JP2001007824A - 電子機器 - Google Patents
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- JP2001007824A JP2001007824A JP11175053A JP17505399A JP2001007824A JP 2001007824 A JP2001007824 A JP 2001007824A JP 11175053 A JP11175053 A JP 11175053A JP 17505399 A JP17505399 A JP 17505399A JP 2001007824 A JP2001007824 A JP 2001007824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】機器に対してユーザが設定した名称を用いて、
ネットワークシステムに繋がれた機器の一覧表示機能、
および、該一覧表示を利用した機器接続機能を提供する
こと。 【解決手段】機器の一覧表示を行う機器は、ネットワー
ク上の他の機器に対してユーザが設定した名称を、各機
器を唯一に識別できる情報と関連付けて保持している。
機器の一覧は、この名称と各機器が予め持つメーカ、機
器タイプの情報とともに表示されるので、名称が未設定
の場合でも一覧の表示は可能である。また、例えば、他
の機器が出力中のいずれかのデータを選択する受信する
ような場合には、データ出力中の機器を検索し、該名称
による機器一覧を表示する。ユーザは、表示された機器
の中から受信対象とする機器を選択する。
ネットワークシステムに繋がれた機器の一覧表示機能、
および、該一覧表示を利用した機器接続機能を提供する
こと。 【解決手段】機器の一覧表示を行う機器は、ネットワー
ク上の他の機器に対してユーザが設定した名称を、各機
器を唯一に識別できる情報と関連付けて保持している。
機器の一覧は、この名称と各機器が予め持つメーカ、機
器タイプの情報とともに表示されるので、名称が未設定
の場合でも一覧の表示は可能である。また、例えば、他
の機器が出力中のいずれかのデータを選択する受信する
ような場合には、データ出力中の機器を検索し、該名称
による機器一覧を表示する。ユーザは、表示された機器
の中から受信対象とする機器を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データと制御信号
の通信が可能なネットワークに接続可能な電子機器にお
いて、ネットワークに接続された機器の一覧表示を行
い、さらに、該一覧表示を利用して機器間の論理的な接
続の管理を行う電子機器に関する。
の通信が可能なネットワークに接続可能な電子機器にお
いて、ネットワークに接続された機器の一覧表示を行
い、さらに、該一覧表示を利用して機器間の論理的な接
続の管理を行う電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルVTRやデジタル衛星放送受信
機(以下IRD)などのようにA/V機器がデジタル化
されるに伴って、そのデジタルA/V機器同士やパーソ
ナルコンピュータ(以下PC)などの情報処理装置など
をIEEE1394シリアルバスを用いて接続するネッ
トワークシステムが考えられてきている。IEEE13
94シリアルバスは、「IEEE Standard
for a HighPerformance Ser
ial Bus」(以降IEEE1394規格)として
「IEEE Std 1394−1995」に規格化さ
れているもので、アイソクロナス通信による映像信号や
音声信号などの(特にデジタルAV)データの伝送と非
同期通信による制御信号の伝送を可能とするものであ
る。
機(以下IRD)などのようにA/V機器がデジタル化
されるに伴って、そのデジタルA/V機器同士やパーソ
ナルコンピュータ(以下PC)などの情報処理装置など
をIEEE1394シリアルバスを用いて接続するネッ
トワークシステムが考えられてきている。IEEE13
94シリアルバスは、「IEEE Standard
for a HighPerformance Ser
ial Bus」(以降IEEE1394規格)として
「IEEE Std 1394−1995」に規格化さ
れているもので、アイソクロナス通信による映像信号や
音声信号などの(特にデジタルAV)データの伝送と非
同期通信による制御信号の伝送を可能とするものであ
る。
【0003】そして、このIEEE1394シリアルバ
スによるネットワークシステムでは、システムを構成す
る各機器はツリー状に接続される。これらの機器は、上
記IEEE1394規格により、そのメーカIDとシリ
アル番号からなる機器ユニークIDを特定のエリアに保
持しており、通信を介して相互に取得することが可能で
ある。
スによるネットワークシステムでは、システムを構成す
る各機器はツリー状に接続される。これらの機器は、上
記IEEE1394規格により、そのメーカIDとシリ
アル番号からなる機器ユニークIDを特定のエリアに保
持しており、通信を介して相互に取得することが可能で
ある。
【0004】また、一方では、1394シリアルバスを
利用してAV機器を制御するための方法について、「A
V/C Digital Interface Com
mand Set」(以降AV/Cコマンド規格)が
「1394 Trade Association」に
よって公開されており、これを用いることによって、上
記メーカIDに加え、機器の特性を示す機器タイプを取
得することが可能となっている。
利用してAV機器を制御するための方法について、「A
V/C Digital Interface Com
mand Set」(以降AV/Cコマンド規格)が
「1394 Trade Association」に
よって公開されており、これを用いることによって、上
記メーカIDに加え、機器の特性を示す機器タイプを取
得することが可能となっている。
【0005】上記のようなIEEE1394規格やAV
/Cコマンド規格を利用することによって、メーカID
と機器タイプを用いて、ネットワークシステムに接続さ
れた機器の一覧を表示することができる。
/Cコマンド規格を利用することによって、メーカID
と機器タイプを用いて、ネットワークシステムに接続さ
れた機器の一覧を表示することができる。
【0006】しかしながら、一つのネットワークシステ
ムには、同一のメーカでかつ同一の機器タイプの機器が
複数存在する可能性があり、このような場合には、シリ
アル番号、あるいは、「VTR1」「VTR2」などと
補助的な情報、を加えて表示するしか手段はなかった。
ムには、同一のメーカでかつ同一の機器タイプの機器が
複数存在する可能性があり、このような場合には、シリ
アル番号、あるいは、「VTR1」「VTR2」などと
補助的な情報、を加えて表示するしか手段はなかった。
【0007】このような問題に対し、他の従来技術とし
ては、例えば特開平7−212662号公報に公開され
ている「電子機器」がある。これは、機器に対してユー
ザが設定した名称である「ラベル」の設定および保持手
段を提供し、さらに該ラベルを通信を介して機器間で相
互に取得できるようにしたものである。
ては、例えば特開平7−212662号公報に公開され
ている「電子機器」がある。これは、機器に対してユー
ザが設定した名称である「ラベル」の設定および保持手
段を提供し、さらに該ラベルを通信を介して機器間で相
互に取得できるようにしたものである。
【0008】一方で、ネットワーク上の機器の一覧表示
を利用して、機器間の論理的な接続の管理を行う方法に
ついては、例えば特開平8−47058号公報に公開さ
れている「入力機器選択方法」がある。これは、ネット
ワークシステム上の全ての機器に、データの出力が可能
であるかどうかの問い合わせを行い、可能であると応答
した機器の一覧を表示するものである。
を利用して、機器間の論理的な接続の管理を行う方法に
ついては、例えば特開平8−47058号公報に公開さ
れている「入力機器選択方法」がある。これは、ネット
ワークシステム上の全ての機器に、データの出力が可能
であるかどうかの問い合わせを行い、可能であると応答
した機器の一覧を表示するものである。
【0009】また一方では、上記IEEE1394規格
によるアイソクロナス通信を利用して、映像信号や音声
信号を伝送するための機器接続方式が「IEC6188
3−1 Consumer audio/video
equipment−Digital interfa
ce−Part1:General」(以降IEC61
883−1規格)が「International E
lectrotechnical Commissio
n」に規格化されている。
によるアイソクロナス通信を利用して、映像信号や音声
信号を伝送するための機器接続方式が「IEC6188
3−1 Consumer audio/video
equipment−Digital interfa
ce−Part1:General」(以降IEC61
883−1規格)が「International E
lectrotechnical Commissio
n」に規格化されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】先にも述べたように、
まず、上記IEEE1394規格やAV/Cコマンド規
格を利用しただけでは、同一のメーカでかつ同一の機器
タイプの機器が複数存在する場合に、ユーザが容易に機
器を判別できる機器の一覧表示を行うことが出来なかっ
た。
まず、上記IEEE1394規格やAV/Cコマンド規
格を利用しただけでは、同一のメーカでかつ同一の機器
タイプの機器が複数存在する場合に、ユーザが容易に機
器を判別できる機器の一覧表示を行うことが出来なかっ
た。
【0011】この問題に対して、上記特開平7−212
662号公報は、上記「ラベル」情報を機器間で相互に
取得する方法を採っている。しかしながらこの方法は、
ネットワークシステム上の全ての機器において、各機器
が、上記ラベルを保持しており、かつ、ラベル情報を送
受信でき、かつ、他の機器から取得したラベルを解釈で
きることを前提としている。すなわち、他の機器からラ
ベルを取得できない、あるいは、他の機器から取得した
ラベルを解釈できない、といった場合に、ラベルによる
機器の一覧表示ができなくなるといった問題がある。
662号公報は、上記「ラベル」情報を機器間で相互に
取得する方法を採っている。しかしながらこの方法は、
ネットワークシステム上の全ての機器において、各機器
が、上記ラベルを保持しており、かつ、ラベル情報を送
受信でき、かつ、他の機器から取得したラベルを解釈で
きることを前提としている。すなわち、他の機器からラ
ベルを取得できない、あるいは、他の機器から取得した
ラベルを解釈できない、といった場合に、ラベルによる
機器の一覧表示ができなくなるといった問題がある。
【0012】また、上記公報は、機器一覧表示に関して
は、ユーザが設定したラベルのみによる表示しか考慮さ
れておらず、機器が予め持つ上記メーカIDに識別され
るメーカ名などと組み合わせた表示については考慮され
ていない。
は、ユーザが設定したラベルのみによる表示しか考慮さ
れておらず、機器が予め持つ上記メーカIDに識別され
るメーカ名などと組み合わせた表示については考慮され
ていない。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、機器に対してユーザが設定
した名称と、メーカ名や機器タイプなどの機器が予め持
つ固有情報を用いて、ネットワークシステムに接続され
た機器の一覧表示を行うことを目的としている。そして
さらには、機器に対してユーザが設定した名称の情報
を、他の機器から取得できない、解釈できない、といっ
た問題を解消することを目的としている。
ためになされたものであり、機器に対してユーザが設定
した名称と、メーカ名や機器タイプなどの機器が予め持
つ固有情報を用いて、ネットワークシステムに接続され
た機器の一覧表示を行うことを目的としている。そして
さらには、機器に対してユーザが設定した名称の情報
を、他の機器から取得できない、解釈できない、といっ
た問題を解消することを目的としている。
【0014】また一方で、上記特開平8−47058号
公報は、データの出力が可能な機器のみを入力対象する
ものである。このため、データ出力が出来ない機器を誤
って選択することが無いという利点がある。
公報は、データの出力が可能な機器のみを入力対象する
ものである。このため、データ出力が出来ない機器を誤
って選択することが無いという利点がある。
【0015】しかしながら、例えば、他の機器が出力中
のいずれかのデータを選択して受信するといった機能を
考慮した場合については、出力可能な機器が必ずしもデ
ータを出力中ではないため適用することは出来ない。
のいずれかのデータを選択して受信するといった機能を
考慮した場合については、出力可能な機器が必ずしもデ
ータを出力中ではないため適用することは出来ない。
【0016】本発明は、このような機能を適用するため
になされたものであり、上述の目的に加えて、上記機器
一覧表示を利用した機器間接続管理方法として、例え
ば、他の機器が出力中のいずれかのデータを選択して受
信する機能を提供することも目的とする。そして、この
機器間接続管理方法の別の機能としては、例えば、ブロ
ードキャストで(接続相手を特定せずに)データを出力
するといった機能を提供する。
になされたものであり、上述の目的に加えて、上記機器
一覧表示を利用した機器間接続管理方法として、例え
ば、他の機器が出力中のいずれかのデータを選択して受
信する機能を提供することも目的とする。そして、この
機器間接続管理方法の別の機能としては、例えば、ブロ
ードキャストで(接続相手を特定せずに)データを出力
するといった機能を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、次のような構成を採用するものであ
る。
達成するために、次のような構成を採用するものであ
る。
【0018】複数の機器間でデータと制御信号を送信お
よび受信する通信が可能なネットワークに接続可能な電
子機器であって、前記通信を介して、前記ネットワーク
に接続された他の機器から、機器ユニークIDを取得す
る機器ユニークID取得手段と、前記取得された機器ユ
ニークIDに対応した、接続名称を保持する接続名称保
持手段と、前記取得された機器ユニークIDにて識別さ
れるメーカの名称と、前記保持された接続名称と、を含
む表示項目を用いて、前記他の機器に関する表示データ
を表示手段に出力する機器表示出力手段と、を備える構
成とした。
よび受信する通信が可能なネットワークに接続可能な電
子機器であって、前記通信を介して、前記ネットワーク
に接続された他の機器から、機器ユニークIDを取得す
