JP2001238273A - ホーム機器制御装置及び該ホーム機器制御装置の操作端末 - Google Patents

ホーム機器制御装置及び該ホーム機器制御装置の操作端末

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JP2001238273A
JP2001238273A JP2000047451A JP2000047451A JP2001238273A JP 2001238273 A JP2001238273 A JP 2001238273A JP 2000047451 A JP2000047451 A JP 2000047451A JP 2000047451 A JP2000047451 A JP 2000047451A JP 2001238273 A JP2001238273 A JP 2001238273A
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home
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Hitoshi Nakahara
仁志 中原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のホーム機器制御装置の操作端末から
は、該ホーム機器制御装置が制御する被制御機器の動作
状態を確認できない。 【解決手段】 内蔵カメラ28が撮像した映像信号を、
選択部33、映像信号符号/復号部29、多重分離部2
6、回線制御部25に出力される。また、操作端末Tは
ホーム機器制御機器21より入力した映像信号を表示す
る映像/OSD表示部31を備える。これにより、操作
端末Tがホーム機器制御機器21を介して制御する被制
御機器Mの動作状態を映像により確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭などに設置さ
れた照明、エアコン、ビデオ機器などのホーム機器を家
庭外の遠隔地よりデジタルまたはアナログの電話回線を
通じて制御するホーム機器制御装置及び該ホーム機器制
御装置の操作端末に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平8−195823号
公報に示された従来のホーム機器制御装置の構成図であ
り、図において、1はホーム機器制御装置、2はケー
ス、3はマイコン、4は操作部、5は表示部、6は回線
接続コネクタ、7は併設電話機、8は電話機用コネク
タ、9は電話回線制御回路、10はDTMFトーン検出
回路、11は発音回路、12はリモコン信号送信部、1
3はリモコン信号受信部、14は記憶部、Rはリモコ
ン、Mはホーム機器となるエアコン等の被制御機器、T
は電話機、Lは電話回線である。
【0003】図8のホーム機器制御装置1における、被
制御機器Mとなる家庭内の家電製品の遠隔操作に関して
簡単に説明する。まず、外出先電話機Tよりホーム機器
制御装置1へ電話をかける、電話回線制御回路9により
通信が確立され、電話がつながった事が確認された後、
外出先の電話機Tのダイヤルボタンから家庭内の被制御
機器Mを制御するための、予め決められた番号を入力す
る。このダイヤルボタンからの入力信号はDTMFとい
う形態に変調されホーム機器制御装置1へ伝送される。
このDTMF変調された制御信号はDTMF検出回路1
0で検出され、検出信号はマイコン3に送られる。マイ
コン3は検出信号に対して、予め記憶部14に記憶され
た被制御機器Mの制御データを読み出しリモコン信号送
信部12に送り、送信部12から送信された制御信号に
より被制御機器Mが動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ホーム機器制御装
置は、被制御機器Mの初期状態または制御の中間状態
を、遠隔地にいる操作者が把握していなければ正確に所
望の制御を行うことができないという問題点がある。
【0005】これは、被制御機器Mの制御方式に起因す
る。例えばVTR(Video Tape Recorder)やエアコン
のリモコンによる電源制御を考えてみる。電源がOFF
になっているVTRがあったとする。このVTRの電源
をONする場合、通常リモコンの「電源」ボタンを押
す。リモコンからの送信信号が正常にVTRで受信され
るとVTRの電源はONする。ではこの状態でVTRの
電源をOFFする場合は、再度リモコンの「電源」ボタ
ンを押す。リモコンからの送信信号が正常にVTRで受
信されるとVTRの電源はOFFする。この一連の動作
