JP2001236635A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP2001236635A
JP2001236635A JP2000045584A JP2000045584A JP2001236635A JP 2001236635 A JP2001236635 A JP 2001236635A JP 2000045584 A JP2000045584 A JP 2000045584A JP 2000045584 A JP2000045584 A JP 2000045584A JP 2001236635 A JP2001236635 A JP 2001236635A
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magnetic recording
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Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
Yoshihiko Mori
仁彦 森
Ken Harasawa
建 原澤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/7368Non-polymeric layer under the lowermost magnetic recording layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性、高密度記録媒体での電磁変換特性を
高めた磁気記録媒体を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも非磁性下層を含む
下地層とその上に強磁性粉末を結合剤中に分散した磁性
層を少なくとも一層設けた磁気記録媒体において、少な
くとも下地層に下記の一般式(1)、(2)から選ばれ
る少なくとも1種の化合物を含むことを特徴とする磁気
記録媒体。 【化1】 ただし、R1は炭素数1〜2のアルキル基、ただし、R1
は炭素数1〜2のアルキル基、R2、R3、R4は炭素数
4〜21の炭化水素基

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性層として強磁
性微粉末を含有する高密度記録用の磁気記録媒体に関
し、特に保存性が良好で耐傷性が大きな磁気記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用、ビデオ用、コンピュータ
用等の磁気記録媒体として、非磁性支持体上に強磁性粉
体を結合剤中に分散させた磁性層を設けた磁気記録媒体
が用いられている。近年、家庭用ビデオテープレコーダ
の分野においても、従来のアナログ記録から記録の劣化
が少ないデジタル記録の実用化が進展しているが、一般
的にデジタル記録ではアナログ記録に比べ多くの信号の
記録が必要となる上、使用される記録再生装置および記
録媒体には高画質・高音質であると同時に小型化・省ス
ペース化が求められるためにより一層の高密度記録化が
要求される。
【0003】高密度記録を達成するためには記録信号の
短波長化や記録軌跡の狭トラック化が必要とされ、この
ために強磁性粉体の微粒子化、高充填化、媒体表面の超
平滑化などと同時に記録媒体への書き込み速度や読込速
度の短縮化が必要でシリンダー回転数や磁気テープの搬
送速度の向上等が行われている。磁気記録媒体の使用機
器において媒体と磁気ヘッドが摺動接触するために磁気
ヘッド汚れが生じるという問題があった。とくに、高密
度記録用の機器では、磁気ヘッド回転数が上昇してお
り、デジタルビデオテープレコーダでは、磁気ヘッドの
回転数が9600回転/分と、アナログビデオテープレ
コーダの家庭用の1800回転/分、業務用の5000
回転/分に比べて格段に高速回転数である。磁気記録媒
体と磁気ヘッドとの摺動する速度が大きくなり、高速摺
動に耐える耐久性、耐傷性が大きな磁気記録媒体が求め
られている。
【0004】また、テープ型磁気記録媒体に限らず、デ
ィスク型の磁気記録媒体にあっても従来のフロッピーデ
ィスクに比べて高速で回転するZip(アイオメガ社)
に代表される高密度磁気記録媒体が用いられており、こ
れらにおいても耐久性、耐傷性が大きな磁気記録媒体が
求められている。そこで、このような問題点を解決する
ために、強磁性金属粉末を結合剤中に高度に分散させ
て、高密度記録においても耐久性を高めて、安定した記
録、および再生を行うことが可能な磁気記録媒体を提供
するために、磁性層に各種の潤滑剤を含有した磁気記録
媒体を用いることが提案されており、エステルを潤滑剤
とする場合に各種のトリ、またはテトラエステルを潤滑
剤とすることが提案されている。
【0005】例えば、特開昭63−21255号公報に
は、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
またはペンタエリスリトールから得られるトリ、または
テトラエステル潤滑剤を用いることが記載されている
が、耐久性が不充分であり、デジタル記録テープ等の高
密度記録媒体においては不充分である。また、特公昭6
1−26134号公報には、トリメチロールプロパンの
トリエステルを潤滑剤に用いた磁気記録媒体が記載され
ているが、耐久性が不充分であるとともに、高密度磁気
記録媒体においては、電磁変換特性が不充分であった。
また、特開昭59−65931号公報には、トリメチロ
ールプロパンのトリエステルと他のジエステル、テトラ
エステルとモノエステルとを併用した潤滑剤を用いた磁
気記録媒体が記載されているが、耐久性および高密度記
録での電磁変換特性は不充分であった。
【0006】また、特開昭61−139921号公報に
は、多価アルコールの脂肪酸エステルとフェノキシジエ
チレングリコールのリン酸エステルを潤滑剤とした磁気
記録媒体が記載されているが、耐久性および高密度記録
における電磁変換特性の面で不充分であった。また、特
公平7−15748号公報には、トリメチロールプロパ
ンのエステルまたはペンタエリスリトールのエステル、
及びモノエステルを潤滑剤とした磁気記録媒体が記載さ
れているが、耐久性および高密度記録における電磁変換
特性の面で不充分であった。また、特許第255295
8号公報には、非磁性下層と薄層の上層磁性層を形成す
ることによって、特に短波長記録における電磁変換特性
