブユニットタイプ31、32が割当て
られている。サブユニット34は単一のサブユニットタ
イプ35が割当てられているだけであるので、サブユニ
ットタイプを切換えることはできない。HDR3に接続
されたコントローラ(図示せず)からは、HDR3は2つ
のサブユニットからなることは、AV/Cコマンドを用
いて知ることができる。次に、それぞれのサブユニット
がどのようなサブユニットタイプに対応しているかは、
図4で説明したサブユニットタイプ情報を読み出しコマ
ンドを用いて調べることができる。
【0030】コントローラからサブユニット30に対し
て、サブユニットタイプの情報を読み出すコマンドを送
った場合には、表1に示すような情報がサブユニット3
0からおくられてくる。同様に、サブユニット34にサ
ブユニットタイプの情報を読み出すコマンドを送った場
合には、サブユニット34は記憶手段を持っていないた
め、このコマンドに対応していない。その結果、サブユ
ニット34はコントローラにコマンドが実装されていな
いという意味のNOT#IMPLEMENTEDを返
す。コントローラはサブユニット34から、NOT#I
MPLEMENTEDを受け取ると、サブユニット34
がこのコマンドを実装していない、すなわち、複数のサ
ブユニットタイプに対応していないことが分かる。した
がって、サブユニット34については、AV/Cコマン
ドにより分かったチューナサブユニットとしてコントロ
ーラは扱うことになる。図6の実施形態では2つのサブ
ユニットのうち一つのサブユニットが複数のサブユニッ
トタイプに対応しているとしたが、2つのサブユニット
とも複数のサブユニットタイプに対応していても同じよ
うに操作することができる。
【0031】上記実施形態において、サブユニットタイ
プの関連情報として、コマンドバージョン、プライオリ
ティ、初期設定、現在の設定のほかに、そのサブユニッ
トが伝送できるデータの種類などの情報、たとえばオー
ディオストリームの圧縮フォーマット情報、サンプリン
グ情報、伝送プロトコル情報などがある。また、サブユ
ニットを表すグラフィック情報などもある。これらの情
報を関連情報として記憶手段に格納することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御機器
のアプリケーションが被制御機器のサブユニットタイプ
に対応していない場合でも、被制御機器を複数のサブユ
ニットタイプに対応させ、制御機器より被制御機器が対
応しているサブユニットタイプの情報を取得し、制御機
器のアプリケーションに対応しているサブユニットタイ
プに被制御機器を設定することにより、被制御機器を制
御することができる被制御機器および制御システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による制御システムの構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施形態によるサブユニットタイプ設
定コマンドの一例を示す図
【図3】本発明の他の実施形態による制御システムの構
成を示すブロック図
【図4】本発明の実施形態によるサブユニットタイプ情
報読み込みコマンドの一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態による制御システムにおけ
る差蚋にとタイプ設定の動作を説明するためのフローチ
ャート
【図6】本発明の実施の形態による被制御機器の構成を
示すブロック図
【図7】従来の制御システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 DTV 2 DVCR 3 HDR 11 DVCR用アプリケーション 20 サブユニット 30 サブユニット 33 記憶手段 36 サブユニット設定スイッチ 41,42 1394シリアルバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 HC05 HC08 5C056 AA07 BA08 CA01 DA01 DA11 EA02 EA12 5K048 BA03 CA08 DA05 DC04 EA11 EB02 FC01 GC03 HA01 HA02 HA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて制御機器から制御
    される被制御機器であって、 一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御され
    る制御コマンド系が示されるサブユニットと、 前記複数のサブユニットタイプに対応した制御コマンド
    系とを備え、 前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユ
    ニットタイプに対応し、複数のサブユニットタイプのい
    ずれか一つが割当てられることを特徴とする被制御機
    器。
  2. 【請求項2】 ネットワークを通じて制御機器から制御
    される被制御機器であって、 一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御され
    る制御コマンド系が示されるサブユニットと、 複数のサブユニットタイプに対応した複数の制御コマン
    ド系と、を備え、 前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユ
    ニットタイプに対応し、前記複数のサブユニットタイプ
    のいずれか一つが割当てられ、前記複数の制御コマンド
    系を用いて制御されることを特徴とする被制御機器。
  3. 【請求項3】 ネットワークを通じて制御機器から制御
    される被制御機器であって、 一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御され
    る制御コマンド系が示されるサブユニットを備え、 前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユ
    ニットタイプに対応し、前記複数のサブユニットタイプ
    のいずれか一つが割当て可能であって、割当てられた前
    記サブユニットタイプのいずれかにサブユニットを設定
    する設定手段を備えることを特徴とする被制御機器。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、被制御機器を制御する
    制御機器からの指示により、サブユニットタイプを設定
    することを特徴とする請求項3記載の被制御機器。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、被制御機器の外部スイ
    ッチによりサブユニットタイプを設定することを特徴と
    する請求項3記載の被制御機器。
  6. 【請求項6】 ネットワークを通じて制御機器から制御
    される被制御機器であって、 一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御され
    る制御コマンド系が示されるサブユニットを備え、 前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユ
    ニットタイプに対応し、前記複数のサブユニットタイプ
    のいずれか一つが割当てられるとともに、割当てられた
    前記サブユニットタイプのいずれかにサブユニットを設
    定する設定手段を備え、設定されたサブユニットタイプ
    に対応した制御コマンド系により制御されることを特徴
    とする被制御機器。
  7. 【請求項7】 ネットワークを通じて制御機器から制御
    される被制御機器であって、 一つ又は複数の、サブユニットタイプに基づき制御され
    る制御コマンド系が示されるサブユニットを備え、 前記サブユニットのうち少なくとも一つは複数のサブユ
    ニットタイプに対応し、前記複数のサブユニットタイプ
    の一つが割当てられるとともに、割当てられた複数のサ
    ブユニットタイプと関連情報を格納する記憶手段を備え
    ることを特徴とする被制御機器。
  8. 【請求項8】 関連情報は、サブユニットタイプに対応
    した制御コマンドのバージョン情報、プライオリティ情
    報、初期設定情報、現在の設定情報、伝送可能なデータ
    種類情報、伝送プロトコル情報、サブユニットを表すグ