る機器ユニークID取得手段と、前記取得された機器ユ
ニークIDに対応した、接続名称を保持する接続名称保
持手段と、前記取得された機器ユニークIDにて識別さ
れるメーカの名称と、前記保持された接続名称と、を含
む表示項目を用いて、前記他の機器に関する表示データ
を表示手段に出力する機器表示出力手段と、を備える構
成とした。
【0019】さらに、前記通信を介して、前記ネットワ
ークに接続された他の機器から、該他の機器の特性を示
す機器タイプを取得する機器タイプ取得手段、を備え、
前記機器表示出力手段は、前記取得された機器タイプを
含む表示項目を用いて表示データの出力を行う。
ークに接続された他の機器から、該他の機器の特性を示
す機器タイプを取得する機器タイプ取得手段、を備え、
前記機器表示出力手段は、前記取得された機器タイプを
含む表示項目を用いて表示データの出力を行う。
【0020】さらに、前記通信を介して、前記ネットワ
ークに接続された他の機器から、該他の機器の製品名お
よび/または製品型番の文字列情報である機器テキスト
を取得する機器テキスト取得手段、を備え、前記機器表
示出力手段は、前記取得された機器テキストを含む表示
項目を用いて表示データの出力を行う。
ークに接続された他の機器から、該他の機器の製品名お
よび/または製品型番の文字列情報である機器テキスト
を取得する機器テキスト取得手段、を備え、前記機器表
示出力手段は、前記取得された機器テキストを含む表示
項目を用いて表示データの出力を行う。
【0021】さらに本発明の電子機器は、複数の機器を
接続することにより、機器間において、一定の通信サイ
クルでデータの伝送を行うアイソクロナス通信と、制御
信号の伝送を行う非同期通信を可能としたネットワーク
に接続可能な電子機器であって、前記アイソクロナス通
信に伝送されるデータは、映像および/または音声デー
タであって、該アイソクロナス通信を行うための、ブロ
ードキャスト接続の管理を行う接続管理手段と、該ブロ
ードキャスト接続による前記データの入力の指示を受け
付ける入力指示手段と、前記データを出力中の前記ネッ
トワークに接続された他の機器を検索する検索手段と、
他の機器のメーカの名称と接続名称とを含む表示項目を
用いて、他の機器に関する表示データを表示手段に出力
する機器表示出力手段と、前記表示出力される他の機器
から、一つの機器を選択する機器選択手段と、を備え、
前記接続管理手段は、前記入力の指示を受け付けた場合
に、前記選択された機器が出力しているデータを、前記
ブロードキャスト接続により入力できるように接続管理
を行うように構成される。
接続することにより、機器間において、一定の通信サイ
クルでデータの伝送を行うアイソクロナス通信と、制御
信号の伝送を行う非同期通信を可能としたネットワーク
に接続可能な電子機器であって、前記アイソクロナス通
信に伝送されるデータは、映像および/または音声デー
タであって、該アイソクロナス通信を行うための、ブロ
ードキャスト接続の管理を行う接続管理手段と、該ブロ
ードキャスト接続による前記データの入力の指示を受け
付ける入力指示手段と、前記データを出力中の前記ネッ
トワークに接続された他の機器を検索する検索手段と、
他の機器のメーカの名称と接続名称とを含む表示項目を
用いて、他の機器に関する表示データを表示手段に出力
する機器表示出力手段と、前記表示出力される他の機器
から、一つの機器を選択する機器選択手段と、を備え、
前記接続管理手段は、前記入力の指示を受け付けた場合
に、前記選択された機器が出力しているデータを、前記
ブロードキャスト接続により入力できるように接続管理
を行うように構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。
明の実施形態について説明する。
【0023】この実施形態では、アイソクロナス通信に
よる映像や音声信号などのデータの伝送と、非同期通信
による制御信号などの伝送を可能とする1394シリア
ルバスを用いた、ネットワークシステムの形態を用い
る。
よる映像や音声信号などのデータの伝送と、非同期通信
による制御信号などの伝送を可能とする1394シリア
ルバスを用いた、ネットワークシステムの形態を用い
る。
【0024】そして、機器に対してユーザが設定した名
称を用いて、該ネットワークシステムに接続された機器
の一覧表示を行う方法、該一覧表示を用いて機器間の接
続設定を行う方法、及び、該一覧表示を用いたVTRの
ダビング機能を実現する為の方法について説明する。
称を用いて、該ネットワークシステムに接続された機器
の一覧表示を行う方法、該一覧表示を用いて機器間の接
続設定を行う方法、及び、該一覧表示を用いたVTRの
ダビング機能を実現する為の方法について説明する。
【0025】図1乃至図11において、100は139
4シリアルバス、110、120はVTR、120は放
送受信機(以降IRD)、140はTV、111、12
1、131は通信制御部、112、122、132はシ
ステム制御部、113、123、133は接続設定制御
部、116、126、136は表示制御部、200は機
器一覧画面、300は機器固有情報、410はデータ読
み出し要求パケット、420はデータ読み出し応答パケ
ット、500はコマンドパケット、600は接続名管理
情報、800は表示設定情報、900は接続名入力画
面、1100は接続設定画面、をそれぞれ表す。
4シリアルバス、110、120はVTR、120は放
送受信機(以降IRD)、140はTV、111、12
1、131は通信制御部、112、122、132はシ
ステム制御部、113、123、133は接続設定制御
部、116、126、136は表示制御部、200は機
器一覧画面、300は機器固有情報、410はデータ読
み出し要求パケット、420はデータ読み出し応答パケ
ット、500はコマンドパケット、600は接続名管理
情報、800は表示設定情報、900は接続名入力画
面、1100は接続設定画面、をそれぞれ表す。
【0026】まず最初に、本実施形態にかかるネットワ
ークシステム、及び各々の機器の構成例について、図1
を用いて説明する。
ークシステム、及び各々の機器の構成例について、図1
を用いて説明する。
【0027】図1に示されている通り、機器としてはV
TR−A110とVTR−B120とIRD130が存
在し、これらが1394シリアルバス100によって接
続され、ネットワークシステムを構成している。VTR
−A110及びVTR−B120はVTRであり、特に
本実施形態ではデジタルAV信号を磁気テープに記録再
生する機器である。またIRD130はIRDであり、
特に本実施形態ではデジタルAV信号を放送から受信す
る機器である。
TR−A110とVTR−B120とIRD130が存
在し、これらが1394シリアルバス100によって接
続され、ネットワークシステムを構成している。VTR
−A110及びVTR−B120はVTRであり、特に
本実施形態ではデジタルAV信号を磁気テープに記録再
生する機器である。またIRD130はIRDであり、
特に本実施形態ではデジタルAV信号を放送から受信す
る機器である。
【0028】まず、VTR−A110は、特に本実施形
態では、上述の機器の一覧表示(の表示データ)の生成
および制御を行う機器であり、内部に、前記ネットワー
クシステム上の他の機器との通信を司る通信制御部11
1を備えている。この通信制御部111は、前記ネット
ワークシステムに接続するために必須の構成要素であ
り、例えば、本発明にかかる、機器の識別情報(機器固
有情報300など)の取得のための通信に用いられるも
のである。
態では、上述の機器の一覧表示(の表示データ)の生成
および制御を行う機器であり、内部に、前記ネットワー
クシステム上の他の機器との通信を司る通信制御部11
1を備えている。この通信制御部111は、前記ネット
ワークシステムに接続するために必須の構成要素であ
り、例えば、本発明にかかる、機器の識別情報(機器固
有情報300など)の取得のための通信に用いられるも
のである。
【0029】VTR−A110には、さらに、接続設定
制御部113が備えられ、これによって前記通信制御部
111を用いて前記機器の一覧表示機能を提供する。さ
らには、磁気テープ115への記録再生にかかる図示さ
れない磁気ヘッドやリールなどのメカニズムを制御する
記録再生制御部114と、通信を介して取得されたもし
くは磁気テープ115から再生されたデジタルAV信
号、及び、本発明にかかる機器の一覧画面を、TV14
0などの内部または外部の表示装置で表示するための表
示データを生成、出力制御する表示制御部116、及
び、VTR−A110全体の制御を行うシステム制御部
112とが備えられる。
制御部113が備えられ、これによって前記通信制御部
111を用いて前記機器の一覧表示機能を提供する。さ
らには、磁気テープ115への記録再生にかかる図示さ
れない磁気ヘッドやリールなどのメカニズムを制御する
記録再生制御部114と、通信を介して取得されたもし
くは磁気テープ115から再生されたデジタルAV信
号、及び、本発明にかかる機器の一覧画面を、TV14
0などの内部または外部の表示装置で表示するための表
示データを生成、出力制御する表示制御部116、及
び、VTR−A110全体の制御を行うシステム制御部
112とが備えられる。
【0030】次に、VTR−B120は、特に本実施形
態では、VTR−A110が表示する上述の機器一覧の
対象となる機器である。その構成はVTR−A110と
ほぼ同様であり、通信制御部121、システム制御部1
22、接続設定制御部123、記録再生制御部124、
磁気テープ125、表示制御部126、とを備えてい
る。
態では、VTR−A110が表示する上述の機器一覧の
対象となる機器である。その構成はVTR−A110と
ほぼ同様であり、通信制御部121、システム制御部1
22、接続設定制御部123、記録再生制御部124、
磁気テープ125、表示制御部126、とを備えてい
る。
【0031】次に、IRD130は、特に本実施形態で
は、VTR−A110が表示する(実際には、TV14
0などの内部または外部の表示装置に表示させる。以降
についても同様)上述の機器一覧の対象となる機器であ
る。まず、VTR−A110と同様に、通信制御部13
1、接続設定制御部133とを備え、さらに、放送から
のデジタルAV信号を受信するチューナ134と、チュ
ーナ134に受信された時分割多重化されているデジタ
ルAV信号から適切なデジタルAV信号を抽出するデマ
ルチプレクサであるDEMUX135と、DEMUX1
35に抽出されたデジタルAV信号(及び、機器の一覧
表示機能を提供する場合は、機器の一覧画面も)を、内
部または外部の表示装置で表示するための表示データを
生成、出力制御する表示制御部136、及び、IRD−
A110全体の制御を行うシステム制御部132と、を
備えている。
は、VTR−A110が表示する(実際には、TV14
0などの内部または外部の表示装置に表示させる。以降
についても同様)上述の機器一覧の対象となる機器であ
る。まず、VTR−A110と同様に、通信制御部13
1、接続設定制御部133とを備え、さらに、放送から
のデジタルAV信号を受信するチューナ134と、チュ
ーナ134に受信された時分割多重化されているデジタ
ルAV信号から適切なデジタルAV信号を抽出するデマ
ルチプレクサであるDEMUX135と、DEMUX1
35に抽出されたデジタルAV信号(及び、機器の一覧
表示機能を提供する場合は、機器の一覧画面も)を、内
部または外部の表示装置で表示するための表示データを
生成、出力制御する表示制御部136、及び、IRD−
A110全体の制御を行うシステム制御部132と、を
備えている。
【0032】なお、VTR−B120とIRD130に
ついては、機器の一覧表示機能を提供しない場合は、接
続設定制御部123、133は必須ではなく、また、表
示制御部126、136は、機器一覧画面を表示する機
能を備えなくとも良い。
ついては、機器の一覧表示機能を提供しない場合は、接
続設定制御部123、133は必須ではなく、また、表
示制御部126、136は、機器一覧画面を表示する機
能を備えなくとも良い。
【0033】以上で、本実施形態にかかるネットワーク
システムの構成例、及びその構成をなす機器であるVT
R−A110、VTR−B120、IRD130の構成
例についての説明を終える。
システムの構成例、及びその構成をなす機器であるVT
R−A110、VTR−B120、IRD130の構成
例についての説明を終える。
【0034】なお、図1に示したネットワークシステム
の例では、VTR−A110、VTR−B120、及び
IRD130を、ネットワーク上の機器としたが、前述
の通信制御部(111、121、131)と、システム
制御部(112、122、132)を備えていれば、本
発明にかかる機器一覧の対象となる機器として適用する
ことが可能であり、さらに、接続設定制御部(113、
123、133)と、表示制御部(116、126、1
36)を備えていれば、本発明にかかる機器一覧表示の
生成および制御を行う機器として適用することが可能で
ある(これらの機器の例としては、TV、ビデオディス
クプレーヤ/レコーダなどのAV機器や、PCなどの情
報処理装置などが挙げられる)。
の例では、VTR−A110、VTR−B120、及び
IRD130を、ネットワーク上の機器としたが、前述
の通信制御部(111、121、131)と、システム
制御部(112、122、132)を備えていれば、本
発明にかかる機器一覧の対象となる機器として適用する
ことが可能であり、さらに、接続設定制御部(113、
123、133)と、表示制御部(116、126、1
36)を備えていれば、本発明にかかる機器一覧表示の
生成および制御を行う機器として適用することが可能で
ある(これらの機器の例としては、TV、ビデオディス
クプレーヤ/レコーダなどのAV機器や、PCなどの情
報処理装置などが挙げられる)。
【0035】さて、以降では、上述のような構成のネッ
トワークシステムに接続された機器の一覧表示を行う方
法について説明するが、まず、本発明によって実現され
る該表示画面例、及びその操作例について図2を用いて
説明する。
トワークシステムに接続された機器の一覧表示を行う方
法について説明するが、まず、本発明によって実現され
る該表示画面例、及びその操作例について図2を用いて
説明する。
【0036】図2において、200が機器の一覧表示画
面(以降、機器一覧画面)を示している。この機器一覧
画面200内には、まず、ネットワークシステムに接続
された機器の一覧が表示される。具体的には、各機器に
ついて、機器の番号を示す機器番号210、機器のメー
カを示すメーカ220、機器の種別を機能などによって
分類した機種230、及び、特に本発明にかかる、機器
に対してユーザが設定した名称である接続名240を表
