JP2001237701A - 信号分析装置 - Google Patents

信号分析装置

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JP2001237701A JP2000047888A JP2000047888A JP2001237701A JP 2001237701 A JP2001237701 A JP 2001237701A JP 2000047888 A JP2000047888 A JP 2000047888A JP 2000047888 A JP2000047888 A JP 2000047888A JP 2001237701 A JP2001237701 A JP 2001237701A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F18/00Pattern recognition
    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2218/00Aspects of pattern recognition specially adapted for signal processing
    • G06F2218/02Preprocessing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換器のサンプリングレートを必要以
上に上げることなく、任意の時間のデータを再現して被
測定信号の詳細な時間解析が行え、十分なダイナミック
レンジを得る。 【解決手段】 信号分析装置1は、規定の中間周波数信
号に周波数変換された被測定信号のうち、観測したい信
号帯域のみの周波数成分を選択的に通過させるようにバ
ンド幅が設定されたRBWフィルタ5と、RBWフィル
タ5を通過した信号を検波する検波器8と、ナイキスト
周波数がRBWフィルタ5の周波数特性を包含し、検波
器8によって検波された信号を所定のサンプリングレー
トでサンプリングしてデジタルデータに変換するA/D
変換器10と、A/D変換器10で変換されたデジタル
データを記憶するデータ記憶部11と、検波器8の検波
信号の帯域を再現可能となるようにデータ記憶部11に
記憶されたデジタルデータをリサンプルして任意の時刻
のデータを生成する信号処理部13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車電
話、携帯電話等の移動通信システムに採用される信号の
周波数特性を測定し、その波形を表示して信号分析する
信号分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車電話、携帯電話等の移動通
信システムに採用される信号は種々の方式で変調されて
いる。また、通信回線を有効に使用するために、通信方
式としてTDMA(時分割多元接続)方式が採用されて
いる。このような移動システムで用いられる信号を搬送
する搬送波は数百MHz〜数GHzと非常に高い。
【0003】一般に、このような信号に含まれる種々の
周波数成分を正確に測定するためにはスペクトラムアナ
ライザ等の信号分析装置が用いられる。図3は高周波の
被測定信号の周波数特性測定に用いられる信号分析装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0004】図3に示す信号分析装置21では、入力端
子22を介して入力された高周波の被測定信号が不図示
の減衰器(ATT)で予め定められた規定レベルに調整
される。その後、レベル調整された高周波の被測定信号
は、信号混合器23で局部発振器24からの局部発振信
号と混合され、中間周波数を有する中間周波数信号に変
換される。
【0005】ここで、局部発振器の発振周波数は、不図
示の掃引制御部により、所定の周波数範囲にわたって掃
引(周波数掃引)できるようになっている。これによ
り、信号混合器23から出力される中間周波数信号の周
波数も掃引動作に同期して変化する。
【0006】周波数が低減された中間周波数信号はRB
Wフィルタ25に入力され、RBWフィルタ25により
不要な周波数成分が除去され、必要な中間周波数信号の
みが選択される。このRBWフィルタ25の周波数特性
の通過中心周波数におけるピークレベルから3dB低下
した時点におけるバンド幅(RBW)は、この信号分析
装置における周波数分解能を表す。
【0007】RBWフィルタ25からの信号は、不図示
の増幅器でゲイン調整され、切替部26がLOG変換器
27側に切り替えられている状態でLOG変換器27に
より対数変換されて圧縮された信号が検波器(DET)