を向上させた磁気記録媒体が提案されているが、開示さ
れている処方では耐久性の面で不充分であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた耐久
性を有する磁気記録媒体を提供することを課題とするも
のであり、高密度記録において優れた電磁変換特性を有
する磁気記録媒体を提供することを課題し、さらにカレ
ンダー成形性に優れ平滑性に優れた磁気記録媒体を提供
することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、支持体
上に少なくとも非磁性下層を含む下地層とその上に強磁
性粉末を結合剤中に分散した磁性層を少なくとも一層設
けた磁気記録媒体において、少なくとも下地層に下記の
一般式(1)、(2)から選ばれる少なくとも1種の化
合物を含む磁気記録媒体によって解決することができ
る。
【0009】
【化2】
【0010】ただし、R1は炭素数1〜2のアルキル
基、R2、R3、R4は炭素数4〜21の炭化水素基 また、磁性層の厚みが0.05μm〜1μmである前記
の磁気記録媒体である。また、ディスク型磁気記録媒体
である前記の磁気記録媒体である。
【0011】
【発明の実施の形態】本願の発明は、高密度磁気記録媒
体において高度の耐久性と電磁変換特性の両方を特定の
化学構造の潤滑剤を用いることによって両立させたもの
である。特に、本発明のトリエステル化合物を少なくと
も少なくとも非磁性下層を含む下地層に添加した場合、
その上に磁性層を塗布乾燥しさらにカレンダー処理する
と極めて平滑な磁性層が形成されることを見出したもの
であり、耐久性に極めて優れており、特に高温での高速
耐久性が優れた磁気記録媒体が得られることを見出した
ものである。本発明において使用する潤滑剤としては、
以下のトリエステル化合物が好ましい。
【0012】
【化3】
【0013】ただし、 R1:炭素数1〜2のアルキル
基 R2、R3、R4:炭素数4〜21の炭化水素基 本発明の磁気記録媒体において、一般式(1)または
(2)の少なくともいずれかを含有することがことが好
ましい。特に好ましくは、R1 は、メチル基、エチル基
である。また、R2、R3、R4は、好ましくは炭素数8
〜17の炭化水素基であり、R2、R3、R4は、お互い
に同じものでも異なっているものでも良い。また、
2、R3、R4 は炭化水素基の炭素数が4個よりも少な
いものでは揮発しやすく、磁気記録媒体が摩擦時に高温
になると磁性層表面の潤滑剤の量が減少する結果、耐久
性が低下する。一方、炭素数が多くなると粘度が高くな
り、液体潤滑性が低下し耐久性が低下する。
【0014】これらの炭化水素基は、飽和炭化水素基、
不飽和炭化水素のいずれも用いることができるが、一般
には飽和炭化水素基の方が保存安定性上好ましい。ま
た、分岐、直鎖炭化水素基のいずれでも良いが、直鎖の
方が粘度が低く耐久性上好ましい磁気記録媒体を得るこ
とができる。
【0015】一般式(1)あるいは一般式(2)で表さ
れるトリエステル化合物としては、具体的には以下の化
合物を挙げることができる。
【0016】
【化4】
【0017】また、本発明の磁気記録媒体において、一
般式(1)または(2)で表されるトリエステルからな
る潤滑剤以外にも、潤滑効果、帯電防止効果、分散効
果、可塑効果などをもつも添加剤が使用される。例え
ば、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、グラファ
イト、窒化ホウ素、フッ化黒鉛、シリコーンオイル、極
性基をもつシリコーン、脂肪酸変性シリコーン、フッ素
含有シリコーン、フッ素含有アルコ−ル、フッ素含有エ
ステル、ポリオレフィン、ポリグリコ−ル、アルキル燐
酸エステルおよびそのアルカリ金属塩、アルキル硫酸エ
ステルおよびそのアルカリ金属塩、ポリフェニルエーテ
ル、フェニルホスホン酸、アミノキノン類、各種シラン
カップリング剤、チタンカップリング剤、フッ素含有ア
ルキル硫酸エステルおよびそのアルカリ金属塩、炭素数
10〜24の一塩基性脂肪酸(不飽和結合を含んでも、
また分岐していても良い)、および、これらの金属塩
(Li、Na、K、Cuなど)または、炭素数12〜2
2の一価、二価、三価、四価、五価、六価アルコ−ル
(不飽和結合を含んでも、また分岐していても良い)、
炭素数12〜22のアルコキシアルコ−ル、炭素数10
〜24の一塩基性脂肪酸(不飽和結合を含んでも、また
分岐していても良い)と炭素数2〜12の一価、二価、
三価、四価、五価、六価アルコ−ルのいずれか一つ(不
飽和結合を含んでも、また分岐していても良い)とから
なるモノ脂肪酸エステルまたはジ脂肪酸エステルまた
は、アルキレンオキシド重合物のモノアルキルエーテル
の脂肪酸エステル、炭素数8〜22の脂肪酸アミド、炭
素数8〜22の脂肪族アミン、などが使用できる。
【0018】モノエステル化合物としては、飽和脂肪酸
モノエステル、不飽和脂肪酸モノエステル、アルキレン
オキサイド付加アルコールと脂肪酸とのエステルなどが
好ましい。また、n−ブチルステアレート、sec−ブ
チルステアレ−ト、n−ブチルパルミテート、n−ブチ
ルミリステート、イソアミルステアレート、イソアミル
パルミテート、イソアミルミリステート、2−エチルヘ
キシルステアレート、2−エチルヘキシルパルミテー
ト、2−エチルヘキシルミリステート、オレイルオレエ
ート、オレイルステアレート、ステアリルステアレ−
ト、ブトキシエチルステアレート、ブトキシジエチレン
グリコールステアレートなどが好ましい。また、脂肪酸
としては、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸、
リノール酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン
酸などが好ましい。
【0019】磁性層、非磁性層に好適な結合剤として
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれら
の混合物が使用される。熱可塑性樹脂としては、ガラス
転移温度が−100〜150℃、数平均分子量が100
0〜200000、好ましくは10000〜10000
0、重合度が約50〜1000程度のものである。
【0020】このような例としては、塩化ビニル、酢酸
ビニル、ビニルアルコ−ル、マレイン酸、アクリル酸、
