JP3635215B2 - 機器制御方法およびプログラム記録媒体 - Google Patents

機器制御方法およびプログラム記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バス上に接続された複数の機器を制御する機器制御方法おびプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルビデオや、通信衛星放送におけるデジタル技術の普及に鑑みて、こうしたデジタル技術を用いたデジタル機器を、同一のネットワーク上に接続して制御させようとする試みがなされてきている。
【0003】
そのようなネットワークにおいて、IEEE1394インタフェースは、どのような接続形態でも任意の装置間で信号伝送が可能であること、接続に用いるケーブルの活線挿抜が可能であること、AV信号のようなリアルタイムデータ(アイソクロナスデータ)と、機器の制御コマンドのような非リアルタイムデータ(アシンクロナスデータ)とを同時に伝送することができるため、パーソナル・コンピュータ(PC)およびその関連機器との親和性が高いこと、等々の理由により、汎用性に優れたデジタルインタフェースとして将来の普及が期待されている。
【0004】
図21は、従来の技術によるIEEE1394インターフェースにて動作するシステムの構成図である。図に示すように、STB600、D−VHS700およびTV800といった各機器は、複数のチャンネルを有するIEEE1394バス900にそれぞれ接続されており、それぞれを論理上のユニットとして制御可能な一つのシステムを構成している。また、STB600はチューナ610を、D−VHS700はビデオカセットレコーダ(VCR)710を、またTV800はモニタ810をそれぞれ有している。これらチューナ610、VCR710およびモニタ810は、ユニット内のサブユニットとして制御される。なお、ユニットおよびサブユニットは、信号入力および出力を授受するためのプラグを備えており、ユニットにおいて、入力用のプラグはデジタル入力プラグまたは外部入力プラグ、もしくはデジタルアシンクロナス入力プラグ、そして出力用のプラグはデジタル出力プラグまたは外部入力プラグ、もしくはデジタルアシンクロナス出力プラグとしてそれぞれ設定されている。また、サブユニットにおいては、入力用のプラグはデスティネーションプラグ、また出力用のプラグはソースプラグとしてそれぞれ設定されている。
【0005】
デジタル入出力プラグおよび外部入出力プラグは、制御コマンドによってチャンネルおよび動作を設定することができ、またデスティネーションおよびソースプラグも、制御コマンドによって動作を設定や、接続状態を確認することができる。ここで図24〜図26に、IEEE1394インタフェースにて接続されたユニットおよびサブユニット間の制御や状態確認に用いられるコマンドの例を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような、IEEE1394インタフェースにより複数の機器を接続したシステムを構築して、少なくとも単一の機器に対して各種機器から入力を行うなどの制御を行う場合、前記単一のユニットに対して、バス上のいかなるユニットが、いかなる入力を、いかなる信号の状態(チャンネルおよび入出力状態)にて行っているのかを知ることが重要となる。
【0007】
ここで図22(a)(b)は、D−VHS700a、D−VHS700bの内部構成をサブユニット単位で示した図である。図に示すように、ユニットであるD−VHS700a、D−VHS700bは、その内部にサブユニットとしてチューナおよびビデオカセットレコーダ(VCR)を有しているが、これらチューナ720a、720bおよびVCR710a、710bは、例えば図22(a)(b)にそれぞれ示すような接続の取り方をすることができる。
【0008】
図22(a)に示す例は、D−VHS700のデジタル出力プラグ701aと、チューナ720aのソースプラグ721aおよびVCR710aのソースプラグ711aとは、直接切り換え可能に接続されている。一方、図22(b)に示す例は、D−VHS700bのデジタル出力プラグ701bに接続してるのはVCR710bのソースプラグだけであり、チューナ720aのソースプラグ721bはVCR710bのデスティネーションプラグ712bと接続されている。この場合、チューナ720bの出力は常にVCR710bを経由して得られることになる。
【0009】
ところが、図22(a)(b)に示す例に限らず、D−VHS700a、D−VHS700bのデジタル出力プラグ701a、701bへの接続は、サブユニットであるチューナ720a、720bおよびVCR710a、710bの接続の仕方とは無関係に、デジタル出力プラグ701a、701bに一元的に設定されてしまう。
【0010】
上述したように、各ユニットは、その内部にサブユニットを備えており、上述のチューナ720a、720bおよびVCR710a、710bのように、サブユニット自体も信号の入出力を行うため、システムの制御の仕方によっては、各ユニット内のどのサブユニットから信号が出ているかまで知る必要がある場合がある。
【0011】
その場合、信号の出力源をサブユニット単位までさかのぼって把握するには、最初の接続コマンドとは別に、サブユニット間の接続状態、および動作状態を把握するために、図24〜図26に示すようなコマンドをやりとりする必要があり、結果、システム全体の制御に非常な手間がかかってしまうこととなった。
【0012】
一方、IEEE1394インタフェースでは、複数のユニットが同時にバス上の同一チャンネルに信号出力を行うことはできないという制約がある。
【0013】
この場合、ある構成を有するユニットを備えたシステムにおいては、システムの動作が上記の状態を満たす場合がある。
【0014】
上記の状況下において、それぞれが信号の入出力を行う、複数の内部構成を備えた機器が動作している場合を考える。例えば、図23に示すD−VHS750は、その内部にVCR710とチューナ720の二つのサブユニットを有しているが、このD−VHS750が、IEEE1394バスに接続されたSTB600から信号の入力を受けるか、あるいは内蔵したチューナ610により録画動作を行っており、更にバスに接続された他の(第2の)機器であるTV800によって、この録画されている番組をモニタしようとしている場合を考える。
【0015】
この場合、IEEE1394バスによるシステムを用いてD−VHS750からモニターの出力を得るには、
1.STB600、TV800、D−VHS750が接続されているチャンネルとは別のチャンネル(例えば図中に示す1ch)を使って、TV800はD−VHS750からモニタ出力を得る。
【0016】
2.D−VHS750内のサブユニットであるVCR710のデスティネーションプラグ711につながっているのが、チューナ720のソースプラグ721なのか、(STB600の入力を受けている)D−VHS750の入力プラグなのかを判断し、前者である場合は、STB600、TV800、D−VHS750が接続されているチャンネルとは別のチャンネル(例えば図中に示す1ch)を使って、モニタ出力を得る。また、後者である場合は、TV800が、VCR750はSTB600の信号を記録していることを判断した上で、実際のモニタ出力はSTB600から直接得る、の二通りのやり方があった。
【0017】
しかし上記2つのいずれのやり方にも課題があった。すなわち、1.の場合は、同一バス内に2つのチャンネルを用いて2つの同一のデータが伝送されることになるので、回線資源を無駄に使用することとなってしまう。また、帯域が確保できずデータが伝送できない可能性もある。
【0018】
また、2.は1.の課題は解決できるが、実際に2の手順を実現するには、コマンドの発行および確認の処理が煩雑なものになってしまう。これらの課題は、例えばVCR710とチューナ720との間にさらに別のサブユニットが接続されているような構成においては、さらに煩雑なものとなって現れてくる。
【0019】
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、バス上に接続された各機器の内部の接続状態を細かく調べる手間を省いて、信号の入力源を直ちに把握して制御できるとともに、信号の入出力の状態の把握と操作上の利便性との両立を、より効率的に実現した機器制御方法およびプログラム記録媒体を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の本発明(請求項1に対応)は、信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの中の少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、前記バスに接続されたユニットまたは前記ユニットに含まれるサブユニットに対し、それらの信号源となる力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、前記コマンドを受け取った前記ユニットまたは前記サブユニットから出力される検知結果を受信するステップを備えることを特徴とする機器制御方法である。