が意味しているものは、リモコンから送信される電源O
Nの制御信号と電源OFFの制御信号は全く同じコード
の信号であるということである。実際そのようになって
いる場合が多い。即ち、被制御機器Mではリモコンから
同一の制御信号を受信したとしても、受信したときの被
制御機器Mの状態によって、その対象となる動作が変わ
る場合があるということになる。
【0006】従来のホーム機器制御装置では、家庭内の
被制御機器Mの実動作状態を確認する手段がないため、
遠隔地よりVTRの電源をONしようとした場合、もし
家庭のVTRの電源が既にONの状態であったなら、遠
隔地にいる操作者の意図とは逆にVTRの電源をOFF
してしまうといった、誤動作を発生させるという問題点
がある。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、家庭内の被制御機器Mの初期状
態、実動作状態にとらわれることなく、遠隔地から機器
の正確な制御を行えるホーム機器制御装置を提供するも
のである。また、遠隔地からの制御に際して、より制御
を行いやすくするためのユーザインターフェースを設け
たホーム機器制御装置及び該ホーム機器制御装置の操作
端末を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るホーム機
器制御装置は、ホーム機器を制御するリモコン信号を出
力するリモコン信号送信部と、回線を介した操作端末か
らの制御信号を上記リモコン信号のもとになるリモコン
コードに変換して上記リモコン信号送信部に出力する制
御部と、上記ホーム機器の動作状態を撮像した映像信号
を出力するカメラと、上記映像信号を上記回線に多重し
て上記操作端末に出力する多重分離部とを備えたもので
ある。
【0009】また、次の発明に係わるホーム機器制御装
置は、カメラを複数設けた場合には、該複数のカメラか
らの映像の何れかを選択して多重分離部に出力する映像
選択部を設け、制御部が操作端末からの制御信号に含ま
れた映像選択信号を上記映像選択部に出力するものであ
る。
【0010】また、次の発明に係わるホーム機器制御装
置の操作端末は、複数のキー入力信号を出力する操作部
と、上記操作部からのキー入力信号を制御信号に変換す
る制御部と、映像信号を表示する映像表示部と、回線を
介したホーム機器制御装置に上記制御部からの制御信号
を多重して出力するとともに、上記回線に多重されたホ
ーム機器制御装置からの映像信号を分離して上記映像表
示部に出力する多重分離部とを備えたものである。
【0011】更に、次の発明に係わるホーム機器制御装
置の操作端末は、多重分離部が上記回線に多重されたホ
ーム機器制御装置が管理するホーム機器の情報を制御部
に出力すると、制御部が該情報にもとづくメニュー画面
を表示部に出力するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態1に示すホーム機器制御装置の構成図であり、
図において、21はホーム機器制御装置、22は操作
部、23はCPU、24は電話回線網との接続端子、2
5は回線制御部、26は多重分離部、27は音声信号符
号/復号部、28は内蔵カメラ、29は映像信号符号/
復号部、30は映像信号選択部、31は映像/OSD表
示部、32はホーム機器制御装置に接続される外部カメ
ラの接続端子、33は映像信号を選択する選択部、34
は音声信号の入力端子、35は機種を特定するためのI
D番号保持部、36はOSD(On Screen Display)多
重部、Mはホーム機器となるVTR等の被制御機器、R
は被制御機器Mのリモコン、Cは外部カメラ、Tは操作
端末である。
【0013】また、この実施の形態ではISDN回線網
を使用したホーム機器制御装置に関して説明するが、こ
れはアナログの電話回線につながったホーム機器制御装
置でも同様な構成となる。また、操作端末Tはここでは
ホーム機器制御装置21と同様の構成を持つ端末とする
が、操作端末Tの機能としては、少なくてもリモコン信
号送信部12、リモコン信号受信部13、内蔵カメラ2
8、映像信号選択部30が不要となる。また、図2は図
1に示す操作部22の一例を示す説明図であり、操作端
末Tも同様な操作部を有している。
【0014】次に動作を説明する。まず、ISDN回線
網を介した操作端末Tからホーム機器制御装置21に電
話をかける。すると、回線制御部25により呼接続が確
立され、操作端末Tとの間でデータ転送が可能となる。
図3は、ホーム機器制御装置21と送信端末Tとのデー
タ転送に使用するフレーム構成図である。図3に示すよ
うに、データ転送に使用するフレームには、操作端末T