示する。個々の機器はこれら複数の項目から表現され、
機器本体の操作キーやリモコンなどの操作によってユー
ザが任意の機器を選択することが可能である(図では白
黒反転表示されている機器が選択中である)。そして、
選択中の機器に関する付属情報が付属情報表示エリア2
60に表示される。
面(以降、機器一覧画面)を示している。この機器一覧
画面200内には、まず、ネットワークシステムに接続
された機器の一覧が表示される。具体的には、各機器に
ついて、機器の番号を示す機器番号210、機器のメー
カを示すメーカ220、機器の種別を機能などによって
分類した機種230、及び、特に本発明にかかる、機器
に対してユーザが設定した名称である接続名240を表
示する。個々の機器はこれら複数の項目から表現され、
機器本体の操作キーやリモコンなどの操作によってユー
ザが任意の機器を選択することが可能である(図では白
黒反転表示されている機器が選択中である)。そして、
選択中の機器に関する付属情報が付属情報表示エリア2
60に表示される。
【0037】さらには、機器の一覧の最終を明示的に示
すための情報(図では250の「最終データ」エリア)
が、一覧の最後に表示される機器の一つ下段に表示され
る。これは、特に、上記のメーカ220、機種230、
接続名240が取得できず、結果としてこれらの情報を
表示できない場合に、その旨を示すためのものとして有
効となる。
すための情報(図では250の「最終データ」エリア)
が、一覧の最後に表示される機器の一つ下段に表示され
る。これは、特に、上記のメーカ220、機種230、
接続名240が取得できず、結果としてこれらの情報を
表示できない場合に、その旨を示すためのものとして有
効となる。
【0038】また、この機器一覧画面200では、次に
述べる機能を提供する。まず、上述の操作にて機器を選
択して「決定」を指示すると、前述の接続名240に表
示される文字列を設定する為の画面へ切り換える。ま
た、機器番号210、メーカ220、機種230、接続
名240の、いずれか一つの表示項目のタグを選択して
「ソート」を指示すると、選択された項目について、一
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)す
る。また、(具体的操作例は省略するが)これら各表示
項目について、その項目を一覧表示に用いるかどうかの
選択を可能にする。さらには、ネットワークシステムに
多数の機器が接続されており、機器の一覧が一画面内に
表示できない場合に、「頁」を指示すると、前/次のい
ずれかの一覧画面へ切り換える。
述べる機能を提供する。まず、上述の操作にて機器を選
択して「決定」を指示すると、前述の接続名240に表
示される文字列を設定する為の画面へ切り換える。ま
た、機器番号210、メーカ220、機種230、接続
名240の、いずれか一つの表示項目のタグを選択して
「ソート」を指示すると、選択された項目について、一
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)す
る。また、(具体的操作例は省略するが)これら各表示
項目について、その項目を一覧表示に用いるかどうかの
選択を可能にする。さらには、ネットワークシステムに
多数の機器が接続されており、機器の一覧が一画面内に
表示できない場合に、「頁」を指示すると、前/次のい
ずれかの一覧画面へ切り換える。
【0039】なお、上述した機器の表示順序の変更方法
(並び替え方法)は、五十音順、アルファベット順、文
字コード順など、さらには表示順序の方向など、様々な
方法が考えられる。また、並び替え手段については、良
く知られた方式(アルゴリズム)を利用すれば良い。
(並び替え方法)は、五十音順、アルファベット順、文
字コード順など、さらには表示順序の方向など、様々な
方法が考えられる。また、並び替え手段については、良
く知られた方式(アルゴリズム)を利用すれば良い。
【0040】また、本画面の表示処理を行うにあたり、
接続された機器が一台も認識されない場合は、図15に
示すようなメッセージ1500の表示、および/また
は、音声の出力を行うことによって、ユーザにその旨を
知らせることも、本発明の特徴の一つである。
接続された機器が一台も認識されない場合は、図15に
示すようなメッセージ1500の表示、および/また
は、音声の出力を行うことによって、ユーザにその旨を
知らせることも、本発明の特徴の一つである。
【0041】次に、このような機器一覧画面200を表
示するために用いられる、各種データ構造、及び、機器
間の通信に使用されるパケット構造について説明する。
示するために用いられる、各種データ構造、及び、機器
間の通信に使用されるパケット構造について説明する。
【0042】機器一覧画面200内の、メーカ220、
機種230、付属情報表示エリア260に表示するため
の情報は、ネットワークシステム上の各機器の通信制御
部(111、121、131)において保持される情報
である。まず最初に、各機器が保持しているこれらの情
報について図3を用いて説明する。
機種230、付属情報表示エリア260に表示するため
の情報は、ネットワークシステム上の各機器の通信制御
部(111、121、131)において保持される情報
である。まず最初に、各機器が保持しているこれらの情
報について図3を用いて説明する。
【0043】図3において、300は各機器が各々の機
器に関する情報を保持している機器固有情報である。こ
の機器固有情報300には、該ネットワークシステムに
接続され得る全機器において、機器を唯一に識別する為
の情報である機器ユニークID310と、機器の種別を
示す機器タイプ301と、機器の製品名および/または
製品型番の文字列情報である機器テキスト302(機器
のメーカ名および/または機器の種別の文字列情報を含
む場合もある)と、が保持される。機器ユニークID3
10は、機器のメーカを識別する為の情報であるメーカ
ID311と、該メーカID311に識別されるメーカ
が提供する全機器において、機器を唯一に識別する為の
情報であるシリアルID312と、の二つのフィールド
に分類されるものである。
器に関する情報を保持している機器固有情報である。こ
の機器固有情報300には、該ネットワークシステムに
接続され得る全機器において、機器を唯一に識別する為
の情報である機器ユニークID310と、機器の種別を
示す機器タイプ301と、機器の製品名および/または
製品型番の文字列情報である機器テキスト302(機器
のメーカ名および/または機器の種別の文字列情報を含
む場合もある)と、が保持される。機器ユニークID3
10は、機器のメーカを識別する為の情報であるメーカ
ID311と、該メーカID311に識別されるメーカ
が提供する全機器において、機器を唯一に識別する為の
情報であるシリアルID312と、の二つのフィールド
に分類されるものである。
【0044】次に、この機器固有情報300に含まれる
各種情報などを、1394シリアルバス100を介し
て、他の機器から取得する為に用いられる非同期通信の
パケットの構造について、図4を用いて説明する。
各種情報などを、1394シリアルバス100を介し
て、他の機器から取得する為に用いられる非同期通信の
パケットの構造について、図4を用いて説明する。
【0045】図4(a)における410は、他の機器に
対してデータの読み出しを要求する際に用いられるデー
タ読み出し要求パケットであり、これに対し、図4
(b)における420は、該データ読み出し要求パケッ
ト410に応答するためのデータ読み出し応答パケット
である。これらのパケット410、420のパケット構
造、及びその使用方法については、「IEEE1394
規格」に規格化されている為、ここでは、パケット構造
の概略についてのみ説明する。
対してデータの読み出しを要求する際に用いられるデー
タ読み出し要求パケットであり、これに対し、図4
(b)における420は、該データ読み出し要求パケッ
ト410に応答するためのデータ読み出し応答パケット
である。これらのパケット410、420のパケット構
造、及びその使用方法については、「IEEE1394
規格」に規格化されている為、ここでは、パケット構造
の概略についてのみ説明する。
【0046】データ読み出し要求パケット410は、該
パケットの送信先の機器を示す送信先ID411と、該
パケットの属性を示すパケット属性412と、該パケッ
トの送信元の機器を示す送信元ID413と、読み出す
データが格納されているアドレス(送信先IDに示され
る機器におけるアドレス)を示すデータアドレス414
と、読み出すデータのデータ長を示すデータ長415
と、によって構成されるものである。パケット属性41
2には、データ読み出し要求パケットであることを示す
値が格納される。
パケットの送信先の機器を示す送信先ID411と、該
パケットの属性を示すパケット属性412と、該パケッ
トの送信元の機器を示す送信元ID413と、読み出す
データが格納されているアドレス(送信先IDに示され
る機器におけるアドレス)を示すデータアドレス414
と、読み出すデータのデータ長を示すデータ長415
と、によって構成されるものである。パケット属性41
2には、データ読み出し要求パケットであることを示す
値が格納される。
【0047】データ読み出し応答パケット420は、該
パケットの送信先の機器を示す送信先ID421と、該
パケットの属性を示すパケット属性422と、該パケッ
トの送信元の機器を示す送信元ID423と、対応する
データ読み出し要求パケット410に要求されたデータ
(要求に正確に応答できる場合、エラーの場合について
の詳細はここでは省略する)であるデータ425と、該
データ425のデータ長を示すデータ長424と、によ
って構成されるものである。パケット属性422には、
データ読み出し応答パケットであることを示す値が格納
される。
パケットの送信先の機器を示す送信先ID421と、該
パケットの属性を示すパケット属性422と、該パケッ
トの送信元の機器を示す送信元ID423と、対応する
データ読み出し要求パケット410に要求されたデータ
(要求に正確に応答できる場合、エラーの場合について
の詳細はここでは省略する)であるデータ425と、該
データ425のデータ長を示すデータ長424と、によ
って構成されるものである。パケット属性422には、
データ読み出し応答パケットであることを示す値が格納
される。
【0048】なお、このようなパケット410、420
によって他の機器から取得する、機器固有情報300に
保持される各情報は、機器におけるアドレス(すなわち
データアドレス414)が一定に定められているもので
ある。従って、取得する情報毎に定められたデータアド
レスをデータアドレス414に指定することで、該情報
の取得要求を行うことができる。
によって他の機器から取得する、機器固有情報300に
保持される各情報は、機器におけるアドレス(すなわち
データアドレス414)が一定に定められているもので
ある。従って、取得する情報毎に定められたデータアド
レスをデータアドレス414に指定することで、該情報
の取得要求を行うことができる。
【0049】さて、機器一覧画面200内の機種230
に表示するための情報は(場合によってはメーカ220
に表示するための情報も)、機器固有情報300に保持
されていることは先に述べた。しかしながら、機器によ
っては該情報を取得できない場合も考えられる。その場
合は、図5に示すコマンドパケットを利用して該情報を
取得する。
に表示するための情報は(場合によってはメーカ220
に表示するための情報も)、機器固有情報300に保持
されていることは先に述べた。しかしながら、機器によ
っては該情報を取得できない場合も考えられる。その場
合は、図5に示すコマンドパケットを利用して該情報を
取得する。
【0050】図5において500がコマンドパケットで
あり、他の機器に対して、特定の機能の制御や状態の取
得を要求するために用いられるものである。このコマン
ドパケット500は非同期通信として利用されるもので
ある。なお、このパケット500のパケット構造、及び
その使用方法については、「AV/Cコマンド規格」に
規格化されている為、ここでは、パケット構造の概略に
ついてのみ説明する。
あり、他の機器に対して、特定の機能の制御や状態の取
得を要求するために用いられるものである。このコマン
ドパケット500は非同期通信として利用されるもので
ある。なお、このパケット500のパケット構造、及び
その使用方法については、「AV/Cコマンド規格」に
規格化されている為、ここでは、パケット構造の概略に
ついてのみ説明する。
【0051】コマンドパケット500は、該パケットの
送信先の機器を示す送信先ID501と、該パケットの
属性を示すパケット属性502と、該パケットの送信元
の機器を示す送信元ID503と、コマンドの内容であ
るコマンドフレーム510を書き込むアドレス(送信先
IDに示される機器におけるアドレス)を示すデータア
ドレス504と、コマンドフレーム510と、によって
構成されるものである。コマンドフレーム510は、さ
らに、コマンドのタイプ(制御要求/制御応答、状態取
得要求/状態取得応答など)を示すコマンドタイプ51
1と、機能を特定するための機能コード512と、該機
能コード512毎に定められたパラメータ情報である付
属データ513と、によって構成されるものである。
送信先の機器を示す送信先ID501と、該パケットの
属性を示すパケット属性502と、該パケットの送信元
の機器を示す送信元ID503と、コマンドの内容であ
るコマンドフレーム510を書き込むアドレス(送信先
IDに示される機器におけるアドレス)を示すデータア
ドレス504と、コマンドフレーム510と、によって
構成されるものである。コマンドフレーム510は、さ
らに、コマンドのタイプ(制御要求/制御応答、状態取
得要求/状態取得応答など)を示すコマンドタイプ51
1と、機能を特定するための機能コード512と、該機
能コード512毎に定められたパラメータ情報である付
属データ513と、によって構成されるものである。
【0052】このようなコマンドパケット500によっ
て、例えば、機器一覧画面200内のメーカ220に表
示するための情報を、他の機器から取得する。この時、
機能コード512には、該情報を取得する為の機能を示
す値を指定する。
て、例えば、機器一覧画面200内のメーカ220に表
示するための情報を、他の機器から取得する。この時、
機能コード512には、該情報を取得する為の機能を示
す値を指定する。
【0053】以上で、機器一覧画面200を表示するた
めに、他の機器から取得する情報、及び該取得処理にお
いて使用するパケットについての説明を終える。
めに、他の機器から取得する情報、及び該取得処理にお
いて使用するパケットについての説明を終える。
【0054】次に本発明にかかる、ユーザが設定した機