【0021】
また、第2の本発明(請求項2に対応)は、信号を出力するための出力プラグを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、前記バスに接続されたユニットに対し、指定された出力プラグの信号源となる入力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、前記コマンドを受け取った前記ユニットから出力される検知結果を受信するステップを備えることを特徴とする機器制御方法である。
【0022】
また、第の本発明(請求項に対応)は、信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、前記バス所定のチャンネルに信号検出、前記バスに接続されている所定のユニットが、前記所定のチャンネルに、その出力プラグより仮想的な出力状態であることを示す情報を受け取るステップを備え、前記所定のユニットと前記特定のユニット以外のユニットとの関係を示すことを特徴とする機器制御方法である。
【0023】
また、第の本発明(請求項に対応)は、e)前記バス上に接続された第1のユニットが信号を出力していることを認識し、f)前記バス上に接続された第3のユニットにおいて、第2のユニットが前記仮想的な出力状態を示す情報を出力しているかどうかを確認し、g)前記第3のユニットに対して、前記第1のユニットが出力する前記信号を、前記第2のユニットから出力された信号として処理するよう要求するステップをさらに備えることを特徴とする第3の本発明の機器制御方法である。
【0024】
また、第の本発明(請求項に対応)は、信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、h )ユニット力プラグに前記ユニットに含まれるサブユニットのソースプラグを信号源として定するよう要求し、 i )前記サブユニットのデスティネーションプラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 j )前記ユニットの出力プラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 k )前記サブユニットのデスティネーションプラグに前記サブユニットのソースプラグを信号源として定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 l )前記 h )、 i )、 j )、 k )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備えることを特徴とする機器制御方法である。
【0025】
また、第の本発明(請求項に対応)は、信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、p )第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求しq 前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求する
ステップのうちの少なくとも一つのステップと、 r )第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 s )前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 t )前記 p )、q),r)、 s )それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、u)前記 p )、q),r)、 s )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を得るステップとを備えることを特徴とする機器制御方法である。
また、第の本発明(請求項に対応)は、信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、p ’)第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求しq ’)前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 r ’)第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 s ’)前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 t ’)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、u)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上を通る信号が処理を施されたか否かを示す情報を得るステップを備えることを特徴とする機器制御方法である。
【0026】
また、第の本発明(請求項に対応)は、前記検知結果として得られた信号源である出力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの入力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を得るステップをさらに備えることを特徴とする第1の本発明の機器制御方法である。
【0027】
また、第の本発明(請求項10に対応)は、前記検知結果として得られた信号源である入力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの出力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの信号経路上を通る信号が処理を施されたか否かを示す情報を得るステップを備えることを特徴とする第1の本発明の機器制御方法である。
【0028】
また、第10の本発明(請求項11に対応)は、前記信号経路上を通る信号が、複数の番組内容を含む信号が多重化された信号であることを示す情報を得て、
前記検知結果として得られた信号源となる入力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの出力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの経路上で、前記多重化された信号のうち、一部の番組内容を示す信号が抽出されたか否かを示す情報を得るステップを含むことを特徴とする第8の本発明の機器制御方法である。
【0029】
また、第11の本発明(請求項18に対応)は、前記バスは、IEEE1394バスであることを特徴とする上記本発明のいずれかの機器制御方法である。
である。
【0030】
また、第12の本発明(請求項19に対応)は、第1の本発明の機器制御方法の、a)前記バスに接続されたユニットまたは前記ユニットに含まれるサブユニットに対し、それらの信号源となる入力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、b)前記コマンドを受け取った前記ユニットまたは前記サブユニットから出力される検知結果を受信するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による信号源検知方法を用いて動作するシステムの構成図である。図に示すように、D−VHS100およびTV200といった各機器は、複数のチャンネルを有するIEEE1394バス300にそれぞれ接続されており、それぞれをユニットとして制御可能な一つのシステムを構成している。また、D−VHS100はビデオカセットレコーダ(VCR)110を、またTV200はモニタ210をそれぞれ有している。VCR110およびモニタ210は、サブユニットとして制御されるものである。なお、上記システムにて、IEEE1394バス300上には図示しないパーソナル・コンピュータ(PC)が、コントローラとしてシステムの制御用に接続されており、このPCによりD−VHS100やTV200(および内蔵されるサブユニット)は制御される。