28で検波される。これに対し、切替部26がRBWフ
ィルタ25側に切り替えられている状態では、RBWフ
ィルタ25からの信号が検波器(DET)28で検波さ
れる。この検波器28により掃引期間内に検波された信
号は、掃引された周波数における時系列波形の大きさを
示す。
【0008】検波器28から出力された信号は、アンチ
・エリアシング・フィルタ29へ入力される。アンチ・
エリアシング・フィルタ29は、装置本体のパネルに設
けられる表示部34に最終的に表示される周波数スペク
トラム波形の高周波成分(雑音成分)を除去するフィル
タで構成される。
【0009】アンチ・エリアシング・フィルタ29から
の信号は、次のA/D変換器30でデジタルデータに変
換され、データ記憶部31に記憶される。データ記憶部
31に記憶されたデジタルデータは、信号処理部33に
より所定の処理がなされ、この処理によって得られる周
波数スペクトラム波形が表示部34の表示画面上に周波
数ドメイン(横軸を周波数、縦軸を振幅)で表示され
る。
【0010】ところで、この種の信号分析装置21で
は、被測定信号として入力される自動車電話、携帯電話
等の移動通信システムに採用される信号が時間とともに
レベル変動するバースト状の信号であり、このようなバ
ースト状の信号を時間を追って詳細に測定したいという
要望がある。
【0011】そこで、図3に示す信号分析装置21に
は、局部発振器24の周波数を固定し、RBWフィルタ
25により規定帯域に帯域制限された信号の時間変化を
測定するタイムスパン掃引し、その結果を表示部34の
表示画面上に横軸を時間、縦軸を振幅として表示する機
能を装備している。
【0012】そして、このタイムスパン掃引により、バ
ースト状の被測定信号を時間を追って詳細に測定する場
合、従来の方法としては、A/D変換器のサンプリング
レートを変化させて測定する方法、高速動作するA/D
変換器を用いて十分速い速度でサンプリングを行った後
に不要なデータを間引く方法が用いられていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、A/D
変換器のサンプリングレートを変化させる方法では、サ
ンプリングレートを変化させる度にデータを取り直す必
要があった。しかも、サンプリングレートを変化させて
高速動作させた場合には、十分なダイナミックレンジが
得られないという問題があった。
【0014】また、高速動作するA/D変換器を用いて
十分速い速度でサンプリングを行った後に不要なデータ
を間引く方法では、取得したいタイムドメインの1個当
たりのデータの分解能の最小公倍数のサンプリングレー
トが必要であった。
【0015】例えばタイムスパンとして1μsecが要
求される場合、データ個数を500個とすると、データ
1個当たり2nsecの分解能となり、A/D変換器の
サンプリングレートは周波数にして500MHzにな
る。同様に、5nsecの分解能のときのA/D変換器
のサンプリングレートは周波数にして200MHzにな
る。そして、上記2nsec及び5nsecの両方の分
解能を満足させるためには、A/D変換器のサンプリン
グレートが周波数にして1GHzで動作するものが必要
となる。
【0016】したがって、上述した方法では、A/D変
換器のサンプリングレートを自由に変更することができ
なかった。仮に、サンプリングレートが変更できても、
高速動作させた場合には十分なダイナミックレンジが得
られないという問題があった。また、メモリとして、最
大動作分の容量を必要とするという問題があった。つま
り、サンプリングレートを変化させて高速動作をさせた
場合には、最高速動作に対応するA/D変換器を使用す
る必要があり、高速動作に対応するA/D変換器では、
十分な変換bitが確保できず、低速サンプリング時に
おいても、同じ変換bitで処理しなければならず、変
換bitに応じたダイナミックレンジに制限されるた
め、十分なダイナミックレンジが得られないという問題
があった。
【0017】ところで、図3に示す信号分析装置21に
おいて、RBWフィルタ25で帯域制限されて検波器2
8を通過した信号は、RBWフィルタ25の帯域を持つ
ベースバンド信号となっている。そこで、本件発明者等
は、RBWフィルタ25の帯域を再現可能なサンプリン
グレートでサンプリングすれば、デジタル信号処理技術
を用い、リサンプルすることにより任意の時刻データを
作成してサンプリングレートを変更することなく詳細な
時間解析が可能であることに基づいて本発明に至った。
【0018】そして、本発明は、上述した見地に基づい
て従来の問題を解決するべくなされたものであり、A/
D変換器のサンプリングレートを必要以上に上げること