器の接続名称、すなわち機器一覧画面200内の接続名
240に表示するための情報、を管理するためのデータ
構造について図6を用いて説明する。なお、この情報
は、機器一覧画面200を表示する機器が、接続設定制
御部113(VTR−A110の場合)において記憶、
管理するものである。
器の接続名称、すなわち機器一覧画面200内の接続名
240に表示するための情報、を管理するためのデータ
構造について図6を用いて説明する。なお、この情報
は、機器一覧画面200を表示する機器が、接続設定制
御部113(VTR−A110の場合)において記憶、
管理するものである。
【0055】図6において、600が接続名管理情報で
あり、機器を唯一に識別するための情報である機器ユニ
ークID610(前述の機器ユニークID310)と、
機器に対してユーザが設定した接続名のテキスト情報で
ある接続名称620と、が各機器毎について格納され
る。
あり、機器を唯一に識別するための情報である機器ユニ
ークID610(前述の機器ユニークID310)と、
機器に対してユーザが設定した接続名のテキスト情報で
ある接続名称620と、が各機器毎について格納され
る。
【0056】そして、この接続名管理情報600と、こ
れまでに説明したデータ及びパケットを利用することに
よって、機器一覧画面200を表示する。
れまでに説明したデータ及びパケットを利用することに
よって、機器一覧画面200を表示する。
【0057】次に、機器一覧画面200を表示するため
の処理について、そのフローチャートを示した図7を用
いて説明する。
の処理について、そのフローチャートを示した図7を用
いて説明する。
【0058】本処理は、ユーザによるリモコンなどの操
作によって開始される。
作によって開始される。
【0059】まず、ネットワークシステム上の各機器に
対して、順次、ステップ701からステップ704を繰
り返し、機器一覧画面200を表示するために必要な情
報を収集する。
対して、順次、ステップ701からステップ704を繰
り返し、機器一覧画面200を表示するために必要な情
報を収集する。
【0060】ステップ701では、メーカ220を表示
するための情報を取得する。これは、前述のデータ読み
出し要求パケット410(とデータ読み出し応答パケッ
ト420)を使用して、機器固有情報300内の機器ユ
ニークID310を読み出すことによって実現する。あ
るいは、機器ユニークID310と同等の情報をコマン
ドパケット500を使用して取得する。
するための情報を取得する。これは、前述のデータ読み
出し要求パケット410(とデータ読み出し応答パケッ
ト420)を使用して、機器固有情報300内の機器ユ
ニークID310を読み出すことによって実現する。あ
るいは、機器ユニークID310と同等の情報をコマン
ドパケット500を使用して取得する。
【0061】ステップ702では、機種230を表示す
るための情報を取得する。これは、ステップ701の処
理と同様にパケット410/420を使用して、機器固
有情報300内の機器タイプ301を読み出すことで実
現する。あるいは、機器タイプ301と同等の情報をコ
マンドパケット500を使用して取得する。
るための情報を取得する。これは、ステップ701の処
理と同様にパケット410/420を使用して、機器固
有情報300内の機器タイプ301を読み出すことで実
現する。あるいは、機器タイプ301と同等の情報をコ
マンドパケット500を使用して取得する。
【0062】ステップ703では、付属情報表示エリア
260を表示するための情報を取得する。これは、ステ
ップ701/702の処理と同様にパケット410/4
20を使用して、機器固有情報300内の機器テキスト
302を読み出すことで実現する。あるいは、機器テキ
スト302と同等の情報をコマンドパケット500を使
用して取得する。
260を表示するための情報を取得する。これは、ステ
ップ701/702の処理と同様にパケット410/4
20を使用して、機器固有情報300内の機器テキスト
302を読み出すことで実現する。あるいは、機器テキ
スト302と同等の情報をコマンドパケット500を使
用して取得する。
【0063】そして、次ステップ704では、接続名2
40を表示するための情報を取得する。ここでは、接続
名管理情報600を参照し、ステップ701で取得した
機器ユニークID310に対応する接続名称620の取
得を行う。
40を表示するための情報を取得する。ここでは、接続
名管理情報600を参照し、ステップ701で取得した
機器ユニークID310に対応する接続名称620の取
得を行う。
【0064】このように、ステップ701からステップ
704の処理を行うことで、(各機器毎の)機器一覧画
面200の表示に必要な情報を収集する。なお、ステッ
プ701からステップ703の処理に関しては、必ずし
もここで述べた順序で行う必要はない。ただし、これら
の処理(ステップ704も含む)は同じ機器に対して行
われるものである。
704の処理を行うことで、(各機器毎の)機器一覧画
面200の表示に必要な情報を収集する。なお、ステッ
プ701からステップ703の処理に関しては、必ずし
もここで述べた順序で行う必要はない。ただし、これら
の処理(ステップ704も含む)は同じ機器に対して行
われるものである。
【0065】そしてステップ705では、ネットワーク
システム上の全機器分の、機器一覧画面200を表示す
るための情報の取得が完了したかどうかを判定する。こ
こで、全機器分完了したと判断された場合のみ、次ステ
ップ706へと処理を移す。完了していない場合は、ス
テップ701へと処理を移し、情報未取得の機器につい
て該一覧表示のための情報を収集する。
システム上の全機器分の、機器一覧画面200を表示す
るための情報の取得が完了したかどうかを判定する。こ
こで、全機器分完了したと判断された場合のみ、次ステ
ップ706へと処理を移す。完了していない場合は、ス
テップ701へと処理を移し、情報未取得の機器につい
て該一覧表示のための情報を収集する。
【0066】さて、ステップ706では、これまでのス
テップによって収集した情報を用いて、機器一覧画面2
00の表示を行う。メーカ220の表示に際しては、機
器ユニークID310内のメーカID311を、適切な
テキスト情報へと変換する。機種230の表示に際して
は、機器タイプ301を、適切なテキスト情報へと変換
する。
テップによって収集した情報を用いて、機器一覧画面2
00の表示を行う。メーカ220の表示に際しては、機
器ユニークID310内のメーカID311を、適切な
テキスト情報へと変換する。機種230の表示に際して
は、機器タイプ301を、適切なテキスト情報へと変換
する。
【0067】機器一覧画面200の表示処理を行った後
は、ユーザからの操作を待つ状態へと移行する。ただ
し、ユーザ操作に対するタイムアウトなどの要因で本表
示状態を終了させる場合もある。
は、ユーザからの操作を待つ状態へと移行する。ただ
し、ユーザ操作に対するタイムアウトなどの要因で本表
示状態を終了させる場合もある。
【0068】さて、上記の処理を行うことによって、各
機器から取得した機器固有の情報だけでなく、ユーザが
機器に対して設定した接続名を用いて、機器一覧画面2
00を表示することが可能となる。
機器から取得した機器固有の情報だけでなく、ユーザが
機器に対して設定した接続名を用いて、機器一覧画面2
00を表示することが可能となる。
【0069】なお(特に図示はしないが)、図6に示し
た接続名管理情報600に、各機器毎に、さらに取得済
みの機器タイプ301や機器テキスト302を保持する
ようにしても良い。そして、これらが既に取得済みであ
る場合には、ステップ702/ステップ703の処理を
行わず、ステップ704の処理において、接続名240
とともに、機器タイプ301や機器テキスト302を取
得するようにしても良い。
た接続名管理情報600に、各機器毎に、さらに取得済
みの機器タイプ301や機器テキスト302を保持する
ようにしても良い。そして、これらが既に取得済みであ
る場合には、ステップ702/ステップ703の処理を
行わず、ステップ704の処理において、接続名240
とともに、機器タイプ301や機器テキスト302を取
得するようにしても良い。
【0070】一方では、図2の説明において述べたよう
に、本発明によれば、さらにこの機器一覧画面200に
おいて、一覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソ
ート)する機能、機器を表す各項目を一覧表示に用いる
かどうかを選択する機能、を提供する。以下では、これ
らの機能を実現するためのデータ構造について、図8を
用いて説明する。
に、本発明によれば、さらにこの機器一覧画面200に
おいて、一覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソ
ート)する機能、機器を表す各項目を一覧表示に用いる
かどうかを選択する機能、を提供する。以下では、これ
らの機能を実現するためのデータ構造について、図8を
用いて説明する。
【0071】図8において、800が表示設定情報であ
り、機器を表す各項目を一覧表示に用いるかどうかを示
すフラグである表示フラグ810と、表示順序を変更
(ソート)するための要素項目であるかどうかを示すフ
ラグであるソートフラグ820と、が前記各表示項目毎
に記憶、管理される。なお、ソートフラグ820につい
ては、いずれか一つの表示項目が、表示順序を変更(ソ
ート)するための要素項目であることを示す値をとる。
り、機器を表す各項目を一覧表示に用いるかどうかを示
すフラグである表示フラグ810と、表示順序を変更
(ソート)するための要素項目であるかどうかを示すフ
ラグであるソートフラグ820と、が前記各表示項目毎
に記憶、管理される。なお、ソートフラグ820につい
ては、いずれか一つの表示項目が、表示順序を変更(ソ
ート)するための要素項目であることを示す値をとる。
【0072】上述のステップ706では、この表示設定
情報を参照し、表示フラグ810及びソートフラグ82
0の設定状態に応じた表示処理を行うものである。すな
わち、表示フラグ810が、「表示する」であることを
示す値を持つ表示項目のみ表示対象とし、また、ソート
フラグ820が、「ソートする」であることを示す値を
持つ表示項目について各機器の表示順序を調整する。
情報を参照し、表示フラグ810及びソートフラグ82
0の設定状態に応じた表示処理を行うものである。すな
わち、表示フラグ810が、「表示する」であることを
示す値を持つ表示項目のみ表示対象とし、また、ソート
フラグ820が、「ソートする」であることを示す値を
持つ表示項目について各機器の表示順序を調整する。
【0073】さて本発明によれば、さらにこの機器一覧
画面200において表示される前述の接続名240を設
定するを可能とする。そして、本設定の操作は機器一覧
画面200とは別の画面にて行う。以下では、この接続
名240を設定する為の操作画面例、及び、処理内容に
ついて説明する。
画面200において表示される前述の接続名240を設
定するを可能とする。そして、本設定の操作は機器一覧
画面200とは別の画面にて行う。以下では、この接続
名240を設定する為の操作画面例、及び、処理内容に
ついて説明する。
【0074】まず、操作画面例について図9を用いて説
明する。図9において、900が接続名入力画面であ
る。該画面内には、文字ボタン920が配置され、文字
列の入力が可能となっている。ここで入力された文字列
は、入力名表示領域910に表示される(以降、この文
字列を「接続名文字列」とする)。接続名文字列の入力
が完了した場合は、「戻る」ボタン903の指示によっ
て、元の機器一覧画面200に戻る。この際、入力され
た接続名文字列は、接続名管理情報600内の該当する
機器の接続名称620に格納される。このような接続名
入力画面900を用いることによって、ユーザは任意の
文字または記号(アイコン)を用いて機器の名称を設定
することが可能となる。
明する。図9において、900が接続名入力画面であ
る。該画面内には、文字ボタン920が配置され、文字
列の入力が可能となっている。ここで入力された文字列
は、入力名表示領域910に表示される(以降、この文
字列を「接続名文字列」とする)。接続名文字列の入力
が完了した場合は、「戻る」ボタン903の指示によっ
て、元の機器一覧画面200に戻る。この際、入力され
た接続名文字列は、接続名管理情報600内の該当する
機器の接続名称620に格納される。このような接続名
入力画面900を用いることによって、ユーザは任意の
文字または記号(アイコン)を用いて機器の名称を設定
することが可能となる。
【0075】以下では、これらの一連の処理について、
そのフローチャートを示した図10を用いて説明する。
そのフローチャートを示した図10を用いて説明する。
【0076】本処理は、機器一覧画面200において、
ユーザによって、一つの機器が選択され、かつその接続
名240の設定の指示操作が行われるとによって開始さ
れる。
ユーザによって、一つの機器が選択され、かつその接続
名240の設定の指示操作が行われるとによって開始さ
れる。
【0077】まず、最初のステップ1001では接続名
入力画面900を表示する。ここで、選択された機器の
接続名称620が既に設定されている場合は、その接続
名称620を入力名表示領域910に表示する(この表
示領域910への表示処理は必ずしも必須ではない)。
入力画面900を表示する。ここで、選択された機器の
接続名称620が既に設定されている場合は、その接続
名称620を入力名表示領域910に表示する(この表
示領域910への表示処理は必ずしも必須ではない)。
【0078】そして、次ステップ1002では、ユーザ
に接続名文字列を入力させる。この際、入力された文字
を逐次入力名表示領域910に表示する。
に接続名文字列を入力させる。この際、入力された文字
を逐次入力名表示領域910に表示する。
【0079】接続名文字列の入力が完了し、「戻る」ボ
タン903が指示された場合は、ステップ1003の処
理として、入力された接続名文字列を取得する。
タン903が指示された場合は、ステップ1003の処
理として、入力された接続名文字列を取得する。
【0080】そして、次ステップ1004では、前ステ
ップ1003に取得された接続名文字列を用いて、接続
名管理情報600内の該当する機器の接続名称620を
更新する。
ップ1003に取得された接続名文字列を用いて、接続
名管理情報600内の該当する機器の接続名称620を
更新する。
【0081】最後に、ステップ1005の処理として、
機器一覧画面200の表示処理を行う。
機器一覧画面200の表示処理を行う。
【0082】以上のような処理を行うことで、機器一覧