【0032】
また、図7、図8、図10、図11、図15、図16は、本実施の形態による信号源検知方法において用いられるコマンドの構成を示す図である。
【0033】
以上のような構成を有するシステムの動作を説明するとともに、これにより本発明の実施の形態1による信号源検知方法を説明する。ただし、以下の説明においては、各機器はユニットおよびサブユニットとして扱われているものとする。
【0034】
はじめに、D−VHS100とIEEE1394バス300の所定のチャンネル(ここでは図に示すように0chとおく)との間には、Broadcast out Connectionが張られており、一方、IEEE1394バス300の0チャンネルとTV20との間には、Broadcast in Connectionが張られている。
【0035】
この状態では、D−VHS100から出力されたAV信号は、アイソクロナスデータとしてIEEE1394バス300の0チャンネルを介し、TV200に出力されていることになり、モニタ(サブユニット)210にはVCR(サブユニット)110が記録しているAV信号が映像(および音声)として表示されていることになる。
【0036】
上記のようなアイソクロナスデータ転送が行われている状態において、該システムの利用者が、図示しないPCに対し、D−VHS100に対し、IEEE1394バス300上の機器の接続状態や機器種類、もしくは各機器の動作状態に関する情報の取得要求する。この要求は、具体的には例えばキーボード等の入力装置によって行われる。
【0037】
かかる要求の指令が出されると、PCから、図(A)の経路にて、TV200中のモニタ(サブユニット)210のデスティネーションプラグに入力を与えている信号入力源の所在の問い合わせが、図7のコマンドでDestination Plug番号を指定することにより行われる。
【0038】
この問い合わせが行われると、モニタ(サブユニット)210からは、ディスティネーションプラグ211が、TV200のデジタル入力プラグ201から入力を得ている旨の回答が得られる。
【0039】
次いで、TV200に対して、図15のコマンドで入力プラグ番号を指定して、該デジタル入力プラグに入力を与えている信号入力源の所在の問い合わせが行われると、TV200からは、デジタル入力プラグ201は、アイソクロナスデータの転送を行っている0チャンネルからの入力を得ている旨の回答が得られ、さらに情報が得られる場合には、アイソクロナス転送を行っている0チャンネルは、D−VHS100の有するデジタル出力プラグ102から入力を受けている旨の回答が、図16のレスポンスにて得られる。上記コマンドに回答する能力を持たない場合には、PCはTV200の外部入力プラグを調べて、入力しているチャンネル番号を知り、PLUG INFOコマンドをバス上の全ての機器に送る。問い合わせたチャンネルにたいし出力している機器が前記コマンドを受け取ると、自分が出力を行っている旨と、その出力プラグの番号をPCに対して答える。以上の応答は、図(B)の経路にてなされる。
【0040】
また、信号源がデジタル入力プラグでなく、例えばD−VHSの内蔵チューナを介した外部出力プラグ(BSアンテナ)である場合には、図10(a)のレスポンスが返される。この時には、図に示すexternal-plug-type(外部プラグ入力タイプ)を用いて、外部入力プラグの種類を知らせることも可能である(答える能力のない機器もあり得る)。
【0041】
次いで、図(C)の経路にて、PCからD−VHS100に対して、デジタル出力プラグに入力を与えている入力信号源の所在の問い合わせが、図7のコマンドを用いて、出力プラグを指定して(Plug)行われる。すると、D−VHS100からは、デジタル出力プラグ102は、VCR(サブユニット)110の有するソースプラグ112から入力を受けている旨の回答が、図10(b)のレスポンスにて得られる。このとき、デジタル出力プラグ102がD−VHS100のデジタル入力プラグ101(または図示しない外部入力プラグ)と接続しており、信号の入力を受けている場合は、最終的な入力信号源となる、他のユニットまたはサブユニットのソースプラグ、デジタル入力プラグあるいは外部入力プラグにたどり着くまで、問い合わせは行われる。
【0042】
上記の一連の動作によって、現在TV200のモニタ(サブユニット)210に出力されている映像信号の出所は、D−VHS100内のVCR110であることが確かめられると、D−VHS100側は、その機器情報をPCに対してコマンドへのレスポンスとして転送する。
【0043】
PCに転送されたそれぞれのレスポンスによって得られた接続状態の情報は、利用者に提示することができる。なお、PCのような第三者的な機器によらず、IEEE1394バス300に接続された機器が問い合わせ元となることも可能である。この場合、問い合わせを行う機器においては、自分自身の内部への問い合わせが省略される。例えば、TV200が問い合わせを行う場合は、モニタ(サブユニット)210に対して信号源を問い合わせる必要はない。
【0044】
TV200は、機器情報を取得すると、これをアイソクロナスデータであるAV信号に重畳してモニタ(サブユニット)210に表示する。
【0045】
上記の動作において、TV200および/またはD−VHS100は、それぞれ一つのサブユニットを有したものであるが、複数のサブユニットを有する場合でも、図経路(A)または(B)に配置されている限り、各サブユニットは単なる信号の経路とみなされ、TV200においては、デジタル入力プラグ201まで、またD−VHS100においては、VCR110まで、一度の応答により信号の出力場所が確認される。したがって、例えば図22に示すようなD−VHS700a、D−VHS700bのように、接続の仕方の異なる複数のサブユニットを有するユニットでも、直ちに信号源を把握することができる。
【0046】
また、本実施の形態においては、TV200とD−VHS100との間には、Broadcast connectionが成立してるものとして説明を行ったが、これはP-to-P connectionが成立している状態としてもよく、本実施の形態による機器制御方法は、いずれの場合でも実行可能なものである。
【0047】
また、本実施の形態においては、情報取得要求の動作自体が利用者の自発的操作により行われるものとして説明を行ったが、これは、各ユニット間にBroadcast connectionあるいはP-to-P connectionが成立した段階で、自動的に行われるものとしてもよい。
【0048】
次に、図2は本実施の形態による信号源検知方法を用いて動作するシステムの第2例の構成図である。図において、図1と同一符号は同一部分または相当部分である。また、セットトップボックス(STB)400は、TV200と同様、IEEE1394バス300に接続された、ユニットとして制御可能な機器で、デジタル出力プラグ401および外部出力プラグ402を備えており、さらにサブユニットとして制御可能なチューナ410を有している。TV200はデジタル入力プラグ201に加えて、さらに外部入力プラグ202を備えている。TV200とSTB400とはIEEE1394バス300にて接続しているが、外部入力プラグ202と外部出力プラグ402とを、アナログ映像音声ケーブル500によって接続されてもいる。
【0049】
このような構成を有するシステムの動作を説明することにより、本発明の実施の形態1の第2例による信号源検知方法を説明する。
【0050】
はじめに、STB400から出力されたAV信号は、アナログ信号として外部入力プラグ202および外部出力プラグ402間を伝送され、TV200に出力されており、モニタ210にはSTB400がBSアンテナ420により受信しているAV信号が映像(および音声)として表示されている一方、IEEE1394バス300上では、STB400とTV200は、ユニットまたはサブユニットの制御を行うための信号をアシンクロナスデータとして伝送しているものとする。
【0051】
上記のアナログ信号によるAV信号の転送が行われている状態において、利用者が、図示しないコントローラであるPCに対し、機器種類や動作状態に関する情報の取得を要求する。この要求は、具体的には例えばキーボード等の入力装置によって行われる。
【0052】
かかる要求の指令が出されると、TV200中のモニタサブユニット210に対し、図7のコマンドにより、デスティネーションプラグを指定して、該デスティネーションプラグ211に入力を与えている信号入力源の所在の問い合わせが行われる。
【0053】