アクリル酸エステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、スチレン、
ブタジエン、エチレン、ビニルブチラ−ル、ビニルアセ
タ−ル、ビニルエ−テル、等を構成単位として含む重合
体または共重合体、ポリウレタン樹脂、各種ゴム系樹脂
がある。また、熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては
フェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、アクリル
系反応樹脂、ホルムアルデヒド樹脂、シリコ−ン樹脂、
エポキシ−ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂とイソシ
アネ−トプレポリマ−の混合物、ポリエステルポリオ−
ルとポリイソシアネ−トの混合物、ポリウレタンとポリ
イソシアネートの混合物等があげられる。これらの樹脂
については朝倉書店発行の「プラスチックハンドブッ
ク」に詳細に記載されている。また、公知の電子線硬化
型樹脂を各層に使用することも可能である。これらの例
とその製造方法については特開昭62−256219号
公報に詳細に記載されている。以上の樹脂は単独または
組合せて使用できるが、好ましいものとして塩化ビニル
樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル酢酸
ビニルビニルアルコ−ル共重合体、塩化ビニル酢酸ビニ
ル無水マレイン酸共重合体、から選ばれる少なくとも1
種とポリウレタン樹脂の組合せ、またはこれらにポリイ
ソシアネ−トを組み合わせたものがあげられる。
【0021】本願の発明のトリエステル化合物は、塩化
ビニル系結合剤、ポリウレタン系結合剤との親和性が高
いためこれらの化合物を結合剤とすることが好ましい。
特に下地層の結合剤は特に塩化ビニル系結合剤とポリウ
レタン系結合剤が好ましい。塩化ビニル系結合剤にはア
ルキルアクリレート、アルキルメタクリレートなどのア
クリル、メタクリル系のモノマー、アリルアルキルエー
テルなどのアリルエーテル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニルのような脂肪酸ビニルエステル、スチレン、エチ
レン、ブタジエンなどのビニルモノマー、さらにヒドロ
キシル基、エポキシ基などの官能基、後述する極性基を
もつモノマーが共重合されていても良い。
【0022】ポリウレタンとしては、ポリエステルウレ
タン、ポリエーテルウレタン、ポリカーボネートウレタ
ン、ポリエーテルエステルウレタン、アクリル系ポリウ
レタン等を用いることができる。ポリウレタンのガラス
転移温度Tgは−50℃〜+200℃のものが用いられ
る。好ましくは20℃〜100℃である。ガラス転移温
度が低すぎると耐久性が低下する。高すぎるとカレンダ
ー成形性が低下し平滑性、電磁変換特性が低下する。
【0023】結合剤には極性基として−COOM、−S
3M、−SO4M、−PO(OM) 2、−OPO(O
M)2、アミノ基、4級アンモニウム塩基などが1×1
-5eq/g〜2×10-4eq/g導入されていること
が好ましい。これらの極性基の量が1×10-5eq/g
よりも少ないと分散性が低下し、また2×10-4eq/
gよりも多い場合にも分散性が低下する。また、イソシ
アネート硬化剤との硬化性官能基としてOH基が導入さ
れていることが好ましく、エポキシ基、SH基、CN
基、−NO2基 などが導入されていても良い。磁性層の
結合剤量は硬化剤を含めて強磁性微粉末100重量部に
対し10〜25重量部とすることが好ましい。
【0024】本発明に用いられるこれらの結合剤の具体
的な例としてはユニオンカ−バイト社製VAGH、VY
HH、VMCH、VAGF、VAGD,VROH,VY
ES,VYNC,VMCC,XYHL,XYSG,PK
HH,PKHJ,PKHC,PKFE,日信化学工業社
製、MPR−TA、MPR−TA5,MPR−TAL,
MPR−TSN,MPR−TMF,MPR−TS、MP
R−TM、MPR−TAO、電気化学社製1000W、
100FD、日本ゼオン社製MR−104、MR−10
5、MR110、MR100、MR555、400X−
110A、日本ポリウレタン社製ニッポランN230
1、N2302、N2304、大日本インキ社製パンデ
ックスT−5105、T−R3080、T−5201、
バ−ノックD−400、D−210−80、クリスボン
6109,7209,東洋紡社製バイロンUR820
0,UR8300、UR−8700、RV530,RV
280、大日精化社製、ダイフェラミン4020,50
20,5100,5300,9020,9022、70
20,三菱化成社製、MX5004,三洋化成社製サン
プレンSP−150、旭化成社製サランF310,F2
10などがあげられる。
【0025】本発明の磁性層に使用する強磁性粉末とし
ては、α−Feを主成分とする強磁性合金粉末が好まし
い。これらの強磁性粉末には所定の原子以外にAl、S
i、S、Sc、Ca、Ti、V、Cr、Cu、Y、M
o、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、T
a、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、
Pr、Nd、P、Co、Mn、Zn、Ni、Sr、Bな
どの原子を含んだものでも良い。特に、Al、Si、C
a、Y、Ba、La、Nd、Co、Ni、Bの少なくと
も1種をα−Fe以外に含むことが好ましく、Co、
Y、Alの少なくとも1種を含むことがさらに好まし
い。Coの含有量は0原子%以上40原子%以下が好ま
しく、さらに好ましくは15原子%以上35原子%以
下、より好ましくは20原子%以上35原子%以下であ
る。Yの含有量は1.5原子%以上12原子%以下が好
ましく、さらに好ましくは3原子%以上10原子%以
下、より好ましくは4原子%以上9原子%以下である。
Alは5原子%以上30原子%以下が好ましく、さらに
好ましくは5原子%以上15原子%以下、より好ましく
は7原子%以上12原子%以下である。これらの強磁性
粉末には、分散剤、潤滑剤、界面活性剤、帯電防止剤な
どで分散前にあらかじめ処理を行ってもかまわない。具
体的には、特公昭44−14090号、特公昭45−1
8372号、特公昭47−22062号、特公昭47−
22513号、特公昭46−28466号、特公昭46