画面200内の接続名240に表示される文字列を、ユ
ーザに設定させることが可能となる。言い換えれば、機
器に対する名称をユーザが設定できるようになる。
画面200内の接続名240に表示される文字列を、ユ
ーザに設定させることが可能となる。言い換えれば、機
器に対する名称をユーザが設定できるようになる。
【0083】さて本発明は、さらに機器間の接続管理に
関して図11に示すような機能を提供するものである。
以下、図11を参照しながら、これらの機能について一
部処理を含めて説明する。
関して図11に示すような機能を提供するものである。
以下、図11を参照しながら、これらの機能について一
部処理を含めて説明する。
【0084】図11において、1100が接続設定画面
である。
である。
【0085】まず、1110はD−CH設定項目であ
り、「設定」と「解除」のいずれかを指示することがで
きる。D−CHとは、ここでは1394シリアルバス1
00を介したアイソクロナス通信のことを意味してい
る。1394シリアルバス100に繋がれた各機器は、
1394シリアルバス100以外にも、アナログ通信に
よる(映像、音声の)信号の伝送が可能である場合が多
い。従って、1394シリアルバス100を介したアイ
ソクロナス通信は、他の機器との映像、音声信号の伝送
において、必ずしも利用されるとは限らない。D−CH
設定項目は、このような状況から設けられた機能であ
り、アイソクロナス通信が不要である場合などの理由
で、「解除」が指示された場合にはアイソクロナス通信
を無効にしようとするものである(後に述べるが必ず無
効にできるとは限らない)。一方で、「設定」が指示さ
れた場合は、先の機器一覧画面200を表示し、アイソ
クロナス通信が有効になった場合の、接続を張る機器を
設定させる。なお、ここで設定され、かつ接続状態にあ
る機器は、その機器の情報(機器一覧画面200に表示
される項目)が接続機器状態表示欄1111に表示され
る。
り、「設定」と「解除」のいずれかを指示することがで
きる。D−CHとは、ここでは1394シリアルバス1
00を介したアイソクロナス通信のことを意味してい
る。1394シリアルバス100に繋がれた各機器は、
1394シリアルバス100以外にも、アナログ通信に
よる(映像、音声の)信号の伝送が可能である場合が多
い。従って、1394シリアルバス100を介したアイ
ソクロナス通信は、他の機器との映像、音声信号の伝送
において、必ずしも利用されるとは限らない。D−CH
設定項目は、このような状況から設けられた機能であ
り、アイソクロナス通信が不要である場合などの理由
で、「解除」が指示された場合にはアイソクロナス通信
を無効にしようとするものである(後に述べるが必ず無
効にできるとは限らない)。一方で、「設定」が指示さ
れた場合は、先の機器一覧画面200を表示し、アイソ
クロナス通信が有効になった場合の、接続を張る機器を
設定させる。なお、ここで設定され、かつ接続状態にあ
る機器は、その機器の情報(機器一覧画面200に表示
される項目)が接続機器状態表示欄1111に表示され
る。
【0086】次に、1120は表示形式選択項目であ
り、ここでは「全表示」と「選択表示」のいずれかを指
示することができる。これは、先に述べた、機器一覧画
面200における各表示項目をに関するもので、「全表
示」が指示された場合は、表示設定情報800内の表示
フラグ810を、全ての項目が表示されるように更新す
る。結果として、機器一覧画面200には全ての表示項
目によって各機器が一覧表示されることになる。一方で
「選択表示」が指示された場合は、各表示項目毎に「表
示する」/「表示しない」の選択を行う画面(図示はし
ない)を表示し、各表示項目毎の表示を選択させる。こ
こでの選択結果は、表示設定情報800内の表示フラグ
810に反映され、結果として、機器一覧画面200に
は選択された表示項目によって各機器が一覧表示される
ことになる。
り、ここでは「全表示」と「選択表示」のいずれかを指
示することができる。これは、先に述べた、機器一覧画
面200における各表示項目をに関するもので、「全表
示」が指示された場合は、表示設定情報800内の表示
フラグ810を、全ての項目が表示されるように更新す
る。結果として、機器一覧画面200には全ての表示項
目によって各機器が一覧表示されることになる。一方で
「選択表示」が指示された場合は、各表示項目毎に「表
示する」/「表示しない」の選択を行う画面(図示はし
ない)を表示し、各表示項目毎の表示を選択させる。こ
こでの選択結果は、表示設定情報800内の表示フラグ
810に反映され、結果として、機器一覧画面200に
は選択された表示項目によって各機器が一覧表示される
ことになる。
【0087】次に1130は、転送速度設定項目であ
り、「100Mビット/秒」と「オート」のいずれかを
指示することができるものである。
り、「100Mビット/秒」と「オート」のいずれかを
指示することができるものである。
【0088】次に1140は、ブロードキャスト設定項
目であり、ここでは「解除」か、「入力」と「出力」の
いずれかまたは両方を指示することができる。このブロ
ードキャスト設定項目1140は、後に述べる「ブロー
ドキャスト接続」に関する接続の設定を可能とするもの
である。
目であり、ここでは「解除」か、「入力」と「出力」の
いずれかまたは両方を指示することができる。このブロ
ードキャスト設定項目1140は、後に述べる「ブロー
ドキャスト接続」に関する接続の設定を可能とするもの
である。
【0089】さて、本実施形態では、機器間の接続管理
の例として、1394シリアルバス100を介して映像
や音声信号を送受信する際に、「IEC61883−1
規格」に規格化されている機器接続方式を用いる。「I
EC61883−1規格」では、上記IEEE1394
規格によるアイソクロナス通信を利用して、映像信号や
音声信号を伝送するための機器接続方式を規定してお
り、「IEC61883−1 Consumer au
dio/video equipment−Digit
al interface−Part1:Genera
l」として「International Elect
rotechnical Commission」に規
格化されているものである。
の例として、1394シリアルバス100を介して映像
や音声信号を送受信する際に、「IEC61883−1
規格」に規格化されている機器接続方式を用いる。「I
EC61883−1規格」では、上記IEEE1394
規格によるアイソクロナス通信を利用して、映像信号や
音声信号を伝送するための機器接続方式を規定してお
り、「IEC61883−1 Consumer au
dio/video equipment−Digit
al interface−Part1:Genera
l」として「International Elect
rotechnical Commission」に規
格化されているものである。
【0090】以下では、該「IEC61883−1規
格」に規格化されている機器接続方式の概略について、
図12を用いて説明を加える。
格」に規格化されている機器接続方式の概略について、
図12を用いて説明を加える。
【0091】図12に示した通り、接続形式には「po
int to point接続」と「ブロードキャスト
接続」の2種類の形式がある。また、各機器には論理的
な入力用/出力用の「接続プラグ」が存在する。そして
各接続プラグに対して、状態を管理するためのレジスタ
が用意されており、アイソクロナス通信に使用する「ア
イソクロナスCH」の番号などが保持される。
int to point接続」と「ブロードキャスト
接続」の2種類の形式がある。また、各機器には論理的
な入力用/出力用の「接続プラグ」が存在する。そして
各接続プラグに対して、状態を管理するためのレジスタ
が用意されており、アイソクロナス通信に使用する「ア
イソクロナスCH」の番号などが保持される。
【0092】「point to point接続」と
は、一つの入力用接続プラグと、一つの出力用接続プラ
グと、一つのアイソクロナスCHとの関係のことを意味
する。これに対し「ブロードキャスト接続」には、一つ
の入力用接続プラグと一つのアイソクロナスCHとの関
係のことを意味する「ブロードキャストIN接続」と、
一つの出力用接続プラグと一つのアイソクロナスCHと
の関係のことを意味する「ブロードキャストOUT接
続」とが存在する。
は、一つの入力用接続プラグと、一つの出力用接続プラ
グと、一つのアイソクロナスCHとの関係のことを意味
する。これに対し「ブロードキャスト接続」には、一つ
の入力用接続プラグと一つのアイソクロナスCHとの関
係のことを意味する「ブロードキャストIN接続」と、
一つの出力用接続プラグと一つのアイソクロナスCHと
の関係のことを意味する「ブロードキャストOUT接
続」とが存在する。
【0093】「point to point接続」
は、接続を張ったアプリケーションのみが、その接続を
切ることができる(いわゆるプロテクトされた接続と考
えることができる)。また、接続を張ったアプリケーシ
ョン以外のアプリケーションは、同じアイソクロナスC
Hを使用して、別の接続を重ねて張る(「オーバーレ
イ)ことができる。このため、前述の各接続プラグ用の
レジスタには「pointto point接続」の
「接続カウント」が保持される。一方で「ブロードキャ
スト接続」は、どのアプリケーションでもその接続を切
ることができる(従って他のアプリケーションが接続を
奪い取ることができる)。また「ブロードキャスト接
続」に「point to point接続」を重ねて
張ることも可能である。ただし、「ブロードキャスト接
続」を張ることができるのは、その接続プラグを持って
いる機器のみに制限される。
は、接続を張ったアプリケーションのみが、その接続を
切ることができる(いわゆるプロテクトされた接続と考
えることができる)。また、接続を張ったアプリケーシ
ョン以外のアプリケーションは、同じアイソクロナスC
Hを使用して、別の接続を重ねて張る(「オーバーレ
イ)ことができる。このため、前述の各接続プラグ用の
レジスタには「pointto point接続」の
「接続カウント」が保持される。一方で「ブロードキャ
スト接続」は、どのアプリケーションでもその接続を切
ることができる(従って他のアプリケーションが接続を
奪い取ることができる)。また「ブロードキャスト接
続」に「point to point接続」を重ねて
張ることも可能である。ただし、「ブロードキャスト接
続」を張ることができるのは、その接続プラグを持って
いる機器のみに制限される。
【0094】そして、上述の各接続プラグ用のレジスタ
を参照することによって、該プラグが「point t
o point接続」/「ブロードキャスト接続」どち
らの接続で(両方の場合もある)使用されているか判別
可能である。
を参照することによって、該プラグが「point t
o point接続」/「ブロードキャスト接続」どち
らの接続で(両方の場合もある)使用されているか判別
可能である。
【0095】なお、これらの接続管理の処理手順につい
ては、「IEC61883−1規格」に規格化されてい
るので、ここでは説明を省略する。
ては、「IEC61883−1規格」に規格化されてい
るので、ここでは説明を省略する。
【0096】以下では、この「IEC61883−1規
格」を用いて、図11に示したD−CH設定項目111
0に関する処理手順について説明する。
格」を用いて、図11に示したD−CH設定項目111
0に関する処理手順について説明する。
【0097】ここでは、説明を簡単にするために、機器
において同時に使用できる接続プラグは、入力、出力そ
れぞれ一つであるものと仮定する。さらに、D−CHを
有効にすることによって自動で設定される接続は、入
力、出力それぞれ一つずつであるものとする。
において同時に使用できる接続プラグは、入力、出力そ
れぞれ一つであるものと仮定する。さらに、D−CHを
有効にすることによって自動で設定される接続は、入
力、出力それぞれ一つずつであるものとする。
【0098】まず先に、本項目において「設定」が指示
された場合の処理について説明する。これは、ユーザに
選択された機器への「point to point接
続」を確立する機能を提供するものである。
された場合の処理について説明する。これは、ユーザに
選択された機器への「point to point接
続」を確立する機能を提供するものである。
【0099】本処理は、ユーザによる「設定」の指示が
なされ、これによりステップ1301からステップ13
10の処理を呼び出すことにより開始されるものであ
る。
なされ、これによりステップ1301からステップ13
10の処理を呼び出すことにより開始されるものであ
る。
【0100】最初のステップ1310では、まず、ユー
ザに接続する機器を選択させるために、機器一覧画面2
00を表示する。そして、次のステップ1311では、
ユーザに接続する機器を選択させ、次のステップ131
2で、現在の接続状態を確認する。具体的には、現在、
ステップ1311において選択された機器(以降、選択
機器)との接続があるかどうかを判定する。そして、選
択機器との接続が既になされている場合は、ステップ1
316へと処理を移す。
ザに接続する機器を選択させるために、機器一覧画面2
00を表示する。そして、次のステップ1311では、
ユーザに接続する機器を選択させ、次のステップ131
2で、現在の接続状態を確認する。具体的には、現在、
ステップ1311において選択された機器(以降、選択
機器)との接続があるかどうかを判定する。そして、選
択機器との接続が既になされている場合は、ステップ1
316へと処理を移す。
【0101】一方で、選択機器との接続がない場合は、
次のステップ1313において、他機器が設定した「p
oint to point接続」があるかどうか確認
する。ここで、ないと確認された場合はステップ131
4へと処理を移す。一方であると確認された場合は、本
処理を終了する(他の機器が張った接続は解除できない
ため、またはここで選択機器との「オーバレイ」接続を
張っても良い)。
次のステップ1313において、他機器が設定した「p
oint to point接続」があるかどうか確認
する。ここで、ないと確認された場合はステップ131
4へと処理を移す。一方であると確認された場合は、本
処理を終了する(他の機器が張った接続は解除できない
ため、またはここで選択機器との「オーバレイ」接続を
張っても良い)。
【0102】ステップ1314では、解除すべき接続が
あればその接続を解除し、次のステップ1315におい
て、選択機器との接続を確立する。
あればその接続を解除し、次のステップ1315におい
て、選択機器との接続を確立する。
【0103】そして、最後にステップ1316で、接続
設定画面1100の表示を行い(すなわちD−CH設定