からの一般データT、音声データT、映像データTと、
ホーム機器制御装置21からの一般データ21、音声デ
ータ21、映像データ21とが多重されている。以下、
一般データT、音声データT、映像データTを操作端末
Tからの多重データTとし、一般データ21、音声デー
タ21、映像データ21をホーム機器制御装置21から
の多重データ21とする。
【0015】また、回線制御部25はISDN回線網か
ら入力した多重データTを多重分離部26に出力する。
また、データ多重分離部26では多重データTを分離
し、一般データTをCPU23、音声データTを音声信
号符号/復号部27、映像データTを映像信号符号/復
号部29に出力する。また、音声信号符号/復号部27
は、音声データTの中にDTMF信号が変調されている
場合は、通常のアナログ音声に戻した音声信号をDTM
F検出部10に出力する。また、DTMF検出部10は
入力した音声信号からどのようなダイヤルトーンが含ま
れているかを検出して、検出結果をCPU23に出力す
る。
【0016】次に映像信号処理について説明する。映像
信号符号/復号部29では多重分離部26より入力した
映像データTを復号して映像信号選択部30に出力す
る。また、映像信号選択部30ではCPU23の指示に
より、外部カメラCまたは内蔵カメラ28からの映像信
号、或いは映像信号符号/復号部29にて復号した操作
端末Tからの映像信号を選択して映像/OSD表示部3
1に出力する。ここで、もしCPU23からの指示で操
作端末Tからの映像信号を選択した場合、操作端末Tの
カメラ(図示せず)で撮像された映像が映像/OSD表
示部31で確認できる。
【0017】一方、操作端末T側でも、前記と同様な処
理によりホーム機器制御装置21の内蔵カメラ28また
は外部カメラCで撮像された映像を確認できる。以下、
簡単に説明する。まず、内蔵カメラ28または外部カメ
ラCで撮像された映像は、選択部33にて選択されて映
像信号符号/復号部29に出力される。また、映像信号
符号/復号部29では、入力した映像信号を符号化して
1/300の程度に圧縮した映像データ21を多重分離
部26へ出力する。また、多重分離部26では、CPU
23からの一般データ21、音声信号符号/復号部27
からの音声データ21、映像信号符号/復号部29から
の映像データ21をフレーム多重する。これにより、回
線制御部25を通して出力された多重フレームはISD
N回線網を介して操作端末Tへ出力される。これによ
り、操作端末Tでは、上述と同様な方法で多重フレーム
から映像データを分離して復号し、操作端末Tの映像/
OSD表示部(図示せず)に出力される。これにより、
操作端末Tではホーム機器制御装置21からのカメラ映
像を確認することができる。
【0018】前記に説明した動作により、操作端末Tの
操作者は、ホーム機器制御装置21で制御する被制御機
器Mの状態を実際の映像で確認する事ができる。例え
ば、家庭の照明が消えているのか点灯しているのか、ま
たはVTRの電源がONになっているのかOFFになっ
ているのかといった状態である。ただし、本実施の形態
を有効とさせるためには、対象となる被制御機器MのO
N/OFF状態がLEDや蛍光表示装置その他により映
像で識別できることが必要であるが、多くの被制御機器
Mにはその機能が搭載されているため、容易に識別可能
になることは言うまでもない。
【0019】また、本実施の形態は、従来例と同様にD
TMF信号によっても被制御機器Mを制御できるように
構成しているため、操作端末Tの操作者は予め決められ
た手順のダイヤルボタンを押すと、そのデータが音声デ
ータTに変換されて、多重分離部26を介して音声信号
符号/復号部27に出力される。また、音声信号符号/
復号部27は、音声データTの中にDTMF信号が変調
されている場合は、通常のアナログ音声に戻した音声信
号をDTMF検出部10に出力する。また、DTMF検
出部10は入力した音声信号からどのようなダイヤルト
ーンが含まれているかを検出して、検出結果をCPU2
3に出力する。また、CPU23では入力した検出結果
をもとに予め記憶部14に記憶した被制御機器Mのリモ
コンコードを読み出し、リモコン信号送信部12に送
り、リモコン信号送信部12から赤外線に変換された信
号が送出され被制御機器Mを制御する。この方法は、操
作端末Tが本実施の形態のホーム機器制御装置21と同
様の構成を持たない、一般のアナログ電話などからでも
制御可能となることを目的としている。
【0020】前記方法とは別に、操作端末Tが本実施の
形態のホーム機器制御装置21と同様の構成を持つ場
合、操作端末Tのダイヤル操作による制御信号は一旦、