−38755号、特公昭47−4286号、特公昭47
−12422号、特公昭47−17284号、特公昭4
7−18509号、特公昭47−18573号、特公昭
39−10307号、特公昭46−39639号、米国
特許第3026215号、同3031341号、同31
00194号、同3242005号、同3389014
号などに記載されている。
【0026】強磁性合金微粉末には少量の水酸化物、ま
たは酸化物が含まれてもよい。強磁性合金微粉末の公知
の製造方法により得られたものを用いることができ、下
記の方法を挙げることができる。複合有機酸塩(主とし
てシュウ酸塩)と水素などの還元性気体で還元する方
法、酸化鉄を水素などの還元性気体で還元してFeある
いはFe−Co粒子などを得る方法、金属カルボニル化
合物を熱分解する方法、強磁性金属の水溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム、次亜リン酸塩あるいはヒドラジンなど
の還元剤を添加して還元する方法、金属を低圧の不活性
気体中で蒸発させて微粉末を得る方法などである。この
ようにして得られた強磁性合金粉末は公知の徐酸化処
理、すなわち有機溶剤に浸漬したのち乾燥させる方法、
有機溶剤に浸漬したのち酸素含有ガスを送り込んで表面
に酸化膜を形成したのち乾燥させる方法、有機溶剤を用
いず酸素ガスと不活性ガスの分圧を調整して表面に酸化
皮膜を形成する方法のいずれを施したものでも用いるこ
とができる。
【0027】本発明の磁性層の強磁性粉末をBET法に
よる比表面積で表せば45〜80m 2/gであり、好ま
しくは50〜70m2/gである。40m2/g以下では
ノイズが大きくなり、80m2/g以上では表面性が得
にくく好ましくない。本発明の磁性層の強磁性粉末の結
晶子サイズは8〜35nmであり、好ましくは10〜2
5nm、更に好ましくは14〜20nmである。強磁性
粉末の長軸径は0.02μm以上0.25μm以下であ
り、好ましくは0.05μm以上0.15μm以下であ
り、さらに好ましくは0.06μm以上0.1μm以下
である。
【0028】強磁性粉末の針状比は3以上15以下が好
ましく、さらには5以上12以下が好ましい。磁性金属
粉末のσsは100〜180Am2/kgであり、好まし
くは110Am2/kg〜170Am2/kg 、更に好
ましくは125〜160Am 2/kgである。金属粉末
の抗磁力は111.4kA/m以上278.5kA/m
以下が好ましく、更に好ましくは143.3kA/m以
上238.7kA/m以下である。
【0029】強磁性金属粉末の含水率は0.01〜2%
とすることが好ましい。結合剤の種類によって強磁性粉
末の含水率は最適化するのが好ましい。強磁性粉末のp
Hは、用いる結合剤との組合せにより最適化することが
好ましい。その範囲は4〜12であるが、好ましくは6
〜10である。強磁性粉末は必要に応じ、Al、Si、
Pまたはこれらの酸化物などで表面処理を施しても良
い。その量は強磁性粉末に対し0.1〜10%であり表
面処理を施すと脂肪酸などの潤滑剤の吸着が100mg
/m2 以下になり好ましい。強磁性粉末には可溶性のN
a、Ca、Fe、Ni、Srなどの無機イオンを含む場
合がある。これらは、本質的に無い方が好ましいが、2
00ppm以下であれば特に特性に影響を与えることは
少ない。また、本発明に用いられる強磁性粉末は空孔が
少ない方が好ましくその値は20容量%以下、さらに好
ましくは5容量%以下である。また形状については先に
示した粒子サイズについての特性を満足すれば針状、米
粒状、紡錘状のいずれでも良い。強磁性粉末の自体のS
FDは小さい方が好ましく、0.8以下が好ましい。強
磁性粉末のHcの分布を小さくする必要がある。なお、
SFDが0.8以下であると、電磁変換特性が良好で、
出力が高く、また、磁化反転がシャープでピークシフト
も少なくなり、高密度デジタル磁気記録に好適である。
Hcの分布を小さくするためには、強磁性金属粉末にお
いてはゲ−タイトの粒度分布を良くする、焼結を防止す
るなどの方法がある。
【0030】本発明の磁性層に使用する強磁性粉末とし
ては六方晶フェライト微粉末も使用できる。六方晶フェ
ライトとしてバリウムフェライト、ストロンチウムフェ
ライト、鉛フェライト、カルシウムフェライトの各置換
体、Co置換体等がある。具体的にはマグネトプランバ
イト型のバリウムフェライト及びストロンチウムフェラ
イト、スピネルで粒子表面を被覆したマグネトプランバ
イト型フェライト、更に一部スピネル相を含有したマグ
ネトプランバイト型のバリウムフェライト及びストロン
チウムフェライト等が挙げられ、その他所定の原子以外
にAl、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、
Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、T
a、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、
Pr、Nd、P、Co、Mn、Zn、Ni、Sr、B、
Ge、Nbなどの原子を含んでも良い。一般にはCo−
Ti、Co−Ti−Zr、Co−Ti−Zn,Ni−T
i−Zn,Nb−Zn−Co、SbーZn−Co、Nb
−Zn等の元素を添加した物を使用することができる。
原料・製法によっては特有の不純物を含有するものもあ
る。粒子サイズは六角板径で10〜200nm、好まし
くは20〜100nmである。
【0031】磁気抵抗ヘッドで再生する場合は、低ノイ
ズにする必要があり、板径は40nm以下が好ましい
が、10nm以下では熱揺らぎのため安定な磁化が望め
ない。200nm以上ではノイズが高く、いずれも高密
度磁気記録には向かない。板状比(板径/板厚)は1〜
15が望ましい。好ましくは2〜7である。板状比が小
さいと磁性層中の充填性は高くなり好ましいが、十分な
配向性が得られない。15より大きいと粒子間のスタッ
キングによりノイズが大きくなる。この粒子サイズ範囲
のBET法による比表面積は10〜200m2/g を示
す。比表面積は概ね粒子板径と板厚からの算術計算値と
符合する。結晶子サイズは5〜45nm、好ましくは1
0〜35nmである。粒子板径・板厚の分布は狭いほど
好ましい。数値化は困難であるが粒子の透過電子顕微鏡
写真より500粒子を無作為に測定することで比較でき
る。
【0032】分布は正規分布ではない場合が多いが、計
算して平均サイズに対する標準偏差で表すとσ/平均サ