なく、任意の時間のデータを再現して被測定信号の詳細
な時間解析が行え、十分なダイナミックレンジが得られ
る信号分析装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、規定の中間周波数信号に周波数
変換された被測定信号のうち、観測したい信号帯域のみ
の周波数成分を選択的に通過させるようにバンド幅が設
定されたRBWフィルタ5と、前記RBWフィルタを通
過した信号を検波する検波器8と、前記検波器によって
検波された信号をナイキスト周波数が前記RBWフィル
タの周波数帯域内となる所定のサンプリングレートでサ
ンプリングしてデジタルデータに変換するA/D変換器
10と、前記A/D変換器で変換されたデジタルデータ
を記憶するデータ記憶部11と、前記検波器の検波信号
の帯域を再現可能となるように前記データ記憶部に記憶
されたデジタルデータをリサンプルして任意の時刻のデ
ータを生成する信号処理部13とを備えたことを特徴と
する。
【0020】請求項2の発明は、請求項1の信号分析装
置において、前記リサンプルは直線補間、スプライン関
数又は標本化関数のいずれかを用いて行うことを特徴と
する。
【0021】請求項3の発明は、請求項1の信号分析装
置において、前記リサンプルは標本化関数を用いて行
い、該標本化関数の通過帯域を窓関数で制限することを
特徴とする。
【0022】請求項4の発明は、請求項1の信号分析装
置において、前記RBWフィルタ5と前記A/D変換器
10との間には、前記RBWフィルタの最大のバンド幅
を包含する通過帯域幅に設定されたアンチ・エリアシン
グ・フィルタ9が設けられていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明による信号分析装置
1の実施の形態の概略構成を示す図、図2(a)〜
(c)は図1のa〜dの各部における信号帯域を示す図
である。以下、本例の信号分析装置の構成を、その信号
処理手順に沿って説明する。
【0024】なお、周波数掃引時の動作は、図3を用い
て「従来技術」の欄で説明した動作と同様に実行される
ので、その説明については省略する。以下に説明する信
号処理手順は、第1の局部発振器の周波数を固定し、R
BWフィルタにより規定帯域に帯域制限された信号の時
間変化を測定するタイムスパン掃引によるものである。
【0025】入力端子2を介して入力される高周波のア
ナログの被測定信号(例えば数百KHz〜数GHz)
は、その信号レベルが不図示の減衰器(ATT)により
規定レベルに調整される。その後、このレベル調整され
た高周波の被測定信号は、信号混合器3で局部発振器4
からの局部発振信号と混合され、中間周波数を有する中
間周波数信号に変換される。
【0026】周波数が低減された中間周波数信号は、次
のRBWフィルタ5へ入力される。このRBWフィルタ
5は、アナログのバンドパスフィルタで構成され、ユー
ザの設定によりバンド幅(RBW:図2(a)に示す通
過中心周波数IFにおけるピークレベルから3dB低下
した時点におけるバンド幅H)が例えば30KHz,1
0KHz,3KHz,1KHz,300Hzと可変設定
できるようになっている。RBWフィルタ5では、信号
混合器3から入力される中間周波数信号の不要な周波数
成分を除去し、可変設定されるバンド幅の周波数成分の
中間周波数信号のみを通過させる。
【0027】RBWフィルタ5を通過した信号は、不図
示の増幅器でゲイン調整され、切替部6の接点がLOG
変換器(LOG)7側に切り替えられている状態でLO
G変換器7により対数変換され信号圧縮された後に検波
器(DET)8で検波される。これに対し、切替部6の
接点がRBWフィルタ5側に切り替えられている状態で
は、RBWフィルタ5を通過した信号がそのまま検波器
(DET)8で検波される。
【0028】なお、切替部6は、広いダイナミックレン
ジに亘りデータを得る場合には、LOG変換器7側に接
点が切り替えられ、直線的なデータを得る場合には、R
BWフィルタ5側に接点が切り替えられる。
【0029】検波器8によって検波された信号は、図2
(b)に示すように、RBWフィルタ5の帯域を持つベ
ースバンド信号となっており、次のアンチ・エリアシン
グ・フィルタ9へ入力される。アンチ・エリアシング・
フィルタ9は、図2(c)に示すように、可変設定され
るRBWフィルタ5の最大バンド幅の周波数特性を包含
する通過帯域幅を持ち、例えば後段のA/D変換器10
に入力されるサンプリング周波数による雑音成分を除去
している。
【0030】アンチ・エリアシング・フィルタ9からの
信号は、次のA/D変換器10によりサンプリング周波