項目がある画面に戻す)、本処理を終了する。
設定画面1100の表示を行い(すなわちD−CH設定
項目がある画面に戻す)、本処理を終了する。
【0104】このようにすることで、ユーザに選択され
た機器への「point to point接続」を確
立する機能を提供することが可能となる。
た機器への「point to point接続」を確
立する機能を提供することが可能となる。
【0105】次に、本項目において「解除」が指示され
た場合の処理について説明する。これは、解除可能な接
続をすべて解除する機能を提供するものである。そし
て、本処理は、ユーザによる「解除」の指示がなされ、
これによりステップ1301からステップ1320の処
理を呼び出すことにより開始されるものである。
た場合の処理について説明する。これは、解除可能な接
続をすべて解除する機能を提供するものである。そし
て、本処理は、ユーザによる「解除」の指示がなされ、
これによりステップ1301からステップ1320の処
理を呼び出すことにより開始されるものである。
【0106】最初のステップ1320では、まず、現在
の接続状態を確認する。具体的には、現在、自機器が設
定した(または「オーバーレイ」した)「point
topoint接続」があるかどうか確認する。そし
て、ある場合のみステップ1321へ処理を移し、該接
続の(接続プラグの)「接続カウント」を1デクリメン
トする(この結果「接続カウント」が0になれば、接続
が解除されたことになる)。
の接続状態を確認する。具体的には、現在、自機器が設
定した(または「オーバーレイ」した)「point
topoint接続」があるかどうか確認する。そし
て、ある場合のみステップ1321へ処理を移し、該接
続の(接続プラグの)「接続カウント」を1デクリメン
トする(この結果「接続カウント」が0になれば、接続
が解除されたことになる)。
【0107】ステップ1322では、さらに現在の接続
状態において「ブロードキャスト接続」があるかどうか
を確認する。ここで、ある場合は次ステップ1323で
その接続を解除し、本処理を終了する。一方でない場合
は、そのまま本処理を終了する。
状態において「ブロードキャスト接続」があるかどうか
を確認する。ここで、ある場合は次ステップ1323で
その接続を解除し、本処理を終了する。一方でない場合
は、そのまま本処理を終了する。
【0108】このようにすることで、一操作のみで、解
除可能な接続をすべて解除する機能を提供することが可
能となる。
除可能な接続をすべて解除する機能を提供することが可
能となる。
【0109】さて、以下では、前述の「IEC6188
3−1規格」を用いて、図11に示したブロードキャス
ト設定項目1140に関する処理手順について説明す
る。
3−1規格」を用いて、図11に示したブロードキャス
ト設定項目1140に関する処理手順について説明す
る。
【0110】まず先に、本項目において「解除」が指示
された場合の処理について説明する。これは、その時点
での「ブロードキャスト接続」があれば、その接続を解
除する機能を提供するものである。そして、本処理は、
ユーザによる「解除」の指示がなされ、これによりステ
ップ1401からステップ1410の処理を呼び出すこ
とにより開始されるものである。
された場合の処理について説明する。これは、その時点
での「ブロードキャスト接続」があれば、その接続を解
除する機能を提供するものである。そして、本処理は、
ユーザによる「解除」の指示がなされ、これによりステ
ップ1401からステップ1410の処理を呼び出すこ
とにより開始されるものである。
【0111】最初のステップ1410では、まず、その
時点での「ブロードキャスト接続」があるかどうかを判
定する。ここで、あると判定された場合は次ステップ1
411でその接続を解除し、本処理を終了する。一方
で、ないと判定された場合は、そのまま本処理を終了す
る。
時点での「ブロードキャスト接続」があるかどうかを判
定する。ここで、あると判定された場合は次ステップ1
411でその接続を解除し、本処理を終了する。一方
で、ないと判定された場合は、そのまま本処理を終了す
る。
【0112】このようにすることで、その時点での「ブ
ロードキャスト接続」があれば、その接続を解除する機
能を提供することが可能となる。
ロードキャスト接続」があれば、その接続を解除する機
能を提供することが可能となる。
【0113】次に、本項目において「出力」が指示され
た場合の処理について説明する。これは、その時点で
「ブロードキャスト接続」による出力接続(「ブロード
キャストOUT接続」)がなければ、その接続を確立す
る機能を提供するものである。そして、本処理は、ユー
ザによる「出力」の指示がなされ、これによりステップ
1401からステップ1410の処理を呼び出すことに
より開始されるものである。
た場合の処理について説明する。これは、その時点で
「ブロードキャスト接続」による出力接続(「ブロード
キャストOUT接続」)がなければ、その接続を確立す
る機能を提供するものである。そして、本処理は、ユー
ザによる「出力」の指示がなされ、これによりステップ
1401からステップ1410の処理を呼び出すことに
より開始されるものである。
【0114】最初のステップ1420では、まず、その
時点で「ブロードキャスト接続」による出力接続がある
かどうかを判定する。ここで、ないと判定された場合は
次ステップ1421で、新たに「ブロードキャスト接
続」による出力接続を確立し、本処理を終了する。一方
で、あると判定された場合は、そのまま本処理を終了す
る。
時点で「ブロードキャスト接続」による出力接続がある
かどうかを判定する。ここで、ないと判定された場合は
次ステップ1421で、新たに「ブロードキャスト接
続」による出力接続を確立し、本処理を終了する。一方
で、あると判定された場合は、そのまま本処理を終了す
る。
【0115】このようにすることで、その時点で「ブロ
ードキャスト接続」による出力接続がなければ、その接
続を確立する機能を提供することが可能となる。別の見
方をすれば、ユーザは、明示的に、「ブロードキャスト
接続」による出力接続を指示することが可能となる。
ードキャスト接続」による出力接続がなければ、その接
続を確立する機能を提供することが可能となる。別の見
方をすれば、ユーザは、明示的に、「ブロードキャスト
接続」による出力接続を指示することが可能となる。
【0116】なお。ステップ1421において「ブロー
ドキャスト接続」による出力接続を確立する際、自機器
が用いる予定の「アイソクロナスCH」を、他の機器が
(「ブロードキャスト接続」による出力用として)既に
使用している場合は、以下の方法を用いることによって
対処すれば良い。一つ目の方法では、他の機器の(「ブ
ロードキャスト接続」の)出力接続を解除した後に、予
定通りの「アイソクロナスCH」を使用して接続を確立
する。二つ目の方法では、予定通りの「アイソクロナス
CH」とは別の「アイソクロナスCH」を使用して接続
を確立する。これらの方法が利用できず、接続の確立が
不能である場合には、ユーザにその旨を通知して本処理
を終了すれば良い。
ドキャスト接続」による出力接続を確立する際、自機器
が用いる予定の「アイソクロナスCH」を、他の機器が
(「ブロードキャスト接続」による出力用として)既に
使用している場合は、以下の方法を用いることによって
対処すれば良い。一つ目の方法では、他の機器の(「ブ
ロードキャスト接続」の)出力接続を解除した後に、予
定通りの「アイソクロナスCH」を使用して接続を確立
する。二つ目の方法では、予定通りの「アイソクロナス
CH」とは別の「アイソクロナスCH」を使用して接続
を確立する。これらの方法が利用できず、接続の確立が
不能である場合には、ユーザにその旨を通知して本処理
を終了すれば良い。
【0117】次に、本項目において「入力」が指示され
た場合の処理について説明する。これは、その時点で
「ブロードキャスト接続」による入力接続(「ブロード
キャストIN接続」)がなければ、その接続を確立する
機能を提供するものである。さらには、この時、入力の
対象となる出力を検索し、該出力が一つのみ検索された
場合は、その出力に合わせた入力接続の設定を行い、一
方で、該出力が複数検索された場合は、ユーザに入力対
象とする出力を選択させた上で、その出力に合わせた入
力接続の設定を行う機能を提供するものである。なお、
ここでは、説明を簡単にするために、一つの機器は一つ
の出力のみ可能であると仮定する(従って、入力対象と
する出力は、入力対象とする機器とみなすことができ
る)。
た場合の処理について説明する。これは、その時点で
「ブロードキャスト接続」による入力接続(「ブロード
キャストIN接続」)がなければ、その接続を確立する
機能を提供するものである。さらには、この時、入力の
対象となる出力を検索し、該出力が一つのみ検索された
場合は、その出力に合わせた入力接続の設定を行い、一
方で、該出力が複数検索された場合は、ユーザに入力対
象とする出力を選択させた上で、その出力に合わせた入
力接続の設定を行う機能を提供するものである。なお、
ここでは、説明を簡単にするために、一つの機器は一つ
の出力のみ可能であると仮定する(従って、入力対象と
する出力は、入力対象とする機器とみなすことができ
る)。
【0118】本処理は、ユーザによる「入力」の指示が
なされ、これによりステップ1401からステップ14
30の処理を呼び出すことにより開始される。
なされ、これによりステップ1401からステップ14
30の処理を呼び出すことにより開始される。
【0119】最初のステップ1430では、まず、その
時点で「ブロードキャスト接続」による入力接続がある
かどうかを判定する。ここで、ないと判定された場合は
次ステップ1431に処理を移す。一方で、あると判定
された場合は、そのまま本処理を終了する。
時点で「ブロードキャスト接続」による入力接続がある
かどうかを判定する。ここで、ないと判定された場合は
次ステップ1431に処理を移す。一方で、あると判定
された場合は、そのまま本処理を終了する。
【0120】さてステップ1431では、先にも述べた
ように、入力の対象となる出力を検索し、かつ、該出力
が一つのみであるかどうかを判定する。ここで、一つの
みと判定された場合は、ステップ1432にて、該出力
に合わせた(すなわち「アイソクロナスCH」を合わせ
た)入力接続を確立し、本処理を終了する。一方で、複
数あると判定された場合は、ステップ1433に処理を
移す。
ように、入力の対象となる出力を検索し、かつ、該出力
が一つのみであるかどうかを判定する。ここで、一つの
みと判定された場合は、ステップ1432にて、該出力
に合わせた(すなわち「アイソクロナスCH」を合わせ
た)入力接続を確立し、本処理を終了する。一方で、複
数あると判定された場合は、ステップ1433に処理を
移す。
【0121】ステップ1433では、全ステップ143
0及び1431で認識された出力を行っている機器につ
いての機器一覧画面200を表示し、ユーザに、入力の
対象とする出力の選択を促す。そして、ステップ143
4では、ユーザに機器(従って入力の対象とする出力)
を選択させ、次のステップ1435で、該選択された機
器(出力)に合わせた(すなわち「アイソクロナスC
H」を合わせた)入力接続を確立する。
0及び1431で認識された出力を行っている機器につ
いての機器一覧画面200を表示し、ユーザに、入力の
対象とする出力の選択を促す。そして、ステップ143
4では、ユーザに機器(従って入力の対象とする出力)
を選択させ、次のステップ1435で、該選択された機
器(出力)に合わせた(すなわち「アイソクロナスC
H」を合わせた)入力接続を確立する。
【0122】そして、最後にステップ1436で、接続
設定画面1100の表示を行い(すなわちブロードキャ
スト設定項目がある画面に戻す)、本処理を終了する。
設定画面1100の表示を行い(すなわちブロードキャ
スト設定項目がある画面に戻す)、本処理を終了する。
【0123】このようにすることで、その時点で「ブロ
ードキャスト接続」による入力接続がなければ、その接
続を確立する機能を提供することが可能となる。別の見
方をすれば、ユーザは、明示的に、「ブロードキャスト
接続」による入力接続を指示することが可能となる。
ードキャスト接続」による入力接続がなければ、その接
続を確立する機能を提供することが可能となる。別の見
方をすれば、ユーザは、明示的に、「ブロードキャスト
接続」による入力接続を指示することが可能となる。
【0124】なお、ステップ1431において入力の対
象となる出力を検索する際に、該出力を「ブロードキャ
スト接続」による接続のみ(あるいは「point t
opoint接続」のみ)を検索の対象とするようなこ
とも可能である。このような場合には、先の「IEC6
1883−1規格」の説明でも述べたように、各接続プ
ラグ用のレジスタによって、その接続形式を判別すれば
良い。
象となる出力を検索する際に、該出力を「ブロードキャ
スト接続」による接続のみ(あるいは「point t
opoint接続」のみ)を検索の対象とするようなこ
とも可能である。このような場合には、先の「IEC6
1883−1規格」の説明でも述べたように、各接続プ
ラグ用のレジスタによって、その接続形式を判別すれば
良い。
【0125】また、このような処理を利用することによ
って、入力の対象となる出力を、「次」/「前」などの
操作によって、順次入力する(「ブロードキャスト接
続」による入力接続を行う)ようなことも可能である。
(処理フローについて図示はしないが)このような場合
には、ステップ1431とステップ1435の処理を利
用し、ユーザの操作に応じて、順次出力の検索および接
続の確立を行うようにすれば良い。
って、入力の対象となる出力を、「次」/「前」などの
操作によって、順次入力する(「ブロードキャスト接
続」による入力接続を行う)ようなことも可能である。
(処理フローについて図示はしないが)このような場合
には、ステップ1431とステップ1435の処理を利
用し、ユーザの操作に応じて、順次出力の検索および接
続の確立を行うようにすれば良い。
【0126】以上説明したような方式を用いることによ
って、1394シリアルバス100によるネットワーク
システム上の機器は、(他の)機器に対してユーザが設
定した名称を(接続名)用いて、該ネットワークシステ
ムに接続された機器の一覧表示を行うことが可能とな
る。この接続名は、各機器が保持する機器固有情報30
0から取得した(メーカ名、機種などの)情報とともに
表示されるので、該接続名が未設定の場合でも機器の判
別は可能である。また、機器固有情報300の各情報、
および接続名の表示ができない場合でも、一覧表示にお
ける最終位置(図2「最終データ」エリア250)を明
示するので、何らかの機器が存在することを知らせるこ