イズ=0.1〜2.0である。粒子サイズ分布をシャー
プにするには粒子生成反応系をできるだけ均一にすると
共に、生成した粒子に分布改良処理を施すことも行われ
ている。たとえば酸溶液中で超微細粒子を選別的に溶解
する方法等も知られている。磁性体で測定される抗磁力
Hcは39.8kA/m〜397.9kA/m程度まで
作製できる。Hcは高い方が高密度記録に有利である
が、記録ヘッドの能力で制限される。通常63.7kA
/mから318kA/mであるが、好ましくは119k
A/m以上、279kA/m以下である。ヘッドの飽和
磁化が1.4Tを超える場合は、159kA/m以上に
することが好ましい。Hcは粒子サイズ(板径・板
厚)、含有元素の種類と量、元素の置換サイト、粒子生
成反応条件等により制御できる。飽和磁化σsは40A
2/kg〜80Am2/kgである。σs は高い方が好
ましいが微粒子になるほど小さくなる傾向がある。σs
改良のためマグネトプランバイトフェライトにスピネル
フェライトを複合すること、含有元素の種類と添加量の
選択等が良く知られている。またW型六方晶フェライト
を用いることも可能である。
【0033】磁性体を分散する際に磁性体粒子表面を分
散媒、結合剤と合致した物質で処理することも行われて
いる。表面処理材は無機化合物、有機化合物が使用され
る。主な化合物としてはSi、Al、P等の酸化物また
は水酸化物、各種シランカップリング剤、各種チタンカ
ップリング剤が代表例である。配合量は磁性体に対して
0.1〜10重量%である。磁性体のpHも分散に重要
である。通常4〜12程度で分散媒、ポリマーにより最
適値があるが、媒体の化学的安定性、保存性から6〜1
0程度が選択される。磁性体に含まれる水分も分散に影
響する。分散媒、ポリマーにより最適値があるが通常
0.01〜2.0重量%が選ばれる。
【0034】六方晶フェライトの製法としては、(1)
酸化バリウム・酸化鉄・鉄を置換する金属酸化物とガラ
ス形成物質として酸化ホウ素等を所望のフェライト組成
になるように混合した後溶融し、急冷して非晶質体と
し、次いで再加熱処理した後、洗浄・粉砕してバリウム
フェライト結晶粉体を得るガラス結晶化法。(2)バリ
ウムフェライト組成金属塩溶液をアルカリで中和し、副
生成物を除去した後100℃以上で液相加熱した後洗浄
・乾燥・粉砕してバリウムフェライト結晶粉体を得る水
熱反応法。(3)バリウムフェライト組成金属塩溶液を
アルカリで中和し、副生成物を除去した後乾燥し110
0℃以下で処理し、粉砕してバリウムフェライト結晶粉
体を得る共沈法等によって得られるものを使用できる。
【0035】本発明の下地層に用いられる無機粉末は、
非磁性粉末であり、例えば、金属酸化物、金属炭酸塩、
金属硫酸塩、金属窒化物、金属炭化物、金属硫化物、等
の無機質化合物から選択することができる。無機化合物
としては例えばα化率90%以上のα−アルミナ、β−
アルミナ、γ−アルミナ、θ−アルミナ、炭化ケイ素、
酸化クロム、酸化セリウム、α−酸化鉄、ゲータイト、
コランダム、窒化珪素、チタンカ−バイト、酸化チタ
ン、二酸化珪素、酸化スズ、酸化マグネシウム、酸化タ
ングステン、酸化ジルコニウム、窒化ホウ素、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
二硫化モリブデンなどが単独または組合せで使用され
る。特に好ましいのは、粒度分布の小ささ、機能付与の
手段が多いこと等から、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
鉄、硫酸バリウムであり、更に好ましいのは二酸化チタ
ン、α−酸化鉄である。
【0036】これら非磁性粉末の粒子サイズは0.00
5〜2μmが好ましいが、必要に応じて粒子サイズの異
なる非磁性粉末を組み合わせたり、単独の非磁性粉末で
も粒径分布を広くして同様の効果をもたせることもでき
る。とりわけ好ましいのは非磁性粉末の粒子サイズは
0.01μm〜0.2μmである。特に、非磁性粉末が
粒状金属酸化物である場合は、平均粒子径0.08μm
以下が好ましく、針状金属酸化物である場合は、長軸長
が0.3μm以下が好ましい。タップ密度は0.05〜
2g/ml、好ましくは0.2〜1.5g/mlであ
る。非磁性粉末の含水率は0.1〜5重量%、好ましく
は0.2〜3重量%、更に好ましくは0.3〜1.5重
量%である。非磁性粉末のpHは2〜11であるが、p
Hは5.5〜10の間が特に好ましい。非磁性粉末の比
表面積は1〜100m2/g、好ましくは5〜80m2
g、更に好ましくは10〜70m2/gである。非磁性
粉末の結晶子サイズは0.004μm〜1μmが好まし
く、0.04μm〜0.1μmが更に好ましい。DBP
(ジブチルフタレート)を用いた吸油量は5〜100m
l/100g、好ましくは10〜80ml/100g、
更に好ましくは20〜60ml/100gである。比重
は1〜12、好ましくは3〜6である。形状は針状、球
状、多面体状、板状のいずれでも良い。強熱減量は20
重量%以下であることが好ましい。本発明に用いられる
上記非磁性粉末のモース硬度は4以上、10以下のもの
が好ましい。これらの粉体表面のラフネスファクターは
0.8〜1.5が好ましく、更に好ましいラフネスファ
クターは0.9〜1.2である。
【0037】非磁性粉末のステアリン酸吸着量は1〜2
0μmol/m2、 好ましくは2〜15μmol/
2、さらに好ましくは3〜8μmol/m2である。非
磁性粉末の25℃での水への湿潤熱は0.2J/m2
0.6J/m2の範囲にあることが好ましい。また、こ
の湿潤熱の範囲にある溶媒を使用することができる。p
Hは3〜6の間にあることが好ましい。非磁性粉末の水
溶性ナトリウムは0〜150ppm、水溶性カルシウム
は0〜50ppmである。これらの非磁性粉末の表面に
はAl23、SiO2、TiO2、ZrO2、SnO2、S
23、ZnO、 Y23で表面処理することが好まし
い。特に分散性に好ましいのはAl23、 SiO2、T
iO2、ZrO2であるが、更に好ましいのはAl23
SiO2、ZrO 2である。これらは組み合わせて使用し
ても良いし、単独で用いることもできる。また、共沈さ
せた表面処理層を用いても良いし、先ずアルミナで処理
した後にその表層をシリカで処理する方法、またはその
逆の方法を採ることもできる。また、表面処理層は目的
に応じて多孔質層にしても構わないが、均質で密である