図3に示したフレームの中の一般データTに多重して送
信される。これにより、ホーム機器制御装置21では多
重分離部26が入力した多重フレームTを分離して、一
般データTをCPU23に出力する。これにより、CP
U23は一般データTで入力した制御内容の識別を行
う。以降の制御は従来に同じである。
【0021】以上説明したように、本実施の形態による
操作端末Tからのホーム機器制御装置21を介する被制
御機器Mの制御動作は、内蔵カメラ28または外部カメ
ラCからの映像により操作端末Tで見ることができる。
このため、操作端末Tからの被制御機器Mへの制御動作
を映像によって動作状態を確認しながら行うことができ
る。また、この方法では、被制御機器Mへの制御動作
や、動作状態の確認に際して、被制御機器Mとなるホー
ム機器と特別のインーターフェースを必要としないた
め、ホーム機器制御装置21及び操作端末Tにより安価
で汎用的なホーム機器制御システムを構成できる。
【0022】また、操作端末Tからホーム機器制御装置
21へ発呼して、通信が確立すると、CPU23は、自
身の機種を特定するID番号を保持するID番号保持部
35よりID番号を読み出す。また、CPU23は読み
出したID番号を一般データ21に含ませて多重分離部
26に出力する。また、多重分離部26は、ID番号を
含んだ一般データ21をフレーム多重して操作端末T側
に出力する。これにより、操作端末Tでは一般データ2
1に含まれるID番号によりホーム機器制御装置21の
機種を確認する。また、操作端末Tの機種を示すID番
号が上述と同様な方法でホーム機器制御装置21側へ出
力される。これにより、CPU23では操作端末Tの機
種を識別する。同様に操作端末Tではホーム機器制御装
置21の機種を識別する。
【0023】上記、機種識別の結果双方の性能互換が確
認されると、ホーム機器制御装置21は、記憶部14か
ら制御可能な被制御機器Mの情報を読み出し、一般デー
タ21として多重分離部26に出力することで、被制御
機器Mの情報が操作端末Tへ出力される。また、記憶部
14には被制御機器Mの情報として、ホーム機器となる
家電製品各社のリモコンコードだけではなく、各家庭に
実際に設置されている製品の設置状況も記憶させてい
る。前者は工場での出荷時に標準状態として記憶させる
ものであるが、後者はユーザが製品購入後に本実施の形
態におけるホーム機器制御装置21が有する操作部22
等のユーザインターフェースにより行う。その方法に関
しては、ここでは説明を省略する。
【0024】これにより、操作端末Tでは、被制御機器
Mの情報に含まれる上記製品の設置状況にもとづき、例
えば操作端末TのCPU(図示せず)が図4のようなメ
ニュー画面を作成して操作端末Tの映像/OSD表示部
に表示する。図4は図1に示す操作端末Tの映像/OS
D表示部に表示したメニュー画面の構成図である。画面
上には予め制御可能な被制御機器Mの種類、メーカ名、
型名、設置場所等が表示される。これにより、操作端末
Tの操作者は、メニュー画面から操作したい被制御機器
Mを選択する。また、図4では太枠がカーソルとなって
おり、例えばVTR1を選択した場合、さらに例えば図
5のような操作メニュー画面が表示される。図5は図4
に示すメニュー画面より操作する被制御機器Mを選択し
た場合に表示される操作メニュー画面の構成図である。
このとき、操作端末Tの映像/OSD表示部には、ホー
ム機器制御装置21より入力したカメラ映像も合わせて
表示される(図示せず)。また、図2の操作部22に示
す「メニューオフ」ボタンや「映像オフ」ボタンでメニ
ュー画面又はカメラ映像を一時的に隠すこともできる。
【0025】以上のように、本実施の形態においては、
ホーム機器制御装置21が記憶部14に記憶する被制御
機器Mの情報を操作端末Tに出力し、操作端末Tが被制
御機器Mの情報をもとに図4に示すメニュー画面及び図
5に示す操作メニュー画面を表示するので、操作端末T
から被制御機器Mを操作するための最適なGUIを提供
でき、ホーム機器制御装置21の操作を行いやすい操作
端末Tを提供できる。
【0026】さらに、図1における本実施の形態による
ホーム機器制御装置21において、撮像位置(パン、チ
ルト)及び拡大縮小(ズーム)制御可能な内蔵カメラ2
8を搭載することができる。この場合、図2に示すよう
な操作端末Tの操作部が有するカメラ制御ボタンを押す
ことにより、内蔵カメラ28のカメラ制御を行うことが
できる。これは、内蔵カメラ28を制御するためのデー
タは、操作端末Tからの一般データTに含まれ、データ
多重分離部26で分離され、CPU23に送られる。C