数fsでデジタルデータに逐次変換される。このデジタ
ルデータは次のデータ記憶部11に記憶される。
【0031】そして、データ記憶部11に記憶されたデ
ータは、以下に説明する設定入力部12の入力情報に基
づく信号処理部13の信号処理により任意の時間データ
がリサンプルにより作成され、横軸を時間、縦軸を振幅
とするタイムドメインにより表示部14の表示画面上に
データ表示がなされる。
【0032】設定入力部12は、測定条件(データ作成
分解能、データ取得タイミング、測定開始タイミング)
を決めるマン−マシンインターフェースからなる。この
設定入力部12からは、データ作成個数、データ作成分
解能、データ取得開始時刻などの各種パラメータが信号
処理部13に設定入力される。データ作成個数は、表示
部14の表示画面により通常固定とされている。データ
作成分解能は、タイムスパン等の値で可変される。デー
タ取得開始時刻は、装置側で決定するか、トリガ機能等
によりユーザーが決定する。なお、これらパラメータ
は、サンプリングデータが記憶されるデータ記憶部11
のアドレスに換算可能なものとして信号処理部13によ
り処理される。
【0033】信号処理部13は例えばMPU、DSP、
CPU等で構成される。図示はしないが、信号処理部1
3の内部には、データ取り込み管理手段、処理条件変換
手段、データ作成手段、表示制御手段を備えている。
【0034】データ取り込み管理手段は、既存のデータ
間のデータを補間するにあたって、補間するために使用
する生成データ前後の被補間データの取得を保証し、デ
ータ記憶部11からデータ取得タイミングとデータ記憶
部11のアドレスを関連づけている。
【0035】処理条件変換手段は、データ作成分解能
(タイムスパン)に該当する条件として、データ記憶部
11の何個のアドレスに1個のデータが必要かを導出し
ている。また、処理条件変換手段は、データ取得タイミ
ングに該当する条件として、作成するデータはデータ記
憶部11の何番目か、また作成するためのデータ記憶部
11のデータを何番目のアドレスから使用しなければな
らないかを導出している。
【0036】データ作成手段は、リサンプル関数(又は
インターポーレーション関数とデシメーション)を使用
し、データ記憶部に蓄積されている既存のサンプリング
データ間のデータをリサンプルにより作成している。す
なわち、リサンプル関数によるフィルタデータとサンプ
リングデータとのたたみ込みを行い、補間データを作成
する。上記リサンプルによるデータの作成には、例えば
直線補間、スプライン関数、標本化関数(sinx/
x)が用いられる。
【0037】なお、リサンプルによりデータを作成する
にあたっては、誤差が少なく信号の再現性が良い標本化
関数を用いるのが好ましい。
【0038】また、標本化関数を用いてリサンプルを行
う場合、方形波窓、ハニング窓、ハミング窓、ブラック
マン窓、カイザー窓、ブラックマンハリス窓などの窓関
数を用いれば、通過帯域を制限することができる。図2
(d)の例では、窓関数を用いた有限長sinx/x特
性を破線で示している。
【0039】なお、窓関数として、方形波窓を用いた場
合には、サイドローブがリップルとしてメインローブ
(基本波)に重畳されるので、このリップルを抑えるた
め、方形波窓に比較してサイドローブの減衰量の最大値
が小さいハニング窓、ハミング窓、ブラックマン窓、カ
イザー窓、ブラックマンハリス窓などの窓関数を用いる
のが好ましい。
【0040】表示制御手段では、データ記憶部11に記
憶されたデータの値がA/D変換器10の読み値にすぎ
ないため、意味のある値への変換も合わせて行い、例え
ば表示部14の横軸を時間、縦軸を振幅として、信号処
理部13により信号処理されてデータ記憶部11に記憶
されたデータに基づいて被測定信号のレベル変動を表示
部14の表示画面上に表示するように表示部14を制御
している。
【0041】ここで、上記信号処理部13のデータ作成
手段で実行される処理概要について説明する。
【0042】今、測定条件として、下記の条件が設定さ
れたものとする。 サンプリングレート:10MHz(100ns分解能) データ作成個数:501個(0〜500ポイント) データ作成分解能:タイムスパン0.125msec 分解能=250nsec/データ間隔 データ取得開始時刻:データ取り込み開始時刻より20
25nsec後のデータより
【0043】以上の測定条件から、データ記憶部に格納
されたデータを使い、20.25番目相当のデータ記憶
部のアドレスから2.5個毎に501個データをリサン
プルにより作成する。
【0044】リサンプルとは、インターポーレーション
やデシメーションを組み合わせ、A/D変換器のサンプ