方が一般には好ましい。
【0038】本発明の下地層に用いられる非磁性粉末の
具体的な例としては、昭和電工製ナノタイト、住友化学
製HIT−100,ZA−G1、戸田工業社製αヘマタ
イトDPN−250,DPN−250BX,DPN−2
45,DPN−270BX,DBN−SA1,DBN−
SA3、石原産業製酸化チタンTTO−51B,TTO
−55A,TTO−55B,TTO−55C,TTO−
55S,TTO−55D,SN−100、αヘマタイト
E270,E271,E300,E303、チタン工業
製酸化チタンSTT−4D,STT−30D,STT−
30,STT−65C、αヘマタイトα−40、テイカ
製MT−100S,MT−100T,MT−150W,
MT−500B,MT−600B,MT−100F,M
T−500HD、堺化学製FINEX−25,BF−
1,BF−10,BF−20,ST−M、同和鉱業製D
EFIC−Y,DEFIC−R、日本アエロジル製AS
2BM,TiO2P25、宇部興産製100A,500
A、及びそれを焼成したものが挙げられる。特に好まし
い非磁性粉末は二酸化チタンとα−酸化鉄である。
【0039】下層塗布層にカ−ボンブラックを混合させ
て公知の効果である表面電気抵抗Rsを下げること、光
透過率を小さくすることができるとともに、所望のマイ
クロビッカース硬度を得る事ができる。また、下層にカ
ーボンブラックを含ませることで潤滑剤貯蔵の効果をも
たらすことも可能である。カーボンブラックの種類はゴ
ム用ファ−ネス、ゴム用サ−マル、カラ−用ブラック、
アセチレンブラック、等を用いることができる。下層の
カーボンブラックは所望する効果によって、以下のよう
な特性を最適化すべきであり、併用することでより効果
が得られることがある。
【0040】下層のカ−ボンブラックの比表面積は10
0〜500m2/g、好ましくは150〜400m2
g、DBP吸油量は20〜400ml/100g、好ま
しくは30〜200ml/100gである。カ−ボンブ
ラックの粒子径は5nm〜80nm、好ましく10〜5
0nm、さらに好ましくは10〜40nmである。カ−
ボンブラックのpHは2〜10、含水率は0.1〜10
%、タップ密度は0.1〜1g/mlが好ましい。本発
明に用いられるカ−ボンブラックの具体的な例としては
キャボット社製 BLACKPEARLS 2000,
1300,1000,900,800,880,70
0、VULCAN XC−72、三菱化成工業社製 #
3050B,#3150B,#3250B,#3750
B,#3950B,#950,#650B,#970
B,#850B,MA−600,MA−230,#40
00,#4010、コンロンビアカ−ボン社製 CON
DUCTEX SC、RAVEN 8800,800
0,7000,5750,5250,3500,210
0,2000,1800,1500,1255,125
0、アクゾー社製ケッチェンブラックECなどがあげら
れる。カ−ボンブラックを分散剤などで表面処理した
り、樹脂でグラフト化して使用しても、表面の一部をグ
ラファイト化したものを使用しても良い。また、カ−ボ
ンブラックを塗料に添加する前にあらかじめ結合剤で分
散しても良い。これらのカーボンブラックは上記無機質
粉末に対して50重量%を超えない範囲、非磁性層総重
量の40%を超えない範囲で使用できる。これらのカ−
ボンブラックは単独、または組合せで使用することがで
きる。本発明で使用できるカ−ボンブラックは例えば
「カ−ボンブラック便覧」(カ−ボンブラック協会編)
を参考にすることができる。
【0041】また下層塗布層には有機質粉末を添加する
こともできる。例えば、アクリルスチレン系樹脂粉末、
ベンゾグアナミン樹脂粉末、メラミン系樹脂粉末、フタ
ロシアニン系顔料が挙げられるが、ポリオレフィン系樹
脂粉末、ポリエステル系樹脂粉末、ポリアミド系樹脂粉
末、ポリイミド系樹脂粉末、ポリフッ化エチレン樹脂も
使用することができる。その製法は特開昭62−185
64号公報、特開昭60−255827号公報に記され
ているようなものが使用できる。
【0042】下地層の結合剤樹脂、潤滑剤、分散剤、添
加剤、溶剤、分散方法その他は磁性層のそれが適用でき
る。特に、結合剤樹脂量、種類、添加剤、分散剤の添加
量、種類に関しては磁性層に関する公知技術が適用でき
る。下地層の結合剤量は非磁性微粉末100重量部に対
し15〜40重量部と下層の方に結合剤量を多くするこ
とが好ましい。
【0043】以上の材料により調製した塗布液を非磁性
支持体上に塗布して下層塗布層あるいは磁性層を形成す
る。本発明に用いることのできる非磁性支持体としては
二軸延伸を行ったポリエチレンナフタレート、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリア
ミドイミド、芳香族ポリアミド、ポリベンズオキシダゾ
ール等が使用できる。好ましくはポリエチレンナフタレ
ート、芳香族ポリアミドである。これらの非磁性支持体
はあらかじめコロナ放電、プラズマ処理、易接着処理、
熱処理、等を行っても良い。また本発明に用いることの
できる非磁性支持体は中心線平均表面粗さがカットオフ
値0.25mmにおいて0.1〜20nm、好ましくは
1〜10nmの範囲という優れた平滑性を有する表面を
有することが好ましい。また、これらの非磁性支持体は
中心線平均表面粗さが小さいだけでなく1μ以上の粗大
突起がないことが好ましい。本発明の磁気記録媒体にお
ける非磁性支持体の好ましい厚みとしては4μm〜10
0μmである。
【0044】本発明で用いる非磁性支持体の磁性塗料が
塗布されていない面にバックコート層(バッキング層)
が設けられていても良い。バックコート層は、非磁性支
持体の磁性塗料が塗布されていない面に、研磨材、帯電
防止剤などの粒状成分と結合剤とを有機溶剤に分散した
バックコート層形成塗料を塗布して設けられた層であ
る。粒状成分として各種の無機顔料やカーボンブラック
を使用することができ、また結合剤としてはニトロセル
ロース、フェノキシ樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリウレ
タン等の樹脂を単独またはこれらを混合して使用するこ
とができる。本発明の非磁性支持体の磁性塗料およびバ
ックコート層形成塗料の塗布面に接着剤層が設けられい
てもよい。
【0045】本発明の磁気記録媒体の製造方法は、例え
ば、走行下にある非磁性支持体の表面に下地層塗布液、