とが可能である。
って、1394シリアルバス100によるネットワーク
システム上の機器は、(他の)機器に対してユーザが設
定した名称を(接続名)用いて、該ネットワークシステ
ムに接続された機器の一覧表示を行うことが可能とな
る。この接続名は、各機器が保持する機器固有情報30
0から取得した(メーカ名、機種などの)情報とともに
表示されるので、該接続名が未設定の場合でも機器の判
別は可能である。また、機器固有情報300の各情報、
および接続名の表示ができない場合でも、一覧表示にお
ける最終位置(図2「最終データ」エリア250)を明
示するので、何らかの機器が存在することを知らせるこ
とが可能である。
【0127】なお、本接続名については、本実施形態の
説明においては、該一覧表示を行う機器がその設定機能
を提供するものとしたが、別の手段として、他の機器に
おいて管理されている前述接続名管理情報600を取得
して用いるように構成しても良い。その実現のために
は、接続名管理情報600を機器間で送受信するため
に、図4に示した非同期通信のパケット(410、42
0)や、コマンドパケット500を利用すれば良い。
説明においては、該一覧表示を行う機器がその設定機能
を提供するものとしたが、別の手段として、他の機器に
おいて管理されている前述接続名管理情報600を取得
して用いるように構成しても良い。その実現のために
は、接続名管理情報600を機器間で送受信するため
に、図4に示した非同期通信のパケット(410、42
0)や、コマンドパケット500を利用すれば良い。
【0128】一方で、本機器一覧表示においては、該一
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)でき
るようにしたので、該一覧から所望の機器の選択を容易
することが可能である。さらには、機器を表す各表示項
目の選択をできるようにしたので、例えば接続名のみの
一覧表示を行うことも可能である。
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)でき
るようにしたので、該一覧から所望の機器の選択を容易
することが可能である。さらには、機器を表す各表示項
目の選択をできるようにしたので、例えば接続名のみの
一覧表示を行うことも可能である。
【0129】また、該一覧表示を活用した、以下のよう
な、映像や音声信号を伝送する際に使用されるアイソク
ロナス通信の制御が可能となる。
な、映像や音声信号を伝送する際に使用されるアイソク
ロナス通信の制御が可能となる。
【0130】まず、アイソクロナス通信そのものについ
て、「利用する(設定)」/「解除する」ための選択を
可能とし、かつ、「利用する」の場合は、該一覧を用い
て接続対象とする機器を選択、設定が可能である。こう
することによって、アイソクロナス通信のための接続機
器を固定的に(デフォルトで)設定することが可能とな
る。また、アイソクロナス通信を一斉同報的に行うため
の「ブロードキャスト接続」に関する設定が可能であ
る。これによって、ユーザは、明示的に「ブロードキャ
スト接続」による入力/出力接続またはその解除を指示
することが可能となる。特に入力接続に関しては、対象
となる出力機器(接続プラグ)を該一覧から選択できる
ようにしたので、「アイソクロナスCH」などの通信に
必要な情報を、ユーザに意識させずに済むようになる。
て、「利用する(設定)」/「解除する」ための選択を
可能とし、かつ、「利用する」の場合は、該一覧を用い
て接続対象とする機器を選択、設定が可能である。こう
することによって、アイソクロナス通信のための接続機
器を固定的に(デフォルトで)設定することが可能とな
る。また、アイソクロナス通信を一斉同報的に行うため
の「ブロードキャスト接続」に関する設定が可能であ
る。これによって、ユーザは、明示的に「ブロードキャ
スト接続」による入力/出力接続またはその解除を指示
することが可能となる。特に入力接続に関しては、対象
となる出力機器(接続プラグ)を該一覧から選択できる
ようにしたので、「アイソクロナスCH」などの通信に
必要な情報を、ユーザに意識させずに済むようになる。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークシステム
上の機器は、(他の)機器に対してユーザが設定した名
称(接続名)を用いて、該ネットワークシステムに接続
された機器の一覧表示を行うことが可能となる。この接
続名は、各機器が保持するメーカ名、機種などの情報と
ともに表示されるので、該接続名が未設定の場合でも機
器の判別は可能である。また、これらの表示ができない
場合でも、一覧表示における最終位置を明示するので、
何らかの機器が存在することを知らせることが可能であ
る。
上の機器は、(他の)機器に対してユーザが設定した名
称(接続名)を用いて、該ネットワークシステムに接続
された機器の一覧表示を行うことが可能となる。この接
続名は、各機器が保持するメーカ名、機種などの情報と
ともに表示されるので、該接続名が未設定の場合でも機
器の判別は可能である。また、これらの表示ができない
場合でも、一覧表示における最終位置を明示するので、
何らかの機器が存在することを知らせることが可能であ
る。
【0132】一方で、本機器一覧表示においては、該一
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)でき
るようにしたので、該一覧から所望の機器の選択を容易
することが可能である。さらには、機器を表す各表示項
目の選択をできるようにしたので、例えば接続名のみの
一覧表示を行うことも可能である。
覧に表示される各機器の表示順序を変更(ソート)でき
るようにしたので、該一覧から所望の機器の選択を容易
することが可能である。さらには、機器を表す各表示項
目の選択をできるようにしたので、例えば接続名のみの
一覧表示を行うことも可能である。
【0133】また、該一覧表示を活用した、以下のよう
な、映像や音声信号を伝送する際に使用されるアイソク
ロナス通信の制御が可能となる。
な、映像や音声信号を伝送する際に使用されるアイソク
ロナス通信の制御が可能となる。
【0134】まず、アイソクロナス通信そのものについ
て、「利用する(設定)」/「解除する」ための選択を
可能とし、かつ、「利用する」の場合は、該一覧を用い
て接続対象とする機器を選択、設定が可能である。こう
することによって、アイソクロナス通信のための接続機
器を固定的に(デフォルトで)設定することが可能とな
る。また、アイソクロナス通信を一斉同報的に行うため
の「ブロードキャスト接続」に関する設定が可能であ
る。これによって、ユーザは、明示的に「ブロードキャ
スト接続」による入力/出力接続またはその解除を指示
することが可能となる。特に入力接続に関しては、対象
となる出力機器(接続プラグ)を該一覧から選択できる
ようにしたので、「アイソクロナスCH」などの通信に
必要な情報を、ユーザに意識させずに済むようになる。
て、「利用する(設定)」/「解除する」ための選択を
可能とし、かつ、「利用する」の場合は、該一覧を用い
て接続対象とする機器を選択、設定が可能である。こう
することによって、アイソクロナス通信のための接続機
器を固定的に(デフォルトで)設定することが可能とな
る。また、アイソクロナス通信を一斉同報的に行うため
の「ブロードキャスト接続」に関する設定が可能であ
る。これによって、ユーザは、明示的に「ブロードキャ
スト接続」による入力/出力接続またはその解除を指示
することが可能となる。特に入力接続に関しては、対象
となる出力機器(接続プラグ)を該一覧から選択できる
ようにしたので、「アイソクロナスCH」などの通信に
必要な情報を、ユーザに意識させずに済むようになる。
【図1】本実施形態にかかるVTR−A及びVTR−B
及びIRDの構成を示したブロックタイヤグラムであ
る。
及びIRDの構成を示したブロックタイヤグラムであ
る。
【図2】ネットワークシステムに接続されている機器に
関する、機器一覧画面の画面例を示した図である。
関する、機器一覧画面の画面例を示した図である。
【図3】ネットワークシステム上の各機器が保持してい
る、機器固有情報のデータ構造を示した図である。
る、機器固有情報のデータ構造を示した図である。
【図4】図3に示した機器固有情報などの情報を読み出
す際に用いられる非同期パケットの構造を示した図であ
る。
す際に用いられる非同期パケットの構造を示した図であ
る。
【図5】図3に示した機器固有情報などの情報の取得
や、他の機器の制御を行うためのコマンドパケットの構
造を示した図である。
や、他の機器の制御を行うためのコマンドパケットの構
造を示した図である。
【図6】ユーザが機器に対して設定した接続名称を管理
するために用いられる、接続名管理情報のデータ構造を
示した図である。
するために用いられる、接続名管理情報のデータ構造を
示した図である。
【図7】本実施形態にかかる機器一覧画面を表示するた
めの処理を示したフローチャートである。
めの処理を示したフローチャートである。
【図8】本実施形態にかかる機器一覧画面において、表
示項目設定や表示順序設定を行うために用いられる表示
設定情報のデータ構造を示した図である。
示項目設定や表示順序設定を行うために用いられる表示
設定情報のデータ構造を示した図である。
【図9】機器に対する接続名称をユーザに設定させるた
めの、接続名入力画面の画面例を示した図である。
めの、接続名入力画面の画面例を示した図である。
【図10】本実施形態にかかる機器に対する接続名称を
設定させるための処理を示したフローチャートである。
設定させるための処理を示したフローチャートである。
【図11】ネットワークシステム上の機器に対する接続
の設定を行うための、接続設定画面の画面例を示した図
である。
の設定を行うための、接続設定画面の画面例を示した図
である。
【図12】アイソクロナス通信によって映像、音声信号
を伝送する際に用いられる機器接続方式の概要を示した
図である。
を伝送する際に用いられる機器接続方式の概要を示した
図である。
【図13】機器間接続に関する設定を行うための処理を
示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
【図14】ブロードキャスト接続に関する設定を行うた
めの処理を示したフローチャートである。
めの処理を示したフローチャートである。
【図15】ネットワークシステム上に接続されている機
器が無い場合に、機器一覧画面に代わって表示されるメ
ッセージ画面の画面例を示した図である。
器が無い場合に、機器一覧画面に代わって表示されるメ
ッセージ画面の画面例を示した図である。
100 1394シリアルバス 110、120 VTR 120 IRD 140 TV 111、121、131 通信制御部 112、122、132 システム制御部 113、123、133 接続設定制御部 116、126、136 表示制御部 200 機器一覧画面 300 機器固有情報 410 データ読み出し要求パケット 420 データ読み出し応答パケット 500 コマンドパケット 600 接続名管理情報 800 表示設定情報 900 接続名入力画面 1100 接続設定画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河内 丈夫 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 (72)発明者 西島 英男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 工藤 善道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 上村 俊夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 赤松 千代 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 相川 慎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C025 BA27 CA09 CA20 CB03 CB10 DA01 DA08 5K032 DA01 DB28 EA07 EC04
Claims (27)
- 【請求項1】複数の機器間でデータと制御信号を送信お
よび受信する通信が可能なネットワークに接続可能な電
子機器であって、 前記通信を介して、前記ネットワークに接続された他の
機器から、機器ユニークIDを取得する機器ユニークI
D取得手段と、 前記取得された機器ユニークIDに対応した、接続名称
を保持する接続名称保持手段と、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記保持された接続名称と、を含む表示項目
を用いて、前記他の機器に関する表示データを表示手段
に出力する機器表示出力手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】請求項1に記載の電子機器であって、 さらに、前記通信を介して、前記ネットワークに接続さ
れた他の機器から、該他の機器の特性を示す機器タイプ
を取得する機器タイプ取得手段と、を備え、 前記機器表示出力手段は、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記取得された機器タイプと、の少なくとも
一つと、前記保持された接続名称と、を含む表示項目を
用いて、前記他の機器に関する表示データの出力を行う
ように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】請求項2に記載の電子機器であって、 さらに、前記通信を介して、前記ネットワークに接続さ
れた他の機器から、該他の機器の製品名および/または
製品型番の文字列情報である機器テキストを取得する機
器テキスト取得手段と、を備え、 前記機器表示出力手段は、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記取得された機器タイプと、前記取得され
た機器テキスト、の少なくとも一つと、前記保持された
接続名称と、を含む表示項目を用いて、前記他の機器に
関する表示データの出力を行うように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項4】請求項1に記載の電子機器であって、 前記機器ユニークID取得手段は、 該取得する情報を要求するコマンドを、該他の機器に送
信するコマンド送信手段と、該コマンドに対するレスポ
ンスを、該他の機器から受信するレスポンス受信手段
と、を含んで構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項5】請求項3に記載の電子機器であって、 前記機器ユニークID取得手段および/または前記機器