この問い合わせが行われると、モニタ(サブユニット)210からは、ディスティネーションプラグ211は、TV200の外部入力プラグ202から入力を得ている旨の回答が得られる。これは図8のレスポンスにおいてSignal Source Plugが"external"であると示される。
【0054】
続いて、PCからは、TV200の外部入力プラグ202がどこから入力を得ているかの問い合わせが、TV200に対して、図15のコマンドにおいてplugを"external"と指定することによりなされる。このとき、TV200で、外部入力プラグ202がどこに接続されているかという対応があらかじめ記録されている場合には、STB400は、この記録に基づいて、TV200の外部入力プラグ202はSTB400の外部出力プラグ402から入力を受けている旨の回答を得る。この応答は、図17のレスポンスにより図(B)の経路にてなされる。
【0055】
次いで、図(C)の経路にて、STB400に対して、該STB400の有する外部出力プラグ402に入力を与えている入力信号源の所在の問い合わせが、図7のコマンドにおいてplugを"external"と指定することにより行われる。すると、STB400からは、外部出力プラグ402は、チューナ410の有するソースプラグ412およびデスティネーションプラグ411を経由して、STB400の外部入力プラグ404から入力を受けている旨の回答が、図11(b)のレスポンスによりなされる。
【0056】
ここで、図3(a)(b)にSTB400のさらなる構成例を示す。STB400において、チューナ410は信号の選局または外部からの入力をスルーするだけの動作を行うため、図3(a)に示すように、チューナ410のデスティネーションプラグ411aに、さらにデジタルBSアンテナとつながっているような外部入力プラグが接続されている場合は、先に説明したように、最終的な入力信号源はSTB400の外部入力プラグ420ということになる。このとき、外部入力プラグ420とデジタルBSアンテナとの対応があらかじめ情報として与えられている場合は、最終入力信号源として「デジタルBSアンテナ」という回答を得ることができる。
【0057】
また、図3(b)に示すように、チューナ410のデスティネーションプラグ411bが、STB400のデジタル入力プラグ422に接続されている構成を有する場合は、最終的な入力信号源はSTB400のデジタル入力プラグ422ということになる。
【0058】
上述したような一連の動作によって、現在TV200のモニタ210に出力されている映像信号の出所は、STB400内の外部入力プラグ404(BSアンテナ420)であることが確かめられ、STB400側は、その機器情報をPCに対してコマンドへのレスポンス(アシンクロナスデータ)としてIEEE1394バス300上に転送する。
【0059】
PCに転送されたそれぞれのレスポンスによって得られた接続状態の情報は、利用者に提示することができる。なお、PCのような第三者的な機器によらず、IEEE1394バス300に接続された機器が問い合わせ元となることも可能である。この場合、問い合わせを行う機器においては、自分自身の内部への問い合わせが省略される。例えば、TV200が問い合わせを行う場合は、モニタ(サブユニット)210に対して信号源を問い合わせる必要はない。
【0060】
TV200は、機器情報を取得すると、これを処理し、外部出力プラグから得られたAV信号に重畳してモニタ210に表示する。
【0061】
このように、本実施の形態の第2例によれば、信号の伝送にアナログケーブルを用いた場合でも、IEEE1394バス300を用いて、第1例同様に機器の制御を行うことができる。
【0062】
なお、本実施の形態においては、ユニットとサブユニットとの間では、図7、図8、図10、図11、図15、図16のコマンドがやりとりされるものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、システムまたはユニット内部のサブユニット間の接続といった構成や、またはユニットが備える入力プラグおよび出力プラグの種類、またはプラグが扱う信号の種類によって、図9、図12、図17、図18に示すようなコマンドを用いてもよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御方法を用いて動作するシステムの構成図である。図に示すように、STB400、D−VHS100およびTV200といった各機器は、複数のチャンネルを有するIEEE1394バス300にそれぞれ接続されており、それぞれをユニットとして制御可能な一つのシステムを構成している。また、STB400はチューナ410を、D−VHS100はビデオカセットレコーダ(VCR)110および内蔵チューナ120を、またTV200はモニタ210をそれぞれ有している。これらチューナ410、VCR110、内蔵チューナ120およびモニタ210は、サブユニットとして制御することができる。なお、上記システムにて、IEEE1394バス300上には図示しないパーソナル・コンピュータ(PC)が、コントローラとしてシステムの制御用に接続されており、このPCによりSTB400、D−VHS100、TV200(および内蔵される各サブユニット)は制御される。
【0063】
また、図7、図8、図10、図15、図16は、本実施の形態による仮想出力設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図である。
【0064】
以上のような構成を有するシステムの動作を説明するとともに、これにより本発明の実施の形態2による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御方法を説明する。ただし、以下の説明においては、各機器はユニットおよびサブユニットとして扱われているものとする。
【0065】
はじめに、STB400とIEEE1394バス300の所定のチャンネル(ここでは図に示すように0chとおく)との間には、Broadcast out Connectionが張られており、一方、IEEE1394バス300の0チャンネルとD−VHS100およびTV200との間には、Broadcast in Connectionが張られている。
【0066】
この状態では、STB400から出力されたAV信号は、アイソクロナスデータとしてIEEE1394バス300の0チャンネルを介し、D−VHS100およびTV200に出力されていることになり、TV200ではモニタ210にはSTB400(内のチューナ410)がBSアンテナ420から受信しているAV信号が映像(および音声)として表示しているとともに、D−VHS100は、STB400から出力されている信号を内部のVCR110に記録していることになる。
【0067】
上記のようなアイソクロナスデータ転送が行われている状態において、利用者は、TV200とSTB400と、D−VHS100との間の信号状態をモニタしようと要求する。この要求は、具体的には例えばキーボード等の入力装置によって、図示しないコントローラであるPCに対して行われる。
【0068】
かかる要求の指令が出されると、PCからは、図(A)の経路にて、モニタ(サブユニット)210に対し、図7のコマンドにてデスティネーションプラグ番号を指定することにより、デスティネーションプラグの状態の問い合わせが行われる。
【0069】
この問い合わせが行われると、モニタ(サブユニット)210からは、図8のレスポンスにより、ディスティネーションプラグ211は、TV200のデジタル入力プラグ201から入力を得ている旨の回答が得られる。
【0070】
次に、TV200に対して、図15のコマンドでSerial Bus iPCR(デジタルアイソクロナス入力プラグ)を指定することにより、デジタル入力プラグの状態の問い合わせが行われると、TV200からは、図16のレスポンスにより、デジタル入力プラグ201は、D−VHS100のデジタル出力プラグ102からIEEE1394バス300内の0チャンネルにて、アイソクロナスデータの入力を受けている旨の回答が得られる。
【0071】
しかし実際には、TV200のデジタル入力プラグ201は、STB400のデジタル出力プラグ401から、IEEE1394バス300内の0チャンネルを介したアイソクロナスデータ出力を得ている。したがって、TV200が、D−VHS100のデジタル出力プラグ102から0チャンネルにて出力されていると認識しているのは仮想的な出力である。そこで、上述した図16のレスポンスにおいて、Output Stateは"仮想出力"(10)として表現される。
【0072】