リングレートを変更したり、データ取得時刻を変えた
り、その両方を行ったりすることである。
【0045】原理的には、インターポーレーション関数
を使って十分に高いサンプリングレートのデータを作成
した後、デシメーションにより希望のサンプリングレー
ト並びにタイミングのデータを作成する。その一例とし
て、10MHzのサンプリングレートのデータから4M
Hzの1/4クロックずれたデータを求める場合につい
て説明する。
【0046】インターポーレーションを考えた場合、1
0MHzと4MHzの最小公倍数の20MHzのデータ
を想定すれば、10MHzから4MHzのデータに変換
可能である。すなわち、20MHzのデータを5個毎に
1個取得するようにすれば良い。ところが、タイミング
が1/4クロックずれているので、40MHz相当のデ
ータを以下の手順にしたがって作成する。
【0047】まず、10MHzの各データ間に1/4間
隔で3個のデータをインターポーレーション関数により
挿入する(4倍のインターポーレーション)。これによ
り、40MHzのデータが作成される。
【0048】次に、データの起点を0番目とすると、1
番目のデータを新しい起点とする(1/4クロックシフ
ト)。
【0049】そして、データを10個に1個取った新し
いデータ列(4MHz相当)を作成する(1/5デシメ
ーション)。これにより、リサンプルが完成し、10M
Hzのサンプリングレートのデータから4MHzの1/
4クロックずれたデータが作成される。
【0050】ところで、上述したように、インターポー
レーションするにしてもデシメーションするにしても、
信号成分を無視すると誤差をうむことになる。
【0051】そこで、通常は最終的に必要とする周波数
帯域制限とするため、ローパスフィルタを使用する。イ
ンターポーレーションとデシメーションでは、サンプル
行為としてみて、同じフィルタ特性を使えばよい。同じ
フィルタ特性と言うことは、インターポーレーション時
にフィルタをかけておけば、デシメーションは単純間引
きとなる。
【0052】前述した測定条件における動作では、0.
25番目、2.75番目、5.25番目、7.75番
目、…しか必要がないことがわかる。つまりそれ以外の
データを作成しても捨てられる。そこで、リサンプル関
数(又はインターポーレション関数とデシメーション)
を使って必要なタイミングのデータのみを作成する。
【0053】なお、リサンプル関数(又はインターポー
レーション関数とデシメーション)で任意のデータを作
成する場合、前後のデータにより新しいデータを作るた
め余分なデータを前後に必要とする。
【0054】このように、本例の信号分析装置では、求
められる時間解析分解ではなく、RBWフィルタの周波
数特性(バンド幅)に応じてA/D変換器のサンプリン
グレートを固定し、タイムスパン掃引機能を装備した信
号分析装置(スペクトラムアナライザ)を実現すること
ができる。
【0055】特に、有限長の標本化関数(sinx/
x)を用いてリサンプルによりデータを作成するので、
ナイキスト周波数fs/2(サンプリング周波数:f
s)近傍までの特性を再現することができる。これによ
り、RBWフィルタの最大バンド幅が決まれば、A/D
変換器のサンプリングレートを変える必要がないので、
従来のようにA/D変換器のサンプリングレートを上げ
なくても被測定信号の時間変化を詳細に知ることができ
る。
【0056】標本化関数sinx/x関数についてさら
に詳述する。サンプリング周波数=fsとすると、サン
プリング時間T=1/fs、x=t×(π/T)とな
る。ここでtは、取得すべきデータの時間である。
【0057】したがって、サンプリングデータは、t=
n×T、n=・・・,−1,0,1・・・(整数)の値
に存在する。リサンプルすると言うことは、例えばt=
1.5の時のデータを作るということである。
【0058】標本化関数(sinx/x)の効用として
は、標本化関数は、ナイキスト周波数(=サンプリング
周波数/2)のLPF(ローパスフィルタ)である(基
本的に、無限個を使えば)。
【0059】標本化関数を使うと言うことは、アナログ
のフィルタをかけて希望時刻のデータを取得することと
等価である。さらに標本化関数による補間と他の補間と
を比べてみると、直線補間では、あるデータから周波数
特性を関係無しにディジタル的に(アナログ信号的な周
波数特性を無視してという意味)信号を作ることにな
る。スプライン関数は直線補間よりは程度が良くなる
が、周波数特性を考慮していないことには変わりない。
つまり、周波数特性込みで再現させるために標本化関数
を使っている。そのため精度が(信号の特性を考慮する
のでより正確に再現される)向上する。