PU23はその制御データにもとづき、内蔵カメラ28
に制御信号を出力することで可能となる。
【0027】また、ホーム機器制御装置21において、
予め内蔵カメラ28の制御情報、つまり被制御機器Mの
設置場所に合わせた撮像位置及び拡大率をプリセットデ
ータとして記憶部14に記憶させておくものとする。こ
れにより、操作端末Tの操作者が図4に示すメニュー画
面から制御したい被制御機器Mを選択すると、CPU2
3は記憶部14から対象となる被制御機器Mのプリセッ
トデータを読みだして、内蔵カメラ28に対してプリセ
ット動作を行わせる。このため、室内に分散した複数の
被制御機器Mの中から選択された被制御機器Mを個別に
撮像できるようになり、操作端末Tの映像/OSD表示
部に選択した被制御機器Mが個別に表示されるため、動
作状態がより視認しやすくなる。
【0028】また、本実施の形態におけるホーム機器制
御装置21は、図8のホーム機器制御装置1と同様の構
成にて、被制御機器Mに付属する赤外線リモコンRから
出力されるリモコンコードを記憶部14に記憶させるこ
とができる。これは、ホーム機器制御装置21が工場出
荷時に記憶させることができなかった、被制御機器Mの
制御を行えるようにするための手段である。
【0029】上記に加え、本実施の形態におけるホーム
機器制御装置21では、記憶させたリモコンコードに対
して、図4のメニュー画面に表示されているような、製
品名、メーカ名、機種名、室内での設置場所等をCPU
23によって提供されるGUI(Guraphic User Interf
ace)により、操作部22から入力し、記憶部14に記
憶させる手段を有する。また、その情報は操作端末Tと
通信により共有することができるため、新規に追加した
被制御機器Mの制御に関しても、図4と全く同一のGU
Iを操作端末T側に表示することができ、操作のしやす
い、ホーム機器制御装置21の操作端末Tを提供でき
る。
【0030】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2に示すホーム機器制御装置の構成図であり、図にお
いて、29aは映像信号符号/復号部である。実施の形
態1では、GUIのためのOSDを映像信号選択部30
から出力された出力信号に対して、OSD加算部36で
多重していたが、図6に示すように映像信号符号/復号
部29aで多重することもできる。
【0031】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態2に示すホーム機器制御装置の構成図である。実施の
形態1では、デジタルまたはアナログの電話回線を経由
した、遠隔地からの被制御機器Mの制御に関して説明し
たが、同様の構成にて、屋内の別の部屋どうし、または
ビル内の異なる階の別の部屋からの制御も可能となる。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、ホーム機器制御装置
は、リモコン信号送信部がホーム機器を制御するリモコ
ン信号を出力し、制御部が回線を介した操作端末からの
制御信号を上記リモコン信号のもとになるリモコンコー
ドに変換して上記リモコン信号送信部に出力し、カメラ
が上記ホーム機器の動作状態を撮像した映像信号を出力
し、多重分離部が上記映像信号を上記回線に多重して上
記操作端末に出力するので、操作端末上で映像によるホ
ーム機器の動作を確認できる効果がある。
【0033】また、次の発明によれば、ホーム機器制御
装置は、カメラを複数設けた場合には、該複数のカメラ
からの映像の何れかを選択して多重分離部に出力する映
像選択部を設け、制御部が操作端末からの制御信号に含
まれた映像選択信号を上記映像選択部に出力するので、
操作端末上でホーム機器制御装置からの映像信号を選択
できる効果がある。
【0034】また、次の発明によれば、ホーム機器制御
装置の操作端末は、操作部が複数のキー入力信号を出力
し、制御部が上記操作部からのキー入力信号を制御信号
に変換し、映像表示部が映像信号を表示し、多重分離部
が回線を介したホーム機器制御装置に上記制御部からの
制御信号を多重して出力するとともに、上記回線に多重
されたホーム機器制御装置からの映像信号を分離して上
記映像表示部に出力するので、ホーム機器制御装置を介
したホーム機器の制御動作を確認できる効果がある。
【0035】更に、次の発明によれば、ホーム機器制御
装置の操作端末は、多重分離部が上記回線に多重された
ホーム機器制御装置が管理するホーム機器の情報を制御
部に出力すると、制御部が該情報にもとづくメニュー画