さらに、この仮想出力の検出にしたがって、以後の応答の処理が進められる。すなわち、D−VHS100に対し、図7のコマンドにてデジタル出力プラグ番号を指定することにより、デジタル出力プラグの状態の問い合わせが行われる。この問い合わせが行われると、D−VHS100からは、デジタル出力プラグ102は、D−VHS100のデジタル入力プラグ101からアイソクロナスデータ入力を得ている旨の回答が得られ、図10(a)のレスポンスとして、デジタル出力プラグからの出力が、1394isochronus channelの「0チャンネル」にoutput state「仮想出力」であるとして示される。これらの応答は、図(C)の経路にてなされる。
【0073】
また仮に、図(D)の経路にて、D−VHS100に対し、図7のコマンドにてデジタル入力プラグ番号を指定することにより、デジタル入力プラグ101の状態の問い合わせが行われると、D−VHS100からは、図8のレスポンスにより、デジタル入力プラグ101は、STB400のデジタル出力プラグ401からIEEE1394バス300内の0チャンネルを介したアイソクロナスデータの入力を受けている旨の回答が得られる。
【0074】
さらに、図(E)の経路にて、STB400に対し、図7のコマンドにてデジタル出力プラグ(oPCR)を指定することにより、デジタル出力プラグ401の状態の問い合わせが行われると、STB400からは、図10(a)のレスポンスにてsignal-source plugを"external"とセットされ、該デジタル出力プラグ401は、チューナ(サブユニット)410のソースプラグ412およびデスティネーションプラグ411を経由して、STB400の外部入力プラグ404から入力を受けている旨の回答が得られる。
【0075】
以上説明した一連の応答から、TV200は、仮想出力を利用することにより、あたかもD−VHS100を経由して、STB400から入力を得ていることになる。
【0076】
一方、仮に、D−VHS100において、VCR(サブユニット)110に対して、図7のコマンドにてデスティネーションプラグを指定することにより該ディティネーションプラグの状態の問い合わせが行われると、これに対し、VCR(サブユニット)110からは、図8のレスポンスにてiPCRをセットすることにより、該デスティネーションプラグ111は、D−VHS100のデジタル入力プラグ101からアイソクロナスデータ入力を受けている旨の回答が得られる。この応答から、D−VHS100は、STB400からの入力を記録していることになる。
【0077】
以上の動作をまとめると、TV200は、D−VHS100を経由して、STB400から入力を得ているとともに、D−VHS100は、STB400からの入力を記録しているということになるので、一連の応答が完了した状態では、PCは、TV200がD−VHS100が記録しているSTBの信号をモニタしていると見なす。
【0078】
PCに転送されたそれぞれのレスポンスによって得られた状態の情報は、利用者に提示することができる。なお、PCのような第三者的な機器によらず、IEEE1394バス300に接続された機器が問い合わせ元となることも可能である。この場合、問い合わせを行う機器においては、自分自身の内部への問い合わせが省略される。例えば、TV200が問い合わせを行う場合は、モニタ(サブユニット)210に対して信号源を問い合わせる必要はない。
【0079】
これにより、TV200側は、モニタ210に出力されている映像信号の出所は、STB400であるとともに、これをD−VHS100からのモニタ信号とみなして、その旨の情報をアイソクロナスデータであるAV信号に重畳してモニタ210に表示することができる。
【0080】
なお、本実施の形態においては、入力切り換え要求の動作自体が利用者の自発的操作により行われるものとして説明を行ったが、これはもちろん、各ユニット間にBroadcast connectionあるいはP-to-P connectionが成立した段階で、自動的に行われるものとしてもよい。
【0081】
また、本実施の形態においては、図7、図8、図10、図15、図16のコマンドがやりとりされるものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、システムまたはユニット内部のサブユニット間の接続といった構成や、またはユニットが備える入力プラグおよび出力プラグの種類、またはプラグが扱う信号の種類によって、図9、図11、図12、図17、図18に示すようなコマンドを用いてもよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3による信号源設定方法およびそれを用いた機器接続方法を用いて動作するシステムの構成図である。図に示すように、D−VHS100、TV200といった各機器は、複数のチャンネルを有するIEEE1394バス300にそれぞれ接続されており、それぞれをユニットとして制御可能な一つのシステムを構成している。また、D−VHS100はビデオカセットレコーダ(VCR)110を、またTV200はモニタ210をそれぞれ有している。VCR110およびモニタ210は、サブユニットとして制御されるものである。ただし、D−VHS100の側はデジタル出力プラグ102aおよび102bを、TV200の側はデジタル出力プラグ201a、201bおよび201cをといった具合に、それぞれのユニットは複数のデジタル入力プラグまたは出力プラグを有しており、これらデジタル入出力プラグは、システム上で互いに識別可能となっている。なお、上記システムにて、IEEE1394バス300上には図示しないパーソナル・コンピュータ(PC)が、コントローラとしてシステムの制御用に接続されており、このPCによりD−VHS100およびTV200(およびそれらに内蔵される各サブユニット)は制御される。
【0082】
また、図13は、本実施の形態による信号源設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図である。
【0083】
以上のような構成を有するシステムの動作を説明するとともに、これにより本発明の実施の形態3による信号源設定方法およびそれを用いた機器接続方法を説明する。ただし、以下の説明においては、各機器はユニットまたはサブユニットとして扱われているものとする。
【0084】
本実施の形態による機器制御方法は、各ユニット内のサブユニットの接続を行った後、ユニット同士の接続を行わせるものである。以下、手順を説明する。
【0085】
はじめに、図示しないPCは、図13(a)のコマンドを用いて、1.TV200のモニタ(サブユニット)210に対し、デスティネーションプラグ211に、TV200のデジタル入力プラグを信号源と設定するよう要求を行う。なお、この時、TV200に備えられたデジタル出力プラグはプラグ201a、プラグ201bおよびプラグ201cの計3つであるが、どのプラグに対して設定要求を行うかは指定しないようにすることも可能である。例えば、特定のデジタル入力プラグとデスティネーションプラグとが恒久的に接続されている場合(permanent connection)、それら以外のプラグを設定しても、設定が成立しないことが起こりうる。このため、本実施の形態では、プラグを指定せず、コマンド受信側がプラグを選択するようにしている。今回の場合、デジタル入力プラグ201aに対して設定が行われたものとする。
【0086】
2.次いで、D−VHS100に、デジタル出力プラグに対して、D−VHS100のVCR110のソースプラグ112を、信号源として設定するように要求を行う。この場合も、TV200のデジタル入力プラグの場合と同様、複数のデジタル出力プラグ102a、102bのどちらに対して設定を行うかまでは指定しない。今回の場合、デジタル出力プラグ102bに対して設定が行われたものとする。このとき、上記の動作において、1.と2.の動作は順序が入れ替わってもよい。
【0087】
最後に、TV200のデジタル入力プラグ201aに、D−VHS100のデジタル出力プラグ102bに対する接続要求を行い、両者を接続する。
【0088】
このように、本実施の形態による機器制御方法によれば、あらかじめ各ユニット内部でサブユニット他の接続を行った上でユニット間を接続するようにしたので、複数の入出力プラグを有するユニットの設定も効率的に行うことができる。
【0089】
なお、D−VHS100のVCR(サブユニット)110に対し、別の動作中のサブユニット(例えばVCRまたはハードディスクドライブ(HDD)など)が存在し、それらを信号源として設定する場合には、図13(b)に示すコマンドにより、サブユニットと、それの有するソースプラグの番号を指定するようにすればよい。