テキスト取得手段は、 該取得する情報を要求するコマンドを、該他の機器に送
信するコマンド送信手段と、該コマンドに対するレスポ
ンスを、該他の機器から受信するレスポンス受信手段
と、を含んで構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一つの請求項に
記載の電子機器であって、 さらに、前記接続名称を任意の文字または記号を用いて
設定する接続名称設定手段、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に
記載の電子機器であって、 さらに、前記接続名称保持手段に保持される接続名称
を、前記他の機器に送信する接続名称送信手段、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項8】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に
記載の電子機器であって、 前記機器表示出力手段は、 前記表示項目のいずれか一つを用いて、前記他の機器の
表示順序をソートするように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項9】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に
記載の電子機器であって、 前記機器表示出力手段は、 前記他の機器全てを一つの画面内で表現できない場合
に、複数の頁に分割して画面を構成し、かつ、該頁を切
り換える手段を備える、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項10】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項
に記載の電子機器であって、 前記機器表示出力手段は、 前記他の機器を行をなして一覧で表現するとともに、前
記他の機器が表示される行とは別の位置に、前記一覧の
最終を明示的に示すための表示データを出力するように
構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項11】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項
に記載の電子機器であって、 さらに、前記機器表示出力手段による表示データから表
示される表示項目を選択する表示項目選択手段、を備
え、 前記機器表示出力手段は、 さらに、前記選択された表示項目のみを用いて、前記他
の機器に関する表示データの出力を行うように構成され
る、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項12】請求項1乃至6のいずれか一つの請求項
に記載の電子機器であって、 さらに、前記ネットワークに接続された他の機器が、存
在しないかあるいは認識できない場合に、前記機器表示
出力手段に代えて、その旨を表示および/または音声に
よって通知するための通知データの出力を行う通知手
段、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項13】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信の解除指示を受け付ける解除指
示手段、を備え、 前記解除指示を受け付けた場合に、解除可能なアイソク
ロナス通信を全て解除するように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項14】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、他の機器との接続
管理を行う接続管理手段と、 該アイソクロナス通信の解除指示を受け付ける解除指示
手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記解除指示を受け付けた場合に、解除可能なアイソク
ロナス通信を全て解除するように接続管理を行うように
構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項15】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信の使用指示を受け付ける使用指
示手段、を備え、 前記使用指示を受け付けた場合に、予め設定された機器
と、アイソクロナス通信を開始するように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項16】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、他のいずれかの機
器との接続管理を行う接続管理手段と、 該アイソクロナス通信の使用指示を受け付ける使用指示
手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記使用指示を受け付けた場合に、予め設定された機器
と、アイソクロナス通信を実行できるように接続管理を
行うように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項17】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信の使用指示を受け付ける使用指
示手段と、 前記通信を介して、前記ネットワークに接続された他の
機器から、機器ユニークIDを取得する機器ユニークI
D取得手段と、 前記取得された機器ユニークIDに対応した、接続名称
を保持する接続名称保持手段と、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記保持された接続名称と、を含む表示項目
を用いて、前記他の機器に関する表示データを表示手段
に出力する機器表示出力手段と、 前記表示出力される前記他の機器から、一つの機器を選
択する機器選択手段と、を備え、 前記使用指示を受け付けた場合に、前記機器選択手段に
選択された機器と、アイソクロナス通信を開始するよう
に構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項18】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、他のいずれかの機
器との接続管理を行う接続管理手段と、 該アイソクロナス通信の使用指示を受け付ける使用指示
手段と、 前記通信を介して、前記ネットワークに接続された他の
機器から、機器ユニークIDを取得する機器ユニークI
D取得手段と、 前記取得された機器ユニークIDに対応した、接続名称
を保持する接続名称保持手段と、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記保持された接続名称と、を含む表示項目
を用いて、前記他の機器に関する表示データを表示手段
に出力する機器表示出力手段と、 前記表示出力される前記他の機器から、一つの機器を選
択する機器選択手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記使用指示を受け付けた場合に、前記機器選択手段に
選択された機器と、アイソクロナス通信を実行できるよ
うに接続管理を行うように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項19】請求項16または請求項18に記載の電
子機器であって、 前記接続管理手段は、 アイソクロナス通信を実行できるように接続管理を行う
際に、前記ネットワークに接続された他の機器によっ
て、該接続を解除されないように、接続管理を行うよう
に構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項20】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、ブロードキャスト
接続の管理を行う接続管理手段と、 該ブロードキャスト接続の解除指示を受け付ける解除指
示手段と、を備え、前記接続管理手段は、 前記解除指示を受け付けた場合に、前記ブロードキャス
ト接続を解除するように接続管理を行うように構成され
る、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項21】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、ブロードキャスト
接続の管理を行う接続管理手段と、 該ブロードキャスト接続による前記データの出力の指示
を受け付ける出力指示手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記出力の指示を受け付けた場合に、前記ブロードキャ
スト接続による前記データの出力できるように接続管理
を行うように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項22】請求項21に記載の電子機器であって、 前記接続管理手段は、前記ネットワークシステムに接続
された他の機器が使用しているアイソクロナスCHと
は、別のアイソクロナスCHを用いて、前記ブロードキ
ャスト接続による前記データの出力できるように接続管
理を行うように構成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項23】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、ブロードキャスト
接続の管理を行う接続管理手段と、 該ブロードキャスト接続による前記データの入力の指示
を受け付ける入力指示手段と、 前記データを出力中の前記ネットワークに接続された他
の機器を検索する検索手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記入力の指示を受け付けた場合に、前記最初に検索さ
れた機器が出力しているデータを、前記ブロードキャス
ト接続により入力できるように接続管理を行うように構
成される、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項24】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、ブロードキャスト
接続の管理を行う接続管理手段と、 該ブロードキャスト接続による前記データの入力の指示
を受け付ける入力指示手段と、 前記データを出力中の前記ネットワークに接続された他
の機器を検索する検索手段と、 前記通信を介して、前記ネットワークに接続された他の
機器から、機器ユニークIDを取得する機器ユニークI
D取得手段と、 前記取得された機器ユニークIDに対応した、接続名称
を保持する接続名称保持手段と、 前記取得された機器ユニークIDにて識別されるメーカ
の名称と、前記保持された接続名称と、を含む表示項目
を用いて、前記他の機器に関する表示データを表示手段
に出力する機器表示出力手段と、 前記表示出力される前記他の機器から、一つの機器を選
択する機器選択手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記入力の指示を受け付けた場合に、前記選択された機
器が出力しているデータを、前記ブロードキャスト接続
により入力できるように接続管理を行うように構成され
る、 ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項25】複数の機器間でデータと制御信号を送信
および受信する通信が可能なネットワークに接続可能で
あり、メーカを識別するためのメーカIDと、該メーカ
IDに識別されるメーカにおいて割り振られたシリアル
番号と、を含んで構成される機器ユニークIDを保持す
る電子機器であって、 前記ネットワークに接続される他の機器から、機器ユニ
ークIDを要求するコマンドを受理するコマンド受理手
段と、 前記受理されたコマンドに対応して、機器ユニークID
を含むレスポンスを、前記他の機器に送信するレスポン
ス送信手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項26】複数の機器間でデータと制御信号を送信
および受信する通信が可能なネットワークに接続可能な
電子機器であって、 製品名および/または製品型番の文字列情報である機器
テキストを保持する機器テキスト保持手段と、 前記ネットワークに接続される他の機器から、機器テキ
ストを要求するコマンドを受理するコマンド受理手段
と、 前記受理されたコマンドに対応して、前記保持されてい
る機器テキストを含むレスポンスを、前記他の機器に送
信するレスポンス送信手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項27】複数の機器を接続することにより、機器
間において、一定の通信サイクルでデータの伝送を行う
アイソクロナス通信と、制御信号の伝送を行う非同期通
信を可能としたネットワークに接続可能な電子機器であ
って、 前記アイソクロナス通信に伝送されるデータは、映像お
よび/または音声データであって、 該アイソクロナス通信を行うための、ブロードキャスト
接続の管理を行う接続管理手段と、 該ブロードキャスト接続による前記データの入力の指示
を受け付ける入力指示手段と、 前記データを出力中の前記ネットワークに接続された他
の機器を検索する検索手段と、 他の機器のメーカの名称と接続名称とを含む表示項目を
用いて、他の機器に関する表示データを表示手段に出力
する機器表示出力手段と、 前記表示出力される他の機器から、一つの機器を選択す
る機器選択手段と、を備え、 前記接続管理手段は、 前記入力の指示を受け付けた場合に、前記選択された機
器が出力しているデータを、前記ブロードキャスト接続
により入力できるように接続管理を行うように構成した
ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11175053A JP2001007824A (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP11175053A JP2001007824A (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 電子機器 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2001007824A (ja) |
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