面を表示部に出力するので、ホーム機器の操作がより行
いやすくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に示すホーム機器制
御装置の構成図である。
【図2】 図1に示す操作部22の一例を示す説明図で
ある。
【図3】 ホーム機器制御装置21と送信端末Tとのデ
ータ転送に使用するフレーム構成図である。
【図4】 図1に示す操作端末Tの映像/OSD表示部
に表示したメニュー画面の構成図である。
【図5】 図4に示すメニュー画面より操作する被制御
機器Mを選択した場合に表示される操作メニューの構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に示すホーム機器制
御装置の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に示すホーム機器制
御装置の構成図である。
【図8】 従来のホーム機器制御装置の構成図である。
【符号の説明】
14 記憶部 21 ホーム機器制御装置 22 操作部 23 CPU 25 回線制御部 26 多重分離部 27 音声信号符号/復号部 28 内蔵カメラ 29、29a 映像信号符号/復号部 30 映像信号選択部 31 映像/OSD表示部 32 外部カメラ信号入力端子 33 選択部 35 ID番号保持部 36 OSD多重部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CC02 CD03 CD04 CE16 CH02 CH08 DA06 DA08 EA01 EA03 EA05 FE01 FE02 FF05 HA17 HA19 HA24 5K048 AA09 BA02 BA07 BA08 BA10 BA12 DC04 DC07 EA11 EB02 EB12 EB15 FB10 FB15 HA04 HA06 5K101 KK11 LL01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーム機器を制御するリモコン信号を出
    力するリモコン信号送信部と、 回線を介した操作端末からの制御信号を上記リモコン信
    号のもとになるリモコンコードに変換して上記リモコン
    信号送信部に出力する制御部と、 上記ホーム機器の動作状態を撮像した映像信号を出力す
    るカメラと、 上記映像信号を上記回線に多重して上記操作端末に出力
    する多重分離部とを備えたことを特徴とするホーム機器
    制御装置。
  2. 【請求項2】 カメラを複数設けた場合には、該複数の
    カメラからの映像の何れかを選択して多重分離部に出力
    する映像選択部を設け、 制御部が操作端末からの制御信号に含まれた映像選択信
    号を上記映像選択部に出力することを特徴とする請求項
    第1項記載のホーム機器制御装置。
  3. 【請求項3】 複数のキー入力信号を出力する操作部
    と、 上記操作部からのキー入力信号を制御信号に変換する制
    御部と、 映像信号を表示する映像表示部と、 回線を介したホーム機器制御装置に上記制御部からの制
    御信号を多重して出力するとともに、上記回線に多重さ
    れたホーム機器制御装置からの映像信号を分離して上記
    映像表示部に出力する多重分離部とを備えたことを特徴
    とするホーム機器制御装置の操作端末。
  4. 【請求項4】 多重分離部が上記回線に多重されたホー
    ム機器制御装置が管理するホーム機器の情報を制御部に
    出力すると、制御部が該情報にもとづくメニュー画面を
    表示部に出力することを特徴とする請求項第3項記載の
    ホーム機器制御装置の操作端末。
JP2000047451A 2000-02-24 2000-02-24 ホーム機器制御装置及び該ホーム機器制御装置の操作端末 Pending JP2001238273A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015115861A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社アイ・オー・データ機器 遠隔制御装置、遠隔制御装置の操作端末および操作プログラム
JP2020150454A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 リンナイ株式会社 加熱機器監視システム及びアプリケーションプログラム

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