【0090】
また、PCに転送されたそれぞれの設定によって得られた状態の情報は、利用者に提示することができる。また、PCのような第三者的な機器によらず、IEEE1394バス300に接続された機器に設定を行わせることも可能である。
【0091】
なお、本実施の形態においては、図13のコマンドがやりとりされるものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、システムまたはユニット内部のサブユニット間の接続といった構成や、またはユニットが備える入力プラグおよび出力プラグの種類、またはプラグが扱う信号の種類によって、図19、図20に示すようなコマンドを用いてもよい。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御方法、ならびに信号源設定方法を用いて動作するシステムの構成図である。図において、4と同一符号は、同一部分または相当部分であるので、詳しい説明は省略する。またTV200において、チューナ220は外部入力プラグ202を介してBSアンテナ230からの信号入力を受けるものである。
【0092】
また、図13、図19は、本実施の形態による仮想出力設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図である。
【0093】
以上のような構成を有するシステムの動作を説明するとともに、これにより本発明の実施の形態4による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御方法、ならびに信号源設定方法を説明する。ただし、以下の説明においては、各機器はユニットおよびサブユニットとして扱われているものとする。
【0094】
はじめに、STB400から出力されたAV信号は、アイソクロナスデータとしてIEEE1394バス300の0チャンネルを介し、D−VHS100およびTV200に出力されている。TV200においては、モニタ210には、内蔵しているチューナ220がBSアンテナ230から受信している(チューナ220がソースプラグ222より出力している)AV信号がデスティネーションプラグ211に入力して、映像(および音声)として表示されている。一方、D−VHS100においては、VCR110がSTB400から出力されている信号を記録している。
【0095】
上記のようなアイソクロナスデータ転送が行われている状態において、利用者は、TV200の内蔵しているチューナ220が受信している信号を視聴しているが、D−VHS100に記録されている信号をモニタしようと要求する。この要求は、具体的には例えばキーボード等の入力装置によって、図示しないPCに対して行われる。
【0096】
かかる要求の指令が出されると、PCからは、図中(A)の経路にて、モニタ(サブユニット)210に対し、図13(a)のコマンドを用いて、TV200のデジタル入力プラグ201から入力を得るよう切り換えを行う。
【0097】
次に、TV200に対して、図19のコマンドを用いて、D−VHS100のデジタル出力プラグ102からIEEE1394バス300の0チャンネルにて出力するアイソクロナスデータの入力を受ける旨の要求を送る。
【0098】
しかし実際には、D−VHS100のデジタル出力プラグからは出力はないので、TV200のデジタル入力プラグ102は、D−VHS100が記録しているのと同じ信号、すなわち、STB400のデジタル出力プラグ401から、IEEE1394バス300内の0チャンネルを介したアイソクロナスデータ出力を得ることになる。したがって、TV200が、D−VHS100のデジタル出力プラグ102から0チャンネルにて出力されていると認識しているのは仮想出力である。
【0099】
このようなコマンドの応答を行うことにより、TV200は、仮想出力を利用して、あたかもD−VHS100を経由して、STB400から入力を得ることができる。
【0100】
なお、本実施の形態においては、図13および図19のコマンドがやりとりされるものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、システムまたはユニット内部のサブユニット間の接続といった構成や、またはユニットが備える入力プラグおよび出力プラグの種類、またはプラグが扱う信号の種類によって、図4、図20に示すようなコマンドを用いてもよく、さらに構成によっては、他の実施の形態にて用いたコマンドを使うようにしてもよい。。
【0101】
なお、本発明のいずれの実施の形態においても、本発明の機器制御方法、信号源設定方法、機器接続方法を中心に説明したが、本発明のプログラム記録媒体として、以上説明した各手段の機能の全部または一部、または、各ステップの全部または一部をコンピュータにより実行させるプログラムを格納するプログラム記録媒体を用いてもよい。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明によれば、バス上に接続された各機器の内部の接続状態を細かく調べる手間を省いて、信号の入力源を直ちに把握して制御できるとともに、信号の入出力の状態の把握と操作上の利便性との両立を、より効率的に実現した機器制御方法およびプログラム記録媒体を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による信号源検知方法を用いて動作するシステムの構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1による信号源検知方法を用いて動作するシステムの第2例の構成を示す図
【図3】本発明の実施の形態1による信号源検知方法を用いて動作するシステムにおけるSTBの構成を示す図
【図4】本発明の実施の形態2による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御方法を用いて動作するシステムの構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態3による信号源設定方法およびそれを用いた機器接続方法を用いて動作するシステムの構成を示す図
【図6】本発明の実施の形態4による仮想出力設定方法およびそれを用いた機器制御往訪、ならびに信号源設定方法を用いて動作するシステムの構成を示す図
【図7】本発明の信号源検知方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図8】本発明の信号源検知方法において用いられるレスポンスの構成を示す図
【図9】本発明の信号源検知方法において用いられるレスポンスの構成を示す図
【図10】本発明の信号源検知方法において用いられるレスポンスの構成を示す図
【図11】本発明の信号源検知方法において用いられるレスポンスの構成を示す図
【図12】本発明の信号源検知方法において用いられるレスポンスの構成を示す図
【図13】(a)(b)本発明の信号源設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図14】(a)(b)本発明の信号源設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図15】本発明の信号源検知方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図16】本発明の仮想出力設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図17】本発明の信号源検知方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図18】本発明の信号源検知方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図19】本発明の信号源設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図20】本発明の信号源設定方法において用いられるコマンドの構成を示す図
【図21】従来の技術によるIEEE1394インタフェースにて複数の機器を接続したシステムの構成図
【図22】(a)(b)STBの内部のサブユニットの接続状態例を示す図
【図23】従来の技術によるIEEE1394インタフェースにて複数の機器を接続したシステムの構成図
【図24】従来の技術によるIEEE1394インタフェースに接続されたユニットまたはサブユニットにて用いられるコマンドの構成図