および磁性塗布液を所定の膜厚となるように塗布する。
下地層塗布液および磁性層塗布液を逐次あるいは同時に
重層塗布しても良く、下地層塗布液と磁性層塗布液とを
逐次あるいは同時に重層塗布してもよい。上記下地層塗
布液もしくは磁性塗布液を塗布する塗布機としては、エ
アードクターコート、ブレードコート、ロッドコート、
押出しコート、エアナイフコート、スクイズコート、含
浸コート、リバースロールコート、トランスファーロー
ルコート、グラビヤコート、キスコート、キャストコー
ト、スプレイコート、スピンコート等が利用できる。
【0046】これらについては例えば株式会社総合技術
センター発行の「最新コーティング技術」(昭和58年
5月31日)を参考にできる。本発明の磁気記録媒体に
適用する場合、塗布する装置、方法の例として以下のも
のを提案できる。 (1) 磁性層塗布液の塗布で一般的に適用されるグラ
ビア、ロール、ブレード、エクストルージョン等の塗布
装置により、まず下層を塗布し、下層が未乾燥の状態の
うちに特公平1−46186号公報、特開昭60−23
8179号公報、特開平2−265672号公報等に開
示されているような支持体加圧型エクストルージョン塗
布装置により、上層を塗布する。 (2)特開昭63-88080号公報、特開平2-179
71号公報、特開平2-265672号公報に開示され
ているような塗布液通液スリットを2個有する一つの塗
布ヘッドにより上下層をほぼ同時に塗布する。 (3)特開平2-174965号公報に開示されている
ようなバックアップロール付きのエクストルージョン塗
布装置により、上下層をほぼ同時に塗布する。磁性層塗
布液の塗布層は、磁性層塗布液の塗布層中に含まれる強
磁性粉末に磁場配向処理を施した後に乾燥される。
【0047】このようにして乾燥された後、塗布層に表
面平滑化処理を施す。表面平滑化処理には、例えばスー
パーカレンダーロールなどが利用される。表面平滑化処
理を行うことにより、乾燥時の溶剤の除去によって生じ
た空孔が消滅し磁性層中の強磁性粉末の充填率が向上す
るので、電磁変換特性の高い磁気記録媒体を得ることが
できる。カレンダー処理ロールとしてはエポキシ、ポリ
イミド、ポリアミド、ポリアミドイミド等の耐熱性プラ
スチックロールを使用する。また金属ロールで処理する
こともできる。
【0048】その方法として、例えば上述したように特
定の強磁性粉末と結合剤を選んで形成した磁性層を上記
カレンダー処理を施すことにより行われる。カレンダー
処理条件としては、カレンダーロールの温度を60〜1
00℃の範囲、好ましくは70〜100℃の範囲、特に
好ましくは80〜100℃の範囲であり、圧力は98.
0〜490kN/mの範囲であり、好ましくは196〜
441kN/mの範囲であり、特に好ましくは特に好ま
しくは294〜392kN/mの範囲の条件で作動させ
ることによって行われることが好ましい。得られた磁気
記録媒体は、裁断機などを使用して所望の大きさに裁断
して使用することができる。
【0049】本発明の磁気記録媒体は、磁性層の厚み
は、0.05μm〜1μmであることが好ましい。本発
明の磁気記録媒体は、磁性層厚みを0.05μm〜1μ
mと、極めて薄くしたので高度な電磁変換特性を有する
磁気記録媒体が得られる。
【0050】一方、非磁性支持体上に直接薄層磁性層を
設けた場合には、潤滑性に優れるトリエステルを添加し
ても耐久性は不十分であり、また磁性層の平滑性も不十
分でノイズが大きく電磁変換特性は充分高い値が得れら
れない。しかし、本発明のように下地層を形成し、トリ
エステル化合物を少なくとも下地層に添加した場合、そ
の上に磁性層を塗布乾燥しさらにカレンダーすると本発
明の磁気記録媒体は、表面の中心線平均粗さが、カット
オフ値0.25mmにおいて1.0nm〜3.5nm、
好ましくは1.0〜3.0nmの範囲という極めて優れ
た平滑性を有する表面が得られる。このように本発明の
磁気記録媒体は、極めて平滑な磁性層が形成されるとと
もに、耐久性に極めて優れ、特に高温での高速耐久性が
優れるという特徴も有している。
【0051】特に平滑性の向上については下地層との組
み合わせが重要で、従来の単層磁性層の磁気記録媒体で
は予想できないものであった。また、耐久性向上効果は
下地層にのみこのトリエステル化合物を添加しても磁気
記録媒体が作成された後徐々に磁性層表面に滲み出して
くるためか耐久性は良好である。
【0052】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を説明する。ただ
し、実施例において、部は重量部を示す。 実施例1〜7、比較例3 (上層用磁性塗料の調製)強磁性合金粉末A(組成:F
e:Co:Al:Y=100:20:9:6(原子
比))Hc 159kA/m、結晶子サイズ15nm,
BET比表面積59m 2/g、長軸径0.09μm,針
状比7、σs140Am2/kg)100部をオープンニ
ーダーで10分間粉砕し、次いで塩化ビニル系共重合体
(日本ゼオン製MR110)を7.5重量部及びスルホ
ン酸含有ポリウレタン樹脂(東洋紡製UR8200)5
部(固形分)、及びシクロヘキサノン60部を添加して
60分間混練し、次いで α−アルミナ(住友化学工業製 HIT55) 10部 カーボンブラック(旭カーボン製 #50) 3部 メチルエチルケトン/トルエン=1/1(重量比) 200部 を加えてサンドミルで120分間分散した。これに ポリイソシアネート(日本ポリウレタン製 コロネート3041) 5部 (固形分) 表1の化合物 4部 ステアリン酸 1部 オレイン酸 1部 メチルエチルケトン 50部 を加え、さらに20分間撹拌混合したあと、1μmの平
均孔径を有するフィルターを用いて濾過し、磁性塗料を
調製した。
【0053】(下層用非磁性塗料の調整)酸化チタン
(平均粒径0.035μm、結晶型ルチル、TiO2
有量90%以上、表面処理層;アルミナ、BET比表面
積 35〜42m2/g、真比重4.1、pH6.5〜
8.0)85部、及びカーボンブラック(日本EC製
ケッチェンブラック)15部をオープンニーダーで10
分間粉砕し、次いで塩化ビニル系共重合体(日本ゼオン
製MR110)を17部及びスルホン酸含有ポリウレタ
ン樹脂(東洋紡製UR8200)10部(固形分)、及
びシクロヘキサノン60部を添加して60分間混練し、