【0060】ところで、本例における信号分析装置は、
被測定信号として光信号の分析にも使用することができ
る。この場合、入力される被測定信号としての光信号を
電気信号に変換した後、上述した実施の形態と同様の処
理が行われる。
【0061】また、図1に示す信号分析装置1では、検
波器8の後段にアンチ・エリアシング・フィルタ9が設
けられた構成であるが、このアンチ・エリアシング・フ
ィルタ9を省いた構成としてもよい。その場合、RBW
フィルタ5の周波数特性がA/D変換器10のナイキス
ト周波数以下、具体的には、RBWフィルタ5のバンド
幅(RBW)の2〜3倍の周波数がA/D変換器10の
ナイキスト周波数以下に設定される。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、従来のようにA/D変換器のサンプリングレー
トを上げることなく、RBWフィルタの周波数特性(バ
ンド幅)に応じてA/D変換器のサンプリングレートを
固定し、被測定信号の時間変化を詳細に知ることができ
るタイムスパン掃引機能を装備した信号分析装置(スペ
クトラムアナライザ)を実現することができる。
【0063】特に、有限長の標本化関数(sinx/
x)を用いてリサンプルによりデータを作成すれば、ナ
イキスト周波数近傍までの特性を再現することができ
る。これにより、RBWフィルタの最大バンド幅が決ま
れば、A/D変換器のサンプリングレートを変える必要
がないので、従来のようにA/D変換器のサンプリング
レートを上げなくても被測定信号の時間変化を詳細に知
ることができる。また、サンプリングレートが低速にで
きることから、A/D変換ビット数を確保できるので、
ダイナミックレンジを悪化させることなく維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号分析装置の実施の形態の概略
構成を示す図
【図2】(a)〜(c)図1のa〜dの各部における信
号帯域を示す図
【図3】一般的に知られている信号分析装置の概略構成
を示す図
【符号の説明】
1…信号分析装置、2…入力端子、3…信号混合器、4
…局部発振器、5…RBWフィルタ、6…切替部、7…
LOG変換器、8…検波器、9…アンチ・エリアシング
・フィルタ、10…A/D変換器、11…データ記憶
部、12…設定入力部、13…信号処理部、14…表示
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 有一郎 福島県郡山市字道場301番地 東北アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 5J022 AA01 AC04 BA02 BA08 CA07 CD01 CD02 CF07 CF09 CF10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の中間周波数信号に周波数変換され
    た被測定信号のうち、観測したい信号帯域のみの周波数
    成分を選択的に通過させるようにバンド幅が設定された
    RBWフィルタ(5)と、 前記RBWフィルタを通過した信号を検波する検波器
    (8)と、 前記検波器によって検波された信号をナイキスト周波数
    が前記RBWフィルタの周波数帯域内となる所定のサン
    プリングレートでサンプリングしてデジタルデータに変
    換するA/D変換器(10)と、 前記A/D変換器で変換されたデジタルデータを記憶す
    るデータ記憶部(11)と、 前記検波器の検波信号の帯域を再現可能となるように前
    記データ記憶部に記憶されたデジタルデータをリサンプ
    ルして任意の時刻のデータを生成する信号処理部(1
    3)とを備えたことを特徴とする信号分析装置。
  2. 【請求項2】 前記リサンプルは直線補間、スプライン
    関数又は標本化関数のいずれかを用いて行うことを特徴
    とする請求項1記載の信号分析装置。
  3. 【請求項3】 前記リサンプルは標本化関数を用いて行
    い、該標本化関数の通過帯域を窓関数で制限することを
    特徴とする請求項1記載の信号分析装置。
  4. 【請求項4】 前記RBWフィルタ(5)と前記A/D
    変換器(10)との間には、前記RBWフィルタの最大
    のバンド幅を包含する通過帯域幅に設定されたアンチ・
    エリアシング・フィルタ(9)が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の信号分析装置。
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