【図25】従来の技術によるIEEE1394インタフェースに接続されたユニットまたはサブユニットにて用いられるコマンドの構成図
【図26】従来の技術によるIEEE1394インタフェースに接続されたユニットまたはサブユニットにて用いられるコマンドの構成図
【符号の説明】
100、700、700a、700b、750 D−VHS
101、201、201a、201b、201c 422 デジタル入力プラグ
102、102a、102b、401、701a、701b デジタル出力プラグ
110、710、710a、710b VCR
111、211、221、411、411a、411b、710a、710b、711 デスティネーションプラグ
112、121、232、412、712、721a、721b ソースプラグ
120、220、410、610、720、720a、720b チューナ
200、800 TV
202、403、404、420 外部入力プラグ
210、810 モニタ
230、420 BSアンテナ
300、900 IEEE1394バス
400、600 STB
402 外部出力プラグ
421 CSアンテナ
500 アナログ映像音声信号ケーブル

Claims (24)

  1. 信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの中の少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    a)前記バスに接続されたユニットまたは前記ユニットに含まれるサブユニットに対し、それらの信号源となる力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、
    b)前記コマンドを受け取った前記ユニットまたは前記サブユニットから出力される検知結果を受信するステップを備えることを特徴とする機器制御方法。
  2. 信号を出力するための出力プラグを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    a’)前記バスに接続されたユニットに対し、指定された出力プラグの信号源となる入力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、
    b’)前記コマンドを受け取った前記ユニットから出力される検知結果を受信する
    ステップを備えることを特徴とする機器制御方法。
  3. 信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    c)前記バス所定のチャンネルに信号検出
    d)前記バスに接続されている所定のユニットが、前記所定のチャンネルに、その出力プラグより仮想的な出力状態であることを示す情報を受け取る
    ステップを備え、
    前記所定のユニットと前記特定のユニット以外のユニットとの関係を示すことを特徴とする機器制御方法
  4. e)前記バス上に接続された第1のユニットが信号を出力していることを認識し、
    f)前記バス上に接続された第3のユニットにおいて、第2のユニットが前記仮想的な出力状態を示す情報を出力しているかどうかを確認し、
    g)前記第3のユニットに対して、前記第1のユニットが出力する前記信号を、前記第2のユニットから出力された信号として処理するよう要求する
    ステップをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の機器制御方法。
  5. 前記第2のユニットは、前記第1のユニットの出力する信号を入力していることを特徴とする請求項に記載の機器制御方法。
  6. 信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バスに接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    h )ユニット力プラグに前記ユニットに含まれるサブユニットのソースプラグを信号源として定するよう要求し、
    i )前記サブユニットのデスティネーションプラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、
    j )前記ユニットの出力プラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、
    k )前記サブユニットのデスティネーションプラグに前記サブユニットのソースプラグを信号源として定するよう要求する
    ステップのうちの少なくとも一つのステップと、
    l )前記 h )、 i )、 j )、 k )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備える
    ことを特徴とする機器制御方法。
  7. 信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    p )第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し
    q 前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求する
    ステップのうちの少なくとも一つのステップと、
    r )第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、
    s )前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求する
    ステップのうちの少なくとも一つのステップと、
    t )前記 p )、q),r)、 s )それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求する
    ステップと、
    u)前記 p )、q),r)、 s )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を得るステップとを備えることを特徴とする機器制御方法。
  8. 信号を入力するための入力プラグおよび信号を出力するための出力プラグの少なくとも一方と、信号を入力するためのデスティネーションプラグおよび信号を出力するためのソースプラグの少なくとも一方を備えたサブユニットとを有するユニットを、バス上に接続してなるシステムにおける機器制御方法であって、
    p ’)第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し
    q ’)前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求する
    ステップのうちの少なくとも一つのステップと、
    r ’)第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、
    s ’)前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求する
    ステップのうちの少なくとも一つのステップと、
    t ’)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求する
    ステップと、
    u)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上を通る信号が処理を施されたか否かを示す情報を得るステップを備えることを特徴とする機器制御方法。
  9. 前記検知結果として得られた信号源である出力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの入力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を得るステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の機器制御方法。
  10. 前記検知結果として得られた信号源である入力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの出力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの信号経路上を通る信号が処理を施されたか否かを示す情報を得るステップを備える請求項1に記載の機器制御方法。
  11. 前記信号経路上を通る信号が、複数の番組内容を含む信号が多重化された信号であることを示す情報を得て、