次いで メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=6/4(重量比) 200部 を加えてサンドミルで120分間分散した。これに 表1の潤滑剤 ポリイソシアネート(日本ポリウレタン製 コロネート3041) 5部 (固形分) ステアリン酸 1部 オレイン酸 1部 メチルエチルケトン 50部 を加え、さらに20分間撹拌混合したあと、1μmの平
均孔径を有するフィルターを用いて濾過し、非磁性塗料
を調製した。
【0054】得られた非磁性塗料を1.5μmに、さら
にその直後に磁性塗料を乾燥後の厚さが0.2μmにな
るように、厚さ62μmのポリエチレンテレフタレ−ト
支持体の表面に同時重層塗布した。両層が未乾燥の状態
で周波数50Hz、2.5×10-2T、また周波数50
Hz、1.2×10-2Tの2つの磁場強度の交流磁場発
生装置の中を通過させランダム配向処理を行ない、さら
に乾燥後、7段のカレンダーで速度100m/min、
線圧294kN/m(300kgf/cm)、温度90
℃の条件で行なった。3.7型のディスクに打ち抜き、
表面研磨処理を施した後、ライナーが内側に設置され
た、Zip(Iomega社)用ディスクカートリッジ
に入れ所定の機構部品を付加してフロッピーディスクを
得た。得られたフロッピーディスクを以下の評価方法に
よって評価を行いその結果を表2に示す。
【0055】比較例1および2 実施例1において下地層を塗布せず直接支持体の上に磁
性層を塗布した点を除き実施例1と同様にフロッピーデ
ィスクを作製した。得られたフロッピーディスクを以下
の評価方法によって評価を行いその結果を表2に示す。
【0056】(測定方法) (1)電磁変換特性:米GUZIK社製のRWA100
1型ディスク評価装置及び協同電子システム製スピンス
タンドLS−90にて、ギャップ長0.3μmのメタル
インギャップヘッドを用い、半径24.6mmの位置に
おいて線記録密度60kfci時での再生出力(TA
A)とDC消去後のノイズを測定しS/N値を求めた。
比較例1のS/Nを0dBとしたときの相対的なS/N
を評価した。 (2)耐久性:フロッピーディスクドライブ(Iome
ga社製ZIP100:回転数2968rpm)を用い
て半径38mm位置にヘッドを固定し記録密度34kf
ciで記録した後その信号を再生し、再生信号を初期再
生信号とした。その後55℃20%RH、25℃50%
RHの環境で1500時間走行させた。走行24時間お
きに出力を測定し初期再生信号の70%以下となったと
き不良とし再生開始後の時間を表した。 (3)カレンダ−成形性:カレンダー処理前後の磁性層
表面粗さを測定した。デジタルオプティカルプロフィメ
ーター(WYKO製)を用い光干渉法によりカットオフ
0.25mmの条件で中心線平均粗さRaを測定し、カ
レンダーによる粗さの低下分を求めた。
【0057】
【表1】 化合物の構造 R12、R3、R4 化合物A 一般式(1) −C25 −CH2(CH23CH3 化合物B 一般式(1) −C25 −CH(CH2CH3)(CH23CH3 化合物C 一般式(1) −C25 −CH2(CH25CH3 化合物D 一般式(1) −C25 −CH2(CH29CH3 化合物E 一般式(1) −CH3 −CH2(CH215CH3 化合物F 一般式(2) − −CH2(CH29CH3 化合物G n−ブチルステアレート
【0058】
【表2】 化合物 電磁 耐久性(時間) カレンダ−成形性 上層 非磁性 変換特性 25℃ 55℃ 塗布後 カレンタ゛ー後 磁性層 下層 S/N(dB) 50%RH 50%RH Ra Ra △Ra 実施例1 化合物A 化合物A 1.6 1500 1500 11.8 2.9 8.9 実施例2 化合物B 化合物B 1.5 1500 1500 11.8 2.8 9 実施例3 化合物C 化合物C 1.7 1500 1500 11.8 2.9 8.9 実施例4 化合物D 化合物D 1.6 1500 1500 11.7 2.8 8.9 実施例5 化合物E 化合物E 1.6 1500 1500 11.8 2.8 9 実施例6 化合物F 化合物F 1.4 1500 1500 11.9 3.1 8.8実施例7 添加せず 化合物B 1.5 1500 1500 11.9 2.8 9.1 比較例1 化合物G − 0 123 31 12.3 4.2 8.1 比較例2 化合物A − 0.1 226 65 11.9 3.8 8.1 比較例3 化合物G 化合物G 0 142 41 12.4 4.3 8.1
【0059】
【発明の効果】本発明は、少なくとも特定のエステル化
合物を下地層の潤滑剤としたことによって、高密度記録
媒体での電磁変換特性を向上できた。また、高記録密度
のディスク媒体において耐久性を向上することができ、
特に高温での耐久性を向上することができた。また、カ
レンダー成形性が高く平滑な磁性層を実現できた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原澤 建 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 4J038 CA001 CA021 CB021 CC021 CD021 CD091 CE021 CE051 CE061 CF031 CG031 CG131 CG161 DA061 DA131 DA221 DB001 DD001 DG001 DL001 HA066 HA166 JA57 MA14 NA11 NA22 NA26 PB11 PC08 5D006 BA19 CA04 DA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも非磁性下層を含む
    下地層とその上に強磁性粉末を結合剤中に分散した磁性
    層を少なくとも一層設けた磁気記録媒体において、少な
    くとも下地層に下記の一般式(1)、(2)から選ばれ
    る少なくとも1種の化合物を含むことを特徴とする磁気
    記録媒体。 【化1】 ただし、R1は炭素数1〜2のアルキル基、 R2、R3、R4は炭素数4〜21の炭化水素基
  2. 【請求項2】 前記磁性層の厚みが0.05μm〜1μ
    mであることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 ディスク型磁気記録媒体であることを特
    徴とする請求項1または2記載の前記の磁気記録媒体で
    ある。
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