    ラフィック情報などサブユニットに関する情報であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の被制御機器。
  9. 【請求項9】 ネットワークを通じて制御機器から被制
    御機器を制御する制御システムであって、 被制御機器は、一つ又は複数の、サブユニットタイプに
    基づき制御される制御コマンド系が示されるとともに複
    数のサブユニットタイプに対応しそのうちの一つのサブ
    ユニットタイプが割当てられるサブユニットと、 割当てられた複数のサブユニットタイプと関連情報を格
    納する記憶手段とを備え、 前記制御機器は、前記被制御機器より前記記憶手段の情
    報を読み出し、読み出した情報を参照することにより前
    記サブユニットを制御するコマンドを選択して前記サブ
    ユニットを制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    制御システム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを通じて制御機器から被
    制御機器を制御する制御システムであって、 被制御機器は、一つ又は複数の、サブユニットタイプに
    基づき制御される制御コマンド系が示されるとともに複
    数のサブユニットタイプに対応しそのうちの一つのサブ
    ユニットタイプが割当てられるサブユニットと、 割当てられた複数のサブユニットタイプと関連情報を格
    納する記憶手段と、 前記複数のサブユニットタイプのいずれかにサブユニッ
    トを設定する設定手段とを備え、 前記制御機器は、前記被制御機器より前記記憶手段の情
    報を読み出し、読み出した情報を参照することにより前
    記サブユニットのサブユニットタイプを設定し、設定し
    たサブユニットタイプに応じた制御コマンドを用いてサ
    ブユニットを制御する制御手段を備えたことを特徴とす
    る制御システム。
JP2001110964A 2001-04-10 2001-04-10 被制御機器および制御システム Pending JP2002315077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110964A JP2002315077A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 被制御機器および制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001110964A JP2002315077A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 被制御機器および制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002315077A true JP2002315077A (ja) 2002-10-25

Family

ID=18962650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001110964A Pending JP2002315077A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 被制御機器および制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002315077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274648A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Victor Co Of Japan Ltd 被制御装置
JP2007274651A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Victor Co Of Japan Ltd 被制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274648A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Victor Co Of Japan Ltd 被制御装置
JP2007274651A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Victor Co Of Japan Ltd 被制御装置
JP4640650B2 (ja) * 2006-03-31 2011-03-02 日本ビクター株式会社 被制御装置
JP4640651B2 (ja) * 2006-03-31 2011-03-02 日本ビクター株式会社 被制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100570326B1 (ko) 전자 통신을 위한 방법 및 시스템
KR100345749B1 (ko) 네트워크 제어 시스템과 이 네트워크 제어 시스템에이용되는 콘트롤러, 타겟 및 소비자
JP3661175B2 (ja) 接続状態表示方法
EP1133122A2 (en) Transmission method, transmission system, transmission control unit and input unit
US20060075096A1 (en) Method and apparatus of data transfer controlling data transfer among a plurality of equipments connected to a network and medium recording the program thereof
JP2000032016A (ja) デジタル信号受信機、ネットワ―ク及びトランスポ―トストリ―ム送信方法
KR19990072918A (ko) 데이타통신시스템,데이타통신방법,및데이타통신장치
KR100459743B1 (ko) 데이터 전송 제어 장치 및 전자기기
KR19990072916A (ko) 데이터통신시스템,데이터통신방법및데이터통신장치
JP2002024197A (ja) 遠隔制御可能な電子機器および遠隔制御方法
JP4559852B2 (ja) ネットワークにおけるデフォルトコネクションの確立方法および関連するソースデバイスおよびシンクデバイス
EP1166498A2 (en) Method and system for routing
JP3396859B2 (ja) 複数個の機器を含むシステムにおけるデータ転送方法、データ転送システム、転送機器指定装置、ネットワーク機器の遠隔制御装置および情報機器
JP2002315077A (ja) 被制御機器および制御システム
JP2001007824A (ja) 電子機器
US20040151189A1 (en) Communications device, communications method, and transmitting method
EP1120713B1 (en) Virtual av network building method, device and program
US6973411B2 (en) Method for managing module-related information in modular system
JP2000253463A (ja) ネットワーク制御システム及びこのネットワーク制御システムに用いるターゲット、コントローラ、並びにコンシューマ
KR19990013523A (ko) 전자 기기 및 그 프로토콜 스위칭 방법
EP1328134A1 (en) Controlled device in network apparatus, controlling device, and its control method
KR100763716B1 (ko) 정보 제어 방법, 정보 처리 장치, 및 정보 제어 시스템
JP2001136185A (ja) 伝送方法、伝送システム及び伝送制御装置
JP2001184295A (ja) 周辺装置および計算機システム
JP2002183001A (ja) 制御機器、被制御機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050620