    前記検知結果として得られた信号源となる入力プラグまたはソースプラグから前記ユニ ットの出力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの経路上で、前記多重化された信号のうち、一部の番組内容を示す信号が抽出されたか否かを示す情報を得るステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の機器制御方法。
  12. 前記信号経路上を通る信号が映像データを含む情報を得て、
    前記検知結果として得られた信号源となる入力プラグまたはソースプラグから前記ユニットの出力プラグまたは前記サブユニットのデスティネーションプラグまでの経路上で、前記信号経路上を通る信号の映像データに対し、前記信号経路上を通る信号の映像データ以外の内容を表示させるためのデータが追加されたか否かを示す情報を得る
    ステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の機器制御方法。
  13. 前記h)、i)、j)、k)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ信号経路上で、信号が処理を施されたか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の機器制御方法。
  14. v)前記p)、q)、r)及びs)のステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、
    w)前記p)、q)、r)、s)、t)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備えることを特徴とする請求項7に記載の機器制御方法。
  15. v’)前記p’)、q’)、r’)及びs’)のステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、
    w’)前記p’)、q’)、r’)、s’)、t’)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備えることを特徴とする請求項8に記載の機器制御方法。
  16. )前記p)、q)、r)及びs)のステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、
    y)前記p)、q)、r)、s)、v)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ信号経路上で、信号が処理を施されたか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備えることを特徴とする請求項7に記載の機器制御方法。
  17. x’)前記p)、q)、r)及びs)のステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、
    )前記p)、q)、r)、s)、v)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ信号経路上で、信号が処理を施されたか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとを備えることを特徴とする請求項8に記載の機器制御方法。
  18. 前記バスは、IEEE1394バスであることを特徴とする
    請求項1から17のいずれかに記載の機器制御方法。
  19. 請求項1に記載の機器制御方法の、a)前記バスに接続されたユニットまたは前記ユニットに含まれるサブユニットに対し、それらの信号源となる入力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、b)前記コマンドを受け取った前記ユニットまたは前記サブユニットから出力される検知結果を受信するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
  20. 請求項2に記載の機器制御方法の、a’)前記バスに接続されたユニ ットに対し、指定された出力プラグの信号源となる入力プラグまたはソースプラグを検知させるコマンドを出力し、b’)前記コマンドを受け取った前記ユニットから出力される検知結果を受信するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
  21. 請求項3に記載の機器制御方法の、c)前記バスの所定のチャンネルに信号を検出し、d)前記バスに接続されている所定のユニットが、前記所定のチャンネルに、その出力プラグより仮想的な出力状態であることを示す情報を受け取るステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
  22. 請求項6に記載の機器制御方法の、 h )ユニットの出力プラグに前記ユニットに含まれるサブユニットのソースプラグを信号源として設定するよう要求し、
    i )前記サブユニットのデスティネーションプラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 j )前記ユニットの出力プラグに、前記ユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 k )前記サブユニットのデスティネーションプラグに前記サブユニットのソースプラグを信号源として設定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 l )前記 h )、 i )、 j )、 k )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を、前記ユニットまたは前記サブユニットから得るステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
  23. 請求項7に記載の機器制御方法の、 p )第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 q )前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 r )第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 s )前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 t )前記 p )、q),r)、 s )それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、 u) 前記 p )、q),r)、 s )のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上に、さらなるサブユニットが存在するか否かを示す情報を得るステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
  24. 請求項8に記載の機器制御方法の、p ’)第1のユニットに含まれるサブユニットのデスティネーションプラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求しq ’)前記第1のユニットの出力プラグに、前記第1のユニットの入力プラグを信号源として指定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 r ’)第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニット内の入力プラグを信号源として設定するよう要求し、 s ’)前記第2のユニットの出力プラグに、前記第2のユニットの入力プラグを信号源として設定するよう要求するステップのうちの少なくとも一つのステップと、 t ’)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)それぞれの要求するステップ後に、前記第1のユニットの入力プラグと前記第2のユニットの出力プラグとを接続するよう要求するステップと、u)前記 p ’)、q’),r’)、 s ’)のステップで設定されたプラグと信号源とを結ぶ経路上を通る信号が処理を施されたか否かを示す情報を得るステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能なプログラム記録媒体。
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